JP5207402B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関し、特に、著作権の侵害を防止する技術に関するものである。
近年、インターネットの発展に伴い、さまざまな文書を容易に入手することが可能となった。その反面インターネット上の文書を組み合わせることで容易に文書を作成することも可能となり、悪意の有無に関わらず著作権侵害が容易に起こりうる現状がある。世の中のコンプライアンス意識の高まりに伴い、組織として著作権侵害を防止する要求も高まりつつある。
例えば、大学などの課題において、インターネット上の文書からコピー&ペーストすることによって文章を集めて、組み合わせることによりレポートを作成することが問題となっている。また、マスコミにおいても他社がインターネット上に公開している記事を盗用するなどの事件が起きている。
このような著作権侵害が、組織の設備を用いて組織の構成員によって行われると、組織が訴えられる可能性がある。また訴えられなかった場合でも、事案が公になれば組織のイメージ低下は避けられないため、組織としてはこのような著作権侵害を事前に防止したいという要求がある。
その要求に応える技術の1つとして、特許文献1には、電子透かしを用いてコンテンツの不正頒布を防止し、著作権の侵害を防止するコンテンツ保護システムが開示されている。特に、電子メールサーバを経由して送信される電子メールにおいて添付されるコンテンツデータに、電子メールに関する情報(例えばヘッダー情報)を電子透かしとして埋め込むように動作する。コンテンツデータの不正頒布が行われた場合、埋め込まれた電子透かしから頒布元を特定することが可能となる。
特開2003−92605号公報
しかしながら、特許文献1に記載のコンテンツ保護システムは、音声や画像、動画など電子透かしを埋め込むことが可能なコンテンツに対しては有効であるが、もっとも複製や改変が容易な、文章を記した通常のテキストデータ(符号化された文字列)に対して電子透かしを用いることができないという問題がある。
また、特許文献1に記載のコンテンツ保護システムはシステムの利用者が著作権を持つコンテンツを保護するものであり、システムの利用者による著作権の侵害を防止するものではない。
さらに、著作権侵害がなされたコンテンツデータから頒布者を事後に特定することしかできないため、抑止の効果しか持たないという問題もある。
本発明の目的は、外部の装置か利用者端末に送信される文字データと、当該利用者端末から送信指示された送信データに含まれる文字データとを比較することにより、著作権侵害リスクを示すリスク値を算出し、当該リスク値に従って当該送信データを送信するかを決定し、当該送信しないと決定され送信が保留された送信データに含まれる文字データと類似する、外部の装置から利用者端末に送信された文字データを含む監査画面を管理者端末に表示するべく送信し、当該監査画面を介して当該文字データを除外情報として受け付けて設定し、利用者端末から送信指示された送信データに含まれる文字データと、当該除外情報として設定された文字データではない、外部の装置から利用者端末に送信された文字データと、を比較することにより、当該リスク値を算出することにより、著作権の侵害を防止する仕組みを提供することである。
本発明は、利用者端末と管理者が用いる管理者端末と通信可能な情報処理装置であって、外部の装置から利用者端末に送信される文字データを取得する文字データ取得手段と、前記文字データ取得手段により取得された文字データを利用者端末に送信する送信手段と、前記文字データ取得手段により取得された文字データを、当該文字データの送信先を示す送信先情報と関連付けて記憶装置に登録する登録手段と、利用者端末から送信指示された文字データを含む送信データを取得する送信データ取得手段と、前記送信データ取得手段で取得された送信データに含まれる文字データと、当該送信データの送信元と一致する前記送信先情報に関連付けられて前記登録手段により前記記憶装置に登録されている文字データとを比較することにより、著作権侵害リスクを示すリスク値を算出する算出手段と、前記算出手段で算出されたリスク値に従って、前記送信データ取得手段で取得した送信データを送信するかを決定する決定手段と、前記決定手段で送信データを送信しないと決定された場合、当該送信データを、送信を保留する送信データとして前記記憶装置に記憶する記憶手段と、前記送信データ取得手段で取得された送信データに含まれる文字データと類似する前記登録手段で前記記憶装置に登録された文字データを特定する類似文字特定手段と、前記送信を保留する送信データに含まれる文字データと類似すると前記類似文字特定手段により特定された文字データを含む監査画面を前記管理者端末に表示するべく送信する監査画面送信手段と、前記監査画面送信手段により送信された監査画面を介して、前記類似文字特定手段により特定された文字データを、前記リスク値の算出に使用しない文字データを示す除外情報として受け付けて設定する設定手段と、前記管理者端末から、管理者による監査結果を受信する受信手段と、前記受信手段で受信した監査結果に従って、前記記憶手段で記憶された送信データを送信するかを決定する送信制御手段と、前記類似文字特定手段により特定される文字データが、前記設定手段により除外情報として設定された文字データであるかを判定する判定手段と、を備え、前記算出手段は、前記送信データ取得手段で取得された送信データに含まれる文字データと、前記判定手段で、前記除外情報として設定された文字データではないと判定された文字データと、を比較することにより、著作権侵害リスクを示すリスク値を算出することを特徴とする。
本発明は、利用者端末と、管理者が用いる管理者端末と通信可能な情報処理装置の制御方法であって、文字データ取得手段が、外部の装置から利用者端末に送信される文字データを取得する文字データ取得工程と、送信手段が、前記文字データ取得工程により取得された文字データを利用者端末に送信する送信工程と、登録手段が、前記文字データ取得工程により取得された文字データを、当該文字データの送信先を示す送信先情報と関連付けて記憶装置に登録する登録工程と、送信データ取得手段が、利用者端末から送信指示された文字データを含む送信データを取得する送信データ取得工程と、算出手段が、前記送信データ取得工程で取得された送信データに含まれる文字データと、当該送信データの送信元と一致する前記送信先情報に関連付けられて前記登録工程により前記記憶装置に登録されている文字データとを比較することにより、著作権侵害リスクを示すリスク値を算出する算出工程と、決定手段が、前記算出工程で算出されたリスク値に従って、前記送信データ取得工程で取得した送信データを送信するかを決定する決定工程と、記憶手段が、前記決定工程で送信データを送信しないと決定された場合、当該送信データを、送信を保留する送信データとして前記記憶装置に記憶する記憶工程と、類似文字特定手段が、前記送信データ取得工程で取得された送信データに含まれる文字データと類似する前記登録工程で前記記憶装置に登録された文字データを特定する類似文字特定工程と、監査画面送信手段が、前記送信を保留する送信データに含まれる文字データと類似すると前記類似文字特定工程で特定された文字データを含む監査画面を前記管理者端末に表示するべく送信する監査画面送信工程と、設定手段が、前記監査画面送信工程により送信された監査画面を介して、前記類似文字特定工程で特定された文字データを、前記リスク値の算出に使用しない文字データを示す除外情報として受け付けて設定する設定工程と、受信手段が、前記管理者端末から、管理者による監査結果を受信する受信工程と、送信制御手段が、前記受信工程で受信した監査結果に従って、前記記憶工程で記憶された送信データを送信するかを決定する送信制御工程と、判定手段が、前記類似文字特定工程で特定される文字データが、前記設定工程で除外情報として設定された文字データであるかを判定する判定工程と、を備え、前記算出工程は、前記送信データ取得工程で取得された送信データに含まれる文字データと、前記判定工程で、前記除外情報として設定された文字データではないと判定された文字データと、を比較することにより、著作権侵害リスクを示すリスク値を算出することを特徴とする。
また、本発明は、利用者端末と、管理者が用いる管理者端末と通信可能な情報処理装置で実行されるプログラムあって、前記情報処理装置を、外部の装置から利用者端末に送信される文字データを取得する文字データ取得手段と、前記文字データ取得手段により取得された文字データを利用者端末に送信する送信手段と、前記文字データ取得手段により取得された文字データを、当該文字データの送信先を示す送信先情報と関連付けて記憶装置に登録する登録手段と、利用者端末から送信指示された文字データを含む送信データを取得する送信データ取得手段と、前記送信データ取得手段で取得された送信データに含まれる文字データと、当該送信データの送信元と一致する前記送信先情報に関連付けられて前記登録手段により前記記憶装置に登録されている文字データとを比較することにより、著作権侵害リスクを示すリスク値を算出する算出手段と、前記算出手段で算出されたリスク値に従って、前記送信データ取得手段で取得した送信データを送信するかを決定する決定手段と、前記決定手段で送信データを送信しないと決定された場合、当該送信データを、送信を保留する送信データとして前記記憶装置に記憶する記憶手段と、前記送信データ取得手段で取得された送信データに含まれる文字データと類似する前記登録手段で前記記憶装置に登録された文字データを特定する類似文字特定手段と、前記送信を保留する送信データに含まれる文字データと類似すると前記類似文字特定手段により特定された文字データを含む監査画面を前記管理者端末に表示するべく送信する監査画面送信手段と、前記監査画面送信手段により送信された監査画面を介して、前記類似文字特定手段により特定された文字データを、前記リスク値の算出に使用しない文字データを示す除外情報として受け付けて設定する設定手段と、前記管理者端末から、管理者による監査結果を受信する受信手段と、前記受信手段で受信した監査結果に従って、前記記憶手段で記憶された送信データを送信するかを決定する送信制御手段と、前記類似文字特定手段により特定される文字データが、前記設定手段により除外情報として設定された文字データであるかを判定する判定手段として機能させ、前記算出手段は、前記送信データ取得手段で取得された送信データに含まれる文字データと、前記判定手段で、前記除外情報として設定された文字データではないと判定された文字データと、を比較することにより、著作権侵害リスクを示すリスク値を算出することを特徴とする。
本発明によれば、外部の装置ら利用者端末に送信される文字データと、当該利用者端末から送信指示された送信データに含まれる文字データとを比較することにより、著作権侵害リスクを示すリスク値を算出し、当該リスク値に従って当該送信データを送信するかを決定し、当該送信しないと決定され送信が保留された送信データに含まれる文字データと類似する、外部の装置から利用者端末に送信された文字データを含む監査画面を管理者端末に表示するべく送信し、当該監査画面を介して当該文字データを除外情報として受け付けて設定し、利用者端末から送信指示された送信データに含まれる文字データと、当該除外情報として設定された文字データではない、外部の装置から利用者端末に送信された文字データと、を比較することにより、当該リスク値を算出することにより、著作権の侵害を防止することができる。

本発明の実施の形態に係るシステムのシステム構成を概略的に示すブロック図である。 図1における情報処理装置のハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の実施形態における文書登録処理の基本的な処理フローを示す図である。 本発明の実施形態における著作物送信制御処理の基本的な処理フローを示す図である。 本発明の実施形態における監査処理の基本的な処理フローを示す図である。 本発明の実施形態における著作権侵害度算出処理の詳細な処理フローを示す図である。 本発明の第2の実施形態における著作権侵害度算出処理の詳細な処理フローを示す図である。 本発明の第3の実施形態における著作権侵害度算出処理の詳細な処理フローを示す図である。 特徴情報保存領域105に記憶されたデータ構成を示す図である。 一致度を算出するための演算式の一例である。 著作権侵害度と一致度との関係を示す演算式である。 引用度を算出するための演算式の一例である。 著作権侵害度を算出するための演算式の一例である。 除外情報保存領域104に記憶されたデータ構成を示す図である。 保留メール管理画面の一例を示す図である。 保留メール管理画面の一例を示す図である。 保留メール管理詳細画面の一例を示す図である。 類似文検索を説明するための図である。 文書登録処理を説明するための図である。 類似文インデックスの一例を示す図である。 文書テキストを段落単位に分割した図である。 非著作侵害条件テーブルの一例を示す図である。 文書テキストを分割して得られる段落毎の文字データを示す図である。 文書テキストを段落単位に分割した図である。 電子メールの一例を示す図である。 電子メールの一例を示す図である。 除外情報テーブルの一例を示す図である。 ユーザ管理テーブルの一例を示す図である。 著作権侵害度算出処理の詳細処理を示すフローチャートである。 著作権侵害度算出処理の詳細処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明を好適な実施形態に従って詳細に説明する。
<図1の説明>
図1は、本実施形態に係るシステムの構成例を示す図である。
図1に示すネットワーク上に接続される各種端末の構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例があることは言うまでもない。
図1に示すように、著作権侵害防止装置(情報処理装置)100と利用者端末110と管理者用端末120とプロキシサーバ130とメールサーバ140は、ネットワークを介して相互に通信可能に接続されている。
100は、装置の利用者が自組織外から取得したデータに対して、著作権侵害の可能性があるデータの送信を制御する著作権侵害防止装置である。著作権侵害防止装置100は、ネットワークを介して、利用者端末110、管理者用端末(管理者端末)120とデータの送受信が可能である。また著作権侵害防止装置100は、プロキシサーバ130、メールサーバ140を介して、外部ネットワーク150とデータの送受信が可能である。
101は、プロキシサーバ130およびメールサーバ140から受信した文書(文書データであり、以下、単に文書とも言う。また、この文書データは、文字データを含んでいる)を利用者端末110に送信するとともに、特徴情報保存領域105に文書および文書の属性を登録する文書登録処理部である。
102は、利用者端末110から送信された文書を特徴情報保存領域105に登録した文書と比較して、著作権侵害の可能性を検査し、著作権侵害の可能性がある場合は電子メールをメール保留領域106に保存し、著作権侵害の可能性がない場合はメールサーバ140に送信する送信制御部である。
103は、管理者用端末からの要求に応じてメール保留領域に保存されるメールを表示する画面を生成し、管理者の監査結果に応じて保留電子メールの送信または削除を行う監査処理部である。
104は、送信制御部102において、特定の文書を送信制御処理の対象から除外する条件を保存する除外情報保存領域である。図14は、除外情報保存領域104に記憶されたデータ構成を示す図である。
105は、組織内に取り込まれた文書の特徴を文書の属性とともに保存する特徴情報保存領域である。
106は、送信制御部102において送信を保留された電子メールを保存するメール保留領域である。
110は、利用者がWebページの閲覧や電子メールの送受信に使用する利用者端末である。
111は、一般的なWeb閲覧プログラムである。
112は、一般的な電子メール送受信プログラムである。
120は、保留メールの監査や、管理者が除外情報の編集を行う管理者用端末である。
121は、除外情報の編集を行う除外情報編集手段である。
122は、保留メールの監査を行う監査手段である。
130は、組織内外の通信を中継するプロキシサーバである。
140は、組織内外の通信を中継するメールサーバである。
150は、外部ネットワークである。
次に、図1の著作権侵害防止装置100、利用者端末110、管理者用端末120、Webサーバ130、メールサーバ140の各種端末のハードウェア構成について、図2を用いて説明する。
<図2の説明>
以下、図2を用いて、図1に示した情報処理装置100及び200のハードウェア構成について説明する。 図2は、図1に示した情報処理装置100及び200のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PC(情報処理装置)の実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器(表示部)への表示を制御する。なお、図2では、CRT210と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク400を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられるファイル及び各種テーブル等も、外部メモリ211に格納されている。
<図3の説明>
次に、図3〜図5を用いて著作権侵害防止装置の基本的な処理フローについて説明する。
図3は、本発明の実施形態における文書登録処理の基本的な処理フローを示す図である。
上述したように、著作権侵害防止装置100は、プロキシサーバ130、メールサーバ140および利用者端末110とネットワークを介して相互に接続されている。そして、著作権侵害防止装置100は、利用者端末110におけるWeb閲覧プログラム111からの要求をプロキシサーバ130に送信した応答、またはメールサーバ140が外部から受信した電子メールの受信要求に対して文書データを受信し(外部から送信される文字データを取得する文字データ取得手段)、受信した文書に係る文書登録処理を実行する。その一例について、以下に説明する。ここでは、外部から利用者端末に送信される文字データを取得する。利用者端末が複数ある場合は、各利用者端末に送信される文字データを取得する。
(文書登録処理基本フロー)
ステップS301において、文書登録処理部101は、組織外から受信した文書データに対し、要求されたデータ処理(メールサーバ140から受信した電子メールに対しては、電子メールの次段への転送処理またはメールボックスへの保存処理など、プロキシサーバ130経由で取得したWebページに対しては、利用者端末110におけるWeb閲覧プログラム111へのWebページ送信処理)を実施すると同時に、電子メール1通ごと、またはWebページごとにデータを受信に関わる情報とともに一時領域に保存する。
ステップS302において、文書登録処理部101は、一時領域に保存した文書(電子メールまたはWebページ)から文書テキスト(文書部分)と属性情報(ヘッダ情報および受信に関わる情報)を抽出する。
ステップS303において、文書登録処理部101は、ステップS302で抽出した文書のテキストを図9における特徴情報保存領域105における類似文検索インデックス901に、属性値(電子メールのヘッダ情報やURL等)を特徴情報保存領域105における属性情報テーブル902に、両者を一意の識別子により関連付けて登録し、処理を終了する。
(具体例)
次に、図19を用いて、文書登録処理を具体的に説明する。
図19は登録処理の具体例を図示したものである。
ステップS301において、文書登録処理部101は、利用者端末110におけるWeb閲覧プログラム111における利用者の閲覧操作1901に応じ、プロキシサーバ130経由で外部ネットワーク150から受信したWebページ1902を取得し、Web閲覧プログラム111に送信すると同時に、一時領域にWebページ1902を閲覧操作1901と関連付けて保存する。
ステップS302において、文書登録処理部101は、一時領域に保存した閲覧操作1901およびWebページ1902から文書テキスト(文書部分)と属性情報(ヘッダ情報および受信に関わる情報)を抽出する。本実施例においては、Webページ1902からは文書テキストとしては<body>要素以下を、属性情報としては<title>要素を抽出し、閲覧操作1901からは、日付、閲覧者、WebページのURLを属性情報として抽出する。
このとき、閲覧操作1901の閲覧者として、プロキシ認証などにより特定の識別子で表現された利用者を特定することができるが、電子メールの送受信など他のシステムにおける利用者の識別子と比較できるように、LDAPなどのユーザ管理システムを用いて一意の識別子に正規化を行う。本明細書において、利用者の識別子は図28に示すユーザ管理テーブルを用いてメールアドレスに正規化する。
ステップS303において、文書登録処理部101は、ステップS302で抽出した<body>要素以下を特徴情報保存領域105における類似文検索インデックス901に、<title>要素、日付、閲覧者、WebページのURLを特徴情報保存領域105における属性情報テーブル902に、両者に一意の識別子(文書ID=11)を付与して登録する。
類似文検索インデックスへの登録は、特定の文章(著作権侵害の有無を検査される文書の一部)と類似する文章を含む文書を、登録されている文書から検索できるように構成する。本実施例においては、説明を容易にするために、文書を段落単位に分割して登録する場合を説明するが、必ずしも段落単位で登録する必要はない。
文書の段落単位への分割は、Webページのように構造化されている文書の場合、その構成要素により段落を判断し、電子メールのように構造化されていない文書の場合、改行や空行、引用符など書式により段落を判断することで行われる。
類似文検索の実装としては2連接文字列(bigram)方式、形態素解析方式など様々な提案がなされているが、本明細においては、問い合わせ文章に対して類似する文書を類似度合いとともに検索できればどのような方法を用いてもよい。類似文検索の一例として2連接文字列(bigram)方式の類似文検索の概要を図18に示す。
類似文検索を用いることで、問い合わせ文章が登録文書に完全に一致しなくても、最も類似する登録文書を検索し、類似の度合いを数値化して示すことが可能になる。
図20は本実施例において、類似文検索インデックスへの登録された文書の概念図であり、文書IDにより属性情報テーブル902と関連付けられている。類似文検索により文書IDを取得できれば、属性情報テーブル902から同じ文書IDを持つ文書の属性情報を取得することが可能となる。
(送信制御処理)
図4は、本発明の実施形態における著作物送信制御処理の基本的な処理フローを示す図である。
上述したように、著作権侵害防止装置100は、メールサーバ140および利用者端末110とネットワークを介して相互に接続されている。そして、利用者端末110における電子メール送受信プログラム112は、メールサーバ140を経由して外部ネットワーク150へ電子メールを送信することを著作権侵害防止装置100に要求する。要求に対して、著作権侵害防止装置100は電子メールを受信し、送信データに係る送信制御処理を実行する。その一例について、以下に説明する。
本実施例は電子メールに対する送信制御処理について説明するが、Webページ上へのデータ送信や印刷装置への印刷指示などに対して実施してもよい。
ステップS401において、送信制御部102は、組織内部から組織外部へ電子メールの送信を促すリクエストがあった場合、送信メール(送信データ)を受信し、送信メールを送信に関わる情報とともに一時領域に保存する。本実施の形態では、送信データを電子メールとして説明しているが、電子メール以外の、文字データを含むデータでも構わない。
ステップS402において、送信制御部102は、一時領域に保存した送信メールから文書テキスト(文書部分)と属性情報(ヘッダ情報および送信に関わる情報)を抽出する。
ステップS403において、送信制御部102は、ステップS402で抽出した文書テキストを段落単位に分割する。電子メールはXMLのように構造化されていないので、改行や空行、引用符などから段落を判断する。
ステップS404において、送信制御部102は、段落単位に類似する文書を評価しながら、文書全体の著作権侵害度(著作権侵害リスクを示すリスク値)を算出する。詳細は後述する。
ステップS405において、送信制御部102は、ステップS404において算出した著作権侵害度が規定値以上であれば、著作権侵害の可能性があるとして、処理をステップS406に移す。著作権侵害度が規定値未満であれば、著作権侵害の可能性がないとして、処理をステップS407に移す。
ステップS406において、送信制御部102は、送信しようとする電子メールをメール保留領域106に保存して処理を終了する。
ステップS407において、送信制御部102は、送信しようとする電子メールを外部ネットワーク150に送信して処理を終了する。
(具体例)
次に、図25に示す電子メールが送信される場合における、送信制御処理を具体的に説明する。
ステップS401において、送信制御部102は、図25に示す電子メールを送信に関わる情報とともに一時領域に保存する。
ステップS402において、送信制御部102は、一時領域に保存した送信データから文書テキスト2505と、属性情報2501〜2504を抽出する。
テップS403において、送信制御部102は、文書テキスト2505を図21のように段落単位に分割する。
ステップS404において、送信制御部102は、後述する著作権侵害度算出処理により著作権侵害度0.78を得る。
ここで侵害度の有無を判定する規定値を0.5とすると、ステップS405において、送信制御部102は、ステップS404において算出した著作権侵害度が0.78であり、規定値0.5以上であるので、著作権侵害の可能性があるとして、処理をステップS406に移す。
ステップS406において、送信制御部102は、送信しようとする電子メールをメール保留領域106に保存して処理を終了する。
電子メールが添付ファイルなど複数の文書から構成される場合は、電子メールの本文および添付ファイルを、それぞれを別の文書として処理してもよいし、全体を1つの文書として処理してもよい。
(著作権侵害度算出処理)
次に著作権侵害度算出処理の詳細について説明する。
図6は、本発明の実施形態における著作権侵害度算出処理の詳細な処理フローを示す図である。
ステップS601において、送信制御部102は、検査対象となっている文書から抽出され、段落単位に分割された文書テキストに対して繰り返し処理を開始する。
ステップS602において、送信制御部102は、特徴情報保存領域105における類似文検索インデックス901に対し類似文検索を行い、処理中の段落と類似する段落を類似度とともに取得する。
ステップS603において、送信制御部102は、ステップS602で取得した類似段落のうち、規定値以上の類似度を持つ段落の有無を判定する。規定値以上の類似段落がある場合、ステップS604に処理を移す。規定値以上の類似段落がない場合、ステップS606に移す。
ステップS604において、送信制御部102は、規定値以上の類似段落について、代表となる類似段落を決定する。本実施例において、代表を決定する基準は、類似度がもっとも高いものを選択することにする。代表決定の基準としては、段落の類似度以外にも、登録時刻や、文書の送受信者の一致度合いなどを用いてもよいし、それらを組み合わせてもよい。
ステップS605において、送信制御部102は、ステップS604で決定した代表類似段落と代表類似段落を持つ文書の情報を一時領域に保存する。
ステップS606において、送信制御部102は、未処理の段落があれば、ステップS601に処理を戻す。未処理の段落がなければ、ステップS607に処理を移す。
ステップS607において、送信制御部102は、一時領域に保持した情報から文書全体の著作権侵害度を算出して処理を終了する。本実施例では、処理対処となっている文書に対する登録済みの文書に含まれている度合いを一致度として図10に示す式により算出し、図11に示す式を用いて一致度から著作権侵害度を算出する。一致度および著作権侵害度は他の方法を用いて算出してもよい。
(具体例)
次に、図25に示す電子メールがステップS401〜ステップS403により、文書テキスト2505を図21のように段落単位に分割した場合の著作権侵害度算出処理について具体的に示す。このとき類似文インデックスは図20に示す文書が登録されているものとする。
ステップS601において、送信制御部102は、検査対象となっている文書から抽出された、段落単位の先頭である段落2101に対して処理を開始する。
ステップS602において、送信制御部102は、類似文検索を行い、特徴情報保存領域105における類似文検索インデックス901から段落2001のみを類似度1.00とともに取得する。
ここで検査の対象となる段落を判定する規定値を0.75とすると、ステップS603において、送信制御部102は、ステップS602で取得した段落2001の類似度が1.00であり、規定値0.75以上であるので、ステップS604に処理を移す。
ステップS604において、送信制御部102は、類似する段落が段落2001のみなので、段落2001を代表段落とする。
ステップS605において、送信制御部102は、段落2001の情報(文字数=10、文書ID=11、類似度1.00)を段落2101に関連付けて一時領域に保存する。
ステップS606において、送信制御部102は、未処理の段落があるので、ステップS601に処理を戻す。
ステップS601において、送信制御部102は、検査対象となっている文書の2つめの段落である段落2102に対して処理を開始する。
ステップS602において、送信制御部102は、類似文検索を行い、特徴情報保存領域105における類似文検索インデックス901から段落2002のみを類似度0.22とともに取得する。
ここで検査の対象となる段落を判定する規定値を0.75とすると、ステップS603において、送信制御部102は、ステップS602で取得した段落2002の類似度が0.22であり、規定値0.75以下であるので、ステップS606に処理を移す。
以下、同様の処理を繰り返すと、一時領域に図21に示すように段落2101および2103〜2107に対して代表段落の情報が得られる。
ステップS607において、送信制御部102は、一時領域に保持した情報から、文書全体の著作権侵害度を図10および図11に示す式により算出する。
(一致度)=(10×1.00+67×1.00+82×0.92+95×0.94+64×0.90+77×0.88)/468≒0.78
したがって、(一致度)=(著作権侵害度)≒0.78となる。
(監査処理)
図5は、本発明の実施形態における監査処理の基本的な処理フローを示す図である。
ステップS501において、監査処理部103は、監査手段122から画面表示要求があった場合、メール保存領域106に保存されている電子メール(保留メール)の一覧を作成する。このとき、電子メールの送信者が、送信制御を要求した管理者が管理の対象としている管理対象者のアドレスである電子メールのみを対象にしてもよい。
ステップS502において、監査処理部103は、ステップS501で作成した保留メール一覧に基づき、図15に示すような保留メール管理画面を、管理者用端末に送信し、管理者用端末は、監査手段122上に表示する。管理者は、それぞれの保留メールに対する制御方法を送信欄1501および削除欄1502のラジオボタンを押下することで指示する。また管理者により、詳細表示欄1503のボタン(リンクボタン)を押下されることで、監査処理部は、図17のように保留メールの詳細表示画面を表示するための情報を管理者用端末に送信する。管理者用端末は、当該情報に従って、管理者用端末の表示部に、図17のように保留メールの詳細表示画面を表示する。これにより、保留メールの詳細を確認できるようになる。
更に詳細表示画面において、管理者は各段落に対しダブルクリックなどの動作により類似段落詳細画面1702により類似する段落の情報を表示し、より詳細な確認を行うことが可能となる。
監査処理部103は、管理者が確定ボタン1504を押下することで、それぞれの保留メールに対する制御指示が確定し、ステップS503に処理を移す。
キャンセルボタン1505を押下すると監査処理を中止することができる。中止時の処理については説明を省略する。
ステップS503において、監査処理部103は、図15に示す保留メール管理画面上で管理者により確定された、それぞれの保留メールに対する制御指示(「送信」または「削除」)を取得する。
ステップS504において、監査処理部103は、保留メールに対する繰り返し処理を開始する。
ステップS505において、監査処理部103は、処理中の保留メールに対して送信指示が指定されている場合、処理をステップS506に移す。送信指示が指定されていない場合、処理をステップS507に移す。
ステップS506において、監査処理部103は、処理中の保留メールを外部ネットワーク150に送信し、処理中の保留メールをメール保留領域106から削除する。
ステップS507において、監査処理部103は、処理中の保留メールに対して削除指示が指定されている場合、処理をステップS508に移す。送信指示が指定されていない場合、処理をステップS509に移す。
ステップS507において、監査処理部103は、処理中の保留メールをメール保存領域106から削除する。
ステップS509において、監査処理部103は、一覧に未処理の保留メールがある場合は、処理をステップS504に戻す。未処理の保留メールがない場合は処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、組織外部から取得した情報に基づき作成された、著作権侵害が発生する可能性の高い文書データの組織外部への送信を検出し、送信を制御することが可能となる。また、検出した著作権侵害の可能性が高い文書データの組織外への送信を効率的に監査することが可能となる。
(第2の実施形態)
(著作権侵害度算出処理2)
次に、請求項2の著作権侵害防止装置における著作権侵害度算出処理の詳細について説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態における著作権侵害度算出処理の詳細な処理フローを示す図である。
ステップS601〜ステップS607の処理については、第1の実施例と同じである。
ステップS701において、送信制御部102は、ステップS604で決定した代表類似段落を持つ文書(代表類似文書)と検査対象である文書の属性が、非著作侵害条件(非著作権侵害条件)テーブル1401に含まれる条件(非著作権侵害条件)を満たすかどうかを判定し、処理対象である段落が著作権侵害となるか否かを判定する。
ステップS702において、送信制御部102は、ステップS701の判定により著作権侵害とならない(非著作権侵害)と判定された場合、ステップS606に処理を移す。著作権侵害がないと判定できなかった場合、ステップS605に処理を移す。
以降の処理は、第1の実施例と同じである。
(具体例)
次に、図26に示す電子メールが送信される場合における、請求項2における著作権侵害度算出処理を具体的に説明する。このとき、登録されている文書は、図20に示す類似文インデックスと図19に示す属性テーブルにあるものとする。
非著作侵害判定の基準は、除外情報編集手段を用いて管理者により設定され、除外情報保存領域104に保存される。図22に非著作侵害条件テーブル1401の例を示す。
本実施例では図22の非著作侵害条件テーブルが設定されているものとする。ルール2201は段落が20文字未満である場合、著作権侵害と判定しないことを意味する。ルール2202は代表類似段落が含まれる文書のURLがhttp://www.hoge.jp/*にマッチングした場合、著作権侵害と判定しないことを意味する。ルール2203は、処理中の段落を含む文書の受信者が、代表類似段落が含まれる文書の送信者と等しい場合、著作権侵害と判定しないことを意味する。
図26に示す電子メールを受信すると、送信制御部102はステップS401〜ステップS403の処理により、文書テキスト2605を分割して図23に示す段落を取得する。
次に、取得した図23に示す段落に対して、図7に示す著作権侵害度算出処理が実行される。
ステップS601において、送信制御部102は、先頭の段落2301に対して処理を開始する。
ステップS602において、送信制御部102は、類似文検索を行い、特徴情報保存領域105における類似文検索インデックス901から類似する段落がないことを確認する。
ステップS603において、送信制御部102は、類似する段落がないので、ステップS606に処理を移す。
ステップS606において、送信制御部102は、未処理の段落があるので、ステップS601に処理を戻す。
ステップS601において、送信制御部102は、次の段落2302に対して処理を開始する。
ステップS602において、送信制御部102は、類似文検索を行い、特徴情報保存領域105における類似文検索インデックス901から、段落2302に類似する段落として、段落2003のみを類似度0.96とともに取得する。
ここで第1の実施例と同様に規定値を0.75とすると、ステップS603において、送信制御部102は、ステップS602で取得した段落2003の類似度が0.96であり、規定値0.75以上であるので、ステップS604に処理を移す。
ステップS604において、送信制御部102は、段落2302に類似する段落が段落2003のみなので、段落2003を段落2302の代表段落とする。
ステップS701において、送信制御部102は、段落2302を含む文書(図26の電子メール)の受信者が「uchida@aaa.jp」であり、類似する段落2003を含む文書(文書ID=21の電子メール)の送信者も同じく「uchida@aaa.jp」であり ルール2203に合致するので、段落2302は著作権侵害にならないと判断される。
ステップS702において、送信制御部102は、ステップS701の判定により著作権侵害とならない(非著作権侵害)と判定されたので、ステップS606に処理を移し、段落2302は代表段落として一時領域に保存しない。
以降同様に類似する段落を含む文書が存在する段落2303〜段落2306の全てに対して、一時領域に保存される代表段落はなく、著作権侵害度は0が算出される。
その結果、図26に示す電子メールは著作権侵害がないと判断され、メールサーバ140を経由して、外部ネットワーク150に送信される。
以上説明したように、本実施形態によれば、著作権者に対する返信等、発生頻度が高いが確認の必要がないケースを監査の対象から除外でき、管理の煩雑さを低減することができるようになる。
(著作権侵害度算出処理3)
次に請求項3の著作権侵害防止装置における著作権侵害度算出処理の詳細について説明する。
図8は、本発明の第3の実施形態における著作権侵害度算出処理の詳細な処理フローを示す図である。
ステップS601〜ステップS607の処理については、第1の実施例と同じである。
ステップS801において、送信制御部102は、ステップS604で決定した代表類似段落を持つ文書(代表類似文書)の属性から引用に使われうる属性の値(引用属性値)を属性情報テーブル902から取得する。本実施例においては、Web文書のURL(url)、電子メールのタイトルや電子メールの添付ファイル名(title)を引用属性とする。
ステップS802において、送信制御部102は、ステップS801で取得した引用属性値が検査対象の文書に含まれるか検索する。本実施例では単に文書に含むことを検索するが、より詳細に引用の条件を満たしているか詳細に検査してもよい。
ステップS803において、送信制御部102は、引用属性値が検査対象の文書に含まれていれば、ステップS804に処理を移す。引用属性値が検査対象の文書に含まれていない場合、処理をステップS605に移す。
ステップS804において、送信制御部102は、一時領域に保存する代表類似段落の情報に引用フラグを付加する。このようにして、送信データに含まれる文字データの中から、引用されている文字データを特定する。
ステップS805において、送信制御部102は、一時領域に保持した情報から、文書全体の引用度を算出して処理を終了する。引用度の算出方法は、引用フラグが付加されている段落(引用段落)のみが対象となる以外、著作権侵害度の算出と同じ式を用いる。本実施例では図12に示す式により引用度を算出する。すなわち、引用度は、送信データに含まれる文字データのうち、引用されている文字データの割合を示す。
ステップS607において、送信制御部102は、ステップS805で算出した引用度を勘案して著作権侵害度を算出する。本実施例では、ステップS805で算出した引用度と、図10に示す式により算出した一致度から、図12に示す式を用いて著作権侵害度を算出する。
引用度、一致度および著作権侵害度は他の手法を用いて算出してもよい。
(具体例)
次に、図25に示す電子メールがステップS401〜ステップS403により、文書テキスト2505を図21のように段落単位に分割した場合の第3の実施形態における著作権侵害度算出処理について具体的に示す。このとき類似文インデックスは図20に示す文書が登録されているものとする。
ステップS601からステップS604において、送信制御部102は、第1の実施形態における著作権侵害度算出処理と同様の処理を段落2101に対して実施し、代表類似段落として段落2001(類似度=1.00)を得て、ステップS801に処理を移す。
ステップS801において、送信制御部102は、段落2001の属する文書(文書ID=11)の属性を属性情報テーブル902(図19)から、引用属性として「ISO/IEC 20071」(title)と「http://www.sec.jp/isms.html」(url)を取得する。
ステップS802において、送信制御部102は、ステップS801で取得した引用属性値「ISO/IEC 20071」(title)と「http://www.sec.jp/isms.html」(url)のいずれかが図25に示す電子メールに含まれるか検索する。
ステップS803において、送信制御部102は、「ISO/IEC 20071」(title)と「http://www.sec.jp/isms.html」(url)が図25に示す電子メールに含まれているので、ステップS804に処理を移す。
ステップS804において、送信制御部102は、一時領域に保存する代表類似段落の情報に引用フラグを付加する。
ステップS605において、送信制御部102は、段落2001の情報(文字数=10、文書ID=11、類似度1.00、引用フラグ)を段落2101に関連付けて一時領域に保存する。
ステップS606において、送信制御部102は、未処理の段落があるので、ステップS601に処理を戻す。
以下、同様の処理を繰り返すと、一時領域に図24に示す代表段落の情報が得られ、段落2101、段落2103、段落2105、段落2106、段落2107に引用フラグが付与される。
ステップS805において、送信制御部102は、一時領域に保持した情報から、文書全体の引用度を図12に示す式により算出する。
(引用度)=(10×1.00+67×1.00+95×0.94+64×0.90+77×0.88)/468≒0.68
ステップS607において、送信制御部102は、一時領域に保持した情報から、引用度を勘案した図13に示す式により、文書全体の著作権侵害度を算出する。このとき一致度は第1の実施形態おいて算出した値と同じく0.78となり、図13の式より著作権侵害度は以下のようになる。
(著作権侵害度)= 0.78 − 0.62=0.16
以上説明したように、本実施形態によれば、送信文書内に引用元を記述することで、正しい引用の要件を満たし、著作権を侵害していない可能性があると考えられる場合、それを勘案した著作権侵害度を算出できる。
しかしながら、引用元が記述されているだけでは、正しい引用の要件を満たしているかを判断することは困難であるので、図16に示す保留メール管理画面のように、一致度欄1601および引用度欄1602を著作権侵害度と一緒に表示するとともに、表示行1603のように一致度が高いが引用度も高く、著作権侵害度が低くなっている文書に対して、他の文書と異なる表示を用いることにより効率的な管理者の確認作業を実現することが可能となる。
また、引用属性値を保持することで、図17に示すような保留メールの詳細確認を行う画面においても、引用属性値1701を強調表示することで、確認すべき引用元の記述箇所を効率的に確認することが可能となる。
(監査結果のフィードバック/詳細表示)
次に請求項4の著作権侵害防止装置における除外処理について説明する。
図17は保留メール管理詳細画面の例である。保留メール管理詳細画面における監査中の電子メールの特定段落に対して表示される類似段落詳細画面1702において、管理者は類似段落および類似段落を含む文書の情報を確認できる。
管理者が、類似段落の情報を確認した結果、著作権侵害の可能性がないと判断した場合、以降の処理でも類似段落または類似段落を含む文書を送信制御処理の対象から除外することを指示する。
文書全体を登録チェックボックス1704がチェックされていない場合、管理者が除外情報登録ボタン1703を押下すると、監査処理部103は、表示されている段落の文書IDおよび段落IDを除外情報テーブル1402に登録する。
文書全体を登録チェックボックス1704がチェックされている場合、管理者が除外情報登録ボタン1703を押下すると、監査処理部103は、表示されている段落の文書IDを持つ段落IDを属性情報テーブル902から取得し、取得した全ての段落IDを文書IDとともに除外情報テーブル1402に登録する。
本発明の第4の実施形態における除外情報テーブル1402の例を図27に示す。
次に、請求項4の著作権侵害防止装置における著作権侵害度算出処理の詳細について説明する。
図29は、本発明の第4の実施形態における著作権侵害度算出処理の詳細な処理フローを示す図である。
ステップS601〜ステップS607の処理については、第1の実施例と同じである。
ステップS2901において、送信制御部102は、ステップS604で決定した代表類似段落を持つ文書(代表類似文書)に対する文書IDおよび段落IDの組を除外情報テーブル1402から検索する。
ステップS2902において、送信制御部102は、ステップS2901において文書IDおよび段落IDが除外情報テーブル1402に登録されている場合、ステップS606に処理を移す。登録されていない場合、ステップS605に処理を移す。
以降の処理は、第1の実施例と同じである。
以上説明したように、本実施形態によれば、管理者が監査中に検査対象と類似する段落または文書が著作権を持たない場合、その情報を容易に登録し、以後の制御処理の対象から除外することが可能となり、その結果、著作権侵害を検出精度高めることが可能となる。
(送信者による絞込み)
次に、請求項5の著作権侵害防止装置における著作権侵害度算出処理の詳細について説明する。
図30は、本発明の第5の実施形態における著作権侵害度算出処理の詳細な処理フローを示す図である。
ステップS601〜ステップS607の処理については、第1の実施例と同じである。
ステップS3001において、送信制御部102は、取得した類似段落のうち、類似段落の受信者が、送信しようとする電子メールの送信者と異なる段落を除外する。
以上説明したように、本実施形態によれば、代表類似段落となるのは、送信しようとする電子メールの送信者が、メール送信以前に組織外部から取得した文書に含まれる場合のみとなるので、たまたま類似した表現となっただけで著作権侵害ではない場合について、保留せず送信することが可能となる。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
以上説明したように、本実施の形態によれば、テキストデータの送信によって引き起こされる、システムの利用者による著作権侵害を防止することができる。
本発明によれば、テキストデータの送信によって引き起こされるシステムの利用者による著作権侵害を、防止することができる著作権侵害防止装置及びその制御方法を提供できる。
特にシステムの利用者が自組織外から取得したデータに対して、著作権侵害の可能性があるデータの送信を制御することができるので、著作権侵害を事前に防止する効果を奏する。更に、著作権侵害がなされていない場合でも、自組織外から取得した電子データの第三者に対する情報漏洩の防止にも効果を奏する。
以上、本発明の一実施形態を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
100 著作権侵害防止装置(情報処理装置)
101 文書登録処理部
102 送信制御部
103 監査処理部
104 除外情報保存領域
105 特徴情報保存領域
106 メール保留領域
110 利用者端末
111 WEB閲覧プログラム
112 電子メール送受信プログラム
120 管理者用端末
121 除外情報編集手段
122 監査手段
130 プロキシサーバ
140 メールサーバ
150 外部ネットワーク

Claims (3)

  1. 利用者端末と管理者が用いる管理者端末と通信可能な情報処理装置であって、
    外部の装置から利用者端末に送信される文字データを取得する文字データ取得手段と、
    前記文字データ取得手段により取得された文字データを利用者端末に送信する送信手段と、
    前記文字データ取得手段により取得された文字データを、当該文字データの送信先を示す送信先情報と関連付けて記憶装置に登録する登録手段と、
    利用者端末から送信指示された文字データを含む送信データを取得する送信データ取得手段と、
    前記送信データ取得手段で取得された送信データに含まれる文字データと、当該送信データの送信元と一致する前記送信先情報に関連付けられて前記登録手段により前記記憶装置に登録されている文字データとを比較することにより、著作権侵害リスクを示すリスク値を算出する算出手段と、
    前記算出手段で算出されたリスク値に従って、前記送信データ取得手段で取得した送信データを送信するかを決定する決定手段と、
    記決定手段で送信データを送信しないと決定された場合、当該送信データを、送信を保留する送信データとして前記記憶装置に記憶する記憶手段と、
    前記送信データ取得手段で取得された送信データに含まれる文字データと類似する前記登録手段で前記記憶装置に登録された文字データを特定する類似文字特定手段と、
    前記送信を保留する送信データに含まれる文字データと類似すると前記類似文字特定手段により特定された文字データを含む監査画面を前記管理者端末に表示するべく送信する監査画面送信手段と、
    前記監査画面送信手段により送信された監査画面を介して、前記類似文字特定手段により特定された文字データを、前記リスク値の算出に使用しない文字データを示す除外情報として受け付けて設定する設定手段と、
    前記管理者端末から、管理者による監査結果を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した監査結果に従って、前記記憶手段で記憶された送信データを送信するかを決定する送信制御手段と、
    前記類似文字特定手段により特定される文字データが、前記設定手段により除外情報として設定された文字データであるかを判定する判定手段と、
    備え、
    前記算出手段は、前記送信データ取得手段で取得された送信データに含まれる文字データと、前記判定手段で、前記除外情報として設定された文字データではないと判定された文字データと、を比較することにより、著作権侵害リスクを示すリスク値を算出すことを特徴とする情報処理装置。
  2. 利用者端末と、管理者が用いる管理者端末と通信可能な情報処理装置の制御方法であって、
    文字データ取得手段が、外部の装置から利用者端末に送信される文字データを取得する文字データ取得工程と、
    送信手段が、前記文字データ取得工程により取得された文字データを利用者端末に送信する送信工程と、
    登録手段が、前記文字データ取得工程により取得された文字データを、当該文字データの送信先を示す送信先情報と関連付けて記憶装置に登録する登録工程と、
    送信データ取得手段が、利用者端末から送信指示された文字データを含む送信データを取得する送信データ取得工程と、
    算出手段が、前記送信データ取得工程で取得された送信データに含まれる文字データと、当該送信データの送信元と一致する前記送信先情報に関連付けられて前記登録工程により前記記憶装置に登録されている文字データとを比較することにより、著作権侵害リスクを示すリスク値を算出する算出工程と、
    決定手段が、前記算出工程で算出されたリスク値に従って、前記送信データ取得工程で取得した送信データを送信するかを決定する決定工程と、
    記憶手段が、前記決定工程で送信データを送信しないと決定された場合、当該送信データを、送信を保留する送信データとして前記記憶装置に記憶する記憶工程と、
    類似文字特定手段が、前記送信データ取得工程で取得された送信データに含まれる文字データと類似する前記登録工程で前記記憶装置に登録された文字データを特定する類似文字特定工程と、
    監査画面送信手段が、前記送信を保留する送信データに含まれる文字データと類似すると前記類似文字特定工程で特定された文字データを含む監査画面を前記管理者端末に表示するべく送信する監査画面送信工程と、
    設定手段が、前記監査画面送信工程により送信された監査画面を介して、前記類似文字特定工程で特定された文字データを、前記リスク値の算出に使用しない文字データを示す除外情報として受け付けて設定する設定工程と、
    受信手段が、前記管理者端末から、管理者による監査結果を受信する受信工程と、
    送信制御手段が、前記受信工程で受信した監査結果に従って、前記記憶工程で記憶された送信データを送信するかを決定する送信制御工程と、
    判定手段が、前記類似文字特定工程で特定される文字データが、前記設定工程で除外情報として設定された文字データであるかを判定する判定工程と、
    を備え、
    前記算出工程は、前記送信データ取得工程で取得された送信データに含まれる文字データと、前記判定工程で、前記除外情報として設定された文字データではないと判定された文字データと、を比較することにより、著作権侵害リスクを示すリスク値を算出することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  3. 利用者端末と、管理者が用いる管理者端末と通信可能な情報処理装置で実行されるプログラムあって、
    前記情報処理装置を、
    外部の装置から利用者端末に送信される文字データを取得する文字データ取得手段と、
    前記文字データ取得手段により取得された文字データを利用者端末に送信する送信手段と、
    前記文字データ取得手段により取得された文字データを、当該文字データの送信先を示す送信先情報と関連付けて記憶装置に登録する登録手段と、
    利用者端末から送信指示された文字データを含む送信データを取得する送信データ取得手段と、
    前記送信データ取得手段で取得された送信データに含まれる文字データと、当該送信データの送信元と一致する前記送信先情報に関連付けられて前記登録手段により前記記憶装置に登録されている文字データとを比較することにより、著作権侵害リスクを示すリスク値を算出する算出手段と、
    前記算出手段で算出されたリスク値に従って、前記送信データ取得手段で取得した送信データを送信するかを決定する決定手段と、
    前記決定手段で送信データを送信しないと決定された場合、当該送信データを、送信を保留する送信データとして前記記憶装置に記憶する記憶手段と、
    前記送信データ取得手段で取得された送信データに含まれる文字データと類似する前記登録手段で前記記憶装置に登録された文字データを特定する類似文字特定手段と、
    前記送信を保留する送信データに含まれる文字データと類似すると前記類似文字特定手段により特定された文字データを含む監査画面を前記管理者端末に表示するべく送信する監査画面送信手段と、
    前記監査画面送信手段により送信された監査画面を介して、前記類似文字特定手段により特定された文字データを、前記リスク値の算出に使用しない文字データを示す除外情報として受け付けて設定する設定手段と、
    前記管理者端末から、管理者による監査結果を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した監査結果に従って、前記記憶手段で記憶された送信データを送信するかを決定する送信制御手段と、
    前記類似文字特定手段により特定される文字データが、前記設定手段により除外情報として設定された文字データであるかを判定する判定手段として機能させ、
    前記算出手段は、前記送信データ取得手段で取得された送信データに含まれる文字データと、前記判定手段で、前記除外情報として設定された文字データではないと判定された文字データと、を比較することにより、著作権侵害リスクを示すリスク値を算出することを特徴とするプログラム。
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