JP5197465B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関し、特にその小サイズ紙のスループットの高速化に関するものである。
従来、電子写真方式、静電記録方式等を採用する画像形成装置に具備される加熱定着装置(以下、定着装置という)においては、いわゆる熱ローラ方式の定着装置が広く用いられている。この定着装置は、未定着トナー像を担持した記録材を、互いに圧接して回転する定着ローラと加圧ローラとで形成されるニップ部を通過させることにより記録材上に永久画像として定着させるものである。
また一方で、スタンバイ時に定着装置に電力を供給せず、消費電力を極力低く抑えたフィルム加熱方式の定着装置が実用化されている。フィルム加熱方式の定着装置は、例えば特許文献1ないし4等に提案され実用化されている。
図2に代表的なフィルム加熱方式の定着装置を表す概略構成図を記す。断熱性ホルダー205に保持されたヒータ204と加圧ローラ202との間に樹脂性や金属性の高熱伝導の定着フィルム203(以下、定着フィルムと記す)を挟んで定着ニップ部Nを形成させる。そして、その定着ニップ部Nに未定着トナー画像を形成担持させた記録材を導入して加熱定着を行う。良好な定着画像を得るための十分な定着ニップ幅Nを形成する手段として、ヒータ204および定着フィルム203を含む定着部材は、加圧ローラ202に対して加圧バネ206等によって、加圧ローラ202の弾性に抗して押圧されている。また、定着部材の長手方向にわたって、略均一な幅の定着ニップ幅Nを安定して形成するために逆Uの字形状に成型した金属製のステー207を介して断熱性ホルダー205の長手方向に略均一な加圧力を与えている。また、加圧ローラ端部の芯金に導電ゴム輪209を配置することによりフィルム電位を安定化させる構成が実用化されている。
特開昭63−313182号公報 特開平2−157878号公報 特開平4−44075号公報 特開平4−204980号公報 特開2006−84805号公報
しかしながら、近年、複写機、プリンタ等の画像形成装置はプリントスピードや立上げの高速化、省エネやコンパクト化といった様々な課題がある。各パーツの高速化に伴い、定着温度が上昇し、クイックスタートを実現するためにヒータの熱応答性の向上や低熱容量化が図られている。
その結果、通紙した際に比較的定着器の熱が記録材に奪われる定着ニップ部に記録材がある領域(通紙領域)と、記録材がなく熱が奪われない領域(非通紙部)との温度差が大きくなってくる。そのため、定着器の長手幅に対し、比較的小さい記録材(小サイズ紙)を通紙した際には、定着器の長手方向において温度差が大きくなる。
これは記録材の定着性確保可能温度と定着装置の破壊温度との温度差すなわちマージンが小さくなっていることを示している。現状は、この温度差を小さくするために比較的大きな記録材(フルサイズ紙)を通紙する際に比べ、小サイズ紙を通紙する際にはプリントスピードを下げて(スループットダウン)熱の緩和時間を稼いでいる場合が多い。実際の使用状況としては限られた枚数を散発的に出力するわけであるが、従来、このスループットダウン設定は大量の小サイズ紙が連続出力された場合を想定して決められている。そのため、実際の使用状況を考慮した場合においては、比較的、破壊マージンが大きく設定されている。よって、小サイズ紙の出力においては、大サイズ紙の場合と比べ、大幅なスループットダウンが行われることからユーザにとっては使い勝手が悪いという問題があった。
この問題に対する先行技術としては、長さの異なる複数の発熱体を用意することにより、長手方向長さの異なる記録材には加熱に使用する発熱体を選択的に用いるというものがある。例えば特許文献5などがある。しかし、装置の複雑化やそれに伴うコストの増大という問題があり、低コスト機への実装は困難である。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、低コストで、小サイズ紙スループットを高速化し、操作性を向上させることを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明では、画像形成装置を次のとおりに構成する。
