JP5202773B1 - ブック型収納ボックス - Google Patents

ブック型収納ボックス Download PDF

Info

Publication number
JP5202773B1
JP5202773B1 JP2013004904A JP2013004904A JP5202773B1 JP 5202773 B1 JP5202773 B1 JP 5202773B1 JP 2013004904 A JP2013004904 A JP 2013004904A JP 2013004904 A JP2013004904 A JP 2013004904A JP 5202773 B1 JP5202773 B1 JP 5202773B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
portrait
storage box
frame
back cover
cover portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013004904A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014136328A (ja
Inventor
ケイ 松井
Original Assignee
株式会社ファースト・プレイス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ファースト・プレイス filed Critical 株式会社ファースト・プレイス
Priority to JP2013004904A priority Critical patent/JP5202773B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5202773B1 publication Critical patent/JP5202773B1/ja
Publication of JP2014136328A publication Critical patent/JP2014136328A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)

Abstract

【課題】肖像と結びつけられた相応しい装飾が内外面に施され、特に表表紙部の開いた状態でも肖像とともにその装飾が視認可能なブック型収納ボックスを提供すること。
【解決手段】ブック型収納ボックスは、表表紙部と、背表紙部と、裏表紙部とを備え、前記裏表紙部に前記背表紙部の厚さ寸法を略高さ寸法とする枠状の収納部を付設し、該枠状の内壁部には肖像用額縁を前記裏表紙部と略平行面に係止させて収納するための段差部が設けられ、前記係止された肖像用額縁と前記収納部と前記裏表紙部とにより形成される収納空間に前記肖像用額縁の肖像により特定される個人に係わる被収納体を収納可能で、前記枠状の収納部の領域は前記裏表紙部及び前記表表紙部の大きさよりも一回り以上小さく形成され、前記表表紙部と、前記背表紙部と、前記裏表紙部とは、それぞれ板状体の芯材の両面に、前記肖像により特定される個人の身の回り品の生地を含む複数の被覆部材が被覆され、前記複数の被覆部材は、カラー及びファッションの少なくともいずれかの観点からコーディネイトされて配置され、前記表表紙部を閉じた状態で前記芯材に被覆された自収納ボックス外面側の前記被覆部材を展示し、前記表表紙部を開いた状態で収納された前記肖像用額縁の前記肖像とともに前記芯材に被覆された自収納ボックス内面側の前記被覆部材を展示することを特徴とするブック型収納ボックス。
【選択図】図1

