JP5217439B2 - 液体攪拌装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、気体による液体攪拌技術に関する。
従来、試料及び試薬からなる液体の攪拌には、攪拌棒や攪拌子が使用されていた。しかし、これらを用いると装置が複雑になったり、大きくなったり、コンタミネーションの原因となったりという問題がある。また、超音波を用いて攪拌を行うような技術も存在するが、攪拌対象の液体が泡立ってしまい、測定値に誤差を生じる場合があるという問題がある。
一方、空気等の気体により液体を攪拌することができれば、上記のような問題は発生しない。このような空気により液体を攪拌する技術には特表昭61−501167号公報記載のようなものがある。具体的には図12に示すように、液体を保持するクペット1001内の液面とクペット1001の壁との接合部近くのメニスカス領域1003にノズル1002からの空気ジェットを鋭角に当てるものである。このようにすれば液体の攪拌を空気によって行うことができるが、試料及び試薬を少量にするために例えばクペット1001として小口径の容器を採用したり、液面が容器の上端よりかなり下に位置している場合には、空気ジェットを直接メニスカス領域1003に当てるとすると、ノズル1002の角度が大きくなり、さらにノズル1002の先端からメニスカス領域1003までの距離が長くなるため空気ジェットの射出精度に問題が生ずる。また、このような方法では、空気ジェットにより液体が上から下に単純に押下げられるように攪拌されるので、条件によっては液体がクペット1001外へ飛び出す場合もある。なお、ノズル1002をクペット1001内部に下ろすような構成も上記公報には開示されているが、その場合精度良くノズルを移動させる機構が必要になり装置が複雑化し、場合によってはノズル1002の先端が液体によって汚染される場合もある。
特表昭61−501167号公報
以上述べたように、従来技術には、小型の容器等に少ない量の液体を入れている場合において小型の装置によって適切に液体を攪拌する技術は存在していない。
従って、本発明の目的は、上記問題に鑑み、例えば空気、例えば窒素ガスやアルゴンガス等の不活性気体などの気体により液体を攪拌する新規の技術を提供することである。
また、本発明の他の目的は、小型の容器等に少ない量の液体を入れている場合においても小型の装置によって適切に液体を攪拌するための技術を提供することである。
本発明の第1の態様に係る液体攪拌機構は、攪拌対象の液体を内部に保持し且つ開口した液体保持部の内壁面沿いに螺旋状の気流を生成して上記攪拌対象の液体を攪拌するものである。このようにすれば、斜め下向きの気流によって液体が適切に攪拌される。また、本液体攪拌機構によれば、攪拌棒や攪拌子などの小型化を阻害する構成は不要であり、さらに直接空気ジェットを液面付近に当てる必要もないので、小型の容器等に少ない量の液体が入っていても適切に攪拌することができるようになる。
また、本発明の第2の態様に係る液体攪拌装置は、攪拌対象の液体を内部に保持し且つ上部が開口した液体保持部と、液体保持部の内壁面沿いに螺旋状の下降気流を生成するためのノズルを有する気体射出部とを有する。
なお、上で述べた液体保持部の断面の内形状を、丸形又は気流が内壁沿いに旋回可能となる多角形としてもよい。このようにすれば気流による風圧を適切に液体に加えることができるようになる。
また、ノズルの延伸方向に沿った直線が、液体保持部内における攪拌対象の液体の最上部よりも高い位置で液体保持部の内壁と交差するようにしてもよい。このようにすれば気流は、液体保持部の内壁面沿いに螺旋状に旋回下降して液面に到達するようになる。
また、ノズルの延伸方向に沿った直線と液体保持部の上端面との間の角度を、53乃至60度にする場合もある。
また、ノズルの先端が、液体保持部の上端面の中心線より左右いずれかに偏って配置される場合もある。螺旋状の下降気流を液体保持部の内壁面に沿って適切に生じさせるためである。
さらに、ノズルの先端面を、当該ノズルの側面の接平面と45±10度をなすように切断してもよい。このようにすれば、より効果的に液体を攪拌することができる。
また、上記の如く切断された先端面を、下方向から、ノズルの延伸方向の側方に存在する、液体保持部の内壁面に向けて5乃至10度回転するようにしてもよい。このようにすれば、螺旋状の下降気流を液体保持部の内壁面に沿って適切に生じさせることができる。
さらに、ノズルの先端面が向いている、液体保持部の内壁面は、ノズルにより近い方の内壁面とする場合がある。
なお、上記螺旋状の下降気流は、気体ポンプによって送り込まれた気体がノズルから排出され液体保持部内壁面に接触することにより生成されるが、気体ポンプによる気体の流量及び排出タイミングについては、制御プログラムを実行する制御装置からの指示に応じて制御される。そのような制御プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体又は記憶装置に格納される。また、ネットワークを介してディジタル信号にて頒布される場合もある。なお、処理途中のデータについては、コンピュータのメモリ等の記憶装置に一時保管される。
また、本発明の第3の態様に係る液体攪拌方法は、攪拌対象の液体を内部に保持し且つ液体保持部の内壁面沿いに螺旋状の下降気流を生成するステップと、螺旋状の下降気流の風圧により攪拌対象の液体を攪拌するステップとを含む。
本発明によれば、気体により液体を適切に攪拌することができる。
また、本発明の他の側面によれば、小型の容器等に少ない量の液体を入れている場合においても小型の装置によって適切に液体を攪拌することができる。
図1は本発明の実施の形態に係る自動分析機の斜視図である。 図2は本発明の実施の形態に係る主要部の斜視図である。 図3は気体射出部、気体ポンプ及び情報処理部の関係を表す模式図である。 図4は気体射出部の側面図(概要)である。 図5は気体射出部の下面図である。 図6は気体射出部の側面図である。 図7(a)は、気体射出部のノズル及びセル孔の上面図、図7(b)は気体射出部のノズル及びセル孔の第1の側面断面図、図7(c)は、気体射出部のノズル及びセル孔の他の上面図、図7(d)は、気体射出部のノズル及びセル孔のさらに他の上面図である。 図8は気体射出部のノズル及びセル孔の第2の側断面図である。 図9は気体射出部のノズル及びセル孔の第3の側断面図である。 図10は気体射出部のノズルから射出される気流の模式図である。 図11は気体射出部のノズルから射出される気流の模式図である。 図12は従来技術を説明するための図である。
図1に、本発明の一実施の形態に係る液体攪拌機構を含む自動分析機の斜視図を示す。なお、本実施の形態に係る構造を示すため、通常は付されているカバーをはずした状態を示している。本実施の形態に係る自動分析機100は、様々な機能を有しているが本実施の形態に関連する部分としては、穿刺部1、穿刺部1の支柱2、吸引ノズル3、採便容器の固定部4、固定部4の支柱5、採便容器の搬送部6、反応部7、反応部7内に設けられた、吸引ノズル3による吸引サンプル(便懸濁液を濾過したもの。以下、試料と呼ぶ。)の分析を行うためのセルへの注入孔8(なお、反応部7のカバーに設けられている)、ノズル洗浄部9、搬送部6が移動するレール10、自動分析機100の制御を行う情報処理部11、プリンタ12、表示部13、採便容器に付されたバーコードを読み取るバーコードリーダ14、試薬保冷部16、試薬保冷部16に保持されている試薬を反応部7内のセルに注入する試薬分注部15、反応部7のセル内の試料及び試薬を攪拌するための気体射出部20、試薬分注部15により試薬を注入する反応部7内のセル及び気体射出部20により試料及び試薬を攪拌するセルに対する試薬孔19(なお、反応部7のカバーに設けられている)、セルに注入され且つ攪拌された試料及び試薬に対する計測を行う測光部17、セルを洗浄する洗浄部18などを有する。
ここで図1に示した自動分析機100の動作の概要を述べておく。タッチパネル式の表示部13に対するユーザの指示に応じて情報処理部11は、以下の動作を実施するように各部を制御する。すなわち、1又は複数の採便容器を載せた搬送部6は、レール10に沿って固定部4が設置されている位置に移動する。なお、移動させる際には、バーコードリーダ14が採便容器に付されているバーコードを読み取り、情報処理部11に出力する。情報処理部11は、バーコードリーダ14からのバーコード・データを保持しておき、後に実施する分析処理の結果と結び付ける。搬送部6が固定部4の下に今回の分析対象となる採便容器を移動させると、固定部4の支柱5を下に下ろし、採便容器の上部を固定する。