JP4942466B2 - コンピュータの性能評価支援システム及び性能評価支援方法 - Google Patents

コンピュータの性能評価支援システム及び性能評価支援方法 Download PDF

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本発明は、コンピュータの性能評価支援システム及び性能評価支援方法に関する。
コンピュータの導入時にその性能を測定することが行われている。リアルタイム性の高い業務処理を行うコンピュータの場合には、特に正確な性能評価が必要である。特許文献1には、電力系統監視制御システムをシミュレーションにより性能測定する仕組みが開示されている。
特開平5−3631号公報
しかしながら、業務プロセスの全てについて、特許文献1のように詳細なモデルを構築するには手間がかかる。また、業務処理に必要なアプリケーションプログラムの全てをコンピュータに導入して性能評価するにはコストがかかる。
本発明は、このような背景を鑑みてなされたものであり、コンピュータの性能評価を容易に行うことのできる性能評価支援システム及び性能評価支援方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明のうち請求項1に記載の発明は、第1のコンピュータにおいて実行されるアプリケーションプログラムの移行先となる第2のコンピュータの性能の評価を支援するシステムであって、第1のパラメータに応じて入力データを生成する入力データ生成機能と、第2のパラメータ及び前記入力データに応じて前記コンピュータの資源を使用する資源使用機能と、を前記コンピュータに実現させるためのベンチマークプログラムの入力を受け付けるベンチマークプログラム入力部と、前記第1及び第2のパラメータの入力を受け付けるパラメータ入力部と、受け付けた前記第1及び第2のパラメータを与えて、前記第1及び第2のコンピュータのそれぞれに前記ベンチマークプログラムを実行させるコンピュータ制御部と、前記ベンチマークプログラムの実行により、前記第1のコンピュータにおいて使用された前記資源の量である第1の資源使用量を測定する第1の資源使用量測定部と、前記ベンチマークプログラムの実行により、前記第2のコンピュータにおいて使用された前記資源の量である第2の資源使用量を測定する第2の資源使用量測定部と、前記第1及び第2の資源使用量を出力する資源使用量出力部と、を備えることとする。
本発明によれば、第1及び第2のコンピュータにおいて、同一のベンチマークプログラムに同一のパラメータを与えて実行された場合の、それぞれのコンピュータにおける資源の使用量が出力される。したがって、管理者は、資源の使用量が減っているかどうかにより、第2のコンピュータにおける性能を評価することができる。
また、第1及び第2のコンピュータにおいて実行されるベンチマークプログラムは、入力データの生成及び資源の使用に係る第1及び第2のパラメータを管理者が指定することができるので、様々な条件について、第2のコンピュータの性能を評価することが可能となる。
また、ベンチマークプログラムは、入力データを生成する機能と、資源を使用する機能とを実現するのみであるため、一般的なアプリケーションプログラムに比べて実現すべき機能が少ない。したがって、ベンチマークプログラムの作成コストを抑え、性能評価に係るコストを低減することができる。
また、ベンチマークプログラムは、パラメータにより入力データの生成を調整し、入力データに応じた資源の使用を模擬することができるので、例えば、台風時の気象データのように、大量の入力データが発生した場合の性能も容易に評価することができる。
また、本発明のうち請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の性能評価支援システムであって、前記第1及び第2のコンピュータは、CPU及びディスク装置を備え、前記第1及び第2のコンピュータは、通信ネットワークに接続され、前記第2のパラメータには、前記CPUについての第3のパラメータ、前記ディスク装置についての第4のパラメータ、及び前記通信ネットワークについての第5のパラメータが含まれ、前記ベンチマークプログラムの前記資源使用機能は、前記第3のパラメータに応じて、前記CPUに演算処理をさせ、前記第4のパラメータに応じて、前記ディスク装置に対するデータ入出力を行い、前記第5のパラメータに応じて、前記通信ネットワークに対するデータ入出力を行うものであり、前記第1及び第2の資源使用量測定部は、前記CPUの使用率、前記ディスク装置に対して入出力されたデータ量、及び前記通信ネットワークに対して入出力されたデータ量の少なくとも何れかを前記資源使用量として測定することとする。
また、本発明のうち請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の性能評価支援システムであって、前記第1のコンピュータは、本番系の処理を行う本番系コンピュータと、前記本番系コンピュータに障害が発生した場合に前記本番系コンピュータの処理を引き継ぐ待機系コンピュータとから構成され、前記本番系コンピュータにおいて前記アプリケーションプログラムが実行され、前記第1の資源使用量測定部は、前記アプリケーションプログラムの実行により、前記本番系コンピュータにおいて使用された前記資源の量である本番系資源使用量を測定し、前記パラメータ入力部が、前記第1及び第2のパラメータの入力を受け付け、前記コンピュータ制御部が、前記待機系コンピュータに前記ベンチマークプログラムを実行させ、前記第1の資源使用量測定部が、前記待機系コンピュータにおいて使用された前記資源の量を前記第1の資源使用量として測定し、前記資源使用量出力部が、前記第1の資源使用量と前記本番系資源使用量とを対応付けて出力し、前記パラメータ入力部が、再度前記第1及び第2のパラメータの入力を受け付け、前記コンピュータ制御部が、再度入力された前記第1及び第2のパラメータを与えて、前記待機系コンピュータ及び前記第2のコンピュータのそれぞれに前記ベンチマークプログラムを実行させ、前記第1の資源使用量測定部は、再度前記待機系コンピュータにおいて使用された前記資源の量を前記第1の資源使用量として測定することとする。
