JP5212266B2 - 車両用表示制御装置、方法、およびプログラム - Google Patents

車両用表示制御装置、方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、車両用表示制御装置、方法、およびプログラムに関する。
車両の運転者に対し、低燃費運転を支援するための情報を表示する技術がある(例えば、特許文献1〜5を参照)。
特許文献1には、ハイブリッド車両において、アクセル操作等に基づく要求駆動力から車両に要求される走行パワーを算出し、エンジンの最大効率パワーから走行以外に用いられるパワーを減算した高効率パワーを算出し、走行パワーと高効率パワーとをインストルメントパネルなどに表示するものが記載されている。
特許文献2には、アクセル開度と、アクセル開度の目標値とを表示するエコインジケータにおいて、アクセル開度の変動量(具体的にはアクセル開度の所定期間内の平均値とアクセル開度の差の絶対値を上記所定期間内において積分した値)が所定量以上である場合に、ユーザがアクセルを踏み込んだり戻したりすることを交互に頻繁に行う、いわゆるバタバタ操作を行っているとみなして、その旨をユーザに通知し、そのようなバタバタ操作を回避させるものが記載されている。
特許文献3には、アクセル開度から換算されたスロットル開度が省燃費領域から逸脱している場合にユーザに当該逸脱を通知するエコインジケータにおいて、クルーズコントロールによるスロットル開度の制御が行われている場合に、アクセル開度から換算されたスロットル開度がクルーズコントロールによるスロットル開度よりも小さいときには、省燃費領域からの逸脱を通知しないものが記載されている。
特許文献4には、現アクセル開度で得られるエンジン回転数に係る情報表示と関連付けて、エンジン負荷レベルに応じて変動する経済運転の度合いを表す経済運転度情報を複数段階表示する情報表示装置が記載されている。
特許文献5には、現時点近傍において消費する燃料による単位量換算の走行距離が判定値より大きい場合に、エコノミー・エコロジー的走行であると判定し、上記走行距離から上記判定値を減算してエコ数値を算出し、当該エコ数値を時間的に累積することによって累積値を算出し、エコ数値および累積値を表示する車両用表示装置が記載されている。
特開2008−74336号公報 特開2008−192069号公報 特開2008−189149号公報 特開2000−264093号公報 特開2008−055963号公報
ところで、車両の現在の走行状態の低燃費走行の度合いを示す表示値を表示する場合において、運転者の運転操作の変化量と表示値の変化量とが乖離すると、運転者に違和感が生じる。例えば、運転者がアクセル操作を定常としている場合に、車両の自動制御(例えば自動変速)によって表示値が大きく変化すると、運転者に違和感となってしまう。またこの結果、インジケータが表示する表示値に合わせる為の不要なアクセル操作を招き、低燃費走行に悪影響を及ぼす。
そこで、本発明は、車両の現在の走行状態の低燃費走行の度合いを示す表示値を表示する場合に、運転者の運転操作の変化量と表示値の変化量との乖離による運転者の違和感を回避または軽減することが可能な車両用表示制御装置、方法、およびプログラムを提供する。
本発明に係る車両用表示制御装置は、運転者の車両に対する運転操作の変化量を取得する取得手段と、前記車両の現在の走行状態の低燃費走行の度合いを示す表示値を表示させる表示制御手段であって、前記取得された運転操作の変化量に応じて前記表示値の変化量を制限する表示制御手段と、を有し、前記表示制御手段は、現在の発生駆動力または加速度に基づいて前記表示値を表示させるとともに、運転操作の変化量に応じて前記表示値の変化量の上限値を決定し、前記表示値の変化量がその上限値を超えないように前記表示値の表示を制御することを特徴とする。
本発明の一態様では、前記車両は、動力源と、当該動力源に接続された有段式自動変速機とを備え、前記表示制御手段は、前記動力源の発生トルクと前記有段式自動変速機の現在の変速比とから求められる現在の発生駆動力と、予め定められた低燃費走行時の駆動力との比較に基づいて、前記表示値を表示させる。
本発明に係る車両用表示制御方法は、運転者の車両に対する運転操作の変化量を取得する手順と、前記車両の現在の走行状態の低燃費走行の度合いを示す表示値を表示させる手順であって、前記取得された運転操作の変化量に応じて前記表示値の変化量を制限する手順と、を含み、前記表示値を表示させる手順は、現在の発生駆動力または加速度に基づいて前記表示値を表示させるとともに、運転操作の変化量に応じて前記表示値の変化量の上限値を決定し、前記表示値の変化量がその上限値を超えないように前記表示値の表示を制御することを特徴とする。
本発明に係る車両用表示制御プログラムは、コンピュータに、運転者の車両に対する運転操作の変化量を取得する手順と、前記車両の現在の走行状態の低燃費走行の度合いを示す表示値を表示させる手順であって、前記取得された運転操作の変化量に応じて前記表示値の変化量を制限する手順と、を実行させ、前記表示値を表示させる手順は、現在の発生駆動力または加速度に基づいて前記表示値を表示させるとともに、運転操作の変化量に応じて前記表示値の変化量の上限値を決定し、前記表示値の変化量がその上限値を超えないように前記表示値の表示を制御することを特徴とする。
本発明によれば、車両の現在の走行状態の低燃費走行の度合いを示す表示値を表示する場合に、運転者の運転操作の変化量と表示値の変化量との乖離による運転者の違和感を回避または軽減することが可能となる。
実施の形態に係る車両用表示制御装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る車両用表示制御装置の第1の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態に係る車両用表示制御装置の第2の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態に係る車両用表示制御装置の第3の動作例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施の形態に係る車両用表示制御装置1の構成を示すブロック図である。この車両用表示制御装置1は、車両の現在の走行状態の低燃費走行の度合いを示す表示値を表示画面上に表示させる装置である。
図1において、車両用表示制御装置1は、操作変化量取得部10と、表示制御部20とを有する。
操作変化量取得部10は、運転者の車両に対する運転操作の変化量を取得する。運転操作の変化量は、具体的には、運転操作の単位時間当たりの変化量である。ここでは、操作変化量取得部10は、運転者のアクセル操作の変化量(具体的にはアクセル開度の変化量)を取得する。
表示制御部20は、車両の現在の走行状態の低燃費走行の度合いを示す表示値を表示させる。具体的には、表示制御部20は、低燃費走行の度合いを示す表示値を、運転者に視認可能な位置に設置された表示装置30に表示させる。この表示値は、例えば、運転者が低燃費走行を行うためのものであり、低燃費走行を支援するための指標値と言える。表示制御部20は、例えばバー表示など、グラフィック要素によって表示値を表示させ、表示値の大きさに応じてグラフィック要素の長さ、大きさ、個数などを段階的または連続的に変化させる。ただし、表示制御部20は、ディジタル数値やアナログメータなど、他の態様で表示値を表示させてもよい。低燃費走行の度合いの変化を運転者が認識できるようにする観点より、表示値を段階的に表示させる場合には、3段階以上であることが好ましい。
先述したように、運転者がアクセル操作を定常としている場合に、車両の自動制御(例えば自動変速)によって表示値が大きく変化すると、運転者に違和感となる。このような違和感をなくすためには、表示値の変化量を制限することが考えられる。しかし、運転者の運転操作によらず一律に制限すると、例えば運転者のアクセルを踏み込む操作と表示値の変化とが乖離してしまい、運転者に違和感が生じる。
そこで、本実施の形態では、表示制御部20は、操作変化量取得部10により取得された運転操作の変化量に応じて表示値の変化量(具体的には単位時間当たりの変化量)を制限する。すなわち、表示制御部20は、運転操作の変化量に応じて表示値の変化量が制限されるように、表示値を表示させる。例えば、表示制御部20は、予め設定されたマップや計算式などの規則に基づき、運転操作の変化量に対応する表示値の変化量の上限値を求め、表示値の変化量が当該上限値を超えないように表示値の表示を制御する。上記規則は、具体的には、運転操作の変化量が大きいほど表示値の変化量の上限値が大きくなるように設定される。