(1)記録材にトナー画像を形成する画像形成部と、記録材に形成したトナー画像を記録材に加熱定着する加熱定着部と、を有し、記録材搬送方向に直交する方向の幅が画像形成装置で通紙可能な最大幅よりも狭い記録材の連続プリントを行う時に、プリント指示された連続プリント枚数が所定枚数より多い場合に対応した第1プリントモードと、前記連続プリント枚数が前記所定枚数よりも少ない場合に対応し前記第1プリントモードよりも単位時間当たりのプリント枚数が多い第2プリントモードと、を実行可能な画像形成装置において、前記第1プリントモードを実行した場合に次のプリント指示がある時は、前記第1プリントモードを終了した後に待ち時間を経ずにプリントを開始し、前記第2プリントモードを実行した場合に次のプリント指示がある時は、前記第2プリントモードを終了した後に待ち時間を経てプリントを開始することを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、限られた枚数の小サイズ紙を散発的に出力する場合の小サイズ紙スループット向上を実現することが可能となった。これにより、実用上の操作性が向上する。また、本発明は、特にハードウェア構成に変更を加える必要はなく、情報処理上の変更であることから対策コストも少なくて済む。
実施例1で用いる画像形成装置の概略構成を示す断面図。 加熱定着装置の構成を示す図。 実施例1の画像形成システムの概略構成を示すブロック図。 小サイズ紙印刷における設定画面例を示す図。 実施例1の処理を示すフローチャート。 実施例1におけるスループット比較図。 実施例2における端部昇温実験結果示す図。 実施例2の処理を示すフローチャート。 実施例3の処理を示すフローチャート。 実施例4の処理を示すフローチャート。 実施例5の処理を示すフローチャート。
以下、本発明を実施するための形態を、画像形成システムの実施例により詳しく説明する。
実施例1である“画像形成システム”について説明する。
先ず、本実施例の画像形成システムで用いる画像形成装置であるレーザービームプリンタ(以下、LBP)の構成について図1を参照しながら説明する。
なお、画像形成装置はLBPに限られるものではなく、複写機やFAX等でも良い。
図1は、情報処理装置と通信可能な画像形成装置の構成を示す概略断面図であり、LBPの例である。
図1において101はLBP本体であり、外部に接続されているホストコンピュータ等から供給されるプリントデータ(文字コードやイメージデータ等も含む)または制御コードからなる印刷情報やマクロ命令等を入力して記憶する。これとともに、それらの情報に従って対応する文字パターンやフォームパターン等を作成し、記録材上に像を形成する。
102は操作のためのスイッチおよびLED表示器等が配されているオペレーションパネルである。103は前記LBP本体101の制御およびホストコンピュータから供給される文字情報等を解析し印刷処理を行う印刷制御部である。この印刷制御部103において展開された印刷情報は、対応するパターンビデオ信号に変換されレーザドライバ104に出力される。レーザドライバ104は半導体レーザ105を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ105から発射されるレーザ光Lをオン/オフ制御する。レーザ光Lは回転多面鏡106で左右方向に振られて帯電装置114により一様帯電された感光ドラム107上を走査露光する。
これにより、感光ドラム107上には画像パターンの静電潜像が形成されることになる。この潜像は、感光ドラム107周囲に配設された現像装置108により現像、可視化される。現像方法としては、ジャンピング現像法、2成分現像法、FEED現像法などが用いられ、イメージ露光と反転現像とを組み合わせて用いられることが多い。
可視化されたトナー像は、転写装置としての転写ローラ109により、所定のタイミングで搬送された記録材P上に感光ドラム107上より転写される。ここで感光ドラム107上のトナー像の画像形成位置と記録材の先端の書き出し位置が合致するようにトップセンサ110にて記録材の先端を検知し、タイミングを合わせている。所定のタイミングで搬送された記録材Pは感光ドラム107と転写ローラ109に一定の加圧力で挟持搬送される。このトナー像が転写された記録材Pは加熱定着装置111へと搬送され、永久画像として定着される。一方、感光ドラム107上に残存する転写残りの残留トナーは、クリーニング装置112により感光ドラム107表面より除去される。また、113は加熱定着装置111内に設けられた排紙センサであり、紙がトップセンサ110と排紙センサ113の間で紙詰まりなどを起こした際に、それを検知するためのセンサである。
図2は画像形成装置に内蔵される加熱定着装置111の概略構成模式図である。この加熱定着装置111は基本的には互いに圧接してニップ部Nを形成する定着アセンブリ201と加圧ローラ202よりなるフィルム加熱方式の加熱定着装置である。
