JP5217816B2 - フレーム監視装置、ネットワークインタフェースカード、計算機及びフレーム監視方法 - Google Patents
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この事態への対応として、例えば、スパニングツリーにより、ブロードキャストのループを収束させることが行われてきた。
ところが、スパニングツリーを行う場合は、LANスイッチがこの機能を有しておく必要があり、対応させるために最悪のケースでは、ネットワークを再構築する必要があった。また、スパニングツリーにおいても、ブロードキャストストームが収束するまでの間、ネットワーク上の計算機の性能は、低下してしまうという課題があった。
例えば、ネットワークに接続されて動作するように構成された端末装置において、所定時間内に該ネットワークから受信したパケットの数を検出するパケット量検出手段と、該パケット量検出手段が検出したパケットの数が所定値を超えているときに、該端末装置を該ネットワークから論理的に切り離す論理的切断手段とを備えた技術がある(例えば、特許文献1参照。)。
この技術によれば、受信するパケット量が異常に増大した場合に端末装置をネットワークから切り離して受信パケットに関連する処理以外の処理を引き続き行うことができる。
例えば、特許文献1に記載の技術は、所定期間内にブロードキャストフレームを所定回数以上受信すると、端末装置とネットワークとの間を切断するが、この切断を論理的に行っていたため、ソフトウエア制御となり、プロセッサにも負担がかかっていた。
また、ブロードキャストフレームが発生した際に、廃棄→ブロードキャスト→廃棄を繰り返してしまい、結局ネットワーク障害を引き起こしてしまう可能性があった。
また、フレームの監視処理が計算機で行われるため、隣接ノードの通信状況を検査する必要性が無い。
まず、本発明のフレーム監視装置、ネットワークインタフェースカード、計算機及びフレーム監視方法の第一実施形態について、図1を参照して説明する。
同図は、本実施形態のフレーム監視装置の構成を示すブロック図である。
フレーム管理装置10aは、同図に示すように、受信部11と、ブロードキャストフレーム検出部12aと、受信フレーム保持バッファ13aと、フレーム一致チェック部14aと、一致カウンタ15aと、電源制御部16aと、セレクタ17とを有している。
ここで、受信部11は、ネットワーク2上で通信しているフレームを受け取る。このフレームは、ブロードキャストフレーム検出部12aへ送られる。
判別の結果、ブロードキャストフレームであるときは、このフレームをフレーム一致チェック部14aへ送る。
一方、ブロードキャストフレームでないときは、このフレームをセレクタ17へ送る。
この受信フレーム保持バッファ13aは、FIFO(First In First Out)制御のため、古いデータから上書きされる。すなわち、新しいブロードキャストフレームがフレーム一致チェック部14aから送られてくると、最古のブロードキャストフレームを消去して、その新しいブロードキャストフレームを書き込む。
さらに、受信フレーム保持バッファ13aは、バッファ管理部18a(後述)から送られてくる命令にしたがって、フレームを削除する。
また、フレーム一致チェック部14aは、受信フレーム保持バッファ13aから順次読み出されたフレーム(保持フレーム)と受信フレームとを比較し、保持フレームの中に受信フレームと一致するものがあるか否かをチェック(判断)する。
チェックの結果、一致するフレームがないときは、その受信フレームをプロセッサ30へ送るようにセレクタ17を制御する。
一方、一致するフレームがあるときは、受信フレームをプロセッサ30へ送らず廃棄するようにセレクタ17を制御する。
この最終カウント値が0のときは、受信フレームと一致する保持フレームが無いものと判断する。この場合、受信フレームは、一回目に受信されたブロードキャストフレームであるため、その受信フレームをプロセッサ30へ送るようにセレクタ17を制御する。
一方、最終カウント値が0でないときは、受信フレームと一致する保持フレームがあるものと判断する。この場合、受信フレームは、二回目以降に受信されたブロードキャストフレームであるため、その受信フレームを廃棄するようにセレクタ17を制御する。
閾値比較器146は、一致カウンタ15aの最終カウント値と閾値とを比較し、最終カウント値が閾値よりも大きいか等しいときに、サスペンド指示信号を電源制御部16aへ送る。
この電源制御部16aは、フレーム一致チェック部14aの閾値比較器146からサスペンド指示信号を受け取ると、フレーム監視装置10aをサスペンドし、電源を切断してネットワーク2から切り離す。
このように、電源制御部16aは、論理的ではなく物理的にネットワーク2との切り離しを行う(電源を切断する)ため、プロセッサ30への負担を軽減できる。
電源切断からの復帰は、ネットワーク2の復旧後、人手にて行う(自動で復帰はしない)。
復帰の方法としては、例えば、計算機1aのリブート(再起動)、あるいはOSドライバへ指示を与えてスタンバイ状態から復帰する方法などがある。
例えば、ブロードキャストフレーム検出部12aから送られてきたフレーム(ブロードキャストフレームではないと判別されたフレーム)をプロセッサ30へ出力する。
また、セレクタ17は、フレーム一致チェック部14aの制御にしたがって、受信フレームをプロセッサ30へ送るか、又はその受信フレームを廃棄する。
バッファ管理部18aは、受信フレーム保持バッファ13aで保持されているフレームの保持時間を監視する。
このバッファ管理部18aは、計時部(図示せず)を有しており、フレームごとに、受信フレーム保持バッファ13aに保持されている時間を計時する。そして、保持時間が所定時間に達すると、そのフレームを削除するように受信フレーム保持バッファ13aに命令を送る。
なお、フレームを削除するまでの保持時間(所定時間)は、例えば、応答がなくなり、フレームを再送するまでの期間を設定することができる。これは、フレームの再送とブロードキャストストームとを区別するためである。
フレーム一致チェック部14aは、同図に示すように、RD(Read Data)レジスタ141と、フレーム1〜nレジスタ142(フレーム1レジスタ142−1〜フレームnレジスタ142−n)と、一致比較器143(143−1〜143−n)と、送出フレームレジスタ144と、0比較器145と、閾値比較器146とを有している。
RDレジスタ141は、クロックタイミングに同期して、受信フレーム保持バッファ13aから保持フレーム(リードデータ)を順次読み出して保持する。
最終段であるフレームnレジスタ142−nは、受信フレームを格納すると、クロックタイミングに同期して、その受信フレームを送出フレームレジスタ144へ送る。このように、受信フレームは、クロックタイミングにしたがって、フレーム1〜nレジスタ142を順次移動する。
これら複数段の一致比較器143は、対応するフレーム1〜nレジスタ142に格納されている受信フレームとRDレジスタ141に格納されている保持フレームとを取り出して比較する。そして、それらが一致しているときは、一致信号を一致カウンタ15aへ送る。一方、保持フレームと受信フレームが一致していないときは、一致信号を送らない。
ここで受信フレーム保持バッファ13aに送られた受信フレームは、受信フレーム保持バッファ13aの一番古いフレームに上書きされる。
比較の結果、最終カウント値が0のときは、受信フレームと一致する保持フレームがないものと判断する。つまり、受信フレームは、一回目に受信されたブロードキャストフレームであるため、その受信フレームをプロセッサ30に送るようにセレクタ17を制御する。
一方、最終カウント値が0でないときは、受信フレームと一致する保持フレームがあるものと判断する。つまり、受信フレームは、二回目以降に受信されたブロードキャストフレームであるため、その受信フレームを廃棄するようにセレクタ17を制御する。
判断の結果、最終カウント値が閾値よりも多いか同じ場合は、ネットワーク2上で短期間に同一フレームを受け取る異常事態が発生していると判断し、電源制御部16aへサスペンドの指示を送出する。
一方、最終カウント値が閾値よりも少ない場合は、ネットワーク2上で異常事態が発生していないと判断し、サスペンドの指示を送出しない。
この一致カウンタ15aは、複数段のカウンタ(個別カウンタ)CNT151(151−1〜151−n)を有している。
カウンタCNT151は、一致比較器143と同数備えられており、カウンタCNT151のそれぞれが対応する一致比較器143から一致信号を受けると、+1カウントアップし、このカウント値を保持するようになっている。
最終段のカウンタCNT151−nまで到達すると、受信フレームとすべての保持フレームとの一致チェックが完了する。このため、一致カウンタCNT151−nの値が0のときは、一度も一致しなかったということになり、受信フレームをプロセッサ30へ送出する。一方、一致カウンタCNT151−nの値が0でないときは、受信フレームと一致する保持フレームがあることになり、受信フレームを廃棄する。
次に、本実施形態のフレーム監視装置の動作(フレーム監視方法)について、図4を参照して説明する。
同図は、本実施形態のフレーム監視方法の手順を示すフローチャートである。
ブロードキャストフレーム検出部12aは、受信部11からフレームを受け取ると、このフレームがブロードキャストフレームであるか否かを判別する(ステップ11)。
判別の結果、ブロードキャストフレームでないときは、ブロードキャストフレーム検出部12aは、当該フレームをセレクタ17へ送る。セレクタ17は、そのフレームをプロセッサ30へ送出する(ステップ12)。
一方、ブロードキャストフレームであるときは、ブロードキャストフレーム検出部12aは、当該フレームをフレーム一致チェック部14aへ送る。
チェックの結果、一致したときは、一致信号を一致カウンタ15aへ送る。これにより、一致カウンタ15aは、カウント値を+1カウントアップする(ステップ14)。
一方、一致しなかったときは、一致信号は送らない。このため、一致カウンタ15aでのカウントアップも行われない。
一方、受信フレーム保持バッファ13aに保持されている全フレームと受信フレームの一致チェックが完了しているときは、フレーム一致チェック部14aは、受信フレームを受信フレーム保持バッファ13aへ送る。受信フレーム保持バッファ13aは、最古のフレームに受信フレームを上書きする(ステップ17)。
判断の結果、0のときは、0比較器145は、セレクタ17を制御して、受信フレームをプロセッサ30へ送出させる(ステップ12)。
一方、0でないときは、0比較器145は、受信フレームを廃棄するようにセレクタ17を制御する。
比較の結果、最終カウント値が閾値よりも大きいか同じであるときは、閾値比較器146は、サスペンド指示信号を電源制御部16aへ送る。電源制御部16aは、フレーム監視装置10aの電源をサスペンドして、フレーム監視装置10aをネットワーク2から切り離す(ステップ20)。
一方、最終カウント値が閾値よりも小さいときは、ネットワーク2からの切り離しは行わない。
以上の手順を、ネットワーク2からフレームを受信するたびに実行し、受信フレームをプロセッサ30に送出する制御を行う。
次に、本実施形態のネットワークインタフェースカード及び計算機について、図5を参照して説明する。
同図は、本実施形態の計算機の構成を示すブロック図である。
このNIC20aには、例えば、システムバス60に接続する拡張カード状のものや、USBに接続するタイプのものがある。
計算機1aは、同図に示すように、NIC20aと、プロセッサ30と、メモリ40と、IO50とを備えており、これらがシステムバス60で接続されている。
NIC20aを搭載することで、計算機1aは、プロセッサ30とネットワーク2との間で通信を行うことができる。
なお、NIC20aがフレーム監視装置10aを有している場合、複数のLANポートを所有するNIC20aにおいては、ポート単位でサスペンドを制御することができる。
次に、本発明のフレーム監視装置、ネットワークインタフェースカード、計算機及びフレーム監視方法の第二の実施形態について、図6を参照して説明する。
同図は、本実施形態のフレーム監視装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態は、第一実施形態と比較して、処理対象となるフレームが相違する。すなわち、第一実施形態では、受信フレームを対象としていたのに対し、本実施形態では、送信フレームを対象とする。他の構成要素は第一実施形態と同様である。
したがって、図6において、図1と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
フレーム管理装置10bは、同図に示すように、ブロードキャストフレーム検出部12bと、送信フレーム保持バッファ13bと、フレーム一致チェック部14bと、一致カウンタ15bと、電源制御部16bと、送信部19とを有している。
判別の結果、ブロードキャストフレームであるときは、このフレームをフレーム一致チェック部14bへ送る。
一方、ブロードキャストフレームでないときは、このフレームを送信部19へ送る。
この送信フレーム保持バッファ13bは、FIFO制御のため、古いデータから上書きされる。この上書きの方法は、受信フレーム保持バッファ13aと同じである。
さらに、送信フレーム保持バッファ13bは、バッファ管理部18b(後述)から送られてくる命令にしたがって、フレームを削除する。
また、フレーム一致チェック部14bは、送信フレーム保持バッファ13bから順次読み出されたフレーム(保持フレーム)と送信フレームとを比較し、保持フレームの中に送信フレームと一致するものがあるか否かをチェック(判断)する。
これを、すべての保持フレームについて行い、終了後に最終カウント値を一致カウンタ15bから受け取る。
そして、この最終カウント値が閾値よりも大きいか同じであるときは、サスペンド指示信号を電源制御部16bへ送る。
一方、最終カウント値が閾値よりも小さいときは、サスペンド指示信号は送らない。
さらに、最終カウント値を受け取った後に、送信フレームを送信フレーム保持バッファ13bと送信部19へそれぞれ送る。
この電源制御部16bは、フレーム一致チェック部14bの閾値比較器146からサスペンド指示信号を受け取ると、フレーム監視装置10bをサスペンドし、電源を切断して、フレーム監視装置10bをネットワーク2から切り離す。
このように、電源制御部16bは、論理的ではなく物理的にネットワーク2との切り離しを行う(電源を切断する)ため、プロセッサ30への負担を軽減できる。
また、送信部19は、フレーム一致チェック部14bから送られてきた送信フレームをネットワーク2へ出力する。
バッファ管理部18bは、送信フレーム保持バッファ13bで保持されているフレームの保持時間を監視する。このバッファ管理部18bの機能は、第一実施形態におけるバッファ管理部18aの機能と同様である。
次に、本実施形態のフレーム監視装置の動作(フレーム監視方法)について、図8を参照して説明する。
同図は、本実施形態のフレーム監視方法の手順を示すフローチャートである。
ブロードキャストフレーム検出部12bは、その受け取ったフレームがブロードキャストフレームであるか否かを判別する(ステップ31)。
判別の結果、ブロードキャストフレームでないときは、当該フレームを送信部19へ送る。送信部19は、そのフレームをネットワーク2へ送出する(ステップ32)。
一方、ブロードキャストフレームであるときは、ブロードキャストフレーム検出部12bは、当該フレーム(送信フレーム)をフレーム一致チェック部14bへ送る。
チェックの結果、一致したときは、一致信号を一致カウンタ15bへ送る。一致カウンタ15bは、一致信号を受けると、カウント値を+1カウントアップする(ステップ34)。
一方、一致しなかったときは、一致信号は送らない。このため、一致カウンタ15bでのカウントアップも行われない。
一方、送信フレーム保持バッファ13bに保持されている全フレームと送信フレームの一致チェックが完了しているときは、フレーム一致チェック部14bは、送信フレームを送信フレーム保持バッファ13bへ送る。送信フレーム保持バッファ13bは、最古のフレームに送信フレームを上書き(格納)する(ステップ37)。
比較の結果、最終カウント値が閾値よりも大きいか同じであるときは、閾値比較器146は、サスペンド指示信号を電源制御部16bへ送る。電源制御部16bは、サスペンド指示信号を受け取ると、フレーム監視装置10bの電源をサスペンドして、フレーム監視装置10bをネットワーク2から切り離す(ステップ39)。
