JP5218866B2 - 圧電センサーを用いた溶出性測定システム - Google Patents

圧電センサーを用いた溶出性測定システム Download PDF

Info

Publication number
JP5218866B2
JP5218866B2 JP2011070827A JP2011070827A JP5218866B2 JP 5218866 B2 JP5218866 B2 JP 5218866B2 JP 2011070827 A JP2011070827 A JP 2011070827A JP 2011070827 A JP2011070827 A JP 2011070827A JP 5218866 B2 JP5218866 B2 JP 5218866B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
specimen
mass
unit
elution
measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011070827A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012032374A (ja
Inventor
ファン ヤング、ジュ
ウー ジョング、ジェ
ハン クヲン、ジ
シュク ヨー、ヤング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electro Mechanics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electro Mechanics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electro Mechanics Co Ltd filed Critical Samsung Electro Mechanics Co Ltd
Publication of JP2012032374A publication Critical patent/JP2012032374A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5218866B2 publication Critical patent/JP5218866B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G19/00Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups
    • G01G19/40Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups with provisions for indicating, recording, or computing price or other quantities dependent on the weight
    • G01G19/413Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups with provisions for indicating, recording, or computing price or other quantities dependent on the weight using electromechanical or electronic computing means
    • G01G19/414Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups with provisions for indicating, recording, or computing price or other quantities dependent on the weight using electromechanical or electronic computing means using electronic computing means only
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G19/00Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N13/00Investigating surface or boundary effects, e.g. wetting power; Investigating diffusion effects; Analysing materials by determining surface, boundary, or diffusion effects
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N5/00Analysing materials by weighing, e.g. weighing small particles separated from a gas or liquid
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N13/00Investigating surface or boundary effects, e.g. wetting power; Investigating diffusion effects; Analysing materials by determining surface, boundary, or diffusion effects
    • G01N2013/006Dissolution of tablets or the like

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

本発明は、基板に印刷されたインクパターンの溶出性を測定するシステムに関し、より詳しくは、圧電センサーを用いて水溶液内で連続的に基板の溶出性を測定することができる圧電センサーを用いた溶出性測定システムに関する。
一般的に、PCB基板及びこれを含むパッケージ(PKG)には多様な目的でインクが印刷されている。その一例として、マーキング及び金メッキ防止などに用いられている。
基板に印刷されたインクパターンは、メッキのような後工程を経て多様な周辺環境により溶出が発生するようになる。このような溶出発生によるインクパターンの変化は微細であるが、結果的には印刷品質及び印刷後の耐久性の尺度となる。
従って、このような溶出の発生を容易に感知及び測定できるシステムが要求されている実情である。
本発明の目的は、基板に印刷されたインクパターンの溶出発生を容易に感知及び測定できる溶出性測定システムを提供することである。
本発明による溶出性測定システムは、内部に試片が収容されるチャンバを含む試片収容部と、試片と連結されて試片の質量変動をリアルタイムで測定する質量測定部と、質量測定部で測定された値に基づいて試片の溶出性を測定する溶出性測定部と、を含むことを特徴とする。
本発明において、試片の質量変化に応じる力を質量測定部に伝達する質量変化伝達部をさらに含むことが好ましい。
本発明において、試片収容部は、チャンバの内部に満たされ、試片が浸漬される溶液をさらに含むことができる。
本発明は、チャンバの内部で試片を支持する試片支持部をさらに含むことができる。
本発明において、試片支持部は、耐酸性及び耐蝕性を有する材質で形成されることが好ましい。
本発明において、チャンバと試片支持部は、ガラス(glass)またはポリテトラフルオロエチレン材質で形成されることができる。
本発明において、質量測定部は、試片と連結される重り、及び重りを支持して重りの質量変動を測定する質量測定センサーを含むことができる。
本発明において、重りは金属材質であり、表面に酸化防止膜が形成されることができる。
本発明において、質量測定センサーは、圧電センサー(piezoelectric sensor)であることが好ましい。
本発明において、溶出性測定部は、質量測定部から伝送される質量変化信号を増幅する信号増幅部と、信号増幅部で増幅された信号の伝送を受けてデジタル信号に切り替える信号切替部と、デジタル信号の伝送を受けて溶出性を分析する分析部と、を含むことができる。
本発明において、溶出性測定部は、試片の質量変化をリアルタイムグラフで表示する表示部をさらに含むことができる。
本発明において、質量変化伝達部は、試片支持部と質量測定部を連結する連結ワイヤー、及び連結ワイヤーを支持する少なくとも一つのプーリユニット(pulley unit)を含むことができる。
本発明において、連結ワイヤーは、耐酸性及び耐蝕性を有する金属材質で形成されることができる。
本発明において、連結ワイヤーは、ステンレス(stainless steel)材質で形成されることが好ましい。
本発明において、質量変化伝達部は、一端が質量測定部と連結されるレバーユニット、及びレバーユニットの他端と試片支持部を連結する連結ワイヤーを含むことができる。
本発明による溶出性測定システムは、リアルタイムで試片の質量変化を感知して分析するため、溶出性分析データがリアルタイムで測定されて連続的に表示される。
従って、時間によって変曲点が生じる特定の反応時点を感知することができ、これに基づいて溶出メカニズムを把握することができる。
また、圧電センサーを用いて微細な質量の変化も感知できるため、さらに精密な測定データを獲得することができる。
さらに、本発明は、測定過程中、継続して試片がチャンバの内部に 位置するため、従来のように試片を多様な工程に投入することによって発生されるエラーや誤差を最小化することができる。
本発明の実施例による溶出性測定システムを概略的に示す図である。 図1の溶出性測定部を概略的に示すブロック図である。 従来技術による溶出性測定システムの測定グラフを概略的に示す図である。 本実施例による溶出性測定システムの測定グラフを概略的に示す図である。 本発明の他の実施例による溶出性測定システムを示す図である。
本発明の詳細な説明に先立って、 本明細書及び特許請求の範囲で用いられる用語や単語は通常的又は辞書的な意味に限定して解釈されるべきではなく、発明者が自分の発明を 最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則に基づいて本発明の技術的思想に適う意味と概念で解釈されるべきである。従って、本明細書に記載の実施例と図面の構成は、本発明の最も好ましい実施例に過ぎず、本発明の技術的思想を全て説明するものではないため、本出願時点においてこれらを代替することができる多様な均等物と変形例があるということを理解すべきである。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。この時、添付図面において、同じ構成要素は、できる限り同じ符号で表す。また、本発明の要旨を不明にする可能性がある公知機能及び構成に対する詳細な説明は省略する。同様に、添付図面における一部構成要素は、誇張されたり、省略されたり、或いは概略的に示されており、各構成要素の大きさは実際の大きさを完全に反映するものではない。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例による溶出性測定システムを概略的に示す図であり、図2は、図1の溶出性測定部を概略的に示すブロック図である。