図2の断面図(a)、斜視図(c)において示すように、定着アセンブリ201は、主に定着フィルム203と、ヒータ204とヒータ204を保持する断熱性ホルダー205、および加圧バネ206より加圧力を受けて断熱性ホルダー205を加圧ローラ202に抗して押圧する金属製のステー207から構成される。
図2(b)に示すように加熱部材としてのヒータ204は、定着フィルム203の内面に接触することによりニップ部Nの加熱を行う。低熱容量のプレート状であり、アルミナや窒化アルミ等の絶縁性セラミック基板204aの表面に、長手方向に沿って、Ag/Pd(銀パラジウム)、RuO、TaN等の通電発熱抵抗層204bが、スクリーン印刷等により形成されている。このヒータ204が定着フィルム203と接する面には、熱効率を損なわない範囲で通電発熱抵抗層を保護する保護層204cを設ける。保護層の厚みは十分薄く、表面性を良好にする程度が望ましく、ガラスやフッ素樹脂コート等を施す。
ヒータ204を保持する断熱性ホルダー205は、液晶ポリマー、フェノール樹脂、PPS、PEEK等の耐熱性樹脂により形成さる。熱伝導率が低いほど加圧ローラ202への熱伝導が良くなるので、樹脂層中にガラスバルーンやシリカバルーン等のフィラーを内包してあっても良い。断熱性ホルダー205は、定着フィルム203の回転を案内する役目も持つ。
207は金属製のステーであり、断熱性ホルダー205と接触し、定着アセンブリ全体の撓みや捩れを抑制する。
ヒータ204の温度制御は、セラミック基板204aの背面に設けたサーミスタ等温度検知素子208の信号に応じて、不図示のCPUが通電発熱抵抗層に印加する電圧のデューティー比や波数等を決定し適切に制御することで行われる。これにより定着ニップ内の温度を所望の定着設定温度に保つ。
すなわち、図2の加熱定着装置は、加熱体と、一面を前記加熱体と接触摺動し他面を被加熱材と接する耐熱性フィルムと、耐熱性フィルムを駆動し、かつ耐熱性フィルムを介して被加熱材を加熱体に密着させるローラ形状の加圧体とを有している。そして、加熱体と加圧体により形成されるニップ部を耐熱性フィルムと被加熱材が一緒に挟持搬送されることにより被加熱材を加熱するものである。
図3は、ホストコンピュータおよび画像形成装置(印刷装置)からなる本実施例の画像形成システムの構成を示すブロック図である。
図3において、301はホストコンピュータであり、プリントデータまたは制御コード等で構成される画像データを画像形成装置101に出力するものである。
なお、本発明の機能が実行されるのであれば、単体の機器であっても、複数の機器からなるシステムであっても、有線/無線を問わず、LAN等のネットワークを介して処理が行われるシステムであってもよい。
画像形成装置101は、機能的に大きく分けて印刷制御部311、オペレーションパネル部102、出力制御部313、プリンタエンジン部314より構成されている。
印刷制御部311は、ホストコンピュータ301との通信手段であるところのインターフェース(I/F)部310と、受信データを一時的に保持管理するための受信バッファ312と、送信データを一時的に保持管理するための送信バッファ315と、印刷制御を実行するにあたり、各種データを格納する記憶手段であるところのファイルシステム316と、印刷データの解析を司るデータ解析部317と、印刷制御処理実行部318と、描写処理実行部319と、ページメモリ320等により構成されている。
インターフェース(I/F)部310は、ホストコンピュータ301との印刷データの送受信およびプリンタの状態通知手段も兼ねる通信手段として機能する。このインターフェース(I/F)部310を通して受信した印刷データは、そのデータを一時的に保持する記憶手段である受信バッファ312に逐次蓄積され、必要に応じてデータ解析部317によって読み出され処理される。
データ解析部317は、各印刷制御用コマンドに準じた制御プログラム321により構成されている。このデータ解析部317で解析されたコマンドは、描写に関する印刷データの解析結果を描写処理実行部319においてより処理しやすい統一的な形式の中間コードに変換する。
また、給紙選択やフォーム登録などの描写以外のコマンドは、印刷制御処理実行部318において処理される。
描写処理実行部319では、この中間コードによって各描写コマンドを実行し、文字や図形、イメージの各オブジェクトをページメモリ320に随時展開していく。
