JP5219134B2 - 情報表示装置、情報表示方法、情報表示プログラム、並びに情報表示プログラムを記録した記憶媒体 - Google Patents

情報表示装置、情報表示方法、情報表示プログラム、並びに情報表示プログラムを記録した記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、情報表示装置、情報表示方法、情報表示プログラム、並びに情報表示プログラムを記録した記憶媒体に関し、特に、表示装置の表示画面に何らかの情報(例えば文字や画像など)を表示しておき、その表示画面上の位置を何らかの方法(例えば指やペンなど)で指示することで、表示情報の表示内容の変更や操作を実行させる情報表示装置、情報表示方法、情報表示プログラム、並びに情報表示プログラムを記録した記憶媒体に関する。
近年、あらゆる表示端末装置で、文字、静止画、動画などを利用したコンテンツ(設定メニューなど表示されるものは全て含む)を閲覧・操作できるようになっている。
ところで、携帯電話機などの小型機器では、搭載されているディスプレイが、年々大型化されているとはいえ、例えばパーソナルコンピュータのディスプレイなどと比べると非常に小さく、これによって表示画面に表示する文字、画像、操作ボタンなどの数や大きさが制限されてしまう。そのため、上記小型機器では、上記パーソナルコンピュータなど比較的大型のディスプレイを有する機器と比べると、表示される情報の見やすさ、操作しやすさといった、表示や操作性が劣るものとなってしまう。
そこで、携帯電話機の表示画面上に、ユーザが選択しようとしている複数の位置を直接指示することができるタッチパネルを搭載しているものがある(特許文献1)。また、特許文献2では、タッチパネルを操作することで検出された2点の座標値を検出し、2点間の距離および2点を結ぶ線の角度の少なくとも一方を算出し、2点間の距離および角度の変化量に基づいてキャラクタの動作パラメータを設定し、この動作パラメータに基づいてキャラクタの動作を制御するゲーム機が考案されている。また、特許文献3では、以前の複数の個所の指示位置の中で最も近い位置あるいは、大きさが最も近い位置を、現在の指示位置に対する以前の指示位置として、移動の軌跡を識別する技術が示されている。
特開2002−342014号公報 特開2006−34754号公報 特開2001−290585号公報
しかしながら、複数の箇所の指示位置を検出することが可能な入力装置を備えた表示装置では、1つの点を指示しても複数の点として検出されたり、ノイズの影響などで指示していない点が検出されることがある。
このような状況において、特許文献2では、2点間の距離および角度の変化量を基にキャラクタの動作を設定しているが、2点以上の点が検出された場合、対応点の取り方に課題がある。
また、特許文献3は、以前の複数の個所の指示位置の中で最も近い位置あるいは、大きさ最も近い位置を、現在の指示位置に対する以前の指示位置として、移動の軌跡を識別しているが、追跡中にノイズ、誤認識による欠落などの影響により、不要な点が検出され、追跡に失敗する、あるいは追跡が止まってしまう問題がある。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、表示情報の表示や操作性の向上が可能な情報表示装置、情報表示方法、情報表示プログラム、並びに情報表示プログラムを記録した記憶媒体を提供することである。
この発明のある局面に従う情報表示装置は、情報を表示するための表示手段と、表示手段の表示画面上の位置を指示するための入力情報を取得するための入力手段と、入力手段が取得した入力情報に基づいて、今回指示された位置情報を検出するための位置検出手段と、位置検出手段により検出された今回の位置情報を記憶するための位置情報記憶手段と、2以上の操作モードを有するアプリケーションを記憶するアプリケーション記憶手段と、操作モードごとの対応条件として、操作モードごとに、位置検出手段が検出する位置情報の範囲を規定した対応条件情報と、少なくとも前回の操作モードの情報を含む対応関係情報とを記憶するための対応関係蓄積手段と、今回の位置情報、対応条件情報および対応関係情報に基づいて、今回の操作モードを決定するための決定手段と、決定手段により決定された今回の操作モードに応じて、表示画面を変更するための表示変更手段とを備える。決定手段は、今回の位置情報がいずれかの対応条件を満たしており、かつ、適合する対応条件に対応付けられた操作モードが前回の操作モードと同一である場合に、対応付けられた操作モードを今回の操作モードとして決定する。そして、情報表示装置は、さらに、今回の操作モードの決定に用いられた今回の位置情報と前回の操作モードの決定に用いられた前回の位置情報との関係に基づいて前回の操作モードの対応条件を変更することで、決定手段により決定された今回の操作モードの対応条件を設定するための対応条件設定手段を備える。
好ましくは、決定手段は、さらに、今回の操作モードの情報を、対応関係蓄積手段の対応関係情報に追加する。
好ましくは、位置情報の範囲は、所定の範囲である。
好ましくは、対応条件設定手段は、決定手段により決定された今回の操作モードの対応条件を設定すると共に、今回の操作モード以外の操作モードの対応条件として設定された対応条件を削除する
好ましくは、対応条件情報は、操作モードごとに、位置検出手段によって検出される位置情報の数をさらに含む。
好ましくは、対応条件情報は、対応条件の優先度をさらに含む。
この発明の他の局面に従う情報表示方法は、表示画面上の位置を指示するための入力情報を取得することにより、今回指示された位置情報を検出するステップと、検出された今回の位置情報を記憶するステップと、2以上の操作モードを有するアプリケーションの操作モードごとの対応条件として、操作モードごとに、検出される位置情報の範囲を規定した対応条件情報と、少なくとも前回の操作モードの情報を含む対応関係情報と、今回の位置情報とに基づいて、今回の操作モードを決定するステップと、決定された今回の操作モードに応じて、表示画面を変更するステップとを備える。決定するステップでは、今回の位置情報がいずれかの対応条件を満たしており、かつ、適合する対応条件に対応付けられた操作モードが前回の操作モードと同一である場合に、対応付けられた操作モードを今回の操作モードとして決定する。そして、情報表示方法は、さらに、今回の操作モードの決定に用いられた今回の位置情報と前回の操作モードの決定に用いられた前回の位置情報との関係に基づいて前回の操作モードの対応条件を変更することで、決定するステップで決定された今回の操作モードの対応条件を設定するステップを備える。