図1及び図2を参照すると、本発明の実施例による溶出性測定システム100は、試片収容部10、質量測定部20、質量変化伝達部40及び溶出性測定部30を含んで構成される。
試片収容部10は、内部に試片1が収容されるチャンバ11と、チャンバ11の内部で試片1を支持する試片支持部12を含む。
本実施例では基板に印刷されたインクに対する溶出性を測定する場合を例示して説明する。従って、本実施例による試片1は、インクパターンが少なくとも一面に印刷されている基板が用いられる。しかし、これに限定されるものではない。
チャンバ11は、容器形態に形成されることができ、内部には試片1を浸漬させる溶液13で満たされることができる。この時、チャンバ11に満たされる溶液13は、測定される試片1に応じて多様な溶液13が用いられることができ、例えば、酸性溶液や蒸溜水が用いられることができる。
このようなチャンバ11は、上記のように、内部が酸性溶液13で満たされることができるため、耐酸性及び耐蝕性を有する材質で形成されることが好ましく、例えば、ガラス(glass)またはポリテトラフルオロエチレン材質で形成されることができる。しかし、これに限定されるものではない。
試片支持部12は、チャンバ11の内部で試片1を支持する。試片支持部12は、板状に形成されてその上部面に試片1が装着され、側面または隅角部に後述される連結ワイヤー41が連結される。試片支持部12は、チャンバ11の底面と接触せずにチャンバ11の内部空間に浮かんでいる状態を維持するようになり、これは試片支持部12を上方に支持している連結ワイヤー41の張力を介して具現されることができる。
このような試片支持部12は、チャンバ11と同様に、必要に応じて、酸性溶液13に浸漬された状態で試片1を支持することができる。従って、チャンバ11のように耐酸性及び耐蝕性を有する材質で形成されることが好ましく、例えば、ガラス(glass)またはポリテトラフルオロエチレン材質で形成されることができる。しかし、これに限定されるものではない。
質量測定部20は、試片1と連結されて試片1の質量変動をリアルタイムで測定し、重り22と質量測定センサー21を含んで構成される。
重り22は、後述される連結ワイヤー41を介して試片1と直接連結されて試片1の質量変化に応じて対応する力の伝達を受ける。従って、重り22は、試片1より重く形成されることが好ましく、金属材質で形成されることができる。また、重り22の表面には周囲環境により重り22が酸化されることを防止するための酸化防止膜が形成されることができる
質量測定センサー21は、重り22の下部で重り22を支持し、重り22の質量変動を測定する。
本実施例による溶出性測定システム100は、試片1に印刷されたインクが溶液13内に溶出される程度を測定するために、インクが溶出されるにつれて変化する試片1の質量を測定し、これに基づいて溶出性を分析することを特徴とする。従って、質量測定センサー21は、試片1に印刷されたインクの溶出によって試片1の質量の変化を容易に感知し、その変化量を測定できなければならない。
このために、本実施例による質量測定センサー21は、圧力センサーを用い、より具体的には、圧電型圧力センサー(piezoelectric sensor、以下、圧電センサーと称する)を用いる。
数種の結晶体(crystal)は、特定の方向に力を受けると、自体内に電圧が誘起される性質を有しており、このように電圧が誘起される現象を圧電効果(piezoelectric effect)という。圧電センサーは、このような圧電効果を用いるセンサーであり、本実施例による圧電センサーは、外部から印加される圧力(即ち、重りの質量変化)に敏感に反応して対応する電圧を発生させるようになる。
質量変化伝達部40は、試片1の質量変化に応じる力を質量測定部20、即ち、重り22に伝達し、連結ワイヤー41とプーリユニット42を含んで構成される。
連結ワイヤー41は、試片支持部12と質量測定部20の重り22を直接連結して試片支持部12に装着された試片1の質量変化を直接重り22に伝達する。従って、連結ワイヤー41は、全体的に引っ張られている状態を維持するように構成され、これは試片支持部12に作用する重力により具現されることができる。
このような連結ワイヤー41は一端が試片支持部12に締結されるため、試片支持部12と共にチャンバ11内の溶液13内部に浸透される。従って、試片支持部12のように耐酸性及び耐蝕性を有する金属材質で形成されることが好ましく、より具体的には、ステンレス(stainless steel)材質で形成されることができる。しかし、これに限定されるものではない。
プーリユニット42は、連結ワイヤー41が容易に移動することができるように連結ワイヤー41を支持する。本実施例では、説明の便宜のために、二つのプーリユニット42を使用する場合を例示しているが、これに限定されず、必要に応じて多数個が用いられることができる。
