JP5210845B2 - ディスク入出力シミュレーション方法及び情報収集分析サーバ - Google Patents

ディスク入出力シミュレーション方法及び情報収集分析サーバ Download PDF

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Description

本発明は、複数の外部ストレージ装置を統合した際のディスク入出力(I/O)のシミュレーションを行うことができるディスク入出力シミュレーション方法及び情報収集分析サーバに係り、特に複数の外部ストレージ装置の統合における統合後のディスク入出力量を予測する際に、現在発生している入出力に加えてキューの状況を考慮したディスク入出力のシミュレーションを行うことができるディスク入出力シミュレーション方法及び情報収集分析サーバに関する。
近年、コンピュータシステムの記憶装置として、データ量の増大化やデータ保護の強化、コンプライアンス対応、またサーバ仮想化などにより、ファイバチャネルなどのSAN(Storage Area Network)で構成された、高性能で高信頼性の外部ストレージ装置が採用されている。この外部ストレージ装置の移行や複数の外部ストレージ装置の統合を行う際は、現在のサーバのディスク入出力はどの程度で、移行後はどの程度ディスク入出力が発生し、集中するのかをシミュレートすることが移行後の性能を検討する上で重要である。
このディスク入出力性能を測定するツールとしては、Windows(登録商標)OS付属のパフォーマンスモニタ等が挙げられ、キューを用いたシミュレーション方法としては、下記特許文献が挙げられる。尚、キュー(queue:待ち行列)とは、データを先入れ先出し(FIFO: First In First Out)のリスト構造でデータを保持して入出力を行うコンピュータの基本的なデータ構造の一つである。
前記特許文献1には、複数サイトの同時実行制御方式の分散シミュレーションにおいて、各サイトに、トランザクションを生成するトランザクション生成手段と、他のサイトへの入出力キューを管理する入出力キュー管理手段と、モデル内の状態遷移を記録する状態遷移記録手段とを設け、入出力キュー管理手段で受信したトランザクションの受信時刻とローカル論理時間とが一致しないとき、受信したトランザクションとサイトとの同期をとることにより、シミュレーション実行時間を短縮する技術が記載されている。
特開平05−101015号公報
前述の従来のシミュレーション技術は、現在のサーバからのディスク入出力がどの程度発生しているかを測定し、統合する対象のサーバからのディスク入出力量を合計して統合後のディスク入出力量を算出している。このため、キューに溜まっている入出力要求数を考慮しておらず、移行後の高性能ストレージではキューが解消されて現在よりも多くのディスク入出力が発生する可能性があることを考慮していないため、予期せずディスク入出力が増加して性能劣化を招くおそれがあると言う不具合があった。
また従来のシミュレーション技術は、高性能な外部ストレージ装置に移行後、単位時間あたりに処理できるディスク入出力量を超過した場合に、接続しているそれぞれのサーバにどの程度影響を与えるかが考慮されていないため、移行後の動作のシミュレーションに不透明な要素が残ってしまうと言う不具合もあった。
本発明の目的は、キューを考慮したディスク入出力シミュレーションを行うことができるディスク入出力シミュレーション方法及び情報収集分析サーバを提供することである。
前記目的を達成するために本発明は、単位時間当たりのディスクに対する書き込み及び読み込み回数の処理数であるIOPSとディスクへの読み込みおよび書き込みが行えず待ちの状態となっている入出力の単位時間当たりの平均値を示すキューとを格納するサーバ入出力情報データベースと、
移行元サーバのディスクへのデータ入出力量を測定してIOPS及びキューを前記サーバ入出力情報データベースへ格納するサーバ入出力測定機能部と、
移行先ストレージの単位時間当たりの最大IOPSを格納するストレージ性能情報データベースと、
前記移行先ストレージの処理可能な最大入出力を測定して最大IOPSを前記ストレージ性能情報データベースに格納するストレージ性能測定機能部と、