この発明のさらに他の局面に従う情報表示プログラムは、表示画面上の位置を指示するための入力情報を取得することにより、今回指示された位置情報を検出するステップと、検出された今回の位置情報を記憶するステップと、2以上の操作モードを有するアプリケーションの操作モードごとの対応条件として、操作モードごとに、検出される位置情報の範囲を規定した対応条件情報と、少なくとも前回の操作モードの情報を含む対応関係情報と、今回の位置情報とに基づいて、今回の操作モードを決定するステップと、決定された今回の操作モードに応じて、表示画面を変更するステップとをコンピュータに実行させる。決定するステップでは、今回の位置情報がいずれかの対応条件を満たしており、かつ、適合する対応条件に対応付けられた操作モードが前回の操作モードと同一である場合に、対応付けられた操作モードを今回の操作モードとして決定する。そして、情報表示プログラムは、さらに、今回の操作モードの決定に用いられた今回の位置情報と前回の操作モードの決定に用いられた前回の位置情報との関係に基づいて前回の操作モードの対応条件を変更することで、決定するステップで決定された今回の操作モードの対応条件を設定するステップをコンピュータに実行させる。
この発明のさらに他の局面に従うコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記記載の情報表示プログラムを記録する。
本発明によると、ノイズなどの影響を受けやすく誤検出が多い環境下においても、表示情報の表示や操作性を向上させることが可能となる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
<構成について>
はじめに、本発明の実施の形態1における情報表示装置の構成について説明する。本発明の実施の形態1における情報表示装置は、携帯電話機、電子辞書、PDA(Personal Digital Assistant)装置、ノート型パーソナルコンピュータ、カーナビゲーションシステム、その他の表示装置などとして機能する。
図1は、本発明の実施の形態1における情報表示装置1の機能構成を示す機能ブロック図である。図2は、情報表示装置1の外観の一例を示す図である。図3は、情報表示装置1のハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。
図1を参照して、情報表示装置1は、入力部2と、制御部3と、表示部4とを備えている。表示部4は、文字や画像などを利用したコンテンツを表示する。このコンテンツには、設定メニューなどのボタンや、表示先リンクなど表示されるものは全て含まれる。
入力部2は、ユーザが画面上の位置を指示するための入力情報を周期的に取得し、制御部3に与える。この入力部2は、タッチパネルで指やペン211を接触させるものであったり、表示画面全体を撮像した画像であったりする。
ここで、図2を参照して、本実施の形態においては、入力部2が表示部4に重なるように配置されている。つまり、入力部2と表示部4は一体化されて操作パネル部200を構成する。情報表示装置1は、操作パネル部200に、文字や画像などを利用したコンテンツ(メニューボタンを含む)を表示しておく。そして、当該表示を見たユーザが、指やスタイラスペン211などを用いることで、表示画面上の自らが注目する部分をボタン操作、拡大、回転、スクロール表示などを実行することができる。
なお、入力部2が表示部4上の位置を指定することができれば、表示部4に重なって入力部2が配置されている必要はない。
制御部3は、位置情報検出部5と、操作情報処理部6と、表示変更部7とを備えている。
位置情報検出部5は、入力部2から入力された情報に基づいて、ユーザの指やスタイラスペン211と表示画面との相対的な位置関係を検出する。この入力部2から入力される情報には、ノイズによる誤検出の位置情報が含まれている場合がある。
操作情報処理部6は、位置情報検出部5で検出された位置から操作内容(操作モード)を決定する処理を行う。詳細は後述する。
表示変更部7では、操作情報処理部6で決定された操作内容に従って、表示内容を変更する。そして、変更する表示情報を、表示部4に出力する。
ここで、図3を参照して、情報表示装置1は、上記した、入力部2および表示部4により構成される操作パネル部200に加え、各種演算および制御を行なうためのCPU(Central Processing Unit)201、たとえばブートアッププログラム等のプログラムおよび各種データを記憶するためのROM(Read Only Memory)202、作業データ等を記憶するRAM(Random Access Memory)203、通信I/F204、計時動作を行なう計時部205、記録媒体210からプログラムやデータの読み出しが可能なドライブ装置206、および、不揮発性の記憶部たとえばフラッシュメモリ207を備える。これらのハードウェアは、バス208と接続される。
ROM202には、情報表示装置1の機能を実現させるためのプログラム(情報表示プログラム)、および、2以上の操作モードを有するアプリケーションプログラムが記憶されている。
なお、記録媒体210に、情報表示プログラムが格納され、ドライブ装置206がこれらのプログラムを読出してもよい。読み出された情報表示プログラムは、たとえばフラッシュメモリ207に転送されて、CPU201により実行される。又は、情報表示プログラムは、通信I/F204により、外部より図示しないネットワークを通じて受信されてもよい。情報表示プログラムは、実行の際にRAM209にロードされる。なお、記録媒体210から、又はネットワークを介して、直接にRAM209に情報表示プログラムがロードされてもよい。
記録媒体210は、CD−ROM(Compact Disc-ROM)、MO(Magneto-Optical disc)、MD(Mini Disc)、及びDVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスクであってもよいし、FD(フレキシブルディスク)及びハードディスク等の磁気ディスクであってもよい。あるいは、磁気テープ及びカセットテープ等のテープ媒体、IC(Integrated
Circuit)カード及び光カード等のカード型記録媒体、並びにマスクROM、EPROM(Erasable Programable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programable ROM)、及びフラッシュROM等の半導体メモリのいずれかでもよい。
図4は、本発明の実施の形態1における操作パネル部200での表示および入力の関係を説明するための図である。図4(a)は、ユーザが画像を閲覧する場合の表示例であり、表示部4には、閲覧対象の画像および2つの操作ボタンBT11,BT12が表示されている。操作ボタンBT11は、表示中の画像を左方向に移動させるのためのボタン(以下「左ボタン」という)である。操作ボタンBT12は、表示中の画像を右方向に移動させるのためのボタン(以下「右ボタン」という)である。
この状態で、ユーザが、左ボタンBT11あるいは右ボタンBT12を指示すると、閲覧する画像を変更することができる。なお、これらのボタンBT11,BT12以外の領域が指示されても表示内容は変更させないもとのとする。
