JP5214429B2 - 肌診断システム - Google Patents

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Description

本発明は、肌診断システムに関する。
被験者の肌の水分量、皮脂量、弾力性などを測定したり、肌画像を撮影してキメ・シミなどを解析することで、被験者の肌状態を診断し、その診断結果を被験者に提示する肌診断システムが知られている(特許文献1参照)。この肌診断システムは、例えば百貨店などの化粧品売り場の店頭において、来店した顧客に対して肌診断を行い、その肌診断結果に基づいて顧客に合った化粧品等をアドバイスする際に用いられる。
図9は、肌診断システムの構成例を示す図である。図中点線の枠内に示されている、M個の肌状態測定装置201−1〜201−M(以下、個々に区別する必要がない場合、単に肌状態測定装置201と称する。他の場合においても同様である)、及び各肌状態測定装置201とケーブル202を介して接続されるM個のユーザ端末203−1〜203−Mは、例えば百貨店などの化粧品売り場内に設定され、例えば図示せぬハブを介してイントラネット等のネットワーク204に接続されている。ネットワーク204は、例えば図示せぬルータを介してインターネット等のネットワーク205に接続されている。ネットワーク205には、化粧品カウンセリング事業を行う事業者が運営するサーバ206が接続されている。
肌状態測定装置201は、被験者としての顧客やカウンセラーとしての店員が片手で把持し易い形状を有している。肌状態測定装置201には、個体撮像素子(CCD)が内蔵されたものや、人間の肌の状態を測定するための各種センサが内蔵されたものがある。例えばユーザが肌状態測定装置201を持って、肌状態測定装置201の所定の部分を例えば顔の頬部分に当てて所定の操作を行うことにより、その部分の肌の水分量、油分(即ち皮脂)、弾力性、及び表面温度等が測定される。
肌状態測定装置201は、肌状態を測定すると、その結果得られた情報(以下、肌状態測定データと称する)を、ケーブル202を介してユーザ端末203に送信する。
ユーザ端末203は、例えばパーソナルコンピュータであり、肌状態測定装置201から送信された肌状態測定データや、ネットワーク204及び205を介してサーバ206から取得した顧客の過去の肌状態測定データに基づいて肌状態解析処理を実行する。ユーザ端末203は、その肌状態解析処理の結果として得られた情報に基づいて、顧客の肌状態を示す情報を含む情報(以下、肌診断データと称する)を生成し、それを表示する。ユーザ端末203の表示部には、被験者の肌状態を表す情報(例えば、グラフや文字などから情報)が表示される。
サーバ206は、ユーザ端末203で生成された肌診断データを顧客の履歴データとして保持し、そのデータを要求に応じてユーザ端末203に供給する。
近年ではインターネット等のネットワークの発達により、顧客が店舗以外の例えば自宅等から肌センサで測定したデータをネットワーク経由で化粧品会社等のサーバに送り肌診断のデータをリアルタイムで返送してもらうこともできる(特許文献2、特許文献3)。
しかしながら、皮膚の状態は測定結果だけでは正確な診断を行うことができないため、専門の美容カウンセラーのいる売り場でのカウンセリングの需要は高く、上述したような肌診断システムを利用した化粧売り場店頭での肌診断カウンセリングは人気がある。
特開2007−20987号公報 特開2003−85303号公報 特開2006−285451号公報
ところで化粧品売り場への来客は、例えば、ウイークデイなら夕方過ぎ、休日であれば昼過ぎなどに集中するので、当然肌診断カウンセリングの希望者もその時間帯に集中する。従って、図9に示したように、1店舗に、複数の肌状態測定装置201とユーザ端末203を設置しておく必要がある。
しかしながら、肌状態測定装置201は、肌状態測定の技術向上や装置の意匠的な陳腐化などの理由から、通常4〜5年毎に新しいものに入れ替えられる。また肌状態測定装置201は、その利用が化粧品売り場等に限られていることから、それほど多くは製造されない。従って所謂量産効果があまり得られないため、製造コストが高くなる場合がある。
従ってこのような肌状態測定装置201を、4〜5年毎に更新し、肌診断システムを維持するには、膨大なコストがかかる。
また図9に示すように、ネットワーク204に接続された各ユーザ端末203に、各肌状態測定装置201のそれぞれをさらに接続するには、複雑な配線が必要となる。しかしながら化粧品売り場は、通常、それほど広くなく、かつ多くの商品を陳列するための空間を確保しなければならないことから、この複雑な配線を設けることは容易ではない。また無理な配線によりトラブルが発生し、肌診断システムを適切に利用できなることもある。
本発明は上記の事情に基づきなされたもので、その目的とするところは、簡単な肌診断システムを提供しようとするものである。
本発明の一側面の肌診断システムは、肌状態測定装置、肌状態測定装置の置き台であって、置き台に所定の状態で置かれている肌状態測定装置と通信可能な置き台、及び置き台と第1のネットワークを介して接続される複数の端末とからなる肌診断システムにおいて、肌状態測定装置は、被験者の肌の状態を測定する肌測定手段と、肌測定手段により測定された被験者の肌状態を示す肌状態測定情報を、肌状態測定装置と通信可能となっている置き台に送信する送信手段とを有し、置き台は、肌状態測定装置を把持する把持部を有し、ファイルサーバとして機能するネットワークアタッチドストレージであって、肌状態測定装置の送信手段により送信されてきた肌状態測定情報を受信する受信手段と、受信手段により受信された肌状態測定情報を被験者に対応付けて被験者ごとのファイルとして記憶する記憶手段と、複数の端末からのファイル読み出し要求があったときは記憶手段に記憶された被験者の肌状態情報を読み出す制御手段とを有し、複数の端末は、置き台に対して置き台の記憶手段に記憶されている被験者の肌状態測定情報のファイルの読み出しを要求して自装置にファイルを読み込む読み込み手段と、読み込み手段により置き台から読み込まれた肌状態測定情報に基づいて、被験者の肌状態を解析する解析手段と、解析手段による解析の結果得られる被験者の肌状態を示す肌診断情報を出力する出力手段とを有することを特徴とする。
肌状態測定装置は、複数設けられており、置き台は、受信手段により受信された肌状態測定情報を被験者及び送信してきた肌状態測定装置に対応付けて記憶することができる。
第1のネットワークには第2のネットワークが接続されており、端末は、出力手段により出力された肌診断情報を、第2のネットワークに接続されているサーバに送信する肌診断情報送信手段をさらに有し、サーバは、肌診断情報を被験者毎に記憶することができる。
本発明の一側面の肌診断システムにおいては、肌状態測定装置で、被験者の肌の状態が測定され、測定された被験者の肌状態を示す肌状態測定情報が、肌状態測定装置と通信可能となっている置き台に送信され、置き台で、肌状態測定装置から送信されてきた肌状態測定情報が受信され、受信された肌状態測定情報が被験者に対応付けて記憶され、複数の端末で、被験者の肌状態測定情報が、置き台から読み出され、読み出された肌状態測定情報に基づいて、被験者の肌状態が解析され、その解析の結果得られる被験者の肌状態を示す肌診断情報が出力される。
本発明によれば、複数の端末において、例えば1台の肌状態測定装置を共有することができる。
図1は、本発明を適用した肌診断システムの構成例を示す図である。図中、点線の枠内に示されている、肌状態測定装置11、置き台12、N個のユーザ端末13−1〜13−Nは、例えば化粧品売り場の店頭に設定され、例えば図示せぬハブを介してイントラネット等のネットワーク14に接続されている。ネットワーク14は、例えば図示せぬルータを介してインターネット等のネットワーク15に接続されている。ネットワーク15には、化粧品カウンセリング事業を行う事業者が運営するサーバ16が接続されている。
肌状態測定装置11は、被験者としての顧客やカウンセラーとしての店員(以下、個々に区別する必要がない場合、単に、ユーザと称する)が片手で把持し易い形状の筐体を有し、個体撮像素子(CCD)や人間の肌の状態を測定するための各種センサが内蔵されている。例えば被験者が肌状態測定装置11を持って、肌状態測定装置11の所定の部分を例えば顔の頬部分に当てて所定の操作を行うことにより、その部分の肌の水分量、油分(即ち皮脂)、弾力性、及び表面温度等が測定される。
肌状態測定装置11は、置き台12に把持されるように置かれたときに、置き台12と、例えばIrDA(Infrared Data Association)の規格に準拠した赤外線による光無線データ通信を行う。この通信により、肌状態測定装置11は、肌状態の測定の結果得られた情報(即ち肌状態測定データ)等を、置き台12に送信する。
置き台12は、肌状態測定装置11の置き台として、例えば肌状態測定装置11を設置背面から把持する把持部を有する筐体を有している。
置き台12はまた、ハードディスクとネットワークインタフェース、OS、管理用ユーティリティなどを一体化したファイルサーバ専用機(所謂、ネットワークアタッチストレージ)としての機能を有し、肌状態測定装置11から送信されてきた肌状態測定データ等をファイル単位で記憶する。即ち置き台12は、各ユーザ端末13からはネットワーク14に接続された1つの記憶装置として見え、各ユーザ端末13は、置き台12に記憶されている、肌状態測定データ等が格納されているファイルを共有することができる。
ユーザ端末13は、例えばパーソナルコンピュータであり、ネットワーク14を介して置き台12に記憶されている所定の顧客のファイルを適宜読み出し、読み出したファイルの肌状態測定データや、ネットワーク14及びネットワーク15を介してサーバ16から取得したその顧客の過去の肌状態測定データに基づいて肌状態解析処理を実行する。ユーザ端末13は、その肌状態解析処理の結果として得られた情報に基づいて、顧客の肌状態を示す情報を含む情報(即ち肌診断データ)を生成し、それを表示する。ユーザ端末13の表示部には、被験者の肌状態を表す情報(例えば、グラフや文字などから情報)等が表示される。
サーバ16は、ユーザ端末13で生成された肌診断データを顧客の履歴データとして保持し、そのデータを要求に応じてユーザ端末13に供給する。
図2は、肌状態測定装置11の構成例を示すブロック図である。この肌状態測定装置11において、CPU(Central Processing Unit)51、ROM(Read Only
Memory)52、RAM(Random Access Memory)53は、バス54により相互に接続されている。
バス54には、さらに、入出力インタフェース55が接続されている。入出力インタフェース55には、テンキーやスタートボタンなどよりなる入力部56、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部57、記憶部58、赤外線通信のための通信部59が接続されている。
入出力インタフェース55にはまた、肌状態測定部60が接続されている。肌状態測定部60は、水分量測定部71、皮脂量測定部72、弾力性測定部73、肌温度測定部74、撮像部75、及び環境測定部76を有して構成されている。
水分量測定部71は、水分検出センサを備え、肌の水分量を測定する。水分検出センサとしては、キャパシタンス測定によるもの、又はコンダクタンス測定によるものが備えられる。
皮脂量測定部72は、油分検出センサを備え、肌の油分を測定する機能を有する。油分検出センサとしては、例えば発光素子(LED)の反射光強度測定によるものが備えられる。
弾力性測定部73は、超音波振動式の検知部、又は圧力センサを備え、肌の弾力性を測定する。
肌温度測定部74は、接触又は非接触の温度計で構成されており、皮膚表面の温度を測定する。
撮像部75は、電荷結合素子(CCD)などによる固体撮像素子などから構成されており、皮膚表面を撮像する。
環境測定部76は、現在時刻や温度・湿度を計測する。
肌状態測定装置11にはまた、置き台12の充電部89により充電される電池部61が設けられている。
以上のように構成される肌状態測定装置11では、CPU51が、例えば、記憶部58に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース55及びバス54を介して、RAM53にロードして実行することにより、後述する所定の処理が行われる。
図3は、置き台12の内部の構成例を示すブロック図である。この置き台12において、CPU81、ROM82、及びRAM83は、バス84により相互に接続されている。
バス84には、さらに、入出力インタフェース85が接続されている。入出力インタフェース85には、記憶部86、赤外線通信のための通信部87、及びネットワークインタフェースなどよりなる通信部88が接続されている。
記憶部86は、ハードディスク等で構成されており、肌状態測定データ等を格納しているファイルを記憶する。
置き台12にはまた、肌状態測定装置11の電池部61を充電する充電部89が設けられている。
以上のように構成される置き台12では、CPU81が、例えば、記憶部86に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース85及びバス84を介して、RAM83にロードして実行することにより、後述する所定の処理が行われる。
図4は、ユーザ端末13の構成例を示すブロック図である。このユーザ端末13において、CPU101、ROM102、及びRAM103は、バス104により相互に接続されている。
バス104には、さらに、入出力インターフェース105が接続されている。入出力インターフェース105には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部106、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部107、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部108、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部109が接続されている。
以上のように構成されるユーザ端末13では、CPU101が、例えば、記憶部108に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース105及びバス104を介して、RAM103にロードして実行することにより、後述する所定の処理が行われる。
なお肌状態測定装置11、置き台12、及びユーザ端末13が実行するプログラムは、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア(図示せず)に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供される。
図5は、肌診断処理を実行する場合の肌状態測定装置11、置き台12、及びユーザ端末13の動作を説明するフローチャートである。
初めに肌状態測定装置11の動作について説明する。
ステップS11において、肌状態測定装置11のCPU51は、入力部56から肌状態測定指令が入力されるまで待機し、その指令が入力されたとき、ステップS12において、肌状態測定部60を制御して、肌状態の測定を行わせる。