次に、穿刺部1の支柱2を吸引ノズル3の先端が採便容器の上端の中心に位置するように回転させ、さらに支柱2を下ろして、穿孔動作、吸引動作等を行う。吸引後は、支柱2を引き上げ、さらに吸引ノズル3の先端が注入孔8の中心に位置するように回転させる。なお、反応部7では、今回の吸引試料について分析を行うためのセルを注入孔8の位置に回転させる。その後、吸引ノズル3で吸引された試料は、所定量の第一試薬と共に、注入孔8を介して反応部7のセルに注入される。なお、このステップにより、吸引ノズル内部の洗浄は実質的に行われたとして後の内部洗浄ステップは省略することも可能である。
さらに、所定量の第一試薬及び試料が注入されたセルは、試薬孔19の位置まで回転移動され、当該セルには試薬分注部15により試薬保冷部16に保持されている第二試薬が試薬孔19を介して注入される。また、第一及び第二試薬並びに試料が注入されたセルは気体射出部20の位置までさらに回転移動され、気体射出部20により射出される気流によってその内部の液体(第一及び第二試薬並びに試料)が攪拌される。その後、さらにセルは測光部17の位置まで回転移動され、測光部17により計測が行われ、当該計測結果が情報処理部11に出力される。情報処理部11は、計測結果によって分析処理を行い、分析結果を上で読み取ったバーコード・データと結び付け、記憶装置に格納し、表示部13に表示する。ユーザの指示があれば、プリンタ12から分析結果を印刷出力する。また、適切なタイミングで、洗浄部18は、反応部7の使用済みセルを洗浄する。
図2に本実施の形態に係る液体攪拌機構の主要部の斜視図を示す。反応部7は、反応部7の上面に設けられているカバー24と、回転し且つ複数のセル孔21等を外周付近に有する反応槽22と、反応槽22の外周等を囲う恒温槽23とで構成される。なお、図1において試薬孔19は、楕円又は所定の大きさの円を反応部7の外縁に沿って所定距離だけ移動及び切除したような形(すなわち、反応部7の上面内部に孔が存在する形)となっているが、図2に示すようにカバー24をその外縁から所定の幅だけ外縁に沿って切り取った形とすることも可能である。また、図1に示した試薬孔19の形状は一例であり、矩形その他の形状を採用することも可能である。反応槽22は、複数のセル孔21用に穴が設けられているセル支持部と、穴に合わせてセル支持部に保持された複数のセルとを含む。気体射出部20はノズル20aを有しており、ノズル20aの位置まで移動したセル孔21内の液体が当該ノズル20aから射出される気流により攪拌されるようになっている。気体射出部20は、図示しない気体ポンプに接続されており、当該気体ポンプから気体が気体射出部20に供給され、ノズル20aからセル孔21を介してセル内壁に向けて射出される。なお、本実施の形態においては、以下で述べるセル及びその上部に形成された反応槽22(のセル孔21)によって構成される部分が、液体保持部に相当する。
次に、気体射出部20の構成について図3乃至図6を用いて説明する。図3に気体射出部20等の概略を示す。気体射出部20は、ケーブル25を介して気体ポンプ26に接続されており、当該気体ポンプ26による空気の流量及び排出タイミングについては、制御部である情報処理部11からの指示に応じて制御される。気体射出部20の後部はケーブル25に接続されており、気体射出部20の内部のパイプは、点線で示しているように、段階的に内径が細いパイプに接続されてゆき、最終的に斜め下を向いたノズル20aに接続される。
なお、気体射出部20の内部のパイプは、上記のような構成ではなく、例えば一本のパイプで形成されていても良い。また、当該内部のパイプとノズル20aとを一本のパイプで形成しても良い。更に、図4乃至図6における気体射出部20は、内部にパイプを保持した筺体として形成されている(当該パイプの外側に筺体が形成されている)が、このような筺体を形成せずに、パイプだけで形成されていても良い。
また、気体射出部20から射出させる気体は、特に限定されず、例えば空気や不活性ガス(例えば窒素ガス、アルゴンガス等)であってもよい。なお、セル孔21内の液体との関係で選択される場合もある。
図4に示した、気体射出部20の側面図を用いてノズル20aを説明する。ノズル20aは基本的には円筒であり、その内径Φは0.5mm乃至2.0mmの範囲が好ましい。なお、ノズル20aの形状は、円柱状、円錐状、多角柱状、多角錐状であってもよい。また、ノズル20aの先端の形状は、射出する気体によりセル内に保持されている液体を攪拌し得るものであればよく、特に限定されるものではないが、ノズルの延伸方向に対して斜めに切断されているのが好ましい。本実施の形態においてノズル20aの先端は、ノズル20aの側面の接平面(図4においてはノズル20aの側面に一致する面A)に対してθ=45°±10°好ましくは45°±5°の角度をなすように切断されている。なお、ノズル20a側の切断面をノズル20aの先端面20bと呼ぶものとする。図4ではノズル20aの先端面20bは、説明のため完全に下を向いている状態を示しているが、以下で述べるようにノズル20aを回転させて多少斜めを向くように調整されている方が好ましい。
なお、本実施の形態においては、セル孔21の内径が5mm乃至7mmと小さいため、ノズル20aの内径を上記した如き範囲としたが、ノズル20aの内径は、通常0.5mm乃至6mm、好ましくは0.5mm乃至4mm、より好ましくは0.5mm乃至2mmから適宜選択される。即ち、ノズル20aの内径は、このような範囲から、セル等の液体保持部の内径に従って適宜選択すればよい。
例えば、液体保持部の内径が5mm乃至50mmである場合は、ノズル20aの内径は通常0.5mm乃至6mmであり、液体保持部の内径が5mm乃至30mmである場合は、ノズル20aの内径は通常0.5mm乃至4mmである。また、液体保持部の内径が5mm乃至10mmである場合は、ノズル20aの内径は0.5mm乃至2mmである。
図5に気体射出部20の下面図を示す。上でも少し述べたように、より効率的に液体を攪拌し得ることから、ノズル20aの先端面20bはノズル20aの延伸方向の側方に存在する、セルの内壁面に向かって回転させられていることが好ましい。具体的には、例えばノズル20aの先端面20bは、図5におけるβ方向、即ち、下方向から、ノズル20aの延伸方向の側方に存在する、セルの内壁面に向けて5乃至10°回転させられているのが好ましい。従って、ノズル20aの先端面20bの法線は一点鎖線を通る平面に重なるわけではなく、紙面では描くことが難しいが先端面20bの法線は例えば矢印Bを通る平面に重なる方向となる。
なお、図5には、β方向にノズル20aの先端面20bを回転させる例を示したが、ノズル20aの先端面20bはβと逆方向に回転させてもよく、セル孔21に対するノズル20aの設置位置を考慮して適宜回転方向を決定すればよい。
図6にノズル20aを回転させた後の気体射出部20の側面図を示す。図6に示すように、ノズル20aは、反応槽22の上面に対してα=53°乃至65°傾けられているのが好ましく、α=53°乃至60°傾けられているのがより好ましい。また、ノズル20aの先端は反応槽22の上面からk=1.5mm乃至2.0mm程度離れていることが好ましい。図6では、ノズル20aは、紙面上方に5°乃至10°回転されているので、ノズル20aの先端面20bが見える。
なお、図6で述べた例では、反応槽22の上面はセル内(即ち、液体保持部内)に保持された液体の液面と平行であるため、ノズル20aの傾き角度は、反応槽22の上面に対して設定されている。しかしながら、反応槽22の上面と液面とが平行でない場合には、ノズル20aは、セル内(即ち、液体保持部内)に保持された液体の液面(若しくはこの面を延長した面)に対して、上で述べたような角度となるように傾ければよい。
また、上で述べた液体保持部は、セル及び反応槽22(のセル孔21)が一体となって構成されているので、反応槽22の上面がこの液体保持部の上端面に相当する。従って、ノズル20aの先端はこの液体保持部の上端面から上で述べた長さkで示される範囲の距離離れているのが好ましい。例えば、反応槽22は必ずしも必要ではないので、反応槽22を用いない例では、ノズル20aと最も近接する部材の上端面(例えばセルの上端面)と、ノズル20aとの距離が上で述べた範囲であればよい。
次に、図7乃至図9を用いてノズル20aとセル孔21の位置関係を説明する。図7(a)にセル孔21及びノズル20aの上面図、図7(b)にセル孔21及びノズル20aの第1の側面断面を示す。図7(b)に示すように、カバー24の下に反応槽22のセル支持部の一部が存在しており、さらにその下にセル31が設けられている。図7(b)では、反応槽22のセル孔21の直径とセル31の内径はほぼ一致しているが、セル孔21の直径の方をセル31の内径より大きくしてもよい。また、セル孔21の直径とセル31の外径は一致していてもよいし、セル孔21の直径の方をセル31の外径より若干大きくしてもよい。
液体保持部であるセル31は、通常この分野でセル(キュベット)、スピッツ、試験管、遠沈管等で用いられる材料からなるものであればよく、例えば、ガラス、プラスチック、ポリエチレン、ポリプロピレン、フッ素樹脂(PTFE)等の合成樹脂等の材料からなるものが挙げられ、透明材料でも不透明材料からなるものでもよい。また、液体保持部の内径は特に限定されないが、通常5mm乃至50mm、好ましくは5mm乃至30mm、より好ましくは5mm乃至10mm、特に好ましくは5mm乃至7mmから適宜選択される。なお、本実施の形態に係る攪拌装置には、このような内径を有する液体保持部のうち、内径5mm乃至7mmを有する小口径のものに極めて有用である。
図7乃至図9に示すように、セル31内には液体32が保持されており、その液面32aからノズル20aの先端までの長さLは、射出される気体の量或いは圧力(風圧)との関係から、液体が攪拌され且つセル外に液体が噴き出さないような距離とすれば良く、特に限定されないが、例えば20mm乃至30mm程度が好ましく、約25.8mm乃至26.3mmが特に好ましい。本実施の形態では、少ない量の液体32に対処するためこの程度の高さに規定されているが、液面32aが高くなる場合には液体32が吹き出すこともあるので、そのような場合には別途調整が必要となる。ノズル20aの先端と反応槽22の上面との長さ(距離)kは図6で述べたものと同じである。また、セル31は30mm程度の長さを有する。さらに、液面32aは、セル長の1/3程度の低い位置にある。図7(a)及び(b)で明らかなように、ノズル20aの先端を伸ばすと、液面32aより高い位置でセル31の内壁31aと交差する。従って、ノズル20aの先端から射出される気流は液面32aのメニスカス領域に直接当てられるわけではない。
本実施の形態においては、上で述べた液体保持部の内壁面沿いに螺旋状の下降気流を生じさせる少なくとも2つの具体的な実現方法が存在している。第1の方法としては、ノズル20aの先端から射出される気体を直接液体保持部の内壁面に当てる方法であり、第2の方法としては、液体保持部の上部の縁に気体を当てて、気体が液体保持部の上部の縁から下降して液体保持部の内部に流入するようにして、液体保持部の内壁面に沿った螺旋状の下降気流を生じるようにする方法である。このような2つの方法のうち、第2の方法の方が望ましいとされる。
即ち、図7(c)に示すように、ノズル20aの先端の中心線(二点鎖線G)を含む平面は、セル31の内壁31aの接線上にあることが望ましい。このようにすれば、図11に示すように、射出された気体がセル孔21の上端縁に当たって、一部の気体は、若干下降した後上端縁からセル孔21に流入し、さらに螺旋状にセル31の内壁31aに沿って下降する。また、一部の気体は、セル孔21に流入することなく、セル孔21外に出てしまう。このようにセル孔21外に出てしまっても、螺旋状の気流の生成には影響はない。
また、ノズル20aの先端を、セル孔21の内周を上部方向に伸ばすことにより形成される円柱状の閉鎖領域の外側に位置させることが特に望ましい。
なお、図7(a)又は図7(c)に示すように配置する必要があるわけではなく、適切な螺旋状の気流が発生するならば、図7(d)に示すように、ノズル20aの先端の中心線(二点鎖線G)を含む平面が、セル31の内壁31aの接線上の位置からセル31の中心方向に移動、言い換えれば、セル孔21の接線位置からセル孔21の中心方向に移動させるようにしても良い。ここで、ノズル20aの先端の中心線とは、ノズル20aの断面に於ける円又は多角形の中心点を通る直線を言い、図5乃至図6に示した一点鎖線を意味する。
図7(a)に示すように、セル孔21の形状は、円、楕円などの丸形、若しくは6角形以上の多角形といったように、セル31の内壁31aを螺旋状に旋回する気流を生成できるような丸又は丸に近い形状となっている。例えば、セル孔21の直径Pは6mm程度である。