図4(b)は、入力部2の位置情報の一例を示す図である。ここでは、入力部2の左上の端の点P0を原点すなわち、座標(0,0)とする。右方向にx座標、下方向にy座標をとると、x座標およびy座標の最大値は、それぞれたとえば“320”および“480”である。つまり、原点P0が表示部4の左上の端の位置、座標(320,480)の点が右下の端の位置を表わしており、これらの座標位置に基づいて、表示画面との相対位置が決定される。
さらに、図4(a)の左ボタンBT11は、図4(b)の入力部2の座標で表わすと、座標(0,400)、(80,400)、(0,480)、(80,480)の4つの点で囲まれた正方形の領域(以下「左ボタン領域」という)E11であることを示している。同様に、右ボタンBT12は、座標(240,400)、(320,400)、(240,480)、(320,480)の4つの点で囲まれた正方形の領域(以下「右ボタン領域」という)E12であることを示している。
入力部2からは、周期的に入力情報が制御部3に送られてくる。例えば、入力部2が50Hzで画像と取り込んでいるとすると、20ミリ秒ごとに画像が送られてくることになる。この1回(1フレームと呼ぶ)に入力される情報ごとに、制御部3において実行される機能を図5に示す。
図5は、本発明の実施の形態1での制御部3の機能構成を詳細に示すブロック図である。図5を参照して、上述の操作情報処理部6は、対応関係決定部601と位置情報記憶部602と対応関係蓄積部603で構成される。
対応関係蓄積部603は、操作モードごとの対応条件を規定した対応条件情報6031と、少なくとも前回の操作モードの情報を含む対応関係情報6032とを記憶する。
対応関係決定部601は、今回の位置情報、対応条件情報6031および対応関係情報6032に基づいて、今回の操作モードを決定する。
位置情報記憶部602は、位置情報検出部5により検出された今回の位置情報を記憶する。
なお、制御部3に含まれる複数の機能ブロックのうち、位置情報記憶部602および対応関係蓄積部603以外のブロックの動作は、たとえば、CPU201がROM202に記憶された情報表示プログラムを実行することで実現されてもよいし、少なくとも一部については、ハードウェアで実現されてもよい。
<動作について>
図6は、本発明の実施の形態1における、1フレームでの情報表示処理の流れを示すフローチャートである。図6のフローチャートに示す処理は、予めプログラム(情報表示プログラム)としてたとえばROM202に格納されており、CPU201がこのプログラムを読み出して実行することにより、情報表示処理の機能が実現される。
図6を参照して、まず、位置情報検出部5が、入力情報の中にユーザによる位置の指示があったかを判定する(ステップS(以下「S」と略す)101)。つまり、入力部2が取得した入力情報に基づいて、今回指示された位置情報を検出する。例えば、入力情報が画像である場合、入力画像から指の形状を認識し、その形状の中心点から入力位置を算出する。あるいは、入力がスタイラスペン211であり、ペン先がタッチパネルに接触した位置の座標が入力部2に送られてくる場合は、その座標位置が送られてくると、入力があったと判定することができる。入力情報の中から位置情報検出部5によって点が検出されなければ(S101においてNO)、処理を終了し、次のフレームの入力情報を待つ。
一方、入力情報から点が検出されると(S101においてYES)、位置情報検出部5は、検出された点の位置情報を、位置情報記憶部602に記憶する(S102)。ステップS101で複数の位置情報が検出された場合には、全ての位置情報が記憶される。なお、位置情報記憶部602は、たとえばRAM203などの一時記憶装置に含まれてもよいし、フラッシュメモリ207や図示しないハードディスクなどの不揮発性の記憶装置に含まれてもよい。
次に、対応関係決定部601は、位置情報検出部5によって検出された位置(位置情報記憶部602に記憶された位置情報)が所定の対応条件に合うかどうかを判定する(S103)。つまり、検出点の中に所定の対応条件を満たすものが存在するか否かを判断する。
図7は、本発明の実施の形態1において対応関係蓄積部603に記憶される対応条件情報6031の一例を示す図である。対応関係蓄積部603は、処理の間、たとえばRAM203に含まれる。
図7を参照して、対応条件情報6031は、各操作モードと対応付けて、対応条件、すなわち、位置情報検出部5が検出する所定の位置情報(座標)の範囲を規定している。本実施の形態では、操作モードが「左ボタン」の対応条件701として、左ボタン領域E11を式で表現したデータが記憶され、操作モードが「右ボタン」の対応条件702として、右ボタン領域E12を式で表現したデータが記憶される。具体的には、左ボタン領域E11の対応条件701は、「0≦x≦80、かつ、400≦y≦480」であり、右ボタン領域E12の対応条件702は、「240≦x≦320、かつ、400≦y≦480」であることを示している。
対応関係決定部601は、検出された位置情報が示す座標値が、たとえば対応条件701を満たしていれば、操作モードは、「左ボタン」と判定する。
検出された点の位置が上記対応条件701,702のいずれかを満たすと判断された場合(S103においてYES)、対応関係決定部601は、対応関係蓄積部603に蓄積された対応関係情報6032から、前回の操作モードとの対応関係をとる(S104)。
図8は、対応関係蓄積部603に蓄積される対応関係情報6032のデータ構造の一例を示す図である。図8を参照して、対応関係情報6032は、5つの項目801〜805で構成される。項目801は、検出された点を一意に特定するために付与される識別情報(たとえば番号)を表わす。項目802は、検出された時刻(またはフレーム番号)を表わす。項目803は、検出された位置座標を表わす。項目804は、判定された操作モード(左ボタンまたは右ボタン)を表わす。項目805は、対応関係があると判断された点(以下「対応点」という)を表わし、対応点があると判断された場合に、対応点と判断された点の識別情報(番号)が記憶される。
前回のフレームにおいて左ボタン領域E11に点が検出されていたとすると、対応関係情報6032には、前フレームの処理において(後述するステップS105において)、位置情報とともに操作モード「左ボタン」の情報を記憶しているものとする。その場合に、今回のフレーム処理において、左ボタン領域E11に点が検出されたとすると、これらの2点は対応点として決定される。したがって、この場合、今回の点における対応点の欄に、対応がとれた点の識別情報が記憶される。
以下の説明において、対応関係情報6032を構成する点ごとの情報を、「点関連データ」というものとする。なお、本実施の形態では、位置座標の項目803は必ずしも必要ではない。
再び図6を参照して、対応点の決定処理(S104)が終わると、対応関係決定部601は、対応関係蓄積部603の対応関係情報6032に、今回検出された点についての点関係データを追加する(S105)。具体的には、計時部205が計時した現在の時刻と、ステップS101において検出された位置情報と、操作モードとを記憶する。さらに、対応関係決定部601により前回の点との対応関係が検出された場合にはその情報も記憶する。
次に、表示変更部7は、対応関係決定部601が決定した対応点の操作モードに応じて表示内容を変更し、表示部4へ表示内容の変更を指示する。例えば、左ボタンを操作モードとする直前の点が対応点として決定されれば、左ボタンBT11に対応した表示変更を行う。
なお、ステップS103において、検出された点の位置が、対応条件701および702のいずれも満たさないと判断された場合、すなわち、左ボタン領域E11およびE12のいずれも指示されていないと判断された場合には(S103においてNO)、対応関係蓄積部603は、識別情報と対応付けて、時刻および検出された位置の情報のみを蓄積する(S107)。このように、本実施の形態では、対応する操作モードがない状態も、ひとつの操作と捉える。ただし、このような場合、対応関係情報6032に検出された点についての点関連データを蓄積しなくてもよい。
以上で、フレームごとの情報表示処理は終了される。
なお、図6では、ステップS105とS106とを直列的に実行することとしたが、並列的に実行されてもよいし、直列的に実行される場合にはその順序は問わない。
<具体例について>
上述のような情報表示処理の具体的な手順について、図9を参照して説明する。図9は、本発明の実施の形態1における情報表示装置1の処理手順を説明するための図である。
図9(a)に示すように、ユーザにより左ボタンBT11が連続して指示されたと仮定する。図9(b)は、そのような場合に位置情報検出部5が検出した点の遷移例を示している。
図9(b)では、時刻t1、t2、t3の順で座標点を検出していることを示している。ここでは、時刻t1以前において、対応関係蓄積部603の対応関係情報6032に対応関係(点関連データ)は蓄積されていないものとする。
まず、時刻t1において、位置情報検出部5が1つの点PAを検出する(S101)。この点PAの座標は“(30,420)”である。この場合、点PAの座標が左ボタン領域E11の対応条件701に含まれるため、対応関係決定部601により点PAは「左ボタン」に対応すると判定される(S103でYES)。時刻t1において対応関係情報6032に蓄積されている情報はないため、対応点は決定されない(S104)。したがって、この時点では、表示画面は変更されない。図8で示すように、この点PAを、番号“0000”として、点PAに関する情報すなわち、検出された時刻(t1)、点PAの位置、および操作モードとして「左ボタン」が対応関係情報6032に登録される(S105)。「左ボタン」との操作モードを記録しておくことで、点PAは、次回の対応点の候補となる。
次に、時刻t2のフレームにおいて位置情報検出部5は点PB及び点PCの2つの点を検出する(S101)。点PBの座標は(60,430)であり、点PCの座標は(90,380)であるとする。このとき、後者の点PCは、図7の対応条件701,702のいずれも満たさない(S103でNO)。そのため、点PCについては、識別番号0001と対応付けて、点PCが検出された時刻(t2)および点PCの位置のみが対応関係情報6032に追加される(S107)。つまり、点PCの位置は、左ボタン領域E11および右ボタン領域E12の範囲外であるので、操作モードおよび対応点のいずれも登録されない。
一方、点PBは、対応条件701(左ボタン)を満たしていると判定される(S103でYES)。時刻t2の時点では、対応関係情報6032において、直前の時刻t1(識別番号0000)での操作モードが「左ボタン」として登録されている。したがって、今回の点PBと、識別番号0000で特定される点とは、対応点として決定される(S104)。その結果、時刻t2において、「左ボタン」が操作モードとして確定される。そのため、点PBについての点関連データ、すなわち、点PBが検出された時刻(t2)、点PBの位置、操作モード(左ボタン)および対応点(0000)が、識別番号0002と対応付けられて対応関係情報6032に追加される(S105)。
時刻t2では、対応関係決定部601により対応点が決定されたので、左ボタンBT11が押されたと判定され、表示変更部7では、操作モードが「左ボタン」に相当する操作(処理)を行う(S106)。例えば、表示の絵をリストの1つ前に変更する操作を行う。このように、時刻t2では、左ボタンBT11への指示のみが有効として判断される。
次に、時刻t3において、2つの点、すなわち、点PDおよび点PEが検出される(S101)。点PDの座標は(10,450)であり、点PEの座標は(300,450)であるとする。この場合、点PDは、対応条件701(左ボタン)を満たしており、点PEは、対応条件702(右ボタン)を満たしていると判定される(S103でYES)。
直前の時刻t2においては、識別番号0002(点PB)として登録されているように、操作モードが「左ボタン」と判定されている。そのため、対応関係決定部601により、対応条件701を満たしていると判定された点PDは、直前に検出された点PBの対応点として決定される(S104)。この点PDは、対応関係情報6032において、識別番号0003として記録される。識別番号0003に対応付けて、時刻(t3)、位置、操作モード(左ボタン)および対応点(0002)が記憶される(S105)。
対応条件702を満たしていると判定された点PEは、対応関係情報6032において識別番号0004として記憶される。点PEは、対応点が存在しないので、識別番号0004に対応付けて、対応点以外の項目のデータが記録される(S105)。識別番号0004における操作モードは「右ボタン」である。
時刻t3においても、表示変更部7では、対応点に対する処理を行う(S106)。つまり、時刻t2においてと同様に、「左ボタン」の操作モードとして、たとえば、リストの1つ前に表示を変更する操作を行う。
以上の処理により、時刻t2において、ノイズの影響などの原因により、左ボタン領域E11以外の点が検出されたとしても、左ボタンBT11が押された時の操作が実行される。そのため、表示に違和感が起こることはない。また、時刻t3においても、位置情報検出部5において左ボタン領域E11と右ボタン領域E12との両方に点が検出されていても、直前の操作モードより、右ボタンBT12が指示されたとは認識せず、左ボタンBT11に対応した操作を行うことができる。
上述のような処理を行なうため、たとえば、次の時刻t4において、右ボタン領域E12のみに点が検出された場合には、直前の時刻t3において、操作モードが「右ボタン」の点(識別番号0004)は、対応点として登録されていないため、この時点では、「右ボタン」および「左ボタン」のいずれの操作も実行しない。さらに次の時刻t5において、再度右ボタン領域E12に点が検出されてはじめて、「右ボタン」の操作が実行される。したがって、表示される画像やボタンの位置がぶれることを防止することができる。
なお、本実施の形態では、図8に示したように、操作モードと対応点との両方を、対応関係情報6032に含めることとした。しかしながら、操作モードのみを登録した場合でも、対応関係を判断することが可能であるため、図10に示すように、これらのうち操作モードのみを識別番号と対応付けて記憶してもよい。
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2における情報表示装置について説明する。
本実施の形態における情報表示装置は、様々な情報を取得して表示し、ユーザより、表示内容を変更する操作を受け付ける。ここでは、インターネットに接続してWebブラウジングを行う場合を例に説明する。
本実施の形態における情報表示装置の基本的な構成および動作は、上記第1の実施の形態で説明したものと同じである。したがって、ここでも、実施の形態1で用いた符号を用いて説明する。ただし、インターネットに接続するための手段はどのような方法であってもよく、本発明では、特に記述しない。
以下に、実施の形態1との相違点のみ説明する。
図11は、本発明の実施の形態2における情報表示装置1における表示画面の一例を示す図である。図11(a)の画面は、Webブラウジングを行う際に表示する一般的なポータルサイトを示している。画面の左側の領域901には、分類された各分野の情報を表示するためのボタン(以降、「メニューボタン」と呼ぶ)が配置されており、右側の領域902には、選択された分野に関する情報が表示される。ここでは、複数のメニューボタンとして、「グルメ」を示すボタンBT101、「旅行」を示すボタンBT102、「天気」を示すボタンBT103、「ニュース」を示すボタンBT104、「地図」を示すボタンBT105、「テレビ」を示すボタンBT106、「ニュース」を示すボタンBT107が表示されている。
情報表示装置1の操作パネル部200の表示領域(表示部4)は、大きさが限られており、表示対象の内容をすべて画面上に表示できず、一部分のみが表示される。そこで、本実施の形態における情報表示装置1は、入力部2に指213やスタイラスペン211などを用いて位置を示しながら、画面上を上下左右に滑らせることで、表示画面を動かす操作(以降、「スクロール操作」と呼ぶ)が行なえる。また、同時に各分野へのメニューボタンの操作も受け付ける。図11(b)は、図11(a)の表示画面を左上に動かした時に表示例である。ここでは、上記複数のメニューボタンのうちボタンBT103〜BT107と、「映画」を示すボタンBT108および「スポーツ」を示すボタンBT109とが、それぞれ一部分のみ表示されている。
図12は、本発明の実施の形態2での情報表示装置1の制御部3の機能構成を示すブロック図である。
図12を参照して、操作情報処理部6は、対応関係決定部601A、位置情報記憶部602、対応関係蓄積部603Aおよび対応条件設定部604で構成される。対応条件設定部604は、対応関係決定部601Aにより決定された今回の操作モードと、今回の操作モードの決定に用いられた今回の位置情報とに基づいて、対応条件を変更する。
これらの各部の具体的な処理については、図13のフローチャートを用いて説明する。
図13は、本発明の実施の形態2における、1フレームでの情報表示処理の流れを示すフローチャートである。なお、第1の実施の形態と同一の処理については同じステップ番号を付してある。したがって、ここでは、これらについての説明は繰返さない。
図13を参照して、本実施の形態においても、上記と同様に、まず、ステップS101およびS102の処理が実行される。
その後、ステップS101で検出された点のうち、前回検出された点より移動した距離および方向が、現状の対応条件を満たす点があるか否かを判断する(S203)。ここでの対応条件は、実施の形態1とは異なり、表示されている画面のスクロール状態に応じて変化する。具体的な変化の例については後述する。
対応条件を満たしている点があると判断された場合(S203においてYES)、ステップS204に進む。一方、対応条件を満たしている点がないと判断した場合(S203においてNO)、終了する。
ステップS204において、対応関係決定部601Aは、対応条件を満たしている点と、直前のフレームの操作モードまたは操作モードの候補に基づいて、直前のフレームとの対応関係を決定する。具体的には、対応条件を満たしていると判断された点が、直前のフレームにおける検出点の対応点か否かを判断する。
対応関係が決定されると、対応関係決定部601Aは、対応関係蓄積部603Aの対応関係情報6032Aに、対応点として決定された点およびそうでない点の両方についての点関連データを蓄積する(S205)。また、表示変更部7は、位置情報記憶部602に記憶された検出点のうち、対応点として決定された点の位置に応じた情報表示処理を行なう(S206)。
続いて、対応条件設定部604は、次のフレームにおける対応条件を変更する処理を行ない(S207)、変更後の対応条件を対応関係蓄積部603Aに蓄積する(S208)。これにより、対応条件情報6031Aが更新される。
以上で、一連の処理は終了される。
なお、図13では、ステップS205、S206およびS207を直列的に実行することとしたが、これらは並列的に実行されてもよいし、直列的に実行される場合にはその順序は問わない。
次に、図14〜16を用いて、本実施の形態の具体的な処理の流れについて説明する。図14は、本発明の実施の形態2における情報表示装置1の処理手順を説明するための図である。図14(a)には、ユーザによる操作の遷移が示される。具体的には、指213によって表示内容を左上方向に移動させる操作が行なわれていることが示されている。図14(b)は、そのような場合に位置情報検出部5が検出した点の遷移例を示している。
図14(b)では、時刻t1、t2、t3の順に座標点が検出されたことを示している。また、時刻t1において、点PA、時刻t2において点PBおよび点PC、時刻t3において点PDおよび点PEが検出されたことが示されている。なお、時刻t1以前においては、対応関係蓄積部603の対応関係情報6032Aに対応関係(点関連データ)は蓄積されていないものとする。
図14(b)を参照して、時刻t1においては、点PAの1点が位置情報検出部5により検出されている(S101)。点PAの座標は(70,360)であるとする。ここで検出された位置座標は、位置情報記憶部602に記憶される(S102)。次に、対応関係決定部601Aは、対応条件を満たすかどうか判定する(S203)。時刻t1における対応条件情報6031Aの一例を図15(a)に示す。
図15(a)を参照して、各メニューボタンの対応条件としては、各ボタンの表示領域が式で表わされ、スクロール操作の対応条件としては、「条件なし」とされる。つまり、メニューボタンが押されたかどうかの判定の条件は、いずれかのボタンの表示領域に点が検出されることであり、スクロール操作の判定の条件は、入力画面全体であることを示している。つまり、最初の画面では、画面上のどの点が指示されたとしても、スクロール操作がされたと判定される。
したがって、メニューボタンのいずれかの領域が位置情報検出部5によって検出された場合、対応するメニューボタンの指示と、スクロール操作との2つの条件を満たすことになる。例えば、図14(a),(b)に示した操作例では、時刻t1において、ボタンBT106の領域が指示されているため、「テレビ」ボタンと「スクロール操作」との2つの対応条件を満たしていることになる。
時刻t1においては、対応関係情報6032Aに蓄積されている対応関係(点関連データ)はないため、他の点との対応関係はとられないが、点PAにつての情報を、対応関係情報6032Aとして記憶する(S205)。図16は、本発明の実施の形態2における対応関係情報6032Aのデータ構造の一例を示す図である。
具体的には、図16を参照して、識別番号0000の行に、時刻t1、座標位置、および、操作モード「テレビボタン」が記憶される。識別番号0001の行に、時刻t1、座標位置、および、操作モード「スクロール操作」が記憶される。なお、ここでは、同一点PAに関して、操作モードごとに識別番号を設けて記憶することとしたが、必ずしもその必要はなく、操作モードの項目に、判定された2つの対応条件のデータを記憶してもよい。
時刻t1においては、表示変更がないので表示部4へは変更なしの情報を送る(S206)。また、表示内容が変更されないので、図15(a)のメニューボタンについての対応条件は変更しない。一方、「スクロール操作」に関しては、連続して指213が移動されることが予想されるため、次のフレームにおいて、点PAからある範囲内に点が検出されることが想定される。そこで、一例として、対応条件の内容を、図15(b)に示すように変更する(S207)。つまり、スクロール操作の対応条件を、「条件なし」から、点PAの上下左右70の範囲内である「0≦x≦140,290≦y≦430」に変更する。なお、スクロール操作の対応条件の決め方については、これに限ったものではなく、例えば、点PAを中心とした同心円内の距離を条件を満たす範囲としてもよいし、それ以外の決め方であってもよい。
これにより、図15(a)の対応条件情報6031Aから、図15(b)の対応条件情報6031Aに更新される(S208)。
以上が、時刻t1を例とした1フレームでの処理の流れである。
次に、時刻t2での処理の例について説明する。
時刻t2においては、位置情報検出部5は、図14(b)に示されるように、2つの点すなわち、点PBおよび点PCを検出している。点PBの座標は(50,290)であり、点PCの座標は(200,300)であるとする。これらの点の位置座標は位置情報記憶部602に記憶される(S101)。
次に、対応関係決定部601Aは、検出した2点と、図15(b)の対応条件情報6031Aとを比較する(S203)。点PBは、「スクロール操作」の条件を満たすが、点PCは、どの条件も満たさない。したがって、対応関係決定部601Aは、点PBを、図16に示した対応関係情報6032Aにおける識別番号0001の点と対応がとれた点と決定する(S204)。したがって、対応関係情報6032Aに、対応条件を満たした点PBについての点関連データが追加される(S205)。ここでは、図16の識別番号0002として記憶される。
表示変更部7は、この場合、図16における識別番号0001の点と識別番号0002の点との位置の差分を移動量として算出する。これにより、移動量は、x方向に“−20”、y方向に“−70”と算出される。表示変更部7は、この移動量を表示部4に指示し、表示内容を変更させる(S206)。
表示内容が変更されたことによりメニューボタンの位置が変わるため、対応条件設定部604は、メニューボタンの対応条件を移動量に応じて変更する(S207,S208)。たとえば、グルメボタンBT101のx座標の条件は、「10≦x≦80」から“−20”移動し、「−10≦x≦60」となる。ここで、位置情報は負の値を取ることがないため、「0≦x≦60」としてもよい。また、時刻t2においては表示画面に表示されなかったが、表示画面が移動されるために、スポーツボタンBT109も表示されることになる。したがって、スポーツボタンBT109についての対応条件も設定される。
一方、スクロール操作の対応条件は、時刻t1においては、移動方向が未知であったため、上下左右70の範囲としたが、今回は移動量が算出されているため次のフレームの対応条件は移動量を推定して決めることとしてよい。ここでは、今回算出された移動量をさらに移動すると推定し、その点の上下左右50を対応条件とする。そうすると、新たな対応条件は、「−20≦x≦80,170≦y≦270」となる。もちろん、対応条件は、矩形でなくても良い。また、今回の移動方向側の範囲を広くし、それる方向側(今回の移動方向と反対側)の範囲を狭くするなどとしてもよい。
以上が、時刻t2における処理の流れとなる。
さらに、時刻t3での処理の例について説明する。
時刻t3では、位置情報検出部5が2つの点、すなわち点PDおよび点PEを検出している(S101)。点PDの座標は(50,180)であり、点PEの座標は(30,85)であるとする。この場合、対応関係決定部601Aでは、点PDが「スクロール操作」の条件を満たすと判断され、この点PDを、直前に検出された点PBの「スクロール操作」の対応点として決定される(S203,204)。点PEは旅行ボタンBT102の対応条件を満たすが、対応関係決定部601は対応点を見つけることがない(S203においてNO)。
対応関係決定部601Aは、点PDおよび点PEについての情報(点関連データ)を、対応関係情報6032に追加する(S205)。
表示変更部7は、対応点として決定された点PBと点PDとの位置座標に基づいて、移動距離を算出し、表示画面を変更する(S206)。また、上記と同様に、対応条件設定部604は、対応条件の変更および更新を実行する(S07,208)。
以上のように、本実施の形態では、図14の操作例では、時刻t1において、メニューのテレビボタンBT106が押されるが、次のフレームにおいてこのボタン領域に指示点の検出がないため、単にスクロール操作として認識される。このため、ユーザは、スクロール処理を行う際に間違って、メニューボタンを押してしまっても、誤動作することがない。また、時刻t3において、ノイズなどの原因により、予想外の点が検出されてとしても、スクロール操作しても違和感のない範囲のみを移動先の対応点として認識されるので、表示の変化に違和感が起こることはない。
なお、本実施の形態においても、対応関係蓄積部603Aの対応関係情報6032Aに、操作モードと対応点との両方を含めるすることとしたが、図17に示すように、これらのうち操作モードのみを記憶することとしてもよい。
(変形例)
次に、図18〜図21を用いて実施の形態2の変形例について説明する。
上述の実施の形態2では、メニューボタンおよびスクロール操作の対応条件は、いずれも、検出点の位置の範囲(以下「位置検出範囲」という)のみであったが、検出点の数も対応条件に追加してもよい。
図18は、本発明の実施の形態2の変形例における拡大/縮小操作の処理手順を説明するための図である。図18(a)には、ユーザにより表示内容が拡大(あるいは縮小)操作される例が示されている。ユーザは拡大したい領域を2点指示し、その2点をそれぞれ反対方向に(離れる方向に)、入力部2に触れながら動かす操作を行う。図18(b)は、そのときの点の軌跡が示されている。図18(b)の各点は、位置情報検出部5によって検出された点である。時刻t1、t2、t3の順に、それぞれ、点PA1,PA2の対、点PB1,PB2の対、点PC1,PC2の対が検出されたものとする。