前記サーバ入出力情報データベースに格納したIOPS及びキューと前記ストレージ性能情報データベースに格納した最大IOPSとを基に、移行先ストレージのディスクに移行元サーバのデータを移行したときのデータ入出力のシミュレーションを行う入出力シミュレーション機能部とを備え、複数の移行元サーバのディスクに記憶したデータを複数の移行先サーバのディスクに移行するディスク入出力シミュレーションを行う情報収集分析サーバにおいて、
前記サーバ入出力測定機能部が、
前記移行元サーバのディスクへのデータ入出力量を測定してIOPS及びキューを前記サーバ入出力情報データベースへ格納する第1工程を実行し、
前記ストレージ性能測定機能部が、
前記移行先ストレージの処理可能な最大入出力を測定して最大IOPSを前記ストレージ性能情報データベースに格納する第2工程を実行し、
前記入出力シミュレーション機能部が、
前記ストレージ性能情報データベースに格納した特定の移行先サーバの最大IOPSを抽出する第3工程と、
前記サーバ入出力情報データベースに格納した特定の移行元サーバのIOPSとキューを加算した入出力要求数を算出する第4工程と、
該第4工程により算出した入出力要求数が前記第3工程により抽出した最大IOPSを超えるか否かを判定し、前記入出力要求数が最大IOPSを超えないと判定したとき、サーバ入出力要求数の合計から移行先サーバの最大IOPSを除算したシミュレーション入出力量を算出する第5工程とを実行することを第1の特徴とする。
また本発明は、前記第1の特徴の情報収集分析サーバにおいて、前記ストレージ性能測定機能部が、前記第4工程により算出した入出力要求数を複数サーバの入出力要求数の合計で除算した特定サーバの入出力割合率を算出する第6工程と、前記第5工程により算出したシミュレーション入出力量を前記第6工程で算出した特定サーバの入出力割合率に乗算することによって、特定サーバのキューを算出する第7工程とを実行することを第2の特徴とする。
また本発明は、前記第1又は2の特徴の情報収集分析サーバにおいて、前記サーバ入出力情報データベースに、サーバ名と、該サーバ名に対応するIPアドレスと、該IPアドレスに対応するディスクのドライブ名と、該ドライブ名のディスクに対するIOPSと、前記ドライブ名のディスクに対するキューとの各項目情報を格納し、前記ストレージ性能情報データベースに、移行先サーバのディスクのストレージ名と、該ストレージ名のディスクの最大IOPSとの各項目情報を格納し、前記入出力シミュレーション機能部が、前記サーバ名と、該サーバ名に対応するドライブ名と、該ドライブ名に対応するストレージ名と、該ストレージ名のディスクに対応するシミュレーション入出力量と、前記ストレージ名のディスクに対応する入出力割合率と、前記ストレージ名のディスクに対応するキューの各項目情報とをシミュレーション結果情報として出力することを第3の特徴とする。
更に本発明は、単位時間当たりのディスクに対する書き込み及び読み込み回数の処理数であるIOPSとディスクへの読み込みおよび書き込みが行えず待ちの状態となっている入出力の単位時間当たりの平均値を示すキューとを格納するサーバ入出力情報データベースと、
移行元サーバのディスクへのデータ入出力量を測定してIOPS及びキューを前記サーバ入出力情報データベースへ格納するサーバ入出力測定機能部と、
移行先ストレージの単位時間当たりの最大IOPSを格納するストレージ性能情報データベースと、
前記移行先ストレージの処理可能な最大入出力を測定して最大IOPSを前記ストレージ性能情報データベースに格納するストレージ性能測定機能部と、
前記サーバ入出力情報データベースに格納したIOPS及びキューと前記ストレージ性能情報データベースに格納した最大IOPSとを基に、移行先ストレージのディスクに移行元サーバのデータを移行したときのデータ入出力のシミュレーションを行う入出力シミュレーション機能部とを備え、複数の移行元サーバのディスクに記憶したデータを複数の移行先サーバのディスクに移行するディスク入出力シミュレーションを行うコンピュータシステムのディスク入出力シミュレーション方法において、
前記サーバ入出力測定機能部に、
前記移行元サーバのディスクへのデータ入出力量を測定してIOPS及びキューを前記サーバ入出力情報データベースへ格納する第1工程を実行させ、
前記ストレージ性能測定機能部に、
前記移行先ストレージの処理可能な最大入出力を測定して最大IOPSを前記ストレージ性能情報データベースに格納する第2工程を実行させ、
前記入出力シミュレーション機能部に、
前記ストレージ性能情報データベースに格納した特定の移行先サーバの最大IOPSを抽出する第3工程と、
前記サーバ入出力情報データベースに格納した特定の移行元サーバのIOPSとキューを加算した入出力要求数を算出する第4工程と、
該第4工程により算出した入出力要求数が前記第3工程により抽出した最大IOPSを超えるか否かを判定し、前記入出力要求数が最大IOPSを超えないと判定したとき、サーバ入出力要求数の合計から移行先サーバの最大IOPSを除算したシミュレーション入出力量を算出する第5工程とを実行させることを第4の特徴とする。
また本発明は、前記第4の特徴のディスク入出力シミュレーション方法において、前記ストレージ性能測定機能部に、前記第4工程により算出した入出力要求数を複数サーバの入出力要求数の合計で除算した特定サーバの入出力割合率を算出する第6工程と、前記第5工程により算出したシミュレーション入出力量を前記第6工程で算出した特定サーバの入出力割合率に乗算することによって、特定サーバのキューを算出する第7工程とを実行させることを第5の特徴とする。
また本発明は、前記第4又は5の特徴のディスク入出力シミュレーション方法において、前記サーバ入出力情報データベースに、サーバ名と、該サーバ名に対応するIPアドレスと、該IPアドレスに対応するディスクのドライブ名と、該ドライブ名のディスクに対するIOPSと、前記ドライブ名のディスクに対するキューとの各項目情報を格納し、前記ストレージ性能情報データベースに、移行先サーバのディスクのストレージ名と、該ストレージ名のディスクの最大IOPSとの各項目情報を格納し、前記入出力シミュレーション機能部に、前記サーバ名と、該サーバ名に対応するドライブ名と、該ドライブ名に対応するストレージ名と、該ストレージ名のディスクに対応するシミュレーション入出力量と、前記ストレージ名のディスクに対応する入出力割合率と、前記ストレージ名のディスクに対応するキューの各項目情報とをシミュレーション結果情報として出力させることを第6の特徴とする。
本発明によるディスク入出力シミュレーション方法は、移行先サーバのディスクへの最大IOPS及びキューを測定しておき、入出力シミュレーション機能部が、特定の移行元サーバの要求IOPSを抽出すると共に、該抽出した要求IOPSにキューを加算した入出力要求数を算出し、この移行元サーバの入出力要求数が移行先サーバの最大IOPSを超えるか否かを判定することによって、移行元サーバのディスクから移行先サーバのディスクに移行したデータが溢れる可能性があることをシミュレーションすることができる。更に本発明は、移行元サーバの入出力要求数が移行先サーバの最大IOPSを超えると判定したとき、データを移行したときのシミュレーション入出力量及びキューをシミュレーションすることができる。
以下、本発明によるディスク入出力シミュレーション方法及び情報収集分析サーバを図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態によるディスク入出力シミュレーション方法を実行するコンピュータシステムの構成図、図2は本実施形態によるサーバ入出力情報データベースの構成例を示す図、図3は本実施形態によるストレージ性能情報データベースの構成例を示す図、図4は本実施形態によるディスク入出力シミュレーション方法の処理フロー図、図5は本実施形態によるディスク入出力シミュレーション機能の処理フロー図、図6は本実施形態により生成されるシミュレーション結果の例を示す図である。
[構成]
本実施形態によるディスク入出力シミュレーション方法を実行するコンピュータシステムは、図1に示す如く、データを記憶するディスク11を含み、移行元(移行対象)であって後述する性能測定を行う対象の移行元サーバ10と、該移行元サーバ10のデータを移行する移行先であり性能を測定する対象となる移行先ストレージ20と、前記移行元サーバ10及び移行先ストレージ20とネットワーク30を介して接続され、本実施形態の特徴であるディスク入出力のシミュレーションを実行する情報収集分析サーバ4とから構成される。
前記情報収集分析サーバ4は、前記移行元サーバ10のディスク11に対するデータ入出力量を測定するサーバ入出力測定機能部41と、該サーバ入出力測定機能部41による測定結果を登録するサーバ入出力情報データベース42と、前記移行先ストレージ20の処理可能な最大入出力を測定するストレージ性能測定機能部43と、該ストレージ性能測定機能部43による測定結果が登録されるストレージ性能情報データベース44と、前記サーバ入出力情報データベース42とストレージ性能情報データベース44から移行後のストレージの入出力をシミュレートし、このシミュレート結果46を出力する入出力シミュレーション機能部45と、図示しない制御部とを備える。また、この情報収集分析サーバ4にはネットワーク30を通じて少なくとも1台以上の移行元サーバと、少なくとも1台以上の移行先ストレージ(サーバ)が接続されているものとする。
前記サーバ入出力情報データベース42に保存される情報(データ入出力量の測定結果)は、図2に示す如く、サーバ名と、当該サーバのIPアドレスと、ディスクのドライブ名と、単位時間(1秒)当たりのディスクに対する書き込み/読み込み回数の処理数であるIOPS(IO per second)と、ディスクへの読み込みおよび書き込みが行えず待ちの状態となっている入出力の単位時間当たりの平均値を示すキューとの各項目とから成り、例えば番号1のサーバ名が「sver001」、IPアドレスが「10.10.10.10」、ドライブが「C」、IOPSが「100.0」、キユーが「5.0」であることが格納されている。
前記ストレージ性能情報データベース44に保存される情報(ストレージ性能測定結果)は、図3に示す如く、ストレージ名と、当該ストレージにおける単位時間当たりに処理可能な入出力回数を示す最大IOPSの各項目から成り、例えばストレージ名「storage001」のディスクの最大IOPSが「600.0」であることが登録されている。
前記サーバ入出力シミュレーション機能部45により生成されるシミュレーション結果は、例えば図6に示す如く、サーバ名と、ディスクのドライブ名と、ストレージ名と、ディスク入出力にキューを加味したサーバが要求している入出力を表す発生入出力数(I/O数)と、全サーバの発生入出力を合計した値から各サーバの発生入出力数(I/O数)の割合を求めた入出力割合率(I/O割合)と、溢れた入出力を入出力割合率に従って各サーバに分配した発生キューの各項目から構成され、例えばサーバ名「server001」のサーバのドライブ「C」は、ストレージ名が「storage001」、発生入出力数(I/O数)が「105.0」、入出力割合率(I/O割合)が「17.1%」、発生キューが「2.2」の如く各情報が登録されるものである。本例で示すシミュレーション結果では、発生する入出力要求数の合計は「613」、ストレージが処理可能な最大IOPSが「600」であることから、溢れる入出力数(I/O数)は「13」となる。これを各サーバの入出力割合に従って分配すると、図6で示した発生キューの値が、各サーバに対してキューとして発生することがシミュレーション結果として出力される。
[動作]
次に本実施形態によるディスク入出力シミュレーション方法を実行するディスク入出力シミュレーションシステムの動作を図4及び図5を参照して説明する。
本実施形態によるディスク入出力シミュレーション方法を実行するコンピュータシステムは、図4に示す如く、移行元のサーバおよび移行先のストレージを指定するステップ101と、この移行元サーバが測定対象として指定されているか否かを判定するステップ102と、該ステップ102において測定サーバであると指定されていると判定したとき、移行元サーバのIOSとキューをサーバI/O測定機能部41を用いて測定するステップ103と、該スポット103において測定したサーバの入出力(I/O)情報をサーバ入出力情報データベース42に保存するステップ104と、該ステップ104に続くか又は前記ステップ102において測定対象サーバに指定されていないと判定したとき、移行先ストレージが測定対象として指定されているか否かを判定するステップ105とを実行する。
次いで本コンピュータシステムは、前記該ステップ105において指定されていると判定したとき、移行先ストレージの処理できる最大IOPSをストレージ性能測定機能部43を用いて測定するステップ106と、該ステップ106により測定したストレージ性能をストレージ性能情報データベース44に保存するステップ107と、該ステップ107に続き又は前記ステップ105において移行先ストレージが測定対象として指定されていないと判定したとき、移行元サーバの測定結果が存在するか否かを判定し、存在しないと判定したときに処理を終了するステップ108と、該ステップ108において測定結果が存在すると判定したとき、移行先ストレージの測定結果が存在するか否かを判定し、存在しないと判定したときに処理を終了するステップ109と、該ステップ109において移行先ストレージの測定結果が存在すると判定したとき、入出力(I/O)シミュレーションを実行するステップ110と、該ステップ110によるシミュレーション結果を出力して処理を終了するステップ11とを順次実行する様に動作する。
これら一連の処理によって本実施形態によるコンピュータシステムは、移行元サーバのIOPS及びキューの測定処理と、移行先ストレージの最大IOPSを測定する処理を実行し、これら両測定結果を基にディスク入出力(I/O)シミュレーションを実行することができる。
次いで本実施形態による図5を用いて本実施形態における入出力シミュレーション機能の処理フローを説明する。この入出力シミュレーション機能は、図5に示す如く、移行元サーバのI/O情報をサーバ入出力情報データベース42から取得するステップ201と、各サーバのI/O要求数とI/O割合とを算出するステップ202を実行する。このステップ202による算出は、例えばサーバAの場合、「サーバAの入出力要求数=サーバAのIOPS+キュー数」と「サーバAの入出力割合=サーバAの入出力要求数/全サーバ入出力要求数の合計」の計算出によって算出される。
次に本入出力シミュレーション機能は、移行先ストレージの最大IOPSが前記ステップ202により算出したI/O要求数の合計より小さいか否かを判定するステップ204を実行する。このステップ204による判定は、移行先ストレージの最大IOPSの方が大きい場合は、移行後も入出力性能が確保されるということを示しており、移行先ストレージの最大IOPSの方が小さい場合は、移行後に入出力が溢れることを示している。
更に本機能は、前記ステップ204においてI/O要求数が移行先ストレージ(サーバ)の最大IOPSより小さいと判定したとき、移行先ストレージ(サーバ)におけるシミュレーション入出力(I/O)量を算出するステップ205と、該ステップ205により算出した入出力数をキューとして割り振り、各サーバに移行データがどの程度の影響を与えるかをシミュレーションするために各サーバのキューを算出するステップ206と、このシミュレーション結果を出力するステップ207を順次実行することによって、要求入出力量が大きい場合の移行先サーバのディスク入出力のシミュレーションを行うことができる。前記ステップ゜205による入出力(I/O)量の算出は、「(サーバ入出力要求数の合計)−(移行先ストレージの最大IOPS)」の計算式によって算出される。また前記ステップ206により割り振り処理は、各サーバのキューを算出するため、「サーバAのキュー数=(入出力数)×(サーバAの入出力割合)」の計算式により算出する。
前記ステップ204において、I/O要求数が移行先ストレージの最大IOPSより大きいと判定したとき、本機能は、移行後に入出力が溢れる可能性があるため、この入出力が溢れる可能性があることをステップ207によりシミュレーション結果として出力し、処理を終了する。
このサーバ入出力シミュレーション機能により生成されるシミュレーション結果は、図6に示す如く、例えばサーバ名「sver001」のストレージ名が「storage001」の発生I/O(発生入出力数)が「105.0」、I/O割合が「17.1%」、発生キューが「2.2」の如く出力される。
この様に本実施形態によるディスク入出力シミュレーション方法を実行するコンピュータシステムは、キューを考慮したディスク入出力シミュレーションを行うことができる。
本発明の一実施形態によるディスク入出力シミュレーション方法を実行するコンピュータシステムの構成図。 本実施形態によるサーバ入出力情報データベースの構成例を示す図。 本実施形態によるストレージ性能情報データベースの構成例を示す図。 本実施形態によるディスク入出力シミュレーション方法の処理フロー図。 本実施形態によるディスク入出力シミュレーション機能の処理フロー図。 本実施形態により生成されるシミュレーション結果の例を示す図。
符号の説明
4:情報収集分析サーバ、10:移行元サーバ、20:移行先ストレージ(サーバ)、30:ネットワーク、41:サーバ入出力測定機能部、42:ストレージ性能情報データベース、43:ストレージ性能測定機能部、44:ストレージ性能情報データベース、45:サーバ入出力シミュレーション機能部、46:シミュレート結果。

Claims (6)

  1. 単位時間当たりのディスクに対する書き込み及び読み込み回数の処理数であるIOPSとディスクへの読み込みおよび書き込みが行えず待ちの状態となっている入出力の単位時間当たりの平均値を示すキューとを格納するサーバ入出力情報データベースと、
    移行元サーバのディスクへのデータ入出力量を測定してIOPS及びキューを前記サーバ入出力情報データベースへ格納するサーバ入出力測定機能部と、
    移行先ストレージの単位時間当たりの最大IOPSを格納するストレージ性能情報データベースと、
    前記移行先ストレージの処理可能な最大入出力を測定して最大IOPSを前記ストレージ性能情報データベースに格納するストレージ性能測定機能部と、
    前記サーバ入出力情報データベースに格納したIOPS及びキューと前記ストレージ性能情報データベースに格納した最大IOPSとを基に、移行先ストレージのディスクに移行元サーバのデータを移行したときのデータ入出力のシミュレーションを行う入出力シミュレーション機能部とを備え、複数の移行元サーバのディスクに記憶したデータを複数の移行先サーバのディスクに移行するディスク入出力シミュレーションを行う情報収集分析サーバにおいて、
    前記サーバ入出力測定機能部が、
    前記移行元サーバのディスクへのデータ入出力量を測定してIOPS及びキューを前記サーバ入出力情報データベースへ格納する第1工程を実行し、
    前記ストレージ性能測定機能部が、
    前記移行先ストレージの処理可能な最大入出力を測定して最大IOPSを前記ストレージ性能情報データベースに格納する第2工程を実行し、
    前記入出力シミュレーション機能部が、
    前記ストレージ性能情報データベースに格納した特定の移行先サーバの最大IOPSを抽出する第3工程と、
    前記サーバ入出力情報データベースに格納した特定の移行元サーバのIOPSとキューを加算した入出力要求数を算出する第4工程と、
    該第4工程により算出した入出力要求数が前記第3工程により抽出した最大IOPSを超えるか否かを判定し、前記入出力要求数が最大IOPSを超えないと判定したとき、サーバ入出力要求数の合計から移行先サーバの最大IOPSを除算したシミュレーション入出力量を算出する第5工程と、
    前記第4工程により算出した入出力要求数を複数サーバの入出力数の合計で除算した特定サーバの入出力割合率を算出する第6工程と、
    前記第5工程により算出したシミュレーション入出力量を前記第6工程によって算出した特定サーバの入出力割合率に乗算することによって、特定サーバのキューを算出する第7工程とを実行する情報収集分析サーバ。
  2. 請求項1記載の情報収集分析サーバにおいて、前記ストレージ性能測定機能部が、前記第4工程により算出した入出力要求数を複数サーバの入出力要求数の合計で除算した特定サーバの入出力割合率を算出する第6工程と、前記第5工程により算出したシミュレーション入出力量を前記第6工程で算出した特定サーバの入出力割合率に乗算することによって、特定サーバのキューを算出する第7工程とを実行する情報収集分析サーバ。
  3. 請求項1又は2記載の情報収集分析サーバにおいて、前記サーバ入出力情報データベースに、サーバ名と、該サーバ名に対応するIPアドレスと、該IPアドレスに対応するディスクのドライブ名と、該ドライブ名のディスクに対するIOPSと、前記ドライブ名のディスクに対するキューとの各項目情報を格納し、前記ストレージ性能情報データベースに、移行先サーバのディスクのストレージ名と、該ストレージ名のディスクの最大IOPSとの各項目情報を格納し、前記入出力シミュレーション機能部が、前記サーバ名と、該サーバ名に対応するドライブ名と、該ドライブ名に対応するストレージ名と、該ストレージ名のディスクに対応するシミュレーション入出力量と、前記ストレージ名のディスクに対応する入出力割合率と、前記ストレージ名のディスクに対応するキューの各項目情報とをシミュレーション結果情報として出力する情報収集分析サーバ。
  4. 単位時間当たりのディスクに対する書き込み及び読み込み回数の処理数であるIOPSとディスクへの読み込みおよび書き込みが行えず待ちの状態となっている入出力の単位時間当たりの平均値を示すキューとを格納するサーバ入出力情報データベースと、
    移行元サーバのディスクへのデータ入出力量を測定してIOPS及びキューを前記サーバ入出力情報データベースへ格納するサーバ入出力測定機能部と、
    移行先ストレージの単位時間当たりの最大IOPSを格納するストレージ性能情報データベースと、
    前記移行先ストレージの処理可能な最大入出力を測定して最大IOPSを前記ストレージ性能情報データベースに格納するストレージ性能測定機能部と、
    前記サーバ入出力情報データベースに格納したIOPS及びキューと前記ストレージ性能情報データベースに格納した最大IOPSとを基に、移行先ストレージのディスクに移行元サーバのデータを移行したときのデータ入出力のシミュレーションを行う入出力シミュレーション機能部とを備え、複数の移行元サーバのディスクに記憶したデータを複数の移行先サーバのディスクに移行するディスク入出力シミュレーションを行うコンピュータシステムのディスク入出力シミュレーション方法において、
    前記サーバ入出力測定機能部に、
    前記移行元サーバのディスクへのデータ入出力量を測定してIOPS及びキューを前記サーバ入出力情報データベースへ格納する第1工程を実行させ、
    前記ストレージ性能測定機能部に、
    前記移行先ストレージの処理可能な最大入出力を測定して最大IOPSを前記ストレージ性能情報データベースに格納する第2工程を実行させ、
    前記入出力シミュレーション機能部に、
    前記ストレージ性能情報データベースに格納した特定の移行先サーバの最大IOPSを抽出する第3工程と、
    前記サーバ入出力情報データベースに格納した特定の移行元サーバのIOPSとキューを加算した入出力要求数を算出する第4工程と、
    該第4工程により算出した入出力要求数が前記第3工程により抽出した最大IOPSを超えるか否かを判定し、前記入出力要求数が最大IOPSを超えないと判定したとき、サーバ入出力要求数の合計から移行先サーバの最大IOPSを除算したシミュレーション入出力量を算出する第5工程を実行させるディスク入出力シミュレーション方法。
  5. 請求項4記載のディスク入出力シミュレーション方法において、前記ストレージ性能測定機能部に、前記第4工程により算出した入出力要求数を複数サーバの入出力要求数の合計で除算した特定サーバの入出力割合率を算出する第6工程と、前記第5工程により算出したシミュレーション入出力量を前記第6工程で算出した特定サーバの入出力割合率に乗算することによって、特定サーバのキューを算出する第7工程とを実行させるディスク入出力シミュレーション方法。
  6. 請求項4又は5記載のディスク入出力シミュレーション方法において、前記サーバ入出力情報データベースに、サーバ名と、該サーバ名に対応するIPアドレスと、該IPアドレスに対応するディスクのドライブ名と、該ドライブ名のディスクに対するIOPSと、前記ドライブ名のディスクに対するキューとの各項目情報を格納し、前記ストレージ性能情報データベースに、移行先サーバのディスクのストレージ名と、該ストレージ名のディスクの最大IOPSとの各項目情報を格納し、前記入出力シミュレーション機能部に、前記サーバ名と、該サーバ名に対応するドライブ名と、該ドライブ名に対応するストレージ名と、該ストレージ名のディスクに対応するシミュレーション入出力量と、前記ストレージ名のディスクに対応する入出力割合率と、前記ストレージ名のディスクに対応するキューの各項目情報とをシミュレーション結果情報として出力させるディスク入出力シミュレーション方法。
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