例えば顧客が肌状態測定装置11の所定の部分を肌に当てて図示せぬスタートボタンを操作したとき、それに操作に応じて入力部56は肌状態測定指令を出力するので、CPU51がその測定指令を入力したとき、肌状態の測定が行われる。
肌状態測定部60の各部は測定を開始し、肌の水分量、肌の油分、肌の弾力性、皮膚表面の温度が測定され、肌画像が撮像される。
次にステップS13において、肌状態測定装置11のCPU51は、入力部56を制御して、顧客番号の入力を受け付けさせる。この例の場合、例えば顧客の肌状態測定が行われた後に、店員が入力部56を介して顧客の顧客番号を入力するものとする。
次にステップS14において、肌状態測定装置11が置き台12に置かれて、置き台12との通信が可能になったとき、ステップS15において、肌状態測定装置11のCPU51は、環境測定部76を制御して、現在の時刻及び温度や湿度等を測定させる。
次にステップS16において、肌状態測定装置11のCPU51は、通信部59を制御して、ステップS12での肌状態測定の結果得られた肌状態測定データ(例えば、肌の水分量、肌の油分、肌の弾力性、皮膚表面の温度を示す情報、肌画像の画像データ)、ステップS15での測定の結果得られた肌状態測定が行われた日時及びそのときの温度や湿度を示す情報(以下、個々に区別する必要がない場合、これらを環境測定データと称する)、並びにステップS13で入力された顧客番号を、置き台12に送信させる。なお肌状態測定データ等の置き台12への送信は、肌状態測定装置11が置き台12に置かれて、置き台12との通信が可能になったときから、所定の期間(例えば、10分間)の間、連続的に又は断続的に行われるようにすることもできる。
その後処理は、ステップS11に戻り、例えば電源がオフになり肌状態測定装置11の動作が停止するまで、それ以降の処理が繰り返し実行される。
次に置き台12の動作について説明する。
ステップS21において、置き台12のCPU81は、通信部87により、肌状態測定装置11から送信されてきた肌状態測定データ、環境測定データ、及び顧客番号が受信されるまで待機し、それらが受信されたとき、ステップS22において、肌状態測定データ及び環境測定データを、その顧客番号に対応付けて記憶部86に記憶させる。記憶部86には、顧客番号に対応するファイル(例えば、顧客番号を含むファイル名のファイル)が生成され、そのファイルに肌状態測定データ及び環境測定データが格納される。
ステップS23において、置き台12のCPU81は、ユーザ端末13から、ファイルの読み出し要求があったか否か判定し、その要求がないと判定した場合、ステップS24において、ファイルの消去要求があったか否かを判定する。
ステップS24で、ファイルの消去要求がなかったと判定した場合、処理は、ステップS21に戻り、それ以降の処理が行われる。
ステップS23で、ファイルの読み出し要求があったと判定された場合、ステップS25において、置き台12のCPU81は、要求された所定の顧客番号に対応するファイル(例えばその顧客番号を含むファイル名のファイル)を記憶部86から読み出す。即ちそのファイルに格納されている肌状態測定データ及び環境測定データが記憶部86から読み出される。その後処理は、ステップS24に進む。
ステップS24で、ファイルの消去要求があったと判定された場合、ステップS26において、置き台12のCPU81は、要求された所定の顧客番号に対応するファイル(例えば、その顧客番号を含むファイル名のファイル)を記憶部86から消去する。その後、処理は、ステップS21に戻り、それ以降の処理が同様に行われる。
次にユーザ端末13の動作について説明する。
ステップS31において、ユーザ端末13のCPU101は、入力部106を介して顧客番号が入力されるまで待機し、顧客番号が入力されたとき、ステップS32において、通信部109を制御して、ネットワーク14及びネットワーク15を介してサーバ16と通信させ、サーバ16から、入力された顧客番号を有する顧客の履歴データを取得させる。
ステップS33において、ユーザ端末13のCPU101は、通信部109を介して、入力された顧客番号に対応するファイルの読み出しを置き台12に対して要求する。
ステップS34において、ユーザ端末13のCPU101は、通信部109を介して、ステップS33での要求に応じて置き台12で読み出された顧客番号に対応するファイル(例えば、顧客番号を含むファイル名のファイル)を読み込む。即ちそのファイルに格納されている肌状態測定データ及び環境測定データが読み込まれる。
次にステップS35において、ユーザ端末13のCPU101は、ステップS34で読み込んだ肌状態測定データ、及びステップS32で取得した履歴データに含まれる肌状態測定データに基づいて肌状態解析処理を実行し、ステップS36において、その解析結果、並びに環境測定データ及び顧客番号に基づいて、肌診断データを生成し、それを表示する。
ステップS37において、ユーザ端末13のCPU101は、通信部109を制御して、ネットワーク14及びネットワーク15を介して、ステップS36で生成した肌診断データをサーバ16に送信させる。サーバ16は、その肌診断データを、それに含まれる顧客番号に対応する顧客の履歴データとして記憶する。
ステップS38において、ユーザ端末13は、通信部109を介して、ステップS33,S34で読み込んだファイルの消去を置き台12に要求する。その後、処理はステップS31に戻り、それ以降の処理が同様に行われる。
次に、上述した肌診断処理をより具体的に説明する。図6は、肌診断処理の具体例を示す図である。ここでは、肌状態測定装置11と置き台12、並びに2台のユーザ端末13−1と13−2を用いて顧客Ca,Cbに対して店員Sa,Sbがカウンセリングを行うものとする。
店員Saは、置き台12から肌状態測定装置11を取り、顧客Caの肌(例えば、顔の頬の部分)に当てて所定の操作を行って肌状態の測定を行う(ステップS11,S12)。その後、店員Saは肌状態測定装置11に顧客Caの顧客番号:A059を入力して置き台12に戻す(ステップS13,S14)。この作業により、顧客Caの肌状態測定データ、環境測定データ(ステップS15)、及び顧客Caの顧客番号:A059が置き台12に送信される(ステップS16)。
置き台12において、肌状態測定装置11からの顧客Caの肌状態測定データ等が受信されると(ステップS21)、顧客Caの顧客番号:A059を含むファイル名のファイルFaが生成され、そのファイルFaに、顧客Caの肌状態測定データ及び環境測定データが格納される(ステップS22)。
次に店員Saは、ユーザ端末13−1に顧客Caの顧客番号:A059を入力する(ステップS31)。顧客Caの顧客番号が入力されると、ユーザ端末13−1では、顧客Caの履歴データがサーバ16から取得されるとともに(ステップS32)、置き台12からファイルFaが読み出される。即ちファイルFaに格納されている顧客Caの肌状態測定データ及び環境測定データが読み出される(ステップS23,S25,S33,S34)。そしてそれらのデータを用いて肌状態解析処理が実行され(ステップS35)、その肌状態解析処理の結果に基づいて、顧客Caの肌診断データが生成され、それが表示される(ステップS36)。店員Saは、その表示を参照して顧客Caに対するカウンセリングを行う。
生成された顧客Caの肌診断データはサーバ16に送信される(ステップS37)。そして読み出されたファイルFaは置き台12から消去される(ステップS24,S26,S38)。
肌状態測定装置11による肌状態の測定時間が約2分程度であるのに対して、肌診断データに基づくカウンセリングは20分以上かかることから、肌状態測定装置11は店員Saが置き台12に戻した後、空いている状態となる。そこで顧客Caのカウンセリング中に、今度は、店員Sbが、置き台12から肌状態測定装置11を取って、同様に、顧客Cbの肌状態の測定を行う(ステップS11,S12)、その後、店員Sbは肌状態測定装置11に顧客Cbの顧客番号:A021を入力して置き台12に戻す(ステップS13,S14)。この作業により、顧客Cbの肌状態測定データ、環境測定データ(ステップS15)、及び顧客Cbの顧客番号:A021が置き台12に送信される(ステップS16)。
置き台12において、肌状態測定装置11からの顧客Cbの肌状態測定データ等が受信されると(ステップS21)、顧客Cbの顧客番号:A021を含むファイル名のファイルFbが生成され、そのファイルFbには、顧客Cbの肌状態測定データ及び環境測定データが格納される(ステップS22)。
次に店員Sbは、ユーザ端末13−2に顧客Cbの顧客番号:A021を入力する(ステップS31)。顧客Cbの顧客番号が入力されると、ユーザ端末13−2では、顧客Cbの履歴データがサーバ16から取得されるとともに(ステップS32)、置き台12からファイルFbが読み出される。即ちファイルFbに格納されている顧客Cbの肌状態測定データ及び環境測定データが読み出される(ステップS23,S25,S33,S34)。そしてそれらのデータを用いて肌状態解析処理が実行され(ステップS35)、その肌状態解析処理の結果に基づいて、顧客Cbの肌診断データが生成され、それが表示される(ステップS36)。店員Sbは、その表示を参照して顧客Cbに対するカウンセリングを行う。
生成された顧客Cbの肌診断データはサーバ16に送信される(ステップS37)。そして読み出されたファイルFbは置き台12から消去される(ステップS24,S26,S38)。
以上のように、1台の肌状態測定装置11での肌状態測定の結果得られた肌状態測定データを、置き台12が、顧客毎のファイルに格納して記憶するようにし、ネットワーク14を介して接続されるユーザ端末13が、そのファイルを共有することができるようにしたので、複数のユーザ端末13において1台の肌状態測定装置11を共有して利用することができる。
また以上のように、複数のユーザ端末13において1台の肌状態測定装置11を共有して利用することができるようにしたので、店舗に設置すべき肌状態測定装置11の数を減らすことができる。またそのことにより、肌診断システム構築のためのコストや、肌状態測定装置11の入り替えコストを抑えることができる。また肌状態測定装置11の数が少ない分、配線を簡単なものにすることができるので、その分のコストや配線トラブルを減らすことができる。
また置き台12に、ネットワークアタッチストレージとしての機能を持たせるようにしたので、例えば記憶装置として別途サーバを設ける場合に比べ、簡単に肌診断システムを構築しそして維持することができる。別途サーバを設けた場合、クライアント毎にライセンスが必要となったり、また定期的なメンテナンスが必要となり、その作業が繁雑となるが、ネットワークアタッチストレージは、ハードディスクとネットワークインタフェース、OS、管理用ユーティリティなどを一体化したファイルサーバ専用機であり、そのような作業は不要である。
図7は、他の肌診断処理を実行する場合の肌状態測定装置11、置き台12、及びユーザ端末13の動作を説明するフローチャートである。
初めに肌状態測定装置11の動作について説明する。
ステップS51において、肌状態測定装置11のCPU51は、入力部56から肌状態測定指令が入力されるまで待機し、その指令が入力されたとき、ステップS52において、診断番号を発行する。この診断番号は、肌状態測定が行われる毎に1だけインクリメントされる番号である。なおこの診断番号は、例えば所定のリセットボタン(図示せず)が操作されたり、肌状態測定装置11の電源がオフされたときリセットされ、初期値(例えば、1)に戻る。
ステップS53において、CPU51は、図5のステップS12における場合と同様に、肌状態測定部60を制御して肌状態測定を行わせる。
ステップS54及びS55においては、図5のステップS14及びS15と同様の処理が行われ、置き台12との通信が可能となり、環境測定データが測定される。
次にステップS56において、肌状態測定装置11のCPU51は、通信部59を制御して、ステップS53での肌状態測定の結果得られた肌状態測定データ、ステップS55での測定の結果得られた環境測定データ、ステップS52で発行した診断番号、及び肌状態測定装置11を識別する番号(以下、装置番号と称する)を、置き台12に送信させる。肌状態測定装置11の装置番号は、記憶部58に記憶されているものとする。その後処理は、ステップS51に戻り、同様の処理が、例えば電源がオフになり肌状態測定装置11の動作が停止するまで、それ以降の処理が繰り返し実行される。
次に置き台12の動作について説明する。
ステップS61において、置き台12のCPU81は、通信部87により、肌状態測定装置11から送信されてきた肌状態測定データ、環境測定データ、診断番号、及び装置番号が受信されるまで待機し、それらが受信されたとき、ステップS62において、肌状態測定データ及び環境測定データを、診断番号及び装置番号に対応付けて記憶部86に記憶させる。記憶部86には、例えば診断番号及び装置番号に対応するファイル(例えば、診断番号及び装置番号を含むファイル名のファイル)が生成され、そのファイルに肌状態測定データ及び環境測定データが格納される。
ステップS63において、置き台12のCPU81は、ユーザ端末13から、ファイルの読み出し要求があったか否か判定し、その要求がないと判定した場合、ステップS64において、ファイルの消去要求があったか否かを判定する。
ステップS64で、ファイルの消去要求がなかったと判定された場合、処理は、ステップS61に戻り、それ以降の処理が行われる。
ステップS63で、ファイルの読み出し要求があったと判定した場合、ステップS65において、置き台12のCPU81は、要求された所定の診断番号及び装置番号に対応するファイル(例えば、診断番号及び装置番号を含むファイル名のファイル)を記憶部86から読み出す。即ちそのファイルに格納されている肌状態測定データ及び環境測定データが記憶部86から読み出される。
ステップS64で、ファイルの消去要求があったと判定した場合、ステップS66において、置き台12のCPU81は、要求された所定の診断番号及び装置番号に対応するファイル(例えば、診断番号及び装置番号を含むファイル名のファイル)を記憶部86から消去する。その後、処理は、ステップS61に戻り、それ以降の処理が同様に行われる。
次にユーザ端末13の動作について説明する。
ステップS71において、ユーザ端末13のCPU101は、入力部106を介して顧客番号が入力されるまで待機し、顧客番号が入力されたとき、ステップS72において、通信部109を制御して、ネットワーク14及びネットワーク15を介してサーバ16と通信し、サーバ16から、入力された顧客番号を有する顧客の履歴データを取得させる。
ステップS73において、ユーザ端末13のCPU101は、診断番号と装置番号の入力を受け付ける。例えばユーザ端末13ではこのとき、置き台12と通信し、置き台12が記憶しているファイルの情報が取得され、そのファイルを示す情報(例えば、診断番号と装置番号を含むファイル名)が表示される。例えば店員は、表示された情報を参照して、カウンセリングする顧客の診断番号を含むファイル名を選択する。これにより、診断番号と装置番号の入力が受け付けられる。
ステップS74において、ユーザ端末13のCPU101は、ステップS73で入力された診断番号と装置番号に対応するファイルの読み出しを置き台12に対して要求する。
ステップS75において、ユーザ端末13のCPU101は、ステップS74での要求に応じて置き台12で読み出された診断番号と装置番号に対応するファイル(例えば、診断番号と装置番号を含むファイル名のファイル)を読み込む。即ちそのファイルに格納されている肌状態測定データ及び環境測定データが読み込まれる。
次にステップS76において、ユーザ端末13のCPU101は、ステップS75で読み込んだ肌状態測定データ、及びステップS72で取得した履歴データに含まれる肌状態測定データに基づいて肌状態解析処理を実行し、ステップS77において、その肌状態解析処理の結果、並びに環境測定データ及び顧客番号に基づいて、肌診断データを生成し、それを表示する。
ステップS78において、ユーザ端末13のCPU101は、通信部109を制御して、ネットワーク14及びネットワーク15を介して、ステップS77で生成した肌診断データをサーバ16に送信させる。サーバ16はその肌診断データを、それに含まれる顧客番号に対応する顧客の履歴データとして記憶する。
ステップS79において、ユーザ端末13のCPU101は、ステップS74,S75で読み込んだファイルの消去を置き台12に要求する。その後、処理はステップS71に戻り、それ以降の処理が同様に行われる。
次に上述した肌診断処理を、より具体的に説明する。図8は、肌診断処理の具体例を示す図である。ここでは、図6の例の場合と同様に、肌状態測定装置11と置き台12、並びに2台のユーザ端末13−1と13−2を用いて顧客Ca,Cbに対して店員Sa,Sbがカウンセリングを行うものとする。
店員Saは、置き台12から肌状態測定装置11を取り、顧客Caの肌(例えば、顔の頬の部分)に当てて所定の操作を行って肌状態の測定を行う(ステップS51,S53)。そのとき肌状態測定装置11では診断番号:001が発行される(ステップS52)。その後、肌状態測定装置11は置き台12に戻される(ステップS54)。この作業により、顧客Caの肌状態測定データ、環境測定データ(ステップS55)、診断番号:001、及び肌状態測定装置11の装置番号(この例の場合、001)が置き台12に送信される(ステップS56)。
置き台12において、肌状態測定装置11からの顧客Caの肌状態測定データ等が受信されると(ステップS61)、診断番号:001及び装置番号:001を含むファイル名のファイルFaが生成され、そのファイルFaに、顧客Caの肌状態測定データ及び環境測定データが格納される(ステップS62)。
次に店員Saは、ユーザ端末13−1に顧客Caの顧客番号を入力すると(ステップS71)、顧客Caの履歴データがサーバ16から取得される(ステップS72)。そして顧客Caの診断番号:001及び装置番号:001が入力されると(ステップS73)、ユーザ端末13−1では、置き台12から、入力された診断番号:001と装置番号:001を含むファイル名のファイルFaが読み出される(ステップS63,S65,S74,S75)。即ちファイルFaに格納されている顧客Caの肌状態測定データ及び環境測定データが読み出される。
そしてそれらのデータを用いて肌状態解析処理が実行され(ステップS76)、その肌状態解析処理の結果に基づいて、顧客Caの肌診断データが生成され、それが表示される(ステップS77)。店員Saは、その表示を参照して顧客Caに対するカウンセリングを行う。
生成された顧客Caの肌診断データはサーバ16に送信される(ステップS78)。そして読み出されたファイルFaが置き台12から消去される(ステップS64,S66,S79)。
次に、今度は、店員Sbが、置き台12から肌状態測定装置11を取り、顧客Cbの肌(例えば、顔の頬の部分)に当てて所定の操作を行って肌状態の測定を行う(ステップS51,S53)。そのとき肌状態測定装置11では診断番号:002が発行される(ステップS52)。この診断番号は、顧客Caに対する肌状態測定のときに発行された肌診断番号:001より1だけ大きな値となっている。その後、肌状態測定装置11は置き台12に戻される(ステップS54)。この作業により、顧客Cbの肌状態測定データ、環境測定データ(ステップS55)、診断番号:002、及び肌状態測定装置11の装置番号:001が置き台12に送信される(ステップS56)。
置き台12において、肌状態測定装置11からの顧客Cbの肌状態測定データ等が受信されると(ステップS61)、診断番号:002及び装置番号:001を含むファイル名のファイルFbが生成され、そのファイルFbに、顧客Cbの肌状態測定データ及び環境測定データが格納される(ステップS62)。
次に店員Sbは、ユーザ端末13−2に顧客Cbの顧客番号を入力すると(ステップS71)、顧客Cbの履歴データがサーバ16から取得される(ステップS72)。そして顧客Cbの診断番号:002及び装置番号:001が入力されると(ステップS73)、ユーザ端末13−2では、置き台12から、入力された診断番号:002と装置番号:001を含むファイル名のファイルFbが読み出される(ステップS63,S65,S74,S75)。即ちファイルFbに格納されている顧客Cbの肌状態測定データ及び環境測定データ)が読み出される。
そしてそれらのデータを用いて肌状態解析処理が実行され(ステップS76)、その肌状態解析処理の結果に基づいて、顧客Cbの肌診断データが生成され、それが表示される(ステップS77)。店員Sbは、その表示を参照して顧客Cbに対するカウンセリングを行う。
生成された顧客Cbの肌診断データはサーバ16に送信される(ステップS78)。そして読み出したファイルFbが置き台12から消去される(ステップS64,S66,S79)。
以上のように診断番号を発行するようにしたので、肌状態測定装置11への顧客番号の入力が不要となるので、その分簡単な操作で肌状態の測定を行うことができる。
また以上のように肌状態測定装置11の装置番号に対応付けてファイルを管理するようにしたので、肌状態測定装置11が複数設けられていても、適切にファイルの読み出しを行うことができる。例えば店員は、ユーザ端末13において、カウンセリングを行う顧客の診断番号と肌状態測定で用いた肌状態測定装置11の装置番号を入力することで、その顧客の肌状態測定データ等を置き台12から読み出させることができる。
なお以上においては、装置番号を対応付けてファイルを管理する例を、診断番号を発行する場合を合わせて説明したが、図5に示した顧客番号を用いる場合を合わせて利用することも可能である。
本発明を適用した肌診断システムの構成例を示す図である。 図1の肌状態測定装置の構成例を示すブロック図である。 図1の置き台の構成例を示すブロック図である。 図1のユーザ端末の構成例を示すブロック図である。 肌診断処理を実行する場合の図1の肌状態測定装置、置き台、及びユーザ端末の動作を説明するフローチャートである。 図5の肌診断処理の具体例を示す図である。 他の肌診断処理を実行する場合の図1の肌状態測定装置、置き台、及びユーザ端末の動作を説明するフローチャートである。 図7の肌診断処理の具体例を示す図である。 従来の肌診断システムの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
11 肌状態測定装置, 12 置き台, 13 ユーザ端末, 14 ネットワーク, 15 ネットワーク, 16 サーバ, 51 CPU, 52 ROM, 53 RAM, 54 バス, 55 入出力インタフェース, 56 入力部, 57 出力部, 58 記憶部, 59 通信部, 60 肌状態測定部, 61 電池部, 71 水分量測定部, 72 皮脂量測定部, 73 弾力性測定部, 74 肌温度測定部, 75 撮像部, 76 環境測定部, 81 CPU, 82 ROM, 83 RAM, 84 バス, 85 入出力インタフェース, 86 記憶部, 87 通信部, 88 通信部, 89 充電部, 101 CPU, 102 ROM, 103 RAM, 104 バス, 105 入出力インタフェース, 106 入力部, 107 出力部, 108 記憶部, 109 通信部

Claims (3)

  1. 肌状態測定装置、上記肌状態測定装置の置き台であって、置き台に所定の状態で置かれている上記肌状態測定装置と通信可能な置き台、及び上記置き台と第1のネットワークを介して接続される複数の端末とからなる肌診断システムにおいて、
    上記肌状態測定装置は、
    被験者の肌の状態を測定する肌測定手段と、
    上記肌測定手段により測定された上記被験者の肌状態を示す肌状態測定情報を、上記肌状態測定装置と通信可能となっている上記置き台に送信する送信手段と
    を有し、
    上記置き台は、
    上記肌状態測定装置を把持する把持部を有し、ファイルサーバとして機能するネットワークアタッチドストレージであって、
    上記肌状態測定装置の上記送信手段により送信されてきた上記肌状態測定情報を受信する受信手段と、
    上記受信手段により受信された上記肌状態測定情報を上記被験者に対応付けて被験者ごとのファイルとして記憶する記憶手段と、
    上記複数の端末からのファイル読み出し要求があったときは上記記憶手段に記憶された被験者の肌状態情報を読み出す制御手段と
    を有し、
    上記複数の端末は、
    上記置き台に対して上記置き台の上記記憶手段に記憶されている上記被験者の肌状態測定情報のファイルの読み出しを要求して自装置にファイルを読み込む読み込み手段と、
    上記読み込み手段により上記置き台から読み込まれた上記肌状態測定情報に基づいて、上記被験者の肌状態を解析する解析手段と、
    上記解析手段による解析の結果得られる上記被験者の肌状態を示す肌診断情報を出力する出力手段と
    を有することを特徴とする肌診断システム。
  2. 請求項1に記載の肌診断システムであって、
    前記肌状態測定装置は、複数設けられており、
    前記置き台は、前記受信手段により受信された前記肌状態測定情報を前記被験者及び送信してきた前記肌状態測定装置に対応付けて記憶する
    ことを特徴とする肌診断システム。
  3. 請求項1又は2に記載の肌診断システムにおいて、
    前記第1のネットワークには第2のネットワークが接続されており、
    前記端末は、前記出力手段により出力された前記肌診断情報を、上記第2のネットワークに接続されているサーバに送信する肌診断情報送信手段をさらに有し、
    前記サーバは、前記肌診断情報を前記被験者毎に記憶する
    肌診断システム。
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