送信部19は、送信フレームをネットワーク2へ送出する(ステップ32)。
なお、この場合、ネットワーク2からの切り離しは行われない。
以上の手順を、プロセッサ30からフレームを受け取るたびに実行し、送信フレームをネットワーク2に送出する制御を行う。
次に、本実施形態のネットワークインタフェースカード及び計算機について、図9を参照して説明する。
同図は、本実施形態の計算機の構成を示すブロック図である。
なお、NIC20bがフレーム監視装置10bを有している場合、複数のLANポートを所有するNIC20bにおいては、ポート単位にサスペンドを制御する場合もある。
これにより、プロセッサへの割り込み要求を減少させることができ、プロセッサのリソース低下を防ぐことができる。また、廃棄→ブロードキャスト→廃棄を繰り返すことがなくなり、ネットワーク障害の誘発を抑えることができる。
これにより、障害ネットワークから物理的に計算機を切り離せることができ、計算機が故障してネットワーク上にブロードキャストストームを引き起こしてしまう事態を未然に防ぐことができる。
また、計算機に接続されたNICにおいてフレームの監視処理を行うこととしたため、ルータでフレーム監視処理を行う場合に必要となる隣接ノードの通信状況の検査が不要となる。
例えば、上述した各実施形態では、フレーム監視装置をNICに備える構成を示したが、これに限るものではなく、他の構成、例えば、マザーボードに備えたり、仮想LANカードにその機能をもたせたりすることもできる。
この場合、図10に示すように、第一実施形態のフレーム監視装置10aと第二実施形態のフレーム監視装置10bを一つのNIC20に備える構成とすることができる。また、第一実施形態のフレーム監視装置10aと第二実施形態のフレーム監視装置10bとの間で共通する機能があるときは、その機能を実行する機能部(ブロードキャストフレーム検出部、フレーム一致チェック部、一致カウンタ、電源制御部、バッファ管理部など)を一つのみ備えてその機能を実行させることもできる。
10a,10b フレーム監視装置
11 受信部
12a,12b ブロードキャストフレーム検出部
13a,13b 受信フレーム保持バッファ
14a,14b フレーム一致チェック部
15a,15b 一致カウンタ
16a,16b 電源制御部
17 セレクタ
18a,18b バッファ制御部
19 送信部
20a,20b NIC
30 プロセッサ
60 システムバス
2 ネットワーク
Claims (20)
- ネットワークからフレームを受信する受信部と、
受信されたフレームがブロードキャストフレームであるか否かを判別する受信用ブロードキャストフレーム検出部と、
前記ブロードキャストフレームであると判別された過去のフレームを保持フレームとして一又は二以上格納する受信フレーム保持バッファと、
前記ブロードキャストフレームであると判別されたフレームを受信フレームとして受け取るとともに、前記保持フレームの中に前記受信フレームと一致するものがあるか否かを判断する受信用フレーム一致チェック部と、
前記受信フレームと一致する保持フレームの数をカウントする受信用一致カウンタと、
この受信用一致カウンタでカウントされた数が閾値を越えると、前記ネットワークとの間を物理的に切り離す受信用切断処理部とを備えた
ことを特徴とするフレーム監視装置。 - 前記受信用切断処理部が、当該フレーム監視装置への電源供給を切断して、前記ネットワークとの間を切り離す
ことを特徴とする請求項1記載のフレーム監視装置。 - 前記受信用フレーム一致チェック部で前記受信フレームと一致する保持フレームがないと判断されたときに、当該受信フレームを計算機のプロセッサへ出力するセレクタを備えた
ことを特徴とする請求項1又は2記載のフレーム監視装置。 - 前記受信フレーム保持バッファに格納された保持フレームごとの保持時間を管理するバッファ管理部を備え、
前記受信フレーム保持バッファは、前記保持時間が経過した保持フレームを消去する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のフレーム監視装置。 - 前記受信フレーム保持バッファが、前記保持フレームを所定数格納し、前記受信用フレーム一致チェック部から前記受信フレームを受けると、最古の保持フレームを消去し、前記受信フレームを新たな保持フレームとして格納する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のフレーム監視装置。 - 前記受信用フレーム一致チェック部が、
前記受信フレーム保持バッファに格納可能な保持フレームの数と同数備えられ、クロックタイミングに同期して前記受信フレームを次の段へ順次送る複数段のフレームレジスタと、
前記クロックタイミングに同期して、前記受信フレーム保持バッファから保持フレームを順次取り出すリードデータレジスタと、
前記フレームレジスタからの受信フレームと前記リードデータレジスタからの保持フレームとを比較して、一致したときに一致信号を前記受信用一致カウンタへ出力する一致比較器と、
前記一致信号にもとづき前記受信用一致カウンタでカウントされた数と閾値とを比較して、カウント数が閾値を越えているときに、前記ネットワークとの間を切り離すための信号を前記受信用切断処理部へ送る閾値比較器とを備えた
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のフレーム監視装置。 - 前記受信フレームの送出又は廃棄を行うセレクタを備え、
前記受信用フレーム一致チェック部が、
前記一致信号にもとづき前記受信用一致カウンタでカウントされた数と0とを比較し、前記カウント数が0のときは、前記受信フレームを外部へ送出するための信号を前記セレクタへ送り、一方、前記カウント数が0でないときは、前記受信フレームを廃棄するための信号を前記セレクタへ送る0比較器を備えた
ことを特徴とする請求項6記載のフレーム監視装置。 - 前記受信用フレーム一致チェック部の一致比較器が、前記フレームレジスタと同数備えられて、対応するフレームレジスタからの受信フレームと前記リードデータレジスタからの保持フレームとを比較し、
前記一致カウンタが、前記一致比較器と同数の個別カウンタを有し、
これら個別カウンタが、対応する一致比較器からの一致信号にもとづいてカウント数を増加させ、このカウント数を次の段の個別カウンタへ送り、
最終段の個別カウンタが、前記カウント数を前記受信フレームと一致する保持フレームの数として出力する
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のフレーム監視装置。 - ネットワークへ送信しようとするフレームを計算機のプロセッサから受け取り、このフレームがブロードキャストフレームであるか否かを判別する送信用ブロードキャストフレーム検出部と、
前記ブロードキャストフレームであると判別された過去のフレームを保持フレームとして一又は二以上格納する送信フレーム保持バッファと、
前記ブロードキャストフレームであると判別されたフレームを送信フレームとして受け取るとともに、前記保持フレームの中に前記送信フレームと一致するものがあるか否かを判断する送信用フレーム一致チェック部と、
前記送信フレームと一致する保持フレームの数をカウントする送信用一致カウンタと、
この送信用一致カウンタでカウントされた数が閾値を越えると、前記ネットワークとの間を物理的に切り離す送信用切断処理部とを備えた
ことを特徴とするフレーム監視装置。 - 前記送信用切断処理部が、当該フレーム監視装置への電源供給を切断して、前記ネットワークとの間を切り離す
ことを特徴とする請求項9記載のフレーム監視装置。 - ネットワークからフレームを受信する受信部と、
受信されたフレームがブロードキャストフレームであるか否かを判別する受信用ブロードキャストフレーム検出部と、
前記ブロードキャストフレームであると判別された過去のフレームを保持フレームとして一又は二以上格納する受信フレーム保持バッファと、
前記ブロードキャストフレームであると判別されたフレームを受信フレームとして受け取るとともに、前記保持フレームの中に前記受信フレームと一致するものがあるか否かを判断する受信用フレーム一致チェック部と、
前記受信フレームと一致する保持フレームの数をカウントする受信用一致カウンタと、
この受信用一致カウンタでカウントされた数が閾値を越えると、前記ネットワークとの間を物理的に切り離す受信用切断処理部と、
前記ネットワークへ送信しようとするフレームを計算機のプロセッサから受け取り、このフレームがブロードキャストフレームであるか否かを判別する送信用ブロードキャストフレーム検出部と、
前記ブロードキャストフレームであると判別された過去のフレームを保持フレームとして一又は二以上格納する送信フレーム保持バッファと、
前記ブロードキャストフレームであると判別されたフレームを送信フレームとして受け取るとともに、前記保持フレームの中に前記送信フレームと一致するものがあるか否かを判断する送信用フレーム一致チェック部と、
前記送信フレームと一致する保持フレームの数をカウントする送信用一致カウンタと、
この送信用一致カウンタでカウントされた数が閾値を越えると、前記ネットワークとの間を物理的に切り離す送信用切断処理部とを備えた
ことを特徴とするフレーム監視装置。 - 前記受信用切断処理部及び/又は送信用切断処理部が、当該フレーム監視装置への電源供給を切断して、前記ネットワークとの間を切り離す
ことを特徴とする請求項11記載のフレーム監視装置。 - 計算機のプロセッサとネットワークとの間でフレームを送受信するフレーム監視装置を備え、
このフレーム監視装置が、前記請求項1〜請求項12のいずれかに記載のフレーム監視装置からなる
ことを特徴とするネットワークインタフェースカード。 - 前記フレーム監視装置が、所定時間内に同一のブロードキャストフレームを前記ネットワークから複数回受け取った場合、二回目以降のフレームを前記プロセッサへ送出しない
ことを特徴とする請求項13記載のネットワークインタフェースカード。 - ネットワークからフレームを受信するフレーム監視装置と、
前記フレームを受け取って所定の処理を実行するプロセッサとを備え、
前記フレーム監視装置が、前記請求項1〜請求項12のいずれかに記載のフレーム監視装置からなる
ことを特徴とする計算機。 - 前記フレーム監視装置と前記プロセッサとの間が、システムバスで接続された
ことを特徴とする請求項15記載の計算機。 - ネットワークからフレームを受信する処理と、
受信されたフレームがブロードキャストフレームであるか否かを判別する処理と、
前記ブロードキャストフレームであると判別された過去のフレームを保持フレームとして一又は二以上格納する処理と、
前記ブロードキャストフレームであると判別されたフレームを受信フレームとして受け取るとともに、前記保持フレームの中に前記受信フレームと一致するものがあるか否かを判断する処理と、
前記受信フレームと一致する保持フレームの数をカウントする処理と、
前記カウントされた数が閾値を越えると、前記ネットワークとの間を物理的に切り離す処理とを有した
ことを特徴とするフレーム監視方法。 - 当該フレーム監視方法を実行するフレーム監視装置への電源供給を切断して、前記ネットワークとの間を切り離す処理を有した
ことを特徴とする請求項17記載のフレーム監視方法。 - ネットワークへ送信しようとするフレームを計算機のプロセッサから受け取り、このフレームがブロードキャストフレームであるか否かを判別する処理と、
前記ブロードキャストフレームであると判別された過去のフレームを保持フレームとして一又は二以上格納する処理と、
前記ブロードキャストフレームであると判別されたフレームを送信フレームとして受け取るとともに、前記保持フレームの中に前記送信フレームと一致するものがあるか否かを判断する処理と、
前記送信フレームと一致する保持フレームの数をカウントする処理と、
前記カウントされた数が閾値を越えると、前記ネットワークとの間を物理的に切り離す処理とを有した
ことを特徴とするフレーム監視方法。 - 当該フレーム監視方法を実行するフレーム監視装置への電源供給を切断して、前記ネットワークとの間を切り離す処理を有した
ことを特徴とする請求項19記載のフレーム監視方法。
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