JP5223606B2 - 通信処理システム、ofdm信号送信方法、ofdm送信機、ofdm受信機、および制御局 - Google Patents

通信処理システム、ofdm信号送信方法、ofdm送信機、ofdm受信機、および制御局 Download PDF

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Description

本発明は通信処理システム、OFDM信号送信方法、OFDM送信機、OFDM受信機、および制御局に係り、特に、直交周波数分割多重信号(OFDM信号)を送受信することができるようにした通信処理システム、OFDM信号送信方法、OFDM送信機、OFDM受信機、および制御局に関する。
セルラ網を使ってセルエリア内に存在する各ユーザ(すなわち、各ユーザが保有する移動局MS(Mobile Station))に共通の物理リソースを割り当て、高画質な動画のストリーミング配信やニュース情報の配信、あるいはコマーシャルフィルムなどの配信を行うセルラブロードキャストサービス(以下、「MBS」という)の標準化が行われている(非特許文献1)。このMBSを用いた通信を「MBS通信」と呼ぶ。これに対して、基地局が1つの移動局MSに個別の物理リソースを割り当てて行う通信を「ユニキャスト通信」と呼ぶ。MBS通信の場合、少なくとも1つ以上の基地局から同一のマルチキャスト/ブロードキャストデータが送信される。なお、MBS通信を行う基地局の集合を「マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア」と定義する。マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアを構成する基地局の場合、一般的に、放送サービスと比較して1つの基地局がカバーするエリアは狭く、基地局のセルサイズは小さい。従って、小さなエリアでのみ有効なロケーションベースの情報サービスが可能となる。
また、MBSチャネル毎にエリアを異ならせることも可能であり、例えば音楽情報の配信やニュース情報の配信などの場合、広いエリアにブロードキャストする一方、店舗の広告やローカルニュースの配信などの場合、狭いエリアにブロードキャストするものとする。このとき、両方のMBSチャネルを多重することもでき、ユーザ(ユーザの移動局MS)は、自分の地理的位置で受信可能なMBSチャネルを選択して受信することができる。
一般に、オペレータ(すなわち、携帯端末の事業者)は、ユニキャスト通信の周波数リソース最大使用時においても安定したユニキャスト通信を保証するために、基地局の設備容量に対してある程度のマージンが残るように基地局を配置する。しかし、このように配置された基地局は、マージンの送信電力を使って最大送信電力でユニキャスト信号(非マクロダイバーシチ信号)を送信しない。なぜならば、ユニキャスト送信においては、基地局の送信電力が増加すると、基地局間の干渉が増加するため、システム全体のスループットが頭打ちになってしまうからである。特に、都市環境のように、基地局が狭いエリアに密に配置されるようなケースが典型的な例である。このようなケースでは、たとえ周波数リソースがすべて割り当てられた場合であっても、基地局が有する送信電力の上限値に対してマージンが残る。
他方、MBS通信では、Multi-cell Multicast-Broadcast Single Frequency Network(MBSFN)環境を想定している。このような環境においては、同じMBSが行われているマルチキャスト/ブロードキャストエリア内に存在する基地局から、同一の時間-周波数リソースを使って同一のMBSデータが送信される。そのため、マルチキャスト/ブロードキャストエリア内に存在する各移動局MSは、各基地局からのMBS信号(マクロダイバーシチ信号)をRF合成して受信することができる。従って、マルチキャスト/ブロードキャストエリア内に存在する基地局からの送信電力が増加したとしても、基地局間の干渉とならず、MBSシステム全体のスループットを改善することができる。これは、基地局の送信電力が増加すると、MBS通信に使用する変調方式やコーディングレートをより効率のよいものに設定することができるためである。
以上の理由から、ユニキャスト通信時における送信電力のマージンをMBS通信に割り当てることができれば、周波数の利用効率を高めることができる。その結果、このように余ったリソースを使うことでビットあたりのコストを低廉化し、安価にサービスを提供することができる。
ここで、ユニキャスト通信時における送信電力のマージンをMBS通信に割り当てるために、非マクロダイバーシチ信号とマクロダイバーシチ信号を周波数分割多重(FDM)または空間多重(SDM)する方法が提案されている(例えば非特許文献2)。図1(A)に示されるように、ユニキャストチャネルとMBSチャネルを時間分割多重(TDM)で割り当てると、MBS通信の送信電力を各基地局の最大送信電力に設定して送信することができるが、ユニキャスト通信時における送信電力のマージンをMBS通信に与えることができない。すなわち、図1(A)の場合、第1番目の時間シンボルから第6番目の時間シンボルまでは、ユニキャスト通信時に伴う余剰の送信電力が存在し、第7番目の時間シンボルから第12番目の時間シンボルまではMBS通信であるために余剰の送信電力が存在しない。そのため、第1番目の時間シンボルから第12番目の時間シンボルまでの送信電力を平均すると、各時間シンボルごとに余剰の送信電力が存在する。これに対して、図1(B)に示されるように、FDMやSDMでユニキャスト通信とMBS通信を多重する場合には、各シンボルでユニキャスト通信時における送信電力のマージンを使ってMBS通信時における送信電力をブーストすることができる。すなわち、図1(B)の場合、第1番目の時間シンボルから第12番目の時間シンボルのいずれにおいても、ユニキャスト通信時に伴う余剰の送信電力をMBS通信に対して与えることができるため、余剰の送信電力が存在しない。そのため、第1番目の時間シンボルから第12番目の時間シンボルまでのリソースを最大限有効活用することができる。これによって、ユニキャスト通信のスループットを全く劣化することなしに、MBSシステム全体のスループットを向上させることができる。
なお、本発明の実施形態に用いる「時間シンボル」とは、図1(A)と(B)に示されるように、複数のサブキャリアを用いて各シンボルを送信する際の時間軸上の単位を意味している。
IEEE802.16e規格 http://wirelessman.org/tgm/contrib/C80216m−08_1047r1.doc
まず、MBSチャネルの送信電力のブーストを制御する際に以下の2つの課題がある。
1つ目は、ユニキャスト通信時における送信電力の変動を考慮する必要があるという点である。具体的には、MBS通信のスケジューリングは、複数の基地局間で協調して行うために、ユニキャスト通信のスケジューリングよりも何時間シンボルか前に行う必要がある。仮にユニキャスト通信時における送信電力のマージンが時間的にほぼ均一であるとすると、このほぼ均一の送信電力のマージンを考慮しつつ、MBS通信時における送信電力のブーストを適用する時間シンボルに対してMBS通信のスケジューリングを行うこととなる。
ところが、ユニキャスト通信時における送信電力のマージン自体が変動する場合には、上記の場合と異なり、MBS通信時における送信電力のブーストを適用する時間シンボルでの、ユニキャスト通信時における送信電力のマージンを知ることはできない。そのため、現実的には、ユニキャスト通信時における送信電力のマージンの変動を考慮し、MBSスケジューリング時点で、MBS通信時における送信電力のブーストを適用する時間シンボルでの、ユニキャスト通信時における送信電力のマージンを推定し、MBS通信時における送信電力のブーストを適用する時間シンボルに対してMBS通信のスケジューリングを行うこととなる。すなわち、MBSスケジューリング時点でのユニキャスト通信時における送信電力のマージンから変動分を差し引いた値を、MBS通信時における送信電力のブーストに割り当てることとなる。このように、ユニキャスト通信時における送信電力の変動を考慮した上でMBSチャネルの送信電力ブーストを制御することは非常に困難である。
2つ目は、各基地局がMBS通信時における送信電力を同じだけブーストしなければならない点である。既知の基準位相を示す基準信号であるパイロットチャネル信号の送信電力をブーストしない場合にパイロットチャネル信号を用いてマクロダイバーシチ信号を復調するためには、パイロットチャネル信号とマクロダイバーシチ信号の電力比が同一のマクロダイバーシチ信号を送信する基地局のいずれにおいても一定に保たれている必要がある。ところが、ユニキャスト通信時における送信電力のマージンは、実際にはセルサイズの違いなどによりそれぞれの基地局によって異なる。基地局のセルサイズが大きいとユニキャスト通信時における送信電力も大きいため、ユニキャスト通信時における送信電力のマージンは小さい。従って、マルチキャスト/ブロードキャストエリア内に存在する基地局中で最も小さい送信電力のマージンに合わせて、各基地局でのMBS通信時における送信電力ブースト値を決めなければならない。
