JP5208808B2 - 測定器 - Google Patents
測定器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5208808B2 JP5208808B2 JP2009045509A JP2009045509A JP5208808B2 JP 5208808 B2 JP5208808 B2 JP 5208808B2 JP 2009045509 A JP2009045509 A JP 2009045509A JP 2009045509 A JP2009045509 A JP 2009045509A JP 5208808 B2 JP5208808 B2 JP 5208808B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- spindle
- adjustment plate
- measuring
- weight adjustment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Description
例えば、インジケータやダイヤルゲージなどでは、比較的弱いスプリングを用いることにより、スピンドルの下方への付勢力を弱くした構造のものが知られている。
また、寸法測定器では、モータにより昇降される昇降体に平行リンク機構を介してスピンドルを垂直に支持するとともに、スピンドルを支持した平行リンク機構の辺とは反対側に重りを位置調整可能に取り付け、この重りの位置調整により測定力を低く設定した構造のものが知られている(特許文献1参照)。
後者(寸法測定器)では、重りの位置を調整すれば、測定力をアップすることが可能であるが、重りの位置調整にあたっては、本体ケースを開いて本体ケース内部に手を入れて位置調整しなければならないため、調整操作が面倒かつ時間がかかる。
そのため、測定力が低い測定器であっても、簡単に測定力をアップしたいという要求がある。
このような構成によれば、スピンドルに補助ウエイトを装着することにより、測定力をアップさせることができる。従って、被測定物に反りなどがある場合でも、スピンドルを当接させることより、被測定物の反りを矯正し平らにすることできるため、被測定物の厚みなどを正確に測定できる。
特に、本発明では、スピンドルに補助ウエイトを直接装着できるため、簡単な構造および簡単な取り付け操作で、測定力をアップすることができる。もとより、補助ウエイトをスピンドルから取り外せば、測定力を元の低測定力に維持できるから、被測定物の適用範囲を拡大できる。
従って、既存のインジケータやダイヤルゲージなどでは、スピンドルに対して測定子がねじ部により着脱可能に構成されているから、これらスピンドルや測定子などの部材や本体構造を変更することなく、既存の測定器のスピンドルと測定子との間に補助ウエイトを後からでも簡単に取り付けることができる。
このような構成によれば、既存のインジケータやダイヤルゲージなどにおいて、スピンドルのめねじ部と測定子のおねじ部とを利用して、補助ウエイトを取り付けることができる。また、補助ウエイトは、ジョイント部材と、このジョイント部材に対して着脱可能な複数枚のウエイト調整プレートとから構成されているから、ウエイト調整プレートの枚数を変えれば、補助ウエイトの重さを簡単に変えることができる。
このような構成によれば、これらジョイント部材およびウエイト調整プレートの組み合わせにより、測定力を段階的に増やすことができる。
このような構成によれば、測定子に近い側のウエイト調整プレートの外径寸法を最も小さくし、上に向かうに従ってウエイト調整プレートの外径寸法が段階的に大きくなるから、被測定物への視認性を阻害することがない。そのため、測定子を被測定物の狭い測定部位に当接させるにも、支障なく行える。
図1は、本実施形態のインジケータを示す図、図2は、部分拡大分解図である。本実施形態のインジケータは、縦長箱状の本体10と、この本体10に鉛直方向へ移動可能に設けられたスピンドル20と、このスピンドル20の下端が下方(本体10から突出する方向)へスピンドル20を付勢する付勢手段30と、スピンドル20の回転を規制する回転規制手段40と、スピンドル20の移動量を検出する変位検出器50と、スピンドル20に着脱可能に装着された補助ウエイト60とを備えている。
スピンドル20は、本体10の軸受筒15,16を貫通して鉛直方向へ移動可能に設けられている。スピンドル20の下端には測定子22が着脱可能に装着されている。つまり、スピンドル20の下端面に形成されためねじ部21と、測定子22の上端に形成されたおねじ部23との螺合により、測定子22が着脱可能に装着されている。測定子22の下端には、接触球24が取り付けられている。
回転規制手段40は、本体10に形成されたガイド溝41と、ブラケット32にスピンドル20に対して直角に突設され先端がガイド溝41に沿って移動されるガイドピン42とから構成されている。
変位検出器50は、本体10内にスピンドル20と平行にかつスピンドル20の移動方向に沿って配置されたスケール51と、このスケール51に所定のクリアランスをもって対向するようにブラケット32に固定された検出ヘッド52とから構成されている。
具体的には、補助ウエイト60は、スピンドル20の下端と測定子22との間に連結されるジョイント部材61と、このジョイント部材61の外周に着脱可能に装着された複数枚のウエイト調整プレートA,B,Cとを含んで構成されている。
これら第1、第2、第3ウエイト調整プレートA,B,Cは、中心にジョイント部材61のおねじ部64に螺合されるめねじ部65を有し、厚み寸法が同じで外径が異なる円盤状に形成されている。ここでは、第1ウエイト調整プレートAの外径よりも第2ウエイト調整プレートBの外径が大きく、また、第2ウエイト調整プレートBの外径よりも第3ウエイト調整プレートCの外径が大きく形成されている。
これにより、第1ウエイト調整プレートAは、ジョイント部材61の重量の2倍の重量に形成され、第2ウエイト調整プレートBは、第1ウエイト調整プレートAの重量の2倍の重量に形成され、第3ウエイト調整プレートCは、第2ウエイト調整プレートBの重量の2倍の重量にされている。
そのため、例えば、ジョイント部材61と、1枚の第1ウエイト調整プレートA、1枚の第2ウエイト調整プレートB、2枚の第3ウエイト調整プレートCを揃えておけば、これらの組み合わせから、図3に示すように、測定力を0.05N〜0.95Nまで、0.1Nずつ10段階で増やすことができる。
本発明は、前述の実施形態に限定されるものでなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良などは本発明に含まれる。
例えば、図6に示すダイヤルゲージにおいて、スピンドル20と測定子22との間に補助ウエイト60を着脱可能に装着した構造にも適用できる。さらには、図7に示す寸法測定器において、スピンドル20と測定子22との間に補助ウエイト60を着脱可能に装着した構造にも適用できる。
20…スピンドル、
21…めねじ部、
22…測定子、
30…付勢手段、
60…補助ウエイト、
61…ジョイント部材、
62…おねじ部、
63…めねじ部、
64…おねじ部、
A…第1ウエイト調整プレート、
B…第2ウエイト調整プレート、
C…第3ウエイト調整プレート。
Claims (4)
- 本体と、この本体に鉛直方向へ移動可能に設けられたスピンドルと、このスピンドルの下端が下方へ突出する方向へ前記スピンドルを付勢する付勢手段とを備え、前記スピンドルの移動量から被測定物の寸法を測定する測定器において、
前記スピンドルの下端にはめねじ部が形成され、このめねじ部に螺合されるおねじ部を有する測定子が前記スピンドルの下端に着脱可能に装着され、
前記スピンドルの下端と前記測定子との間に補助ウエイトが着脱可能に装着されている、ことを特徴とする測定器。 - 請求項1に記載の測定器において、
前記補助ウエイトは、一端に前記スピンドルのめねじ部に螺合されるおねじ部を有し、他端に前記測定子のおねじ部が螺合するめねじ部を有するジョイント部材と、このジョイント部材の外周に着脱可能に装着された複数枚のウエイト調整プレートとを含んで構成されている、ことを特徴とする測定器。 - 請求項2に記載の測定器において、
前記ウエイト調整プレートは、厚み寸法が同じで外径が異なる円盤状に形成された第1、第2、第3ウエイト調整プレートから構成され、
前記第1ウエイト調整プレートは、前記ジョイント部材の重量の2倍の重量に形成され、
前記第2ウエイト調整プレートは、前記第1ウエイト調整プレートの重量の2倍の重量に形成され、
前記第3ウエイト調整プレートは、前記第2ウエイト調整プレートの重量の2倍の重量に形成されている、ことを特徴とする測定器。 - 請求項3に記載の測定器において、
前記ジョイント部材に対して、下から前記第1ウエイト調整プレート、前記第2ウエイト調整プレート、前記第3ウエイト調整プレートが順番に取り付けられるように構成されている、ことを特徴とする測定器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009045509A JP5208808B2 (ja) | 2009-02-27 | 2009-02-27 | 測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009045509A JP5208808B2 (ja) | 2009-02-27 | 2009-02-27 | 測定器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010197338A JP2010197338A (ja) | 2010-09-09 |
JP5208808B2 true JP5208808B2 (ja) | 2013-06-12 |
Family
ID=42822186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009045509A Active JP5208808B2 (ja) | 2009-02-27 | 2009-02-27 | 測定器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5208808B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20220042863A1 (en) * | 2020-08-05 | 2022-02-10 | Mitutoyo Corporation | Measuring device |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101606041B1 (ko) | 2015-01-19 | 2016-03-25 | 한전케이피에스 주식회사 | 조속기 세팅용 측정장치 |
KR101898576B1 (ko) * | 2015-03-31 | 2018-09-17 | 최진석 | 인젝터내 시임 정밀성평가를 위한 지그장치 및 그 사용방법 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3288906B2 (ja) * | 1995-09-26 | 2002-06-04 | キヤノン株式会社 | 球面形状定圧測定装置 |
JP2004028844A (ja) * | 2002-06-27 | 2004-01-29 | Tnk Sanwa Precision Co Ltd | 外径測定装置 |
JP2005300319A (ja) * | 2004-04-09 | 2005-10-27 | Mitsutoyo Corp | 測定器 |
JP2008026247A (ja) * | 2006-07-25 | 2008-02-07 | Seiko Epson Corp | 外観検査装置および外観検査方法 |
-
2009
- 2009-02-27 JP JP2009045509A patent/JP5208808B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20220042863A1 (en) * | 2020-08-05 | 2022-02-10 | Mitutoyo Corporation | Measuring device |
US11892362B2 (en) * | 2020-08-05 | 2024-02-06 | Mitutoyo Corporation | Multi-position tolerant contact gauge |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010197338A (ja) | 2010-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8732971B2 (en) | Thickness detection device | |
US9303968B2 (en) | Lever type measuring machine | |
US8104187B2 (en) | Window frame deflection measurement device and method of use | |
JP2008185358A (ja) | 平坦度測定具 | |
JP2010266438A (ja) | 寸法測定用器具および高さゲージ | |
JP5208808B2 (ja) | 測定器 | |
JP6552940B2 (ja) | 治具及びゲージ検査機 | |
CN104198303A (zh) | 一种扭杆蠕变量测量装置 | |
EP3909718A1 (en) | Clamping force-visible device and clamp | |
CN103412149A (zh) | 一种适用于原子力显微镜激光测力系统的测力灵敏度标定装置及基于该标定装置的标定方法 | |
JP2009300301A (ja) | 変位量測定治具及び変位量測定装置 | |
CN103308230A (zh) | 测量装置 | |
KR20060112399A (ko) | 홀 내경 측정기구 | |
JP6658024B2 (ja) | 駆動装置及び歪み制御方法 | |
CN206756080U (zh) | 一种新型平面度检测装置 | |
CN202195799U (zh) | 钢筋电子平均值引伸计 | |
CN103398805A (zh) | 一种螺旋片簧弹性支承的三维纳米测头 | |
JP4064011B2 (ja) | 改良されたバネ荷重機構を備えたゴム硬度計 | |
US997989A (en) | Gage. | |
US2029665A (en) | Scriber indicator | |
US11892362B2 (en) | Multi-position tolerant contact gauge | |
JP2008002820A (ja) | 寸法測定器 | |
CN202522196U (zh) | 测长机用指示表检测夹具 | |
CN2911611Y (zh) | 可调节的精密测头固定装置 | |
US846607A (en) | Micrometer-gage. |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120106 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130109 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130115 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130129 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130219 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130220 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160301 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5208808 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |