JP5199992B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置による実際の撮影画像に基づいて、撮影画角外の画像を撮影画角内の画像で補間し、仮想的なカメラ位置から撮像したかのような仮想視点画像を生成する画像処理装置に関する。
ある位置に置かれたカメラによる撮影画像を基に、実際にはカメラが置かれていない仮想的な視点位置で撮像したような仮想視点画像(仮想画像ともいう)を生成する技術は、スポーツ中継や医療、教育、通信会議システムなど様々な分野への応用が期待されている。これは、ある物体を様々な角度から見てみたいという欲求に対し、本来であればそれぞれの角度に設置すべきカメラの台数が減らせるというメリットのためである。
この仮想視点画像を生成する際、例えば、仮想カメラ位置が実際のカメラ位置より被写体から遠ざかる位置にある場合、仮想カメラの画角内には、実際のカメラの撮影画角外に相当する部分があるので、その部分について何らかの方法で補間する必要がある。
特許文献1に開示の技術では、撮影画角外領域には当該撮影画角外領域に隣接する撮影画角の背景の画像を拡張して補うことにより、背景が不自然になることを防ぐようにしている。
特開2000−57350号公報
しかしながら、例えば、図18のように、実際のカメラの画角内と画角外の境界線Bに対して垂直に交わらない線Lで構成される壁Wや道Rを含む撮影画角内の画像I200に基づいて、特許文献1の画像補間法を用いて、撮影画角外の領域A200を補間して仮想視点画像I201を作成すると、線Lが境界線Bで折れ曲がったように補間され違和感のある画像となってしまう。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、撮影画角内領域と撮影画角外領域の境界線に対して垂直に交わらない線を含む実際の撮影画像に基づいて撮影画角外領域を補間して仮想視点画像を作成する際に、違和感のない仮想視点画像を作成できる画像処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明にかかる画像処理装置は、実際に撮影した撮像画像と撮像装置の仮想撮像位置に基づいて、当該位置で撮影した場合の仮想画像を作成する際、該仮想画像に含まれる前記撮像画像の撮影時の画角内の画像を用いて、前記画角外となる領域の画像を作成する画像処理装置であって、前記仮想画像に含まれる前記画角内の画像の端辺となる前記画角内の画像領域と前記画角外の画像領域の境界線上に端部が位置する直線に近似可能な点群を検出する点群検出部と、前記点群が検出された場合、当該点群の近傍の画像を用いて、前記境界線の外側へ該点群により近似される直線方向に延出する線画像を補間作成する画角外領域補間部と、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる画像処理装置は、前記画角外領域補間部が、前記画角外の画像領域における前記境界線と平行な1画素幅の領域を抽出し、該抽出した領域について、当該領域の長さに合わせて前記撮影画像の前記境界線上の1画素幅の画像を拡大または縮小させた画像の画素値を用いて補間を行い前記線画像を補間作成することを特徴とする。
本発明にかかる画像処理装置は、前記画角外領域補間部が、前記拡大または縮小の割合を前記検出された点群で近似される線の傾きに基づき算出することを特徴とする。
本発明にかかる画像処理装置は、前記画角外領域補間部が、前記撮影画像中の前記境界線に向けての輝度勾配、色相勾配及び/又は彩度勾配が、前記画角外領域にまで連続するように前記線画像の補間作成を行うことを特徴とする。
本発明にかかる画像処理装置は、前記撮影画像が、被写体までの距離を画素値で表した距離画像と、被写体の通常の撮影画像と、を含み、前記点群検出部が、前記距離画像及び/又は前記通常の撮影画像を用いて前記点群を検出することを特徴とする。
本発明の画像処理装置によれば、違和感のない仮想視点画像を生成することができる。
画角外領域を示す図である。 本発明に係る画像処理装置の構成例を示すブロック図である。 直線近似可能なエッジ点群を検出する技術に関わるハフ変換を説明する図である。 本発明により得られる仮想視点画像を示す図である。 本発明による画角外領域の補間例を説明する図である。 本発明による画角外領域の他の補間例を説明する図である。 本発明による画角外領域の別の補間例を説明する図である。 本発明による画角外領域の別の補間例を説明する図である。 本発明による画角外領域の別の補間例を説明する図である。 本発明による画角外領域の別の補間例を説明する図である。 本発明による画角外領域の別の補間例を説明する図である。 本発明による画角外領域の別の補間例を説明する図である。 画角内領域画像における境界線上の画像の拡大・縮小の割合を算出する方法の一例を説明する図である。 画角内領域画像における境界線上の画像の拡大・縮小の割合を算出する方法の一例を説明する図である。 本発明による画角外領域の別の補間例を説明する図である。 本発明による画角外領域の別の補間例を説明する図である。 本発明による画角外領域の別の補間例を説明する図である。 従来の課題を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
はじめに図1を用いて、本発明における「画角内領域」と「画角外領域」の説明をする。
図1のカメラ位置(x、y、z)は、実際のカメラや仮想的なカメラの位置を示す座標で、図1(B)の画像AAが得られるときのカメラ中心を原点とする。x軸は水平方向、y軸は垂直方向、z軸はカメラ光軸方向とする。z軸の値が正の方向に大きくなるとカメラ位置は被写体に近付く方向へ移動し、負の方向に大きくなるとカメラ位置は被写体から遠ざかる方向へ移動する。x軸の値が正の方向に大きくなるとカメラ位置は右側へ移動し、負の方向に大きくなるとカメラ位置は左側へ移動する。y軸の値が正の方向に大きくなるとカメラ位置は上へ移動し、負の方向に大きくなると下へ移動する。
図1(B)の画像AAを実際のカメラで撮影された画像とする。図1の画像AAを基に、仮想カメラ位置が実際のカメラより被写体に近い場合の仮想視点画像を作成すると図1(A)の画像ABのようなものとなり、遠い場合の仮想視点画像を作成すると図1(C)の画像ACのようなものになる。図1(C)の画像ACでは、実際の撮影時の画角内に相当する部分AC1と、画角外に相当する部分AC2とがある。本明細書では、実際の撮影時の画角内に相当する部分の領域を「画角内領域」といい、画角外に相当する部分の領域を「画角外領域」という。本発明の画像処理装置が作成する仮想視点画像のうち、画角内領域については、実際の撮影画像を射影変換等で変換した画像を用い、画角外領域については、仮想視点画像が不自然なものとならないよう以下のように補間を行う。
なお、撮影画像データベースがある場合は、撮影画像データベース中のどの画像データにおいても画角外となっている領域のことを、画角外領域という。撮影画像データベースとは、例えば、複数視点からの撮影画像、被写体の3次元形状や撮影画像と奥行情報の組み合わせなど、仮想視点画像生成手法に合わせて適切なデータが格納されるものである。
図2は、本発明に係る画像処理装置の構成例を示すブロック図である。
図2の画像処理装置1は、後述の画角内領域画像生成部2からの入力に基づいて、画角外領域を補間して仮想視点画像を出力するもので、点群検出部1aと画角外領域補間部1bと、を備える。
画角内領域画像生成部2は、実際に撮影した画像データと当該画像データを撮影した実際のカメラ位置の奥行情報を含む入力データと、仮想カメラ位置を平面座標で示す仮想視点位置情報と、に基づいて、仮想視点画像のうちの画角内領域画像を生成する。なお、本例では、仮想カメラ位置は実際のカメラ位置に対する相対位置としている。
画角内領域画像の生成には、例えば、射影変換が用いられる。射影変換は以下のようにして行われる。ここでは、実際のカメラの座標系を(X、Y、Z)、仮想カメラ座標系を(X、Y、Z)とする。実際のカメラで撮影された画像上の点p=(u、vTの奥行情報がzのとき、この点pは実際のカメラの座標系では、以下の数式で示される3次元空間上の点Pにあると推定される。
Figure 0005199992
fはカメラの焦点距離である。画角内領域画像生成部2は、相対座標で与えられた仮想カメラ位置の座標を並進行列と回転行列とした次式を用いて、点Pの座標系を実際のカメラの座標系から仮想カメラの座標系(X、Y、Z)に変換し、
Figure 0005199992
その後、仮想カメラ座標系(X、Y、Z)を、次式で仮想視点画像の座標系(u、v)に変換する。
Figure 0005199992
以上のようなことを行うことにより、画角内領域画像生成部2は、カメラ座標系(X、Y、Z)で撮影した画像上の点(u、v)を、仮想カメラ座標系(X、Y、Z)で撮影した画像上の点(u、v)に射影して、画角内領域画像を作成することができる。
画像処理装置1の点群検出部1aでは、画角内領域画像生成部2にて生成された画角内領域画像の中から、一端が画角内領域と画角外領域との境界線上にある直線(線分や半直線を含む)に近似可能なエッジ点群(以下、点群と省略)を検出し、画角外領域補間部1bに出力する。直線近似可能な点群の検出方法としては、例えば、ハフ変換を用いる方法が一般的である。
以下、直線近似可能な点群をハフ変換を用いて検出する方法について説明する。