図18(b)における、楕円で示される範囲1801,1802は、時刻t2における2点PB1,PB2それぞれについて設定された対応条件の位置検出範囲を示している。位置検出範囲は、楕円領域で示しているが、これに限ったものではなく、次に検出されると思われる点を中心点とし、該中心点から同心円内を位置検出範囲として設定してもよいし、該点を中心点とする矩形領域を位置検出範囲として設定してもよい。
図19は、本発明の実施の形態2の変形例における回転操作の処理手順を説明するための図である。図19(a)には、ユーザにより表示内容が回転操作される例が示されている。ユーザはまず、回転させたい領域を2点指示し、その2点間の所定の位置(たとえば中心点)を中心として2本の指213を回転させたい方向に、入力部2に触れながら動かす操作を行なう。なお、どちらかの1点を回転の中心としてもよい。
図19(b)は、そのときの検出点の軌跡を示す図である。この図においても、時刻t1、t2、t3の順に、それぞれ、点PA1,PA2の対、点PB1,PB2の対、点PC1,PC2の対が検出されたものとする。
図19(b)において、2つの3角形で示される範囲1901,1902は、時刻t2における2点PB1,PB2それぞれについて設定された位置検出範囲を示している。なお、この例では、位置検出範囲は、2つの三角形として示したが、これ以外でもよく、例えば、矩形領域などであってもよい。
図20は、本発明の実施の形態2の変形例における対応条件情報6031Bのデータ構造の一例を示す図である。図20を参照して、本変形例では、操作モードごとに、点数および位置検出範囲の両方が対応条件として記憶されている。
なお、この例では、拡大操作も回転操作も位置検出範囲は矩形領域で示している。この図に示されるように、対応条件に点数を設けることで、「拡大」や「回転」操作を行うためには、2つの条件を共に満たしていることが必要であることがわかる。
図20に示した対応条件情報6031Bは、2つの点がはじめて検出された時点であることとする。つまり、2つの点が検出されたが、まだ、「拡大・縮小」および「回転」のいずれの操作も行っていない状態、すなわち、対応点が決定していない状態であるとする。
このような対応条件情報6031Bが対応関係蓄積部603Aに記憶されている状態において、次のフレームにおける入力で、「拡大1」および「拡大2」の両方の条件を満たせば拡大の処理を行なう。または、次のフレームにおける入力で、「回転1」および「回転2」の両方の条件を満たせば回転の処理を行う。一方、検出される点が1点であり、かつ、「スクロール操作」の条件を満たせば、スクロール操作を実行する。
なお、本変形例では、スクロール操作を1点による操作、拡大・縮小および回転操作は2つの点による操作であることとしたが、操作が特定できれば、これ以外の種別を対応条件に含めてもよい。
また、上述の例では、スクロール操作、拡大・縮小操作および回転操作を別の操作として表現しているが、ある条件を満たす3点の対応関係が決定すれば、アフィン変換として、平行移動(スクロール)、拡大、回転の組み合わせの操作として算出することができる。アフィン変換とは、座標(x,y)の点が座標(x’,y’)へ移動したとすると、下記行列式で示される変換である。アルファベットa,b,c,d,e,fは変換パラメータである。
Figure 0005219134
この式では、3つの対応点が決定すると、変換パラメータa,b,c,d,e,fが決定できる。つまり、対応条件の点数を“3”とすることで、スクロール、拡大・縮小、および回転の操作を同時に行うことが可能となる。
なお、本変形例では、対応条件に複数の項目が設定されるために、複数の条件が同時に満たされる場合があり得る。したがって、図21に示すように、対応条件に「優先度」に関する項目をさらに設けてもよい。これによると、2つ以上の点が検出された場合には、優先度1の拡大操作の条件を満たしているがどうか先に判定し、満たさなければ、優先度2の初期状態とする。
または、ある特定の操作以外は、操作を受け付けないこととしてもよい。その場合は、対応条件設定部604は、特定の操作のみを対応条件として残し、それ以外の対応条件については削除することとすればよい。たとえば、いったん拡大操作が決定されると、対応条件設定部604は、回転操作に関する条件を削除する。これにより、それ以降、拡大操作の条件と回転操作の条件とが共に満たされるような場合であっても、すでに回転操作に関する条件が削除されているので回転操作が決定されることはない。したがって、拡大操作している間に、回転操作が行われるということがなくなる。
なお、上述の実施の形態1と上記変形例1とを組合わせることもできる。
また、本発明の情報表示装置が行なう、情報表示方法を、プログラム(情報表示プログラム)として提供することもできる。このようなプログラムは、CD−ROMなどの光学媒体や、メモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記憶された記憶媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1における情報表示装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態1における情報表示装置の外観の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における情報表示装置のハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。 本発明の実施の形態1における操作パネル部での表示および入力の関係を説明するための図である。 本発明の実施の形態1での制御部の機能構成を詳細に示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における、1フレームでの情報表示処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1において対応関係蓄積部に記憶される対応条件情報の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1において対応関係蓄積部に蓄積される対応関係情報のデータ構造の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における情報表示装置の処理手順を説明するための図である。 本発明の実施の形態1において対応関係蓄積部に蓄積される対応関係情報のデータ構造の他の例を示す図である。 本発明の実施の形態2における情報表示装置における表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2での情報表示装置の制御部の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2における、1フレームでの情報表示処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2における情報表示装置の処理手順を説明するための図である。 本発明の実施の形態2における対応条件情報の内容例を示す図である。 本発明の実施の形態2における対応関係情報のデータ構造の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2における対応関係情報のデータ構造の他の例を示す図である。 本発明の実施の形態2の変形例における拡大/縮小操作の処理手順を説明するための図である。 本発明の実施の形態2の変形例における回転操作の処理手順を説明するための図である。 本発明の実施の形態2の変形例における対応条件情報のデータ構造の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2の変形例における対応条件情報のデータ構造の他の例を示す図である。
符号の説明
1 情報表示装置、2 入力部、3 制御部、4 表示部、5 位置情報検出部、6 操作情報処理部、7 表示変更部、200 操作パネル部、201 CPU、202 ROM、203 RAM、204 通信I/F、205 計時部、206 ドライブ装置、207 フラッシュメモリ、208 バス、210 記録媒体、211 スタイラスペン、213 指、601,601A 対応関係決定部、602 位置情報記憶部、603,603A 対応関係蓄積部、604 対応条件設定部、6031,6031A,6031B 対応条件情報、6032,6032A 対応関係情報。

Claims (9)

  1. 情報を表示するための表示手段と、
    前記表示手段の表示画面上の位置を指示するための入力情報を取得するための入力手段と、
    前記入力手段が取得した前記入力情報に基づいて、今回指示された位置情報を検出するための位置検出手段と、
    前記位置検出手段により検出された前記今回の位置情報を記憶するための位置情報記憶手段と、
    2以上の操作モードを有するアプリケーションを記憶するアプリケーション記憶手段と、
    操作モードごとの対応条件として、操作モードごとに、前記位置検出手段が検出する位置情報の範囲を規定した対応条件情報と、少なくとも前回の操作モードの情報を含む対応関係情報とを記憶するための対応関係蓄積手段と、
    前記今回の位置情報、前記対応条件情報および前記対応関係情報に基づいて、今回の操作モードを決定するための決定手段と、
    前記決定手段により決定された前記今回の操作モードに応じて、前記表示画面を変更するための表示変更手段とを備え
    前記決定手段は、前記今回の位置情報がいずれかの前記対応条件を満たしており、かつ、適合する前記対応条件に対応付けられた操作モードが前記前回の操作モードと同一である場合に、前記対応付けられた操作モードを前記今回の操作モードとして決定し、
    前記今回の操作モードの決定に用いられた前記今回の位置情報と前回の操作モードの決定に用いられた前回の位置情報との関係に基づいて前記前回の操作モードの前記対応条件を変更することで、前記決定手段により決定された前記今回の操作モードの前記対応条件を設定するための対応条件設定手段をさらに備える、情報表示装置。
  2. 前記決定手段は、さらに、前記今回の操作モードの情報を、前記対応関係蓄積手段の前記対応関係情報に追加する、請求項1に記載の情報表示装置。
  3. 前記位置情報の範囲は、所定の範囲である、請求項1または2に記載の情報表示装置。
  4. 前記対応条件情報は、前記操作モードごとに、前記位置検出手段によって検出される位置情報の数をさらに含む、請求項1〜3のいずれかに記載の情報表示装置。
  5. 前記対応条件情報は、前記対応条件の優先度をさらに含む、請求項1〜4のいずれかに記載の情報表示装置。
  6. 前記対応条件設定手段は、前記決定手段により決定された前記今回の操作モードの前記対応条件を設定すると共に、前記今回の操作モード以外の操作モードの対応条件として設定された対応条件を削除する、請求項1〜5のいずれかに記載の情報表示装置。
  7. 表示画面上の位置を指示するための入力情報を取得することにより、今回指示された位置情報を検出するステップと、
    検出された前記今回の位置情報を記憶するステップと、
    2以上の操作モードを有するアプリケーションの操作モードごとの対応条件として、操作モードごとに、検出される位置情報の範囲を規定した対応条件情報と、少なくとも前回の操作モードの情報を含む対応関係情報と、前記今回の位置情報とに基づいて、今回の操作モードを決定するステップと、
    決定された前記今回の操作モードに応じて、前記表示画面を変更するステップとを備え
    前記決定するステップでは、前記今回の位置情報がいずれかの前記対応条件を満たしており、かつ、適合する前記対応条件に対応付けられた操作モードが前記前回の操作モードと同一である場合に、前記対応付けられた操作モードを前記今回の操作モードとして決定し、
    前記今回の操作モードの決定に用いられた前記今回の位置情報と前回の操作モードの決定に用いられた前回の位置情報との関係に基づいて前記前回の操作モードの前記対応条件を変更することで、前記決定するステップで決定された前記今回の操作モードの前記対応条件を設定するステップをさらに備える、情報表示方法。
  8. 表示画面上の位置を指示するための入力情報を取得することにより、今回指示された位置情報を検出するステップと、
    検出された前記今回の位置情報を記憶するステップと、
    2以上の操作モードを有するアプリケーションの操作モードごとの対応条件として、操作モードごとに、検出される位置情報の範囲を規定した対応条件情報と、少なくとも前回の操作モードの情報を含む対応関係情報と、前記今回の位置情報とに基づいて、今回の操作モードを決定するステップと、
    決定された前記今回の操作モードに応じて、前記表示画面を変更するステップとをコンピュータに実行させ
    前記決定するステップでは、前記今回の位置情報がいずれかの前記対応条件を満たしており、かつ、適合する前記対応条件に対応付けられた操作モードが前記前回の操作モードと同一である場合に、前記対応付けられた操作モードを前記今回の操作モードとして決定し、
    前記今回の操作モードの決定に用いられた前記今回の位置情報と前回の操作モードの決定に用いられた前回の位置情報との関係に基づいて前記前回の操作モードの前記対応条件を変更することで、前記決定するステップで決定された前記今回の操作モードの前記対応条件を設定するステップをさらに前記コンピュータに実行させる、情報表示プログラム。
  9. 請求項に記載の情報表示プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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