なお、一般的に、印刷制御部311は、中央演算処理装置(CPU)、リードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)等を用いたコンピュータシステムによって構成されている。
また、各部の処理は、マルチタスクモニタ(リアルタイムOS)のもとでタイムシェアリングに処理される構成であってもよいし。各機能ごとに専用のコントローラハードウェアを用意して独立処理される構成であっても構わない。
オペレーションパネル部102は、画像形成装置の各種状態の設定や表示を行うためのものである。
出力制御部313は、ページメモリ320の内容をビデオ信号に変換処理し、プリンタエンジン部314へ画像転送を行う。プリンタエンジン部314は受け取ったビデオ信号を記録材に永久可視画像形成するための画像形成装置部であり、図1において前述したものである。
以上、画像形成装置101について説明したが、次にホストコンピュータ301の構成について説明を加える。
ホストコンピュータ301は、入力デバイスであるところのキーボード303やポインティングデバイスであるところのマウス304、表示デバイスであるディスプレイモニタ302を合わせた1つのコンピュータシステムとして構成されている。ホストコンピュータ301は基本OSのもとで動作しているものとする。本発明の印刷に関する部分にのみ注目し、基本OS上での機能を大きく分類すると、アプリケーションソフト305、基本OSの機能の一部であるグラフィックデバイスインターフェース(GDI)306、プリンタドライバ307、プリンタドライバの生成したデータを一時的に格納処理するプリンタスプーラ308と分けて考えることができる。
なお、一般的に、これらのホストコンピュータ301は、中央演算処理装置(CPU)、リードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)等のハードウェアのもとで基本ソフトと呼ばれるソフトウェアがその制御を司り、その基本ソフトの下で応用ソフトが動作するようになっている。プリンタドライバ307やプリンタスプーラ308等も、この応用ソフトの1つとして位置づけられるものである。
アプリケーションソフト305では、テキスト、図形、画像といった種々のデータ編集作業が可能であり、そのデータを印刷するときには、マウス304等によって不図示の印刷指示部を選択して印刷を実行する。
次に、アプリケーションソフト305は、基本OSの一部の機能であるGDI306をコールする。このGDI306はディスプレイモニタ302に対する画面表示や印刷出力等の表示デバイスや印刷デバイスを司る基本関数群である。各種各様のアプリケーションソフトウェアは、この基本関数群を利用することで、機種(ハードウェア)に依存する部分を意識することなく、動作させることが可能である。
次に、GDI306では、それぞれの画像形成装置の機種に依存する情報を管理するプリンタドライバ307から印刷デバイスの持つ描写能力や印刷解像度等の情報を取り込み、アプリケーションソフト305からコールされたGDI関数を解析し、その情報を現在選択されているプリンタドライバ307に渡す。
プリンタドライバ307は、GDI306から受け取った情報と、それ自身が持つグラフィカルユーザインタフェース(GUI)もしくはキャラクタユーザインターフェース(CUI)によって設定された印刷環境設定を元に、対応する印刷装置の機能に準拠した印刷データを生成するものである。
なお、ここでいう生成された印刷データとは、例えば画像形成装置がプリンタ言語(PDL)を理解できる場合のコマンド群であったり、画像形成装置側でイメージ処理のみを行うといった場合のイメージデータであったり、画像形成装置の機能や能力に対応したすべてのデータのことを意味する。
このように生成された印刷データは、一旦、プリンタスプーラ308と呼ばれるデータ格納手段によって蓄えられる。このプリンタスプーラ308は、アプリケーションソフトに印刷処理の開放を早める働きがある。
つまり、直接、画像形成装置に印刷データを送信すると、画像形成装置の受信バッファ312が満杯になったり、何らかの理由(例えば紙詰まり等)によって、通信手段がオフライン状態になると、ホストコンピュータ301から印刷データが送れない状態になり、アプリケーションソフトの印刷処理が中断してしまうが、一時的にデータを格納する手段があれば、先ずその格納手段に対して印刷データをすべて吐き出してしまえば、アプリケーションソフトは印刷処理から開放されることになる。
このようにして生成された印刷データは、一旦、プリンタスプーラ308と呼ばれるデータ格納手段によって蓄えられた後、ホストコンピュータ301の通信手段であるところのI/F部309を通して、画像形成装置101に送出される。また、I/F部309は画像形成装置101からの印刷情報を受信する機能も備え持つものでもある。
以上、本実施例に関係する各要素について説明をしたが、次に、先ず本実施例の全体的な動作について、より具体的な例の概要を説明する。
本実施例では、ホストコンピュータ301上で、小サイズ紙高速印刷モードを実行する場合の基本例を説明する。
アプリケーションソフト(アプリケーション)305でユーザが編集作業を行い作成されたドキュメントにおいて、ユーザが印刷指示を行うと、アプリケーションソフト305は、基本OSの一部機能であるGDI306をコールする。
このGDI306では、それぞれの画像形成装置の機種に依存する情報を管理するプリンタドライバ307から画像形成装置の持つ描写能力や印刷解像度などの情報を取り込み、アプリケーションソフト305からコールされたGDI関数を解析し、そのドキュメントデータ(情報)をビットマップ展開し、イメージデータとして現在選択されているプリンタドライバ307に渡す。
プリンタドライバ307は、GDI306から受け取ったドキュメントデータと、プリンタドライバ307自身が持つグラフィカルユーザインタフェース(GUI)によって設定された印刷設定情報とを受け取る。
図4はディスプレイモニタ302に表示される印刷設定画面の一例を示す図であり、プリンタドライバ307が持つ本実施例のGUI画面の例である。ユーザはこの画面によりモード選択を行う。
本実施例では、画像形成装置の最大通紙可能幅よりも幅の狭い小サイズ紙の印刷に際して「通常モード」に加え、「高速出力モード」を備えている。そして、プリンタドライバ307が持つGUIによって、小サイズ紙の印刷に際して「通常モード」と「高速出力モード」とのいずれかを指定できることを特徴とする。高速出力モードを選択した場合には、印刷枚数に応じて、通常よりも高速なスループットで出力し、印刷完了後は所定の時間休止することを特徴としている。
図5にデータ処理のフローチャートを示す。
本実施例における、高速出力モードの設定例を表1に、各スループットの説明図を図6に示す。
Figure 0005197465
高速出力モードは1つ以上設定されており、ユーザは、印刷枚数と、その後の休止期間との兼ね合いを考慮してモードを選ぶことが出来る。本実施例では通常モードに加え、2通りの高速出力モードを持つ場合で説明するが、以下、n(n≧1)通りの高速出力モードを持つことを仮定し、同様の議論が展開できることは明らかである。また、各高速出力モードは一定のスループットでも良いし、スループットダウンを伴う設定であっても構わない。
図5のフローチャートにより、本実施例の動作を説明する。なお、このフローチャートの処理は、ホストコンピュータ内の不図示のCPUにより行われる。ここで、小サイズ紙高速出力モードIが10枚以下の高速出力モード、小サイズ紙高速出力モードIIが5枚以下の高速出力モードに対応する。
アプリケーションから小サイズ紙の印刷指示がある(ステップ1(図ではS1と略記する、以下同様))と、ステップ2で画像データを解析し、イメージを生成するとともに、印刷枚数を計算する。ステップ3では、ユーザから小サイズ紙高速出力モードIまたはIIの選択があるか判断し、選択がある場合はステップ4へ移り、選択された高速出力モードIまたはIIを画像形成装置に通達する。
ステップ3でユーザから小サイズ紙高速出力モードの選択がない場合、ステップ5へ移り、画像形成装置へ小サイズ紙通常モードを通達する。
本実施例では、ユーザが印刷の都度、小サイズ紙高速出力モードを選択する情況を想定しているが、これに限らず、予め、小サイズ紙高速出力モードの選択を登録する形で実施することもできる。
本実施例の設定におけるセラミックヒータ端部昇温の測定比較結果を図7に示す。本実施例でのセラミックヒータの端部昇温の許容温度は260℃であり、いずれの場合も許容内の温度に収まっている。
本実施例によって、小サイズ紙の出力が5枚以内においては27%、10枚以内においては33%高速化できることが実験的にも示され、優位性が確認できた。
以上説明したように、本実施例によれば、限られた枚数の小サイズ紙を散発的に出力する場合に、小サイズ紙のスループット向上を実現することができる。これにより、実用上の操作性が向上する。また、本実施例では、特にハードウェア構成に変更を加える必要はなく、情報処理上の変更であることから対策コストも少なくて済む。
実施例2である“画像形成システム”について説明する。