図3に示すように、直角座標上の点(x、y)を通るすべての直線は、その直線に対する原点を通る垂線とx軸との角度θと、原点から該直線と上記垂線との交点までの長さρで表される。(x、y)を(θ、ρ)の組み合わせに変換することをハフ変換という。
[step1]直角座標上の点(x、y)を新しい二次元空間(θ、ρ)上に変換すると、直角座標上の一点はθ―ρ空間上の一本の曲線に対応する。変換には以下の式を用いる。
Figure 0005199992
[step2]画像上の各エッジ点について二次元空間(θ、ρ)上に曲線を描いたとき、画像上で同一直線上にのっているエッジ点に対応する曲線は二次元空間(θ、ρ)上で1点で交わる。これを利用して、二次元空間(θ、ρ)上で1点で交わる曲線の数が所定数以上である場合、当該曲線群に対応する点群は直線に近似可能な点群であるものとすることができる。
このハフ変換を用いる方法によって、点群検出部1aは、画角内領域画像においてその一端が画角内領域と画角外領域との境界線上にある直線に近似可能な点群を検出できる。
点群検出部1aは、検出した点群の情報を画角外領域部1bに出力する。なお、点群の情報として、検出した点群を構成する各点の座標を出力してもよいし、検出した点群を構成する1点や2点(端点)の座標と該点群で近似される線の傾きとを出力してもよい。後者の方が、データ量が少なくなるという利点がある。
画角外領域補間部1bは、点群検出部1aが検出した画角内領域画像内の画角内と画角外の境界線領域の画角内の点群で近似される直線を画角外領域に延長するように、画角内の直線の画像に基づいて、画角外領域を補間する。この補間例については後述する。上述の補間により作成した画角外領域の画像は、画角内領域画像と合成され仮想視点画像として画角外領域補間部1bから出力される。
以上のように画角外領域の補間を行うことで、図4に示すように、画角内領域画像I1が境界線Bに対して垂直に交わらない線Lを含む場合でも、線Lが画角外領域A1まで延長された違和感のない仮想視点画像I2を生成することができる。
以下、画角外領域補間部1bが行う補間の例を幾つか説明する。
まず、図5に示すように、端部が互いに近傍にあり、それぞれ画角外領域に延長される一対の点群で近似される直線(以下、線と略す)L11,L12が画角内領域画像I11に含まれる場合の補間を説明する。2つの線L11,L12を画角外領域にまで伸ばした場合に画角外領域において下側に向かうに連れ2つの線間の距離が大きくなっていくような場合、例えば、以下のように画角外領域A11を補間する。
画角外領域補間部1bは、2つの線L11,L12が交わる点P11と、2つの線L11,L12を画角外領域A11にまで伸ばした際に仮想視点画像の下端部と交わる点P12,P13とが作る三角形領域A12を抽出する。また、2つの線L11,L12が画角内領域画像の端部と交わる点P14,P15を抽出し、この点P14,P15の間の1画素幅の画角内領域画像を画像M11として抽出する。すなわち、境界線上の1画素幅の画角内領域画像を画像M11として抽出する。ここで、三角形領域A12に囲まれた画角外領域A11の中の上記画像M11と平行な1画素の幅を持つ線領域をLA1とする。
そして、画角外領域補間部1bは、上記画像M11を線領域LA1の長さに合うように拡大した画像を作成し、作成した画像の画素値を線領域LA1の画素値として、線領域LA1の補間を行う。この補間を三角形領域A12に囲まれた画角外領域A11の全域について行う。
また、三角形領域A12に隣接する画角外領域A11の補間は、例えば、以下のようにして行う。
線L11を画角外領域A11まで伸ばした延長線L13と、画角内領域画像の左端線の延長線L14と、画角内領域画像の下端線L15とで囲まれる三角形領域(点P14、点P16、点P17で囲まれる三角形領域)A13を抽出する。また、当該三角形における点P14と点P17を端点とする境界線上の1画素幅の画角内領域画像を画像M12として抽出する。そして、三角形領域A13に囲まれた画角外領域A11の四辺形の領域の補間を、上記画像M12と平行で1画素の幅を持つ領域を当該領域の長さに合うように線画像M12を縮小した画像で補間していくことで行う。
線L12を画角外領域A11まで伸ばした場合の、三角形領域(点P15、点P18、点P19から成る三角形領域)A14に囲まれた画角外領域A11の中の領域の補間も、三角形領域A13についてと同様に行う。
以上のように、画角外領域補間部1bは、点群検出部1aが検出した点群で近似される直線が画角内領域から画角外領域にまで延長するように、仮想視点画像の画角外領域に線画像を補間作成する。
なお、三角形領域A12に隣接しない画角外領域A11については、すなわち、上述の説明で補間した領域以外の画角外領域については、青空のような単一色で構成される領域である可能性が高いので、従来技術で開示されているように隣接部の背景領域画像で補間すればよい。
