JP5222735B2 - 磁気共鳴イメージング装置および傾斜磁場コイル - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置および傾斜磁場コイル Download PDF

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Description

本発明は、磁気共鳴イメージング装置(MRI装置)及びこのMRI装置に用いる傾斜磁場コイルに関する。
MRI装置は、傾斜磁場コイル(X、Y、Zコイル)を備え、撮像時に被検体に対して直交する3軸方向についての傾斜磁場を所定のタイミングで印加する。この傾斜磁場の印加により、被検体の撮像スライスを選択的に励起したり、被検体からの磁気共鳴信号への位置情報を付与することが可能になる。
近年の撮像方法では、大きな傾斜磁場を短い立ち上がり時間で印加することが望まれ、しかも、傾斜磁場コイルの外形は、小型で薄型にすることが望まれている。このため、傾斜磁場コイルは、コイル導体の間隔が密になる傾向にあり、かつ、大電流が流される傾向にある。このような傾斜磁場コイルに通電すると、導体のジュール熱により温度が上昇する。
特許文献1では、傾斜磁場コイルの導線内に中空領域を設け、中空領域に冷媒を流して導体に発生した熱を冷却する方法を開示している。特許文献2では、傾斜磁場コイルに、無誘導巻きの冷却配管を備えた構成が開示されている。また、XYZコイルのいずれか一つが中空導体で構成され、冷却配管を兼ねている構成も開示されている。
特開2005−230543号公報 特開2005−279168号公報
垂直磁場方式のオープン型MRI装置の場合、Zコイルは同心円状のコイルパターンをなし、水平磁場方式の円筒型MRI装置の場合、Zコイルは螺旋状である。X及びYコイルは、垂直磁場方式であっても水平磁場方式であっても複雑なコイルパターンとなる。
このため、特許文献2に記載のようにXYZコイルのうちの一つを中空導体で構成する際には、いずれの方式の場合も、Zコイルを中空導体で構成し、冷却配管を兼用させるのが比較的容易である。一方、X、Y傾斜磁場コイルは、コイルパターンが複雑なので冷却配管を兼用させることが難しく、板状部材をスリット加工することにより形成すると考えられるが、X、Y傾斜磁場コイルは導体幅が小さく、特に電流密度が高い部分があるため、その部分が高温なヒートエリアあるいはヒートスポットになりやすい。これにより、傾斜磁場コイルには温度分布が生じる。
Zコイルを冷却配管と兼用させる場合、Zコイルのパターンは、形成すべきZ方向傾斜磁場に応じて電磁気設計により定められているため、X及びYコイルに温度分布が生じるとしても、その温度分布に合わせてZコイルのパターンや位置を変更することはできない。
また、傾斜磁場コイルの支持体には、MRI装置の静磁場発生装置に固定するための穴が設けられるため、Zコイルのパターンはこの穴部を避けて配置する必要がある。このため、傾斜磁場コイルは、固定穴の部分が、他の部分よりも高温なヒートエリアあるいはヒートスポットとなる。
ヒートエリアあるいはヒートスポット部分には、熱応力が生じるため、支持体等の樹脂の割れ、クラックが発生しやすい。これにより、絶縁不良等が発生する。また、高温となるのを防ぐには、X及びYコイルの通電電流値を制限することが考えられるが、電流値を制限すると電磁気設計で得られた性能を発揮することができない。
本発明の目的は、ヒートエリアあるいはヒートスポットを効率よく冷却する構造を備え、信頼性の高い傾斜磁場コイルを備えたMRI装置及び傾斜磁場コイルを提供することができる。
上記目的を達成するために、本発明は、次のように構成される。
本発明の傾斜磁場コイル装置は、複数の傾斜磁場コイルを有し、これら複数の傾斜磁場コイルのうちの一つが、内部に冷却用媒体が流され、上記傾斜磁場発生源を冷却する冷却管を備える。上記熱伝導部材は、上記冷却管を備えた傾斜磁場コイルを除く傾斜磁場コイルにおける電流密度あるいは配置密度が、その傾斜磁場コイル全体に対して大きい領域のうちの少なくとも一つの領域に配置される。また、本発明の磁気共鳴イメージング装置は、上記傾斜磁場コイルを備える。
本発明によれば、ヒートエリアあるいはヒートスポットを効率よく冷却する構造を備え、信頼性の高い傾斜磁場コイルを備えたMRI装置及び傾斜磁場コイルを実現することができる。
本発明が適用されるMRI装置の概略構成図である。 本発明の第1の実施形態のMRI装置の概略断面図である。 図2のA−A‘線に沿った概略断面図である。 本発明の第1の実施形態における傾斜磁場コイルのX及びYコイルのコイルパターン説明図である。 図4のYコイルのコイルパターンを拡大して示す説明図である。 本発明の第1の実施形態における傾斜磁場コイルのZコイルと熱伝導板の上面図である。 第1の実施形態におけるZコイルと熱伝導板の構造説明図である。 本発明の第2の実施形態における傾斜磁場コイルのZコイルと熱伝導板の上面図である。 本発明の第3の実施形態における冷却配管と熱伝導板の上面図である。 本発明の第4の実施形態における冷却配管と熱伝導板の上面図である。 本発明の第5の実施形態におけるX及びYコイルの斜視図である。 本発明の第5の実施形態におけるZコイルと熱伝導板の斜視図である。 本発明の第6の実の形態のZコイルと熱伝導板の斜視図である。 本発明の第7の実施形態の冷却用配管と熱伝導板の斜視図である。 本発明の第8の実施形態の冷却用配管と熱伝導板の斜視図である。 本発明において、冷却配管を兼ねたZコイルの他に、専用冷却管を形成する例の説明図である。 本発明の実施形態において、冷却配管に冷却水を供給する冷却水循環器の説明図である。
符号の説明
1・・・静磁場発生装置、2・・・傾斜磁場コイル、3a・・・高周波送信コイル、3b・・・高周波受信コイル、4・・・ベッド、5・・・均一磁場領域、6・・・メインコイル、7・・・シールドコイル、101、111、1101・・・Xコイル、102、112、1102・・・Yコイル、103、113・・・Zコイル、120・・・樹脂層、130・・・冷却水循環器、201、202、701、802、803、901、1104、1204、1802、1901・・・熱伝導板、301・・・固定用穴、401、402、403、404、1401、1402、1403、1404・・・高密度領域(高発熱領域)、501、804、1105・・・スリット、801、1801・・・冷却用配管
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明が適用されるMRI装置の全体概略構成図である。
図1において、MRI装置は、静磁場発生系(静磁場発生源)1と、傾斜磁場発生系(傾斜磁場発生源)10と、送信系15と、受信系16と、信号処理系21と、シーケンサ22と、中央処理装置(CPU)23と、操作部8とを備える。
傾斜磁場発生系10は、X、Y、Zの三軸方向に巻かれた傾斜磁場コイル2と、それぞれのコイルを駆動する傾斜磁場電源11とを備える。また、傾斜磁場発生系10は、シーケンサ22から命令に従って、それぞれのコイルの傾斜磁場電源11を駆動することにより、X、Y、Zの三軸方向の傾斜磁場Gs、Gp、Gfを被検体9に印加する。
送信系15は、シーケンサ22から送出される高周波磁場パルスにより被検体9の生体組織を構成する原子の原子核に核磁気共鳴を起こさせるために高周波信号を照射するもので、高周波発振器12と、変調器13と、高周波増幅器14と、送信側の高周波コイル(高周波送信手段)3aとを備える。
受信系16は、被検体9の生体組織の原子核の核磁気共鳴により放出されるエコー信号(NMR信号)を検出する。この受信系16は、受信側の高周波コイル(高周波受信手段)3bと、増幅器17と、直交位相検波器18と、A/D変換器19とを備える。
信号処理系21は、上記受信系16で検出したエコー信号を用いて画像再構成演算を行うと共に画像表示をする。この信号処理系21は、CPU23、ROM(読み出し専用メモリ)30と、RAM(随時書き込み読み出しメモリ)31と、光磁気ディスク32及び磁気ディスク34と、ディスプレイ33とを備える。
CPU23は、上記エコー信号についてフーリエ変換、補正係数計算、画像再構成等の処理及びシーケンサ22の制御を行う。また、ROM30は、経時的な画像解析処理及び計測を行うプログラムやその実行において用いる不変のパラメータなどを記憶する。
シーケンサ22は、CPU23の制御で動作し、被検体9の断層像のデータ収集に必要な種々の命令を送信系15及び傾斜磁場発生系10並びに受信系16に送る。また、操作部8は、信号処理系21で行う処理の制御情報を入力するものであり、トラックボール又はマウス35と、キーボード36とを備える。