なお、本実施の形態において、液体保持部はセル31及び反応槽22(のセル孔21)が一体となって構成されているので、反応槽22の上面からセル31の底部までが液体保持部の長さに相当する。また、上ではセル31の長さは30mm程度としているが、液体保持部の長さはこれに限定されない。液体保持部の長さとしては、通常この分野で用いられているものであればよく、例えば、通常25mm乃至200mm、好ましくは25mm乃至100mm、より好ましくは25mm乃至50mm、特に好ましくは25mm乃至35mmから適宜選択される。また、本実施の形態に係る攪拌装置には、このような長さを有する液体保持部のうち、25mm乃至35mmの長さを有する小さなものが極めて有用である。
また、一点鎖線Cは、セル孔21の中心を通過する直線であるが、図7(a)に示すように、ノズル20aは一点鎖線C上ではなく、一点鎖線Cに平行なセル孔21の接線に近い位置(図7(a)の上方)に偏って配置されている。図7(a)では分かりにくいが、ノズル20aの先端面20bは、下方向から、ノズル20aの延伸方向の側方に存在する、セル31の内壁31aに向けて(すなわち、図7(a)の紙面に対して垂直下方向から紙面上方に向けて)、5°乃至10°回転されている。
なお、図7(a)、図7(c)及び(d)では、セル孔21の上半分の領域(セル孔21自身を除く)にノズル20aが配置される例が示されているが、セル孔21の下半分の領域(セル孔21自身を除く)にノズル20aを配置するようにしても良い。
図8に気体射出部20及びセル孔21の第2の側面断面を示す。図8は、図7(b)の右側90°の角度から見た図である。一点鎖線Dは、セル31の中心線である。図8に示すように、ノズル20aは、中心線である一点鎖線Dより右側に偏って配置されている。図8でははっきりしないが、ノズル20aの先端面20bは、下方向から、セル31の内壁31aの右側部分に向けて5乃至10°回転されている。図8では、セル孔21の中心線から右側にノズル20aが配置されている状態を示したが、図7(a)等においてノズル20aをセル孔21の下半分の領域に配置するような場合には、セル孔21の中心線から左側にノズル20aが配置される。その場合には、ノズル20aの先端面20bは、セル31の内壁31aの左側部分に向けて回転されている。
図9に気体射出部20及びセル孔21の第3の側面断面を示す。図9は、図8の紙面裏側から見た図、すなわち図7(b)の左側90°の角度から見た図である。一点鎖線Eは、セル31の中心線である。図9に示すように、ノズル20aは、中心線である一点鎖線Eより左側(図8とは見る方向が逆なため)に偏って配置されている。また、図9では、小さくなってしまっているが、ノズル20aの先端面20bは、下方向から、当該先端面20bに近いセル31の内壁31aに向けて5°乃至10°回転されている。このように、ノズル20aの先端面20bは、ノズル20aの左側方に向いているため、ノズル20aは、セル31の左側の方に寄って配置されており、ノズル20aの先端から射出される気流が、遠くの内壁31aにぶつかるのではなく、近くの内壁31aにぶつかって螺旋状の下降気流が滑らかに生じるようにしている。なお、図9では、セル孔21の中心線から左側にノズル20aが配置されている状態を示したが、図7(a)等においてノズル20aをセル孔21の下半分の領域に配置するような場合には、セル孔21の中心線から右側にノズル20aが配置される。その場合には、ノズル20aの先端面20bは、セル31の内壁31aの右側部分に向けて回転されている。
図10を用いてノズル20aの先端から射出される気流を説明する。点線Fは、ノズル20aの先端から射出された気流を模式的に示したものである。気流はセル31の内壁31aに沿って点線Fの矢印で示されるような螺旋状にセル31を下り、液体32の液面32aに到達すると、その風圧で液面32aを斜め下方向に押下げ、液体32を攪拌する。斜め下方向に液体32を押下げるため、液体32の上層と下層が混ざり合い、適切な攪拌となる。より具体的には、気流が螺旋状且つ下方向に向かって生ずるため、セル31内の液体32も気流と同じように螺旋状且つ下方向に向かって流れていき、セル31の底部まで流れた後、射出された気体がセル31の外に逃げてゆくのと同じように上に向かって流れていく。従って、液体32の適切な攪拌がなされるようになる。