本実施例は、ユーザが選択した小サイズ紙高速出力モードに対し、印刷枚数の計算結果がユーザの想定した枚数よりも少なく、より高速に出力可能なモードが存在する場合、自動的に最速出力設定に切り換える例である。
本実施例の全体構成は実施例1と同様なので、説明を省略する。
表1に示す高速出力モードを持つ場合を例に説明する。
ユーザが10枚以下の高速出力モードIを選択し、プリンタドライバにおける計算結果として出力された実際の印刷枚数が5枚以下であった場合、自動的に5枚以下のより高速の高速出力モードIIに切り換える例である。
図8に示すフローチャートにより本実施例における処理を説明する。
ここで、小サイズ紙高速出力モードIが10枚以下の高速出力モード、小サイズ紙高速出力モードIIが5枚以下のより高速の高速出力モードに対応する。
アプリケーションから小サイズ紙の印刷指示がある(ステップ21)と、ステップ22で画像データを解析し、イメージを生成するとともに、印刷枚数を計算する。ステップ23では、ユーザから小サイズ紙高速出力モードIの選択があるか判断し、高速出力モードIの選択がある場合、ステップ24へ移る。小サイズ紙高速出力モードIの選択がない場合は、ステップ27へ移り、小サイズ紙通常モードを画像形成装置に通達する。
ステップ24で、計算された印刷枚数が、小サイズ紙高速出力モードIIの印刷上限枚数5枚以下か判断し、5枚以下の場合はステップ25ヘ移り、小サイズ紙高速出力モードIIを所要の出力モードとして画像形成装置に通達する。5枚を超えている場合は、ステップ26に移り、高速出力モードIを画像形成装置に通達する。
以上説明したように、本実施例によれば、ユーザが選択した小サイズ紙高速出力モードに対し、より高速の高速出力モードが適用可能な場合に、自動的にその高速出力モードが適用てき、操作性が向上する。
実施例3である“画像形成システム”について説明する。
本実施例は、ユーザが選択した小サイズ紙高速出力モードの印刷上限枚数に対し、印刷枚数の計算結果がその上限枚数よりも多く、その枚数に対応可能な小サイズ紙高速出力モードが存在する場合は自動的にその小サイズ紙高速出力モードに切り換える例である。
本実施例の全体構成は実施例1と同様なので、説明を省略する。
表1に示す高速出力モードを持つ場合を例に説明する。
ユーザが5枚以内の小サイズ紙高速出力モードIIを選択し、プリンタドライバから出力された実際の印刷枚数が5枚よりも多い場合には、自動的に10枚以内の小サイズ紙高速出力モードIの印刷に切り換える例である。
図9に示すフローチャートにより本実施例における処理を説明する。
ここで、小サイズ紙高速出力モードIが10枚以下の高速出力モード、小サイズ紙高速出力モードIIが5枚以下のより高速の高速出力モードに対応する。
アプリケーションから小サイズ紙の印刷指示がある(ステップ31)と、ステップ32で画像データを解析し、イメージを生成するとともに、印刷枚数を計算する。ステップ33で、ユーザが小サイズ紙高速出力モードIIを選択しているか判断し、選択している場合は、ステップ34へ移り、選択していない場合はステップ38へ移り小サイズ紙通常モードを画像形成装置へ通達する。
ステップ34では、計算された印刷枚数が、小サイズ紙高速出力モードIIの印刷上限枚数である5枚以下であるか判断し、5枚以下の場合は、ステップ35へ移り、小サイズ紙高速出力モードIIを画像形成装置に通達する。5枚以下でない場合は、ステップ36へ移り、計算された印刷枚数が高速出力モードIの印刷上限枚数である10枚以下であるか判断し、以下である場合は、ステップ37へ移り小サイズ紙高速出力モードIを画像形成装置に通達する。以下でない場合は、ステップ38へ移り、小サイズ紙通常モードを画王形成装置へ通達する。
以上説明したように、本実施例によれば、ユーザが要求する小サイズ紙高速出力モードが印刷枚数の点で不適当であっても、より低速の小サイズ紙高速出力モードが適用可能な場合に、自動的にその小サイズ紙高速出力モードが適用でき、操作性が向上する。
実施例4である“画像形成システム”について説明する。
本実施例は、ユーザが選択した小サイズ紙高速出力モードの制限枚数に対し、印刷枚数の計算結果がその制限枚数よりも多い場合は自動的に小サイズ紙通常モード印刷に切り換える例である。
本実施例の全体構成は実施例1と同様なので、説明を省略する。
表1に示す高速出力モードを持つ場合を例に説明する。
ユーザが5枚以内高速出力モードを選択し、プリンタドライバから出力された実際の印刷枚数が6枚よりも多い場合には、自動的に高速出力モードから抜け、小サイズ紙通常モード印刷に切り換える。
