JP5206587B2 - 編集装置、編集方法及び編集プログラム - Google Patents

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本発明は、編集装置、編集方法及び編集プログラムに関し、例えばタッチパネルを有する編集装置に適用して好適なものである。
従来、編集装置は、ユーザにより動画像の所望部分が複数指定されると、当該動画像から指定された部分を抽出し、これらの部分をつなぎ合わせた編集動画像を生成するようになされている。
このような編集装置においては、抽出した部分をどの順番でどのようにつなぎ合わせて編集動画像を得るかといった編集内容を規定した編集リストを作成し、この編集リストに基づいて編集動画像を生成するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−66816号公報
ところで上述した編集装置は、ユーザにマウスやキーボードを操作させ、ディスプレイに表示させた開始時点設定ボタン又は終了時点設定ボタンなどを選択させることにより、動画像の所望部分の開始時点又は終了時点を指定させるようになされている。
そこで、動画像から抽出する部分の開始時点又は終了時点を指定するといった操作をさらに直感的にユーザに行わせることができれば、編集装置の操作性が格段と向上するものと考えられる。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、操作性を一段と向上し得る編集装置、編集方法及び編集プログラムを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、制御部が、動画像を再生して表示部の動画像表示領域に表示させ、設定部が、検知部により表示部の動画像表示領域に対するジェスチャ操作が検知されると、検知された時点の動画像の再生位置を、動画像から抽出する部分の開始時点又は終了時点として設定し、さらに制御部が、動画像に含まれる開始時点のフレーム画像及び終了時点のフレーム画像と、動画像の開始時点及び終了時点間に含まれるフレーム画像のうち一枚以上のフレーム画像とを時系列順に並べて表示部に表示させ、表示部に表示させているフレーム画像のうちの2枚のフレーム画像の表示間隔を変化させるようなジェスチャ操作を検知部が検知すると、当該ジェスチャ操作に応じて、動画像の当該2枚のフレーム画像間に含まれるフレーム画像のうち表示部に表示させるフレーム画像の枚数を変化させるようにした。
これにより本発明は、ユーザに、表示部に表示された動画像に直接触る感覚のジェスチャ操作で、ジェスチャ操作を行った時点の動画像の再生位置を、当該動画像から抽出する部分の開始時点又は終了時点として指定させることができるので、一段と直感的に操作を行わせることができる。
本発明によれば、ユーザに、表示部に表示された動画像に直接触る感覚のジェスチャ操作で、ジェスチャ操作を行った時点の動画像の再生位置を、当該動画像から抽出する部分の開始時点又は終了時点として指定させることができるので、一段と直感的に操作を行わせることができる。かくして、操作性を一段と向上し得る編集装置、編集方法及び編集プログラムを実現することができる。
実施の形態の概要となる編集装置の機能構成を示すブロック図である。 デジタルカメラの外観構成を示す略線図である。 デジタルカメラのハードウェア構成を示す略線図である。 編集画面の構成を示す略線図である。 イン点及びアウト点の設定の説明に供する略線図である。 補完サムネイルの生成の説明に供する略線図である。 サムネイルのスクロールの説明に供する略線図である。 設定処理手順を示すフローチャートである。 図8の設定処理手順を示すフローチャートに続くフローチャートである。 イン点の変更の説明に供する略線図である。 フリック操作の説明に供する略線図である。 ピンチイン操作/ピンチアウト操作の説明に供する略線図である。 ピンチイン操作による補完サムネイル枚数の変更の説明に供する略線図である。 ピンチアウト操作による補完サムネイル枚数の変更の説明に供する略線図である。 変更処理手順を示すフローチャートである。 他の実施の形態におけるイン点及びアウト点の設定の説明に供する略線図である。 他の実施の形態におけるサムネイルの表示方法(1)の説明に供する略線図である。 他の実施の形態におけるサムネイルの表示方法(2)の説明に供する略線図である。
以下、発明を実施するための最良の形態(以下実施の形態とする)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.実施の形態
2.他の実施の形態
<1.実施の形態>
[1−1.実施の形態の概要]
まず、実施の形態の概要を説明する。因みにこの概要を説明した後、実施の形態の具体例の説明に移る。
図1において1は、実施の形態の概要となる編集装置の機能構成を示す。この編集装置1は、制御部2と、検知部3と、設定部4とを有している。
制御部2は、動画像を再生して表示部5の動画像表示領域に表示させるようになされている。検知部3は、表示部5の表示面に対するジェスチャ操作を検知するようになされている。設定部4は、表示部5の動画像表示領域に対するジェスチャ操作を検知部3が検知すると、検知した時点の動画像の再生位置を、動画像から抽出する部分の開始時点又は終了時点として設定するようになされている。
このような構成により、編集装置1は、ユーザに、表示部に表示された動画像に直接触る感覚のジェスチャ操作で、ジェスチャ操作を行った時点の動画像の再生位置を、当該動画像から抽出する部分の開始時点又は終了時点として指定させることができるので、一段と直感的に操作を行わせることができる。かくして、編集装置1は、操作性を一段と向上することができる。
このような機能構成でなる編集装置1の具体例について、以下、詳しく説明する。
[1−2.実施の形態の具体例]
[1−2−1.デジタルカメラの外観構成]
図2(A)及び(B)において10は、上述した編集装置1の具体例であるデジタルカメラの外観構成を示す。このデジタルカメラ10は、片手で把持し得る程度の大きさの略扁平矩形状でなる筐体11を有している。
この筐体11の前面11Aには、撮影レンズ12、AF(Auto Focus)イルミネータ13、レンズカバー14が設けられている。レンズカバー14は上下にスライド可能となっており、上方にスライドされると撮影レンズ12及びAFイルミネータ13を覆うようになされている。これによりレンズカバー14は、撮影レンズ12及びAFイルミネータ13を保護するようになされている。
また筐体11の上面11Bには、ズームレバー(TELE/WIDE)15、シャッタボタン16、マークボタン17、電源ボタン18が設けられている。さらに筐体11の背面11Cには、表示デバイス19が設けられている。この表示デバイス19は、液晶ディスプレイ19Aと、この液晶ディスプレイ19Aの表示面を覆う透明なタッチパネル19Bとでなる。因みにここでは、静電容量方式のタッチパネル19Bを用いている。
このデジタルカメラ10は、撮影モード時、撮影レンズ12を介して撮像した被写体の画像をスルー画像として表示デバイス19に表示する。そしてデジタルカメラ10は、シャッタボタン16の押下操作に応じて、撮像した画像を記録する。
尚、デジタルカメラ10は、主な撮影モードとして、静止画像を撮影する静止画モードと、動画像を撮影する動画モードとを有している。
具体的に、静止画モード時、デジタルカメラ10は、シャッタボタン16が押下されると被写体の静止画像を記録する。一方、動画モード時、デジタルカメラ10は、シャッタボタン16が押下されると動画像の記録を開始して、再度シャッタボタン16が押下されると動画像の記録を終了する。
またデジタルカメラ10は、再生モード時、記録した動画像を表示デバイス19に表示する。さらにデジタルカメラ10は、表示デバイス19にアイコンやボタンなどを表示し、これらに対するタッチ操作に応じて動作モードの切替えなどの各種処理を行う。
[1−2−2.デジタルカメラのハードウェア構成]
次にデジタルカメラ10のハードウェア構成について図3を用いて説明する。デジタルカメラ10は、CPU20がプログラムROM21に書き込まれたプログラムをRAM22にロードして実行することで各種処理を実行する。因みに、CPUは、Central Processing Unitの略である。また、ROMは、Read Only Memoryの略、RAMは、Random Access Memoryの略である。
タッチパネル19Bは、タッチパネル19B上の任意の位置が指でタッチされると、タッチされた位置(以下、これをタッチ位置とも呼ぶ)を液晶ディスプレイ19Aの表示面の座標として検出する。そしてタッチパネル19Bは、このタッチ位置の座標に応じた入力信号をCPU20に送る。
CPU20は、タッチパネル19Bからこの入力信号が送られると、タッチ位置の座標に基づいて、タッチ位置の動きを液晶ディプレイ19Aの表示面に対するジェスチャ操作(例えばタッチ操作、ドラッグ操作など)として検知する。CPU20は、このジェスチャ操作に応じて各部を制御するようになされている。
操作部23には、ズームレバー15、シャッタボタン16、マークボタン17、電源ボタン18が含まれており、これらの押下操作に応じた入力信号をCPU20に送る。CPU20は、操作部23から送られた入力信号に応じて各部を制御するようにもなされている。
CPU20は、タッチパネル19Bを介して動作モードを撮影モードへ切り替えるよう指示されると、動作モードを撮影モードに切り替える。
撮影モードに移行すると、CPU20は、モータドライバ24を制御して、アクチュエータ25を駆動させることで、上述した撮影レンズ12やAFイルミネータ13などからなるレンズ部26を、筐体11から露出させる。またCPU20は、アクチュエータ25を駆動させることで、レンズ部26の絞りを調整したり、フォーカスレンズを移動させたりする。
またこのとき、CPU20は、タイミングジェネレータ27を制御して、タイミング信号をCCD(Charge Coupled Device)などでなる撮像素子28に供給する。撮像素子28は、このタイミング信号に基づいて動作することにより、レンズ部26を介して取り込まれた被写体からの光を電気信号に変換(すなわち光電変換)して、これをアナログ信号処理部29に供給する。
アナログ信号処理部29は、CPU20の制御のもと、この電気信号に対してアナログ信号処理(増幅等)を施すことでアナログ画像信号を得、これをアナログデジタル変換部(これをA/D変換部とも呼ぶ)30に供給する。
A/D変換部30は、CPU20の制御のもと、送られてきたアナログ画像信号をアナログデジタル変換(A/D変換)することでデジタル画像信号を得、これをデジタル信号処理部31に供給する。
デジタル信号処理部31は、CPU20の制御のもと、送られてきたデジタル画像信号に対してデジタル信号処理(ノイズ除去等)を施した後、液晶ディスプレイ19Aに供給する。この結果、液晶ディスプレイ19Aには、被写体の画像がスルー画像として表示される。このようにしてデジタルカメラ10は、撮影者に被写体を確認させる。
またこのとき、デジタル信号処理部31は、CPU20の制御のもと、アイコンやボタンなどからなるグラフィクス信号を生成し、これをデジタル画像信号に重畳する。この結果、液晶ディスプレイ19Aには、スルー画像と共にアイコンやボタンなどが表示される。
ここで、操作部23のシャッタボタン16が押下されたとする。するとCPU20は、シャッタボタン16の押下に応じて操作部23から送られてくる入力信号により、シャッタボタン16が押下されたと認識して、静止画モードであれば、静止画像を記録する。
すなわちデジタル信号処理部31は、CPU20の制御のもと、A/D変換部30から供給されたデジタル画像信号を例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)フォーマット等の所定の静止画フォーマットで圧縮することで圧縮静止画データを生成する。そしてCPU20は、この圧縮静止画データにファイルヘッダなどを付与することで静止画ファイルとして記録デバイス32に記録する。このようにしてデジタルカメラ10は、静止画像を記録する。
一方、動画モードであれば、シャッタボタン16の押下に応じて操作部23から送られてくる入力信号により、シャッタボタン16が押下されたと認識して、動画像の記録を開始する。
すなわちデジタル信号処理部31は、CPU20の制御のもと、A/D変換部30から送られてきたデジタル画像信号を例えばH.264フォーマット等の所定の動画フォーマットで圧縮することで圧縮動画データを生成する。そしてCPU20は、圧縮動画データを記録デバイス32に記録していく。
その後、再びシャッタボタン16が押下されると、CPU20は、動画像の記録を終了する。すなわちCPU20は、撮影開始から終了までの一連の圧縮動画データの記録を完了する。そしてCPU20は、この圧縮動画データにファイルヘッダなどを付与することで動画ファイルとして記録デバイス32に記録する。このようにしてデジタルカメラ10は、動画像を記録する。
またデジタルカメラ10では、動画撮影中、ユーザが例えばお気に入りの画像など後で確認したい画像を、マークボタン17を押下することにより静止画像として記録することができるようにもなされている。
具体的に操作部23は、マークボタン17が押下されると、マークボタン17の押下に応じた入力信号をCPU20に供給する。
デジタル信号処理部31は、CPU20の制御のもと、このときA/D変換部30から供給されたデジタル画像信号を、所定の静止画フォーマットで圧縮することで、圧縮静止画データを生成する。そしてCPU20は、この圧縮静止画データにファイルヘッダなどを付与することで静止画ファイルとして記録デバイス32に記録する。このようにしてデジタルカメラ10は、動画撮影中、マークボタン17が押下された時点(以下、これをマーク時点とも呼ぶ)の画像を静止画像としても記録する。
またCPU20は、動画像の記録を完了すると、記録した動画像を管理する為の動画像管理データベースにその動画像の属性情報を登録するようにもなっている。この属性情報には、動画像のファイル名や、動画像を撮影したときの日時、マーク時点のタイムコードなどが含まれる。尚この動画像管理データベースは、記録デバイス32に記憶され保持されている。
因みに、記録デバイス32は、例えば数ギガバイト〜数十ギガバイト程度の不揮発性メモリであり、デジタルカメラ10に予め内蔵された記録媒体であってもよいし、メモリカードのような形態でデジタルカメラ10に着脱可能な記録媒体であってもよい。
またデジタルカメラ10は、記録デバイス32とは別に、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)33を有している。CPU20は、このEEPROM33に、ユーザにより設定された各種情報など、電源オフ後も保持する必要がある情報を記憶させるようになっている。
一方、タッチパネル19Bを介して、動作モードを再生モードに切り替えるよう指示されると、CPU20は、動作モードを再生モードに切り替える。
CPU20は、タッチパネル19Bを介して選択されたファイルを記録デバイス32からRAM22に読み出す。
ここで、選択されたファイルが静止画ファイルである場合、CPU20は、この静止画ファイルから静止画データを抽出して、これをデジタル信号処理部31に送る。
デジタル信号処理部31は、CPU20の制御のもと、送られてきた静止画データを圧縮されたときと同一の静止画フォーマットで伸張することで、圧縮前のデジタル画像信号を得、これを液晶ディスプレイ19Aに供給する。この結果、液晶ディスプレイ19Aには、選択された静止画ファイルに対応する静止画像が表示される。このようにしてデジタルカメラ10は、撮影した静止画像を再生する。
一方、選択されたファイルが動画ファイルである場合、CPU20は、この動画ファイルから、動画データを抽出して、これをデジタル信号処理部31に供給する。
デジタル信号処理部31は、CPU20の制御のもと、送られてきた動画データを圧縮されたときと同一の動画フォーマットで伸長することで、圧縮前のデジタル画像信号を得、これを液晶ディスプレイ19Aに供給する。この結果、液晶ディスプレイ19Aには、選択された動画ファイルに対応する動画像が表示される。
このようにしてデジタルカメラ10は、撮影した動画像を再生する。尚、以下の説明では、デジタルカメラ10で撮影した動画像のことをクリップとも呼ぶ。
因みに、CPU20が、上述した編集装置1の制御部2、設定部4に対応するハードウェアであり、タッチパネル19B及びCPU20が上述した編集装置1の検知部3に対応するハードウェアである。また、液晶ディスプレイ19Aが、上述した表示部5に対応するハードウェアである。
[1−2−3.設定処理]
ところでデジタルカメラ10には、クリップからその一部分を抽出し、抽出した複数の部分をつなげて新たなクリップを生成する編集モードが設けられている。尚、抽出対象となるクリップのことを対象クリップとも呼び、この対象クリップから抽出された部分のことを抽出クリップとも呼ぶ。
以下、この抽出クリップの開始時点(以下、これをイン点とも呼ぶ)及び終了時点(以下、これをアウト点とも呼ぶ)を設定する処理(以下、これを設定処理とも呼ぶ)について、詳しく説明する。
CPU20は、タッチパネル19Bを介して編集モードへの切換操作が行われると、編集モードに切り替え、ユーザに対象クリップを選択させるための選択画面(図示せず)を液晶ディスプレイ19Aに表示させる。
CPU20は、選択画面においてタッチパネル19Bを介して対象クリップが選択されると、図4に示す編集画面40を液晶ディスプレイ19Aに表示させる。これと共にCPU20は、選択された対象クリップを再生し、編集画面40内の左側に横長の長方形状に設けられている対象クリップ再生領域41に表示させる。
編集画面40には、対象クリップ再生領域41の下側に、抽出クリップに含まれるフレーム画像の縮小画像であるサムネイルPを表示する抽出クリップ表示領域42が横長の長方形状に設けられている。
また編集画面40には、対象クリップ再生領域41の右側にOKボタン43が設けられており、OKボタン43の下側にQuitボタン44が設けられている。
CPU20は、タッチパネル19Bを介してOKボタン43が選択されると、抽出クリップをつなげて新たなクリップを生成するようになされている。またCPU20は、タッチパネル19Bを介してQuitボタン44が選択されると、編集画面40を終了し、選択画面に戻るようになされている。
ここでユーザによりタッチパネル19Bをタッチした後すぐ離す操作(以下、これをタップ操作とも呼ぶ)が対象クリップ再生領域41内の任意位置に対して行われたとする。
このときCPU20は、タッチパネル19Bを介して当該タップ操作を検知すると、対象クリップの再生を一時停止すると共に、半透明のドーナツ状でなるジョグシャトルJSを対象クリップ再生領域41の右側部分に一部重なるようにして表示させる。またCPU20は、対象クリップの再生位置を示すタイムコードTCを、ジョグシャトルJSに重ねて表示させる。
尚CPU20は、ジョグシャトルJSを表示させた状態で、再度、対象クリップ再生領域41内に対するタップ操作が行われたことを検知すると、ジョグシャトルJSを非表示にし、対象クリップを一時停止されている時点から再生するようになされている。
ここで図5(A)に示すように、タッチパネル19Bに指をタッチさせたまま移動させる操作(以下、これをドラッグ操作とも呼ぶ)が、ジョグシャトルJSを時計回りになぞるように行われたとする。
このときCPU20は、タッチパネル19Bを介して当該ドラッグ操作を検知すると、対象クリップをコマ送りで再生して対象クリップ再生領域41に表示させる。一方CPU20は、ジョグシャトルJSに対するドラッグ操作が反時計回りに行われた場合、対象クリップをコマ戻しで再生して対象クリップ再生領域41に表示させる。
このようにデジタルカメラ10は、ユーザにジョグシャトルJSに対するドラッグ操作を行わせることにより、対象クリップの再生位置をユーザが所望する再生位置まで移動することができる。
尚CPU20は、ユーザによりジョグシャトルJSに対するドラッグ操作が行われているときのみ、対象クリップをコマ送り又はコマ戻しで再生し、当該ドラッグ操作が終了すると、その時点の再生位置で対象クリップを一時停止するようになされている。
ここで図5(B)に示すように、ユーザにより対象クリップ再生領域41を起点とするドラッグ操作が行われたとする。
このときCPU20は、タッチパネル19Bを介して当該ドラッグ操作が開始されたことを検知すると、現時点の対象クリップの再生位置に対応するフレーム画像を抽出し、そのフレーム画像の縮小画像Fを生成してタッチ位置に表示させる。CPU20は、タッチ位置の移動に合わせて縮小画像Fを移動させる。
そしてユーザが抽出クリップ表示領域42までドラッグ操作を行ったとする。このときCPU20は、タッチパネル19Bを介して当該ドラッグ操作を検知すると、ユーザにより現時点の対象クリップの再生位置が抽出クリップのイン点として指定されたと認識し、この再生位置を抽出クリップのイン点として設定する。
これと共にCPU20は、図5(C)に示すように、縮小画像Fをさらに縮小させた画像、つまりイン点に対応するフレーム画像のサムネイル(以下、これをイン点サムネイルとも呼ぶ)Piを生成し、これを抽出クリップ表示領域42の左端に表示させる。因みにCPU20は、イン点サムネイルPiの右上にイン点のサムネイルであることを示すアルファベットの「I」の文字を表示させる。
このようにして抽出クリップのイン点を設定した後、再度ユーザにより対象クリップ再生領域41から抽出クリップ表示領域42までのドラッグ操作が行われたとする。
このときCPU20は、ユーザにより現在の対象クリップの再生位置が抽出クリップのアウト点として指定されたと認識し、この再生位置を抽出クリップのアウト点として設定する。
そしてCPU20は、図5(D)に示すように、アウト点に対応するフレーム画像を抽出し、このフレーム画像のサムネイル(以下、これをアウト点サムネイルとも呼ぶ)Poを生成してこれを抽出クリップ表示領域42に表示させる。因みにCPU20は、アウト点サムネイルPoの右上にアウト点のサムネイルであることを示すアルファベットの「O」の文字を表示させる。
これと共にCPU20は、イン点〜アウト点間に含まれる任意のフレーム画像のサムネイルPs(Ps1、Ps2、…、Psn)を、時系列順に並べて抽出クリップ表示領域42に表示させる。尚、イン点〜アウト点間に含まれる任意のフレーム画像のサムネイルを、イン点サムネイルPi及びアウト点サムネイルPoの間を補完するサムネイルとして、補完サムネイルとも呼ぶ。
この結果、左から右に、イン点サムネイルPi、補完サムネイルPs、アウト点サムネイルPoが時系列順に並んで表示される。尚、補完サムネイルPsを生成する処理について、詳しくは後述する。
またこのように抽出クリップのイン点及びアウト点を設定した後、再度ユーザにより対象クリップ再生領域41から抽出クリップ表示領域42までのドラッグ操作が行われたとする。
このときCPU20は、新たな抽出クリップのイン点を設定する。そしてCPU20は、図5(E)に示すように、前回設定したアウト点サムネイルPoの右側に、異なる抽出クリップであることの区別がつくよう当該アウト点サムネイルPoと少し間をあけて、新たな抽出クリップのイン点サムネイルPiを表示させる。
そして再度、対象クリップ再生領域41から抽出クリップ表示領域42までのドラッグ操作が行われると、CPU20は、当該抽出クリップのアウト点を設定し、補完サムネイルPsとアウト点サムネイルPoとを抽出クリップ表示領域42に表示させる。
このような対象クリップ再生領域41から抽出クリップ表示領域42までのドラッグ操作がユーザに繰り返し行われることにより、CPU20は、複数の抽出クリップのイン点及びアウト点を設定するようになされている。
次に、補完サムネイルPsを生成し、抽出クリップ表示領域42に表示させる処理について具体的に説明する。
CPU20は、図6(A)に示すように抽出クリップのイン点Oiを設定すると、イン点サムネイルPiを生成する。そしてCPU20は、イン点Oiから対象クリップの終了時点Oeまでにおいて、イン点から所定時間T秒(例えば30秒)ごとの時点Ot(Ot1、Ot2、…、Otn)に対応するフレーム画像を抽出する。
そしてCPU20は、抽出したフレーム画像ごとにサムネイルPt(Pt1、Pt2、…、Ptn)を生成し、これをRAM22に一時的に記憶させる。尚、このようにCPU20が所定の規則に従って自動的に決定した時点のフレーム画像のサムネイルを、自動サムネイルとも呼ぶ。
このようにCPU20は、イン点Oiを設定した際に自動サムネイルPtを生成しておくことにより、アウト点Ooを設定してから自動サムネイルPtを生成する場合よりも、自動サムネイルPtを補完サムネイルPsとして表示させる時間を早めることができる。
その後CPU20は、図6(B)に示すようにアウト点Ooを設定すると、アウト点サムネイルPoを生成する。
またCPU20は、記録デバイス32に保持された動画像管理データベースからイン点Oi〜アウト点Oo間にあるマーク時点Omのタイムコードを取得する。
そしてCPU20は、イン点Oi〜アウト点Oo間にあるマーク時点Omに対応するフレーム画像を抽出し、このフレーム画像のサムネイルPm(Pm1〜Pm3)を生成する。尚、このようにマーク時点Omに対応するフレーム画像のサムネイルのことをマークサムネイルとも呼ぶ。またCPU20は、マーク時点Omのサムネイルであることを示すためにサムネイルの左上の角を赤い三角形で塗りつぶしてマークサムネイルPmを生成する。
そしてCPU20は、RAM22からイン点Oi〜アウト点Oo間における自動サムネイルPtを読み出し、これとマークサムネイルPmとを補完サムネイルPsとして設定する。
そしてCPU20は、抽出クリップ表示領域42のイン点サムネイルPiの右側に、補完サムネイルPsとアウト点サムネイルPoとを時系列順に並べて表示させる。
ここで、例えば図7(A)に示すように、抽出クリップ表示領域42はサムネイルPが8枚分表示できる大きさの領域であったとする。そして、左端にイン点サムネイルPiが表示されているため、現在表示可能なサムネイルPの枚数(これをサムネイル表示可能枚数とも呼ぶ)が残り7枚であったとする。
また、イン点〜アウト点間における自動サムネイルPtの枚数とマークサムネイルPmの枚数を合わせた枚数、すなわち補完サムネイルPs(Ps1〜Ps9)の枚数(以下、これを補完サムネイル枚数とも呼ぶ)が9枚であったとする。
このときCPU20は、抽出クリップ表示領域42のイン点サムネイルPiの右側に補完サムネイルPs1から時系列順に補完サムネイルPsを表示させると、補完サムネイルPs7までしか表示できず、アウト点サムネイルPoを表示させることができない。CPU20がアウト点を設定したにもかかわらずアウト点サムネイルPoを表示させないと、ユーザはアウト点が設定されたのかどうかをきちんと確認することができず不便である。
そこでCPU20は、サムネイル表示可能枚数から1枚引いた数よりも補完サムネイル枚数の方が多い場合、アウト点サムネイルPoが一番右側に表示されるようイン点サムネイルPi及び補完サムネイルPsを左方向にスクロールさせる。この結果、図7(B)に示すように、イン点サムネイルPi及び補完サムネイルPs1〜Ps2が非表示になり、補完サムネイルPs3〜Ps7及びアウト点サムネイルPoが表示される。
尚CPU20は、補完サムネイルPs及びアウト点サムネイルPoが表示された後、抽出クリップ表示領域42内で左右方向にドラッグ操作が行われると、当該ドラッグ操作に応じて、イン点サムネイルPi、補完サムネイルPs、アウト点サムネイルPoをスクロールさせるようになされている。
またCPU20は、サムネイル表示可能枚数が0枚である状態で新たに抽出クリップのイン点を設定した場合は、抽出クリップ表示領域42に表示させているサムネイルPを1枚分左方向へスクロールさせて、新たなイン点サムネイルPiを一番右端に表示させる。このようにCPU20は、イン点を設定した場合には、イン点サムネイルPiを優先的に表示させるようになされている。
このようにしてCPU20は、抽出クリップのイン点及びアウト点を設定すると、イン点〜アウト点間に含まれるフレーム画像を抽出してサムネイル(補完サムネイル)Psを生成し、これを表示させるようになされている。
[1−2−4.設定処理手順]
次に、上述した設定処理における動作処理手順(以下、これを設定処理手順とも呼ぶ)RT1を図8及び図9を用いて説明する。この設定処理手順RT1は、デジタルカメラ10のCPU20が、プログラムROM21に格納されたプログラムに従って実行する処理手順である。
CPU20は、ユーザによりタッチパネル19Bを介して対象クリップが選択されると設定処理手順RT1を開始して、ステップSP1(図8)に移る。
ステップSP1においてCPU20は、液晶ディスプレイ19Aに編集画面40を表示させる。そしてCPU20は、選択された対象クリップを再生して対象クリップ再生領域41に表示させ、次のステップSP2に移る。
ステップSP2においてCPU20は、タッチパネル19Bを介して対象クリップ再生領域41から抽出クリップ表示領域42までのドラッグ操作が行われたか否かを判別する。
このステップSP2において否定結果が得られると、このことはユーザにより抽出クリップのイン点を設定するための操作が行われていないことを意味する。このときCPU20は、再度ステップSP2に戻り、タッチパネル19Bを介して対象クリップ再生領域41から抽出クリップ表示領域42までのドラッグ操作が行われるまで待ち受ける。
一方ステップSP2において肯定結果が得られると、このことはユーザにより抽出クリップのイン点を設定するための操作が行われたことを意味する。このときCPU20はステップSP3に移る。
ステップSP3においてCPU20は、このときの対象クリップの再生位置を抽出クリップのイン点として設定して、ステップSP4に移る。
ステップSP4においてCPU20は、イン点に対応するフレーム画像のサムネイル(イン点サムネイル)Piを生成して、ステップSP5に移る。
ステップSP5においてCPU20は、サムネイル表示可能枚数が0枚であるか否かを判別する。
このステップSP5において肯定結果が得られると、このことは、現在抽出クリップ表示領域42にイン点サムネイルPiを表示させるスペースがないことを意味し、このときCPU20はステップSP6に移る。
ステップSP6においてCPU20は、抽出クリップ表示領域42に表示させているサムネイルPを1枚分左方向へスクロールさせて、ステップSP7に移る。
一方ステップSP5において否定結果が得られると、このことは、現在抽出クリップ表示領域42にイン点サムネイルPiを表示させるスペースがあることを意味する。このときCPU20は、抽出クリップ表示領域42に表示させているサムネイルPのスクロールを行わず、ステップSP7に移る。
ステップSP7においてCPU20は、イン点サムネイルPiを抽出クリップ表示領域42に表示させ、次のステップSP8に移る。
ステップSP8においてCPU20は、イン点から対象クリップの終了時点までにおいて、イン点からT秒ごとのフレーム画像のサムネイル(すなわち自動サムネイル)Ptを生成して、次のステップSP9に移る。
ステップSP9においてCPU20は、タッチパネル19Bを介して再度対象クリップ再生領域41から抽出クリップ表示領域42までのドラッグ操作が行われたか否かを判別する。
このステップSP9において否定結果が得られると、このことはユーザにより抽出クリップのアウト点を設定するための操作が行われていないことを意味する。このときCPU20は、再度ステップSP9に戻り、タッチパネル19Bを介して対象クリップ再生領域41から抽出クリップ表示領域42までのドラッグ操作が行われるまで待ち受ける。
一方ステップSP9において肯定結果が得られると、このことはユーザにより抽出クリップのアウト点を設定するための操作が行われたことを意味する。このときCPU20はステップSP10に移る。
ステップSP10においてCPU20は、このときの対象クリップの再生位置を抽出クリップのアウト点として設定して、ステップSP11(図9)に移る。
ステップSP11においてCPU20は、アウト点に対応するフレーム画像のサムネイル(アウト点サムネイル)Poを生成して、ステップSP12に移る。
ステップSP12においてCPU20は、イン点〜アウト点間にある自動サムネイルPtの枚数を計算して、次のステップSP13に移る。
ステップSP13においてCPU20は、動画像管理データベースから対象クリップのマーク時点のタイムコードを取得し、これに基づいて、イン点〜アウト点間にマーク時点があるか否かを判別する。
イン点〜アウト点間にマーク時点があることより、ステップSP13において肯定結果が得られると、CPU20は、ステップSP14に移る。
ステップSP14においてCPU20は、イン点〜アウト点間のマーク時点に対応するフレーム画像のサムネイル(マークサムネイル)Pmを生成し、マークサムネイルPmの枚数を計算して、次のステップSP15に移る。
ステップSP15においてCPU20は、イン点〜アウト点間にある自動サムネイルPtとマークサムネイルPmとを補完サムネイルPsとして設定する。そしてCPU20は、イン点〜アウト点間にある自動サムネイルPtの枚数とマークサムネイルPmの枚数を足すことにより補完サムネイル枚数を計算して、次のステップSP17に移る。
一方イン点〜アウト点間にマーク時点がないことより、ステップSP13において否定結果が得られるとCPU20は、マークサムネイルPmを生成せず、ステップSP16に移る。
ステップSP16においてCPU20は、イン点〜アウト点間にある自動サムネイルPtを補完サムネイルPsとして設定し、イン点〜アウト点間にある自動サムネイルPtの枚数を補完サムネイル枚数として計算して、次のステップSP17に移る。
ステップSP17においてCPU20は、抽出クリップ表示領域42に補完サムネイルPs及びアウト点サムネイルPoを時系列順に並べて表示させ、ステップSP18に移る。
ステップSP18においてCPU20は、補完サムネイル枚数はサムネイル表示可能枚数から1枚引いた数よりも多いか否かを判別する。
ステップSP18において否定結果が得られると、このことは抽出クリップ表示領域42にサムネイルPが全て表示されている、つまりアウト点サムネイルPoが表示されていることを意味し、このときCPU20は設定処理手順RT1を終了する。
一方ステップSP18において肯定結果が得られると、このことは抽出クリップ表示領域42にサムネイルPの一部しか表示されていない、つまりアウト点サムネイルPoが表示されていないことを意味し、このときCPU20はステップSP19へ移る。
ステップSP19においてCPU20は、抽出クリップ表示領域42に表示させているサムネイルPをスクロールさせてアウト点サムネイルPoを表示させ、設定処理手順RT1を終了する。
このような設定処理手順RT1により、デジタルカメラ10は、抽出クリップのイン点及びアウト点を設定するようになされている。
[1−2−5.変更処理]
ところでこのデジタルカメラ10は、上述したように抽出クリップのイン点及びアウト点を設定した後、ユーザ操作に応じて、イン点又はアウト点を変更したり、補完サムネイルPsを表示させる枚数を変更したりするようにもなされている。
以下、このイン点又はアウト点を変更したり補完サムネイルPsを表示させる枚数を変更したりする処理(以下、これを変更処理とも呼ぶ)について、詳しく説明する。
まず、イン点又はアウト点を変更する処理について説明する。例えば図10(A)に示すように、抽出クリップ表示領域42に、左から順に、イン点サムネイルPi、補完サムネイルPs1〜Ps6、アウト点サムネイルPoが表示されているとする。
ここでユーザが、イン点サムネイルPi内の位置を所定時間以上タッチし続ける操作を行ったとする。尚、このように同じ位置を所定時間以上タッチし続ける操作のことを、ホールド操作とも呼ぶ。
このときCPU20は、タッチ位置Cがイン点サムネイルPi内にあり且つ所定時間以上タッチされ続けたことを認識すると、イン点変更モードに切り替え、図10(B)に示すように、イン点サムネイルPiを浮かせたように表示させる。
これと共にCPU20は、イン点サムネイルPiを左右に移動可能なことを示すための矢印AL及びARを、イン点サムネイルPiの左右両側に表示させる。
ここでユーザが、補完サムネイルPs5内の位置まで、右方向のドラッグ操作を行ったとする。
このときCPU20は、タッチ位置Cが右に移動するのに合わせてイン点サムネイルPiを移動させ、図10(C)に示すように、イン点サムネイルPiを補完サムネイルPs5の上まで移動させる。
そしてユーザがタッチパネル19Bから指を離したとする。このときCPU20は、タッチ位置Cが補完サムネイルPs5内にあるときに指が離されたことを検知すると、補完サムネイルPs5に対応するタイムコードが新たなイン点として指定されたと認識する。
そしてCPU20は、補完サムネイルPs5に対応するタイムコードを新たなイン点として設定し、図10(D)に示すように、補完サムネイルPs5を新たなイン点サムネイルPiとし、右上にアルファベット「I」の文字を表示させる。
これと共にCPU20は、図10(E)に示すように、元のイン点サムネイルPi及び補完サムネイルPs1〜Ps4を非表示にし、新たなイン点サムネイルPi、補完サムネイルPs6、アウト点サムネイルPoを空いたスペースに移動させる。そしてCPU20は、イン点変更モードを終了する。
一方ユーザにより左方向のドラッグ操作が行われた場合、CPU20は、タッチ位置の移動距離に応じて、イン点をタイムコードの早い位置に変更するようになされている。
具体的にCPU20は、サムネイルPの横幅1枚分をT秒(例えば30秒)分として計算し、タッチ位置の移動距離がサムネイルPの横幅何枚分かに応じて、イン点を移動させる時間を決定する。そしてCPU20は、決定された時間分、イン点をタイムコードの早い位置に移動し、移動後のイン点に対応するフレーム画像のサムネイルを生成して新たなイン点サムネイルPiとして表示させる。
尚CPU20は、イン点サムネイルPiが抽出クリップ表示領域42の左端にあり、左方向へドラッグ操作が行えない場合には、タッチされ続けている時間に応じてイン点を移動させる時間を決定するようになされている。イン点サムネイルPiが抽出クリップ表示領域42の右端にある場合も同様である。
このようにCPU20は、イン点サムネイルPiに対するホールド操作が行われるとイン点変更モードに切り替える。
その後CPU20は、イン点サムネイルPi内からアウト点サムネイルPoの方(つまり右方向)に向かうドラッグ操作が行われたことを検知すると、当該ドラッグ操作に応じてイン点を現在設定されているよりもタイムコードの遅い位置に変更する。
一方CPU20は、イン点サムネイルPi内からアウト点サムネイルPoの反対の方(つまり左方向)に向かうドラッグ操作が行われたことを検知すると、当該ドラッグ操作に応じてイン点を現在設定されているよりもタイムコードの早い位置に変更する。
これによりデジタルカメラ10は、ユーザに、イン点サムネイルPiを直接触って前後に動かすような直感的な操作で、抽出クリップのイン点のタイムコードを前後に調整するよう指定させることができる。
またCPU20は、イン点の場合と同様に、アウト点サムネイルPoに対するホールド操作が行われるとアウト点変更モードに切り替える。
その後CPU20は、アウト点サムネイルPo内からイン点サムネイルPiの方(つまり左方向)に向かうドラッグ操作が行われたことを検知すると、当該ドラッグ操作に応じてアウト点を現在設定されているよりもタイムコードの早い位置に変更する。
一方CPU20は、アウト点サムネイルPo内からイン点サムネイルPiの反対の方(つまり右方向)に向かうドラッグ操作が行われたことを検知すると、当該ドラッグ操作に応じてアウト点を現在設定されているよりもタイムコードの遅い位置に変更する。
これによりデジタルカメラ10は、ユーザに、アウト点サムネイルPoを直接触って前後に動かすような直感的な操作で、抽出クリップのアウト点のタイムコードを前後に調整するよう指定させることができる。
次に、補完サムネイルPsを表示させる枚数を変更する処理について説明する。このデジタルカメラ10では、補完サムネイルPsの枚数を変更させるための操作が2種類設けられている。
まずタッチパネル19B上に指をタッチさせて軽くはらう操作(以下、これをフリック操作とも呼ぶ)による補完サムネイルPsの枚数を変更する処理について説明する。
図11(A)に示すように、抽出クリップ表示領域42に、イン点サムネイルPi及びアウト点サムネイルPoと、補完サムネイルPsとして、自動サムネイルPt1及びマークサムネイルPm1とが表示されているとする。尚、自動サムネイルPt1は、イン点からT秒(例えば30秒)後のフレーム画像のサムネイルであるとする。
ここでユーザがアウト点サムネイルPo内の位置を起点として右方向へフリック操作を行ったとする。
このときCPU20は、タッチパネル19Bを介して当該フリック操作を認識すると、補完サムネイルPsの枚数を増やすよう指示されたと認識する。そしてCPU20は、イン点からアウト点までにおいて、イン点からT秒よりも短い時間であるU秒(例えば10秒)ごとのフレーム画像の自動サムネイルPu(Pu1〜Pu5)を生成する。
そしてCPU20は、図11(B)に示すように、今まで表示させていた自動サムネイルPt1に代えて自動サムネイルPu1〜Pu5を、マークサムネイルPm1を含めて時系列順に並べて、抽出クリップ表示領域42に表示させる。
この結果、抽出クリップ表示領域42に表示される補完サムネイルPsの枚数が2枚から4枚増えて6枚となる。
一方ユーザがイン点サムネイルPi内の位置を起点として左方向へフリック操作を行った場合も、CPU20は、補完サムネイルPsの枚数を増やすよう指示されたと認識し、上述したと同様に補完サムネイルPsの枚数を増やすようになされている。
このようにCPU20は、イン点サムネイルPi又はアウト点サムネイルPoを片方から遠ざけるようなフリック操作が行われると、自動サムネイルを生成する間隔を所定量狭めることで自動サムネイルの枚数を増やし、補完サムネイルPsの枚数を増やす。
また一方で、図11(C)に示すように、抽出クリップ表示領域42に、イン点サムネイルPi及びアウト点サムネイルPoと、補完サムネイルPsとして、自動サムネイルPt1〜Pt6及びマークサムネイルPm1とが表示されているとする。尚、自動サムネイルPt1〜Pt6は、イン点からT秒(例えば30秒)ごとのフレーム画像のサムネイルであるとする。
ここでユーザがイン点サムネイルPi内の位置を起点として右方向へフリック操作を行ったとする。
このときCPU20は、タッチパネル19Bを介して当該フリック操作を認識すると、補完サムネイルPsの枚数を減らすよう指示されたと認識する。そしてCPU20は、イン点からアウト点までにおいて、イン点からT秒よりも長い時間であるW秒(例えば90秒)ごとのフレーム画像における自動サムネイルPw(Pw1)を生成する。
そしてCPU20は、図11(D)に示すように、今まで表示させていた自動サムネイルPt1〜Pt6に代えて自動サムネイルPw1を、マークサムネイルPm1を含めて時系列順に並べて、抽出クリップ表示領域42に表示させる。尚CPU20は、マークサムネイルPmの枚数は減らさないようになされている。
この結果、抽出クリップ表示領域42に表示される補完サムネイルPsの枚数が6枚から4枚減って2枚となる。
一方ユーザがアウト点サムネイルPo内の位置を起点として右方向へフリック操作を行った場合も、CPU20は、補完サムネイルPsの枚数を減らすよう指示されたと認識し、上述したと同様に補完サムネイルPsの枚数を減らすようになされている。
このようにCPU20は、イン点サムネイルPi又はアウト点サムネイルPoを片方に近づけるようなフリック操作が行われると、自動サムネイルを生成する間隔を所定量広げることで自動サムネイルの枚数を減らし、補完サムネイルPsの枚数を減らす。
次に、タッチパネル19B上に2本の指をタッチさせて指の間を縮める操作(以下、これをピンチイン操作とも呼ぶ)又は指の間を広げる操作(以下、これをピンチアウト操作とも呼ぶ)による補完サムネイルPsの枚数を変更する処理について説明する。
例えば図12(A)に示すように、ユーザから見て左側となる親指が任意のサムネイルPL上にあり、ユーザから見て右側となる人指し指が任意のサムネイルPR上にあるとする。サムネイルPL及びサムネイルPRの間には、補完サムネイルPs1〜Ps4が表示されているとする。
ここでユーザがピンチイン操作を行ったとする。するとCPU20は、ユーザの指の移動に応じて表示させる補完サムネイルPsの枚数を減らし、最終的に図12(B)に示すように、サムネイルPL及びサムネイルPRのみを表示させる。
また図12(C)に示すように、サムネイルPL及びサムネイルPRが隣同士であるとする。
ここでユーザがピンチアウト操作を行ったとする。するとCPU20は、ユーザの指の移動に応じて、図12(D)に示すように、サムネイルPL及びサムネイルPRの間の補完サムネイルPs(Ps1〜Ps4)の枚数を増やして表示させる。
このようなピンチイン操作及びピンチアウト操作による補完サムネイルPsの枚数を変更する処理について、さらに具体的に説明する。まずピンチイン操作による補完サムネイルPsの枚数を減らす処理について図13を用いて説明する。
CPU20は、図13(A)に示すように、サムネイルPL及びPRに対してユーザの2本の指がそれぞれタッチされたことを認識すると、ユーザによりサムネイルPL及びPRに対するピンチイン操作又はピンチアウト操作が開始されたと認識する。
このときユーザの親指のタッチ位置CLがサムネイルPL内にあり、人指し指のタッチ位置CRがサムネイルPR内にあるとする。尚、サムネイルPL及びサムネイルPRは同一の抽出クリップにおけるサムネイルであるとする。
また、サムネイルPLとサムネイルPRの間には、自動サムネイルPt1〜Pt4とマークサムネイルPm1〜Pm2とが、補完サムネイルPsとして時系列順に表示されているとする。具体的に左から、サムネイルPL、自動サムネイルPt1、マークサムネイルPm1、自動サムネイルPt2及びPt3、マークサムネイルPm2、自動サムネイルPt4、サムネイルPRの順で表示されているとする。
ここで、ユーザが親指をサムネイルPの横幅1枚分右側に移動させ、人差し指をサムネイルPの横幅1枚分左側に移動させたとする。
このときCPU20は、タッチ位置CLが右側に移動するのに合わせてサムネイルPLを右側に移動させ、タッチ位置CRが左側に移動するのに合わせてサムネイルPRを左側に移動させる。
またCPU20は、タッチ位置CLとタッチ位置CRの間隔が狭まったことによりピンチイン操作が行われたと認識する。
そしてCPU20は、タッチ位置CLの移動距離がサムネイルPの横幅1枚分であることに応じて、サムネイルPLの右隣1枚分のサムネイル、すなわち自動サムネイルPt1を非表示にする。
またCPU20は、タッチ位置CRの移動距離がサムネイルPの横幅1枚分であることに応じて、サムネイルPRの左隣1枚分のサムネイル、すなわち自動サムネイルPt4を非表示にする。
この結果、サムネイルPLとサムネイルPRの間に表示されている補完サムネイルPsが2枚減り、図13(B)に示すように、左から順に、マークサムネイルPm1、自動サムネイルPt2及びPt3、マークサムネイルPm2が表示されることになる。
このようにCPU20は、サムネイルPL及びサムネイルPRに対するピンチイン操作を検知すると、タッチ位置の移動距離に応じて、サムネイルPL及びサムネイルPRに近い方の補完サムネイルPsから非表示にしていく。
さらにここで、ユーザが親指をサムネイルPの横幅1枚分右側に移動させ、人差し指をサムネイルPの横幅1枚分左側に移動させたとする。
このときCPU20は、サムネイルPLの右隣のサムネイルがマークサムネイルPm1であることより、マークサムネイルPm1を非表示にせず、その右隣の自動サムネイルPt2を非表示にする。
またCPU20は、サムネイルPRの左隣のサムネイルがマークサムネイルPm2であることより、マークサムネイルPm2を非表示にせず、その左隣の自動サムネイルPt3を非表示にする。
この結果、サムネイルPLからサムネイルPRまでの間に表示されている補完サムネイルPsの枚数が2枚減り、図13(C)に示すように、左から順に、マークサムネイルPm1、マークサムネイルPm2が表示されることになる。
このようにCPU20は、表示させている補完サムネイルPsの枚数を減らす際、自動サムネイルPtをマークサムネイルPmよりも先に非表示にしていく。
さらにここで、ユーザが親指をサムネイルPの横幅半分右側に移動させ、人差し指をサムネイルPの横幅半分左側に移動させたとする。
このときCPU20は、サムネイルPLとサムネイルPRの間に表示されているサムネイルPが2枚であり、タッチ位置CL及びタッチ位置CRの移動距離が合わせてサムネイルPの横幅1枚分であることを認識すると、サムネイルPを1枚非表示にする。
ここでCPU20は、サムネイルPLからサムネイルPRまでの間にマークサムネイルPmしか表示されていないことより、CPU20は、右側にある方、つまりタイムコードが遅い方のマークサムネイルPm2を非表示にする。
この結果、サムネイルPLとサムネイルPRの間に表示されている補完サムネイルPsの枚数が1枚減り、図13(D)に示すように、マークサムネイルPm1のみが表示されることになる。
このようにCPU20は、表示させている補完サムネイルPsの枚数を減らす際、サムネイルPLとサムネイルPRの間にマークサムネイルPmのみが表示されている場合は、タイムコードの遅いマークサムネイルPmから先に非表示にしていく。
さらにここで、ユーザが親指をサムネイルPの横幅半分右側に移動させ、人差し指をサムネイルPの横幅半分左側に移動させたとする。
このときCPU20は、サムネイルPLからサムネイルPRまでの間に表示されているサムネイルPが1枚であり、タッチ位置CL及びタッチ位置CRの移動距離が合わせてサムネイルPの横幅1枚分であることを認識すると、サムネイルPを1枚非表示にする。
ここで、サムネイルPLとサムネイルPRの間にマークサムネイルPm1しか表示されていないことより、CPU20は、マークサムネイルPm1を非表示にする。
この結果、サムネイルPLとサムネイルPRの間に表示されている補完サムネイルPsの枚数が1枚減り、図13(E)に示すように、サムネイルPL及びサムネイルPRのみが表示されることになる。
因みに、サムネイルPLとサムネイルPRの間に表示されている補完サムネイルPsが0枚の状態で、サムネイルPL及びサムネイルPRに対するピンチイン操作が行われた場合は、CPU20は当該ピンチイン操作を無効であると認識する。
以上のようにCPU20は、サムネイルPL及びサムネイルPRに対するピンチイン操作を検知すると、当該ピンチイン操作に応じて、サムネイルPLとサムネイルPRの間に表示させている補完サムネイルPsの枚数を減らすようになされている。
次にピンチアウト操作による補完サムネイルPsの枚数を増やす処理について図14を用いて説明する。
CPU20は、図14(A)に示すように、サムネイルPL及びPRに対してユーザの2本の指がそれぞれタッチされたことを認識すると、ユーザによりサムネイルPL及びPRに対するピンチイン操作又はピンチアウト操作が開始されたことを認識する。
このときユーザの親指のタッチ位置CLがサムネイルPL内にあり、人差し指のタッチ位置CRがサムネイルPR内にあるとする。尚、サムネイルPL及びPRは同一抽出クリップにおけるサムネイルであるとする。
またサムネイルPLとサムネイルPRは隣同士であり、サムネイルPLとサムネイルPRの間には、他の補完サムネイルPsが表示されていないとする。
ここでユーザが親指をサムネイルPの横幅半分左側に移動させ、人差し指をサムネイルPの横幅半分右側に移動させたとする。
このときCPU20は、タッチ位置CLが左側に移動するのに合わせてサムネイルPLを左側に移動させ、タッチ位置CRが右側に移動するのに合わせてサムネイルPRを右側に移動させる。
またCPU20は、タッチ位置CLとタッチ位置CRの間隔が広がったことによりピンチアウト操作が行われたと認識する。
そしてCPU20は、タッチ位置CL及びタッチ位置CRの移動距離が合わせてサムネイルPの横幅1枚分であると認識すると、サムネイルPL及びサムネイルPRの間に新たに補完サムネイルPsが1枚表示可能であると認識する。
そしてCPU20は、記録デバイス32に保持された動画像管理データベースから、サムネイルPL〜サムネイルPR間にあるマーク時点のタイムコードを取得する。
そしてCPU20は、サムネイルPL〜サムネイルPR間にあるマーク時点の中で一番タイムコードの早いマーク時点に対応するフレーム画像のマークサムネイルPm1を、図14(B)に示すように、サムネイルPLとサムネイルPRの間に表示させる。
この結果、サムネイルPLとサムネイルPRの間に表示される補完サムネイルPsが1枚増える。
さらにここで、ユーザが親指をサムネイルPの横幅1枚分左側に移動させ、人差し指をサムネイルPの横幅1枚分右側に移動させたとする。
このときCPU20は、タッチ位置CL及びタッチ位置CRの移動距離が合わせてサムネイルPの横幅2枚分であると認識すると、サムネイルPLとサムネイルPRの間に新たに補完サムネイルPsが2枚表示可能であると認識する。
そしてCPU20は、既に表示されたマークサムネイルPm1の次にタイムコードの早いマーク時点及びその次にタイムコードの早いマーク時点の2点に対応するフレーム画像のマークサムネイルPm2及びPm3を生成する。
そしてCPU20は、図14(C)に示すように、これらのマークサムネイルPm2及びPm3を既に表示させているマークサムネイルPm1と共に時系列順に並べて表示させる。
この結果、サムネイルPLとサムネイルPRの間に表示される補完サムネイルPsが1枚から3枚に増える。
このようにCPU20は、サムネイルPL及びサムネイルPRに対するピンチアウト操作を検知すると、タッチ位置の移動距離に応じて表示可能な補完サムネイルPsの枚数を計算し、その枚数分マークサムネイルPmを表示させる。
さらにここで、ユーザが親指をサムネイルPの横幅半分左側に移動させ、人差し指をサムネイルPの横幅半分右側に移動させたとする。
このときCPU20は、タッチ位置CL及びタッチ位置CRの移動距離が合わせてサムネイルPの横幅1枚分であると認識すると、サムネイルPLからサムネイルPRまでの間に新たにサムネイルPが1枚表示可能であると認識する。
ここでサムネイルPLからサムネイルPRまでの全てのマーク時点に対応するマークサムネイルPm(Pm1〜Pm3)が既に表示されているとする。
この場合CPU20は、サムネイルPLからS秒(例えば15秒)後のフレーム画像の自動サムネイルPt1を生成し、図14(D)に示すように、これを既に表示させているマークサムネイルPmと共に時系列順に並べて表示させる。尚CPU20は、このS秒をサムネイルPL及びサムネイルPR間の時間よりも短い時間に設定する。
この結果、サムネイルPLとサムネイルPRの間に表示される補完サムネイルPsが3枚から4枚に増える。
さらにここで、ユーザが親指をサムネイルPの横幅1枚分左側に移動させ、人差し指をサムネイルPの横幅1枚分右側に移動させたとする。
このときCPU20は、タッチ位置CL及びタッチ位置CRの移動距離が合わせてサムネイルPの横幅2枚分であると認識すると、サムネイルPLからサムネイルPRまでの間に新たにサムネイルPが2枚表示可能であると認識する。
そしてCPU20は、既に表示させている自動サムネイルPt1からS秒後の自動サムネイルPt2と、自動サムネイルPt2からS秒後の自動サムネイルPt3を生成する。
そしてCPU20は、図14(E)に示すように、自動サムネイルPt2及び自動サムネイルPt3を、既に表示させている自動サムネイルPt1、マークサムネイルPm1〜Pm3と共に時系列順に並べて表示させる。
この結果、サムネイルPLとサムネイルPRの間に表示される補完サムネイルPsが4枚から6枚に増える。
このようにCPU20は、表示させる補完サムネイルPsの枚数を増やす際、サムネイルPL及びサムネイルPR間のマークサムネイルPmが全て表示されている場合は、サムネイルPLに対応するフレーム画像からS秒ごとのフレーム画像のサムネイルをタイムコードの早い順に表示させる。
以上のようにCPU20は、サムネイルPL及びサムネイルPRに対するピンチアウト操作を検知すると、当該ピンチアウト操作に応じて、サムネイルPLとサムネイルPRの間に表示させている補完サムネイルPsの枚数を増やすようになされている。
[1−2−6.変更処理手順]
次に、上述した変更処理における動作処理手順(以下、これを変更処理手順とも呼ぶ)RT2を、図15を用いて説明する。この変更処理手順RT2は、デジタルカメラ10のCPU20が、プログラムROM21に格納されたプログラムに従って実行する処理手順である。
CPU20は、抽出クリップのイン点及びアウト点を設定すると、所定周期ごとに変更処理手順RT2を実行するようになされている。
CPU20は、変更処理手順RT2を開始するとステップSP101に移り、タッチパネル19Bを介して、ユーザの指がタッチパネル19Bにタッチされたか否かを判別する。
このステップSP101において否定結果が得られると、このことはユーザによりタッチパネル19Bに対する操作が行われていないことを意味し、このときCPU20は、変更処理手順RT2を終了する。
一方ステップSP101において肯定結果が得られると、このことはユーザによりタッチパネル19Bに対する操作が行われたことを意味し、このときCPU20は、ステップSP102に移る。
ステップSP102においてCPU20は、タッチ位置が抽出クリップ表示領域42に表示されているサムネイルP内にあるか否かを判別する。
このステップSP102において否定結果が得られると、このことは、ユーザにより補完サムネイルPsの枚数を変更するための操作もしくはイン点又はアウト点を変更するための操作が行われていないことを意味する。このときCPU20は、変更処理手順RT2を終了する。
一方ステップSP102において肯定結果が得られると、このときCPU20はステップSP103に移る。
ステップSP103においてCPU20は、タッチ位置が2点あるか否かを判別する。このステップSP103において肯定結果が得られると、このことは、2本の指がタッチパネル19Bに接触した、つまりユーザによりピンチイン操作又はピンチアウト操作が行われたことを意味する。このときCPU20はステップSP104に移る。
ステップSP104においてCPU20は、同一の抽出クリップのイン点サムネイルPi〜アウト点サムネイルPo間に2点のタッチ位置があるか否かを判別する。
このステップSP104において否定結果が得られると、このことは、ピンチイン操作又はピンチアウト操作が同一の抽出クリップ内のサムネイルPに対する操作ではなく、補完サムネイルPsの枚数を変更できないことを意味する。このときCPU20は、変更処理手順RT2を終了する。
一方ステップSP104において肯定結果が得られると、このことは、ピンチイン操作又はピンチアウト操作が同一の抽出クリップ内のサムネイルPに対する操作であることを意味し、このときCPU20はステップSP105に移る。
ステップSP105においてCPU20は、ピンチイン操作又はピンチアウト操作に応じて抽出クリップ表示領域42に表示させる補完サムネイルPsの枚数を変更し、変更処理手順RT2を終了する。
一方タッチ位置が1点であることより、ステップSP103において否定結果が得られると、このことは、1本の指がタッチパネル19Bに接触していることを意味し、このときCPU20はステップSP106に移る。
ステップSP106においてCPU20は、ユーザ操作の起点がイン点サムネイルPi又はアウト点サムネイルPo内であるか否かを判別する。
このステップSP106で否定結果が得られると、このことは、ユーザにより補完サムネイルPsの枚数を変更するための操作もしくはイン点又はアウト点を変更するための操作が行われていないことを意味する。このときCPU20は、変更処理手順RT2を終了する。
一方ステップSP106で肯定結果が得られると、CPU20はステップSP107に移る。ステップSP107においてCPU20は、ユーザ操作がホールド操作であるか否かを判別する。具体的にCPU20は、タッチ位置が移動せず所定時間以上タッチされ続けたことを認識すると、ホールド操作であると判別する。
ユーザ操作がホールド操作であることより、このステップSP107で肯定結果が得られると、このことは、イン点サムネイルPi又はアウト点サムネイルPoに対するホールド操作が行われたことを意味し、このときCPU20は、ステップSP108に移る。
ステップSP108においてCPU20は、イン点変更モード又はアウト点変更モードに切り替え、ドラッグ操作に応じて抽出クリップのイン点又はアウト点を変更し、変更処理手順RT2を終了する。
一方ユーザ操作がホールド操作ではないことより、ステップSP107で否定結果が得られると、このことは、ユーザ操作がイン点サムネイルPi又はアウト点サムネイルPoに対するフリック操作であることを意味する。このときCPU20はステップSP109に移る。
ステップSP109においてCPU20は、フリック操作に応じて抽出クリップ表示領域42に表示させている補完サムネイルPsの枚数を変更し、変更処理手順RT2を終了する。
このような変更処理手順RT2により、デジタルカメラ10は、ユーザ操作に応じて、イン点又はアウト点を変更したり、補完サムネイルPsを表示させる枚数を変更したりするようになされている。
[1−2−7.動作及び効果]
以上の構成において、デジタルカメラ10のCPU20は、ユーザによりタッチパネル19Bを介して対象クリップが選択されると、対象クリップを再生して液晶ディスプレイ19Aの対象クリップ表示領域41に表示させる。
そしてCPU20は、対象クリップ表示領域41から抽出クリップ表示領域42までのドラッグ操作をジェスチャ操作として検知すると、当該ドラッグ操作を検知した時点の対象クリップの再生位置を、対象クリップから抽出する抽出クリップのイン点(開始時点)として設定する。
その後CPU20は、再び対象クリップ表示領域41から抽出クリップ表示領域42までのドラッグ操作をジェスチャ操作として検知すると、当該ドラッグ操作を検知した時点の対象クリップの再生位置を、抽出クリップのアウト点(終了時点)として設定する。
これによりデジタルカメラ10は、ユーザに、液晶ディスプレイ19Aに表示された対象クリップに直接触る感覚のジェスチャ操作で、ジェスチャ操作を行った時点の対象クリップの再生位置を抽出クリップのイン点又はアウト点として指定させることができる。
またこれによりデジタルカメラ10は、ユーザに、同一のジェスチャ操作で抽出クリップのイン点及びアウト点を指定させることができるので、ユーザ操作を簡易にすることができる。
またCPU20は、抽出クリップのイン点を設定すると、イン点に対応するフレーム画像を抽出して、当該フレーム画像のサムネイル(イン点サムネイル)Piを生成し、液晶ディスプレイ19Aに表示させる。
これと共にCPU20は、イン点から所定間隔ごとのフレーム画像を抽出して、当該フレーム画像のサムネイル(自動サムネイル)Ptを生成し、RAM22に記憶する。
その後CPU20は、抽出クリップのアウト点を設定すると、アウト点に対応するフレーム画像を抽出して、当該フレーム画像のサムネイル(アウト点サムネイル)Poを生成する。
そしてCPU20は、イン点及びアウト点間の自動サムネイルPtをRAM22から読み出し、これをイン点サムネイルPi及びアウト点サムネイルPoと共に時系列順に並べて液晶ディスプレイ19Aに表示させる。
これによりデジタルカメラ10は、ユーザに、抽出クリップ内のフレーム画像を時系列順に確認させることができるので、例えば所望の動画像が抽出クリップ内にあるかどうかなど、抽出クリップの内容を一目で確認させることができる。この結果デジタルカメラ10は、抽出クリップを再生しなくても、ユーザに抽出クリップの内容を確認させることができるので、効率的に作業を行わせることができる。
さらにCPU20は、抽出クリップのアウト点を設定すると、イン点〜アウト点間にユーザによりマークボタン17が押下されたマーク時点がある場合には、イン点〜アウト点間にあるマーク時点のタイムコードを動画像管理データベースから取得する。
そしてCPU20は、イン点〜アウト点間にあるマーク時点に対応するフレーム画像のサムネイル(マークサムネイル)Pmを生成する。そしてCPU20は、マークサムネイルPmを、イン点サムネイルPi、自動サムネイルPt、アウト点サムネイルPoと共に時系列順に並べて液晶ディスプレイ19Aに表示させる。
これによりデジタルカメラ10は、ユーザが撮影時にマークボタン17を押下した時点、つまりユーザが撮影時に注目していた時点のフレーム画像を確認させることができるので、抽出クリップの内容を一段と確認させやすくすることができる。
さらにCPU20は、液晶ディスプレイ19Aに表示させている2枚のサムネイルPに対するピンチアウト操作をジェスチャ操作として検知すると、当該ピンチアウト操作に応じて、2枚のサムネイルP間に表示させる補完サムネイルPsの枚数を増やす。
これによりデジタルカメラ10は、ユーザに、2枚のサムネイルPの表示間隔を広げるような直感的なジェスチャ操作で、これらの間に表示させる補完サムネイルPsの枚数を増やすよう指示させることができる。
またこれによりデジタルカメラ10は、例えば補完サムネイルPsの枚数が少なくて抽出クリップの内容がわかりにくいとユーザが感じた場合にユーザに補完サムネイルPsの枚数を増やすよう指示させて、抽出クリップの内容をわかりやすくさせることができる。
さらにCPU20は、液晶ディスプレイ19Aに表示させている2枚のサムネイルPに対するピンチイン操作をジェスチャ操作として検知すると、当該ピンチイン操作に応じて、2枚のサムネイルPの間に表示させている補完サムネイルPsの枚数を減らす。
これによりデジタルカメラ10は、ユーザに、2枚のサムネイルPの表示間隔を狭めるような直感的なジェスチャ操作で、これらの間に表示させる補完サムネイルPsの枚数を減らすよう指示させることができる。
またこれによりデジタルカメラ10は、例えば補完サムネイルPsの枚数が多すぎて見にくいとユーザが感じた場合にユーザに補完サムネイルPsの枚数を減らすよう指示させて、ユーザの所望に応じて抽出クリップの内容を確認させることができる。
さらにCPU20は、イン点サムネイルPi又はアウト点サムネイルPoを起点としたドラッグ操作をジェスチャ操作として検知すると、当該ドラッグ操作に応じてイン点又はアウト点を前後に変更する。
これによりデジタルカメラ10は、ユーザに、イン点サムネイルPi又はアウト点サムネイルPoの表示位置を変化させるような直感的なジェスチャ操作で、抽出クリップのイン点又はアウト点を前後に変更するよう指定させることができる。
以上の構成によれば、デジタルカメラ10は、対象クリップ表示領域41に対するジェスチャ操作を検知すると、当該ジェスチャ操作を検知した時点の対象クリップの再生位置を抽出クリップのイン点又はアウト点として設定するようにした。
これによりデジタルカメラ10は、ユーザに、液晶ディスプレイ19Aに表示された対象クリップに直接触る感覚のジェスチャ操作で、ジェスチャ操作を行った時点の対象クリップの再生位置を抽出クリップのイン点又はアウト点として指定させることができる。かくしてデジタルカメラ10は、一段と直感的に操作を行わせることができ、操作性を一段と向上することができる。
<2.他の実施形態>
[2−1.他の実施の形態1]
尚、上述した実施の形態では、CPU20は、対象クリップ再生領域41から抽出クリップ表示領域42までのドラッグ操作をジェスチャ操作として検知すると、抽出クリップのイン点又はアウト点を設定するようにした。
これに限らず、対象クリップ再生領域41に対するジェスチャ操作であればこの他種々のジェスチャ操作に応じて、イン点又はアウト点を設定するようにしてもよい。
例えば、対象クリップ再生領域41内で円を描くようなドラッグ操作に応じてイン点又はアウト点を設定するようにしてもよい。
この場合、例えば図16(A)に示すように、ユーザにより対象クリップ再生領域41内で円を描くようなドラッグ操作が行われたとする。
するとCPU20は、ユーザにより現時点の対象クリップの再生位置が抽出クリップのイン点として指定されたと認識し、この再生位置をイン点として設定すると共に、図16(B)に示すように、イン点サムネイルPiを抽出クリップ表示領域42に表示させる。
このように抽出クリップのイン点を設定した後、図16(C)に示すように、再度ユーザにより対象クリップ再生領域41内で円を描くようなドラッグ操作が行われたとする。
するとCPU20は、ユーザにより現時点の対象クリップの再生位置が抽出クリップのアウト点として指定されたと認識し、この再生位置をアウト点として設定する。これと共に、CPU20は、図16(D)に示すように、補完サムネイルPsとアウト点サムネイルPoとを時系列順に並べて抽出クリップ表示領域42に表示させる。
またこれに限らず、イン点を設定するためのジェスチャ操作とアウト点を設定するためのジェスチャ操作とを別々のジェスチャ操作とするようにしてもよい。
[2−2.他の実施の形態2]
また上述した実施の形態では、CPU20は、補完サムネイル枚数が多くサムネイルPを全て表示できない場合、イン点サムネイルPi及び補完サムネイルPsをスクロールさせ、アウト点サムネイルPoを表示させるようにした。
これに限らずCPU20は、例えば補完サムネイルPsを重ねて束にして表示させ、アウト点サムネイルPoを表示させるようにしてもよい。
例えば図17(A)に示すように、抽出クリップ表示領域42はサムネイルPが8枚分表示できる大きさの領域であったとする。そして、左端にイン点サムネイルPiが表示されており、サムネイル表示可能枚数が残り7枚であったとする。
このときCPU20は、アウト点を設定して補完サムネイルPsを9枚生成した場合、補完サムネイルPs1から時系列順に補完サムネイルPsを表示させると、補完サムネイルPs7までしか表示できず、アウト点サムネイルPoを表示することができない。
そこでCPU20は、サムネイル表示可能枚数から1枚引いた数よりも補完サムネイル枚数の方が多いことを判別すると、図17(B)に示すように、補完サムネイルPsを重ねて束にした補完サムネイル束PsMを表示させる。
因みに補完サムネイル束PsMは、横幅が例えばサムネイルPの1.2枚分であるため、CPU20は、サムネイル表示可能枚数が7枚であっても、補完サムネイル束PsMの隣にアウト点サムネイルPoを表示させることができる。これによりCPU20は、アウト点を設定した際にユーザにアウト点サムネイルPoを確認させることができる。
そして図18(A)に示すように、連続した2回のタップ操作(これをダブルタップ操作とも呼ぶ)が補完サムネイル束PsMに対して行われると、CPU20は、補完サムネイル束PsMを崩し、補完サムネイルPsを左から右に時系列順に並べて表示させる。これによりCPU20は、ユーザに補完サムネイルPsを確認させることもできる。
またこれに限らず、図18(B)に示すように、補完サムネイル束PsMに対してフリック操作が行われると、CPU20は、補完サムネイル束PsMを崩すようにして、補完サムネイルPsを左から右に時系列順に並べて表示させてもよい。
またこれに限らず、図18(C)に示すように、ホールド操作が補完サムネイル束PsMに対して行われている間のみ、CPU20は、補完サムネイル束PsMを崩すようにして、補完サムネイルPsを並べて表示させてもよい。
この場合、イン点サムネイルPi及びアウト点サムネイルPoの表示位置を変えず、補完サムネイルPsを下から上に向かって時系列順に並べて表示させるようにしてもよい。
[2−3.他の実施の形態3]
さらに上述した実施の形態では、デジタルカメラ10が撮影した動画像を編集対象とし、編集対象の動画像から抽出する部分のイン点及びアウト点を設定して、当該部分を抽出するようにした。
これに限らず、例えばテレビジョン放送の動画像など、この他種々の動画像を編集対象とし、編集対象の動画像から抽出する部分のイン点及びアウト点を設定して、当該部分を抽出するようにしてもよい。
[2−4.他の実施の形態4]
さらに上述した実施の形態では、CPU20は、イン点から所定時間T秒ごとの時点のフレーム画像を抽出して、補完サムネイルPsとして抽出クリップ表示領域42に表示させるようにした。
これに限らず、CPU20は、イン点〜アウト点間に含まれるフレーム画像であれば、この他任意のフレーム画像を抽出して、補完サムネイルPsとして抽出クリップ表示領域42に表示させるようにしてもよい。
[2−5.他の実施の形態5]
さらに上述した実施の形態では、CPU20は、ユーザにより対象クリップの撮影時にマークボタン17が押下されたマーク時点に対応するフレーム画像のサムネイル(マークサムネイル)Pmを補完サムネイルPsとして表示させるようにした。
これに限らずCPU20は、注目すべき時点(以下、これを注目時点とも呼ぶ)として対象クリップに設定されている時点であれば、この他種々の時点に対応するフレーム画像のサムネイルを補完サムネイルPsとして表示させるようにしてもよい。
例えば、音声が共に記録された動画像を編集する際に、音声レベルが所定レベル以上となった時点に対応するフレーム画像のサムネイルを補完サムネイルPsとして表示させるようにしてもよい。
この場合、例えば音声レベルが所定レベル以上となった時点のタイムコードがメタ情報として動画像データに付加されて記録されているなど、音声レベルが所定レベル以上となった時点が注目時点として動画像に設定されているとする。
またこれに限らず、例えばテレビジョン放送を録画した動画像を編集する際に、CM(Commercial Message)の開始時点及び終了時点に対応するフレーム画像のサムネイルを補完サムネイルPsとして表示させるようにしてもよい。この場合、CMの開始時点及び終了時点が注目時点として動画像に設定されているとする。
またこれに限らず、動画像を撮影したカメラがパンやチルトなどの首振り動作を行った時点など画面が切り替わった時点に対応するフレーム画像のサムネイルを補完サムネイルPsとして表示させるようにしてもよい。この場合、画面が切り替わった時点が注目時点として動画像に設定されているとする。
[2−6.他の実施の形態6]
さらに上述した実施の形態では、CPU20は、自動サムネイルPtとマークサムネイルPmとを補完サムネイルPsとして抽出クリップ表示領域42に表示させるようにした。これに限らず、CPU20は、マークサムネイルPmのみを補完サムネイルPsとして表示させるようにしてもよいし、自動サムネイルPtのみを補完サムネイルPsとして表示させるようにしてもよい。
[2−7.他の実施の形態7]
さらに上述した実施の形態では、イン点サムネイルPi又はアウト点サムネイルPoを片方から遠ざける又は近づけるようなフリック操作が行われると、自動サムネイルを生成する間隔を所定量変化させることで、自動サムネイルの枚数を変化させた。
これに限らず、CPU20は、フリック操作の大きさ(例えばフリック操作においてタッチ位置が移動した距離や、タッチ位置の移動速度など)に応じて自動サムネイルを生成する間隔を変化させるようにしてもよい。例えばCPU20は、フリック操作が大きい場合は、自動サムネイルを生成する間隔を変化させる量を大きくするようにし、フリック操作が小さい場合は、自動サムネイルを生成する間隔を変化させる量を小さくするようにする。
[2−8.他の実施の形態8]
さらに上述した実施の形態では、2枚のサムネイルPL及びPRに対するピンチイン操作が行われると、当該サムネイルPL及びPRに近い補完サムネイルPsから非表示にして、当該サムネイルPL及びPRの間に表示させている補完サムネイルPsの枚数を減らすようにした。
これに限らずCPU20は、2枚のサムネイルPL及びPRに対するピンチイン操作が行われた際、この他種々の規則に従って当該サムネイルPL及びPRの間に表示させている補完サムネイルPsの枚数を減らすようにしてもよい。
例えばCPU20は、2枚のサムネイルPL及びPR間に表示させている補完サムネイルPsを間引くように1枚おきに非表示にして補完サムネイルPsの枚数を減らすようにしてもよい。
[2−9.他の実施の形態9]
さらに上述した実施の形態では、2枚のサムネイルPL及びPRに対するピンチアウト操作が行われると、当該サムネイルPLから所定時間S秒ごとの自動サムネイルPtを表示させて補完サムネイルPsの枚数を増やすようにした。
これに限らずCPU20は、2枚のサムネイルPL及びPRに対するピンチアウト操作が行われた際、この他種々の規則に従って当該2枚のサムネイルPL及びPR間に含まれるフレーム画像のサムネイルを表示させ、補完サムネイルPsの枚数を増やすようにしてもよい。
例えばCPU20は、ピンチアウト操作が行われたら2枚のサムネイルPL及びPR間の真ん中の時点に対応する自動サムネイルPt1を表示させる。そしてCPU20は、さらにピンチアウト操作が行われたら、サムネイルPL及び自動サムネイルPt1間の真ん中の時点に対応する自動サムネイルPt2と、自動サムネイルPt1とサムネイルPR間の真ん中の時点に対応する自動サムネイルPt3を表示させる。
このようにCPU20は、ピンチアウト操作が行われたら、2枚のサムネイルPL及びPRと、当該サムネイルPL及びPR間に表示されている自動サムネイルPtとの真ん中の時点に対応する自動サムネイルPtを表示させていくようにしてもよい。
[2−10.他の実施の形態10]
さらに上述した実施の形態では、CPU20は、抽出クリップに含まれるフレーム画像の縮小画像であるサムネイルPを生成して液晶ディスプレイ19Aに表示させるようにした。
これに限らず、抽出クリップに含まれるフレーム画像を縮小させずに液晶ディスプレイ19Aに表示させるようにしてもよいし、抽出クリップに含まれるフレーム画像をこの他種々の大きさで液晶ディスプレイ19Aに表示させるようにしてもよい。
[2―11.他の実施の形態11]
さらに上述した第1の実施の形態では、タッチパネル19Bに対して指がタッチされた位置の動きを液晶ディスプレイ19Aの表示面に対するジェスチャ操作として検知するようにした。
これに限らず、例えば鉛筆、棒、専用のタッチペンなど、この他種々の指示物の動きを液晶ディスプレイ19Aの表示面に対するジェスチャ操作として検知するようにしてもよい。
[2−12.他の実施の形態12]
さらに上述した第1の実施の形態では、設定処理手順RT1及び変更処理手順RT2を実行するためのプログラムをプログラムROM21に記憶しておくようにした。
これに限らず、これらのプログラムを例えばメモリカードなどの所定の記録媒体に記録しておき、CPU20がこのプログラムを記録媒体から読み出して実行するようにしてもよい。また、CPU20がこのプログラムをインターネット上の所定のサーバからダウンロードして記録デバイス32にインストールするようにしてもよい。
[2−13.他の実施の形態13]
さらに上述した第1の実施の形態では、表示デバイス19として、液晶ディスプレイ19Aと静電容量方式のタッチパネル19Bとをデジタルカメラ10に設けるようにした。
これに限らず、液晶ディスプレイ19A及びタッチパネル19Bの代わりにタッチパネル機能を内蔵する液晶ディスプレイをデジタルカメラ10に設けるようにしてもよい。
またこれに限らず、抵抗膜方式や光センサ方式のタッチパネル等、この他種々の方式でなるタッチパネルをデジタルカメラ10に設けるようにしてもよい。
また液晶ディスプレイ19Aについても、これに限らず、EL(Electroluminescence display)ディスプレイ等、この他種々のディスプレイを用いるようにしてもよい。
[2−14.他の実施の形態14]
さらに上述した第1の実施の形態では、編集装置としてのデジタルカメラ10に、制御部2、検知部3、設定部4としてのCPU20と、検知部3としてのタッチパネル19Bとを設けるようにした。
これに限らず、同様の機能を有するのであれば、上述した各機能部を、他の種々のハードウェア又はソフトウェアにより構成するようにしてもよい。例えば、制御部2、検知部3、設定部4のそれぞれを個別のハードウェアで実現するようにしてもよい。
また同様の構成を有する編集装置であれば、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)など、この他種々の編集装置に本発明を適用するようにしてもよい。
[2−15.他の実施の形態15]
さらに、本発明は、上述した第1の実施の形態とここまで説明した他の実施の形態1乃至14とに限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した第1の実施の形態とここまで説明した他の実施の形態1乃至14の一部または全部を任意に組み合わせた形態、もしくは一部を抽出した形態も適用範囲とする。例えば、上述した他の実施の形態1と他の実施の形態2とを組み合わせるようにしてもよい。
本発明の編集装置、編集方法及び編集プログラムは、例えばデジタルカメラ等で広く利用することができる。
1……編集装置、2……制御部、3……検知部、4……設定部、5……表示部、10……デジタルカメラ、19A……液晶ディスプレイ、19B……タッチパネル、20……CPU。

Claims (6)

  1. 動画像を再生して表示部の動画像表示領域に表示させる制御部と、
    上記表示部の表示面に対するジェスチャ操作を検知する検知部と、
    上記表示部の動画像表示領域に対するジェスチャ操作を上記検知部が検知すると、検知した時点の上記動画像の再生位置を、上記動画像から抽出する部分の開始時点又は終了時点として設定する設定部と
    を具え
    上記制御部は、
    上記動画像に含まれる上記開始時点のフレーム画像及び上記終了時点のフレーム画像と、上記動画像の上記開始時点及び上記終了時点間に含まれるフレーム画像のうち一枚以上のフレーム画像とを時系列順に並べて上記表示部に表示させ、
    さらに上記制御部は、
    上記表示部に表示させているフレーム画像のうちの2枚のフレーム画像の表示間隔を変化させるようなジェスチャ操作を上記検知部が検知すると、当該ジェスチャ操作に応じて、上記動画像の当該2枚のフレーム画像間に含まれるフレーム画像のうち上記表示部に表示させるフレーム画像の枚数を変化させ
    編集装置。
  2. 上記設定部は、
    上記表示部の動画像表示領域に対するジェスチャ操作を上記検知部が検知すると、検知した時点の上記動画像の再生位置を上記開始時点として設定し、再度同一のジェスチャ操作を上記検知部が検知すると、検知した時点の上記動画像の再生位置を上記終了時点として設定する
    請求項1に記載の編集装置。
  3. 上記制御部は、
    上記開始時点及び上記終了時点間に注目すべき時点である注目時点が設定されている場合、当該注目時点のフレーム画像を上記開始時点のフレーム画像及び上記終了時点のフレーム画像と共に時系列順に並べて上記表示部に表示させる
    請求項に記載の編集装置。
  4. 上記設定部は、
    上記開始時点のフレーム画像又は上記終了時点のフレーム画像の表示位置を変化させるようなジェスチャ操作を上記検知部が検知すると、当該ジェスチャ操作に応じて上記開始時点又は上記終了時点を変更する
    請求項に記載の編集装置。
  5. 制御部が、動画像を再生して表示部の動画像表示領域に表示させ、
    設定部が、検知部により上記表示部の動画像表示領域に対するジェスチャ操作が検知されると、検知された時点の上記動画像の再生位置を、上記動画像から抽出する部分の開始時点又は終了時点として設定し、
    さらに上記制御部が、上記動画像に含まれる上記開始時点のフレーム画像及び上記終了時点のフレーム画像と、上記動画像の上記開始時点及び上記終了時点間に含まれるフレーム画像のうち一枚以上のフレーム画像とを時系列順に並べて上記表示部に表示させ、上記表示部に表示させているフレーム画像のうちの2枚のフレーム画像の表示間隔を変化させるようなジェスチャ操作を上記検知部が検知すると、当該ジェスチャ操作に応じて、上記動画像の当該2枚のフレーム画像間に含まれるフレーム画像のうち上記表示部に表示させるフレーム画像の枚数を変化させ
    編集方法。
  6. コンピュータに、
    制御部が、動画像を再生して表示部の動画像表示領域に表示させるステップと、
    検知部が、上記表示部の動画像表示領域に対するジェスチャ操作を検知するステップと、
    設定部が、上記ジェスチャ操作を上記検知部が検知した時点の上記動画像の再生位置を、上記動画像から抽出する部分の開始時点又は終了時点として設定するステップと
    上記制御部が、上記動画像に含まれる上記開始時点のフレーム画像及び上記終了時点のフレーム画像と、上記動画像の上記開始時点及び上記終了時点間に含まれるフレーム画像のうち一枚以上のフレーム画像とを時系列順に並べて上記表示部に表示させるステップと、
    上記制御部が、上記表示部に表示させているフレーム画像のうちの2枚のフレーム画像の表示間隔を変化させるようなジェスチャ操作を上記検知部が検知すると、当該ジェスチャ操作に応じて、上記動画像の当該2枚のフレーム画像間に含まれるフレーム画像のうち上記表示部に表示させるフレーム画像の枚数を変化させるステップと
    を実行させるための編集プログラム。
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