JP5195944B2 - 記録装置 - Google Patents
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本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、記録装置本体の高さを抑制しつつ、ロール紙の端面折れを防止することができる記録装置を提供することを目的としている。
図1は、本発明の記録装置の一実施形態に係るサーマルプリンタを示す斜視図である。このサーマルプリンタ100は、ライン状に複数の発熱抵抗体が配置されたサーマルヘッドにより、ロール状のサーマル紙(感熱紙)である記録媒体(以下、ロール紙とする。)の記録面に対して、文字や画像等の情報を記録するものである。
また、フロントカバー2の上端と、メインケース1の上面前端との間には、ロール紙が排出される排紙口32が形成されている。
このロール紙ホルダ18は、両サイドフレーム8、9の前部下端8a、9aから斜め上方に傾斜する傾斜面18aを有し、この傾斜面18aの後端18bが円弧状に上方に延びて、両サイドフレーム8、9の後端面8b、9bの近傍に位置している。このロール紙ホルダ18の傾斜面18aには、ロール紙40が載置され、このロール紙40は、傾斜面18aを転がって、カバーフレーム11に当接する位置に配置される。
ばね支持フレーム21は、前端部21aがヘッド軸23の下面に当接し、前端部21aから略水平に両サイドフレーム8、9の後端面8b、9bに向かって延びる板部材から成り、その後端部21bと上フレーム7との間にばね27が配設されている。ばね支持フレーム21は、ばね27の引張力により、前端部21aとヘッド軸23との当接位置を支点に揺動し、ヘッド支持フレーム20に支持されたサーマルヘッド19をプラテン17側に押し付ける。
この曲げ部41には、図3に示すように、未使用のロール紙40からプラテン17に繰り出されたロール紙40aが当接し、このロール紙40aを曲げ部41に沿って屈曲させてプラテン17にロール紙40aを案内する。このため、サーマルヘッド19により記録される前のロール紙40aのコシが強くなり、ロール紙40aの端面折れが防止される。
そこで、本実施形態では、カバーフレーム11の上部に、ロール紙40aが第1紙案内部42の曲げ部41に当接しなくなる前にロール紙40aに当接してロール紙40aを第1紙案内部42の曲げ部41に当接させる第2紙案内部50を設けている。
この紙案内本体52は、図示せぬ付勢部材により支持軸51を支点として図中X+方向に付勢されており、この紙案内本体52が上記付勢力に抗して図中X−方向に回動された際に、カバーフレーム11の内壁面に当接する複数の脚部55が設けられ、この脚部55により紙案内本体52の揺動範囲が規制される。
本構成では、図7に示すように、上記開口44の下端位置を規制する第2紙案内部50が、図中X−方向に揺動自在に支持されているため、未使用のロール紙40を装填したり、取り外したりする際に、第2紙案内部をX−方向に揺動させることにより、未使用のロール紙40の装填及び取り外しが可能になる。なお、開口長さL1より小さい直径のロール紙40については、第2紙案内部50を揺動させることなく装填及び取り外しができることは勿論である。
しかも、この第2紙案内部50は、カバーフレーム11から未使用のロール紙40の外周面に沿って延出して、図3に示すように、ロール紙40の最上位置αより低い位置でロール紙40とプラテン17との間の間隙43内に配置されるので、この種の第2紙案内部50をロール紙40の最上位置αの上方に配置する場合に比して、サーマルプリンタ100の高さを抑えることができ、容易に小型化を図ることができる。
また、本構成では、第2紙案内部50をカバーフレーム11に対して揺動自在に支持したので、カバーフレーム11を開いた際に、第2紙案内部50を揺動させてロール紙40を挿脱する際の開口44を大きくすることができ、大径のロール紙40を容易に挿脱することができる。また、この第2紙案内部50を付勢部材によって、ロール紙40を交換するとき以外は、ロール紙40が減少した際にロール紙40aに当接する位置に保持させることができる。
Claims (4)
- 本体と開閉扉とを備える記録装置であって、
前記本体は、ロール紙を収納する収納部と、前記ロール紙から繰り出された紙の記録面に記録する記録ヘッドと、前記紙を案内する前記第1紙案内部と、を備え、
前記開閉扉は、前記開閉扉が閉じたときに前記記録ヘッドと対向するプラテンと、前記紙を案内する第2紙案内部と、を備え、
前記第1紙案内部は、前記ロール紙から繰り出されて前記プラテンに至る前記紙に前記記録面から当接可能であり、
前記第2紙案内部は、前記ロール紙から繰り出されて前記プラテンに至る前記紙に前記記録面の裏面から当接可能なものであり、前記開閉扉に揺動可能に支持され、付勢部材により前記プラテンから離反する方向に付勢され、規制部材により前記プラテンに近接する方向において揺動が規制されることを特徴とする記録装置。 - 前記第2紙案内部は、前記紙が前記ロール紙から繰り出される位置であり前記ロール紙における外周上の位置が前記プラテンに近づくと、前記紙に当接しない状態から前記紙に当接する状態に移行する位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記第2紙案内部は、前記ロール紙の直径の大きさに基づき、前記紙に当接しない状態から前記紙に当接する状態に移行する位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記第2紙案内部には、異なる紙幅のロール紙を案内するためのロール紙スペーサを装着可能とする切込が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の記録装置。
Priority Applications (1)
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JP2011023573A JP5195944B2 (ja) | 2011-02-07 | 2011-02-07 | 記録装置 |
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JP2011023573A JP5195944B2 (ja) | 2011-02-07 | 2011-02-07 | 記録装置 |
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JP2005358668A Division JP4788326B2 (ja) | 2005-12-13 | 2005-12-13 | 記録装置 |
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JP2011093327A JP2011093327A (ja) | 2011-05-12 |
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Family Applications (1)
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JP2011023573A Active JP5195944B2 (ja) | 2011-02-07 | 2011-02-07 | 記録装置 |
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Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0419541U (ja) * | 1990-06-08 | 1992-02-19 | ||
JP3354437B2 (ja) * | 1997-05-15 | 2002-12-09 | シャープ株式会社 | ロール紙の紙送り機構 |
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2011
- 2011-02-07 JP JP2011023573A patent/JP5195944B2/ja active Active
Also Published As
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JP2011093327A (ja) | 2011-05-12 |
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