具体的には、図2に示されるように、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア♯1の場合、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア♯1を構成する基地局は基地局♯1乃至♯6であり、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア♯1内に存在する基地局♯1乃至♯6の中で最も小さい送信電力のマージンを有する基地局は基地局♯5である。従って、基地局♯5における送信電力のマージンに合わせて、各基地局♯1乃至♯6でのMBS通信時における送信電力ブースト値が決定される。一方、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア♯2の場合、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア♯2を構成する基地局は基地局♯1乃至♯2であり、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア♯2内に存在する基地局♯1乃至♯2の中で最も小さい送信電力のマージンを有する基地局は基地局♯2である。従って、基地局♯2における送信電力のマージンに合わせて、各基地局♯1乃至♯2でのMBS通信時における送信電力ブースト値が決定される。
以上のように、MBSチャネルの送信電力のブーストを制御する際には2つの課題があり、
ユニキャスト通信時における送信電力のマージンをMBS通信にただ単に割り当てれば、MBS通信時における送信電力をブーストすることができるわけではない。
次に、たとえMBS通信時における送信電力をブーストすることができたとしても、これによって、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア境界で起きる隣接セルへの干渉電力が増大することも課題である。マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア内では、MBSFN環境を想定しており、MBS通信時における送信電力をブーストしたとしても基地局間の干渉にはならない。これに対して、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア境界の外で同一の周波数−時間リソースを使ってユニキャスト通信を行っている基地局と移動局MSにとっては、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアからの送信電力の増大による基地局間の干渉が問題となる。ここで、ユニキャスト通信においては、各移動局MSが受信環境を測定し、測定された受信環境を基地局に通知する。基地局は、各移動局MSの受信環境に応じて変調方式およびコーディングレートを決めて、物理リソースをスケジューリングする(適応変調)。そのため、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアに隣接するセルがユニキャスト通信を行っているときに移動局MSが受信環境を測定すると、測定された受信環境はマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア境界での干渉によって何らかの影響を受けてしまい、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア境界での干渉を受けた受信環境に基づいたスケジューリングが行われてしまう。その結果、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアでMBS通信時における送信電力のブーストを行っている場合に隣接するセルのユニキャスト通信が所要の受信品質を確保することができなくなってしまう。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、MBSチャネルの送信電力のブーストを好適に制御することができる通信処理システム、OFDM信号送信方法、OFDM送信機、OFDM受信機、および制御局を提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、MBSチャネルの送信電力のブーストに伴うマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア境界に隣接するユニキャスト通信用の基地局への干渉を好適に回避することができる通信処理システム、OFDM信号送信方法、OFDM送信機、OFDM受信機、および制御局を提供することを第2の目的とする。
本発明の通信処理システムは、上述した課題を解決するために、OFDM送信機と、セルサイズが近くまたはほぼ同程度の複数のOFDM送信機により構成される同一のサービスエリアを提供する1または複数の制御局を有し、前記OFDM送信機にて第1のデータの通信に第2のデータの通信の送信電力のマージンを割り当て、前記第1のデータの通信における送信電力をブーストする通信処理システムにおいて、1または複数の制御局は、同一のサービスエリアを構成するOFDM送信機に対して、第1のデータと第2のデータおよび時間シンボル情報を送信し、同一のサービスエリアを構成する各OFDM送信機からのそれぞれの送信電力マージンを受信し、受信された複数の送信電力マージンに基づいて送信電力ブースト値を決定し、同一のサービスエリアを構成するOFDM送信機に対して、決定された送信電力ブースト値を送信し、同一のサービスエリアを構成する各OFDM送信機は、制御局からの第1のデータと第2のデータおよび時間シンボル情報を受信し、制御局からの時間シンボル情報に基づく時間シンボルにおける送信電力マージンを算出し、算出された送信電力マージンを制御局に送信し、制御局からの送信電力ブースト値を受信し、受信された送信電力ブースト値を第1のデータに対応するデータチャネル信号に乗算し、時間シンボル情報に基づく時間シンボルで、第1のデータに対応するマクロダイバーシチ信号と第2のデータに対応する非マクロダイバーシチ信号が周波数分割多重されたOFDM信号を生成し、生成されたOFDM信号をOFDM受信機に送信することを特徴とする。
本発明のOFDM送信方法は、上述した課題を解決するために、サービスエリアを構成し、第1のデータチャネル信号の通信に第2のデータチャネル信号の通信の送信電力のマージンを割り当て、前記第1のデータチャネル信号の通信における送信電力をブーストするOFDM送信機のOFDM送信方法において、通信路符号化によって得られるビット列を変調して第1のデータチャネル信号および第2のデータチャネル信号のうちのいずれか1つ以上のデータチャネル信号を生成するデータチャネル信号生成ステップと、パイロットチャネル信号を生成するパイロットチャネル信号生成ステップと、データチャネル信号生成ステップの処理により生成されたデータチャネル信号、およびパイロットチャネル信号生成ステップの処理により生成されたパイロットチャネル信号を、それぞれ、パイロットサブキャリアとデータサブキャリアに割り当てる割り当てステップと、パイロットサブキャリアとデータサブキャリアに割り当てたパイロットチャネル信号および第1のデータチャネル信号に対して、各々のサービスエリア間で直交もしくは擬似直交の予め定められたサービスエリアに固有のスクランブリングコードを乗算するとともに、データサブキャリアに割り当てた第2のデータチャネル信号に対して、各々のOFDM送信機間で直交もしくは擬似直交の予め定められたOFDM送信機に固有のスクランブリングコードを乗算するスクランブリングステップと、データチャネル信号に第1のデータチャネル信号が含まれる場合、スクランブリングステップの処理によりスクランブリングコードが乗算された第1のデータチャネル信号に、同一のサービスエリアを構成するOFDM送信機を制御する1または複数の制御局からサービスエリアの構成要素となるOFDM送信機に対して予め通知された送信電力ブースト値を乗算する送信電力ブーストステップと、制御局からの時間シンボル情報に基づく時間シンボルで、スクランブリングステップの処理によりスクランブリングコードが乗算された第2のデータチャネル信号とパイロットチャネル信号と、送信電力ブーストステップの処理により送信電力ブースト値が乗算された第1のデータチャネル信号に対してOFDM変調を施し、第1のデータチャネル信号に対応するマクロダイバーシチ信号と第2のデータチャネル信号に対応する非マクロダイバーシチ信号が周波数分割多重されたOFDM信号を生成するOFDM信号生成ステップと、OFDM信号生成ステップの処理により生成されたOFDM信号をOFDM受信機にアンテナを介して送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
本発明のOFDM送信機は、上述した課題を解決するために、サービスエリアを構成し、第1のデータチャネル信号の通信に第2のデータチャネル信号の通信の送信電力のマージンを割り当て、前記第1のデータチャネル信号の通信における送信電力をブーストするOFDM送信機において、通信路符号化によって得られるビット列を変調して第1のデータチャネル信号および第2のデータチャネル信号のうちのいずれか1つ以上のデータチャネル信号を生成するデータチャネル信号生成手段と、パイロットチャネル信号を生成するパイロットチャネル信号生成手段と、データチャネル信号生成手段により生成されたデータチャネル信号、およびパイロットチャネル信号生成手段により生成されたパイロットチャネル信号を、それぞれ、パイロットサブキャリアとデータサブキャリアに割り当てる割り当て手段と、パイロットサブキャリアとデータサブキャリアに割り当てたパイロットチャネル信号および第1のデータチャネル信号に対して、各々のサービスエリア間で直交もしくは擬似直交の予め定められたサービスエリアに固有のスクランブリングコードを乗算するとともに、データサブキャリアに割り当てた第2のデータチャネル信号に対して、各々のOFDM送信機間で直交もしくは擬似直交の予め定められたOFDM送信機に固有のスクランブリングコードを乗算するスクランブリング手段と、データチャネル信号に第2のデータチャネル信号が含まれる場合、スクランブリング手段によりスクランブリングコードが乗算された第2のデータチャネル信号に、同一のサービスエリアを構成するOFDM送信機を制御する1または複数の制御局からサービスエリアの構成要素となるOFDM送信機に対して予め通知された送信電力ブースト値を乗算する送信電力ブースト手段と、制御局からの時間シンボル情報に基づく時間シンボルで、スクランブリング手段によりスクランブリングコードが乗算された第2のデータチャネル信号とパイロットチャネル信号と、送信電力ブースト手段により送信電力ブースト値が乗算された第1のデータチャネル信号に対してOFDM変調を施し、第1のデータチャネル信号に対応するマクロダイバーシチ信号と第2のデータチャネル信号に対応する非マクロダイバーシチ信号が周波数分割多重されたOFDM信号を生成するOFDM信号生成手段と、OFDM信号生成手段により生成されたOFDM信号をOFDM受信機にアンテナを介して送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
本発明のOFDM受信機は、上述した課題を解決するために、サービスエリアを構成し、第1のデータチャネル信号の通信に第2のデータチャネル信号の通信の送信電力のマージンを割り当て、前記第1のデータチャネル信号の通信における送信電力をブーストするOFDM送信機から送信されたOFDM信号を受信する受信手段と、受信手段により受信されたOFDM信号に対してOFDM復調を施し、サブキャリア毎の信号に分割するOFDM復調手段と、サブキャリア毎に分割された信号から、サブキャリアにそれぞれ割り当てられているパイロットチャネル信号とデータチャネル信号を分離する分離手段と、分離手段により分離されたパイロットチャネル信号およびデータチャネル信号に含まれる第1のデータチャネル信号に対して、サービスエリアに固有のスクランブリングコードを用いてデスクランブリングするとともに、分離手段により分離されたデータチャネル信号に含まれる第2のデータチャネル信号に対して、OFDM送信機に固有のスクランブリングコードを用いてデスクランブリングするデスクランブリング手段と、デスクランブリング手段によりデスクランブリングされた第1のデータチャネル信号に、同一のサービスエリアを構成するOFDM送信機に対して予め通知された送信電力ブースト値の逆数を乗算する送信電力デブースト手段と、分離手段により分離されたパイロットチャネル信号に基づいて、分離手段により分離されたデータチャネル信号のチャネル推定を行うチャネル推定手段と、チャネル推定手段により推定されたチャネル推定値を用いて、デスクランブリング手段によりデスクランブリングされた第2のデータチャネル信号および、送信電力デブースト手段により送信電力ブースト値の逆数が乗算された第1のデータチャネル信号を等化する等化手段と、等化手段により等化された第1のデータチャネル信号と第2のデータチャネル信号を復調するデータ復調手段とを備えることを特徴とする。
本発明の制御局は、上述した課題を解決するために、セルサイズが近くまたはほぼ同程度の複数のOFDM送信機により構成される同一のサービスエリアを提供し、前記OFDM送信機にて第1のデータの通信に第2のデータの通信の送信電力のマージンを割り当て、前記第1のデータの通信における送信電力をブーストさせる通信処理システムの制御局において、同一のサービスエリアを構成するOFDM送信機に対して、第1のデータと第2のデータおよび時間シンボル情報を送信するデータ送信手段と、同一のサービスエリアを構成する各OFDM送信機からのそれぞれの送信電力マージンを受信する受信手段と、受信手段により受信された複数の送信電力マージンに基づいて送信電力ブースト値を決定する決定手段と、同一のサービスエリアを構成するOFDM送信機に対して、決定手段により決定された送信電力ブースト値を送信する送信電力ブースト値送信手段とを備える。

本発明によれば、MBSチャネルの送信電力のブーストを好適に制御することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図3は、本発明の実施形態に係る無線通信システム1の概略的な構成を表している。図3に示されるように、無線通信システム1は、OFDM送信機制御局10、複数(N)のOFDM送信機11−1、11−2、・・・11−N、および各OFDM送信機11乃至11−Nから異なるチャネル(伝搬路)を経て送信されてくるOFDM信号を受信するOFDM受信機12からなる。OFDM送信機11−1乃至11−Nは、それぞれOFDM信号をOFDM受信機12に送信する。OFDM送信機11−1乃至11−Nは、必ずしもすべて異なる場所に設置されている必要はなく、そのうちのいくつかのOFDM送信機が同じ場所に設置されるようにしてもよい。例えば2つのOFDM送信機が一つの無線通信装置の中に含まれてもよい。このような場合、サブキャリア割り当て部(後述する)などのOFDM送信機の構成要素は、いずれのOFDM送信機においても共通の構成要素であることから、これらの共通の構成要素を複数のOFDM送信機で共用するようにしてもよい。
OFDM送信機制御局10は、少なくとも1つ以上のOFDM送信機11が電力制御などにおいて協調動作を行う際に、各OFDM送信機11−1乃至11−Nの動作を制御する。
図3のOFDM送信機11−1乃至11−Nは、いずれもセルラーシステム(携帯電話機システム)における「基地局」であり、また、図1のOFDM受信機12は「移動局MS」である。なお、OFDM送信機11−1乃至11−Nは、以下において、それぞれを個々に区別する必要がない場合、OFDM送信機11と総称する。さらに、本発明の実施形態においては、ブロードキャスト/マルチキャストサービス(MBS)に特化するため、OFDM送信機制御局10は特に明記しない限り「MBS制御局」として記述する。
ここで、OFDM送信機制御局10としてのMBS制御局は、1つのマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアのみならず、複数の異なるマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア(同一のMBSをサポートする基地局の集合)を提供することができる。図4は、MBS database、OFDM送信機制御局10としてのMBS制御局、およびOFDM送信機11としての基地局により構成されるネットワークシステムの構成例を示している。例えば図4の場合、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア♯1は、OFDM送信機11としての基地局♯1と基地局♯2のセルエリアのみをカバーする。マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア♯2は、OFDM送信機11としての基地局♯5と基地局♯6のセルエリアをカバーし、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア♯3は、OFDM送信機11としての基地局♯1乃至基地局♯4のセルエリアをカバーする。また、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア♯4は、OFDM送信機11としての基地局♯1乃至♯6までのすべてのセルエリアをカバーする。従って、MBS制御局♯1によって制御される基地局♯1は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア♯1、♯3、および♯4にカバーされており、換言すれば、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア♯1、♯3、および♯4を構成する基地局である。そのため、これらの3つのMBSを任意にまたは選択的に受信することができる。なお、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア♯1、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア♯2、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア♯3、およびマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア♯4に存在するOFDM受信機12としての移動局MSに対して行われるMBSは、それぞれ、「MBS1」、「MBS2」、「MBS3」、および「MBS4」と称する。また、図4の場合、説明を簡略化するために、1つのMBS制御局によって制御される基地局の数を2としたが、このような場合に限られず、3つ以上の基地局が1つのMBS制御局によって制御されるようにしてもよい。
図5は、OFDM送信機制御局10としてのMBS制御局と、MBS制御局が制御を行うOFDM送信機11としての基地局♯kとの間におけるプロセスフローを表している。図5に示されるように、ステップS1において、OFDM送信機制御局10としてのMBS制御局は、MBS送信データの準備ができると、まずMBS送信時間シンボルをスケジューリングしてMBS送信時間シンボルを決定する。このとき、1つのMBS制御局内でマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアが閉じているMBSを優先的にユニキャスト通信とFDM(周波数分割多重)する。具体的には、図4の場合、MBS1とMBS2は、1つのMBS制御局内でマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアが閉じているMBSである。これに対して、MBS3とMBS4は、1つのMBS制御局内でマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアが閉じているMBSではなく、複数のMBS制御局にマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアが跨っているMBSである。従って、MBS1とMBS2では、MBS3とMBS4よりも優先的にユニキャスト通信とFDMされる。図6は、ユニキャスト通信、MBS1によるMBS通信、およびMBS4によるMBS通信に対して行われる物理リソースの割り当て方法を示している。ここで、図4に示されるように、MBS1は、1つのMBS制御局内でマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアが閉じているMBSであり、すなわち、MBS制御局♯1が制御を行う基地局(基地局♯1)のみからマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア♯1を構成している。一方、MBS4は、複数のMBS制御局にマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアが跨っているMBSであり、すなわち、複数のMBS制御局(MBS制御局♯1乃至♯3)にわたってマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア4を構成している。このとき、図6に示されるように、MBS1によるMBS通信は、ユニキャスト通信とFDMされ、MBS4によるMBS通信はTDM(時間分割多重)される。
上記の場合、1つのMBS制御局が制御を行う基地局のみにより構成されるマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアを有するMBSは「MBS送信電力のブーストを制御しやすいMBS」であると考えられることから、このMBSを優先的にユニキャスト通信とFDM(周波数分割多重)するようにしている。しかし、本発明の実施形態における「MBS送信電力のブーストを制御しやすいMBS」には、1つのMBS制御局が制御を行う基地局のみにより構成されるマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアを有するMBS以外のものも含まれる。例えば極少数のMBS制御局が制御を行う基地局のみにより構成されるマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアを有するMBSも、「MBS送信電力のブーストを制御しやすいMBS」に含まれる。
一般に広いエリアでサービスを行うMBSの場合、このMBSに対応するマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアには多数の基地局(OFDM送信機11)が含まれており、基地局の数が多ければ多いほど、リアルタイムに全ての基地局の送信電力マージンの最小値を求めることは困難であり、さらに十分なマージンが期待できない。そこで、「MBS送信電力のブーストを制御しやすいMBS」であるか否かの基準として、セルサイズが近いまたはほぼ同程度の、少数の基地局のみからなるマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアを有するMBSであるか否かという基準を定立することができる。この基準が定立される理由として、以下のような理由が挙げられる。
すなわち、1つまたは極少数のMBS制御局に属する基地局のみにより構成されるマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアを有するMBSの場合、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアに含まれる基地局の数が少なく、またそのような基地局は距離的にも近接していることから、リアルタイムに全ての基地局の送信電力マージンの最小値を求めることは容易である。さらに、一般にそのような基地局のカバレッジは同程度であるため、送信電力のマージンも同程度であると考えられ、送信電力のマージンを無駄なくMBS送信電力ブーストに使用することができる。従って、セルサイズがほぼ同程度または近い、少数の基地局のみからなるマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアを有するMBSであれば、最適な送信電力ブースト値を適用することができる。
なお、このことは、換言すれば、送信電力ブースト値は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアを有するMBSごとに基本的に異なることを意味している。
本発明の実施形態においては、このような基準に基づき、「MBS送信電力のブーストを制御しやすいMBS」であるか否かを判断し、「MBS送信電力のブーストを制御しやすいMBS」に該当するMBSに関しては、優先的にユニキャスト通信とFDM(周波数分割多重)する。一方、「MBS送信電力のブーストを制御しやすいMBS」に該当しないMBSに関しては、ユニキャスト通信とTDM(時間分割多重)される。
図5に戻り、次に、ステップS2においてMBS制御局は、MBS制御局が制御を行う各基地局♯kに各MBSの送信時間シンボルを通知するとともに、各MBSデータも送信する。ステップS3において、MBS制御局は、MBS制御局が制御を行う各基地局♯k以外の他の基地局に各MBSの送信時間シンボルを通知するとともに、各MBSデータも送信する。
ステップS11において、基地局♯kの制御部(後述する図7の制御部21)は、トラフィック状況を鑑みて、通知された送信時間シンボルでの送信電力マージンを以下の[数1]を用いて計算する。
[数1]
送信電力マージン=最大送信電力−{(送信電力マージン計算時点でのユニキャスト通信の送信電力+ユニキャスト送信電力の変動)×MBS送信時のユニキャスト周波数リソースの割合}