ノズル20aから射出される気流の流量を、1乃至2リットル/分程度とすることにより、液体32がセル孔21の外にあふれ出ることなく液体32を適切に攪拌することができる。
なお図10は模式図であって、実際にセル31の内壁31aに沿って旋回して液面32aに到達するまでの旋回回数等は実際とは異なる場合もある。
以上のような構成により、攪拌棒や攪拌子などによって攪拌するわけではないので、コンタミネーションが起こりにくく、装置の小型化が可能となる。また、上で述べたようにセル孔21及びセル31自体も小さく、セル31内の液体32も少量である。液体32を少なくするのは、試料及び試薬の使用量を減少させることができるためである。このような場合、直接液面付近に気流を当てることは精度的に困難な場合が多く、また余分な機器を必要とする場合もあるが、本実施の形態では気流を螺旋状に旋回させて液体に風圧を加えるようにしており、精度の面で問題が少なく、ノズル20aを上下させるなどの余分な機器は不要である。
以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、濾過後の便懸濁液と試薬との混合液の攪拌について説明したが、本発明はそれ以外の液体についても攪拌可能である。
また、セル31内に保持されている液体32の液面32aからノズル20aの先端までの長さ、セル長に対する液面32aの位置、気流の流量などの上で述べた様々な数値は、セル31の形状及びサイズに依存する部分が多い。従って、他のセルを用いる場合には、セル31の内壁31aに沿って気流を螺旋状に旋回させるために変更すべきパラメータがある場合もある。
上でも述べたが本発明における液体保持部には、内部に液体を保持し得るものは全て包含され、例えばセル(キュベット)、試験管、スピッツ、遠沈管等の内部に液体を保持し得る容器、適当な部材に穿たれた底部が閉口する孔、これら容器又は底部が閉口する孔とその上部に形成された適当な孔によって構成される部分からなるもの等が含まれる。なお、容器又は底部が閉口する孔とその上部に形成される適当な孔とは、隙間無く接していても(すなわち、一体となっていても)、また若干間隔を開けて形成されていてもよい。

Claims (6)

  1. 攪拌対象の液体を内部に保持し且つ上部が開口した液体保持部と、
    前記液体保持部の内壁面沿いに螺旋状の下降気流を生成するためノズルを有する気体射出部と、
    を有し、
    前記ノズルは、
    当該ノズルの先端の中心線が、前記液体保持部における前記撹拌対象の液体の液面に対して垂直で且つ前記液体保持部の内壁に接する平面上に配置されるか、又は当該平面上から前記液体保持部の中心方向に且つ前記ノズルの先端が前記液体保持部の中心側に向くように傾けられて配置され、なお且つ前記ノズルの延伸方向に沿った直線が、前記液体保持部における前記攪拌対象の液体の最上部よりも高い位置で前記液体保持部の内壁と交差するようにして配置され、
    前記ノズルの先端部は、当該ノズルの側面の接平面に対して斜めの先端面を有しており、
    前記先端面が、下方向から、前記ノズルの延伸方向の側方に存在する、前記液体保持部の内壁面に向けて5乃至10度回転されており、
    前記ノズルの先端面が向いている、前記液体保持部の内壁面が、前記ノズルにより近い方の内壁面である
    ことを特徴とする液体攪拌装置。
  2. 前記液体保持部の断面の内形状が、丸形又は気流が内壁沿いに旋回可能となる多角形であることを特徴とする請求項1記載の液体攪拌装置。
  3. 前記ノズルの延伸方向に沿った直線と前記液体保持部の上端面との間の角度が53乃至60度であることを特徴とする請求項1記載の液体攪拌装置。
  4. 前記端面が、前記ノズルの側面の接平面と45±10度をなすように形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の液体攪拌装置。
  5. 前記ノズルが、前記液体保持部の外部に設置されることを特徴とする請求項1記載の液体攪拌装置。
  6. 前記ノズルが、一本のノズルであることを特徴とする請求項1記載の液体攪拌装置。
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