JP5199970B2 - 視聴可能範囲のユーザを操作対象装置のディスプレイに表示するシステム及び方法 - Google Patents

視聴可能範囲のユーザを操作対象装置のディスプレイに表示するシステム及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、デジタル放送コンテンツを、テレビ装置のような操作対象装置に表示すると共に、そのテレビ装置を、リモコン(remote controller)装置のような遠隔操作装置から操作する技術に関する。
リモコン装置は、テレビ装置を、離れた位置から操作することができる。リモコン装置は、一般的に無線タイプであって、特に赤外線方式又は電波方式が用いられる(その他、超音波方式や可視光方式もある)。例えば、テレビ装置を操作するリモコン装置は、一般に赤外線方式が用いられる。リモコン装置は赤外線発光部を有し、テレビ装置は赤外線受光部を有する。
赤外線は、約750〜1,000nmの間の波長を有する。自然から放射された赤外線と、リモコン装置から発光された赤外線とを区別するために、リモコン装置は、キャリア周波数で変調した赤外線を送信する。キャリア周波数は、一般に、38〜40kHz程度である。
図1は、従来技術におけるシステム構成図である。
図1によれば、遠隔操作装置が、赤外線操作信号を送信し、操作対象装置を操作している。遠隔操作装置としてリモコン装置が表され、操作対象装置としてテレビ装置が表されている。リモコン装置A及びリモコン装置Bは、テレビ装置2を操作可能な位置にある。
リモコン装置Aは、テレビ装置2へ、例えばチャネル切り替え(又は電源オン/オフ)の赤外線操作信号を送信している。同様に、リモコン装置Bも、テレビ装置2へ、赤外線操作信号を送信している。テレビ装置2は、受信された操作信号に応じた動作をする。
ここで、テレビ装置2は、リモコン装置5から赤外線操作信号を受信することができるが、その赤外線操作信号を送信したリモコン装置を区別することまではできない。即ち、テレビ装置2は、その視聴可能範囲内のリモコン装置を特定することができない。具体的には、図1によれば、リモコン装置Bを所持するユーザBが、テレビ装置2の視聴可能範囲から離れたとしても、テレビ装置2は、ユーザBの不在を認識しない。逆に、ユーザBが、テレビ装置2の視聴可能範囲内に再び戻ってきたとしても、テレビ装置2は、ユーザBの存在を認識しない。
これに対し、リモコン装置が、そのリモコンを操作するユーザの個人情報と、その操作毎に割り当てられた識別番号とを、テレビ装置へ送信する技術がある(例えば特許文献1参照)。テレビ装置は、受信した個人情報及び識別番号と共に、テレビ装置の状態情報をサーバへ送信する。サーバは、受信した個人情報、識別番号及び状態情報を、操作履歴としてデータベースに登録する。これにより、テレビ装置は、サーバのデータベースを用いて、その操作信号を送信したリモコン装置を認識することができると共に、視聴履歴を把握することもできる。
また、テレビ装置の前方に取り付けられたカメラによって、室内を撮影し、ユーザの顔を認識する技術もある(例えば特許文献2参照)。この技術によれば、テレビ装置の視聴可能範囲内のユーザを識別し、現在の番組を誰が視聴しているかを認識することができる。
特開2005−151098号公報 特開平9−035067号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術によれば、テレビ装置は、操作信号を送信したリモコン装置を区別することができても、その周辺に存在する他のリモコン装置まで認識することはできない。操作履歴は、リモコン装置からテレビ装置への操作信号の送信によってのみ取得されるからである。従って、テレビ装置は、操作信号を送信可能な位置に存在するけれども、操作信号を送信していないリモコン装置を認識することができない。
また、赤外線通信機能を有するリモコン装置は、一般に、32ビットの赤外線信号を送信する。32ビットの赤外線信号は、製造元を表す16ビットのカスタムコードと、操作内容を表す16ビットのデータコードからなる。ここで、ユーザの個人情報、操作の識別番号及びテレビ装置の状態情報のような情報を、更に赤外線信号に含める場合、リモコン装置及びテレビ装置は、それぞれ独自の赤外線規格を実装する必要がある。従って、赤外線通信による操作履歴の把握は、開発コストの増大及び汎用性の低下という問題を生じる。
尚、特許文献2に記載された技術によれば、テレビ装置に顔画像を認識するためのカメラを設置する必要がある。顔画像の認識精度の向上は、開発コストの増大という問題を生じる。
そこで、本発明は、既存の赤外線通信自体の機能を拡張することなく、操作対象装置の視聴可能範囲(操作信号を送信可能な位置)に存在する遠隔操作装置を、視聴者に認識させることができるシステム及び方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、操作信号を第1の無線リンクを介して送信する遠隔操作装置と、映像データをディスプレイに再生表示すると共に、操作信号を第1の無線リンクを介して受信し且つその内容に応じて動作する操作対象装置とを有するシステムであって、
遠隔操作装置は各々、識別子を記憶する識別子記憶手段と、第2の無線リンクを確立する第2の無線通信手段とを更に有し、
システムは、起動状態検出装置を更に有し、
起動状態検出装置は、
遠隔操作装置における第2の無線リンクの確立状態によって、操作対象装置の視聴可能範囲に存在する1つ以上の遠隔操作装置を検出する起動状態検出手段と、
遠隔操作装置の識別子に対応付けて、操作対象装置の視聴可能範囲における「存在」/「不在」を示す起動状態情報を、操作対象装置へ送信する起動状態送信手段と
を有し、
操作対象装置は、
遠隔操作装置毎に、起動状態情報「存在」を受信した際に、ディスプレイに再生表示中の映像に重畳して、当該遠隔操作装置の識別子を表示し、起動状態情報「不在」を受信した際に、当該遠隔操作装置の識別子を表示しないように制御する表示制御手段を有することを特徴とする。
本発明のシステムにおける他の実施形態によれば、操作対象装置は、遠隔操作装置の識別子毎に、異なる識別画像を対応付けて記憶する識別画像記憶手段を更に有し、表示制御手段は、ディスプレイに再生表示中の映像に重畳して、識別画像を表示することも好ましい。
本発明のシステムにおける他の実施形態によれば、識別画像は、当該遠隔操作装置を所持するユーザを表す写真画像又はアバタ画像であることも好ましい。
本発明のシステムにおける他の実施形態によれば、遠隔操作装置について、
操作信号を送信する操作対象装置の対象装置識別子を記憶しており、
第2の無線通信手段を用いて、起動状態検出装置との間で第2の無線リンクを確立した際に、対象装置識別子を送信する起動状態送信手段を更に有し、
起動状態検出装置について、
起動状態検出手段は、対象装置識別子と、遠隔操作装置の識別子とを対応付け、
起動状態送信手段は、対象装置識別子の操作対象装置へ、起動状態情報を送信することも好ましい。
本発明のシステムにおける他の実施形態によれば、第1の無線リンクは、指向性のある赤外線通信リンクであり、第2の無線リンクは、指向性のない近距離無線リンクである
ことも好ましい。
本発明のシステムにおける他の実施形態によれば、近距離無線リンクは、Bluetoothであり、遠隔操作装置は、呼び出し(Page)シーケンスを定期的に実行することによって、当該識別子を送信する識別子送受信手段を更に有することも好ましい。
本発明のシステムにおける他の実施形態によれば、近距離無線リンクは、無線LAN(Local Area Network)であり、遠隔操作装置は、当該識別子を含むデータパケットを定期的に送信する識別子送受信手段を更に有することも好ましい。
本発明のシステムにおける他の実施形態によれば、操作対象装置は、テレビ装置であり、遠隔操作装置は、携帯電話機であり、当該携帯電話機に搭載された赤外線発光部及び近距離無線通信部を用いることも好ましい。
本発明のシステムにおける他の実施形態によれば、操作対象装置は、起動状態検出装置を一体的に含むことも好ましい。
本発明によれば、操作信号を第1の無線リンクを介して送信する遠隔操作装置と、映像データをディスプレイに再生表示すると共に、操作信号を第1の無線リンクを介して受信し且つその内容に応じて動作する操作対象装置とを有するシステムにおける周辺ユーザ表示方法であって、
システムは、起動状態検出装置を更に有し、
遠隔操作装置は各々、識別子を記憶し、
起動状態検出装置が、遠隔操作装置における第2の無線リンクの確立状態によって、操作対象装置の視聴可能範囲に存在する1つ以上の遠隔操作装置を検出する第1のステップと、
起動状態検出装置が、遠隔操作装置の識別子に対応付けて、操作対象装置の視聴可能範囲における「存在」/「不在」を示す起動状態情報を、操作対象装置へ送信する第2のステップと、
操作対象装置が、遠隔操作装置毎に、起動状態情報「存在」を受信した際に、ディスプレイに再生表示中の映像に重畳して、当該遠隔操作装置の識別子を表示し、起動状態情報「不在」を受信した際に、当該遠隔操作装置の識別子を表示しないように制御する第3のステップと
を有することを特徴とする。
本発明のシステム及び方法によれば、操作対象装置は、遠隔操作装置から送信された起動状態ログを取得し、その遠隔操作装置を所持するユーザの識別画像をディスプレイに表示する。これにより、既存の赤外線通信自体の機能を拡張することなく、操作対象装置の視聴可能範囲(操作信号を送信可能な位置)に存在する遠隔操作装置を、視聴者に認識させることができる。
従来技術におけるシステム構成図である。 本発明における表示イメージである。 本発明における第1のシステム構成図である。 本発明における第2のシステム構成図である。 本発明における各装置の機能構成図である。 遠隔操作装置自らの存在を起動状態検出装置へ通知するシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図2は、本発明における表示イメージである。
図2によれば、遠隔操作装置1として携帯電話機が表され、操作対象装置2としてテレビ装置が表されている。以下では、遠隔操作装置は、代表的な携帯電話機として説明するが、勿論、PDA(Personal Digital Assistant)又は携帯端末であってもよい。
尚、携帯電話機はそれぞれ、装置識別子及び/又はユーザ識別子(以下「識別子」という)を有する。装置識別子は、携帯電話機固有のデバイス識別子であり、ユーザ識別子は、携帯電話機を操作するユーザ固有の識別子をいう。
図2(a)によれば、携帯電話機A及び携帯電話機Bは、テレビ装置2の視聴可能範囲に存在する。テレビ装置2は、そのディスプレイに、携帯電話機A及び携帯電話機Bの識別子に対応付けられた識別画像を表示する。識別画像は、携帯電話機を所持するユーザの写真画像であってもよいし、アバタ(avatar)画像であってもよい。
アバタ画像とは、自分の分身として仮想的にディスプレイ上に登場させるキャラクタ画像をいう。アバタ画像は、一般に、マンガ風のキャラクタである。アバタ画像は、髪型、服装、装飾品、顔のパーツなどを自由に選択することができ、キャラクタの外見を自分の好みでデザインをすることができる。感覚的には、着せ替え人形のようなものである。アバタ画像は、文字では表現しにくい感情などを表す点で有効である。
勿論、アバタ画像は、2次元画像に限られず、アニメーションや3次元グラフィックスであってもよい。また、アバタ画像として、人間だけでなく動物やロボットなどのキャラクタを選択することもできる。
識別子と対応付けられた写真画像又はアバタ画像は、テレビ装置2に予め登録されている。登録前のテレビ装置2は、識別子とは対応付けられていない初期設定の写真画像又はアバタ画像を登録していることも好ましい。
図2(b)によれば、携帯電話機Bのみが、テレビ装置2の操作可能範囲から離れたとする。テレビ装置2は、そのディスプレイに、携帯電話機Aの識別子に対応付けられた識別画像のみを表示する。従って、携帯電話機Bの装置識別子に対応付けられた識別画像は、そのディスプレイに表示されない。
一定時間経過後に、携帯電話機Bが、テレビ装置2の操作可能範囲に再び戻ってきたとする。このとき、図2(a)と同様に、テレビ装置2は、そのディスプレイに、携帯電話機A及び携帯電話機Bの識別子に対応付けられた識別画像を表示する。
図3は、本発明における第1のシステム構成図である。
図3のシステムは、遠隔操作装置1(携帯電話機)と、操作対象装置2(テレビ装置)と、起動状態検出装置3(セットトップボックス)とを有する。
図3のシステムによれば、図1と同様に、携帯電話機1は、赤外線通信リンク(第1の無線リンク)を介して赤外線操作信号を送信し、テレビ装置2を操作している。赤外線通信リンクは指向性があるので、その携帯電話機の赤外線発光部を、テレビ装置へ向けることによって、赤外線操作信号を送信することができる。
携帯電話機は、一般に、赤外線通信規格IrDA(Infrared Data Association)準拠の赤外線発光部を有する。IrDAの仕様は、一般のリモコン装置で使われている赤外線通信の仕様とは異なる。携帯電話機は、リモコン用アプリケーションを起動することによって、IrDA準拠の赤外線発光部に対してリモコン用の操作信号をエミュレートすることによって、リモコン装置として機能する。
携帯電話機Aは、テレビ装置2の操作可能範囲に存在しており、テレビ装置2へ、例えばチャネル切り替え(又は電源オン/オフ)の赤外線操作信号を送信している。このとき、テレビ装置2から見ると、その視聴可能範囲に携帯電話機A及び携帯電話機Bが存在する。また、テレビ装置2の近くに配置されている起動状態検出装置3から見ても、その周辺範囲に携帯電話機A及び携帯電話機Bが存在する。
携帯電話機1及び起動状態検出装置3は、近距離無線通信部を搭載する。近距離無線リンクは、Bluetoothであってもよいし、例えばWi−Fi(Wireless Fidelity)のような無線LANであってもよい。指向性がない近距離無線リンクを用いることにより、その携帯電話機の向きに影響を受けることなく、携帯電話機1と起動状態検出装置3との間で通信することができる。
携帯電話機A及び携帯電話機Bは、近距離無線リンク(第2の無線リンク)を介して起動状態検出装置3へ、識別子を送信する。これによって、起動状態検出装置3は、その周辺範囲に、携帯電話機A及び携帯電話機Bが存在していることを認識する。また、起動状態検出装置3がテレビ装置2の近くに配置されていることにより、当該テレビ装置2の視聴可能範囲に、携帯電話機A及び携帯電話機Bが存在していることを認識する。
識別子は、各携帯電話機1から、近距離無線リンクを介して起動状態検出装置3へ定期的に送信される。定期的な識別子の送信は、携帯電話機1が当該起動状態検出装置3の周辺範囲に存在していることを意味するアクティブ信号(又はアライブ信号)の役割をなす。これにより、起動状態検出装置3は、各時点で、自らの周辺に存在する携帯電話機1を認識することができる。一方で、起動状態検出装置3は、定期的に受信していた識別子を受信しなくなった場合、その識別子に対応する携帯電話機1が、自らの周辺に存在しなくなったことを認識する。
起動状態検出装置3は、携帯電話機毎に、その視聴可能範囲における「存在」/「不在」を示す起動状態情報を、テレビ装置2へ送信する。
テレビ装置2は、起動状態情報を受信する。テレビ装置2は、起動状態情報からテレビ装置2の視聴可能範囲における携帯電話機1の「存在」/「不在」を知る。テレビ装置2は、視聴可能範囲に存在する携帯電話機1の識別子に対応する識別画像を、再生表示中の映像に重畳してディスプレイに表示する。
図3によれば、携帯電話機1は、近距離無線リンクを介してテレビ装置2に対し、当該識別子を送信することによって当該携帯電話機1自身の存在を送信している。これに対し、他の実施形態として、携帯電話機1が、近距離無線リンクを介して、同じ空間に存在する他の遠隔操作装置を検出するものであってもよい。
例えば、携帯電話機Aは、携帯電話機Bが存在することを検知したとする。携帯電話機Aは、携帯電話機Bから装置識別子ID−Bを取得する。そして、携帯電話機Aは、自らの装置識別子ID−Aに装置識別子ID−Bを対応付けて、起動状態検出装置3へ送信する。これによって、携帯電話機Aを操作するユーザと、携帯電話機Bを所持するユーザとが、テレビ装置2を視聴していると認識できる。
起動状態検出装置3は、テレビ装置2に接続され、そのテレビ装置2の近くに配置されることが好ましい。起動状態検出装置1が近距離無線リンクを介して検出した携帯電話機1は、テレビ装置2の視聴可能範囲に存在すると認識される。また、起動状態検出装置3の機能は、操作対象装置(テレビ装置自体)2に内蔵されるものであってもよい。
図4は、本発明における第2のシステム構成図である。
図4は、図3と比較して、起動状態検出装置3の機能が、ホームネットワークに接続されるセットトップボックス(又はルータ)4に内蔵されている点について相違する。図4のセットトップボックスは、ハードディスクのような記憶部と、検出した識別子の処理のためのプロセッサとを有する。
遠隔操作装置としての携帯電話機1と、セットトップボックス4とは、近距離無線リンクを介して接続されるものであってもよい。近距離無線リンクは、Bluetoothであってもよいし、例えばWi−Fi(Wireless Fidelity)のような無線LAN(Local Area Network)であってもよい。また、セットトップボックス4が、フェムトセル用のアクセスポイントであり、携帯電話機1が、携帯電話用の無線リンクでセットトップボックス4に接続するものであってもよい。
携帯電話機1は、自らの識別子をセットトップボックス4へ送信する。セットトップボックス4は、携帯電話機毎に、その視聴可能範囲における「存在」/「不在」を示す起動状態情報を、テレビ装置2へ送信する。これにより、テレビ装置2は、その視聴可能範囲における携帯電話機1の「存在」/「不在」を知る。
尚、起動状態検出装置3が、インターネットに接続されたサーバであってもよい。この場合、携帯電話機1が、アクセスネットワーク及びインターネットを介してサーバへ、当該携帯電話機の識別子及びテレビ装置2の対象装置識別子を送信する。このサーバは、テレビ装置2へ、その視聴可能範囲における携帯電話機の「存在」/「不在」を示す起動状態情報を送信する。これにより、テレビ装置2は、その視聴可能範囲における携帯電話機1の「存在」/「不在」を知る。
図5は、本発明における各装置の機能構成図である。
図5の遠隔操作装置1は、ユーザ操作部10と、赤外線発光部11と、操作信号送信部12と、近距離無線通信部13と、起動状態送信部14と、識別子記憶部15とを有する。
ユーザ操作部10は、操作対象装置2に対する操作内容をユーザが入力すべきキーボードである。ユーザによって操作された操作内容は、操作信号送信部12へ出力される。
操作信号送信部12は、ユーザ操作部10から操作内容を入力し、その操作内容を、操作信号として赤外線発光部11へ出力する。具体的には、携帯電話機で、リモコン用アプリケーションを起動することによって、IrDA準拠の赤外線発光部11に対してリモコン用の操作信号をエミュレートする。
赤外線発光部11は、操作信号送信部12から出力された操作信号を、指向性のある赤外線によって、操作対象装置2へ送信する。赤外線発光部11は、例えばIrDA準拠のものである。
近距離無線通信部13は、近距離無線リンクを介して、起動状態検出装置3と通信する。近距離無線通信部13は、Bluetoothや無線LANに対応していることが好ましい。指向性がない近距離無線リンクは、その携帯電話機の向きに影響を受けることなく、起動状態検出装置3へ識別子を送信することができる。
識別子記憶部15は、装置識別子及び/又はユーザ識別子を記憶し、この識別子を起動状態送信部14へ出力する。装置識別子は、例えばBluetooth無線モジュールのデバイスIDや、携帯電話機に搭載されるSIMカードの識別番号であってもよい。また、ユーザ識別子は、携帯電話機の電話番号や、ホームネットワーク内のみで利用可能な識別子であってもよい。
起動状態送信部14は、識別子記憶部15から出力された識別子を、近距離無線通信部13を介して、起動状態検出装置3へ送信する。また、起動状態送信部14は、操作信号を送信する操作対象装置2の対象装置識別子を記憶し、起動状態検出装置3との間で近距離無線リンクを確立した際に、対象装置識別子を更に送信する。
尚、起動状態送信部14は、近距離無線通信部13を介して、他の遠隔操作装置を検出するものであってもよい。起動状態送信部14は、他の遠隔操作装置1から受信した識別子を記憶し、起動状態検出装置3との間で近距離無線リンクを確立した際に、その識別子を更に送信するものであってもよい。これにより、当該遠隔操作装置の周辺範囲に存在する他の遠隔操作装置の識別子を、起動状態検出装置3へ送信することができる。
ここで、起動状態送信部14は、近距離無線通信部13がBluetoothである場合、呼び出し(Page)シーケンスを定期的に実行するものであってもよい。呼び出しシーケンスの中で、デバイスID(装置識別子)を送信することができる。また、呼び出し(Page)シーケンスによって無線リンクを確立した後、識別子を含むデータパケットを送信するものであってもよい。更に、起動状態送信部14は、近距離無線通信部13が無線LANである場合、識別子を含むデータパケットを定期的に送信するものであってもよい。
尚、起動状態送信部14は、近距離無線リンクに競合が生じ、送信エラーが発生した場合、一定時間待機後に、その識別子を起動状態検出装置3へ再送信するべく動作する。
図5の操作対象装置2は、赤外線受光部201と、操作信号受信部211と、制御部212と、通信インタフェース部213と、識別画像記憶部214と、表示制御部215と、識別画像再生部216と、ディスプレイ部217とを有する。
赤外線受光部201は、赤外線通信リンクを介して、携帯電話機から操作信号を受信し、その操作信号を操作信号受信部211へ出力する。赤外線受光部201は、既存のテレビ装置等に搭載された、リモコン装置から赤外線を受光するものである。
操作信号受信部211は、その操作信号を制御部212へ出力する。操作信号受信部211は、リモコン装置からの操作信号に基づく操作内容を認識する。
通信インタフェース部213は、起動状態検出装置3と通信する。
識別画像記憶部214は、識別子に対応付けられた識別画像を記憶している。記憶される識別画像は、通信インタフェース部213を介して、起動状態検出装置3から受信される。識別画像は、遠隔操作装置の識別子に対応付けられている。識別画像は、携帯電話機を所持するユーザの写真画像であってもよいし、アバタ画像であってもよい。例えば、識別画像記憶部214は、既に記憶されている識別画像と一致しない場合、当該識別子に対応付けられた識別画像を新たに記憶する。これは、識別画像の登録シーケンスの中で実行される。
表示制御部215は、通信インタフェース部213を介して、起動状態検出装置3から遠隔操作装置1の起動状態情報を受信する。起動状態情報は、遠隔操作装置の識別子に対応付けて、当該操作対象装置に対する「存在」/「不在」を表す。
受信した起動状態情報が遠隔操作装置の「存在」を示す場合、表示制御部215は、その遠隔操作装置の識別子をキーにして、識別画像記憶部214を検索する。検索の結果、識別子が一致した場合、表示制御部215は、その識別画像を識別画像再生部216へ出力し、その識別画像を表示するように制御する。一方、検索の結果、識別子が一致しない場合、表示制御部215は、初期設定の識別画像を識別画像再生部216へ出力し、その識別画像を表示するように制御する。
受信した起動状態情報が遠隔操作装置の「不在」を示す場合、表示制御部215は、識別子に対応付けられた識別画像を表示しないように制御する。
表示制御部215における他の実施形態として、遠隔操作装置を所持するユーザ毎に、嗜好キーワードを記憶したものであってもよい。この場合、再生中のデジタル放送コンテンツのキーワードと、視聴可能範囲の遠隔操作装置のユーザの嗜好キーワードとが一致する場合、好感的な識別画像(例えば嬉しい顔のアバタ画像)が表示される。逆に、キーワードが一致しない場合、悲観的な識別画像(例えば悲しい顔のアバタ画像)が表示される。嗜好キーワードは、遠隔操作装置1から起動状態検出装置3を介して受信されるものであってもよい。
また、起動状態検出装置3が、遠隔操作装置を所持するユーザ毎の視聴履歴を取得するものであってもよい。視聴履歴には、具体的には、操作対象装置で当該放送コンテンツが再生されている際に、その周辺範囲に存在する遠隔操作装置の識別子を記憶した履歴である。
識別画像再生部216は、表示すべき識別画像を、ディスプレイ部217へ出力する。ディスプレイ部217は、再生表示中の映像に重畳して、識別画像を表示する。
尚、表示制御部215は、識別画像と共に、識別子を文字情報として表示するように制御するものであってもよい。この場合、識別画像再生部216は、画像識別子と共に識別子をディスプレイ部217へ出力する。ディスプレイ部217は、再生表示中の映像に重畳して、識別画像及び識別子を表示する。
図5の起動状態検出装置3は、近距離無線通信部30と、識別子受信部31と、起動状態検出部32と、起動状態送信部33と、識別画像送信部34と、通信インタフェース部35とを有する。
近距離無線通信部30は、近距離無線リンクを介して、遠隔操作装置1の識別子を受信する。近距離無線通信部30は、受信した識別子を、識別子受信部31へ出力する。
識別子受信部31は、識別子を、起動状態検出部32へ出力する。識別子受信部31は、遠隔操作装置1から発動される呼び出し(Page)シーケンスによって、識別子を受信するものであってもよい。また、呼び出しシーケンスによって無線リンクを確立した後、識別子を含むデータパケットを受信するものであってもよい。尚、識別子受信部31は、遠隔操作装置1から、操作対象装置の対象装置識別子を受信するものであってもよい。また、識別子受信部31は、遠隔操作装置1から、他の遠隔操作装置の識別子を受信するものであってもよい。
起動状態検出部32は、Bluetoothの無線リンクの確立状態によって、自らの周辺範囲に、受信した識別子に対応する遠隔操作装置が存在することを認識する。ここで、起動状態検出部32は、自らの周辺範囲に存在する携帯電話機から定期的にその識別子を受信する。一方で、起動状態検出部32は、その識別子を一定時間以上受信しなかった場合、その識別子に対応する遠隔操作装置が、自らの周辺範囲に存在しなくなったと認識する。起動状態検出部32は、自らの周辺範囲に存在する遠隔操作装置の識別子を、起動状態送信部33へ出力する。
また、起動状態検出部32は、遠隔操作装置から受信した操作対象装置の対象装置識別子と、操作対象装置の視聴可能範囲に存在する1つ以上の遠隔操作装置の識別子とを対応付ける。これによって、その対象装置識別子のテレビ装置が特定され、そのテレビ装置へ、1つ以上の遠隔操作装置の識別画像を表示するべく指示される。
起動状態送信部33は、起動状態検出部32から出力された識別子に基づいて、操作対象装置2の視聴可能範囲における遠隔操作装置1の「存在」/「不在」を示す起動状態情報を生成する。起動状態送信部33は、通信インタフェース部35を介して、起動状態情報を操作対象装置2へ送信する。
識別画像送信部34は、通信インタフェース部35を介して、遠隔操作装置の識別子に対応付けられた識別画像を、操作対象装置2へ送信する。ここで、識別画像は、遠隔操作装置から受信し、起動状態検出装置3に記憶されているものであってもよい。また、識別画像は、遠隔操作装置から、Bluetooth又は無線LANを介して受信するものであってもよいし、携帯電話網を介して受信するものであってもよい。
図6は、遠隔操作装置自らの存在を起動状態検出装置へ通知するシーケンス図である。
図6によれば、起動状態検出装置(セットトップボックス)1と、遠隔操作装置(携帯電話機)3とは、Bluetoothに基づくプロトコル構成を有する。その中で、LMP(Link
Management Protocol)は、無線リンクにおける接続確立、接続制御及びセキュリティを実現する。LMPの接続確立では、Bluetoothにおける問い合わせ(Inquiry)状態及び呼び出し(Page)状態を実行する。
(S61)携帯電話機1は、リモコン用アプリケーションを起動した際に、問い合わせ要求(Inquiry)メッセージを、Bluetoothの無線リンクへブロードキャストする。Bluetoothの電波を受信可能な範囲に存在する起動状態検出装置3は、この問い合わせ要求(Inquiry)メッセージを受信する。これに対し、起動状態検出装置3は、FHS応答メッセージを返信する。FHSパケットには、Bluetoothのクラス、装置ID(識別子)、クロック等の情報が含まれる。これによって、携帯電話機1は、起動状態検出装置3の存在を認識する。
(S62)その後、携帯電話機1は、識別子通知シーケンスを定期的に実行する。識別子通知シーケンスは、例えば呼び出し(Page)状態のシーケンスを実行することができ、これによって、携帯電話機1の識別子(例えば装置ID)を、起動状態検出装置3へ送信することができる。
(S621)携帯電話機1は、呼び出し(Page)要求メッセージを起動状態検出装置3へ送信する。これに対し、起動状態検出装置3は、受信応答メッセージを、携帯電話機1へ返信する。
(S622)次に、携帯電話機1は、FHS要求メッセージを起動状態検出装置3へ送信する。FHSパケットには、Bluetoothのクラス、装置ID(識別子)、クロック等の情報が含まれる。これによって、起動状態検出装置3は、携帯電話機1の存在を認識することができる。そして、起動状態検出装置3は、受信応答メッセージを、携帯電話機1へ返信する。
(S623)直ぐに、携帯電話機1は、接続解除要求を起動状態検出装置3へ送信する。携帯電話機1は、Bluetoothの無線リンクを用いて、当該携帯電話機1の識別子を起動状態検出装置3へ通知できればよい。即ち、Bluetoothの無線リンクを維持する必要がないからである。接続解除要求を受信した起動状態検出装置3は、受信応答メッセージを、携帯電話機1へ返信する。
尚、S621及びS622によって無線リンクを確立した後、識別子を含むデータパケットを送信するものであってもよい。携帯電話機1は、そのデータパケットを起動状態検出装置3へ送信した後、S623によって接続を解除する。
ここで、本発明によれば、S623によって直ぐに、携帯電話機1が接続解除要求を起動状態検出装置3へ送信する。この理由として、Bluetoothは、通常、1対1通信に基づくものであって、処理負荷が大きくなる1対多通信の場合、動作が不安定となる傾向がある。そのために、本発明によれば、Bluetoothの無線リンクについて接続/解除を繰り返すことによって、1つの起動状態検出装置の近距離無線通信部と、その周辺に位置する複数の携帯電話機の近距離無線通信部とを接続できるようにしている。
(S63)S62で実行された識別子通知シーケンスは、定期的に実行される。識別子通知シーケンスが実行される毎に、起動状態検出装置3は、携帯電話機1の存在を認識する。ここで、携帯電話機1が起動状態検出装置3の周辺から離れた場合、携帯電話機1からの識別子通知シーケンスが実行されなくなる。このとき、起動状態検出装置3は、その携帯電話機1が、その起動状態検出装置3の周辺に存在しないと認識する。
携帯電話機1から起動状態検出装置3へ送信されるFHS要求メッセージのデータ構造は、Bluetoothの一般的なデータ構造である。Bluetoothの一般的なデータ構造は、アクセスコード部と、ヘッダ部と、ペイロード部とからなる。アクセスコード部は、プリアンブル等を含む。ヘッダ部は、Bluetoothアドレス、タイプコード(制御/音声/データ)、フロー制御、ARQN、シーケンス番号、チェックサムを含む。ペイロード部は、ここでは、FHSの内容を含む。FHSには、主に、Bluetoothのクラス、装置ID(デバイス識別子)、クロック等が含まれる。この装置IDによって、起動状態検出装置3は、携帯電話機1を認識することができる。
以上、詳細に説明したように、本発明のシステム及び方法によれば、操作対象装置は、遠隔操作装置から送信された起動状態ログを取得し、その遠隔操作装置を所持するユーザの識別画像をディスプレイに表示する。これにより、既存の赤外線通信自体の機能を拡張することなく、操作対象装置の視聴可能範囲(操作信号を送信可能な位置)に存在する遠隔操作装置を、視聴者に認識させることができる。
前述した本発明の種々の実施形態について、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略は、当業者によれば容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
1 遠隔操作装置、携帯電話機
10 ユーザ操作部
11 赤外線発光部
12 操作信号送信部
13 近距離無線通信部
14 起動状態送信部
15 識別子記憶部
2 操作対象装置、テレビ装置
201 赤外線受光部
211 操作信号受信部
212 制御部
213 通信インタフェース部
214 識別画像記憶部
215 表示制御部
216 識別画像再生部
217 ディスプレイ部
3 起動状態検出装置
30 近距離無線通信部
31 識別子受信部
32 起動状態検出部
33 起動状態送信部
34 識別画像送信部
35 通信インタフェース部
4 セットトップボックス
5 リモコン装置

Claims (10)

  1. 操作信号を第1の無線リンクを介して送信する遠隔操作装置と、
    映像データをディスプレイに再生表示すると共に、前記操作信号を第1の無線リンクを介して受信し且つその内容に応じて動作する操作対象装置と
    を有するシステムであって、
    前記遠隔操作装置は各々、識別子を記憶する識別子記憶手段と、第2の無線リンクを確立する第2の無線通信手段とを更に有し、
    前記システムは、起動状態検出装置を更に有し、
    前記起動状態検出装置は、
    前記遠隔操作装置における第2の無線リンクの確立状態によって、前記操作対象装置の視聴可能範囲に存在する1つ以上の前記遠隔操作装置を検出する起動状態検出手段と、
    前記遠隔操作装置の前記識別子に対応付けて、前記操作対象装置の視聴可能範囲における「存在」/「不在」を示す起動状態情報を、前記操作対象装置へ送信する起動状態送信手段と
    を有し、
    前記操作対象装置は、
    前記遠隔操作装置毎に、前記起動状態情報「存在」を受信した際に、前記ディスプレイに再生表示中の映像に重畳して、当該遠隔操作装置の識別子を表示し、前記起動状態情報「不在」を受信した際に、当該遠隔操作装置の識別子を表示しないように制御する表示制御手段を有することを特徴とするシステム。
  2. 前記操作対象装置は、
    前記遠隔操作装置の識別子毎に、異なる識別画像を対応付けて記憶する識別画像記憶手段を更に有し、
    前記表示制御手段は、前記ディスプレイに再生表示中の映像に重畳して、前記識別画像を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記識別画像は、当該遠隔操作装置を所持するユーザを表す写真画像又はアバタ画像であることを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  4. 前記遠隔操作装置について、
    前記操作信号を送信する前記操作対象装置の対象装置識別子を記憶しており、
    第2の無線通信手段を用いて、前記起動状態検出装置との間で第2の無線リンクを確立した際に、前記対象装置識別子を送信する起動状態送信手段を更に有し、
    前記起動状態検出装置について、
    前記起動状態検出手段は、前記対象装置識別子と、前記遠隔操作装置の識別子とを対応付け、
    前記起動状態送信手段は、前記対象装置識別子の前記操作対象装置へ、前記起動状態情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のシステム。
  5. 第1の無線リンクは、指向性のある赤外線通信リンクであり、
    第2の無線リンクは、指向性のない近距離無線リンクである
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のシステム。
  6. 前記近距離無線リンクは、Bluetoothであり、
    前記遠隔操作装置は、呼び出し(Page)シーケンスを定期的に実行することによって、当該識別子を送信する前記識別子送受信手段を更に有することを特徴とする請求項5に記載のシステム。
  7. 前記近距離無線リンクは、無線LAN(Local Area Network)であり、
    前記遠隔操作装置は、当該識別子を含むデータパケットを定期的に送信する前記識別子送受信手段を更に有することを特徴とする請求項5に記載のシステム。
  8. 前記操作対象装置は、テレビ装置であり、
    前記遠隔操作装置は、携帯電話機であり、当該携帯電話機に搭載された赤外線発光部及び近距離無線通信部を用いる
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のシステム。
  9. 前記操作対象装置は、前記起動状態検出装置を一体的に含むことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のシステム。
  10. 操作信号を第1の無線リンクを介して送信する遠隔操作装置と、映像データをディスプレイに再生表示すると共に、前記操作信号を第1の無線リンクを介して受信し且つその内容に応じて動作する操作対象装置とを有するシステムにおける周辺ユーザ表示方法であって、
    前記システムは、起動状態検出装置を更に有し、
    前記遠隔操作装置は各々、識別子を記憶し、
    前記起動状態検出装置が、前記遠隔操作装置における第2の無線リンクの確立状態によって、前記操作対象装置の視聴可能範囲に存在する1つ以上の前記遠隔操作装置を検出する第1のステップと、
    前記起動状態検出装置が、前記遠隔操作装置の前記識別子に対応付けて、前記操作対象装置の視聴可能範囲における「存在」/「不在」を示す起動状態情報を、前記操作対象装置へ送信する第2のステップと、
    前記操作対象装置が、前記遠隔操作装置毎に、前記起動状態情報「存在」を受信した際に、前記ディスプレイに再生表示中の映像に重畳して、当該遠隔操作装置の識別子を表示し、前記起動状態情報「不在」を受信した際に、当該遠隔操作装置の識別子を表示しないように制御する第3のステップと
    を有することを特徴とする周辺ユーザ表示方法。
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