データ処理のフローチャートを図10に示す。
アプリケーションから小サイズ紙の印刷指示がある(ステップ41)と、ステップ42で画像データを解析し、イメージを生成するとともに、印刷枚数を計算する。ステップ43では、ユーザから小サイズ紙高速出力モードIまたはIIの選択があるか判断し、選択がある場合はステップ44へ移り、選択がない場合はステップ46へ移り、小サイズ紙通常モードを画像形成装置に通達する。
ステップ44では、計算した印刷枚数が、選択した小サイズ紙高速出力モードの印刷上限枚数以下か判断し、上限枚数以下であればステップ45に移りその小サイズ紙高速出力モードを画像形成装置に通達する。上限枚数以下でなければステップ46へ移り、小サイズ紙高速出力モードの選択にかかわらず、画像形成装置に小サイズ紙通常モードを通達する。
以上説明したように、本実施例によれば、計算された印刷枚数を勘案してモードを決定しているので、実施例1より確実な動作が期待できる。
実施例5である“画像形成システム”について説明する。
本実施例は、小サイズ紙高速出力モードが選択された場合において、加熱定着装置の温度検知素子による初期検知温度に応じて、小サイズ紙高速出力モードの適用可否を決定する例である。
本実施例の全体構成は実施例1と同様なので、説明を省略する。
本実施例では加熱定着器の加熱ヒータ基板裏に配置した温度検知素子の初期検知温度が、100℃以下であれば、小サイズ紙高速出力モード印刷の実行を許可する。100℃よりもが高い場合は、小サイズ紙高速出力モード印刷が選択されていても、自動的に通常モード印刷に切り換える。
データ処理のフローチャートを図11に示す。
アプリケーションから小サイズ紙の印刷指示がある(ステップ51)と、ステップ52で画像データを解析し、イメージを生成するとともに、印刷枚数を計算する。ステップ53では、ユーザから小サイズ紙高速出力モードIまたはIIの選択があるか判断し、小サイズ紙高速出力モードIまたはIIの選択がある場合は、ステップ54へ移る。選択がない場合は、ステップ56へ移り、小サイズ紙通常モードを画像形成装置に通達する。
ステップ54では、温度検知素子の初期検知温度が100℃以下か判断し、以下の場合は、選択されている小サイズ紙高速出力モードを画像形成装置に通達し、100℃を超えている場合はステップ56へ移り、小サイズ紙通常モードを画像形成装置に通達する。
これにより、ホット状態に起因する加熱定着器の破壊を防ぐことができる。
101 画像形成装置
111 加熱定着装置
301 ホストコンピュータ

Claims (4)

  1. 記録材にトナー画像を形成する画像形成部と、
    記録材に形成したトナー画像を記録材に加熱定着する加熱定着部と、
    を有し、記録材搬送方向に直交する方向の幅が画像形成装置で通紙可能な最大幅よりも狭い記録材の連続プリントを行う時に、プリント指示された連続プリント枚数が所定枚数より多い場合に対応した第1プリントモードと、前記連続プリント枚数が前記所定枚数よりも少ない場合に対応し前記第1プリントモードよりも単位時間当たりのプリント枚数が多い第2プリントモードと、を実行可能な画像形成装置において、
    前記第1プリントモードを実行した場合に次のプリント指示がある時は、前記第1プリントモードを終了した後に待ち時間を経ずにプリントを開始し、前記第2プリントモードを実行した場合に次のプリント指示がある時は、前記第2プリントモードを終了した後に待ち時間を経てプリントを開始することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1プリントモードと、前記第2プリントモードと、を、ユーザーが選択できることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置は、前記連続プリント枚数が前記所定枚数よりも多い場合は前記第1プリントモードを実行し、前記連続プリント枚数が前記所定枚数より少ない場合は前記第2プリントモードを実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記加熱定着部は、筒状のフィルムと、前記フィルム内面に接触するヒータと、前記ヒータと共に前記フィルムを介してニップ部を形成する加圧部材と、を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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