Description

本発明は、肖像用額縁等を収納可能で肖像により特定される個人の身の回り品の生地等により装飾されたブック型収納ボックスに関する。
従来、遺影写真用額縁は、使用時以外は段ボール等に収納して運搬・保管・陳列がなされていた。遺影写真用額縁の使用時に用いられる立設用のスタンドは遺影写真用額縁の箱体には収納されず別途用意され、遺影用の元写真やその故人に関連するスナップ写真等は遺影写真用額縁とは別に保管されていた。このように、遺影写真用額縁に関連する物の管理がやや煩雑となっていた。そのため、造花をあしらうことが可能な遺影写真用額縁を小物とともに収納可能な箱体が提案されている(特許文献1参照)。
また、心の豊かさを求めて旅する人々に対して、その思い出に、より付加価値をつけて、楽しかった旅の思い出をリアルに残し得るようにしたり、簡単に写真を挿入・取替え可能とし、思い出を記録・録画等した記憶媒体や、旅行雑誌等を、簡単に、確実に収納可能とすべく、表表紙、背表紙、裏表紙を高級感を演出するために革製としつつ、アルバムや小物等を収納可能な収納ボックスが提案されている(特許文献2参照)。
特許第4997055号公報 特開2005−178343号公報
しかしながら、遺影写真は、遺族が慌ただしく用意したものも多く、ありあわせの写真を適当に見繕って採用しているものや、集合写真から故人を大きく引き伸ばしたものや、相当に若い頃のもの、そして遺影写真には不適切な服装のものもあり、顔の表情も怖い・暗いものも少なからずある。また、写真サイズもサイズが大きくなると価格も高くなる反面、家に持ち帰って飾るのには大きすぎる場合もある。
また、遺影写真を本来的な故人を偲ばせるものとして仏壇に飾っても、顔の表情が怖い・暗いもの等は後世に残す故人の生きた証としては寂しい限りである。
また、写真等の収納ボックスの表表紙、背表紙、裏表紙を高級感を演出するために単に革製とすることのみでは、後世に残す大切な写真等の持つイメージと合致しにくい。
むしろ、写真等の収納ボックスもその肖像により特定される個人の自身の人生の記録、記憶、記念、絆、気持ちと結びついた装飾が施されることが望ましい場合も多い。
すなわち、肖像により特定される個人の身の回り品である思い出の服や愛用・お気に入りの服など(例えば、洋服、和服、帯、スカーフ、ハンカチ、スーツ、ジャケット・ワイシャツ・ネクタイ、鞄。)の生地等をカラー・コンサルタントやファッション・コンサルタント等がその服などを活かし、その人の個性に合わせてコーディネイトして、その生地を見ただけでその人を思い出すような装飾に仕上げる。また、収納ボックスに収納される肖像もその人の人生が感じ取れるような最高の笑顔や、自分自身が元気になれる表情等のものとし、自分自身の人生を見つめ直したり、身近にいる人を見つめ直したり、亡くなった人を思い出すきっかけにもなる大事なものを望む人々も少なからす存在していた。
さらに、従来の技術では、特定の個人の身の回り品の生地等を利用して、閉じた状態のみでなく、開いた状態でも視認可能に収納ボックスの内部に収納されたその個人の肖像とともにその個人と結びつけられた相応しい装飾が収納ボックスの内面側にも施されている収納ボックスを実現することは困難であった。
本発明の目的は、肖像と結びつけられた相応しい装飾が内外面に施され、特に表表紙部の開いた状態でも肖像とともにその装飾が視認可能なブック型収納ボックスを提供することにある。
本発明のブック型収納ボックスは、
表表紙部と、背表紙部と、裏表紙部とを備え、
前記裏表紙部に前記背表紙部の厚さ寸法を略高さ寸法とする枠状の収納部を付設し、該枠状の内壁部には肖像用額縁を前記裏表紙部と略平行面に係止させて収納するための段差部が設けられ、
前記係止された肖像用額縁と前記収納部と前記裏表紙部とにより形成される収納空間に前記肖像用額縁の肖像により特定される個人に係わる被収納体を収納可能で、
前記枠状の収納部の領域は前記裏表紙部及び前記表表紙部の大きさよりも一回り以上小さく形成され、
前記表表紙部と、前記背表紙部と、前記裏表紙部とは、それぞれ板状体の芯材の両面に、前記肖像により特定される個人の身の回り品の生地を含む複数の被覆部材が被覆され、
前記複数の被覆部材は、カラー及びファッションの少なくともいずれかの観点からコーディネイトされて配置され、
前記表表紙部を閉じた状態で前記芯材に被覆された自収納ボックス外面側の前記被覆部材を展示し、前記表表紙部を開いた状態で収納された前記肖像用額縁の前記肖像とともに前記芯材に被覆された自収納ボックス内面側の前記被覆部材を展示することを特徴とする。
このように構成することにより、肖像と結びつけられた相応しい装飾が内外面に施され、特に表表紙部の開いた状態でも肖像とともにその内面側の装飾が視認可能となる。
さらに、枠状の収納部の領域は裏表紙部及び表表紙部の大きさよりも一回り以上小さく形成されるので、被覆部材の被覆・貼着が容易となり、デザイン性も高くなり、外観的にも被覆部材の装飾効果が発揮される。
さらに、カラースタイリスト・ファッションスタイリスト等が、複数の被覆部材について、カラー及びファッションの少なくともいずれかの観点からコーディネイトして、適切なバランスで被覆部材を配置するので、世界に一つだけの本人の個性にマッチした収納ボックスを実現できる。