プーリユニット42と連結ワイヤー41を用いた構成によって、試片支持部12は、重力により下方に向かう力を受けるようになり、重り22は、上方に向かう力を受けるように構成される。従って、溶出性測定の際、重り22は、試片1の質量に応じて上方に力が作用するため、質量測定センサー21で測定される重り22の質量は、実際の重り22の質量から試片1の質量分だけ減少された質量である。
溶出性測定部30は、質量測定部20で測定された値に基づいて試片1の溶出性を測定し、信号増幅部31、信号切替部32、分析部33及び表示部34を含んで構成される。
信号増幅部31は、質量測定部20から伝送される電圧の変化、即ち、質量変化信号を受信し、これを増幅させる。一般的に、圧電センサーから出力される信号(または電圧)は、その大きさが小さすぎるため、増幅が必須である。従って、信号増幅部31は、圧電センサーから出る信号をリアルタイムで増幅させた後、信号切替部32に伝送する役割を行う。
信号切替部32は、信号増幅部31から増幅された信号の伝送を受け、これをデジタル信号に切り替える。信号切替部32から伝送された信号は、電圧の変化に応じて発生されたアナログ信号である。従って、信号切替部32は、これをデータとして記録及び活用が容易になるようにデジタル信号に切り替える。
分析部33は、信号切替部32からデジタル信号の伝送を受け、これに基づいて溶出性を分析する。即ち、試片1の質量変化に基づいてインクが試片1から溶出された程度と状態などを分析する。このように分析された結果は、多様な経路を介して出力されることができる。例えば、モニター上にリアルタイムで分析結果を表示することができ、プリンタを介して持続的に分析結果を印刷することができる。また、デジタル信号と分析結果を全部保存し、以後、必要の際、所望のデータを抽出して用いることもできる。
表示部34は、分析部33で分析された多様な分析結果を作業者に表示する。このために、表示部34は、モニターなどを含むことができる。また、表示部34は、試片1の質量変化をリアルタイムグラフで表示できる。これは 信号切替部32で切り替えられたデジタル信号を時間に応じて連続的に表示部34に表示することによって行われることができる。しかし、これに限定されない。
次に、本実施例による溶出性測定システム100の溶出性測定方法を説明する。
本実施例による溶出性測定方法は、まず、溶出性を測定しようとする試片1を試片支持部12に装着した後、試片支持部12をチャンバ11内部に収容させる段階(S1)が行われる。
これによって、試片支持部12には試片1の質量分だけA方向に力が作用し、これにより試片支持部12と連結された連結ワイヤー41により重り22には試片1の試片支持部12の質量分だけ上方、即ち、B方向に力が作用するようになる。従って、上述したように質量測定センサー21で測定される重り22の質量は、実際の重り22の質量から試片1の質量分だけ減少された質量である。
この時、重り22の質量に比べて試片1と試片支持部12の質量は非常に小さい。従って、重り22は上方に力が作用されても、 質量測定センサー21から完全に浮上せず、微小な質量の変化のみ発生される。
次に、チャンバ11内に位置した試片1からのインクの溶出が発生する段階(S2)が行われる。試片1からのインクの溶出が発生されると、溶出されたインクの量だけ試片1の質量は減少するようになる。試片1の質量が減少するにつれ重り22に上方に作用している力も試片1の質量減少量に応じて減少するようになる。
これによって、重り22の質量は、試片1の質量減少量に応じて増加するようになる。このような重り22の質量変化は、質量測定センサー21を介して感知され、リアルタイムで対応する電圧が出力される。
質量測定センサー21からリアルタイムで出力される電圧の変化は、溶出性測定部30に伝送され、信号増幅部と信号切替部を介して増幅及び切り替えなどの過程を経た後、分析部により分析される。そして、最終的に分析されたデータは、表示部34等を介して作業者に表示される。
図3aは、従来技術による溶出性測定システムの測定グラフを概略的に示す図であり、図3bは、本実施例による溶出性測定システムの測定グラフを概略的に示す図である。
従来は一定の時間間隔で周期的に試片や、試片が浸漬されていた溶液を検査して溶出性を検査する方式を用いた。従って、図3aに示すように、測定グラフが連続的ではなく、不連続的に示されることが分かり、各々の測定値は、周期的な検査時点で測定された値を表す。
しかし、本発明による溶出性測定システムは、試片1がチャンバ11内に継続して浸漬されており、これにより図3bに示すように、溶出性測定グラフは、リアルタイムで測定されて連続的に表示される。従って、全測定時間にわたって溶出性変化を確認することができ、時間によって変曲点が生じる特定の反応時点を感知することができ、これに基づいて溶出メカニズムを把握することができる。
このような本発明は、上述した実施例に限定されず、多様な応用が可能である。
図4は、本発明の他の実施例による溶出性測定システムを示す図である。図4を参照すると、本実施例による溶出性測定システム200は、上述した実施例と類似するように構成され、質量変化伝達部140の構成においてのみ差を有する。従って、上述した実施例と同じ構成要素に対しては説明を省略し、質量変化伝達部140に対してのみ重点的に説明する。
本実施例による質量変化伝達部140は、連結ワイヤー141とレバーユニット142を含む。
レバーユニット142は、レバーの原理を具現するためのレバー143と支持台144を含んで構成され、レバー143の一端は、質量測定部20の重り22と連結される。より詳しくは、レバー143の一端は、重り22の上部面に締結されて重り22と一体化する。
また、連結ワイヤー141は、レバー143の他端と試片支持部12を連結する。この時、連結ワイヤー141は、試片支持部12が重力により下方に向かう力を受けるように試片支持部12とレバー143の他端を連結する。従って、レバー143の他端にも下方に力が加えられるようになる。
また、試片支持部12によりレバー143の他端が下方に向かう力を受けるようになるため、重り22と締結されているレバー143の一端は、上方に向かう力を受けるようになる。従って、上述した実施例と同じ方向に重り22に力が作用されるため、上述した実施例と同じ過程を介して溶出性を測定することができる。
以上のように、レバーユニット142を用いる本実施例による溶出性測定システム200は、支持台144を重り22と隣接するように配置する場合、試片1の微細な質量変化により発生された力が増幅されて質量測定センサー21の重り22に印加される。従って、試片1の質量変化をより容易に感知できるという利点がある。
以上のように構成される本発明による溶出性測定システムは、リアルタイムで試片の質量変化を感知して分析するため、溶出性分析データがリアルタイムで測定されて連続的に表示される。
従って、時間によって変曲点が生じる特定の反応時点を感知することができ、これに基づいて溶出メカニズムを把握することができる。
また、圧電センサーを用いて微細な質量の変化も感知できるため、より精密な測定データを獲得することができる。さらに、本発明は、測定過程中、継続して試片がチャンバの内部に 位置するため、従来のように試片を多様な工程に投入することによって発生されるエラーや誤差を最小化することができる。
一方、本発明による溶出性測定システムは、上述した実施例に限定されず、本発明の技術的思想内で当分野における通常の知識を有する者によって多様な変形が可能である。
また、本実施例では基板に印刷されたインクに対する溶出性を測定する場合を例示して説明したが、基板やインクに限定されず、インクやその他の多様な物質の溶出性を測定するためのものであれば、多様な試片が用いられることができる。
100、200 溶出性測定システム
1 試片
10 試片収容部
11 チャンバ
12 試片支持部
13 溶液
20 質量測定部
21 質量測定センサー
22 重り
30 溶出性測定部
31 信号増幅部
32 信号切替部
33 分析部
34 表示部
40、140 質量変化伝達部
41、141 ワイヤー
42 プーリユニット
142 レバーユニット
143 レバー
144 支持台

Claims (14)

  1. 内部に試片が収容されるチャンバを含む試片収容部と、
    前記試片と連結されて前記試片の質量変動をリアルタイムで測定する質量測定部と、
    前記質量測定部で測定された値に基づいて前記試片の溶出性を測定する溶出性測定部と
    を含み、
    前記質量測定部は、
    前記試片と連結される重りと、
    前記重りを支持し、前記重りの質量変動を測定する質量測定センサーと
    を含む溶出性測定システム。
  2. 前記試片の質量変化に応じる力を前記質量測定部に伝達する質量変化伝達部をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の溶出性測定システム。
  3. 前記試片収容部は、前記チャンバの内部に満たされ、前記試片が浸漬される溶液を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の溶出性測定システム。
  4. 前記チャンバの内部で前記試片を支持する試片支持部をさらに含むことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の溶出性測定システム。
  5. 前記試片支持部は、耐酸性及び耐蝕性を有する材質で形成されることを特徴とする請求項4に記載の溶出性測定システム。
  6. 前記チャンバと前記試片支持部は、ガラス(glass)またはポリテトラフルオロエチレン材質で形成されることを特徴とする請求項4または5に記載の溶出性測定システム。
  7. 前記重りは、金属材質であり、表面に酸化防止膜が形成されていることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の溶出性測定システム。
  8. 前記質量測定センサーは、圧電センサー(piezoelectric sensor)であることを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の溶出性測定システム。
  9. 前記溶出性測定部は、
    前記質量測定部から伝送される質量変化信号を増幅する信号増幅部と、
    前記信号増幅部から増幅された信号の伝送を受けてデジタル信号に切り替える信号切替部と、
    前記デジタル信号の伝送を受けて溶出性を分析する分析部と
    を含むことを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の溶出性測定システム。
  10. 前記溶出性測定部は、前記試片の質量変化をリアルタイムグラフで表示するグラフ表示部をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の溶出性測定システム。
  11. 内部に試片が収容されるチャンバを含む試片収容部と、
    前記試片と連結されて前記試片の質量変動をリアルタイムで測定する質量測定部と、
    前記質量測定部で測定された値に基づいて前記試片の溶出性を測定する溶出性測定部と
    前記試片の質量変化に応じる力を前記質量測定部に伝達する質量変化伝達部と
    を含み、
    前記質量変化伝達部は、
    前記チャンバの内部で前記試片を支持する試片支持部と前記質量測定部を連結する連結ワイヤーと、
    前記連結ワイヤーを支持する少なくとも一つのプーリユニット(pulley unit)と
    を含む溶出性測定システム。
  12. 前記連結ワイヤーは、耐酸性及び耐蝕性を有する金属材質で形成されることを特徴とする 請求項11に記載の溶出性測定システム。
  13. 前記連結ワイヤーは、ステンレス(stainless steel)材質で形成されることを特徴とする請求項11または12に記載の溶出性測定システム。
  14. 内部に試片が収容されるチャンバを含む試片収容部と、
    前記試片と連結されて前記試片の質量変動をリアルタイムで測定する質量測定部と、
    前記質量測定部で測定された値に基づいて前記試片の溶出性を測定する溶出性測定部と
    前記試片の質量変化に応じる力を前記質量測定部に伝達する質量変化伝達部と
    を含み、
    前記質量変化伝達部は、
    一端が前記質量測定部と連結されるレバーユニットと、
    前記レバーユニットの他端と前記チャンバの内部で前記試片を支持する試片支持部を連結する連結ワイヤーと
    を含む溶出性測定システム。
JP2011070827A 2010-07-29 2011-03-28 圧電センサーを用いた溶出性測定システム Expired - Fee Related JP5218866B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2010-0073638 2010-07-29
KR1020100073638A KR101141419B1 (ko) 2010-07-29 2010-07-29 압전 센서를 이용한 용출성 측정 시스템

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012032374A JP2012032374A (ja) 2012-02-16
JP5218866B2 true JP5218866B2 (ja) 2013-06-26

Family

ID=45525374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011070827A Expired - Fee Related JP5218866B2 (ja) 2010-07-29 2011-03-28 圧電センサーを用いた溶出性測定システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8505398B2 (ja)
JP (1) JP5218866B2 (ja)
KR (1) KR101141419B1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101094962B1 (ko) * 2011-10-21 2011-12-15 한국지질자원연구원 광물 용해실험 장치
CN104278249A (zh) * 2013-07-02 2015-01-14 上海和辉光电有限公司 坩埚材料量检测装置、方法及蒸镀机
CN103983558B (zh) * 2014-04-16 2016-08-31 深圳大学 一种钢筋锈蚀率的测定装置及测定方法
US10663463B2 (en) * 2014-11-03 2020-05-26 Stellenbosch University Systems and methods for the detection of biomolecules
CN107356491B (zh) * 2017-07-12 2020-04-10 四川新安佳科技有限公司 一种纺丝液过滤值半自动检测装置
CN109187255A (zh) * 2018-08-31 2019-01-11 奕瑞影像科技(太仓)有限公司 测量溶液中固态物质溶解量的便携装置及测量方法
CN113533116A (zh) * 2021-06-10 2021-10-22 国网江苏省电力有限公司电力科学研究院 一种测量吸附剂质量变化装置及方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4098662A (en) * 1975-12-24 1978-07-04 Betz Laboratories, Inc. Corrosion probe for use in measuring corrosion rate under specified heat transfer conditions
US4108602A (en) * 1976-10-20 1978-08-22 Hanson Research Corporation Sample changing chemical analysis method and apparatus
FI833181A0 (fi) * 1983-09-06 1983-09-06 Labsystems Oy Foerfarande foer bestaemning av loesningshastighet
US5076107A (en) * 1988-12-27 1991-12-31 G. D. Searle & Co. Apparatus and method for resultant-weight measuring system
JP3290507B2 (ja) 1993-06-22 2002-06-10 川崎製鉄株式会社 塗膜付き金属板の塗膜重量測定方法
KR0151993B1 (ko) * 1995-08-29 1998-12-01 김종진 두께 측정장치 및 이를 이용한 두께 측정방법
KR970066520A (ko) * 1996-03-18 1997-10-13 이종수 무게측정 전용장치 및 그 제어방법
KR100255641B1 (ko) 1997-07-31 2000-05-01 윤종용 하드디스크 드라이브의 자기헤드 부상 제어방법 및 제어장치
KR19990054755A (ko) * 1997-12-26 1999-07-15 전주범 압전센서를 이용한 마모상태 시험장치
GB9915686D0 (en) 1999-07-06 1999-09-01 Zeneca Ltd Device
US7107864B2 (en) * 2003-01-15 2006-09-19 General Motors Corporation Quality control methods for gas diffusion media
JP2005284143A (ja) 2004-03-30 2005-10-13 Mitsubishi Paper Mills Ltd 感光性組成物および感光性平版印刷版
KR20060080391A (ko) 2005-01-05 2006-07-10 삼성전자주식회사 분석장치 및 이를 이용한 분석방법
JP4960055B2 (ja) 2006-09-29 2012-06-27 京セラクリスタルデバイス株式会社 コンタミネーションの測定方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR20120011650A (ko) 2012-02-08
US20120024088A1 (en) 2012-02-02
US8505398B2 (en) 2013-08-13
JP2012032374A (ja) 2012-02-16
KR101141419B1 (ko) 2012-05-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5218866B2 (ja) 圧電センサーを用いた溶出性測定システム
US8656759B2 (en) Handheld penetrating consistometer
RU2663272C1 (ru) Измерение скорости коррозии с использованием расходуемого зонда
US8005629B2 (en) Method for monitoring sensor function
CN201034911Y (zh) 便携式油液铁磁性磨粒量和粘度检测装置
JP4711333B2 (ja) 計測表示器、及び血糖値計測表示器
CN104849143B (zh) 一种单轴抗拉装置及其测试方法
JP2008128750A (ja) アルコール濃度計
US8029741B2 (en) Sensing device
CA2884871A1 (en) System and method for monitoring weight of material in reservoir
JP3177347U (ja) 紙質材料判定装置
CN107543638B (zh) 基于应变片的锡膏刮刀压力测试装置及其检测方法
TW201430342A (zh) 檢測試片之檢測裝置及檢測方法
WO2009057240A1 (ja) 電気化学測定用電極板、および当該電気化学測定用電極板を有する電気化学測定装置、ならびに当該電気化学測定用電極板を用いて目的物質を定量する方法
TWI630396B (zh) 探針檢測裝置及其檢測模組
JP2006227028A5 (ja)
KR101279210B1 (ko) 전기화학적 피로 센서 시스템 및 그 방법
JP2001264373A (ja) 圧電薄膜の圧電定数測定装置および測定方法
US8618824B2 (en) MEMS based Kelvin probe for material state characterization
Maddipatla Development of fully printed and flexible strain, pressure and electrochemical sensors
JP4820742B2 (ja) Qcm測定装置
RU2570362C1 (ru) Устройство для определения остаточных напряжений
CN206020540U (zh) 微电极检测装置
CN206211009U (zh) 一种振动检测平台的gnss天线连接装置
JP2005283231A (ja) 半導体部品の検査装置および検査方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121016

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130220

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees