JP5213072B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機等の弾球遊技機に係り、詳しくは、遊技盤の遊技領域に向けて遊技球を発射する発射手段と、遊技領域の最下部に配置され且つアウト球を遊技盤の裏側に案内するアウト口と、このアウト口の上側に配置され且つ開閉可能な入賞口を有する開閉式入賞手段とを備えた弾球遊技機に関するものである。
例えばパチンコ機では、始動入賞手段に遊技球が入賞することを条件に、液晶ディスプレイ等の画像表示手段で図柄の変動表示を行い、その変動後の停止図柄が予め定められた組み合わせとなって大当たりが発生した場合に、大入賞手段を開放して遊技者に多大な利益を還元するように構成されたものが主流となっている。
また、この種のパチンコ機の多くは、遊技領域の略中央に画像表示手段を備えたセンターケースが配置され、そのセンターケースと、遊技領域の最下部に設けられたアウト口との間に、始動入賞手段と大入賞手段とが上下に配置された構成となっている(例えば特許文献1参照)。
特開2005−279312号公報
ところで、この種のパチンコ機では、演出性向上その他の理由により、画像表示手段の画面サイズが拡大する傾向にあり、それに伴ってセンターケースも大型化している。しかしながら、センターケースの下側には始動入賞手段と大入賞手段とが配置されているため、限られた遊技領域内でセンターケースを大型化するには自ずと限界があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、アウト口の上側に配置される入賞手段の配置位置を従来よりも下げることで遊技領域内の配置の自由度を向上させることが可能な弾球遊技機を提供することにある。
本発明は、遊技盤の遊技領域に向けて遊技球を発射する発射手段と、前記遊技領域の最下部に前記遊技盤を前後方向に貫通して設けられ且つ前記遊技領域の下側のガイド部材により前記最下部まで案内されたアウト球を前記遊技盤の裏側に案内するアウト口と、該アウト口の上側に配置され且つ開閉手段により開閉可能な入賞口を有する開閉式入賞手段とを備えた弾球遊技機において、前記開閉式入賞手段は前記遊技盤の前側に配置された前記入賞口と、該入賞口に入賞した遊技球を検出する入賞検出手段と、前記遊技盤の板厚範囲内で前記アウト口に上側から連通し且つ前記入賞検出手段で検出された遊技球を前記アウト口に排出する排出口とを備え、前記アウト口はその底面が後ろ下がりに傾斜する横長状であり、前記ガイド部材は前記アウト口内の左右両側部に対応して後ろ下がりの傾斜状に設けられ且つアウト球を前記アウト口へと案内する左右一対のアウト球案内部を備え、前記排出口は前記アウト球案内部間の略中央に対応して前記アウト口の左右方向中央部に連通しているものである。
本発明によれば、入賞口に入賞した遊技球を遊技盤の裏側に案内するための通路を別途設ける必要がなく、従ってアウト口の上側に配置される開閉式入賞手段の配置位置を従来よりも下げることができ、遊技領域内の配置の自由度を向上させることが可能となる。
本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の全体斜視図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機でガラス扉及び前面板を外した状態の正面図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の要部拡大正面図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の要部平面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の要部側面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示す入賞ユニットの斜視図である。 本発明の第1の実施形態を示す入賞ユニットの斜視図である。 本発明の第1の実施形態を示す入賞ユニットの側面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示す入賞ユニットの正面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示す入賞ユニットの平面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示す入賞ユニットの平面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機のアウト口への遊技球の流入状態を説明する要部平面断面図である。 本発明の第2の実施形態を示すパチンコ機の要部拡大正面図である。 本発明の第2の実施形態を示すパチンコ機の要部側面断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図12は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示している。図1及び図2において、遊技機本体1は、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に開閉自在に枢着された前枠3とを備えている。前枠3の前側には、ガラス扉4と前面板5とが上下に配置され、共に前枠3に開閉自在に枢支されている。
ガラス扉4は前枠3に着脱自在に装着された遊技盤6の前側を覆うもので、遊技盤6の前側の遊技領域7を透視可能なガラス窓8が設けられている。前面板5は前枠3の下部に配置された発射手段9等を前側から覆うもので、発射用の遊技球を貯留する供給皿10、発射手段9を作動させる発射ハンドル11等が前側に設けられている。
遊技盤6は、例えば前枠3に対して前側から着脱自在に装着されており、その前面側には、図2に示すように、発射手段9から発射された遊技球を案内するガイドレール12が環状に装着され、その内側が遊技領域7となっている。遊技領域7内には、その最下部にアウト口14が形成されると共に、略中央にセンターケース15が、このセンターケース15の下部側で且つアウト口14の上側に入賞ユニット16が、センターケース15の側方に通過ゲート17が、夫々配置されている。
アウト口14は、遊技領域7の最下部まで落下したアウト球を遊技盤6の裏側に案内するもので、ガイドレール12の内側に沿って例えば横長状に形成され、遊技盤6に対して前後方向貫通状に設けられている。アウト口14は、その底面14aが後ろ下がりの傾斜状に形成され(図8)、遊技盤6の前側から入球した遊技球を遊技盤6の裏側に案内するようになっている。また、ガイドレール12には、アウト口14の前側に後ろ下がりの傾斜状に形成されたアウト球案内部12aが形成されており、遊技領域7の最下部まで落下したアウト球をアウト口14内に案内するようになっている。
センターケース15には、液晶式等の画像表示装置21の他、普通図柄表示手段22、特別図柄表示手段23等が設けられている。画像表示装置21は、演出図柄表示手段25等を構成している。また入賞ユニット16には、左右方向の中央に特別図柄始動入賞手段26と大入賞手段(開閉式入賞手段)27とが上下に配置され、またそれらの左右両側に夫々1又は複数の普通入賞手段28が配置されている。
普通図柄表示手段22は、普通図柄を変動表示するためのもので、例えば「○」「×」の2種類の普通図柄に対応する2個の発光体(例えばLED)を備えており、遊技球が通過ゲート17を通過することを条件にそれら2つの発光体が所定時間交互に点滅した後、当たり態様に対応する「○」と外れ態様に対応する「×」との何れかが発光した状態で点滅が終了するようになっている。
特別図柄始動入賞手段26は、特別図柄表示手段23による図柄変動を開始させるためのもので、図3,図9等に示すように、上部側の上部始動入賞手段26aと、下部側の下部始動入賞手段26bとを備えている。上部始動入賞手段26aは、開閉手段等を有しない非開閉式入賞手段で、上向き開口状の上部始動入賞口31を備えている。また、下部始動入賞手段26bは、遊技球が入賞可能な開状態と入賞不可能な閉状態とに切り換え可能な開閉式入賞手段で、第1入賞開口部32を介して遊技球が入賞可能な下部始動入賞口33と、第1入賞開口部32を開閉する第1開閉羽根34とを備え、普通図柄表示手段22の変動後の停止図柄が当たり態様となって普通利益状態が発生したときに、第1開閉羽根34が閉状態(図3に実線で示す)から開状態(図3に二点鎖線で示す)に変化して所定時間維持されるように構成されている。
特別図柄表示手段23は、1個又は複数個、例えば1個の特別図柄を変動表示可能な7セグメント式等の表示手段を備えており、特別図柄始動入賞手段26の上部始動入賞口31又は下部始動入賞口33に遊技球が入賞することを条件に特別図柄を所定時間変動表示した後、所定の大当たり態様又は外れ態様で停止するようになっている。なお、特別図柄には例えば10種類の数字図柄「0」〜「9」と記号図柄「−」とが用いられており、 「0」〜「9」が大当たり態様、「−」が外れ態様に設定されている。
演出図柄表示手段25は、特別図柄表示手段23による特別図柄の変動表示と時間的に同調して演出図柄を変動表示するもので、1個又は複数個、例えば左右方向に3個の演出図柄を例えば各種の演出画像と共に変動表示可能に構成されており、特別図柄始動入賞手段26の上部始動入賞口31又は下部始動入賞口33に遊技球が入賞することを条件に、特別図柄の変動開始と同時に所定の変動パターンに従って演出図柄の変動を開始すると共に、特別図柄の変動停止と同時に最終停止するように、演出図柄を左、右、中等の所定の順序で停止させるようになっている。なお、演出図柄には例えば「0」〜「9」の10種類の数字図柄が用いられ、「6・6・6」「7・7・7」等、3つの図柄が全て同じ図柄で揃ったものが大当たり態様、少なくとも1つの図柄が異なるものが外れ態様となっている。
大入賞手段27は、遊技球が入賞可能な開状態と入賞不可能な閉状態とに切り換え可能な開閉式入賞手段で、図3,図9等に示すように、第2入賞開口部35を介して遊技球が入球可能な入賞口36と、第2入賞開口部35を開閉する第2開閉羽根37とを備え、特別図柄表示手段23の変動後の特別図柄が大当たり態様となることに基づいて特別利益状態が発生したときに、第2開閉羽根37が所定パターンで開放して、その上に落下した遊技球を入賞口36へと入賞させるようになっている。
続いて、入賞ユニット16の構成について、図3〜図12に基づいて更に詳細に説明する。入賞ユニット16は、遊技盤6に対して前側から着脱自在に装着されており、遊技盤6の前面側に沿って配置され且つ特別図柄始動入賞手段26の上部,下部始動入賞口31,33、大入賞手段27の入賞口36、普通入賞手段28等を備えた台板41と、下部始動入賞口33、入賞口36等を前側から覆う前カバー42と、第1開閉羽根34により下部始動入賞口33への第1入賞開口部32を開閉する第1開閉手段43と、第2開閉羽根37により入賞口36への第2入賞開口部35を開閉する第2開閉手段44とを備えている。
台板41は、遊技盤6の前面側に沿う薄板状で、アウト口14とセンターケース15との間に配置され且つ上部,下部始動入賞口31,33、入賞口36等が設けられる上下方向の台板本体部41aと、この台板本体部41aの下部側からガイドレール12の内側に沿って左右方向に延設され且つ普通入賞手段28等が設けられる台板弓状部41bとを一体に備え、遊技盤6に形成された入賞ユニット16用の装着孔6a(図5)を前側から塞ぐように遊技盤6の前側にねじ止め等により着脱自在に固定されている。なお、台板41の下端部には、アウト口14に対応する横長状の切り欠き部45が形成されている。
台板本体部41aの上部側には、上部始動入賞口31が上向き開口状に設けられた上部始動入賞樋51と、下部始動入賞口33が上向き開口状に設けられた下部始動入賞樋52とが、上下に所定距離をおいて前向き突出状に設けられており、それら上部始動入賞樋51と下部始動入賞樋52との間に、下部始動入賞口33に通じる左右一対の第1入賞開口部32が形成され、第1開閉羽根34により開閉されるようになっている。
下部始動入賞樋52の上部側には、下部始動入賞口33に入賞した遊技球を検出する下部始動入賞検出スイッチ53が配置され、例えば台板41に対して後側から着脱自在に装着されている。なお、上部始動入賞樋51と下部始動入賞樋52との内部には、上部始動入賞口31、下部始動入賞口33に入賞した遊技球を後ろ向きに案内する案内リブ54,55が一体に設けられている。また、下部始動入賞樋52の左右両側には、図9に示すように、下部始動入賞口33に入賞できなかった遊技球を左右方向外側に案内する一対の外案内板56が、台板41の前側に突出状に設けられている。
台板本体部41aの下端部側で且つ切り欠き部45の上側には、図9等に示すように、左右方向中央に向けて傾斜する左右一対の入賞案内テーブル57,57が前向き突出状に設けられ、それら左右の入賞案内テーブル57,57の中央に上向き開口状の入賞口36が形成されており、入賞案内テーブル57とその上側の例えば外案内板56との間に、入賞口36に通じる左右一対の第2入賞開口部35が形成され、第2開閉羽根37により開閉されるようになっている。
入賞案内テーブル57,57の下側には、入賞口36に入賞した遊技球を検出する入賞検出スイッチ(入賞検出手段)58が配置され、例えば台板41に対して後側から着脱自在に装着されている。なお、例えば外案内板56及び入賞案内テーブル57には、図9に示すように、前カバー42をねじ止めするための固定基部59が一体的に設けられている。
台板弓状部41bには、普通入賞手段28が複数設けられている。普通入賞手段28は、台板41の前側に突出状に設けられ且つ普通入賞口61が上向き開口状に形成された普通入賞樋62と、例えば普通入賞樋62の上部側に着脱自在に装着され且つ普通入賞口61に入賞した遊技球を検出する普通入賞検出スイッチ63とを備え、普通入賞口61に入賞した遊技球を普通入賞検出スイッチ63により検出した後、普通入賞樋62により遊技盤の裏側に案内するようになっている。
前カバー42は、下部始動入賞口33及び入賞口36の前側を覆うカバー板部71と、このカバー板部71の下端側に一体的に設けられ且つ入賞口36に入賞した遊技球をアウト口14に案内する入賞樋(入賞通路)72とを例えば一体に備え、台板41側の固定基部59に対してねじ止めにより着脱自在に固定されている。
入賞樋72は、図8等に示すように、入賞口36の下側に連通する上向き開口状の流入口72aと、アウト口14の左右方向中央部に前側から連通する後ろ向き開口状の排出口72bと、流入口72aに流入した入賞球を排出口72b側、即ち後ろ向きに案内する案内リブ73とを備え、アウト口14の左右方向中央部を前側から覆うように入賞口36の下側に配置されている。なお、アウト球は入賞樋72の左右両側からアウト口14に流入可能となっている。
台板41の背面側には、図8等に示すように、上部始動入賞口31に入賞した遊技球を遊技盤6の後側に案内する上部案内通路81と、下部始動入賞口33に入賞しだ遊技球を遊技盤6の後側に案内する下部案内通路82と、上部案内通路81及び下部案内通路82により案内された遊技球を遊技盤6の下部側に案内する縦案内通路83とが設けられている。
縦案内通路83は、遊技盤6の背面位置で台板本体部41aの左右方向中央部に対応して上下方向に配置され、例えば台板41に着脱自在に固定されている。下部案内通路82は、下部始動入賞樋52の後端側から台板41の後側に向けて例えば後下がりの緩やかな傾斜状に設けられ、その後端側が縦案内通路83の上部側に前側から連通しており、例えば台板41に一体に設けられている。
上部案内通路81は、上部始動入賞樋51の後端側から台板41の背面側に沿って下向きに設けられる縦通路部81aと、この縦通路部81aの下端側から下部案内通路82の上側に沿って後ろ向きに設けられる横通路部81bとを備え、この横通路部81bの後端側が縦案内通路83の上端側に上側から連通しており、台板41とこの台板41の背面側に着脱自在に装着された裏ケース84との間に形成されている。
縦通路部81aには、この縦通路部81aを通過する遊技球を検出する上部始動入賞検出スイッチ85が配置され、例えば裏ケース84に対して後側から着脱自在に装着されている。また、横通路部81b内には、その底壁86上に、縦通路部81a側から流下してきた遊技球を後ろ向きに案内する案内リブ87が一体に設けられている。なお、横通路部81bの底壁86は、例えば下部始動入賞検出スイッチ53の上側に沿って台板41の背面側に一体に設けられている。
第1開閉手段43は、第1入賞開口部32に対応して設けられる左右一対の第1開閉羽根34と、これら第1開閉羽根34を開閉駆動する第1駆動手段91と、この第1駆動手段91の駆動軸92と第1開閉羽根34とを連結する第1駆動連結部材93とを備えている。
第1開閉羽根34は、図9等に示すように、左右方向内側の内側案内面34aと、この内側案内面34aよりも左右方向外側に設けられた前後方向の回転軸94の近傍と内側案内面34aの上下両端側とを夫々接続する上外側案内面34b及び下部外側案内面34cとで正面視略三角形状に形成され、回転軸94において台板41と前カバー42との間に軸支されており、内側案内面34aが略垂直となって第1入賞開口部32を閉鎖する閉状態と、内側案内面34aが内下がりの傾斜状となって第1入賞開口部32を開放する開状態との間で揺動可能となっている。
なお、第1開閉羽根34の下部外側案内面34cは、下部始動入賞口33と外案内板56との間の隙間を略閉鎖し、第1開閉羽根34の上外側案内面34bは、第1開閉羽根34が閉鎖位置にあるときに第1開閉羽根34上に落下してきた遊技球を外案内板56側に案内するようになっている。また、第1開閉羽根34には、例えば内側案内面34aの下端側に対応して開閉操作ピン95が後ろ向きに突設されている。この開閉操作ピン95は、台板41に形成された円弧状のガイド孔96を介して台板41の後側に突出している。
第1駆動手段91は、電磁ソレノイドにより構成されており、例えば駆動軸92を前側に向けた状態で上部案内通路81の後側に配置され、ホルダ97を介して例えば裏ケース84の後側に着脱自在に装着されている。
第1駆動連結部材93は、第1駆動手段91側の駆動軸92の前後方向の動作を第1開閉羽根34側の揺動動作に変換するもので、左右一対のリンク部98と、これら左右のリンク部98を一体に連結する連結部99とを一体に備えている。
リンク部98は、上部案内通路81の左右両側に配置され、駆動軸92の下側に配置された左右方向の回転軸98aを介して例えばホルダ97に揺動自在に軸支されており、回転軸98aから半径方向の異なる2方向に突設された作動側アーム101と駆動側アーム102とを一体に備えている。作動側アーム101は、回転軸98aから略前側に突設されており、その先端側には第1開閉羽根34の開閉操作ピン95に対して上下方向に係合する係合部101aが一体に設けられている。また、駆動側アーム102は、回転軸98aから略上向きに突設され、その先端側が連結部99により他方の駆動側アーム102側と左右に連結されており、この連結部99がプランジャヘッド103を介して駆動軸92の先端側に連結されている。
これにより、普通図柄表示手段22の変動後の停止図柄が当たり態様となって普通利益状態が発生し、第1駆動手段91が作動してその駆動軸92が後ろ向きに移動すると、図5に二点鎖線で示すように、駆動側アーム102が後側に引かれてリンク部98が回転し、作動側アーム101の係合部101aが上向きに移動して開閉操作ピン95を押し上げるため、第1開閉羽根34が外向きに揺動して第1入賞開口部32を開放する。逆に、第1駆動手段91が非作動状態になって駆動軸92が前向きに移動すると、図5に実線で示すように、駆動側アーム102が前側に押されてリンク部98が回転し、作動側アーム101の係合部101aが下向きに移動して開閉操作ピン95を押し下げるため、第1開閉羽根34が内向きに揺動して第1入賞開口部32を閉鎖する。
第2開閉手段44は、第2入賞開口部35に対応して設けられる左右一対の第2開閉羽根37と、これら第2開閉羽根37を開閉駆動する第2駆動手段111と、この第2駆動手段111の駆動軸112と第2開閉羽根37とを連結する第2駆動連結部材113とを備えている。
第2開閉羽根37は、第1開閉羽根34と略同じ形状で、左右方向内側の内側案内面37aと、この内側案内面37aよりも左右方向外側に設けられた前後方向の回転軸114の近傍と内側案内面37aの上下両端側とを夫々接続する上外側案内面37b及び下部外側案内面37cとで正面視略三角形状に形成され、回転軸114において台板41と前カバー42との間に軸支されており、内側案内面37aが略垂直となって第2入賞開口部35を閉鎖する閉状態と、内側案内面37aが内下がりの傾斜状となって第2入賞開口部35を開放する開状態との間で揺動可能となっている。
また、第2開閉羽根37には、例えば内側案内面37aの下端側に対応して開閉操作ピン115が後ろ向きに突設されている。この開閉操作ピン115は、台板41に形成された円弧状のガイド孔116を介して台板41の後側に突出している。
第2駆動手段111は、電磁ソレノイドにより構成されており、例えば駆動軸112を前側に向けた状態で縦案内通路83の後側に配置され、例えば縦案内通路83に一体に形成されたホルダ117に着脱自在に装着されている。
第2駆動連結部材113は、第2駆動手段111側の駆動軸112の前後方向の動作を第2開閉羽根37側の揺動動作に変換するもので、左右一対のリンク部118と、これら左右のリンク部118を一体に連結する連結部119とを一体に備えている。リンク部118は、縦案内通路83の左右両側に配置され、駆動軸112の下側に配置された左右方向の回転軸118aを介して例えばホルダ117に揺動自在に軸支されており、回転軸118aから半径方向の異なる2方向に突設された作動側アーム121と駆動側アーム122とを一体に備えている。
作動側アーム121は、回転軸118aから略前側に突設されており、その先端側には第2開閉羽根37の開閉操作ピン115に対して上下方向に係合する係合部121aが一体に設けられている。また、駆動側アーム122は、回転軸118aから略上向きに突設され、その先端側が連結部119により他方の駆動側アーム122側と左右に連結されており、この連結部119がプランジャヘッド123を介して駆動軸112の先端側に連結されている。
これにより、特別図柄表示手段23の変動後の特別図柄が大当たり態様となることに基づいて特別利益状態が発生し、第2駆動手段111が作動してその駆動軸112が後ろ向きに移動すると、図5に二点鎖線で示すように、駆動側アーム122が後側に引かれてリンク部118が回転し、作動側アーム121の係合部121aが上向きに移動して開閉操作ピン115を押し上げるため、第2開閉羽根37が外向きに揺動して第2入賞開口部35を開放する。逆に、第2駆動手段111が非作動状態になって駆動軸112が前向きに移動すると、図5に実線で示すように、駆動側アーム122が前側に押されてリンク部118が回転し、作動側アーム121の係合部121aが下向きに移動して開閉操作ピン115を押し下げるため、第2開閉羽根37が内向きに揺動して第2入賞開口部35を閉鎖する。
以上説明した入賞ユニット16では、上部始動入賞口31に入賞した遊技球は、上部始動入賞樋51により後ろ向きに案内された後、上部案内通路81の縦通路部81aを下向きに流下する際に上部始動入賞検出スイッチ85で検出される。そして、横通路部81bにより遊技盤6の裏側まで後ろ向きに案内された後、縦案内通路83により遊技盤6の背面側に沿って下向きに案内される。
また、第1駆動手段91が作動して第1開閉羽根34が第1入賞開口部32を開放すると、その上側に落下してきた遊技球は第1開閉羽根34の内側案内面34aに沿って内側に案内され、下部始動入賞口33に入賞して下部始動入賞検出スイッチ53で検出される。そしてその入賞球は、下部始動入賞樋52及び下部案内通路82により遊技盤6の裏側まで後ろ向きに案内された後、縦案内通路83により遊技盤6の背面側に沿って下向きに案内される。
また、第2駆動手段111が作動して第2開閉羽根37が第2入賞開口部35を開放すると、その上側に落下してきた遊技球は、第2開閉羽根37の内側案内面37a及び入賞案内テーブル57に沿って内側に案内され、入賞口36に入賞する。そしてその入賞球は、入賞検出スイッチ58で検出された後、入賞樋72に沿って下向きに案内され、更に後ろ向きに案内されて排出口72bからアウト口14内に流入し、入賞樋72の左右両側からアウト口14に流入したアウト球と同様、このアウト口14を介して遊技盤6の裏側に案内される。
以上説明したように、本実施形態のパチンコ機では、大入賞手段27は、入賞口36に入賞した遊技球を検出する入賞検出スイッチ58と、この入賞検出スイッチ58で検出された遊技球をアウト口14に排出する排出口72bとを備えているため、入賞口36に入賞した遊技球を遊技盤6の裏側に案内するための通路を別途設ける必要がなく、従ってアウト口14の上側に配置される大入賞手段27の配置位置を従来よりも下げることができ、遊技領域7内の配置の自由度を向上させることが可能となる。
また、アウト口14は横長状に形成されており、排出口72bは、アウト口14の左右方向中央部に前側から連通し、アウト球は排出口72bの左右両側からアウト口14に流入可能に構成されているため、アウト口14は従来と同様に前後方向の貫通状に設ければよく、またアウト球の排出も支障なく行うことができる。
また、入賞口36に入賞した遊技球を排出口72bまで案内する入賞樋72が遊技盤6の前側に上下方向に配置され、その入賞樋72上に入賞検出スイッチ58が配置されているため、入賞口36に入賞があった場合にその入賞球を迅速に検出できる利点がある。
更に、大入賞手段27と、その上側に配置され且つ下部始動入賞口33を有する特別図柄始動入賞手段26とを一つの入賞ユニット16上に設け、開閉手段44は、入賞口36と下部始動入賞口33との間の左右両側に形成された第2入賞開口部35を開閉可能に構成されているため、入賞口36とその上側の下部始動入賞口33との間には第2入賞開口部35から入賞口36へ遊技球が通過できる最小限の隙間を設ければよいため、大入賞手段27と共に特別図柄始動入賞手段26の配置位置も下げることができ、遊技領域7内の配置の自由度をより向上させることが可能となる。
図13及び図14は本発明の第2の実施形態を例示し、排出口72bを、遊技盤6の板厚範囲内でアウト口14に上側から連通するように設けた例を示している。
本実施形態では、入賞口36が、左右の入賞案内テーブル57間に対応してその後側の台板41に後ろ向き開口状に形成されている。また、入賞口36に入賞した遊技球をアウト口14に案内する入賞樋(入賞通路)72は、入賞口36の後側に後ろ向きに配置され、例えば台板41に一体に設けられており、その後端側に、遊技盤6の板厚範囲内でアウト口14に上側から連通する排出口72bが設けられている。また、入賞樋72の下部側には、入賞口36に入賞し、入賞樋72を通過する遊技球を検出する入賞検出スイッチ (入賞検出手段)58が配置され、例えば台板41に対して後側から着脱自在に装着されている。それ以外の構成は第1の実施形態と同様である。
このように、入賞口36に入賞した遊技球をアウト口14に排出する排出口72bを、遊技盤6の板厚範囲内でアウト口14に上側から連通するように設けても、第1の実施形態と同様、アウト口14の上側に配置される大入賞手段27の配置位置をできる限り下げることができ、遊技領域7内の配置の自由度を向上させることが可能となる。また、このような構成であれば、入賞口36を、下部側の横軸廻りに揺動する開閉板により開閉する形式の大入賞手段27にもそのまま適用可能である。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、大入賞手段27と特別図柄始動入賞手段26とは別のユニット上に設けてもよい。
排出口72bは、アウト口14の左右方向中央部に前側から連通するものの他、遊技盤6の前側で且つアウト口14の上側に下向き開口状に設けてもよい。
入賞検出スイッチ58は、入賞樋72上に設ければよく、第1の実施形態の場合には例えば排出口72bの近傍に設け、排出口72bからアウト口14に排出される遊技球を検出するように構成してもよい。
6 遊技盤
7 遊技領域
9 発射手段
14 アウト口
16 入賞ユニット
26 特別図柄始動入賞手段(始動入賞手段)
27 大入賞手段(開閉手記入賞手段)
33 下部始動入賞口(始動入賞口)
35 第2入賞開口部(入賞開口部)
36 入賞口
44 第2開閉手段(開閉手段)
58 入賞検出スイッチ(入賞検出手段)
72 入賞樋(入賞通路)
72b 排出口

Claims (1)

  1. 遊技盤の遊技領域に向けて遊技球を発射する発射手段と、前記遊技領域の最下部に前記遊技盤を前後方向に貫通して設けられ且つ前記遊技領域の下側のガイド部材により前記最下部まで案内されたアウト球を前記遊技盤の裏側に案内するアウト口と、該アウト口の上側に配置され且つ開閉手段により開閉可能な入賞口を有する開閉式入賞手段とを備えた弾球遊技機において、前記開閉式入賞手段は前記遊技盤の前側に配置された前記入賞口と、該入賞口に入賞した遊技球を検出する入賞検出手段と、前記遊技盤の板厚範囲内で前記アウト口に上側から連通し且つ前記入賞検出手段で検出された遊技球を前記アウト口に排出する排出口とを備え、前記アウト口はその底面が後ろ下がりに傾斜する横長状であり、前記ガイド部材は前記アウト口内の左右両側部に対応して後ろ下がりの傾斜状に設けられ且つアウト球を前記アウト口へと案内する左右一対のアウト球案内部を備え、前記排出口は前記アウト球案内部間の略中央に対応して前記アウト口の左右方向中央部に連通していることを特徴とする弾球遊技機。
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