さらに、肖像により特定される個人に係わる被収納体としての小物(例えば、差替え用のA4サイズ等の肖像、小さいサイズの肖像、写真館では困難な自然な笑顔や声も忘れないようにすることに役立つDVD、形見となるような指輪等の高価な貴金属類、手帳、メガネ等)も肖像と併せてブック型収納ボックスに収納して保存・残すことができる。
さらに、ブック型であるので寝かせた状態のみでなく、立たせた状態で置いておくことができるので、例えば、リビングにお洒落な感覚で存置しておくことができる。
さらに、ブック型であるので、肖像を見られたくない場合やいつも肖像に見られていると感じることが負担である場合等は表表紙部を閉じた状態で存置しておくことができ、利用シーンに応じた態様がフレキシブルに実現可能となる。
また、本発明のブック型収納ボックスは、前記係止された肖像用額縁と前記収納部との間に前記裏表紙部の芯材に被覆された自収納ボックス内面側の前記被覆部材を展示するための隙間が形成されていてもよい。
このように構成することにより、細部のお洒落を楽しむデザインが実現可能となる。
また、本発明のブック型収納ボックスは、前記表表紙部が開閉可能に前記背表紙部と連結されるように前記被覆部材の少なくとも一部は前記表表紙部の芯材と前記背表紙部の芯材とにわたっていてもよい。
このように構成することにより、蝶番等の特別な機構を用いることなく、被覆部材により表表紙部のスムーズな開閉動作が容易に可能となる。
また、本発明のブック型収納ボックスは、
前記枠状の収納部は、木材からなることであってもよい。
このように構成することにより、温もりいっぱいの材質により、製作過程における生地等が貼り合わせし易い等の利点も得ることができる。
本発明によれば、肖像と結びつけられた相応しい装飾が内外面に施され、特に表表紙部の開いた状態でも肖像とともにその装飾が視認可能なブック型収納ボックスを提供することができる。
本発明の実施の形態におけるブック型収納ボックスの全体図である。 本発明の実施の形態におけるブック型収納ボックスの他の全体図である。 本発明の実施の形態におけるブック型収納ボックスの断面図である。 本発明の実施の形態におけるブック型収納ボックスの使用状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、本実施の形態のブック型収納ボックスBは、略長方形の板状体の表表紙部10と、略長方形の板状体の背表紙部20と、略長方形(表表紙部10と対となる形状)の板状体の裏表紙部30を備えて構成されている。収納される肖像60はここでは縦向A4サイズ(縦297mm×横210mm)であるのでこのサイズを収納可能に対応した大きさに構成されている。これらの構成の詳細は図3を参照して後述する。
裏表紙部30には背表紙部20の厚さ寸法(図1の寝かせた状態での表裏表紙間の上下方向の幅寸法をいい、ここでは略8cmである。)と略一致する高さ寸法である矩形枠状の収納部40の下端面が糊や接着剤等で取り付けられている。収納部40の矩形枠状により形成される領域は裏表紙部30(及び表表紙部10)の大きさよりも一回り以上小さく形成されている。本実施の形態では4辺それぞれにおいて略1cmの差がある。このように一回り以上小さく形成されることで、後述する被覆部材の被覆・貼着などが容易となり、またデザイン性も高くなり、外観的にも表表紙部10を開いた状態での被覆部材の装飾効果がより発揮され易くなっている。
また、収納部40の矩形枠状の内壁部には段差部40aが収納部40の高さ寸法よりも小さい高さ寸法の略長方形の板状体部材等により、収納部40の背表紙部20と平行面をなす一対の内壁部に添設、又はその板状体部材等の下端面が糊や接着剤等で裏表紙部30に取り付けられている。もちろん収納部40と段差部40aが一体的に形成されていてもよい。段差部40aは、肖像60を格納した肖像用額縁50を裏表紙部30と略平行面に安定的に係止させて収納可能な構造であれば、形状・材質・数量等は特に限定されない。
また、収納部40の材質は好適には木材であり、他の材質に木目調のシート等が被覆されることであってもよい。木材であることにより、加工が容易であるのみでなく、職人等による丁寧な作業により高級感を醸し出すことも可能であり、特に看者に温もりを感じさせることができる。もちろんクールな印象等を持たせるために金属や樹脂その他の任意の材料が用いられてもよい。
また、矩形枠状の収納部40の上端面(ここでは背表紙側辺と対向辺を3等分する位置に2個)に、磁石42が埋設されている。表表紙部10に埋設されている磁石12と相俟って表表紙部10の閉状態を固定して保持することができる。なお、磁石12と磁石42のいずれかが鉄などの強磁性体であっても同様の役割を果たすことができる。
段差部40aに係止された肖像用額縁50と、収納部40と、裏表紙部30とにより形成される収納空間に肖像60により特定される個人(以下、「X氏」という。)に係わる被収納体としての小物70が収納され(図2も参照)、保存・残すことができる。
小物70としては、例えば、差替え用のA4サイズ等のX氏の肖像、小さいサイズのX氏の肖像、写真館では困難な自然な笑顔や声も収録可能なX氏の動画DVD、形見となるようなX氏所有の指輪等の高価な貴金属類、X氏の通帳・手帳等、X氏のメガネ・サングラス等であるがこれらに限定されない。このような形見となるような貴金属類、手帳、メガネ等を写真立とともに棚に並べて展示・保管することなく、これらの小物も肖像60とともに一つのブック型収納ボックスBに収納できるので便利である。一方、ブック型収納ボックスBの収納スペースは限定されているので、捨て難い小物が多い中でも残すべきものを厳選して取捨選択できるというメリットも生じ得る。
肖像用額縁50は、A4サイズの肖像60を格納する矩形フレーム(枠)であり、ここでは木製としている。したがって収納部40の材質と調和して美観を生ずる。額縁自体の構成は周知のものであり、額縁自体には対向する背板とともに肖像60の前面部を視認可能に挟持する樹脂製の透明板51が嵌め込まれている。
また、段差部40aに係止された肖像用額縁50の係止状態を解除して取り外すための手指による摘み部52がフレーム上辺中央部に設けられている。肖像用額縁50は、ブック型収納ボックスBに脱着可能で容易に肖像60の差し替えを行うこともでき利便性が高められている。摘み部52は、その機能を果たす限りどのような形状・材質であってもよいが、例えば、X氏の洋服のボタン等が用いられると、よりその他の装飾と調和が図られる。肖像用額縁50は、両面に肖像60を格納して展示することが可能な構成であってもよく、この場合、シチュエーションに応じた肖像60を両面から適宜選択することができる。
また、肖像用額縁50の上端面(ここでは下辺中央部近傍)に、X氏の名前・イニシャル等の文字53が印刷、刻印等により入れられる。
さらに、肖像用額縁50は、段差部40aに係止された状態で、収納部40との間に1〜数mmの隙間を生じる形状であるため、当該隙間から裏表紙部30に被覆された被覆部材を視認させる展示が可能となり、細部のデザインにまで拘ったブック型収納ボックスBを実現することができる。
肖像60は、例えば、肖像写真(デジタルフォトを含む)、肖像画(似顔絵・イラスト等)である。肖像用額縁50に格納される、肖像60の代替として、特定の個人を表象するデジタル動画、証書、文字(氏名など)等が広く適用可能である。また、風景写真・風景画等が両面格納可能な額縁の裏面に格納されていてもよい。肖像サイズは好適にはA4サイズであるが、それ以外のサイズ・形状であってももちろんよい。
図3の断面図を参照すると、表表紙部10と、背表紙部20と、裏表紙部30とは、それぞれ板状体(ここでは、薄合板とする。)の芯材1、2、3の両面に、X氏の身の回り品の生地を含む複数の被覆部材11、101、102、31が被覆されている。
身の回り品とは、例えば、洋服、和服、帯、スカーフ、ハンカチ、スーツ、ジャケット・ワイシャツ・ネクタイ、鞄などである。生地には革なども含まれる。生地の厚さ寸法は縫製や貼着等の際の便宜のため薄すぎず、厚すぎずのものが好適である。思い出の服や愛用・お気に入りの服などは高価なものも多く、一般に生地も上質であるので、装飾用には最適であり、また、ブランドの図柄等が一層の装飾的効果を奏したり、手触りや耐久性の点からも好ましい。
被覆部材は、生地に取り付けられているボタン・カフス等がそのまま付された状態を含む概念である。
芯材1、2、3の各芯材の両面にわたって被覆したり、複数の芯材にわたって被覆することであってもよい。また、複数の被覆部材が重なっていてもよい。なお、必ずしも芯材1、2、3の両面のすべての領域が被覆されていることでなくてよい。
複数の被覆部材(1種の服などからなる被覆部材であってもよい。)が縫製されたり、芯材に糊や接着剤等で貼付されることであってもよい。縫製等による袋状やブックカバー状で被覆することであってもよい。
芯材と被覆部材の間に衝撃を緩衝するためのクッション部材等を介装してもよい。
複数の被覆部材11、101、102、31は、カラー及びファッションの少なくともいずれかの観点からカラー・コンサルタントやファッション・コンサルタント等の専門家の知識・経験に基づいた知見からX氏の個性に相応しくコーディネイトされて適切な大きさ・位置に配置されている。例えば、あえて裏地を見せるようにデザインされてもよい。
本実施の形態のブック型収納ボックスBにおける、カラー及びコーディネイト方法は、一例として、従来の、洋服、生地、素材、デザイン、色といった、単に色やもの同士の組み合わせでは表現することが困難な、人をイメージすることができるカラーコーディネイトを中心とした装飾効果を目的としている。
すなわち、パーソナルカラー・コンサルタントというイメージ表現の専門家の特質的な知識と理解によって選び出された、肖像により特定される個人に調和する色や、個人の個性を表現できる色を、適切にカラーコーディネイトし、配置できるパーソナルカラー・コンサルタントの専門技術により実現可能となる。
また、本実施の形態のブック型収納ボックスBに、肖像により特定される個人の身の回り品である、思い出の服や愛用・お気に入りの服など複数のものから、最適なものを的確に選び、コーディネイトするために、パーソナルカラー・コンサルタントの個人の似合う色の選定や、着装と同じく人と色の調和を図るという全体の感性実現が必要となる。
さらに、パーソナルカラー・コンサルタントが行う、個人の身体的な要素の把握や、個人の職業、性格、趣味、生活、仕事への意識、環境、またワードローブなどのパーソナルな情報も把握して、その人の個性を、カラー及びコーディネイトで正確に表現できる専門知識と経験が、肖像と結びつくブック型収納ボックスBの色選びやコーディネイト、装飾効果に発揮されている。