ステップS12において、基地局♯kは、計算された送信時間シンボルでの送信電力マージンをMBS制御局に通知する。このとき、他の基地局からもMBS制御局に対して、それぞれに計算された送信時間シンボルでの送信電力マージンが通知される。ステップS4において、MBS制御局では、各基地局から通知された複数の送信電力マージンの中の最小値をMBS送信電力ブースト値として決定する。なお、「MBS送信電力ブースト値」とは、ユニキャストデータチャネル信号に対応するOFDM信号の送信電力を基準とする係数(倍数)である。ステップS5において、MBS制御局は、決定されたMBS送信電力ブースト値を基地局♯kに送信する。また、MBS制御局は、決定されたMBS送信電力ブースト値を他の基地局にも送信する。MBS送信時の変調方式とコーディングレート(MCS)は、この送信電力ブースト値を踏まえて決定されるため、この時点で各基地局に送信される。
ステップS13において、基地局♯kは、MBS制御局から通知されたMBS送信MCSを用いてMBSデータをコーディングするとともに変調する。基地局♯kは、変調後のマクロダイバーシチ信号を非マクロダイバーシチ信号とFDMし、決められた物理リソースを使ってOFDM受信機12としての移動局MSにMBS送信する。
図7は、図3に示されるOFDM送信機11の内部の構成を表している。図7に示されるように、OFDM送信機11は、制御部21、パイロットチャネル信号生成部22、データチャネル信号生成部23、サブキャリア割り当て部24、スクランブリング部25、MBS送信電力ブースト部26、IFFT部(周波数ー時間領域変換部)27、無線送信部28、およびアンテナ29を備える。
制御部21は、OFDM送信機11を統括的に制御し、パイロットチャネル信号生成部22、データチャネル信号生成部23、サブキャリア割り当て部24、スクランブリング部25、およびIFFT部27を制御する。パイロットチャネル信号生成部22は、パイロットチャネル信号元ビット列生成部31とパイロットチャネル信号元ビット列変調部32からなる。パイロットチャネル信号元ビット列生成部31は、パイロットチャネル信号の元となるビット列を生成し、生成されたビット列をパイロットチャネル信号元ビット列変調部32に出力する。パイロットチャネル信号元ビット列変調部32は、パイロットチャネル信号元ビット列生成部31からのパイロットチャネル信号元ビット列に対して直交位相シフトキーイング(QPSK)のようなディジタル変調を施し、パイロットチャネル信号を生成する。
ここで、マクロダイバーシチ信号(MBS信号)と非マクロダイバーシチ信号(ユニキャスト信号)をFDMする場合、マクロダイバーシチ信号と非マクロダイバーシチ信号とでそれぞれ異なるパイロットチャネル信号を使用する方法と、送信側ではマクロダイバーシチ信号と非マクロダイバーシチ信号のいずれにおいても同一のパイロットチャネル信号を共用し、受信側でチャネル推定の方法を工夫して非マクロダイバーシチ信号のチャネル応答と、マクロダイバーシチ信号のチャネル応答をそれぞれ求める方法の2つが考えられる。本実施形態においては、後者の方法に基づいて説明する。勿論、前者の方法を用いるようにしてもよい。
データチャネル信号生成部23は、データコーディング部33とコーディング後データ信号変調部34からなる。データコーディング部33は、図示せぬ送信データビット列生成部にて生成された送信データビット列(下り送信データビット列)に対して、制御部21から指示されたチャネルコーディングレートでチャネルコーディングを施し、これにより得られるコーディング後のデータ信号をコーディング後データ信号変調部34に出力する。コーディング後のデータ信号データ信号変調部34は、コーディング後のデータ信号に対して、制御部21から指示された変調方式で、直交位相シフトキーイング(QPSK)のようなディジタル変調を施し、送信データチャネル信号を生成する。なお、データチャネル信号生成部23において送信データチャネル信号が生成される場合、生成される送信データチャネル信号が非マクロダイバーシチ信号であるかマクロダイバーシチ信号であるかによって、コーディングレートや変調方式を異なるようにしてもよい。
パイロットチャネル信号生成部22により生成されるパイロットチャネル信号、およびデータチャネル信号生成部23により生成されるデータチャネル信号(ユニキャストデータチャネル信号/MBSデータチャネル信号)は、いずれも複素数値で表される。なお、パイロットチャネル信号は、例えばOFDM受信機12におけるチャネル推定(チャネル応答の推定) に用いられる。パイロットチャネル信号は、OFDM受信機12のタイミング同期や周波数同期にも用いるようにしてもよい。以下の実施形態においては、パイロットチャネル信号をOFDM受信機12のチャネル推定に用いた場合について説明をしている。なお、MBSデータチャネル信号を「第1のデータチャネル信号」と定義し、ユニキャストデータチャネル信号を「第2のデータチャネル信号」と定義する。
サブキャリア割り当て部24は、パイロットチャネル信号生成部22からのパイロットチャネル信号、およびデータチャネル信号生成部23からのデータチャネル信号(ユニキャストデータチャネル信号/MBSデータチャネル信号)を、パイロットチャネル信号およびデータチャネル信号(ユニキャストデータチャネル信号/MBSデータチャネル信号)のそれぞれに対応するサブキャリア、すなわちパイロットサブキャリアおよびデータサブキャリア(ユニキャストデータサブキャリア/MBSデータサブキャリア)にそれぞれ割り当てる。ここで、「信号をサブキャリアに割り当てる」とは、複素数値で表される信号に対して、この信号に対応するサブキャリアの時間軸上及び周波数軸上の位置を表すサブキャリアインデックスを付加することを意味する。
このとき、MBSデータに割り当てられる物理リソース(周波数時間リソース)は、OFDM送信機制御局10としてのMBS制御局からOFDM送信機11としての基地局にあらかじめ通知されている。OFDM送信機11としての基地局は、OFDM送信機制御局10としてのMBS制御局からの通知に従い、MBSデータチャネル信号に対して、同一のマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアに存在するすべての基地局で共通する周波数時間リソースを割り当てる。これにより、マクロダイバーシチ信号にはマクロダイバーシチ受信が適用される。
具体的には、図6に示されるように、MBS1によるMBS通信はユニキャスト通信とFDMされるが、予めOFDM送信機制御局10としてのMBS制御局によって周波数時間リソースが割り当てられている。
スクランブリング部25は、パイロットチャネル信号およびデータチャネル信号(MBSデータチャネル信号)に対して各マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア間で直交もしくは擬似直交の予め定められたマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア固有のスクランブリングコードを乗算する。なお、スクランブリングの目的は、変調されたデータシンボル及びパイロットシンボルを、隣接するマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアに属するOFDM送信機間でランダム化することである。また、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア固有のスクランブリングコードは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアに属するOFDM送信機11間で共通である。
さらに、スクランブリング部25は、データサブキャリアに割り当てたデータチャネル信号(ユニキャストデータチャネル信号)に対して、各々のOFDM送信機間で直交もしくは擬似直交の予め定められたOFDM送信機11に固有のスクランブリングコードを乗算する。
スクランブリング部25は、スクランブリング後のパイロットチャネル信号およびユニキャストデータチャネル信号をOFDM変調器であるIFFT部(逆高速フーリエ変換部、すなわち、周波数−時間領域変換部)27に直接出力する。また、スクランブリング部25は、スクランブリング後のMBSデータチャネル信号をMBS送信電力ブースト部26に出力する。
MBS送信電力ブースト部26は、OFDM送信機制御局10としてのMBS制御局から予め通知されているMBS送信電力ブースト値を各MBSデータチャネル信号に乗算し、乗算後の信号をIFFT部27に出力する。
IFFT部27は、スクランブリング部25からの信号に対してOFDM変調を施し、複数のOFDMシンボルの系列であるOFDM信号を生成する。すなわち、IFFT部27は、周波数領域の信号を時間領域の信号に変換することによってOFDM信号を生成する。IFFT部27にて生成されたOFDM信号は、図示せぬGI付加部によってガードインターバル(GI)が付加された後、ディジタル− アナログ変換器、アップコンバータ及び電力増幅器などを含む無線送信部28によって無線信号(RF信号)に変換され、アンテナ29から送信される。
特に、OFDM送信機11としての基地局におけるMBS送信処理を実行する場合、IFFT部27は、マクロダイバーシチ信号と非マクロダイバーシチ信号が周波数分割多重されたOFDM信号を生成する。そして、無線送信部28は、マクロダイバーシチ信号と非マクロダイバーシチ信号が周波数分割多重されたOFDM信号をアンテナ29を介して送信する。これにより、図6に示されるように、MBS1による通信は、ユニキャスト通信が周波数分割多重される。これに対して、MBS4によるMBS通信は、TDM(時間分割多重)される。なお、このMBS送信処理は、OFDM送信機11としての基地局にて、OFDM送信機制御局10としてのMBS制御局から送信されたMBS送信電力ブースト値およびMBS送信時の変調方式とコーディングレートが受信された後、MBS送信時間シンボルの順番に間に合うように開始される。
図8は、図3のOFDM受信機12の内部の構成を表している。図8は、OFDM受信機12のマクロダイバーシチ受信および非マクロダイバーシチ受信に関わる構成を表している。図8に示されるように、OFDM受信機12は、制御部41、アンテナ42、無線受信部43、FFT部(時間−周波数領域変換部)44、周波数チャネル分離部45、デスクランブリング部46、MBS送信電力デブースト部47、チャネル推定部48、チャネル等化部48、データチャネル信号復調部50、およびデータ信号デコーディング部51を備える。
制御部41は、OFDM受信機12を統括的に制御し、周波数チャネル分離部45、デスクランブリング部46、チャネル推定部47、チャネル等化部48、データチャネル信号復調部49、およびデータ信号デコーディング部50を制御する。
アンテナ42によって受信された無線信号は、低雑音増幅器、ダウンコンバータ及びアナログ−ディジタル変換器(いずれも図示せず)などを含む無線受信部43によってベースバンドディジタル信号に変換される。ベースバンドディジタル信号は、図示せぬGI除去部によってガードインターバルが除去された後、FFT部44(高速フーリエ変換部、すなわち、時間−周波数領域変換部)により時間領域の信号から周波数領域の信号、すなわちサブキャリア毎の信号に分割される。FFT部44は、サブキャリア毎に分割された出力信号を周波数チャネル分離部45に出力する。周波数チャネル分離部45は、サブキャリアにそれぞれ割り当てられているパイロットチャネル信号とデータチャネル信号(ユニキャストデータチャネル信号とMBSデータチャネル信号)を分離する。周波数チャネル分離部45は、分離された各信号(パイロットチャネル信号とデータチャネル信号)をデスクランブリング部46に出力する。デスクランブリング部46は、各信号毎にOFDM送信機11でかけられたスクランブリングコード系列を用いてデスクランブリングを行い、デスクランブリング後のパイロットチャネル信号をチャネル推定部48に出力し、デスクランブリング後のユニキャストデータチャネル信号をチャネル等化部49に出力し、デスクランブリング後のMBSデータチャネル信号をMBS送信電力デブースト部47に出力する。なお、OFDM送信機11でかけられたスクランブリングコード系列は、OFDM受信機12側で既知であるものとする。
MBS送信電力デブースト部47は、MBSデータチャネル信号にMBS送信電力ブースト値の逆数を乗算したものをチャネル等化部49に入力する。ここで、MBS送信電力ブースト値は、変調方式やコーディングレートの情報とともに予めOFDM受信機12に通知されているものとする。
チャネル推定部48は、デスクランブリング後のパイロットチャネル信号を用いてユニキャストデータチャネル信号およびMBSデータチャネル信号のそれぞれのチャネル応答を推定する。チャネル推定部48は、ユニキャストデータチャネル信号およびMBSデータチャネル信号のチャネル応答を示すチャネル推定値をチャネル等化部49に出力する。チャネル等化部49は、チャネル推定部48からのチャネル推定値を用いて各データチャネル信号に対してチャネル等化を行う。チャネル等化後のデータチャネル信号はデータチャネル信号復調部50によって復調され、データ信号の元となるビット列が再生される。
本発明の実施形態においては、OFDM送信機11と、セルサイズが近くまたはほぼ同程度の複数のOFDM送信機11により構成される同一のマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアを提供する1または複数のOFDM送信機制御局10からなる通信処理システムにおいて、1または複数のOFDM送信機制御局10は、同一のサービスエリアを構成するすべてのOFDM送信機11に対して、第1のデータと第2のデータおよび時間シンボル情報を送信し、同一のサービスエリアを構成する各OFDM送信機11からのそれぞれの送信電力マージンを受信し、受信された複数の送信電力マージンに基づいて送信電力ブースト値を決定し、同一のサービスエリアを構成するすべてのOFDM送信機11に対して、決定された送信電力ブースト値を送信し、同一のサービスエリアを構成する各OFDM送信機11は、OFDM送信機制御局10からの第1のデータ(ユニキャストデータ)と第2のデータ(MBSデータ)および時間シンボル情報を受信し、OFDM送信機制御局10からの時間シンボル情報に基づく時間シンボルにおける送信電力マージンを算出し、算出された送信電力マージンをOFDM送信機制御局10に送信し、OFDM送信機制御局10からの送信電力ブースト値を受信し、受信された送信電力ブースト値を第2のデータに対応するデータチャネル信号に乗算し、時間シンボル情報に基づく時間シンボルで、第1のデータに対応する非マクロダイバーシチ信号と第2のデータに対応するマクロダイバーシチ信号が周波数分割多重されたOFDM信号を生成し、生成されたOFDM信号をOFDM受信機12に送信することができる。
これにより、セルサイズが近くまたはほぼ同程度の複数のOFDM送信機11により構成される同一のマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアにおいて、最適な送信電力ブースト値を適用することができる。従って、MBSチャネルの送信電力のブーストを好適に制御することができ、ユニキャスト通信で未使用の送信電力マージンをMBS通信に割り当てることができ、これにより、MBS通信の周波数利用効率を向上させることができる。その結果、限られた物理リソースを最大限有効に利用することができる。
ところで、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアに属する基地局がMBS通信時における送信電力のブーストを行っている場合、ユニキャスト通信を行う隣接セルが、所要の受信品質を確保することができなくなってしまう。
すなわち、図9に示されるように、基地局♯mは、1つのマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアを構成する基地局の一つであり、MBS送信時においてはMBS通信時における送信電力をブーストしているものとする。一方、基地局♯nは、基地局♯mに隣接して配置されているが、いずれのマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアにも属しておらず、基地局♯mにおいてユニキャスト通信に周波数分割多重させてMBS通信を行う同一の時間シンボルにおいてユニキャスト通信を行っているとする。この場合、OFDM受信機12としての移動局MS(A、B、C、D、E、F)は、基地♯nに接続してユニキャスト通信を行う。ところが、これらのうちの移動機MS(B)は、基地局♯mがカバーするエリアの境界からの距離が最も近いために、干渉信号の距離による減衰が十分でない。その結果、所望の受信信号である基地局♯nからのユニキャスト信号の受信性能が劣化してしまう。
以下、MBS送信のスケジューリングにより、この課題を回避する方法について説明する。
図10は、OFDM送信機11としての基地局♯mと♯nにおけるスケジューリング方法を示している。図10に示されるように、基地局♯mは、MBS送信の際に使用する物理リソース(周波数時間リソース)をあらかじめMBS制御局を経由して(さらにはMBS databaseを経由して)隣接する基地局(例えば基地局♯n)に通知する。基地局♯nは、隣接する基地局♯mがMBS通信に使用する周波数時間リソースを、基地局♯mに距離が近い移動局MSのユニキャスト通信用のリソースとして割り当てないようにする。図10に示されるように、基地局♯nは、隣接する基地局♯mがMBS通信に使用する周波数時間リソースを、基地局♯mに距離が近い移動局MS(B)のユニキャスト通信用のリソースとして割り当てないようにする。
図11は、OFDM送信機制御局10としてのMBS制御局と、MBS制御局が制御を行うOFDM送信機11としての基地局♯nとの間におけるプロセスフローを表している。図10に示されるように、ステップS111において、MBS制御局は、MBS制御局が制御を行う各基地局♯kに各MBSの送信時間シンボルを通知する。このとき、各MBSの送信時間シンボルとともに、MBS通信に用いられる物理リソースを通知する。
これにより、たとえマルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアに隣接セルがMBS通信時における送信電力のブーストを行ったとしても、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリア外のユニキャスト通信に対する干渉の影響を回避することができ、マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアに隣接する基地局に存在する移動局MSで所要の受信品質を確保することができる。
なお、基地局が通信を行っている全ての移動局MSの位置を把握するのが困難である場合、移動局MSが報告する受信信号の品質情報に基づいて、基地局♯nからの距離の遠近を把握しておき、MBS通信に使用される周波数時間リソースに関し基地局♯nから距離が近い移動局MS(D、E、F)に対してのみスケジューリングするようにしてもよい。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
また、本発明の実施形態において説明した一連の処理は、ソフトウェアにより実行させることもできるが、ハードウェアにより実行させることもできる。
さらに、本発明の実施形態では、フローチャートのステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。
従来における、非マクロダイバーシチ信号とマクロダイバーシチ信号を周波数分割多重または空間多重する方法を説明する説明図。 従来の各基地局でのMBS通信時における送信電力ブースト値の決定方法を説明する説明図。 本発明の実施形態に係る無線通信システムの概略的な構成を示す図。 MBS database、OFDM送信機制御局としてのMBS制御局、およびOFDM送信機としての基地局により構成されるネットワークシステムの構成例を示す図。 FDM送信機制御局としてのMBS制御局と、MBS制御局が制御を行うOFDM送信機としての基地局♯kとの間におけるプロセスフローを示す図。 ユニキャスト通信、MBS1によるMBS通信、およびMBS4によるMBS通信に対して行われる物理リソースの割り当て方法を示す図。 図3に示されるOFDM送信機の内部の構成を示すブロック図。 図3のOFDM受信機の内部の構成を示すブロック図。 マルチキャスト/ブロードキャストサービスエリアに隣接セルにおける、MBS通信時の送信電力のブーストに伴う受信品質の劣化を説明する説明図。 OFDM送信機としての基地局♯mと♯nにおけるスケジューリング方法を示す図。 OFDM送信機制御局としてのMBS制御局と、MBS制御局が制御を行うOFDM送信機としての基地局♯nとの間におけるプロセスフローを示す図。
符号の説明
1…無線通信システム、10…OFDM送信機制御局、11(11−1乃至11−N)…OFDM送信機、12…OFDM受信機、21…制御部、22…パイロットチャネル信号生成部、23…データチャネル信号生成部、24…サブキャリア割り当て部、25…スクランブリング部、26…MBS送信電力ブースト部、27…IFFT部、28…無線送信部、29…アンテナ、31…パイロットチャネル信号元ビット列生成部、32…パイロットチャネル信号元ビット列変調部、33…データコーディング部、34…コーディング後データ信号変調部、41…制御部、42…アンテナ、43…無線受信部、44…FFT部、45…周波数チャネル分離部、46…デスクランブリング部、47…MBS送信電力デブースト部、48…チャネル推定部、49…チャネル等化部、50…データチャネル信号復調部、51…データ信号デコーディング部。

Claims (18)

  1. OFDM送信機と、セルサイズが近くまたはほぼ同程度の複数の前記OFDM送信機により構成される同一のサービスエリアを提供する1または複数の制御局を有し、前記OFDM送信機にて第1のデータの通信に第2のデータの通信の送信電力のマージンを割り当て、前記第1のデータの通信における送信電力をブーストする通信処理システムにおいて、
    1または複数の前記制御局は、
    同一のサービスエリアを構成する前記OFDM送信機に対して、前記第1のデータと前記第2のデータおよび時間シンボル情報を送信し、
    同一のサービスエリアを構成する各前記OFDM送信機からのそれぞれの送信電力マージンを受信し、受信された複数の送信電力マージンに基づいて送信電力ブースト値を決定し、
    同一のサービスエリアを構成する前記OFDM送信機に対して、決定された前記送信電力ブースト値を送信し、
    同一のサービスエリアを構成する各前記OFDM送信機は、
    前記制御局からの前記第1のデータと前記第2のデータおよび前記時間シンボル情報を受信し、
    前記制御局からの前記時間シンボル情報に基づく時間シンボルにおける送信電力マージンを算出し、
    算出された送信電力マージンを前記制御局に送信し、
    前記制御局からの前記送信電力ブースト値を受信し、
    受信された前記送信電力ブースト値を前記第1のデータに対応するデータチャネル信号に乗算し、
    前記時間シンボル情報に基づく時間シンボルで、前記第1のデータに対応するマクロダイバーシチ信号と前記第2のデータに対応する非マクロダイバーシチ信号が周波数分割多重されたOFDM信号を生成し、
    生成されたOFDM信号をOFDM受信機に送信することを特徴とする通信処理システム。
  2. 前記制御局は、同一のサービスエリアを構成する各前記OFDM送信機に隣接する他のOFDM送信機に対して、前記時間シンボルとともに前記第1のデータの送信の際に使用される物理リソースを送信することを特徴とする請求項1に記載の通信処理システム。
  3. サービスエリアを構成し、第1のデータチャネル信号の通信に第2のデータチャネル信号の通信の送信電力のマージンを割り当て、前記第1のデータチャネル信号の通信における送信電力をブーストするOFDM送信機のOFDM信号送信方法において、
    通信路符号化によって得られるビット列を変調して前記第1のデータチャネル信号および前記第2のデータチャネル信号のうちのいずれか1つ以上のデータチャネル信号を生成するデータチャネル信号生成ステップと、
    パイロットチャネル信号を生成するパイロットチャネル信号生成ステップと、
    前記データチャネル信号生成ステップの処理により生成された前記データチャネル信号、およびパイロットチャネル信号生成ステップの処理により生成された前記パイロットチャネル信号を、それぞれ、パイロットサブキャリアとデータサブキャリアに割り当てる割り当てステップと、
    前記パイロットサブキャリアとデータサブキャリアに割り当てた前記パイロットチャネル信号および前記第1のデータチャネル信号に対して、前記各々のサービスエリア間で直交もしくは擬似直交の予め定められた前記サービスエリアに固有のスクランブリングコードを乗算するとともに、前記データサブキャリアに割り当てた前記第2のデータチャネル信号に対して、各々の前記OFDM送信機間で直交もしくは擬似直交の予め定められた前記OFDM送信機に固有のスクランブリングコードを乗算するスクランブリングステップと、
    前記データチャネル信号に前記第1のデータチャネル信号が含まれる場合、前記スクランブリングステップの処理により前記スクランブリングコードが乗算された前記第1のデータチャネル信号に、同一のサービスエリアを構成する前記OFDM送信機を制御する1または複数の制御局からサービスエリアの構成要素となる前記OFDM送信機に対して予め通知された送信電力ブースト値を乗算する送信電力ブーストステップと、
    前記制御局からの前記時間シンボル情報に基づく時間シンボルで、前記スクランブリングステップの処理により前記スクランブリングコードが乗算された前記第2のデータチャネル信号と前記パイロットチャネル信号と、前記送信電力ブーストステップの処理により前記送信電力ブースト値が乗算された前記第1のデータチャネル信号に対してOFDM変調を施し、前記第1のデータチャネル信号に対応するマクロダイバーシチ信号と前記第2のデータチャネル信号に対応する非マクロダイバーシチ信号が周波数分割多重されたOFDM信号を生成するOFDM信号生成ステップと、
    前記OFDM信号生成ステップの処理により生成された前記OFDM信号をOFDM受信機にアンテナを介して送信する送信ステップとを含むことを特徴とするOFDM信号送信方法。
  4. 前記第1のデータチャネル信号は、サービスエリアを構成する前記OFDM送信機を制御する前記制御局から予め通知された物理リソースに対応するデータサブキャリアに、割り当てられることを特徴とする請求項3に記載のOFDM信号送信方法。
  5. 前記物理リソースは、同一のサービスエリアを構成する前記OFDM送信機において同一であることを特徴とする請求項4に記載のOFDM信号送信方法。
  6. 前記第1のデータチャネル信号のチャネル推定に用いられる前記パイロットチャネル信号は、前記第2のデータチャネル信号のチャネル推定に用いられる前記パイロットチャネル信号と同一または異なることを特徴とする請求項3に記載のOFDM信号送信方法。
  7. 前記第1のデータチャネル信号は、MBSデータチャネル信号であり、前記第2のデータチャネル信号は、ユニキャストデータチャネル信号であることを特徴とする請求項3に記載のOFDM信号送信方法。
  8. 前記送信電力ブースト値は、前記第2のデータチャネル信号に対応する前記OFDM信号の送信電力を基準とする係数であることを特徴とする請求項3に記載のOFDM信号送信方法。
  9. サービスエリアを構成し、第1のデータチャネル信号の通信に第2のデータチャネル信号の通信の送信電力のマージンを割り当て、前記第1のデータチャネル信号の通信における送信電力をブーストするOFDM送信機において、
    通信路符号化によって得られるビット列を変調して前記第1のデータチャネル信号および前記第2のデータチャネル信号のうちのいずれか1つ以上のデータチャネル信号を生成するデータチャネル信号生成手段と、
    パイロットチャネル信号を生成するパイロットチャネル信号生成手段と、
    前記データチャネル信号生成手段により生成された前記データチャネル信号、およびパイロットチャネル信号生成手段により生成された前記パイロットチャネル信号を、それぞれ、パイロットサブキャリアとデータサブキャリアに割り当てる割り当て手段と、
    前記パイロットサブキャリアとデータサブキャリアに割り当てた前記パイロットチャネル信号および前記第1のデータチャネル信号に対して、各々のサービスエリア間で直交もしくは擬似直交の予め定められた前記サービスエリアに固有のスクランブリングコードを乗算するとともに、前記データサブキャリアに割り当てた前記第2のデータチャネル信号に対して、各々の前記OFDM送信機間で直交もしくは擬似直交の予め定められた前記OFDM送信機に固有のスクランブリングコードを乗算するスクランブリング手段と、
    前記データチャネル信号に前記第1のデータチャネル信号が含まれる場合、前記スクランブリング手段により前記スクランブリングコードが乗算された前記第1のデータチャネル信号に、同一のサービスエリアを構成する前記OFDM送信機を制御する1または複数の制御局からサービスエリアの構成要素となる前記OFDM送信機に対して予め通知された送信電力ブースト値を乗算する送信電力ブースト手段と、
    前記制御局からの前記時間シンボル情報に基づく時間シンボルで、前記スクランブリング手段により前記スクランブリングコードが乗算された前記第2のデータチャネル信号と前記パイロットチャネル信号と、前記送信電力ブースト手段により前記送信電力ブースト値が乗算された前記第1のデータチャネル信号に対してOFDM変調を施し、前記第1のデータチャネル信号に対応するマクロダイバーシチ信号と前記第2のデータチャネル信号に対応する非マクロダイバーシチ信号が周波数分割多重されたOFDM信号を生成するOFDM信号生成手段と、
    前記OFDM信号生成手段により生成された前記OFDM信号をOFDM受信機にアンテナを介して送信する送信手段とを備えることを特徴とするOFDM送信機。
  10. 前記割り当て手段は、サービスエリアを構成する前記OFDM送信機を制御する前記制御局から予め通知された物理リソースに対応するデータサブキャリアに、前記第1のデータチャネル信号を割り当てることを特徴とする請求項9に記載のOFDM送信機。
  11. 前記物理リソースは、同一のサービスエリアを構成する前記OFDM送信機において同一であることを特徴とする請求項10に記載のOFDM送信機。
  12. 前記第1のデータチャネル信号のチャネル推定に用いられる前記パイロットチャネル信号は、前記第2のデータチャネル信号のチャネル推定に用いられる前記パイロットチャネル信号と同一または異なることを特徴とする請求項9に記載のOFDM送信機。
  13. 前記第1のデータチャネル信号は、MBSデータチャネル信号であり、前記第2のデータチャネル信号は、ユニキャストデータチャネル信号であることを特徴とする請求項9に記載のOFDM送信機。
  14. 前記送信電力ブースト値は、前記第2のデータチャネル信号に対応する前記OFDM信号の送信電力を基準とする係数であることを特徴とする請求項9に記載のOFDM送信機。
  15. サービスエリアを構成し、第1のデータチャネル信号の通信に第2のデータチャネル信号の通信の送信電力のマージンを割り当て、前記第1のデータチャネル信号の通信における送信電力をブーストするOFDM送信機から送信されたOFDM信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記OFDM信号に対してOFDM復調を施し、サブキャリア毎の信号に分割するOFDM復調手段と、
    前記サブキャリア毎に分割された信号から、前記サブキャリアにそれぞれ割り当てられているパイロットチャネル信号とデータチャネル信号を分離する分離手段と、
    前記分離手段により分離された前記パイロットチャネル信号および前記データチャネル信号に含まれる前記第1のデータチャネル信号に対して、前記サービスエリアに固有のスクランブリングコードを用いてデスクランブリングするとともに、前記分離手段により分離された前記データチャネル信号に含まれる前記第2のデータチャネル信号に対して、前記OFDM送信機に固有のスクランブリングコードを用いてデスクランブリングするデスクランブリング手段と、
    前記デスクランブリング手段によりデスクランブリングされた前記第1のデータチャネル信号に、同一のサービスエリアを構成する前記OFDM送信機に対して予め通知された送信電力ブースト値の逆数を乗算する送信電力デブースト手段と、
    前記分離手段により分離された前記パイロットチャネル信号に基づいて、前記分離手段により分離された前記データチャネル信号のチャネル推定を行うチャネル推定手段と、
    前記チャネル推定手段により推定されたチャネル推定値を用いて、前記デスクランブリング手段によりデスクランブリングされた前記第2のデータチャネル信号および、前記送信電力デブースト手段により前記送信電力ブースト値の逆数が乗算された前記第1のデータチャネル信号を等化する等化手段と、
    前記等化手段により等化された前記第1のデータチャネル信号と前記第2のデータチャネル信号を復調するデータ復調手段とを備えることを特徴とするOFDM受信機。
  16. セルサイズが近くまたはほぼ同程度の複数の前記OFDM送信機により構成される同一のサービスエリアを提供し、前記OFDM送信機にて第1のデータの通信に第2のデータの通信の送信電力のマージンを割り当て、前記第1のデータの通信における送信電力をブーストさせる通信処理システムの制御局において、
    同一のサービスエリアを構成する前記OFDM送信機に対して、前記第1のデータと前記第2のデータおよび時間シンボル情報を送信するデータ送信手段と、
    同一のサービスエリアを構成する各前記OFDM送信機からのそれぞれの送信電力マージンを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された複数の送信電力マージンに基づいて送信電力ブースト値を決定する決定手段と、
    同一のサービスエリアを構成する前記OFDM送信機に対して、前記決定手段により決定された前記送信電力ブースト値を送信する送信電力ブースト値送信手段とを備える制御局。
  17. 同一のサービスエリアを構成する前記OFDM送信機に対して、前記第1のデータの送信の際に使用される物理リソースを送信する物理リソース送信手段をさらに備えることを特徴とする請求項16に記載の制御局。
  18. 前記物理リソース送信手段は、同一のサービスエリアを構成する各前記OFDM送信機に隣接する他のOFDM送信機に対して、前記時間シンボル情報とともに前記第1のデータの送信の際に使用される物理リソースを送信することを特徴とする請求項17に記載の制御局。
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