この場合、本番系コンピュータにおけるアプリケーションプログラムの実行に係る資源使用量と、待機系コンピュータにおけるベンチマークプログラムの実行に係る資源使用量とが対応付けて出力されるので、利用者は、ベンチマークプログラムによる資源使用量が、本番系コンピュータにおける資源使用量に近似するように、パラメータを調整することができる。したがって、実際の本番系に近似する処理を行うように調整されたパラメータを用いて、第2のコンピュータがベンチマークプログラムを実行することができる。よって、より正確な第2のコンピュータの性能評価を行うことができる。
また、本発明のうち請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の性能評価支援システムであって、前記第1及び第2のコンピュータのそれぞれと通信可能に接続される管理端末を備え、前記管理端末が、前記パラメータ入力部、前記コンピュータ制御部、前記第1及び第2の資源使用量測定部、並びに資源使用量出力部を備えることとする。
その他本願が開示する課題やその解決方法については、発明の実施形態の欄及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、コンピュータの性能評価を容易に行うことができる。
以下、本発明の一実施形態に係る性能評価支援システムについて説明する。本実施形態では、本番業務を行う本番サーバ10に代えて、新設サーバ30を新規に導入することを想定しており、本実施形態の性能評価支援システムは、新設サーバ30の性能評価を支援するためのものである。
本実施形態の性能評価支援システムでは、本番サーバ10において実行されている本番業務用のアプリケーションプログラム(以下、本番プログラムという。)のうち、処理負荷の高いもの(以下、ボトルネックプログラムという。)の動作を模擬するアプリケーションプログラム(以下、ベンチマークプログラムという。)を新設サーバ30にインストールし、新設サーバ30においてベンチマークプログラムを実行した場合の処理負荷(資源の消費量)を測定することにより、新設サーバ30の性能評価を支援する。なお、本実施形態において、処理負荷は、単位時間(例えば1秒、10秒、1分など)当たりのCPUの使用率、単位時間当たりのハードディスクドライブなどの記憶装置への入出力データ量、及び単位時間当たりの通信ネットワークに対する送受信データ量により表されるものとする。
==全体構成==
図1は、本実施形態に係る性能評価支援システムの全体構成を示す図である。同図に示すように、本実施形態の性能評価支援システムは、本番サーバ10、待機サーバ20、新設サーバ30、及び管理端末40を含んで構成される。本番サーバ10、待機サーバ20、新設サーバ30及び管理端末40は、通信ネットワーク50を介して互いに通信可能に接続されている。通信ネットワーク50は、例えば、インターネットやLAN(Local Area Network)である。通信ネットワーク50は、例えば、イーサネット(登録商標)や公衆電話回線網により構築される。
本番サーバ10は、本番業務を行うコンピュータである。本実施形態では、2台の本番サーバ10が用いられるものとする。本番サーバ10のそれぞれが複数のアプリケーションプログラムを実行することにより、本番業務に係る情報処理サービスが提供される。本番サーバ10は、例えば、気象データの入力を受け付けて各種の統計分析処理を行う情報処理サービスを提供する。なお、本番サーバ10は、1台としてもよいし、3台以上としてもよい。
待機サーバ20は、本番サーバ10に障害が発生した場合に、本番サーバ10から本番業務を引き継ぐコンピュータである。待機サーバ20と本番サーバ10とは、同一のハードウェア構成であり、ほぼ同一の処理性能であるものとする。待機サーバ20は、本番サーバ10と同じ台数用いられるものとし、本実施形態では2台の待機サーバ20が用いられるものとする。
新設サーバ30は、新規に導入予定のコンピュータである。新設サーバ30は、本番サーバ10や待機サーバ20よりも処理性能が高いことを想定している。本実施形態では、2台の新設サーバ30が用いられるものとするが、1台としてもよいし、3台以上としてもよい。
管理端末40は、新設サーバ30の性能を評価する管理者が使用するコンピュータである。管理端末40は、本番サーバ10における処理負荷を取得して出力するとともに、待機サーバ20に所定のパラメータを与えたベンチマークプログラムを実行させ、待機サーバ20における処理負荷を取得して出力する。これにより、管理者は、待機サーバ20におけるベンチマークプログラムの実行による処理負荷が、本番サーバ10における本番プログラムの実行による処理負荷と近似するように、パラメータを調整することができる。
管理端末40はまた、新設サーバ30に上記パラメータを与えてベンチマークプログラムを実行させ、新設サーバ30における処理負荷を取得して出力する。これにより、管理者は、新設サーバ30における性能を評価することができる。
以下、詳細について説明する。
==本番サーバ10==
図2は、本番サーバ10のハードウェア構成を示す図である。同図に示すように、本番サーバ10は、CPU101、メモリ102、記憶装置103、通信インタフェース104を備えている。記憶装置103は、プログラムや各種のデータなどを記憶する、例えば、ハードディスクドライブやCD−ROMドライブ、フラッシュメモリなどである。CPU101は、記憶装置103に記憶されているプログラムをメモリ102に読み出して実行することにより、本番業務などの各種の情報処理サービスを提供する。通信インタフェース104は、通信ネットワーク50に接続するためのインタフェースであり、例えば、イーサネット(登録商標)に接続するためのアダプタや公衆電話回線網に接続するためのモデムである。
図3は、本番サーバ10のソフトウェア構成を示す図である。同図に示すように、本番サーバ10は、本番プログラム実行部111、処理負荷取得要求受信部112、処理負荷測定部113、及び処理負荷情報送信部114を備えている。
本番プログラム実行部111は、本番プログラムを実行することにより、本番業務に係る情報処理サービスを提供する。
処理負荷取得要求受信部112は、管理端末40から送信される、処理負荷を取得するためのコマンド(以下、処理負荷取得要求という。)を受信する。処理負荷取得要求は、例えば、SNMP(Simple Network Management Protocol)に定義されるコマンドである。なお、処理負荷取得要求には、本番サーバ10で実行されるボトルネックプログラムを特定するための情報が設定される。本実施形態では、処理負荷取得要求には、ボトルネックプログラムの名称(以下、プロセス名ともいう。)のリストが管理者により設定されることを想定する。
処理負荷測定部113は、所定の単位時間においてボトルネックプログラムの実行により使用されたCPU101の平均使用率、ボトルネックプログラムの実行により記憶装置103に入出力されたデータ量の合計、及びボトルネックプログラムの実行により通信インタフェース104を介して通信ネットワーク50に対して送受信されたデータ量の合計などの処理負荷を測定する。
処理負荷情報送信部114は、処理負荷測定部113が測定した処理負荷を含む情報(以下、処理負荷情報という。)を管理端末40に送信する。なお、処理負荷情報の詳細については後述する。
なお、本番プログラム実行部111、処理負荷取得要求受信部112、処理負荷測定部113、及び処理負荷情報送信部114はそれぞれ、本番サーバ10が備えるCPU101が記憶装置103に記憶されているプログラムをメモリ102に読み出して実行することにより実現される。
==待機サーバ20==
図4は、待機サーバ20のハードウェア構成を示す図である。同図に示すように、待機サーバ20は、CPU201、メモリ202、記憶装置203、及び通信インタフェース204を備えている。なお、上述したように、待機サーバ20のハードウェア構成は本番サーバ10と同一であり、各部の性能についてもほぼ同一であるものとする。記憶装置203は、プログラムやデータを記憶する、例えば、ハードディスクドライブやCD−ROMドライブ、フラッシュメモリなどである。CPU201は、記憶装置203に記憶されているプログラムをメモリ202に読み出して実行することにより各種の機能を実現する。通信インタフェース204は、通信ネットワーク50に接続するためのインタフェースであり、例えば、イーサネット(登録商標)に接続するためのアダプタや、公衆電話回線網に接続するためのモデムである。
図5は、待機サーバ20のソフトウェア構成を示す図である。同図に示すように、待機サーバ20は、ベンチマークプログラム受信部211、プログラムインストール部212、プログラム実行要求受信部213、プログラム実行部214、処理負荷取得要求受信部215、処理負荷測定部216、処理負荷情報送信部217、プログラム記憶部251を備えている。
ベンチマークプログラム受信部211は、管理端末40から送信されるベンチマークプログラムを受信し、プログラムインストール部212は、受信したベンチマークプログラムのインストール処理を行い、ベンチマークプログラムをプログラム記憶部251に登録する。なお、プログラムインストール部212によるベンチマークプログラムのインストール処理は、一般的なコンピュータにおけるプログラムのインストール処理を想定している。プログラム記憶部251は、例えば、待機サーバ20で動作するオペレーティングシステムが提供するファイルシステムにおけるディレクトリとして実現される。
プログラム実行要求受信部213は、管理端末40から送信される、ベンチマークプログラムを実行するように指示するコマンド(以下、プログラム実行要求という。)を受信する。なお、プログラム実行要求には、ベンチマークプログラムに与えるパラメータが含まれる。プログラム実行部214は、プログラム実行要求に含まれているパラメータを与えてベンチマークプログラムを実行する。
処理負荷取得要求受信部215は、管理端末40から送信される処理負荷取得要求を受信する。待機サーバ20に送信される処理負荷取得要求には、ベンチマークプログラムを特定するプロセス名が設定されることを想定する。処理負荷測定部216(第1の資源使用量測定部に該当する。)は、ベンチマークプログラムの実行に係る、所定の単位時間におけるCPU201の平均使用率、記憶装置203に対して入出力されたデータ量の合計、通信インタフェース204を介して通信ネットワーク50に対して送受信されたデータ量の合計などの処理負荷を測定する。処理負荷情報送信部217は、処理負荷測定部216が測定した処理負荷を含む処理負荷情報を管理端末40に送信する。
なお、ベンチマークプログラム受信部211、プログラムインストール部212、プログラム実行要求受信部213、プログラム実行部214、処理負荷取得要求受信部215、処理負荷測定部216、及び処理負荷情報送信部217は、CPU201が記憶装置203に記憶されているプログラムをメモリ202に読み出して実行することにより実現される。また、プログラム記憶部251は、メモリ202や記憶装置203が提供する記憶領域として実現される。
==新設サーバ30==
図6は、新設サーバ30のハードウェア構成を示す図である。同図に示すように、新設サーバ30は、CPU301、メモリ302、記憶装置303、通信インタフェース304を備えている。新設サーバ30のハードウェア構成は、本番サーバ10や待機サーバ20と同様のものであるが、新設サーバ30の性能は本番サーバ10や待機サーバ20とは異なるものとする。記憶装置303は、プログラムやデータを記憶する、例えば、ハードディスクドライブやCD−ROMドライブ、フラッシュメモリなどである。CPU301は、記憶装置303に記憶されているプログラムをメモリ302に読み出して実行することにより各種の機能を実現する。
図7は、新設サーバ30のソフトウェア構成を示す図である。同図に示すように、新設サーバ30は、ベンチマークプログラム受信部311、プログラムインストール部312、プログラム実行要求受信部313、プログラム実行部314、処理負荷取得要求受信部315、処理負荷測定部316(本発明の第2の資源使用量測定部に該当する。)、処理負荷情報送信部317、及びプログラム記憶部351を備えている。なお、新設サーバ30が備える各機能部は、上述した待機サーバ20と同じ機能を実現する。
==管理端末40==
図8は、管理端末40のハードウェア構成を示す図である。同図に示すように、管理端末40は、CPU401、メモリ402、記憶装置403、通信インタフェース404、入力装置405、出力装置406を備えている。記憶装置403は、プログラムやデータを記憶する、例えば、ハードディスクドライブやCD−ROMドライブ、フラッシュメモリなどである。CPU401は、記憶装置403に記憶されているプログラムをメモリ402に読み出して実行することにより各種の機能を実現する。通信インタフェース404は、通信ネットワーク50に接続するためのインタフェースであり、例えば、イーサネット(登録商標)に接続するためのアダプタや公衆電話回線網に接続するためのモデムである。
図9は、管理端末40のソフトウェア構成を示す図である。同図に示すように、管理端末40は、処理負荷取得要求送信部411、処理負荷情報受信部412、処理負荷情報出力部413、パラメータ入力部414、プログラム実行要求送信部415、ベンチマークプログラム入力部416、ベンチマークプログラム送信部417、処理負荷情報記憶部451、パラメータ記憶部452を備えている。
処理負荷取得要求送信部411は、本番サーバ10、待機サーバ20及び新設サーバ30に対して処理負荷取得要求を送信する。処理負荷取得要求の送信先については、後述の処理において説明する。
処理負荷情報受信部412は、処理負荷取得要求に応じて、本番サーバ10、待機サーバ20、及び新設サーバ30から送信される処理負荷情報を受信し、受信した処理負荷情報を処理負荷情報記憶部451に登録する。処理負荷情報記憶部451に記憶される処理負荷情報の構成例を図10に示す。同図に示すように、処理負荷情報記憶部451に記憶される処理負荷情報には、サーバ欄41、プロセス欄42、日時欄43、CPU欄44、ディスク欄45、及びネットワーク欄46が含まれている。サーバ欄41には、処理負荷情報の送信元である本番サーバ10、待機サーバ20、又は新設サーバ30を特定する情報(本実施形態では、IPアドレスとする。)が設定される。プロセス欄42には、資源を使用したプログラムの名称が設定される。プロセス欄42には、本番サーバ10で実行される本番プログラムの名称、あるいは待機サーバ20や新設サーバ30で実行されるベンチマークプログラムの名称が設定される。日時欄43は、処理負荷の測定日時が設定される。CPU欄44は、単位時間におけるCPUの使用率が設定される。ディスク欄45は、単位時間に記憶装置に対して入出力されたデータ量が設定される。ネットワーク欄46は、単位時間に通信ネットワーク50に対して入出力されたデータ量が設定される。
ベンチマークプログラム入力部416は、ベンチマークプログラムの入力を受け付ける。ベンチマークプログラムは、例えば、キーボードなどの入力装置405を介して入力される。なお、ベンチマークプログラムは、CD−ROMやフラッシュメモリなどから読み出すようにしてもよい。ベンチマークプログラム送信部417は、入力されたベンチマークプログラムを待機サーバ20及び新設サーバ30のそれぞれに送信する。
図11は、ベンチマークプログラムにより実現される機能を説明するための図である。本実施形態では、ベンチマークプログラムは2台のコンピュータにより実行され、それぞれが連携して1つの情報処理サービスを提供することを想定している。図11に示すように、ベンチマークプログラムは、コンピュータに、入力データの生成機能501、CPU負荷の生成機能502、507、509、ネットワーク負荷生成機能503、ディスクアクセス機能504、510の各機能を実現するためのプログラムである。
入力データ生成機能501では、業務における入力データの発生を模擬する。入力データ生成機能501は、パラメータ(本発明の第1のパラメータに対応する。)に応じて、データ量や頻度などを変化させて入力データを発生させる。
CPU負荷生成機能502(本発明の資源使用機能に該当する。)は、入力データ生成機能501により発生された入力データの量に応じて演算処理を行うとともに、他のCPU負荷生成機能507にキュー506を介してデータを転送する。CPU負荷生成機能502は、パラメータ(本発明の第2のパラメータに対応する。)と入力データのデータ量に応じて演算量を変化させる。CPU負荷生成機能507は、キュー506に登録されているデータに応じて演算処理を行う。
ネットワーク負荷生成機能503は、CPU負荷生成機能502に連動して、他のコンピュータBに向けて通信路を介したデータの転送処理を行う。ネットワーク負荷生成機能503は、他のコンピュータBに向けるデータを通信キュー508に格納する。通信キュー508に格納されたデータは、コンピュータBにおいてCPU負荷生成機能509及びディスクアクセス機能510の入力データとなる。ネットワーク負荷生成機能503は、パラメータと、CPU負荷生成機能502の演算量とに応じて、通信キュー508に登録するデータ量を変化させる。
ディスクアクセス機能504は、CPU負荷生成機能502の動作に連動して、記憶装置に対する入出力を行う。ディスクアクセス機能504は、パラメータ(本発明の第3のパラメータに該当する。)と、CPU負荷生成機能502の演算量とに応じて、記憶装置に対して入出力するデータ量を変化させる。
CPU負荷生成機能509は、通信キュー508に格納されているデータを読み出し、読み出したデータに応じて演算処理を行う。ディスクアクセス機能510は、CPU負荷生成機能509の動作に連動して、記憶装置に対する入出力を行う。CPU負荷生成機能509及びディスクアクセス機能510も、パラメータやデータ量に応じて、演算量や入出力するデータ量を変化させる。
処理負荷情報出力部413は、処理負荷情報を出力装置406に出力する。処理負荷情報出力部413は、後述するように、本番サーバ10に対応する処理負荷情報と、待機サーバ20に対応する処理負荷情報とを対応付けて出力し、また、待機サーバ20に対応する処理負荷情報と、新設サーバ30に対応する処理負荷情報とを対応付けて出力する。このようにして、管理者が、各サーバの処理負荷の比較を行うことができるようにする。
パラメータ入力部414は、ベンチマークプログラムに与えるパラメータの入力を受け付ける。パラメータは、例えば、キーボードなどの入力装置405を介して入力される。パラメータ記憶部452は、入力されたパラメータを記憶する。
プログラム実行要求送信部415(本発明のコンピュータ制御部に該当する。)は、パラメータ記憶部452に記憶されているパラメータを設定したプログラム実行要求を、待機サーバ20や新設サーバ30に送信する。
==処理==
以下、管理端末40による処理について説明する。図12は、管理端末40による処理の流れを示すフロー図である。
管理端末40は、本番サーバ10におけるボトルネックプログラムの実行に係る処理負荷の取得処理を行う(S601)。図13は、本番サーバ10における処理負荷の取得処理の流れを示す図である。
管理端末40は、管理者からボトルネックプログラムのプロセス名の入力を受け付け(S621)、受け付けたプロセス名を設定した処理負荷取得要求を生成し(S622)、生成した処理負荷取得要求を本番サーバ10に送信する(S623)。
管理端末40は、処理負荷取得要求に応じて本番サーバ10から送信される処理負荷情報を受信し(S624)、受信した処理負荷情報を処理負荷情報記憶部451に登録する(S625)。なお、管理端末40は、一定時間(例えば5分、10分、1時間など)毎に、処理負荷取得要求を本番サーバ10に送信するようにして、本番サーバ10における処理負荷のパターンを取得するようにする。
以上のようにして、管理端末40は、本番サーバ10におけるボトルネックプログラムの実行に係る処理負荷を示す処理負荷情報を処理負荷情報記憶部451に登録する。
次に、管理端末40は、後述する待機サーバ20におけるベンチマークプログラムの実行に係る処理負荷の取得処理を行う(S602)。図14は、待機サーバ20における処理負荷の取得処理の流れを示す図である。
管理端末40は、管理者からパラメータの入力を受け付け(S641)、受け付けたパラメータを設定したプログラム実行要求を待機サーバ20に送信して(S642)、上記のパラメータが与えられたベンチマークプログラムが待機サーバ20で実行されるようにする。
管理端末40は、ベンチマークプログラムのプロセス名を設定した処理負荷取得要求を待機サーバ20に送信し(S643)、処理負荷取得要求に応じて待機サーバ20から応答される処理負荷情報を受信する(S644)。なお、管理端末40は、本番サーバ10の場合と同様に、一定時間毎に処理負荷取得要求を待機サーバ20に送信して、待機サーバ20における処理負荷のパターンを取得するようにする。
管理端末40は、本番サーバ10のIPアドレスに対応する処理負荷情報を処理負荷情報記憶部451から読み出し(S645)、読み出した処理負荷情報と、待機サーバ20から受信した処理負荷情報とを対応付けて出力する(S646)。処理負荷情報を出力する画面70の一例を図15に示す。同図の例では、処理負荷のひとつとしてCPUの使用率が表示されている。画面70は、本番サーバ10におけるCPU使用率の表示欄71及び待機サーバ20におけるCPU使用率の表示欄72を備えている。管理者は、画面70を参照することにより、本番サーバ10におけるCPU使用率のパターンと、待機サーバ20におけるCPU使用率のパターンとを把握することができる。
次に、管理端末40は、パラメータの再入力を行うかどうかを確認するためのメッセージを出力する。管理者は、待機サーバ20における処理負荷のパターンが、本番サーバ10における処理負荷のパターンに近似したと判断したかどうかにより、パラメータの再入力を行うかどうかを管理端末40に指示する。管理端末40は、管理者からの指示に応じて、パラメータを再入力するかどうかを判断し(S648)、パラメータを再入力する場合には、再度(S641)からの処理を繰り返す。
管理端末40は、上記のパラメータをパラメータ記憶部452に記憶し(S649)、待機サーバ20から受信した処理負荷情報を、待機サーバ20のIPアドレスに対応付けて処理負荷情報記憶部451に登録する(S650)。
以上のようにして、待機サーバ20におけるベンチマークプログラムの実行による処理負荷のパターンが、本番サーバ10におけるボトルネックプログラムの実行による処理負荷のパターンと近似するようなパラメータが決定されるとともに、待機サーバ20の処理負荷を示す処理負荷情報が処理負荷情報記憶部451に登録される。
次に管理端末40は、新設サーバ30におけるベンチマークプログラムの実行に係る処理負荷の取得処理を行う(S603)。図16は、新設サーバ30の処理負荷の取得処理の流れを示す図である。
管理端末40は、上記のようにして決定されたパラメータをパラメータ記憶部452から読み出し(S661)、読み出したパラメータを設定したプログラム実行要求を新設サーバ30に送信して(S662)、上記のパラメータを与えたベンチマークプログラムが新設サーバ30で実行されるようにする。
管理端末40は、ベンチマークプログラムのプロセス名を設定した処理負荷取得要求を新設サーバ30に送信し(S663)、処理負荷取得要求に応じて新設サーバ30から送信される処理負荷情報を受信する(S664)。ここでも、管理端末40は、本番サーバ10及び待機サーバ20の場合と同様に、一定時間毎に、処理負荷取得要求を送信して、新設サーバ30における処理負荷のパターンを取得するようにする。管理端末40は、新設サーバ30から受信した処理負荷情報を、新設サーバ30のIPアドレスに対応付けて処理負荷情報記憶部451に登録する(S665)。
以上のようにして、待機サーバ20の処理負荷が、本番サーバ10の処理負荷と近似するようなパラメータを与えたベンチマークプログラムを新設サーバ30において実行した場合の処理負荷を示す処理負荷情報が処理負荷情報記憶部451に登録される。
管理端末40は、待機サーバ20のIPアドレスに対応する処理負荷情報を読み出し(S604)、新設サーバ30のIPアドレスに対応する処理負荷情報を読み出して(S605)、待機サーバ20の処理負荷情報と、新設サーバ30の処理負荷情報とを対応付けて出力する(S606)。
図17は、待機サーバ20におけるCPU負荷のパターンの一例を示す図である。図17のグラフは、時刻t1において、ベンチマークプログラムにおける入力データ生成処理501が入力データの発生を停止し、時刻t2において各CPU負荷生成処理による演算処理が終了した場合のパターンを示している。時刻t2におけるCPU使用率の急激な低下がCPUの演算処理が終了したことを示している。図17の例では、入力データ生成処理501が入力データの発生を停止してから、約70秒間CPUの演算処理が行われている。これは、CPUがリアルタイムに入力データを処理しきれず、滞留した入力データについての演算処理を行うための時間が約70秒であったことを示す。
図18は、新設サーバ30におけるCPU負荷のパターンの一例を示す図である。図18のグラフは、新設サーバ30において、時刻t3においてベンチマークプログラムの入力データ生成処理501が入力データの発生を停止し、時刻t4において各CPU負荷生成処理による演算処理が終了した場合のパターンを示している。図18の例では、入力データの発生停止から、約10秒以下の時間でCPUの演算処理が終了している。
管理者は、図17のグラフと、図18のグラフとを比較することにより、新設サーバ30を導入した場合に、どのように処理負荷が変化するのかを把握することができる。これにより、管理者は、新設サーバ30の導入可否を判断することができる。また、管理者は新設サーバ30の導入によっても処理負荷が十分に下がらない場合には、より高性能な新設サーバ30の導入を検討するか、あるいは複数の新設サーバ30の導入を検討することもできる。
さらに、管理者は、図17のグラフにおけるCPUの使用率と、図18のグラフにおけるCPUの使用率との平均を取ることにより、待機サーバ20と新設サーバ30とを同時に稼動するようにした場合に、CPU負荷がどのように変化するかを把握することもできる。
以上説明したように、本実施形態の評価支援システムによれば、同一のベンチマークプログラムに同一のパラメータを与えて実行したときの処理負荷を、待機サーバ20及び新設サーバ30のそれぞれにおいて測定することができる。したがって、管理者は、新設サーバ30の性能を、待機サーバ20と比べることができる。待機サーバ20は、本番サーバ10と同等の性能を奏するものであることから、管理者は、本番サーバ10に代えて新設サーバ30を導入することにより、どれくらいの処理負荷となるかを把握することができる。これにより管理者は新設サーバ30の性能を評価することができる。
また、ベンチマークプログラムは、入力データを発生させる機能と、CPUに演算処理を行わせる機能と、記憶装置に対する入出力を行う機能と、通信ネットワークに対する入出力を行う機能との4つの機能を実現するものであり、一般的な業務に用いられるアプリケーションプログラムに比べて、機能数は少ない。したがって、ベンチマークプログラムの開発にかかるコストを抑えることができるので、例えば、業務に用いられるアプリケーションプログラムを全て新設サーバ30にインストールする場合に比べて、コストを低減することができる。
また、本実施形態の評価支援システムによれば、管理者は、本番サーバ10において本番プログラムが実行されたときの処理負荷に近似するように、ベンチマークプログラムのパラメータを調整することができる。したがって、ベンチマークプログラムを用いた場合でも、正確にCPUの演算処理負荷や、ディスクへの入出力負荷、通信ネットワークへの入出力負荷などを再現することができるので、新設サーバ30の性能を評価することが可能となる。
なお、本実施形態の評価支援システムでは、本番サーバ10、待機サーバ20、及び新設サーバ30はそれぞれ、複数のコンピュータにより構成されることを想定していたが、これに限らず、各1台のコンピュータとして実現するようにしてもよい。
また、新設サーバ30は、1台のコンピュータにおいて複数のオペレーティングシステムを動作させる仮想化構成としてもよい。この場合の新設サーバ30のソフトウェア構成を図19に示す。同図に示すように、2台の新設サーバ30のそれぞれに2つのオペレーティングシステム(OS)をゲストOSとして動作させるようにして、ゲストOS上でベンチマークプログラムを動作させるようにする。このような仮想化構成のコンピュータにおいてベンチマークプログラムを動作させた場合の処理負荷を測定することにより、例えば、仮想化を行ったことによる通信処理性能の低下などが発生した場合にも、正確に新設サーバ30の性能を評価することができる。
以上、本実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
本実施形態に係る性能評価支援システムの全体構成を示す図である。 本番サーバ10のハードウェア構成を示す図である。 本番サーバ10のソフトウェア構成を示す図である。 待機サーバ20のハードウェア構成を示す図である。 待機サーバ20のソフトウェア構成を示す図である。 新設サーバ30のハードウェア構成を示す図である。 新設サーバ30のソフトウェア構成を示す図である。 管理端末40のハードウェア構成を示す図である。 管理端末40のソフトウェア構成を示す図である。 処理負荷情報の構成例を示す図である。 ベンチマークプログラムにより実現される機能を説明する図である。 管理端末40による処理の流れを示すフロー図である。 本番サーバ10における処理負荷の取得処理の流れを示す図である。 待機サーバ20における処理負荷の取得処理の流れを示す図である。 処理負荷情報を出力する画面70の一例を示す図である。 新設サーバ30の処理負荷の取得処理の流れを示す図である。 待機サーバ20におけるCPU負荷のパターンの一例を示す図である。 新設サーバ30におけるCPU負荷のパターンの一例を示す図である。 新設サーバ30を仮想化構成とした場合のソフトウェア構成図である。
符号の説明
10 本番サーバ 101 CPU
102 メモリ 103 記憶装置
104 通信インタフェース 111 本番プログラム実行部
112 処理負荷取得要求受信部 113 処理負荷測定部
114 処理負荷情報送信部 20 待機サーバ
201 CPU 202 メモリ
203 記憶装置 204 通信インタフェース
211 ベンチマークプログラム受信部 212 プログラムインストール部
213 プログラム実行要求受信部 214 プログラム実行部
215 処理負荷取得要求受信部 216 処理負荷測定部
217 処理負荷情報送信部 251 プログラム記憶部
30 新設サーバ 301 CPU
302 メモリ 303 記憶装置
304 通信インタフェース 311 ベンチマークプログラム受信部
312 プログラムインストール部 313 プログラム実行要求受信部
314 プログラム実行部 315 処理負荷取得要求受信部
316 処理負荷測定部 317 処理負荷情報送信部
351 プログラム記憶部 40 管理端末
401 CPU 402 メモリ
403 記憶装置 404 通信インタフェース
405 入力装置 406 出力装置
411 処理負荷取得要求送信部 412 処理負荷情報受信部
413 処理負荷情報出力部 414 パラメータ入力部
415 プログラム実行要求送信部 416 ベンチマークプログラム入力部
417 ベンチマークプログラム送信部 451 処理負荷情報記憶部
452 パラメータ記憶部 41 サーバ欄
42 プロセス欄 43 日時欄
44 CPU欄 45 ディスク欄
46 ネットワーク欄 50 通信ネットワーク

Claims (5)

  1. 第1のコンピュータにおいて実行されるアプリケーションプログラムの移行先となる第2のコンピュータの性能の評価を支援するシステムであって、
    第1のパラメータに応じて入力データを生成する入力データ生成機能と、第2のパラメータ及び前記入力データに応じて前記コンピュータの資源を使用する資源使用機能と、を前記コンピュータに実現させるためのベンチマークプログラムの入力を受け付けるベンチマークプログラム入力部と、
    前記第1及び第2のパラメータの入力を受け付けるパラメータ入力部と、
    受け付けた前記第1及び第2のパラメータを与えて、前記第1及び第2のコンピュータのそれぞれに前記ベンチマークプログラムを実行させるコンピュータ制御部と、
    前記ベンチマークプログラムの実行により、前記第1のコンピュータにおいて使用された前記資源の量である第1の資源使用量を測定する第1の資源使用量測定部と、
    前記ベンチマークプログラムの実行により、前記第2のコンピュータにおいて使用された前記資源の量である第2の資源使用量を測定する第2の資源使用量測定部と、
    前記第1及び第2の資源使用量を出力する資源使用量出力部と、
    を備えることを特徴とする性能評価支援システム。
  2. 請求項1に記載の性能評価支援システムであって、
    前記第1及び第2のコンピュータは、CPU及びディスク装置を備え、
    前記第1及び第2のコンピュータは、通信ネットワークに接続され、
    前記第2のパラメータには、前記CPUについての第3のパラメータ、前記ディスク装置についての第4のパラメータ、及び前記通信ネットワークについての第5のパラメータが含まれ、
    前記ベンチマークプログラムの前記資源使用機能は、前記第3のパラメータに応じて、前記CPUに演算処理をさせ、前記第4のパラメータに応じて、前記ディスク装置に対するデータ入出力を行い、前記第5のパラメータに応じて、前記通信ネットワークに対するデータ入出力を行うものであり、
    前記第1及び第2の資源使用量測定部は、前記CPUの使用率、前記ディスク装置に対して入出力されたデータ量、及び前記通信ネットワークに対して入出力されたデータ量の少なくとも何れかを前記資源使用量として測定すること、
    を特徴とする性能評価支援システム。
  3. 請求項1に記載の性能評価支援システムであって、
    前記第1のコンピュータは、本番系の処理を行う本番系コンピュータと、前記本番系コンピュータに障害が発生した場合に前記本番系コンピュータの処理を引き継ぐ待機系コンピュータとから構成され、
    前記本番系コンピュータにおいて前記アプリケーションプログラムが実行され、
    前記第1の資源使用量測定部は、前記アプリケーションプログラムの実行により、前記本番系コンピュータにおいて使用された前記資源の量である本番系資源使用量を測定し、 前記パラメータ入力部が、前記第1及び第2のパラメータの入力を受け付け、
    前記コンピュータ制御部が、前記待機系コンピュータに前記ベンチマークプログラムを実行させ、
    前記第1の資源使用量測定部が、前記待機系コンピュータにおいて使用された前記資源の量を前記第1の資源使用量として測定し、
    前記資源使用量出力部が、前記第1の資源使用量と前記本番系資源使用量とを対応付けて出力し、
    前記パラメータ入力部が、再度前記第1及び第2のパラメータの入力を受け付け、
    前記コンピュータ制御部が、再度入力された前記第1及び第2のパラメータを与えて、前記待機系コンピュータ及び前記第2のコンピュータのそれぞれに前記ベンチマークプログラムを実行させ、
    前記第1の資源使用量測定部は、再度前記待機系コンピュータにおいて使用された前記資源の量を前記第1の資源使用量として測定すること、
    を特徴とする性能評価支援システム。
  4. 請求項1に記載の性能評価支援システムであって、
    前記第1及び第2のコンピュータのそれぞれと通信可能に接続される管理端末を備え、
    前記管理端末が、前記パラメータ入力部、前記コンピュータ制御部、前記第1及び第2の資源使用量測定部、並びに資源使用量出力部を備えること、
    を特徴とする性能評価支援システム。
  5. 第1のコンピュータにおいて実行されるアプリケーションプログラムの移行先となる第2のコンピュータの性能の評価を支援する方法であって、
    前記第1及び第2のコンピュータのそれぞれと通信可能に接続される管理端末が、
    第1のパラメータに応じて入力データを生成する入力データ生成機能と、第2のパラメータ及び前記入力データに応じて前記コンピュータの資源を使用する資源使用機能と、を前記コンピュータに実現させるためのベンチマークプログラムの入力を受け付け、
    前記管理端末が、前記第1及び第2のパラメータの入力を受け付け、
    前記管理端末が、受け付けた前記第1及び第2のパラメータを与えて前記ベンチマークプログラムを実行するように要求する実行要求を前記第1及び第2のコンピュータに送信し、
    前記管理端末が、前記ベンチマークプログラムの実行により、前記第1のコンピュータにおいて使用された前記資源の量である第1の資源使用量を測定し、
    前記管理端末が、前記ベンチマークプログラムの実行により、前記第2のコンピュータにおいて使用された前記資源の量である第2の資源使用量を測定し、
    前記管理端末が、前記第1及び第2の資源使用量を出力すること、
    を特徴とする性能評価支援方法。
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