一つの態様では、表示制御部20は、車両の現在の走行状態に基づき低燃費走行の度合いを判定して判定値を求め、この判定値に対応する表示値を表示させる。このとき、表示制御部20は、判定値をそのまま表示値として表示させるのではなく、運転操作の変化量に応じて表示値の変化量が制限されるように、判定値に応じた表示値を表示させる。
具体的な一態様では、本実施の形態に係る車両用表示制御装置1は、動力源と、当該動力源に接続された有段式自動変速機とを備える車両に適用される。そして、表示制御部20は、動力源の発生トルクと有段式自動変速機の現在の変速比とから求められる現在の発生駆動力と、予め定められた低燃費走行時の駆動力との比較に基づいて、表示値を表示させる。動力源は、例えばエンジンであるが、電動モータなどであってもよい。
図1の例では、表示制御部20は、トルク取得部21、変速比取得部22、駆動力算出部23、判定値算出部24、および表示制御部25を含む。
トルク取得部21は、動力源の現在の発生トルクを取得する。例えば、トルク取得部21は、トルクマップなどからエンジントルクを算出してもよいし、エンジンECUなどからエンジントルクの算出値を受け取ってもよい。
変速比取得部22は、有段式自動変速機の現在の変速比を取得する。例えば、変速比取得部22は、有段式自動変速機の現ギヤ段からギヤ比を求める。
駆動力算出部23は、トルク取得部21により取得された動力源の現在の発生トルクと、変速比取得部22により取得された現在の変速比とに基づき、現在の発生駆動力を算出する。なお、現在の発生駆動力を算出することには、加速度を算出することも実質的に含まれる。
判定値算出部24は、駆動力算出部23により算出された現在の発生駆動力と、予め定められた低燃費走行時の駆動力との比較に基づいて、低燃費走行の度合いを表す判定値を算出する。具体的には、現在の発生駆動力と低燃費走行時の駆動力との比または差を、判定値として算出する。
表示制御部25は、判定値算出部24により算出された判定値に基づき、低燃費走行の度合いを示す表示値を表示装置30に表示させる。ここで、判定値は、変速ごとに変化し、運転者のアクセル操作と連動しない場合がある。この場合、判定値をそのまま表示値として表示すると、自身の操作と表示値とが連動しないために、運転者に違和感が生じる場合がある。そこで、表示制御部25は、操作変化量取得部10により取得された運転操作の変化量に応じて表示値の変化量を制限する。具体的には、表示制御部25は、運転操作の変化量に応じて表示値の変化量が制限されるように、判定値に基づいて表示値を決定する。
以上説明した車両用表示制御装置1は、一つの態様では、ハードウェア資源とソフトウェアとの協働により実現され、例えば電子制御ユニット(ECU: Electronic Control Unit)により実現される。具体的には、車両用表示制御装置1の機能は、ROM(Read Only Memory)等の記録媒体に記録されたプログラムがメインメモリに読み出されてCPU(Central Processing Unit)により実行されることによって実現される。上記プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されることも可能であるし、データ信号として通信により提供されることも可能である。ただし、車両用表示制御装置1は、ハードウェアのみにより実現されてもよい。また、車両用表示制御装置1は、物理的に1つの装置により実現されてもよいし、複数の装置により実現されてもよい。また、車両用表示制御装置1は、一つの態様では車両に搭載されるが、その一部または全部は車外に配置されることも可能である。例えば、車両用表示制御装置1は、ネットワークなどを介して車両と情報を送受するサーバコンピュータなどの車外装置により実現されてもよい。
図2〜4は、それぞれ、本実施の形態に係る車両用表示制御装置1の第1〜3の動作例を示すフローチャートである。以下、図2〜4を参照して、車両用表示制御装置1の動作例を説明する。なお、図2〜4の処理は、例えば所定時間毎に繰り返し実行される。
(第1の動作例)
図2において、車両用表示制御装置1は、エンジンの現在の発生トルクを算出するとともに(S11)、自動変速機の現ギヤ段のギヤ比を算出する(S12)。
ついで、車両用表示制御装置1は、ステップS11で算出された発生トルクと、ステップS12で算出されたギヤ比とから、現在の発生駆動力を算出する(S13)。
ついで、車両用表示制御装置1は、ステップS13で算出された発生駆動力と、予め記憶されている低燃費走行時の駆動力との比を、低燃費走行の度合いを示す判定値として算出する(S14)。ここでは、下記式のとおり、現在の発生駆動力を低燃費走行時の駆動力で除して判定値を算出する。
(判定値)=(現在の発生駆動力)/(低燃費走行時の駆動力)×100
したがって、ここでは、判定値が100以下の場合には燃費の良い走行状態にあると言え、判定値が100を超える場合には燃費の悪い走行状態にあると言える。
ついで、車両用表示制御装置1は、運転者のアクセル操作の現在の単位時間当りの変化量(例えば直近の所定期間における変化量)を取得し(S15)、アクセル操作の変化量が所定値以上か否かを判断する(S16)。
そして、アクセル操作の変化量が所定値以上であると判断された場合には(S16:YES)、車両用表示制御装置1は、ステップS14で算出された判定値をそのまま表示値として表示装置30に表示させる(S17)。具体的には、車両用表示制御装置1は、判定値を示すバー(棒グラフ)を表示させる。このバーの長さは判定値に対応しており、判定値が大きくなるほど(すなわち燃費の悪い走行状態になるほど)、バーが伸びるようになっている。ただし、燃費の良い走行状態になるほどバーが伸びるような表示態様にしてもよい。
一方、アクセル操作の変化量が所定値未満であると判断された場合には(S16:NO)、車両用表示制御装置1は、表示値の変化量を制限して、ステップS14で算出された判定値に応じた表示値を表示装置30に表示させる(S18)。例えば、車両用表示制御装置1は、表示値の単位時間当りの変化量(例えば前回の表示値と今回の表示値との差の絶対値)が予め設定された上限値を超えないように、判定値に対応する表示値を決定して表示させる。例えば、前回の表示値と今回の判定値との差の絶対値が上限値以下である場合には、今回の判定値をそのまま表示値とし、差の絶対値が上限値を超える場合には、前回の表示値に上限値を加算して得られる値を表示値として決定する。
このように、第1の動作例では、アクセル操作の変化量が所定値未満の場合には、表示値の変化量に制限を設け、アクセル操作の変化量が所定値以上の場合には、表示値の変化量の制限を解除する。
(第2の動作例)
図3において、ステップS21〜26,28は、それぞれ図2のステップS11〜16,18と同様であり、ステップS27が図2のステップS17と異なる。
図3のステップS27では、車両用表示制御装置1は、アクセル操作の変化量が所定値未満の場合と比較して緩やかに表示値の変化量を制限して、ステップS24で算出された判定値に応じた表示値を表示させる。例えば、車両用表示制御装置1は、アクセル操作の変化量が所定値未満の場合よりも高い値を上限値として、表示値の変化量が当該上限値を超えないように、判定値に対応する表示値を決定して表示させる。
このように、第2の動作例では、アクセル操作の変化量が所定値以上の場合にも、表示値の変化量に制限を加えるが、アクセル操作の変化量が所定値未満の場合と比較して制限を緩やかにする。
(第3の動作例)
図4において、ステップS31〜35は、それぞれ図2のステップS11〜15と同様であり、ステップS36が図2のステップS16〜18と異なる。
図4のステップS36では、車両用表示制御装置1は、予め設定された計算式またはマップに従って、アクセル操作の変化量に対応する上限値を求め、表示値の変化量が当該上限値を超えないように、判定値に対応する表示値を決定して表示させる。ここで、計算式やマップは、上限値が3段階以上となるように設定される。
以上のとおり、本実施の形態では、車両の現在の走行状態の低燃費走行の度合いを示す表示値を表示させる車両用表示制御装置において、運転者の車両に対する運転操作の変化量を取得し、当該取得された運転操作の変化量に応じて上記表示値の変化量を制限する。このため、本実施の形態によれば、車両の現在の走行状態の低燃費走行の度合いを示す表示値を表示する場合に、運転者の運転操作の変化量と表示値の変化量との乖離による運転者の違和感を回避または軽減することが可能となる。
また、一つの態様では、動力源と、当該動力源に接続された有段式自動変速機とを備える車両に適用される場合において、動力源の発生トルクと有段式自動変速機の現在の変速比とから求められる現在の発生駆動力と、予め定められた低燃費走行時の駆動力との比較に基づいて、車両の現在の走行状態の低燃費走行の度合いを示す表示値を表示させる。この態様によれば、車両の現在の走行状態の低燃費走行の度合いを示す指標値を比較的簡単に求めつつ、上記運転者の違和感を回避または軽減することが可能となる。
具体的には、例えばアクセル開度やスロットル開度と車速とから低燃費走行の度合いを示す指標値を求める場合には、アクセル開度と車速をパラメータとして発生駆動力を車両毎に適合しなければならず、指標値を求めるための準備に人月を要する。これに対し、上記態様では、発生トルクと変速比とから発生駆動力を算出するので、指標値を簡単に計算することができ、準備にかかる手間が少ない。一方、この態様では、変速ごとに指標値が変化することになり、これをそのまま表示させると運転者に違和感を生じさせることになるが、これは運転操作の変化量に応じて表示値の変化量を制限する構成によって回避または軽減される。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更することができる。
例えば、上記実施の形態では、主としてアクセル操作の変化量を用いて説明したが、ブレーキ操作の変化量など、他の運転操作の変化量が用いられてもよい。
また、上記実施の形態では、発生駆動力と低燃費走行時の駆動力との比較に基づく指標値を表示する場合を例示したが、本実施の形態に係る車両用表示制御装置は、他の種類の指標値を表示する場合にも適用可能である。例えば、本実施の形態に係る車両用表示制御装置は、電気自動車、ハイブリッド車、燃料電池車などの各種車両に適用可能であり、その車両の種類に応じた指標値を表示する場合に適用されてもよい。運転者の運転操作と無関係に変化する場合のある指標値や、運転者の運転操作の変化と乖離して変化する場合のある指標値であれば、上記と同様の効果が得られる。
1 車両用表示制御装置、10 操作変化量取得部、20 表示制御部、21 トルク取得部、22 変速比取得部、23 駆動力算出部、24 判定値算出部、25 表示制御部、30 表示装置。

Claims (4)

  1. 運転者の車両に対する運転操作の変化量を取得する取得手段と、
    前記車両の現在の走行状態の低燃費走行の度合いを示す表示値を表示させる表示制御手段であって、前記取得された運転操作の変化量に応じて前記表示値の変化量を制限する表示制御手段と、
    を有し、
    前記表示制御手段は、現在の発生駆動力または加速度に基づいて前記表示値を表示させるとともに、運転操作の変化量に応じて前記表示値の変化量の上限値を決定し、前記表示値の変化量がその上限値を超えないように前記表示値の表示を制御する、
    ことを特徴とする車両用表示制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両用表示制御装置であって、
    前記車両は、動力源と、当該動力源に接続された有段式自動変速機とを備え、
    前記表示制御手段は、前記動力源の発生トルクと前記有段式自動変速機の現在の変速比とから求められる現在の発生駆動力と、予め定められた低燃費走行時の駆動力との比較に基づいて、前記表示値を表示させる、
    ことを特徴とする車両用表示制御装置。
  3. 運転者の車両に対する運転操作の変化量を取得する手順と、
    前記車両の現在の走行状態の低燃費走行の度合いを示す表示値を表示させる手順であって、前記取得された運転操作の変化量に応じて前記表示値の変化量を制限する手順と、
    を含み、
    前記表示値を表示させる手順は、現在の発生駆動力または加速度に基づいて前記表示値を表示させるとともに、運転操作の変化量に応じて前記表示値の変化量の上限値を決定し、前記表示値の変化量がその上限値を超えないように前記表示値の表示を制御する、
    ことを特徴とする車両用表示制御方法。
  4. コンピュータに、
    運転者の車両に対する運転操作の変化量を取得する手順と、
    前記車両の現在の走行状態の低燃費走行の度合いを示す表示値を表示させる手順であって、前記取得された運転操作の変化量に応じて前記表示値の変化量を制限する手順と、
    を実行させ
    前記表示値を表示させる手順は、現在の発生駆動力または加速度に基づいて前記表示値を表示させるとともに、運転操作の変化量に応じて前記表示値の変化量の上限値を決定し、前記表示値の変化量がその上限値を超えないように前記表示値の表示を制御する、
    ことを特徴とする車両用表示制御プログラム。
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