このような専門家の知識と経験に基づいた知見から、本実施の形態のブック型収納ボックスBそのものが肖像により特定される個人と結びつき、その人を思い出したり、その人の人生を感じ取れるブック型収納ボックスBを可能にし、個人の記憶、記録、記念、気持ち、絆を表現したものとして、未来や後世に継ぐ、大事な思い出のブック型収納ボックスBの役割を果たすことができる。
上述したように、パーソナルカラー・コンサルタントの色の選定と、個性を表現するコーディネイト法によって、一人一人のために作られた、世界に一つの特別なブック型収納ボックスBの提供が可能となる。
以下、さらにパーソナルカラー・コンサルタントのカラーコーディネイト法について詳述する。
パーソナルカラー・コンサルタントが行うカラーアドバイスは、人が生まれながらに持っているボディカラー、すなわち肌の色、瞳の色、髪の色に最も調和する色を選び出し、その似合う色を基本軸としたカラーコーディネイトの提案を行う。
肌の色は、何種類にも分類することができるが、基調となっている色があり、その色は瞳や、髪の色といったボディカラーと共通した特徴を持っている。パーソナルカラーでは、その基調色をベースカラー又は、アンダートーンという。
パーソナルカラーでは、すべての色を、イエローベース又は、ブルーベースの特徴で分類する。
パーソナルカラー分析の色分類は、ベースカラーの違いにより、イエローベースとブルーベースの2つのグループに分類したものを、さらに明暗感や彩度感の印象で、2つに分類し、合計4つの色のグループに分類している。
(1)イエローベースのディープカラーのグループ
暖色系、中〜低明度、中低彩度、中間色、暗清色の色が多く、深みのある色が特徴のグループ。
(2)イエローベースのブライトカラーのグループ
暖色系で高明度、高彩度、純色、明清色の色が多く、鮮やかで明るく、軽やかで澄んだ色が特徴のグループ。
(3)ブルーベースのビビットカラーのグループ
寒色系で高明度と低明度、高彩度と低彩度、純色、明清色の色が多く、澄んだ色が特徴のグループ。
(4)ブルーベースのソフトカラーのグループ
寒色系、中〜高明度、中〜低彩度、中間色、明清色の色が多く、白やグレーがかったような色が特徴のグループ。
本実施の形態のブック型収納ボックスBには、本発明者であるパーソナルカラー・コンサルタントによる、経験、実績、データ、創意を加えた総合評価と鋭意検討の結果、数種類の色の分類方法から選び出された、4種類法を基本に、カラー及びコーディネイトや装飾効果が活用されている。
このような、パーソナルカラー・コンサルタントの専門知識と技術により、人と色の調和や、色による最高の印象を演出する方法をカラーコーディネイトや個人のイメージ表現にトータルで活用することで本実施の形態のブック型収納ボックスBを提供することができる。
なお、既知の他のカラー及びコーディネイト方法が適用されることであってもよい。
また、被覆部材101と被覆部材102は、表表紙部10が開閉可能となるようなゆとり(余裕)部分を持ちつつ、背表紙部20と連結されるように、芯材1と芯材2とにわたって被覆し、少なくとも一部が芯材1と芯材2とに糊や接着剤等により容易に剥離しないよう貼付されている。表表紙部10が開く角度は、少なくとも収納された肖像用額縁50の肖像60とともにブック型収納ボックスBの装飾として認識可能に内面側の被覆部材を展示することが可能な角度である。好適には180度程度である。なお、表表紙部10が開閉可能となるように芯材1と芯材2とに蝶番機構が設けられてもよい。
次に、上述した構成のブック型収納ボックスBの製作方法の一例について詳細に説明する。材質等は理解の容易のため必要に応じて限定して説明する。
まず、木工職人等が、ブック型収納ボックスBの芯材1、2、3や収納部40、さらに肖像用額縁50などを木材から丁寧に加工して形成する。
収納部40は、4枚の板材の両端面をそれぞれ45度の角度に切り落とし、接着剤等で接合して四隅が90度の長方形の枠体を形成することであってもよい。
また、芯材2と芯材3の互いに接する面を45度の角度に切り落とし、接着剤等で接合して90度をなすように位置させる。
一方、X氏は、X氏の身の回り品である洋服などを複数用意する。
そして、上記の複数の洋服などをカラー・コンサルタントやファッション・コンサルタント等の専門家のもとに持参する。なお、X氏本人が来訪して対面で行う代わりに、肖像用額縁50に格納されるX氏の肖像60を予め用意して洋服などと共に郵送してもらうことであってもよい。これは写真館等で撮影したものであっても、従来から持っているスナップ写真であってもどのようなものであってもよい。肖像はその人の人生が感じ取れるような最高の笑顔や、自分自身が元気になれる肖像が好適である。
カラー・コンサルタントやファッション・コンサルタント等の専門家は、知識・経験に基づいた知見から用意された上記の複数の洋服などからブック型収納ボックスBの芯材1、2、3の被覆部材としてX氏の個性に相応しいコーディネイトを考え、決定する。この際、ヒアリング等がなされてもよい。
そして、上記のコーディネイトに従って、縫製職人等が、ブック型収納ボックスBの芯材1、2、3や収納部40の大きさに合わせて、複数の洋服などを必要な適切な大きさに切り出し、それぞれ適切な位置に配置する。厚めの洋服の生地を芯地としても、別途、芯地となる生地等を用いてもよい。その芯地に洋服の生地、ポケット、ボタンなどをデザインされた位置に縫い付ける。すなわち、心を込めて被覆部材を芯材に丁寧に縫製したり、貼付したりして仕上げる。洋服の生地などが薄すぎたり、厚すぎたりすると被覆が困難となるので所望の厚さ寸法であることが好適である。
できあがった被覆部材を芯材2、芯材3、芯材1の順にそれぞれの外面側に糊や接着剤等で貼り付け、芯材を包むように仕上げていく。
そのとき、被覆部材101と被覆部材102は、表表紙部10が開閉可能となるようなゆとり(余裕)部分を持ちつつ、背表紙部20と連結されるように、芯材1と芯材2とにわたって被覆し、少なくとも一部が芯材1と芯材2とに糊や接着剤等により容易に剥離しないよう貼付される。その他の被覆部材11、31も繋ぎ合わされて袋状として芯材1、2、3を被覆して糊や接着剤等により芯材に貼付される。
さらに、収納部40の内側の4面に被覆部材41をそれぞれ糊や接着剤等により容易に剥離しないよう貼付する。
そして収納部40をネジ及び糊や接着剤等を用いて背表紙部20に接合する。
その状態で、芯材3と芯材1のそれぞれの内面側にそれぞれの被覆部材を糊や接着剤等で貼り付け、ブック型収納ボックスBが完成する。
なお、製作手順は上記の工程に限定されず、適宜順序等を変更してもよい。
次に、上述した構成のブック型収納ボックスBの使用方法について詳細に説明する。
図4(a)、(b)に示すように、ブック型収納ボックスBの表表紙部10を閉じた状態でブック型収納ボックスBの外観として認識可能に被覆部材を展示する。収納部40の上端面の磁石42と表表紙部10の磁石12とが相俟って表表紙部10の閉状態を固定して保持する。
図4(a)、(b)はブック型としてリビング等の所定の載置台に立てた状態(縦長)を示すが、図1〜図3に示すように、寝かせた状態(横型)であってもよい。立てた状態で保管可能であるのでインテリアに調和したデザイン性を備える外観形態を実現できる。
表表紙部10を閉じた状態であっても、被覆部材としての洋服等の生地等を見ただけでX氏であることが分かったりするほど、特定の個人と結びついた外観デザインの収納ボックスを提供できる。
そして、肖像を見られたくない場合やいつも肖像に見られていると感じることが負担である場合等は表表紙部10を閉じた状態で存置しておくことができ、利用シーンに応じた態様がフレキシブルに実現可能となる。
また、図4(c)に示すように、ブック型収納ボックスBの表表紙部10を開いた状態で、収納された肖像用額縁50の肖像60とともにブック型収納ボックスBの装飾として認識可能に内面側の被覆部材を展示することもできる。収納部40の上端面の磁石42と表表紙部10の磁石12とによる表表紙部10の閉状態の固定を解除して開状態とする。
肖像と結びつけられた相応しい装飾がブック型収納ボックスBの内面側にも施されているので、開いた状態で収納されたX氏の肖像とともに被覆部材としての洋服等の生地等を見ただけでX氏であることが分かったりするほど、特定の個人と結びついた装飾デザインの収納ボックスを提供できる。
もちろん、このときブック型収納ボックスBの外観として認識可能に外面側の被覆部材も展示している。
また、枠状の収納部40の領域は裏表紙部30の大きさよりも一回り以上小さく形成されるので、デザイン性も高くなり、見た目としても裏表紙部30の被覆部材により収納部40を縁取るような装飾効果が発揮される。
また、肖像用額縁50は、段差部40aに係止された状態で、収納部40との間に1〜数mmの隙間を生じる形状であるため、当該隙間から裏表紙部30に被覆された被覆部材を視認させる展示も可能となり、細部にお洒落なデザインが施されたブック型収納ボックスBを実現することができる。
また、肖像用額縁50に、X氏の名前・イニシャル等の文字53が印刷されており、デザイン性とともに看者に対してX氏の印象をより強くする効果を奏する。
このような職人の手による世界に一つだけのブック型収納ボックスBは、看者にとって、自分自身の人生を見つめ直したり、身近にいる人を見つめ直したり、亡くなった人を思い出すきっかけとして大事な愛着のわくものとなる。
さらに、ブック型収納ボックスBの表表紙部10を開いた状態で、肖像用額縁50の摘み部52を手指により摘まんで引き出し、肖像用額縁50をブック型収納ボックスBから外して、小物70を収納したり、取り出したりできる。これにより差替え用のX氏の肖像を取り出して容易に肖像60の差し替えを行うこともできる。また、X氏の動画DVD、形見となるようなX氏所有の高価な貴金属類なども収納・取出しが可能となる。
このような、ブック型収納ボックスBは、人生の祝い事や、人生の節目にふさわしい贈り物として、誕生祝、成人祝、結婚祝、還暦祝、終活のエンディングにも最適であり、自分自身の人生の軌跡を見つめ直し、過去、現在、未来につなぐ、後世に残したい自分自身ともなる。ブック型収納ボックスBを所有することで、お守りのように明日からの元気、未来への安心も得ることができる。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、各構成部分の大きさや位置・数・形状を含む種々の変更が加えられて実施されてよい。
B ブック型収納ボックス
1、2、3 芯材
10 表表紙部
20 背表紙部
30 裏表紙部
40 収納部
40a 段差部
50 肖像用額縁
60 肖像
70 小物
11、101、102、31 被覆部材

Claims (4)

  1. 表表紙部と、背表紙部と、裏表紙部とを備え、
    前記裏表紙部に前記背表紙部の厚さ寸法を略高さ寸法とする枠状の収納部を付設し、該枠状の内壁部には肖像用額縁を前記裏表紙部と略平行面に係止させて収納するための段差部が設けられ、
    前記係止された肖像用額縁と前記収納部と前記裏表紙部とにより形成される収納空間に前記肖像用額縁の肖像により特定される個人に係わる被収納体を収納可能で、
    前記枠状の収納部の領域は前記裏表紙部及び前記表表紙部の大きさよりも一回り以上小さく形成され、
    前記表表紙部と、前記背表紙部と、前記裏表紙部とは、それぞれ板状体の芯材の両面に、前記肖像により特定される個人の身の回り品の生地を含む複数の被覆部材が被覆され、
    前記複数の被覆部材は、カラー及びファッションの少なくともいずれかの観点からコーディネイトされて配置され、
    前記表表紙部を閉じた状態で前記芯材に被覆された自収納ボックス外面側の前記被覆部材を展示し、前記表表紙部を開いた状態で収納された前記肖像用額縁の前記肖像とともに前記芯材に被覆された自収納ボックス内面側の前記被覆部材を展示することを特徴とすることを特徴とするブック型収納ボックス。
  2. 前記係止された肖像用額縁と前記収納部との間に前記裏表紙部の芯材に被覆された自収納ボックス内面側の前記被覆部材を展示するための隙間が形成されることを特徴とする請求項1に記載のブック型収納ボックス。
  3. 前記表表紙部が開閉可能に前記背表紙部と連結されるように前記被覆部材の少なくとも一部は前記表表紙部の芯材と前記背表紙部の芯材とにわたることを特徴とする請求項1又は2に記載のブック型収納ボックス。
  4. 前記枠状の収納部は、木材からなることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のブック型収納ボックス。
JP2013004904A 2013-01-15 2013-01-15 ブック型収納ボックス Expired - Fee Related JP5202773B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013004904A JP5202773B1 (ja) 2013-01-15 2013-01-15 ブック型収納ボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013004904A JP5202773B1 (ja) 2013-01-15 2013-01-15 ブック型収納ボックス