上述の例では、点群検出部1aが検出した点群で近似される線を画角外領域にまで伸ばした際に仮想視点画像の下端線と交わる点が、画角内領域画像の右端線より内側(左側)であったが、図6に示すように、上記下端線L25と交わる点が、右端線L28より外側の場合は、以下のように補間を行う。
図5の場合と同様に、画角内領域画像から検出された点群で近似される2つの直線(以下、線と略す)L21,L22が交わる点P21と、線L21,L22を画角外領域A21にまで伸ばした際に仮想視点画像の端部と交わる点P22,P23とが作る三角形領域A22を抽出し、抽出した三角形領域A22に囲まれた画角外領域A21を補間する。
図5の場合と異なるのは、線L22を画角外領域A21まで伸ばした延長線L23と、画角内領域画像の右端線の延長線L24と、画角内領域画像の下端線L25とで囲まれる三角形領域(点P24〜P26で囲まれる三角形領域)A23が画角外領域A21中に形成される点である。しかし、この場合も、図5の三角形領域A14に囲まれた画角外領域を補間する場合と同様に、点P24,P25を端点とする境界線上の1画素幅の画角内領域画像を画像M21として抽出し、この画像M21を用いて、三角形領域A23に囲まれた領域を補間する。
そして、上述の延長線L23と、画角内領域画像の右端線L26(及び延長線L24)と、画角内領域画像の上端線の延長線L27と、仮想視点画像の下端線L28及び右端線L29とで囲まれる五角形領域(点P23,P26〜P29で囲まれる領域)A24を抽出する。また、点P26,P27を端点とする境界線上の1画素幅の画像を抽出する。この場合、点P26,P25間の画像は補間により生成された画像である。そして、五角形領域A24に囲まれた画角外領域の全域を、上記1画素幅の画像を当該領域の長さに合うように拡大した画像で補間する。
なお、その他の領域の補間は、図5と同様である。
図5,図6では、点群で近似される2直線の交点が画角内領域内にある場合を説明したが、2直線が、画角内領域以外の場所に交点を有する場合も存在する。この場合について、図7及び図8を用いて説明する。
図7に示すように、検出した点群で近似される2つの直線(以下、線と略す)L31,L32を画角外領域A31にまで伸ばした場合に画角外領域A31で交わる場合、画角外領域A31を以下のように補間する。
画角外領域補間部1bは、2つの線L31,L32を延長して交わる点P31と、上記2つの線L31,L32が画角内領域画像の画角外領域A31との境界線である右端線L33に交わる点P32,P33とが作る三角形領域A32を抽出する。この領域の補間は図6の三角形A23の領域の補間と同様である。
また、画角領域内画像の右端線L33と、線L31を画角外領域A31まで伸ばした延長線L34と、点P31から仮想視点画像の右端線L35への垂線L36と、上記右端線L35と、画角領域内画像の上端線の延長線L37とで囲まれる五角形領域(点P31、点P32、点P34〜P36で囲まれる五角形領域)A43を抽出する。さらに、画角領域内画像の右端線L33と、検出された点群で近似される線L32を画角外領域A31まで伸ばした延長線L38と、点P31から仮想視点画像の右端線L35への垂線L36と、上記右端線L35と、画角領域内画像の下端線の延長線L39とで囲まれる五角形領域(点P31、点P33、点P34、点P37、点P38で囲まれる五角形領域)A34を抽出する。
これら2つの五角形領域A33,A34の補間は、図6の五角形領域A24の補間と同様であり、それぞれ境界線上の点P35,P32間、点P33,P37間の1画素幅の画像を用いて補間する。
なお、その他の画角外領域A31については、青空のような単一色で構成される領域である可能性が高いので、従来技術で開示されているように隣接部の背景領域画像で補間すればよい。
図8に示すように、2つの直線L41,L42を画角外領域A41にまで伸ばした直線が、仮想視点画像の範囲外で交わる場合、画角外領域A41を以下のように補間する。
画角外領域補間部1bは、2つの線L41,L42を延長して交わる点P41と、上記2つの線L41,L42が画角内領域画像の境界線である左端線L43に交わる点P42,P43とが作る三角形領域A42を抽出する。そして、図7の例と同様に、点P42と点P43を端点とする境界線上の1画素幅の画角内領域画像である画像M41を用いて、三角形領域A42に囲まれた画角外領域A41を補間する。
また、画角領域内画像の左端線L43と、線L41の延長線L44と、仮想視点画像の左端線L45と、画角領域内画像の上端線の延長線L46とで囲まれる画角外領域A41の四角形領域(点P42、点P44〜P46で囲まれる四角形領域)A43の補間も、図7と同様に、点P42,P45を端点とする境界線上の1画素幅の画角内領域画像である画像M42を用いて補間する。
さらに、画角領域内画像の左端線L43と、検出された点群で近似される線L42を画角外領域A41まで伸ばした延長線L47と、仮想視点画像の左端線L45と、画角領域内画像の下端線の延長線L48とで囲まれる画角外領域A41の四角形領域(点P43、点P47〜P49で囲まれる四角形領域)A44についても同様に補間する。
なお、その他の画角外領域A41については、青空のような単一色で構成される領域である可能性が高いので、従来技術で開示されているように隣接部の背景領域画像で補間すればよい。
次に、図9に示すように点群が示す2直線L51,L52が画角内領域画像の互いに異なる辺と交点を持つ場合の補間例を説明する。
この場合、画角外領域補間部1bは、検出された線L51を画角外領域A51まで伸ばした延長線L53と、画角内領域画像の左端線L54と、画角内領域画像の下端線の延長線L55とで囲まれる三角形領域(点P51〜P53で囲まれる三角形領域)A52を抽出する。また、線L52を画角外領域A51まで伸ばした延長線L56と、画角内領域画像の右端線L57と、画角内領域画像の下端線の延長線L58とで囲まれる三角形領域(点P54〜P56で囲まれる三角形領域)A53を抽出する。これら2つの三角形領域A52,A53の補間を、図6の三角形A23の領域の補間と同様に行う。
そして、上述の延長線L53,L56と、画角内領域画像の下端線L59(及び延長線L55,L58)と、仮想視点画像の下端線L60,左端線L61及び右端線L62とで囲まれる六角形領域(点P52、点P55、点P57〜P60で囲まれる三角形領域)A54を抽出する。また、点P52と点P55を端点とする境界線上の1画素幅の画像を抽出する。この場合、点P52,P53間と点P56,P55間の画像は補間により生成された画像である。そして、六角形領域A54に囲まれた画角外領域A51の全域を、上記1画素幅の画像を当該領域の長さに合うように拡大した画像で補間する。
また、上述の延長線L53と、画角内領域画像の左端線L54と、画角内領域画像の上端線の延長線L63と、仮想視点画像の左端線L61とで囲まれる四角形領域(点P51、点P57、点P61、点P62で囲まれる四角形領域)A55を抽出する。さらに、上述の延長線L56と、画角内領域画像の右端線L57と、画角内領域画像の上端線の延長線L64と、仮想視点画像の右端線L62とで囲まれる四角形領域(点P54、点P56、点P63、点P64で囲まれる四角形領域)A56を抽出する。
これら2つの四角形領域A55,A56の補間は、図8の四角形領域A43の補間と同様であり、それぞれ境界線上の点P51,P62間、点P54,P63間の1画素幅の画像を用いて補間する。
なお、その他の画角外領域A51については、青空のような単一色で構成される領域である可能性が高いので、従来技術で開示されているように隣接部の背景領域画像で補間すればよい。
続いて、画角内領域画像内に直線で近似される点群が1つある場合の画像外領域の補間例について、図10及び図11を用いて説明する。
画角外領域補間部1bは、図10に示すように、検出された線L71の延長線L72と、画角内領域画像の左端線L73と、画角内領域画像の下端線の延長線L74と、仮想視点画像の左端線L75で囲まれる四角形領域(点P71〜P74で囲まれる四角形領域)A72を抽出する。この四角形領域A72について、図8の四角形領域A43と同様に、境界線上の点P71,P72間の1画素幅の画像を用いて補間する。
そして、画角内領域画像の下端線L76(及び延長線L74)と、仮想視点画像の左端線L75及び下端線L77と、検出された点群で近似される線L71を画角外領域A71まで伸ばした延長線L78と、で囲まれる四角形領域(点P73、点P75〜P77で囲まれる四角形領域)A73を抽出する。また、点P73,P75を端点とする境界線上の1画素幅の画像を抽出する。この場合、点P73,P72間の画像は補間により生成された画像である。そして、四角形領域A73に囲まれた画角外領域の全域を、上記1画素幅の画像を当該領域の長さに合うように拡大した画像で補間する。
また、上述の延長線L72と、画角内領域画像の左端線L73と、画角内領域画像の上端線の延長線L79と、仮想視点画像の左端線L75で囲まれる四角形領域(点P71、点P74、点P78、点P79で囲まれる四角形領域)A74を抽出する。さらに、画角内領域画像の下端線L76と、上述の延長線L78と、画角内領域画像の右端線の延長線L80と、仮想視点画像の下端線L77で囲まれる四角形領域(点P75、点P76、点P80、点P81で囲まれる四角形領域)A75を抽出する。
これら2つの四角形領域A74,A75の補間は、図8の四角形領域A43の補間と同様であり、但し、本例では、それぞれ境界線上の点P71,P79間、点P75,P81間の1画素幅の画像を縮小させたものを用いて補間する。
なお、その他の画角外領域A71については、青空のような単一色で構成される領域である可能性が高いので、従来技術で開示されているように隣接部の背景領域画像で補間すればよい。
また、図10の点P74、点P77、点P76で形成される三角形領域で囲まれる画角外領域については以下で図11を用いて説明するようにして補間してもよい。
画角外領域補間部1bは、画角内領域画像の左端線の延長線L81と、画角内領域画像の下端線L76と、線L71の延長線L78と、仮想視点画像の下端線L77で囲まれる四角形領域(点P72、点P75、点P76、点P82で囲まれる四角形領域)A76を抽出する。この四角形領域A76について、図8の四角形領域A43と同様に、境界線上の点P72,P75間の1画素幅の画像を用いて補間する。
そして、仮想視点画像の左端線L75及び下端線L77と、画角内領域画像の左端線L73(及び延長線L81)と、線L71の延長線L72と、で囲まれる四角形領域(点P74、点P77、点P82、点P71で囲まれる四角形領域)A77を抽出する。そして、点P71,P82を端点とする線上の1画素幅の画像を抽出する。この場合、点P72,P82間の画像は補間により生成された画像である。そして、四角形領域A77に囲まれた画角外領域の全域を、上記1画素幅の画像を当該領域の長さに合うように拡大した画像で補間する。
次に、図12に示すように検出された点群で近似される線L91が、画角内領域画像の1つの辺のみと交点を持つ場合の画像外領域A91の補間例を説明する。
画角外領域補間部1bは、線L91の延長線L92と、仮想視点画像の下端線L93と、画角内領域画像の左端線の延長線L94と、画角内領域画像の下端線L95で囲まれる四角形領域(点P91〜P94で囲まれる四角形領域)A92を抽出する。この四角形領域A92について、図8の四角形領域A43と同様に、境界線上の点P91,P94間の1画素幅の画像を用いて補間する。
また、上述の延長線L92と、画角内領域画像の下端線L95と、画角内領域画像の右端線の延長線L96と、仮想視点画像の下端線L93とで囲まれる四角形領域(点P91、点P95、点P96、点P92で囲まれる四角形領域)A93を抽出する。この四角形領域A93について、図10の四角形領域A74と同様に、境界線上の点P91,P95間の1画素幅の画像を用いて補間する。
なお、その他の画角外領域A91については、青空のような単一色で構成される領域である可能性が高いので、従来技術で開示されているように隣接部の背景領域画像で補間すればよい。
続いて、前述の図5の例のように、点P11〜点P13の三角形領域A12で囲まれる画角外領域A11を補間する場合について、図13を用いて、より詳細に説明する。
図示のように、点P11から点P14までの長さをa、点P11から点群で近似された線L11の延長線L13と線領域LA1との交点P111までの長さをbとしたとき、1画素幅の画像M11と線領域LA1の長さの関係は、三角形の相似の関係から、
a:b = 画像M11の長さ : 線領域LA1の長さ
と表すことができ、
線領域LA1の長さ = (画像M11の長さ × b)/ a
となる。この関係を利用して、画角外領域補間部1bは、1画素幅の画像M11をb/a倍拡大した画像を線領域LA1の画像とすることにより、線領域LA1の補間を行う。画角外領域補間部1bは、この補間を三角形領域A12に囲まれた画角外領域A11の全域について行う。
点P11〜点P13の三角形領域A12で囲まれる画角外領域A11の補間は、以下の図14を用いて説明する方法で行っても良い。
図示の点群で近似される直線L11,L12の傾きをそれぞれα,βとし、点P11から1画素幅の画像M11までの長さをcとしたとき、線領域LA1の長さは、以下の式で求められる。
線領域LA1の長さ = | α×長さc − β×長さc |
となる。画角外領域補間部1bは、上述の式で求められる線領域LA1の長さ分、1画素幅の画像M11を拡大した画像を、線領域LA1の画像とすることにより、線領域LA1の補間を行う。画角外領域補間部1bは、この補間を三角形領域A12に囲まれた画角外領域A11の全域について行う。
図15は、画角外領域の別の形態での補間例を説明する図である。
画角外領域補間部1bが抽出した領域内、例えば、図15(A)のP11〜P13で囲まれる三角形領域A12内において画角内領域画像I11の輝度が連続的に変化していることがある。この場合、三角形領域で囲まれる画角外領域A11でも連続的に輝度が変化していくことが予想される。
そこで、画角外領域補間部1bは、画角内領域画像I11の輝度勾配を算出し、画角外領域の補間に利用する。輝度勾配は、1次微分法によって算出することができる。そして、画角内領域と画角外領域の境界線上の上述の1画素幅の画像を拡大/縮小させたもので線画像すなわち境界線と平行で1画素幅の領域を補間する際に、算出した輝度勾配の向きに従って画素値の輝度を変化させて補間する。このように補間することで、図15(B)のように、画角外領域まで輝度が変化した違和感のない仮想視点画像I12を得ることができる。
この例では入力画像の明るさが連続的に変化している場合の例を示したが、色相や彩度が連続的に変化している場合でも、本手法を適用できる。
以上の例は、画角内領域画像のある1方の1つの直線から成る辺上に端点を持つ直線に近似可能な点群が検出された場合の例であるが、図16のように画角内領域画像I101のある辺が凹所I101aを有し当該凹所101aを構成する線(例えば上側線L101)上に端点を持つ直線L102に近似可能な点群が検出された場合の画像外領域A101の補間にも本発明を適用できる。
この場合、画角外領域補間部1bは、線L102の延長線L103と、画角内領域画像I101の凹所101aを構成する当該画像I101の下端線L104の延長線L105と、上記凹所101aを構成する右側線L106及び上側線L101と、で囲まれる四角形領域(点P101〜P104で囲まれる四角形領域)A102を抽出する。この四角形領域A102について、図8の四角形領域A43と同様に、境界線上の点P101,P104間の1画素幅の画像を用いて補間する。但し、本例では、上記四角形領域A43の場合と異なり、上記1画素幅の画像を縮小させたものを用いて補間する。
また、上述の延長線L103,L105と、上述の上側線L101と、画角内領域画像I101の凹所101aを構成する左側線L107及び上側線L101と、で囲まれる四角形領域(点P101,P102,P105,P106で囲まれる四角形領域)A1023を抽出する。この四角形領域A103について、図8の四角形領域A43と同様に、境界線上の点P101,P106間の1画素幅の画像を用いて補間する。
これにより、画角外領域A101のうち、凹所101aで囲まれる領域について補間でき、図12の例の画角内領域画像と同様な画像が得られる。凹所101aで囲まれる領域外の画角外領域については、この得られた画像に基づいて、図12の例で説明した方法により補間を行う。
次に、図17に示すように、画角内領域画像I111の凹所111aを構成する一方の側の直線(図の例では上側線L111)上に端点をもつ直線L112に近似可能な点群が検出され、直線L112が、上記凹所111aを構成する上記一方の側の直線と隣接する直線(右側線L113)と交点を有する場合の、画角外領域A111の補間例を説明する。
画角外領域補間部1bは、線L112の延長線L114と、画角内領域画像I111の凹所111aを構成する上側線L111及び右側線L113とで囲まれる三角形領域(点P111〜P113で囲まれる三角形領域)A112を抽出する。この領域の補間は、図6の三角形A23の領域の補間と同様である。
また、上記延長線L114と、画角内領域画像I101の凹所111aを構成する当該画像I111の下端線L115の延長線L116と、上記凹所111aを構成する上側線L111、右側線L113及び左側線L117と、で囲まれる五角形領域(点P111,P112,P114〜P1116で囲まれる五角形領域)A113を抽出する。この領域の補間は、図6の五角形領域A24の補間と同様であり、境界線上の点P116,P111間の1画素幅の画像を用いて補間する。
このような補間は、図のように、画角内領域画像I111の凹所111aを構成する一方の側の直線(図の例では上側線L111)上に端点をもつ直線L112と、上記凹所111aを構成する上記一方の側の直線と隣接する直線(右側線L113)との交点P112に端点を持つ直線L118が検出されており、かつ、この直線L118が上記直線L112と同一直線上とにあり画角内領域画像I111の下端線L115と交点を有する場合にのみ行ってもよい。
図の例では、上述のような補間をすることにより、図12の例の画角内領域画像と同様な画像が得られる。凹所101aで囲まれる領域外の画角外領域については、この得られた画像に基づいて、図12の例で説明した方法により補間する。
図16や図17の例のように補間する場合も、画角内領域画像中の境界線に向けての輝度勾配、色相勾配及び/又は彩度勾配が画角外領域にまで連続するように補間してもよい。
以上の例では、点群検出部1bは、通常の撮影画像データに基づく画角内領域画像から当該画角内領域画像内の線近似可能なエッジ点群を検出していたが、通常の撮影画像データに加えて、被写体までの距離を画素値で表した距離画像データを入力するようにして、これらのデータを基に、画角内領域画像内の上述のエッジ点群を検出しても良い。この場合、適切な点群検出を行うことができるという利点がある。
通常の撮影画像データに基づく画角内領域画像から検出される点群は、画像中の色が大きく異なる領域の境界部分であることが多い。対して、距離画像から検出される点群は、距離(奥行)が大きく異なる領域の境界部分であることが多い。両画像から同じ点群が検出された場合、その点群は撮影画像からも距離画像からも線候補として抽出された点群であるので、信頼性が高くなる。また、各画像から検出された点群に重みをつけて重ね合わせるという方法もある。この方法を用いることで、色が大きく異なる領域の境界を重視したいときは撮影画像で検出された点群の重みを大きく、距離が大きく異なる領域の境界を重視したいときは距離画像で検出された点群の重みを大きくすることで、撮影画像に適切な点群を検出することが可能となる。
以上の例では入力データとして、被写体をある視点から撮影した画像データと、画像データを撮影した視点での奥行情報としたが、画角内領域画像生成部の生成方法により、入力データは異なる。例えば、画角内領域画像生成部の処理が射影変換や3次元モデリングを用いる場合、入力データは撮影対象を1点以上の視点から見た画像データとその視点の少なくとも1点に対応する視点での奥行情報とする。画角内領域画像生成部の処理が視点の異なる2枚以上の画像から補間画像を作成する方法の場合、入力データは撮影対象を2点以上の視点から見た画像データとする。
また、上述では、仮想視点位置を入力画像に対する相対位置として示したが、絶対座標で示してもよい。
以上では、仮想視点画像生成方法として射影変換を用いる方法を説明したが、3次元モデリングを用いる方法、視点の異なる2枚以上の画像から補間画像を作成する方法を用いても同様の効果を得ることができる。
上述の例は、一端が画角内領域と画角外領域との境界線上にある直線に近似可能なエッジ点群を検出したが、未検出を防ぐために、一端が画角内領域と画角外領域との境界線近傍にある直線に近似可能なエッジ点群も検出することが望ましい。ここでいう未検出とは、画像端でフォーカスがぼけるなどして境界線上に端点がなく、境界線近傍に端点をもつ直線に近似可能なエッジ点群を検出し損ねることである。
上述の例は、点群検出方法としてハフ変換を用いる例であるが、多項式近似で1次の近似をし、二乗誤差が最小になる直線を定める最小二乗法や、直線のテンプレートをあらかじめ用意しておき、各テンプレートに含まれるエッジ点の数をそのテンプレートの適合度と考える方法などを用いても同様の効果を得ることができる。
1…画像処理装置、1a…点群検出部、1b…画角外領域補間部、画角内領域画像生成部2。

Claims (5)

  1. 実際に撮影した撮像画像と撮像装置の仮想撮像位置に基づいて、当該位置で撮影した場合の仮想画像を作成する際、該仮想画像に含まれる前記撮像画像の撮影時の画角内の画像を用いて、前記画角外となる領域の画像を作成する画像処理装置であって、
    前記仮想画像に含まれる前記画角内の画像の端辺となる前記画角内の画像領域と前記画角外の画像領域の境界線上に端部が位置する直線に近似可能な点群を検出する点群検出部と、
    前記点群が検出された場合、当該点群の近傍の画像を用いて、前記境界線の外側へ該点群により近似される直線方向に延出する線画像を補間作成する画角外領域補間部と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画角外領域補間部は、前記画角外の画像領域における前記境界線と平行な1画素幅の領域を抽出し、該抽出した領域について、当該領域の長さに合わせて前記撮影画像の前記境界線上の1画素幅の画像を拡大または縮小させた画像の画素値を用いて補間を行い前記線画像を補間作成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画角外領域補間部は、前記拡大または縮小の割合を前記検出された点群で近似される線の傾きに基づき算出することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記画角外領域補間部は、前記撮影画像中の前記境界線に向けての輝度勾配、色相勾配及び/又は彩度勾配が、前記画角外の領域にまで連続するように前記線画像の補間作成を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記撮影画像は、被写体までの距離を画素値で表した距離画像と、被写体の通常の撮影画像と、を含み、前記点群検出部が、前記距離画像及び/又は前記通常の撮影画像を用いて前記点群を検出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
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