JP5218111B2 - 反射型フォトマスクブランクス、反射型フォトマスク、反射型フォトマスクの検査装置及びその検査方法 - Google Patents

反射型フォトマスクブランクス、反射型フォトマスク、反射型フォトマスクの検査装置及びその検査方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体装置等の製造工程において使用される、フォトリソグラフィに適用可能な反射型フォトマスクブランクス、反射型フォトマスク、反射型フォトマスクの検査装置及びその検査方法に関する。
半導体集積回路や表示デバイスなど、配線や半導体のパターニングには、一般に可視光(g線、h線)または紫外光(i線、KrF、ArF)を用いたフォトリソグラフィが広く用いられている。近年、半導体集積回路の微細化に伴い、その製造技術として電子線リソグラフィの他、液浸ArF、EUVリソグラフィ、ナノインプリントリソグラフィなどに関する研究開発が盛んに行われている。
これらのリソグラフィの原版となるフォトマスクには透過型と反射型との2種類がある。透過型は、露光光に対して透明な基板上に露光光を遮光する遮光膜を形成し、この遮光膜を半導体の回路パターンの形状に整形すなわちパターニングしてなる。
他方、反射型の構造を図3に示す。図3は、従来の反射型フォトマスク300の構造を示す概略断面図である。図3に示すように、従来の反射型フォトマスク300は、基板301、反射膜302、反射膜保護層303、吸収体304、反射防止膜305及び裏面導電膜312を備えている。
従来の反射型フォトマスク300は、基板301上に露光光を反射する少なくとも1層からなる反射膜302を有し、反射膜302上に露光光を吸収する吸収体304が配置され、この吸収体304を半導体の回路パターンの形状にパターニングしてなる。場合によっては基板301の下部に静電チャック用の裏面導電膜312が設けられる場合もある。また反射膜302と吸収体304との間に反射膜保護層303が設けられることもある。
従来の反射型フォトマスク300に形成したパターンの検査では、反射型フォトマスク300に検査光を照射し、反射型フォトマスク300上で反射した光を解析して設計データ、または良品の反射型フォトマスクの実物と比較するのが一般的な方法である。このため、検査対象の反射型フォトマスク300において、図3に示すように、パターニングされて吸収体304が存在しない部分と、吸収体304が存在する部分、すなわちパターン開口部310と、パターン非開口部311との間には高いコントラストが要求される。これに対応するため、特許文献1には、例えばパターン非開口部311となる露光光を吸収する吸収体304の上には検査光に対する反射防止膜305を設ける方法が考案されている(例えば特許文献1参照)。
しかし、回路パターンの微細化が進みパターン開口部310の面積が小さくなってくると、パターン開口部310からの検査光反射強度が低下し、パターンの形状によってはパターン開口部310とパターン非開口部311との間のコントラストが充分に取れなくなることがしばしばあった。これはパターン開口部310の面積が小さくなることに伴い、パターン開口部310で反射する光の絶対量が少なくなることに由来する。パターン開口部310からの輝度を高めるため検査光の輝度を上げると、パターン非開口部311で反射する光の輝度も上がってしまうため、コントラストを改善するには至らなかった。
また、従来の反射型フォトマスク300のパターンは製造時の様々な不確定要因によりテーパ形状を有していたり、側面に荒れを有していたりする。こういった事情から検査を正確に行うには従来の反射型フォトマスク300のように明部を極端に明るく暗部は極端に暗くしてコントラストを高めるだけではなく、暗部もある程度明るくして明部と暗部との差分を観察する方がパターンを明瞭に観察できる場合もある。これには明部と暗部との輝度を個別に制御することが要求される。従来の反射型フォトマスク300に検査光を照射して反射型フォトマスク300上で反射した光のみを観察する検査方法では、明部と暗部との、すなわちパターン開口部とパターン非開口部との輝度を個別に変化させることはできなかった。
特開2004−39884号公報
本発明は、反射型フォトマスクの検査の精度が向上するとともに、検査に要する時間を短縮することのできる反射型フォトマスクブランクス、反射型フォトマスク、反射型フォトマスクの検査装置及びその検査方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る発明は、基板と、基板上に形成された露光光を反射する反射膜と、露光光を吸収し、反射膜の上部に形成された吸収体と、吸収体上に形成された偏光子と、を備えることを特徴とする反射型フォトマスクブランクスとしたものである。
本発明の請求項2に係る発明は、反射膜と吸収体との間に形成された反射膜保護層と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の反射型フォトマスクブランクスとしたものである。
本発明の請求項3に係る発明は、偏光子が吸収型偏光子であることを特徴とする請求項1または2に記載の反射型フォトマスクブランクスとしたものである。
本発明の請求項4に係る発明は、偏光子がワイヤグリッド型偏光子であり、且つ、偏光子が接する部分に、ワイヤグリッド型偏光子による偏光分離が観察される電気的な絶縁性を有する層が含まれることを特徴とする請求項3に記載の反射型フォトマスクブランクスとしたものである。
本発明の請求項5に係る発明は、電気的な絶縁性を有する層が、吸収体であることを特徴とする請求項4に記載の反射型フォトマスクブランクスとしたものである。
本発明の請求項6に係る発明は、電気的な絶縁性を有する層が、検査光に対して、一方の光束の偏光面を回転させる機能を併せて有することを特徴とする請求項4または5に記載の反射型フォトマスクブランクスとしたものである。
本発明の請求項7に係る発明は、偏光面を回転させる機能として、λ/4波長板を用いることを特徴とする請求項6に記載の反射型フォトマスクブランクスとしたものである。
本発明の請求項8に係る発明は、基板と、基板上に照射される露光光を反射する反射膜と、露光光を吸収し、反射膜上にパターニングされて形成された吸収体と、吸収体上にパターニングされて形成された偏光子と、を備えることを特徴とする反射型フォトマスクとしたものである。
本発明の請求項9に係る発明は、反射膜と吸収体との間に形成された反射膜保護層と、を備えることを特徴とする請求項8に記載の反射型フォトマスクとしたものである。
本発明の請求項10に係る発明は、偏光子が吸収型偏光子であることを特徴とする請求項8に記載の反射型フォトマスクとしたものである。
本発明の請求項11に係る発明は、偏光子がワイヤグリッド型偏光子であり、且つ、偏光子が接する部分に、ワイヤグリッド型偏光子による偏光分離が観察される電気的な絶縁性を有する層が含まれることを特徴とする請求項8に記載の反射型フォトマスクとしたものである。
本発明の請求項12に係る発明は、電気的な絶縁性を有する層が、吸収体であることを特徴とする請求項11に記載の反射型フォトマスクとしたものである。
本発明の請求項13に係る発明は、電気的な絶縁性を有する層が、検査光に対して、一方の光束の偏光面を回転させる機能を併せて有することを特徴とする請求項11または12に記載の反射型フォトマスクとしたものである。
本発明の請求項14に係る発明は、偏光面を回転させる機能として、λ/4波長板を用いることを特徴とする請求項13に記載の反射型フォトマスクとしたものである。
本発明の請求項15に係る発明は、順に、基板、反射膜並びにパターニングされた吸収体及び偏光子を備える反射型フォトマスクを準備し、反射型フォトマスクに検査光を照射し、検査光の光軸と垂直な方向に回転させることができる検光子を用いて反射型フォトマスクのパターン開口部とパターン非開口部とのコントラストを検出することを特徴とする反射型フォトマスクの検査方法としたものである。
本発明の請求項16に係る発明は、請求項15に記載の反射型フォトマスクの検査方法を用いて反射型フォトマスクを検査することを特徴とする反射型フォトマスクの検査装置としたものである。
本発明によれば、反射型フォトマスクの検査の精度が向上するとともに、検査に要する時間を短縮することのできる反射型フォトマスクブランクス、反射型フォトマスク、反射型フォトマスクの検査装置及びその検査方法を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る反射型フォトマスクの一例を示す概略断面図である。 本発明の実施の形態に係る反射型フォトマスクの検査方法を実現する検査装置の一例を示す概略図である。 従来の反射型フォトマスクの構造を示す概略断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ、より詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施の形態に限定されるわけではない。
図1は、本発明の実施の形態に係る反射型フォトマスク100の一例を示す概略断面図である。図1に示すように、本発明の実施の形態に係る反射型フォトマスク100は、基板101と、基板101上に形成された露光光を反射する反射膜102と、反射膜102上にパターニングされて形成された露光光を吸収する吸収体104と、吸収体104上にパターニングされて形成された偏光子106と、を具備する。
本発明の実施の形態に係る反射型フォトマスク100は、反射型フォトマスクブランクスの吸収体104及び偏光子106をパターニングして形成している。そのため、まず、反射型フォトマスクブランクスについて説明し、次に、反射型フォトマスク100について説明する。
本発明の実施の形態に係る反射型フォトマスクブランクスの基板101には熱膨張係数が非常に小さい平坦な基板101を用いることが好ましい。露光や検査の過程で基板101を静電チャックする必要がある場合には基板101の裏面に裏面導電膜112を設けることが好ましい。
本発明の実施の形態に係る反射型フォトマスクブランクスの露光光を反射する反射膜102は単層であってもよいが露光光の波長によっては多層膜とすることが好ましい場合もあり任意に選択することができる。反射膜102は、使用する露光光の反射率ができるだけ高くなる材料及び層構造を選択することが好ましい。反射膜102を保護するため、または上層のエッチングストッパ層とするために反射膜102と吸収体104(後述する)との間に反射膜保護層103を設ける場合もある。
本発明の実施の形態に係る反射型フォトマスクブランクスの吸収体104は露光光を吸収するために、露光光の波長に対して消衰係数の大きな材料が求められる。また、吸収体104をパターニングする必要性から、ドライエッチング、その他の方法により加工特性が良い材料から選定することが好ましい。
本発明の実施の形態に係る反射型フォトマスクブランクスの偏光子106には、検査光に対して直線偏光を取り出せる材料または構造を用いる。また、偏光子106は、消光比ができるだけ高い材料、構造が好ましい。
本発明の実施の形態に係る偏光子106には、吸収型またはワイヤグリッド型を用いることができる。吸収型偏光子106は、検査光に対してパターン開口部110からの反射光に対するコントラストを高めるために用いることができる。
また、ワイヤグリッド型偏光子106は、金属線(ワイヤ)が互いに平行にかつ等間隔で並べられている形状の偏光子106をいい、金属線幅や金属線間隔が入射する光の波長に対し十分短い場合、金属線に垂直な電場ベクトルを有する成分の偏光を透過し、金属線に平行な電場ベクトルを有する成分の偏光を反射するものをいう。
偏光子106にワイヤグリッド型偏光子106を使用する場合には、偏光子106と接する部分にフリーキャリアを有する層があると充分に機能しない。そのため偏光子106と接する部分には、少なくともワイヤグリッド型偏光子106による偏光分離が観察される程度の電気的な絶縁性を有する層105が設けられる。吸収体104がそのような特徴を併せ持っている場合には吸収体104が電気的な絶縁性を有する層105を兼ねることができる。電気的な絶縁性を有する層105は、絶縁性はより高い方が好ましいが、この部分は下部の吸収体104同様、回路パターンの形状にパターニングされる部分であるので、パターニングを電子線リソグラフィにより行う場合には絶縁性が問題になる場合がある。従って、その絶縁性の程度は、要求される描画の精度と検査時に要求されるコントラストとの兼ね合いにより決まる。
金属線に平行な電場ベクトルを有する成分の偏光は、光の振動方向が金属線の向きと一致しているため金属線に平行な電場により金属中の電子は移動し、ジュール加熱が生じ、一部の光は金属に吸収される。金属に吸収されない光はワイヤに誘導電流を励起し反射される(散乱波の干渉効果)。
金属線に垂直な電場ベクトルを有する成分の光は、電子が線幅方向に移動できる距離が限られているためほとんど作用されず透過する。透過した光は吸収体104の表面で反射され再び偏光子106を通過し、前述した偏光子106を透過せずに反射した成分の光と共に反射型フォトマスク100からの反射光として放射される。そのため吸収型偏光子106と比較するとコントラストの向上には限界はあるが、偏光子106の厚さを薄くできることから、反射型フォトマスク100へ適用するには好適である。また金属線幅や金属線間隔を調整することにより紫外領域の検査光にも対応できるほか、フォトリソグラフィのほか工程数の少ないナノインプリント技術などを使用して容易に形成できる。
本発明の実施の形態に係る反射型フォトマスクブランクスの電気的な絶縁性を有する層105が、検査光に対して、一方の光束の偏光面を回転させる機能を有する場合、吸収体104で反射した光が再び偏光子106に入射する際に、偏光子106を透過する成分を少なくすることができる。偏光面を回転させる機能として、λ/4波長板を用いることができる。λ/4波長板を用いると、往復で偏光面が90°回転し偏光子106を透過できなくなる。その結果、後述するように反射型フォトマスクとして検査する際に、検査光を照射した時にパターン非開口部111から観察される反射光は初めに偏光子106で反射した金属線に水平な電場ベクトルを有する成分の光のみとなり、この光は後述する検光子201を用いることによってその強度を0%〜100%の範囲で任意に制御できるため、パターン開口部110とパターン非開口部111とのコントラストを自由に調整することができる。ここで、λは検査光の波長を表す。
以上のような構成の薄膜(反射膜102、反射膜保護層103及び吸収体104)の形成においては、公知の様々な成膜技術を用いることができる。中でもスパッタリング法やパルスレーザデポジション(PLD)を用いると高品質の膜を形成することができるため好適である。吸収型偏光子106には、例えば有機分子を配向させてヨウ素系の化合物を吸着させる方法があるが、必ずしもこれに限定されない。ワイヤグリッド型偏光子106では通常のフォトリソグラフィのほかナノインプリントやインクジェットなど様々な公知の技術が利用できる。偏光面を回転させる機能を有する層(λ/4波長板)の成膜には、例えば斜方蒸着などが知られている。
上述した材料及び方法を用いることで本発明の実施の形態に係る反射型フォトマスクブランクスが完成する。
次に、本発明の実施の形態に係る反射型フォトマスク100について説明する。反射型フォトマスク100の吸収体104や電気的な絶縁性を有する層105、偏光子106などのパターニングには、フォトリソグラフィ、荷電粒子線リソグラフィやナノインプリントなどのほか、ステンシルマスクを使用したエッチングなどの方法が使用でき、必要に応じて使い分けられるが、限定されるものではない。吸収体104、電気的な絶縁性を有する層105及び偏光子106をパターニングして本発明の実施の形態に係る反射型フォトマスク100が完成する。
本発明の実施の形態において、反射型フォトマスク100の暗部、すなわち非欠陥部分またはパターン非開口部111の輝度は、後述する検光子201の向きを変更するだけで調節することができる。一方、パターン開口部110の輝度は従来のように照射する検査光の輝度を変えることにより調節することができるため、これにより欠陥部分と非欠陥部分、またはパターン開口部110とパターン非開口部111とのコントラストを容易に偏光することができ、欠陥またはパターンに関して最も観察しやすい環境を作り出すことができるため、検査の精度が向上するとともに、検査に要する時間を短縮することができる
次に、本発明の実施の形態に係る反射型フォトマスクの検査装置及びその検査方法について説明する。
まず、本発明の実施の形態に係る反射型フォトマスクの検査装置について説明する。図2は、本発明の実施の形態に係る反射型フォトマスクの検査方法を実現する検査装置の一例を示す概略断面図である。本発明の実施の形態に係る反射型フォトマスク100の検査を容易にするために、一般的なフォトマスクの検査装置に、検光子201を組み込む。検光子201とは、偏光子106と同じ機能を持つ偏光素子であるが、それぞれ役割が異なるため区別して呼ばれる。検光子201は光検出器202の手前に置かれる。検光子201は面方向すなわち光軸と垂直な方向に回転させることができるように設計する。これらは検査光の波長によっては真空もしくは窒素ガス雰囲気下で作業することが好ましい場合もあるため、隔壁208を設けてその内側に設置してもよい。
次に、本発明の実施の形態に係る反射型フォトマスクの検査方法について説明する。完成した本発明の実施の形態に係る反射型フォトマスク100に検査光を照射し、検光子201を有する検査装置に反射型フォトマスク100からの反射光を入射し、検光子201の回転角を調節することで所望のコントラストを得ることができる。このような反射型フォトマスク100、反射型フォトマスク100の検査装置及びその検査方法を用いることでパターンの欠陥を容易に評価することができる。
以上詳細に説明したように、本発明に実施の形態によれば、検光子201の回転角を調整することで最も観察しやすい環境を作り出すことができるため、検査の精度が向上するとともに、検査に要する時間を短縮することのできる反射型フォトマスクブランクス、反射型フォトマスク、反射型フォトマスクの検査装置及びその検査方法を提供することができる。
100・・・反射型フォトマスク
101・・・基板
102・・・反射膜
103・・・反射膜保護層
104・・・吸収体
105・・・電気的な絶縁性を有する層
106・・・偏光子
110・・・パターン開口部
111・・・パターン非開口部
112・・・裏面導電膜
201・・・検光子
202・・・光検出器
203・・・検光子回転装置
204・・・X−Yステージ
205・・・制御用コンピュータ
206・・・検査光光源
207・・・コントラスト調整用制御装置
208・・・隔壁
300・・・従来の反射型フォトマスク
301・・・基板
302・・・反射膜
303・・・反射膜保護層
304・・・吸収体
305・・・反射防止膜
310・・・パターン開口部
311・・・パターン非開口部
312・・・裏面導電膜

Claims (16)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成された露光光を反射する反射膜と、
    前記露光光を吸収し、前記反射膜の上部に形成された吸収体と、
    前記吸収体上に形成された偏光子と、
    を備えることを特徴とする反射型フォトマスクブランクス。
  2. 前記反射膜と前記吸収体との間に形成された反射膜保護層と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の反射型フォトマスクブランクス。
  3. 前記偏光子が吸収型偏光子であることを特徴とする請求項1または2に記載の反射型フォトマスクブランクス。
  4. 前記偏光子がワイヤグリッド型偏光子であり、且つ、前記偏光子が接する部分に、前記ワイヤグリッド型偏光子による偏光分離が観察される電気的な絶縁性を有する層が含まれることを特徴とする請求項3に記載の反射型フォトマスクブランクス。
  5. 前記電気的な絶縁性を有する層が、前記吸収体であることを特徴とする請求項4に記載の反射型フォトマスクブランクス。
  6. 前記電気的な絶縁性を有する層が、前記検査光に対して、一方の光束の偏光面を回転させる機能を併せて有することを特徴とする請求項4または5に記載の反射型フォトマスクブランクス。
  7. 前記偏光面を回転させる機能として、λ/4波長板を用いることを特徴とする請求項6に記載の反射型フォトマスクブランクス。
  8. 基板と、
    前記基板上に照射される露光光を反射する反射膜と、
    前記露光光を吸収し、前記反射膜上にパターニングされて形成された吸収体と、
    前記吸収体上にパターニングされて形成された偏光子と、
    を備えることを特徴とする反射型フォトマスク。
  9. 前記反射膜と前記吸収体との間に形成された反射膜保護層と、
    を備えることを特徴とする請求項8に記載の反射型フォトマスク。
  10. 前記偏光子が吸収型偏光子であることを特徴とする請求項8に記載の反射型フォトマスク。
  11. 前記偏光子がワイヤグリッド型偏光子であり、且つ、前記偏光子が接する部分に、前記ワイヤグリッド型偏光子による偏光分離が観察される電気的な絶縁性を有する層が含まれることを特徴とする請求項8に記載の反射型フォトマスク。
  12. 前記電気的な絶縁性を有する層が、前記吸収体であることを特徴とする請求項11に記載の反射型フォトマスク。
  13. 前記電気的な絶縁性を有する層が、検査光に対して、一方の光束の偏光面を回転させる機能を併せて有することを特徴とする請求項11または12に記載の反射型フォトマスク。
  14. 前記偏光面を回転させる機能として、λ/4波長板を用いることを特徴とする請求項13に記載の反射型フォトマスク。
  15. 順に、基板、反射膜並びにパターニングされた吸収体及び偏光子を備える反射型フォトマスクを準備し、
    前記反射型フォトマスクに検査光を照射し、
    前記検査光の光軸と垂直な方向に回転させることができる検光子を用いて前記反射型フォトマスクのパターン開口部とパターン非開口部とのコントラストを検出することを特徴とする反射型フォトマスクの検査方法。
  16. 請求項15に記載の反射型フォトマスクの検査方法を用いて前記反射型フォトマスクを検査することを特徴とする反射型フォトマスクの検査装置。
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