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013024394A Division JP5230856B1 (ja) 2013-02-12 2013-02-12 収納体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5202773B1 true JP5202773B1 (ja) 2013-06-05
JP2014136328A JP2014136328A (ja) 2014-07-28

Family

ID=48713015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013004904A Expired - Fee Related JP5202773B1 (ja) 2013-01-15 2013-01-15 ブック型収納ボックス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5202773B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7174455B1 (ja) 2021-10-08 2022-11-17 株式会社Takt-Japan 遺産相続手続きに必要な書類が収納されている相続用ファイルの使用方法

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54130525U (ja) * 1978-02-28 1979-09-10
JP3014228U (ja) * 1995-02-01 1995-08-08 和人 外園 遺影用額縁
JP3032801U (ja) * 1996-06-24 1997-01-17 満 竹下 携帯用軽量ボックス
JPH0947342A (ja) * 1995-08-10 1997-02-18 Oka Kogei:Kk
JP2000014504A (ja) * 1998-06-29 2000-01-18 Hakuundo:Kk 装身具ケース
JP3093980U (ja) * 2002-11-12 2003-05-23 株式会社レック アルバム用額
JP2004313507A (ja) * 2003-04-17 2004-11-11 Naosato Yamashita 額縁
JP2005178343A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Hirokazu Kikuchi アルバムとその収納ボックス
JP3126268U (ja) * 2006-08-08 2006-10-19 株式会社共栄商興 額縁用の飾り枠
JP3158909U (ja) * 2010-02-08 2010-04-22 有限会社マグヒット 結婚式用収納ボックス
JP4997055B2 (ja) * 2007-10-04 2012-08-08 株式会社みづま 遺影写真用額縁の箱体収納構造

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54130525U (ja) * 1978-02-28 1979-09-10
JP3014228U (ja) * 1995-02-01 1995-08-08 和人 外園 遺影用額縁
JPH0947342A (ja) * 1995-08-10 1997-02-18 Oka Kogei:Kk
JP3032801U (ja) * 1996-06-24 1997-01-17 満 竹下 携帯用軽量ボックス
JP2000014504A (ja) * 1998-06-29 2000-01-18 Hakuundo:Kk 装身具ケース
JP3093980U (ja) * 2002-11-12 2003-05-23 株式会社レック アルバム用額
JP2004313507A (ja) * 2003-04-17 2004-11-11 Naosato Yamashita 額縁
JP2005178343A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Hirokazu Kikuchi アルバムとその収納ボックス
JP3126268U (ja) * 2006-08-08 2006-10-19 株式会社共栄商興 額縁用の飾り枠
JP4997055B2 (ja) * 2007-10-04 2012-08-08 株式会社みづま 遺影写真用額縁の箱体収納構造
JP3158909U (ja) * 2010-02-08 2010-04-22 有限会社マグヒット 結婚式用収納ボックス

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7174455B1 (ja) 2021-10-08 2022-11-17 株式会社Takt-Japan 遺産相続手続きに必要な書類が収納されている相続用ファイルの使用方法
JP2023056675A (ja) * 2021-10-08 2023-04-20 株式会社Takt-Japan 遺産相続手続きに必要な書類が収納されている相続用ファイルの使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014136328A (ja) 2014-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Batchen Ere the substance fade
Mustafa Portraits of modernity: fashioning selves in Dakarois popular photography
Bolton et al. China: through the looking glass
Elderfield et al. Cézanne portraits
Goggin et al. Women and the material culture of death
JP5202773B1 (ja) ブック型収納ボックス
De Young Fashion in European art: dress and identity, politics and the body, 1775-1925
JP5230856B1 (ja) 収納体
Rabinovitch-Fox Fabricating black modernity: Fashion and African American womanhood during the first great migration
Bryden All dressed up: Revivalism and the fashion for Arthur in Victorian culture
Söll Pollock in Vogue: American fashion and Avant-garde Art in Cecil Beaton's 1951 photographs
Lysack Aesthetic consumption and the cultural production of Michael Field's Sight and Song
Demerdash The Fabric of Diaspora: Memory, Portraiture, and Empowerment in the Quilts of Bisa Butler
Jones et al. Hats: an anthology
Steiner An AntHroPoLoGy oF cLockS in tHe HiStory oF PHotoGrAPHy
Katz et al. Warhol & Mapplethorpe: Guise & Dolls
Buck Bodies of Work in the ancien régime: The Costumes Grotesques by Nicolas I de Larmessin
Perich The Changing Face of Portrait Photography: From Daguerreotype to Digital
Kjellmer Indra’s Daughter and the modernist body: Costume and the fashioned body as scenography in A Dream Play (1915–18)
Bruś Sir Cecil Beaton and the Art of Modern Façade
Takkharani Fashion Mood Board Design of Sportswear Using Photomontage Technique
Semler Robert Herrick, the human figure, and the English mannerist aesthetic
Avcioğlu et al. Vanmour in America: The “Dressed Pictures” from the Jerome Irving Smith Collection
Galitz How to Read Portraits
Crowley The role of mourning dress for widows between 1910-1920

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5202773

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees