JP5220819B2 - 共有の正の保護を制御するための方法および装置 - Google Patents

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Description

開示される主題は、一般に、遠隔通信に関し、より詳細には、共有の正の保護のための方法および装置に関する。
遠隔通信システム、特に電話通信において、2線式双方向通信チャンネルを介して加入者局と中央開閉局との間で信号を送信することが、一般的に行われている。一般に、ライン・カードが、加入者局を中央開閉局に接続する。ライン・カードは通常、少なくとも1つの加入者線インターフェース回路(SLIC)ならびに加入者線音声処理回路(SLAC)を含む。ライン・カードの機能は、通信が行われることを可能にするために、通話用バッテリを給電することから、回路のウェイクアップ・シーケンスを実施することまでの範囲を含む。
加入者線インターフェース回路(SLIC)は、電話中央局内の低電圧信号経路と、高電圧の電話加入者線との間のインターフェースを提供するために、開発されてきた。SLICは、フック外れ検出、呼び出し信号の発生、および加入者線へのバッテリ給電などの機能を提供する。加入者線は、AおよびB、またはチップおよびリングと呼ばれる2つの導体と、チップおよびリング導体にまたがって結合された加入者電話装置(すなわち、負荷)とを含む、電話伝送線路から成る。加入者線および加入者電話装置はまた、加入者ループと呼ばれる。
SLICは、受けたバッテリ電圧に応答して、電話中央局から加入者線に、電力を供給する。バッテリ電圧は、SLICおよび加入者線を給電するために、SLICに供給されるDC電圧である。SLICは、DC電流をバッテリ電圧で加入者線に供給する。情報が加入者と中央局との間で伝達される可聴周波数のAC信号が、DC電流に重畳される。バッテリ電圧は、SLICに供給するために、バッテリなどの非再生エネルギー貯蔵装置によるか、またはDC発生器により、中央局において発生される。中央局において、1つのバッテリまたはDC発生器が、多くのSLICおよびそれらに付随する加入者ループに、バッテリ電圧を供給する。
安全要求事項に適合するために、正のバッテリVBPを、負のバッテリVBHと共に使用して、呼び出し信号発生のために十分な電圧を発生させることが、一般的である。短ループ用途のためのSLICの電力を節減して電力消費を削減するために、第3の電源が、多くの場合、VBHと共にDC供給のために使用される。第3の電源は、通常、振幅がVBHより低く、多くの場合、VBLと呼ばれる。
雷サージまたは電源交差事象など、電圧偏位からSLICを保護するために、その事象を検知しているチップ線またはリング線をアースに接続するために、保護機構が使用される。通常、1つの保護装置が、VBP電源を追跡するために、また、別の保護装置が、VBH電源を追跡するために、使用される。
図1は、従来の保護回路100を示す回路図である。図1において、外部加入者線とインターフェースするための複数のインターフェース線105が、示される(すなわち、TIP1−nおよびRING1−nとして示される)。各インターフェース線105は、保護抵抗器110と、VBHに基準づけられる負の過電圧保護装置120と、VBPに基準づけられる正の過電圧保護装置130とを有する。負の過電圧保護装置120用にTISP8200Mデバイス、および正の過電圧保護装置130用にTISP8201Mなど、代表的な過電圧保護装置が市販されており、両者は、カリフォルニア州リバーサイドのBourns社により提供される。ゲート・キャパシタ125、135が、過渡現象中に保護装置120、130のための基準電圧を維持するために、保護装置120、130のゲート入力において設けられる。
負の過電圧保護装置120は、最初に、VBH値に近い過電圧をクリップする。過電圧から十分な電流が利用できる場合、負の過電圧保護装置120は、オン状態の条件で基準とされる、低電圧のアースにクローバする(crowbar)。過電圧が弱まると、負の過電圧保護装置120の高い保持電流が、SLIC出力電流と共に、DCラッチアップを防ぐ。同様に、正の過電圧保護装置130は、最初に、VBP値に近い正の過電圧をクリップする。過電圧から十分な電流が利用できる場合、正の過電圧保護装置130は、オン状態の条件で基準とされる、低電圧のアースにクローバする。過電圧が弱まると、SLICは、導体電圧を、その正常な負の値に引き下げ、このことが正の過電圧保護装置130の方向を換え、逆バイアス状態にする。過電圧の過渡現象の間、増加した電流が、正係数デバイスである保護抵抗器110を通過し、保護抵抗器110を3状態にし、それにより、関連するインターフェース線105を分離する。
図1の二重保護装置の保護機構は、ライン・カードで支持される各インターフェース線が、2つの保護装置120、130および2つの比較的高価なゲート・キャパシタ125、135を必要とするため、高価である。
この文書のこの節は、以下に説明され、および/または特許請求される、開示される主題の様々な態様に関連する可能性のある技術の様々な態様を照会することを意図される。この節は、開示される主題の様々な態様をより分かりやすくするのを助けるための背景情報を提供する。この文書のこの節におけるステートメントは、この観点で読まれるべきであり、従来技術を許容するものとして読まれるべきではない。開示される主題は、上で説明された問題のうちの1つまたは複数を克服すること、または少なくともその影響を低減することに関する。
以下は、開示される主題のいくつかの態様に対する基本的な理解をもたらすために、開示される主題の簡略化された要約を提示する。この要約は、開示される主題の包括的な全体像ではない。核となる、または決定的に重要な、開示される主題の要素を確認すること、あるいは開示される主題の範囲を正確に叙述することは、意図されていない。その唯一の目的は、後に論じる、より詳細な説明の前置きとして、簡略化された形で、いくつかの概念を提示することである。
開示される主題の一態様が、複数の加入者線インターフェース回路と、複数のインターフェース線と、第1の過電圧保護装置とを含むライン・カードの中に見られる。加入者線インターフェース回路はそれぞれ、第1の正の基準電圧で電力を受けるように動作することができる第1の入力端子を有する。インターフェース線はそれぞれ、ライン・カードの外の加入者線とインターフェースするために、加入者線インターフェース回路のうちの1つと結合される。第1の過電圧保護装置は、インターフェース線と結合され、インターフェース線のうちの少なくとも1本の電圧が、第1の正の基準電圧を超えることに応答して過電圧保護をもたらすために、第1の正の基準電圧に基準づけられる。
開示される主題の他の一態様が、外部加入者線とインターフェースするための複数のインターフェース線を含むライン・カードを保護するための方法の中に見られる。方法は、インターフェース線の電圧を監視することと、インターフェース線のうちの任意の1本の電圧が第1の正の基準電圧を超えることを確定することに応答して、インターフェース線をアースと結合することとを含む。
開示される主題は、以後、同じ参照番号が同様の要素を示す、添付の図面を参照して説明される。
ライン・カードのための従来の保護回路の図である。 本主題の例示的一実施形態による、共有の正の保護を使用する、ライン・カード用保護回路の図である。 追加の電力シンクを含む、図2の保護回路の一実施形態の図である。 連続的なゲート電流所要量を削減するために、シンク回路に追加のトランジスタを含む、図3の保護回路の一実施形態の図である。 電流分路能力を高めるために、シンク回路に追加のパワー・トランジスタを含む、図4の保護回路の一実施形態の図である。
開示される主題は、様々な改変および代替形体を受け入れる余地があるが、それらのうちの特定の実施形態が、図面の中に例として示され、本明細書の中で詳細に説明される。しかし、本明細書における特定の実施形態の説明は、開示される主題を開示される特定の形体に限定することは意図されず、反対に、その意図が、添付の特許請求の範囲により確定される、開示される主題の趣旨および範囲の中に収まる、すべての改変、同等物、および代替物をカバーすることにあることを、理解されたい。
開示される主題の1つまたは複数の具体的な実施形態が、以下に説明される。開示される主題は、本明細書に含まれる実施形態および図に限定されるものではなく、以下の特許請求の範囲に入る、実施形態の一部分および異なる実施形態の要素の組合せを含む、それらの実施形態の改変された形体を含むことが、明確に意図される。任意のエンジニアリングまたは設計のプロジェクトにおけるような、任意のそのような実際の実施の開発において、システム関連およびビジネス関連の制約条件の順守など、個別の実施毎に異なりうる開発者の具体的な目標を達成するために、数多くの実施固有の決定がなされなければならないことを、理解されたい。さらに、そのような開発努力は、複雑で時間を要するものでありうるが、それにもかかわらず、本開示の便益を有する当業者にとって、設計、製作、および製造の日常的業務であろうことを理解されたい。本出願において、「決定的に重要な」または「本質的」であると明確に示されない限り、開示される主題に対して決定的に重要、または本質的であるとみなされるものは、何もない。
次に、開示される主題が、添付の図面を参照して説明される。様々な構造、システムおよびデバイスが、開示される主題を当業者によく知られている詳細で分かりにくくしないために、例示だけを目的として、図面で概略的に示される。それにもかかわらず、添付の図面は、開示される主題の例示的な見本を説明し、明らかにするために含められる。本明細書で使用される単語および句は、当業者によるそれらの単語および句の理解と一致する意味を有するものと理解され、解釈されるべきである。用語または句の特別な定義、すなわち当業者に理解される通常的で慣用的な意味と異なる定義が、本明細書における用語または句の首尾一貫した使用により暗示されることは、意図されない。用語または句が特別な意味、すなわち当業者に理解される以外の意味、を有することを意図する限り、そのような特別な定義は、その用語または句に対する特別な定義を、直接かつ明白に提供する定義的な方法で、明細書の中で明確に説明される。
次に、いくつかの図を通して、同じ参照番号が同様の部品に対応する図面を参照すると、特に、図2を参照すると、開示される主題が、複数の加入者線インターフェース回路(SLIC)205を含む例示的ライン・カード200の簡略化された図に照らして説明される。SLIC 205のための保護機能を支持するために使用される、ライン・カード200の要素だけが、示される。例示的SLICデバイス205は、カナダ、オンタリオ州のZarlink Semiconductor社が提供するモデルLe79271デバイスであってよい。各SLIC 205は、それぞれチップ線およびリング線用のADおよびBD入力端子、ならびに、それぞれVBPおよびVBHの基準電圧用のVBATPおよびVBATHの入力端子を有する。複数のインターフェース線207が、図2に表される(すなわち、TIP1−nおよびRING1−nとして示される)。
各インターフェース線207は、保護抵抗器210、およびVBHに基準づけられる負の過電圧保護装置220を有する。異常な雑音または機能損失を潜在的に引き起こす可能性のある、1本のインターフェース線207の乱れが他の線207を乱すことがないように、個別の負の過電圧保護装置220が、VBH基準に対して使用される。
VBP電源は、通常、呼び出しのためだけに使用されるので、1本の外部加入者線の乱れが、他の加入者線に重大な影響を与えることは考えられない。従って、共有の正の過電圧保護装置230が、VBP基準に対して使用される。負の過電圧保護装置220は、従来の方法で動作し、チップ線またはリング線の電圧が負の方向にVBHを超えると、関連する負の過電圧保護装置220が、他の線207に影響を与えることなく、上述の通り、関連する線を保護する。共有の正の過電圧保護装置230は、インターフェース線207のうちの1本が乱れたことに応答して、インターフェース線207すべてに対して、その保護機能を実施する。ゲート・キャパシタ225、235は、保護装置220、230のゲート入力において設けられる。
分離ダイオード240が、VBHに基準づけられる負の過電圧保護装置220をトリガするのを助けるために、SLIC 205のVBATH入力端子に設けられる。ダイオード240がない(すなわち、VBHが正常動作に対して電流をシンクさせ、電流を供給できない)場合、VBH電源は、負の過電圧保護装置220がトリガされることなく、ますます負に引き下げられうる。例示される実施形態において、同様のダイオードが、SLIC 205に対するVBATP入力端子に対して設けられるが、それらのダイオードは、SLIC 205の中に一体化される。分離ダイオード245が、正常動作中に、チップ線とリング線を互いに分離するために、設けられる。分離ダイオード250は、分離ダイオード240と同様に働くが、分離ダイオード250は、正サージの事象において、共有の正の保護装置230をトリガするのを助ける。分離ダイオード250がない場合、VBP電源は、正常動作中に電流を供給することはできるが、電流をシンクさせることができないので、VBP電源は、共有の正の保護装置230がトリガされることなく、ますます正に引っ張られうる。
共有の正の過電圧保護装置230により、チャンネル間の干渉に対する唯一の重大な可能性が、1つのチャンネルがサージを被っているときに、他のチャンネルが、偶然に、呼び出し状態にある場合(すなわち、律動的な呼び出しの沈黙期間でなく実出力で呼び出しているとき)に、存在する。従って、他のチャンネルの呼び出し波形が影響を受ける可能性はあるが、その線は依然として呼び出しており、機能を損なうことはない。典型的には、呼び出し音だけが、短期間、影響を受ける可能性がある。共有の正の過電圧保護装置230は、必要とされる保護装置の数、およびゲート・キャパシタ235の数をも削減することにより、ライン・カード200のコスト、およびプリント回路ボード上で使用される場所を、削減する。
図3の実施形態に示すように、VBPを基準とする乱れが存在する間に、他の線207が、偶然に呼び出し状態にある場合、他の線207が乱れる可能性は、共有の正の過電圧保護装置230に加えて、電力シンク300を設けることにより、軽減されうる。電力シンク300は、サージ電流のアースへの経路をもたらし、低レベルの電源交差事象など、低い電流サージが、正の過電圧保護装置230をトリガすることなく通過することを可能にする。電力シンク300が、複数のインターフェース線207にまたがって共有されるように示されているが、各インターフェース線207がそれ自体の電力シンク300を有するように、個別の電力シンク300が分配されてよいことが意図される。
電力シンク300は、パワー・トランジスタ310と、パワー・オフ用負荷および動作制限の抵抗器320と、バイアス・ダイオード330と、バイアス抵抗器340とを含む。バイアス・ダイオード330およびバイアス抵抗器340は、トランジスタ310のゲートが、VBPよりダイオード・ドロップだけ低い値に基準づけられるように、パワー・トランジスタ310をバイアスする。従って、パワー・トランジスタ310は、ノード350の電圧がVBPを超えると、電流を導く。正の乱れのため、ノード350の電圧は、上昇しようとし続けるので、パワー・トランジスタ310により導かれる電流は、増加する。抵抗器320の中の電力消費も、P320=R320×Iとして増加する。トランジスタ310における電力消費は、P310=VBP×I(抵抗器320無し)から、P310=(VBP−R320×I)×I=VBP×I−R320×I=VBP×I−P320(抵抗器320有り)、に削減される。こうして、抵抗器320は、パワー・トランジスタ310から、電力消費を負荷軽減する。パワー・トランジスタ310は、制限抵抗器320の両端の電圧降下が、VBPよりバイアス・ダイオード330のダイオード電圧降下だけ低い値に等しくなると、飽和する。従って、パワー・トランジスタ310を通して消費される電流は、制限抵抗器320の抵抗に基づいて制限される。ノード350の電圧が、VBPに正の過電圧保護装置230に関連するダイオード電圧降下を加えた値に達するまで、乱れからの残りの電流がノード350の電圧を上昇させ、それにより、追加の電流を消費するために、正の過電圧保護装置230がスイッチ・オンされる。
従って、電力シンク300は、正の過電圧保護装置230をトリガすることなく、低レベルの乱れからの電流が消費されることを可能にする。雷サージに対して、事象は瞬間的である。そのような、大電流ではあるが持続時間の短い正のサージに対して、正の過電圧保護装置230がスイッチ・オンし、線207を、VBP基準をもたらす正の電源と共に、アースに導く。電源は、自己保護モードに入る。サージが消滅すると、電源は、その被保護モードから復帰し、正常な供給を再開する。VBP電源への衝撃は限定的である。電源の特性に従って、衝撃は、100ms程度でありうる。
しかし、電源交差に対して、事象は、長時間、おそらく無期限に、続く可能性がある。K.20/K.44およびGR1089の規格において、15分続く多くの試験が存在するが、実世界においては、電源交差事象は、ずっと長く続く可能性がある。電源交差レベルが高く、電源インピーダンスが低い場合、保護抵抗器210は急速にヒート・アップし、高インピーダンス状態に移行する。VBP電源に対する衝撃は、扱いやすい。例えば、230Vrms/300オームの電源交差のもとで、50オームPTCが高インピーダンスになるのに、2秒かかる可能性がある。言い換えれば、VBP電源は、約2秒の間に、乱されて0Vになるか、またはそれに近くなる。
230Vrms/1000オームの事象または100Vrms/600オームの事象など、電源交差レベルが低い場合および/または電源インピーダンスが高い場合に対して、テスト時間は15分である。低電流であるため、保護抵抗器210は、ヒート・アップし、高インピーダンスになるのに、長時間かかる可能性がある。例えば、100Vrms/600オームの電源交差事象のもとで、50オームPTCが高インピーダンスになるのに、3分超かかる可能性がある。保護抵抗器210が、正の保護装置を開放するために、またVBP電源を開放するために高インピーダンスになることが、起こらないことがありうる。図3に示す電力シンク300は、長時間の間、VBP電源を乱すことを避けるのを助ける。
正サージの事象において、パワー・トランジスタ310がスイッチ・オンする。サージ電流が、電力シンク300の能力より少ない場合、正の過電圧保護装置230はトリガされず、それゆえ、サージは、VBP電源に乱れを引き起こさない。電流が電力シンク300の容量を超える場合、正の過電圧保護装置230がスイッチ・オンし、サージ事象が終わるまで、または保護抵抗器210が高インピーダンスになるまで、VBP電源をアースに導く。上述のように、サージ電流が電力シンク300の能力を超えることが、正の過電圧保護装置230を活性化させる。正の過電圧保護装置230が活性化すると、サージ電流が急上昇し、大電流が保護抵抗器210を通過する結果をもたらし、保護抵抗器210を短時間に高インピーダンスにさせる。正の過電圧保護装置230がスイッチ・オンする時点に保護抵抗器210を通過する電流は、パワー・トランジスタ310の最大能力におけるものであり、その最大能力は、制限抵抗器320によって制限され、約VBP/R320の電流レベルである。この同じ電流が、(VTIPN−V350)/R210または約(VTIPN−VBP)/R210として、保護抵抗器210を通過している。それゆえ、VBP/R320=(VTIPN−VBP)/R210となる。VTIPNはVTIPN=VBP(1+R210/R320)で決定されうる。正の過電圧保護装置230がスイッチ・オンすると、ノード350が、アースに導かれる。保護抵抗器210を通る電流は、(VTIPN−0)/R210=VTIPN/R210となる。知られているVTIPNにより、電流は、VTIPN/R210=VBP(1+R210/R320)/R210=VBP/R210+VBP/R320として決定されうる。それゆえ、電流は、VBP/R320から(VBP/R210+VBP/R320)まで急上昇する。VBP=100V、R210=50オーム、およびR320=100オームの場合、電流は、1アンペアから3アンペアまで急上昇する。
上の解析は、電流能力がVBP/R320である電力シンク300が、正の保護装置をトリガすることにより、別のサージ電流(VBP/R210+VBP/R320)を阻止することを意味する。R210=50オームおよびR320=100オームの値が標準であるので、電力シンク300は、正の過電圧保護装置230をトリガすることにより、その電流能力の3倍のサージ電流を阻止する。言い換えれば、電力シンク300は、効果的に高い閾値を生成する。閾値の下では、正の過電圧保護装置230は、トリガされない。閾値を交差する長時間の事象が発生すると、大電流が、速やかに、保護抵抗器210を高インピーダンスにさせる。一度、保護抵抗器210が高インピーダンスになれば、そのことが、共有の正の過電圧保護装置230、およびVBP電源をも開放する。低レベル(すなわち、VBP/R210+VBP/R320未満の異常電流)で長期間続く異常事象による潜在的な障害が、回避される。高レベルで長期間続く異常事象による潜在的な障害は、異常事象の極めて初期の部分(すなわち、保護抵抗器210が高インピーダンスにされるまで)のみに、著しく限定される。
パワー・トランジスタ310は比較的大きなトランジスタであるので、パワー・トランジスタ310は、大きな、エミッタからコレクタへの電流IECを通過させうるが、コモン・エミッタ電流利得βは、通常は低い。コレクタ電流は、ベースまたはゲート電流の約β倍である。ゲート電流は、I=IEC/βとして表すことができる。ダイオード330およびバイアス抵抗器340を含むバイアス回路は、ピーク・ゲート電流以上の電流を、常に供給する必要がある。ほとんどの時間、サージ異常は存在しないので、この状況は、かなりのレベルの電力を浪費しうる。VBP=100VでR320=100オームの場合、ピークはIEC=1Aである。β=10の場合、ゲート電流はI=100mAである。抵抗器340での電力消費は、少なくともI×VBP、すなわち100mA×100V=10ワットでなければならない。
図4に示す他の実施形態に見られるように、ゲート電流は、イネーブル・トランジスタ360およびその関連の抵抗器365を電力シンク300の中に設けることにより、削減されうる。イネーブル・トランジスタ360は、パワー・トランジスタ310よりサイズが小さく、より高いβを有する。バイアス電流は、今や、IG310からIG310/β365に、大幅に削減される。β365が50であると仮定すると、バイアス電流は、IG310/β365=100mA/50=2mAとなる。バイアス抵抗340のバイアス電力は、10ワットから2mA×100V=0.2ワットに削減される。2つのバイアス・ダイオード330A、330Bが、VBP基準に関してトランジスタ310、360を補償するために設けられる。ノード350の電圧がVBPを超えると、パワー・トランジスタ310が、イネーブル・トランジスタ360と共に導通し始める。イネーブル・トランジスタ360が、パワー・トランジスタ310のために必要なゲート電流を供給する。しかし、サージの過渡現象がない正常動作中、トランジスタ310、365はオフであり、ダイオード330A、330Bおよび抵抗器340を含むバイアス回路だけが活性化されたままである。保護ダイオード370、375が、過渡現象中の逆電流の流れからトランジスタ310、360を保護するために設けられる。
電力シンク300の電力消費能力は、パワー・トランジスタ310の能力により、制限される。図5に示す他の実施形態において、電力シンク300の能力が、パワー・トランジスタ310およびその制限抵抗器320と平行に、1つまたは複数の追加のパワー・トランジスタ380および関連する制限抵抗器385を設けることにより、増加されうる。追加の保護ダイオード390がまた、パワー・トランジスタ380のために設けられる。パワー・トランジスタ380がパワー・トランジスタ310と同じサイズであれば、電力シンク300の電流移送能力は効果的に倍増され、電力シンク300が、正の過電圧保護装置230を活性化させることなく、より高レベルの過渡現象を処理することを可能にし、また、サージ事象が、増加された電流閾値を超える場合は、保護抵抗器210を通る電流がさらに増加し、保護抵抗器210は、より短時間に高インピーダンスにされる。
共有の正の過電圧保護装置230を使用して正の過渡現象からSLIC 205の保護を共有することで、保護装置230およびそれらに関連するゲート・キャパシタ235の数が削減されることにより、ライン・カード200のコストが削減される。プリント回路ボード面積の節約が、同様に達成される。これらの利点は、ライン・カード200の総合的動作に、最小の影響しか与えずに、実現されうる。共有の正の過電圧保護装置230を使用することにより引き起こされる干渉は、典型的には、乱された線が呼び出し状態にあるときだけに発生し、呼び出しのAC信号の振幅の減少が、結果としてもたらされる。そのような乱れは、呼び出し中に発生する雷事象の間、または呼び出しサイクルの途中で最初に発生する高電流の電源交差の間にだけ、発生する可能性がある。落雷の影響持続時間は、約100msに過ぎず、電源交差異常の影響持続時間は、約2〜3秒までである。電源交差異常の影響持続時間は、電力シンク300の電流をシンクさせる能力を増加させることにより削減されうる。異なるインターフェース線207が、呼び出し状態にある間にVBP電源に対する障害が生じる場合、結果としてもたらされる呼び出し信号の振幅の減少で、乱れの間、呼び出し音の大きさが減少する可能性があるか、または、電話を呼び出すには、呼び出し信号の振幅が小さすぎる可能性があるが、呼び出しは、依然として続いており、機能低下はない。言い換えれば、呼び出し信号に対するひずみは、典型的には、呼び出し律動サイクルの1サイクルだけに、影響を与える。
上に開示された特定の実施形態は、例示的であるに過ぎない。なぜなら、開示された主題は、本明細書における技術に便益を有する当業者にとって明らかな、異なるが同等の方法で改変され、実施されうるからである。さらに、以下の特許請求の範囲の中で記載される以外には、本明細書で示される構造または設計の詳細に対する限定は、意図されていない。それゆえ、上で開示された特定の実施形態が、変更、または改変されうること、および、そのような変形のすべてが、開示された主題の範囲および趣旨の範囲内にあるとみなされることは、明白である。従って、本明細書において追求された保護は、以下の特許請求の範囲において説明される通りである。

Claims (10)

  1. それぞれが、第1の正の基準電圧で電力を受けるように動作することができる第1の入力端子と第2の負の基準電圧で電力を受けるように動作することができる第2の入力端子とを有する、複数の加入者線インターフェース回路と、
    それぞれが、ライン・カードの外の加入者線とインターフェースするために、前記加入者線インターフェース回路のうちの1つと結合された、複数のインターフェース線と、
    前記インターフェース線と結合され、前記インターフェース線のうちの少なくとも1本の電圧が前記第1の正の基準電圧を超えることに応答して前記複数の加入者線インターフェース回路のそれぞれに対する正の過電圧保護をもたらすために、前記第1の正の基準電圧に基準づけられる共有の正の過電圧保護装置と、
    前記第2の負の基準電圧に基準づけられる複数の負の過電圧保護装置であって、前記負の過電圧保護装置のそれぞれが、前記インターフェース線のうちの関連する1本と結合され、前記関連するインターフェース線の電圧が前記第2の負の基準電圧を超えることに応答して負の過電圧保護をもたらすように動作することができる負の過電圧保護装置とを備える、ライン・カード。
  2. 前記の過電圧保護装置が、前記第1の正の基準電圧を受けるために結合された第1のゲート入力端子を含み、前記第1のゲート入力端子と結合された第1のゲート・キャパシタをさらに備える、請求項1に記載のライン・カード。
  3. 前記正の過電圧保護装置が、前記インターフェース線のうちの少なくとも1本の電圧が前記第1の正の基準電圧を超えることに応答して前記インターフェース線をアースすることにより、正の過電圧保護をもたらすように動作することができる、請求項1に記載のライン・カード。
  4. 前記インターフェース線のそれぞれと前記正の過電圧保護装置との間に結合された分離ダイオードをさらに備える、請求項1に記載のライン・カード。
  5. 前記正の過電圧保護装置が、前記第1の正の基準電圧を受けるために結合された第1のゲート入力端子を含み、前記負の過電圧保護装置がそれぞれ、前記第2の負の基準電圧を受けるために結合された第2のゲート入力端子を含み、
    前記第1のゲート入力端子と結合された第1のゲート・キャパシタと、
    それぞれが、前記第2のゲート入力端子のうちの1つと結合された、複数の第2のゲート・キャパシタとをさらに備える、請求項1に記載のライン・カード。
  6. 前記正の過電圧保護装置が、前記インターフェース線のうちの少なくとも1本の電圧が前記第1の正の基準電圧を超えることに応答して前記インターフェース線をアースすることにより、過電圧保護をもたらすように動作することができ、前記負の過電圧保護装置がそれぞれ、前記関連するインターフェース線の電圧が前記第2の負の基準電圧を超えることに応答して、その関連するインターフェース線をアースすることにより負の過電圧保護をもたらすように動作することができる、請求項1に記載のライン・カード。
  7. 第1の正の基準電圧を受けるように動作することができる第1の端子と、
    第2の負の基準電圧を受けるように動作することができる第2の端子と、
    それぞれが外部加入者線とインターフェースするための、複数のインターフェース線と、
    前記インターフェース線と結合され、前記インターフェース線のうちの少なくとも1本の電圧が前記第1の正の基準電圧を超えることに応答して前記複数のインターフェース線のそれぞれに対する正の過電圧保護をもたらすために、前記第1の正の基準電圧に基準づけられる第1の共有の正の過電圧保護装置と、
    それぞれが、前記インターフェース線のうちの関連する1本と結合され、前記関連するインターフェース線の電圧が前記第2の負の基準電圧を超えることに応答して負の過電圧保護をもたらすために、前記第2の負の基準電圧に基準づけられる複数の第2の負の過電圧保護装置とを備える、保護回路。
  8. 前記第1の共有の正の過電圧保護装置が、前記第1の正の基準電圧を受けるために結合された第1のゲート入力端子を含み、前記第2の負の過電圧保護装置それぞれが、前記第2の負の基準電圧を受けるために結合された第2のゲート入力端子を含み、
    前記第1のゲート入力端子と結合された第1のゲート・キャパシタと、
    それぞれが、前記第2のゲート入力端子のうちの1つと結合された、複数の第2のゲート・キャパシタとをさらに備える、請求項7に記載の保護回路。
  9. 前記インターフェース線のそれぞれと前記第1の共有の正の過電圧保護装置との間に結合された分離ダイオードをさらに備える、請求項7に記載の保護回路。
  10. 外部加入者線とインターフェースするための複数のインターフェース線を含むライン・カードを保護する方法であって、
    前記インターフェース線の電圧を監視することと、
    前記インターフェース線のうちの任意の1本の前記電圧が第1の正の基準電圧を超えることを確定することに応答して、前記複数のインターフェース線と結合された共有の正の過電圧保護装置を使用して前記インターフェース線をアースと結合することと、
    それぞれが前記インターフェース線の1つと結合された複数の負の過電圧保護装置を提供することと、
    選択されたインターフェース線の前記電圧が第2のの基準電圧を超えることを確定することに応答して、前記選択されたインターフェース線と結合された前記負の過電圧保護装置を使用して前記選択されたインターフェース線をアースするように結合すること
    を含む、方法。
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