図2は、図1に示したMRI装置の部分断面図であり、垂直磁場方式のMRI装置の場合である。図2において、被検体が配置される空間を挟んでそれぞれ配置された、一対の静磁場発生系1と、一対の傾斜磁場コイル2と、一対の高周波磁場コイル3と、被検体を搭載するベッド4とを備えている。一対の静磁場発生装置1は、被検体が配置される空間に均一磁場領域5を形成する。被検体は、ベッド4に搭載されて、均一磁場領域5に配置される。一対の傾斜磁場コイル2は、静磁場発生系1の均一磁場領域5側の面に固定され、均一磁場領域5を挟んで対向している。一対の高周波磁場コイル3は、均一磁場領域5を挟んで対向配置され、均一磁場領域5と前記傾斜磁場コイル2の間に固定される。
傾斜磁場コイル2の構造を図3〜図7を用いてさらに説明する。傾斜磁場コイル2は、円板状のコイルであり、近接した導電体に渦電流が発生するのを抑制するために、アクティブシールド方式を採用している。そのため、図2のA−A‘線に沿った部分断面図である図3に示すように、傾斜磁場コイル2は、傾斜磁場を発生させるメインコイル6と、シールドコイル7とを備えている。
シールドコイル7は、メインコイル6の外側(静磁場発生系1側)に配置され、メインコイル6の外側に発生する磁場をキャンセルする。メインコイル6は、互いに直交した3つの方向(X、Y、Z)に傾斜した磁場を発生するために、3つのコイル(Xコイル101、Yコイル102、Zコイル103)を含む。また、シールドコイル7は、3つの方向(X、Y、Z)にキャンセル用の傾斜磁場を発生するために、Xコイル111、Yコイル112、Zコイル113を含む。これらの6つのコイル101〜103、111〜113の間には、樹脂層120が配置され、6つのコイルを一体に支持するとともに絶縁している。
傾斜磁場コイル2には、図3、図4および図6に示すように、厚さ方向に全体を貫通するように複数の固定用穴301が設けられている。複数の固定用穴301は、所定の半径の円周上に配置されている。傾斜磁場コイル2は、固定用穴301に挿入したネジ等により静磁場発生装置1に固定される。
図4に、Xコイル101およびYコイル102のコイルパターンを、両コイルが重ねられた状態で示す。また、図5にYコイルの一部を拡大して示す。Xコイル101およびYコイル102は、それぞれXおよびY方向の傾斜磁場を所定の精度で発生させることができるように電磁気設計により定められた図4及び図5のようなコイルパターンを有する。高傾斜磁場性能及びコンパクト化の要求に対応するため、パターン数が多く、導体幅が全体的に狭く設計されている。しかも、コイルの導体幅は一様ではなく、軸方向と外周とが交わる部分の近傍(図4及び図5の領域401、402、403、404)で導体幅が相対的に狭く、密に配置されている(コイル配置密度が大きい領域(高密度領域))。
第1の実施形態におけるXコイル101及びYコイル102は、このような複雑なコイルパターンを実現するために、いずれも導体の板をスリット加工することにより製作されたものである。
一方、Zコイル103は、Z方向の傾斜磁場を所定の精度で発生することができるように電磁気設計により定められたコイルパターンを有する。具体的には、図6に示すように、同心円状にコイルを巻回したコイルパターンである。Zコイル103は固定用穴301を避けて配置されている。このため、複数の固定用穴301が配置されている円周の外側領域および内側領域ではコイルパターンの密度が大きくなっている。
また、Zコイル103は、図7に示すように、中空領域を有する管状の導体によって構成されている。導体の素材としては、熱伝導率の高い材料であることが望ましく、例えば銅を用いることができる。これにより、Zコイル103の中空領域に冷却用媒体133を流すことができるため、Zコイル103をXおよびYコイル101、102の発生するジュール熱を冷却する冷却管を兼用させることができる。
上述したようにXおよびYコイル101、102のコイルパターンは、傾斜磁場コイル2がY軸およびY軸と外周とが交わる部分の領域401、402、403、404で密に配置されているため、これらの領域は、それ以外の領域と比較してジュール熱による高発熱領域となる。ここで、高発熱領域とは、例えば、その部分に配置されたコイルの電流密度あるいは配置密度が、コイル全体の電流密度あるいは配置密度に対して1.5〜2.0倍となる領域であると定義する。
一方、XおよびYコイル101、102を冷却するための冷却管を兼用するZコイル103のパターンは、上述のように電磁気的設計の観点から定められているため、Zコイルが高密度に配置される部分は、XおよびYコイル101、102の高発熱領域401〜404に必ずしも一致しない。
そこで、本実施の第1の形態では、XおよびYコイル101、102の高発熱領域401〜404に近いZコイル103のコイル導体に環状の熱伝導板201を、ろう付け又ははんだ付けにより固定し、熱伝導板201と高発熱領域401〜404とが重なるように配置している。熱伝導板201は、熱伝導性の高い板状材料(例えば銅又はSUS)からなる。その厚さは、0.1mm〜1mm程度であることが好ましい。
熱伝導板201は、XおよびYコイル101、102の高発熱領域401〜404の熱をZコイル103のコイル導体まで伝導する。これにより、高発熱領域401〜404を、Zコイル103の内部を流れる冷却用媒体により効率よく冷却することができる。
環状の熱伝導板201には、図6に示したように、Zコイル103の径方向に沿って熱伝導板を切り欠くスリット501が、複数設けられている。スリット501は、電磁誘導による電流が環状の熱伝導板201内を周方向に流れ、渦電流となるのを防止している。
また、Zコイル103の固定用穴301に隣接するコイル導体には、図6に示すように、隣り合う固定用穴301の間の領域に張り出すように、複数の熱伝導板202が固定されている。これにより、固定用穴301の周囲の領域の一部と重なる位置に熱伝導板202を配置している。熱伝導板202の形状は、環状部材を分割した扇形状である。固定方法としては、ろう付けやはんだ付けが用いられている。複数の固定用穴301の周囲の領域は、冷却管を兼用するZコイル103を配置することができないため高温になりやすいが、熱伝導板202を配置したことにより、固定用穴301の間の領域の熱を熱伝導板202によりZコイル103の導体まで伝導し、冷却用媒体で冷却することができる。図6では、複数の熱伝導板202に渦電流防止のためのスリットを設けていないが、スリットを入れることも可能である。
なお、熱伝導板201、202は、固定されているコイル導体とは別のコイル導体には接触しないように取り付けられている。Zコイル103の電磁気特性に影響を与えないためである。
上述してきたように、本発明の第1の実施形態では、傾斜磁場コイル2の高温領域の熱を、熱伝導板201、202によってZコイル103に伝導し、効率よく冷却することができるため、傾斜磁場コイル2に過大な熱応力が加わることがなく、樹脂層120の割れやクラックを防止でき、信頼性の高い傾斜磁場コイルを提供することができる。また、XYZコイル101、102、103の通電電流値を大きく設定することができるため、大きな傾斜磁場を精度良く発生させることができる。これにより、信頼性が高く、高画像解像度の撮像を行うことができるMRI装置を提供できる。
なお、第1の実施形態では、図3に示したようにメインコイル6のZコイル103に熱伝導板201、202を配置した例を示したが、シールドコイル7のZコイル113をZコイル103と同様の構成にし、熱伝導板を配置することが可能である。これにより、シールドコイル7のX、Yコイル111、112を冷却することができるため、さらに冷却効率を向上させることができる。
また、熱伝導板201は、高発熱領域401〜404を必ずしも完全に覆っていなくてもよく、熱伝導板201が高発熱領域401〜404の少なくとも一部を覆っていれば、一定の冷却効果が得られる。
また、熱伝導板201、202の形状は、図6の形状に限定されるものではなく、高発熱領域401〜404等の形状に合わせて他の形状にすることができる。また、熱伝導板202は、固定用穴301の周囲を取り囲むように配置することも可能である。
本発明の第1の実施形態では、Zコイル103に冷却用配管を兼用させたが、XコイルまたはYコイルを中空領域を有する導体で形成し、冷却用配管を兼用させることが可能である。この場合も、他のコイルの高発熱領域に対応させて、熱伝導部材を固定することにより、冷却効率を高めることができる。
また、Xコイル及びZコイルが板状部材をスリット加工することによりコイルパターンが形成されるコイルであり、Yコイルが冷却管を兼ね、熱伝導板201、202を有する配管状コイルとすることができる。同様に、Yコイル及びZコイルが板状部材をスリット加工することによりコイルパターンが形成されるコイルであり、Xコイルが冷却管を兼ね、熱伝導板201、202を有する配管状コイルとすることができる。
また、図16に示すように、Zコイル103とは別個にコイルではなく、専用の冷却配管131を設けることも可能である。このように構成すれば、Zコイル103では冷却できない部分がある場合には、その部分を専用冷却配管131により冷却することができる。
ここで、傾斜磁場コイルに配置される冷却配管内を流れる冷却水は、図17に示すように、傾斜磁場コイルの外部に配置される冷却水循環機(チラー)130により冷却水配管132を介して循環される。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施の形態は、熱伝導板の配置が第1の実施形態と異なっている。
図8に示すように、第2の実施形態では、第1の実施形態の環状の熱伝導板201に代えて、4枚の熱伝導板701を配置している。4枚の熱伝導板701は、環状部材を分割した扇形状であり、Zコイル103の外周部と、X軸およびY軸とが交差する部分にそれぞれ配置されている。熱伝導板701は、Zコイル103の導体と、ろう付けやはんだ付けにより固定されている。
よって、熱伝導板701は、図4に示したXおよびYコイル101、102の高発熱領域401〜404を覆うように配置されている。このため、第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、高発熱領域401〜404の熱をZコイル103の冷却用媒体で効率よく冷却することができる。
なお、熱伝導板701は、第1の実施形態と同様に配置されている。また、MRI装置の他の構成は、第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。また、熱伝導板701は4枚でなくても良く、少なくとも1枚以上であれば良い。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態を説明する。この第3の実施形態は、Zコイル103とは別に冷却用配管を傾斜磁場コイル2に備えている。
本発明の第3の実施形態における冷却用配管801は、図9に示すように渦巻き状の往路801aが中央近傍で折り返され、往路に平行した渦巻き状の復路801bとなっている。このような冷却用配管801は、無誘導巻きと呼ばれ、同一平面内に往路と復路があるため、薄型の冷却用配管801が得られる。また、往路の巻き方向と復路の巻き方向とが逆方向になるので、銅管やアルミ管のような導電性の導体で形成した場合であっても電磁誘導による磁場の発生がなく実質的に電磁気な作用を有しない。よって、第3の実施形態では、メインコイル6の均一磁場領域5側の面に冷却用配管を配置するが、均一磁場領域5に電磁気的な作用を与えることなく、メインコイル6を冷却することができる。なお、冷却用配管は、シールドコイル7の静磁場発生装置1側に配置されても良いし、XYZコイル101、102、103の間に配置されても良い。
冷却用配管801は、傾斜磁場用コイル2の固定用穴301を避けて配置される。また、往路801aと復路801bとの間で熱交換が生じるのを防止するため、往路801aと復路801bとは所定の間隔をもって形成されている。
冷却用配管801の外周部の配管には、X及びYコイル101、102の高発熱領域401〜404と重なる位置に、環状の熱伝導板802が固定されている。環状の熱伝導板802には、渦電流防止のために複数のスリット804が設けられている。また、固定穴301近傍の配管には、複数の固定用穴301の間の領域にそれぞれ位置するように複数の熱伝導板803が固定されている。熱伝導板802、803の材質及び固定方法は、第1の実施形態の熱伝導板201、202と同様である。また、冷却用配管801以外の構成については、第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
このように、第3の実施形態では、冷却用配管801に熱伝導板802、803を固定したことにより、高発熱領域401〜404と固定穴301の近傍の発熱を熱伝導板802、803により伝導して冷却用配管801を流れる冷却用媒体で効率よく冷却することができ、冷却効率を高めることができる。
Zコイル103は、第1又は第2の実施の形態と同様の構成にし、熱伝導板201、202または熱伝導板701、202を固定することが可能である。また、Zコイル103には熱伝導板を固定しない構成にすることも可能である。また、Zコイル103は冷却用配管を兼用せず、冷却用配管801のみで冷却する構成にすることも可能である。Zコイル103が冷却用配管を兼用しない構成にする場合には、Zコイル103として管状導体を用いず、通常のコイルにすることができる。
以上のように、第3の実施形態では、無誘導巻きの冷却用配管801に熱伝導板802、803を固定した構成することにより、冷却効率を高めることができ、傾斜磁場コイル2の信頼性及び傾斜磁場特性を向上させることができる。また、熱伝導板802は、高発熱領域401〜404を必ずしも完全に覆っていなくてもよく、熱伝導板802が高発熱領域401〜404の少なくとも一部を覆っていれば、一定の冷却効果が得られる。熱伝導板803は、図9において7枚記されているが、少なくとも1枚以上であれば良いことは言うまでもない。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について図10を参照して説明する。
第4の実施形態は、第3の実施形態と同様に冷却用配管801を配置する構成であるが、第3の実施形態における熱伝導板802に代えて、4枚の熱伝導板901を備えている。4枚の熱伝導板901は、X軸及びY軸と交差するように固定されている。これにより、XおよびYコイル101、102の高発熱領域401〜404を4枚の熱伝導板901により効率よく冷却することができる。
4枚の熱伝導板901には、熱伝導板802と同様にスリット804を設けることができる。また、他の構成は、第3の実施形態であるので説明を省略する。また、熱伝導板901は4枚記されているが、1枚以上であれば良いことは言うまでもない。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。この第5の実施形態は、本発明を水平磁場方式のMRI装置に適用した場合の例である。第5の実施形態における水平磁場方式のMRI装置は、円筒型の静磁場発生装置と、その内側に配置された円筒型の傾斜磁場コイルと、高周波磁場コイルとを有している。円筒型の静磁場発生装置及び傾斜磁場コイルの内側には、静磁場発生装置により均一磁場領域(撮像領域)が形成され、この領域に被検体が配置される。傾斜磁場コイルは、被検体にXYZ方向の傾斜磁場を印加するXYZの3つのコイルを含む。
円筒型の傾斜磁場コイルは、図11に示すような形状のXコイル1101及びYコイル1102と、図12に示す形状のZコイル1103とを有している。これらのコイルは、樹脂層等により固定されている。Xコイル1101及びYコイル1102は、複雑なコイルパターンであるため、導体板をスリット加工することにより製作されている。
Zコイル1103は、管状の導体を巻回することにより製作されている。Zコイル1103は、内部の中空領域に冷却用媒体が流され、冷却用配管を兼用している。
図11に示すX及びYコイル1101、1102は、円筒の両端部のX軸及びY軸と交差する領域1401〜1404が高発熱領域となる。よって、第5の実施形態では、図12に示すように、Zコイル1103の両端部の導体にそれぞれ環状の熱伝導板1104を固定している。熱伝導板1104の材質及び固定方法は、第1の実施形態の熱伝導板201と同様である。また、他の構成は、垂直磁場方式の第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
このように、本発明の第5の実施形態では、環状の熱伝導板1104を配置することにより、X及びYコイル1101、1102の高発熱領域(高密度領域)1401〜1402の熱を熱伝導板1104でZコイル1103まで伝導させ、Zコイル1103の内部を流れる冷却用媒体で冷却することができる。よって、Zコイル1103による冷却効率を高めることができる。
なお、環状の熱伝導板1104には、Z軸方向に沿って切り欠いたスリット1105が所定の間隔で設けられている。これにより、熱伝導板1104に電磁誘導による渦電流が流れるのを防止することができる。
このように、第5の実施形態によれば、水平磁場方式のMRI装置においても、熱伝導板1104をZコイル1103に固定することにより、X及びYコイル1101、1102を効率よく冷却できるため、傾斜磁場コイルの樹脂層の割れやクラックを防止でき、信頼性の高い傾斜磁場コイルを提供することができる。また、XYZコイル1101、1102、1103の通電電流値を大きく設定することができるため、大きな傾斜磁場を精度良く発生させることができる。これにより、信頼性が高く、高画像解像度の撮像を行うことができる水平磁場方式のMRI装置を提供できる。
なお、傾斜磁場コイルは、シールドコイルをさらに備えるアクティブシールドコイルにすることが可能である。また、環状の熱伝導板1104は、高発熱領域1401〜1404を必ずしも完全に覆っていなくてもよく、熱伝導板1104が、高発熱領域1401〜1404の少なくとも一部を覆っていれば、一定の冷却効果が得られる。
(第6の実施形態)
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。この第6の実施形態は、本発明を水平磁場方式のMRI装置に適用した例であり、第5の実施形態とは熱伝導板の配置が異なっている。
図13に示すように、第6の実施形態では、第5の実施形態の環状の熱伝導板1104に代えて、X及びYコイル1101、1102の両端にそれぞれ4枚ずつの熱伝導板1204を配置している。4枚ずつの熱伝導板1204は、環状部材を分割した扇形状であり、Zコイル103と、X軸及びY軸とが交差する部分にそれぞれ固定されている。
よって、熱伝導板1204は、図11に示したX及びYコイル1101、1102の高発熱領域1401〜1404の位置と一致するように配置されている。これにより、高発熱領域1401〜1404の熱をZコイル1103に流れる冷却用媒体によって効率よく冷却することができる。
また、熱伝導板1204には、図12の熱伝導板1104と同様にスリット1105を設けることも可能である。MRI装置の他の構成は、第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。また、熱伝導板1204は4枚ずつでなくとも良く、少なくとも1枚であれば良いことは言うまでもない。
(第7の実施形態)
次に、本発明の第7の実施形態について説明する。この第7の実施形態は、本発明を水平磁場方式のMRI装置に適用した例であり、Zコイル1103とは別に冷却用配管を傾斜磁場コイル2に備える例である。
第7の実施形態における冷却用配管1801は、図14に示すような螺旋状である。冷却用配管1801は、XYZコイル1101〜1103よりも内側(均一磁場空間側)又は外側(静磁場発生装置側)、若しくはXYZコイル101、102、103の間に配置されている。冷却用配管1801を2つ用意し、XYZコイル1101〜1103の内側(均一磁場空間側)および外側(静磁場発生装置側)の両方に配置することも可能である。
冷却用配管1801には、両端部のXおよびYコイル101、102の高発熱領域1401〜1404(図11)と重なる位置に、環状の熱伝導板1802が固定されている。
環状の熱伝導板1802には、渦電流防止のために複数のスリット1805が設けられている。熱伝導板1802、1803の材質及び固定方法は、第1の実施形態の熱伝導板201、202と同様である。MRI装置の他の構成については、第5の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
このように、第7の実施形態では、冷却用配管1801の両端に熱伝導板1802を固定したことにより、高発熱領域1401〜1404の熱を冷却用配管1801まで伝導して冷却用配管1801を流れる冷却用媒体で効率よく冷却することができ、冷却効率を高めることができる。
なお、Zコイル1103を第5又は第6の実施形態と同様の構成にし、熱伝導板1104又は1204を固定することも可能である。また、Zコイル1103には熱伝導板を固定しない構成にすることも可能である。また、Zコイル1103が冷却用配管を兼用せず、冷却用配管801のみで冷却する構成にすることも可能である。Zコイル1103が冷却用配管を兼用しない構成にする場合には、Zコイル103として管状導体を用いず、通常のコイルにすることができる。
このように、第7の実施形態では、冷却用配管1801に熱伝導板1802を固定したことになり、冷却効率を高めることができ、傾斜磁場コイルの信頼性および傾斜磁場特性を向上させることができる。また、環状の熱伝導板1802は、高発熱領域1401〜1404を必ずしも完全に覆っていなくてもよく、熱伝導板1802が、高発熱領域1401〜1404の少なくとも一部を覆っていれば、一定の冷却効果が得られる。
(第8の実施形態〉
次に、本発明の第8の実施形態について説明する。この第8の実施形態は、本発明を水平磁場方式のMRI装置に適用した例である。第8の実施形態においては、冷却用配管1801は第7の実施形態と同様の構成であるが、図15に示すように、熱伝導板1802に代えて、冷却用配管1801の両端にそれぞれ4枚ずつの熱伝導板1901を備えている。4枚の熱伝導板1901は、X軸及びY軸と交差するように固定されている。これにより、X及びYコイル1101、1102の高発熱領域1401〜1404を4枚の熱伝導板1901により効率よく冷却することができる。
4枚の熱伝導板1901には、図14に示した熱伝導板と同様にスリット1804を設けることができる。他の構成は、第7の実施形態と同様であるので説明を省略する。図14では、熱伝導板1901が4枚の場合を示したが少なくとも1枚以上であれば良いことは言うまでもない。
本発明によれば、垂直磁場方式及び水平磁場方式のMRI装置において、傾斜磁場コイルを効率よく冷却することができるため、高傾斜磁場強度で、かつ信頼性の高い傾斜磁場コイルを備え、高画質のMRI装置を提供できる。

Claims (9)

  1. 磁気共鳴イメージング装置に用いられ、
    複数の傾斜磁場コイルと、
    内部に冷却用媒体が流される冷却管と、
    上記冷却管に接続され、上記複数の傾斜磁場コイルから発生された熱を上記冷却管に伝導する熱伝導部材と、を備え、
    上記複数の傾斜磁場コイルのうちの一つが、上記冷却管を兼ね、
    上記熱伝導部材は、上記冷却管を兼ねる傾斜磁場コイルを除く傾斜磁場コイルにおける電流密度あるいは配置密度が、その傾斜磁場コイル全体の中で大きい領域(401,402,403,404)のうちの少なくとも一つの領域に配置されること特徴とする傾斜磁場コイル装置において、
    貫通孔(301)が形成され、上記熱伝導部材は互いに分離した複数の部材であり、これら複数の熱伝導部材のうちの一部は、上記貫通孔に近接して配置されることを特徴とする傾斜磁場コイル装置。
  2. 磁気共鳴イメージング装置に用いられ、
    複数の傾斜磁場コイルと、
    内部に冷却用媒体が流される冷却管と、
    上記冷却管に接続され、上記複数の傾斜磁場コイルから発生された熱を上記冷却管に伝導する熱伝導部材と、を備え、
    上記複数の傾斜磁場コイルのうちの一つが、上記冷却管を兼ね、
    上記熱伝導部材は、上記冷却管を兼ねる傾斜磁場コイルを除く傾斜磁場コイルにおける電流密度あるいは配置密度が、その傾斜磁場コイル全体の中で大きい領域(401,402,403,404)のうちの少なくとも一つの領域に配置されることを特徴とする傾斜磁場コイル装置において、上記冷却管は、管状導体を巻回した形状であり、上記熱伝導部材の形状は、上記冷却管の巻回形状に沿った環状もしくは扇形であることを特徴とする傾斜磁場コイル装置。
  3. 請求項1記載の傾斜磁場コイル装置において、
    上記熱伝導部材には、周方向に、複数のスリット(501,804)が形成されていることを特徴とする傾斜磁場コイル装置。
  4. 請求項1記載の傾斜磁場コイル装置において、
    上記複数の傾斜磁場コイルのうち、上記冷却管であるコイルを除き、板状部材にスリットが形成されて、コイルパターンが形成されたコイルであることを特徴とする傾斜磁場コイル装置。
  5. 請求項1記載の傾斜磁場コイル装置において、
    上記コイル兼用冷却管とは別個に、内部に冷却用媒体が流され、冷却専用冷却管(131)を備えることを特徴とする傾斜磁場コイル装置。
  6. 請求項1記載の傾斜磁場コイル装置において、
    上記電流密度あるいは配置密度が高い領域は、傾斜磁場コイルがX軸およびY軸と外周とが交わる部分の領域であることを特徴とする傾斜磁場コイル装置。
  7. 請求項1記載の傾斜磁場コイル装置において、
    上記電流密度あるいは配置密度が高い領域は、その部分に配置されたコイルの電流密度あるいは配置密度が、コイル全体の電流密度あるいは配置密度に対して1.5倍以上となる領域であることを特徴とする傾斜磁場コイル装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の傾斜磁場コイル装置を備えた磁気共鳴イメージング装置。
  9. 請求項8記載の磁気共鳴イメージング装置において、上記冷却管に冷却媒体を供給する冷却水循環手段(130)を備えることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
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