JP5191812B2 - 通信処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信処理装置に関するものである。
近年、マイクロコントローラ等のチップのパッケージサイズ縮小に伴い入出力端子数の削減が進んでおり、このようなチップでは有効端子が増えると大きなメリットがある。このため、有効端子数を増やすために、チップに電源を供給する電源線を利用してデータ信号の送受信(以下、電源線通信と称す)が行われている。
例えば特許文献1などで、電力供給用の電力線を介して電子制御ユニット間で電流通信を行っている技術が開示されている。
特開平11−68626号公報
電源線通信では、マイクロコントローラに供給される直流の電源電圧にデータ信号が重畳されて送信される。しかし、近年マイクロコントローラの微細化や省電力化のため、電源電圧は低下傾向にあり、電源電圧に重畳された信号によっては、マイクロコントローラの動作限度以下に電圧を下げてしまう可能性がある。この場合、マイクロコントローラに瞬間的にパワーオンリセットがかかる可能性があり、マイクロコントローラの誤動作を引き起こす恐れがある。
本発明の一態様は、電源電位にデータを重畳させて通信を行うデータ処理装置であって、前記電源電位を受ける端子と、通信回路と、前記通信回路に接続され、前記通信回路から出力されるデジタルデータを微分した波形を前記端子に出力する出力回路と、を備え、前記出力回路が出力する微分波形の振幅の絶対値は、前記デジタルデータの立ち上がり若しくは立ち下がりの一方に対応する微分波形と、前記デジタルデータの立ち上がり若しくは立ち下がりの他方に対応する微分波形とで異なる通信処理装置である。
本発明の別の態様は、電源電圧が印加された電力線を介して通信を行う通信処理装置であって、一端が前記電力線に接続される容量素子と、前記容量素子の他端に接続され、送信信号の出力時に、前記容量素子の他端に電位の変化を与える充放電回路と、を備え、前記充放電回路は、前記容量素子の他端の電位を下降させる場合には、前記容量素子に対する充電若しくは放電時の時定数を段階的に変化させる通信処理装置である。
本発明の更に別の態様は、電源電圧が印加された電力線を介して通信を行う通信処理装置であって、一端が前記電力線に接続される容量素子と、前記容量素子の他端に接続され、送信信号を出力時に、前記容量素子の他端の電位を上昇させ、その後、前記上昇させた前記容量素子の他端の電位を、複数回に分けて下降させる充放電回路と、を有する通信処理装置である。
本発明によれば、電源電位に重畳されるデジタルデータを微分した波形の一方の振幅を他方より小さくすることで、電源電位を必要以上に低下させなくすることができる。
本発明によれば、電源線に重畳される信号によって引き起こされる通信処理装置の誤作動を防ぐことが出来る。
発明の実施の形態
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態は、本発明の通信処理装置をプリント基板上に配置されたマイクロコントローラチップに適用したものである。
図1に本実施の形態にかかるマイクロコントローラ100及び200を用いた電源線通信システムの構成を示す。マイクロコントローラ100及び200は、お互いが接続された電源線を利用してデータ信号の送受信を行っている。なお、マイクロコントローラ100と200は、本発明の観点から同様の構成となっている。よって、構成等の詳細な説明はマイクロコントローラ100についてのみ行う。
図1に示すように、マイクロコントローラ100は、送信回路110と、受信回路120と、制御回路130と、ローパスフィルタ140とを有している。
また、マイクロコントローラ200とは、電源線300で接続されている。その電源線300に、例えばDC5Vの電源電圧VDDが端子320からローパスフィルタ310を経て印加されている。この電源線300がマイクロコントローラ100及び200の電源端子150と接続される。よって、この電源線300に印加される電源電圧VDDによりマイクロコントローラ100及び200が動作する。
ローパスフィルタ310は、誘電素子L1を有する。ローパスフィルタ310は、電源電圧VDDを供給する電源電圧端子320と、電源線300との間に接続される。ローパスフィルタ310は、電源電圧VDDに重畳される送受信信号が端子320側に漏れ出さないようにする目的で設置されている。
ここで、図1の本実施の形態の電源線通信システムが、機器に実装された場合、どのように構成されているかを説明するため、図2に一例としての斜視図を示す。図2に示すように、プリント基板400上に、外部電源入力端子401と、レギュレータ402と、ローパスフィルタ310と、マイクロコントローラ100、200と、ICチップ403が配置されている。なお、図1と同じ符号が付されたものは、図2においても同じ構成を指すものとする。
まず、外部電源(不図示)から外部電源入力端子401を経て、レギュレータ402に電圧が印加される。レギュレータ402は、例えばDC5Vを配線上のノードAに供給する。なお、レギュレータ402の出力電圧が図1における電源電圧VDDに相当し、レギュレータ402の出力端子が図1における電源電圧端子320に相当する。
ノードAには、ICチップ401とローパスフィルタ310が接続されており、ICチップ403は、このDC5Vを電源電圧として動作する。なお、ICチップ403は、電力線通信機能を有さない通常のICチップであるため、図1において記載していない。
ローパスフィルタ310は、ノードAと電源線300間に配置されており、電源線300とノードA間の交流信号成分を遮断している。電源線300は、マイクロコントローラ100と200を接続している。よって、ローパスフィルタ310により、マイクロコントローラ100と200は、この電源線300を通じてのみ信号の送受信を行っている。
なお、これは一例であり、プリント基板上のマイクロコントローラ間の電源線通信に限定されない。よって、例えば、プリント基板上の配線による電源線通信ではなく、ケーブル等で電源線通信を行うシステムでもかまわない。以上が図2についての説明である。
ローパスフィルタ140は、誘電素子等により構成される。ローパスフィルタ140は、制御回路130の電源入力端子Vin端子(ノードC)と電源端子150との間に接続される。ローパスフィルタ140は、ローパスフィルタ310と同様の働きをする。つまり、電源電圧VDDに重畳される送受信信号が制御回路130側に漏れ出さないようにする目的で設置されている。よって、ノードC及び制御回路130のVin端子には、このローパスフィルタ140を経た電源電圧VDDが供給されている。
送信回路110は、多段トランジスタ回路111(充放電回路)と、容量素子C1とを有する。図3に多段トランジスタ回路111の詳細な構成を示す。図3に示すように、多段トランジスタ回路111は、PMOSトランジスタMP1と、NMOSトランジスタMN1〜MN5と、抵抗素子R11〜R15とを有している。また、多段トランジスタ回路111は、制御回路130のデータ出力端子Dout1〜Dout5と接続される。なお、便宜上、記号「Dout1」〜「Dout5」はデータ出力端子名を示すと同時に、そのデータ出力端子から出力されるハイレベル又はロウレベルの出力データ制御信号を示すものとする。
PMOSトランジスタMP1及びNMOSトランジスタMN1のゲートには、データ出力端子Dout1と接続される。また、NMOSトランジスタMN2〜MN5は、それぞれデータ出力端子Dout2〜Dout5と接続される。また、PMOSトランジスタMP1は、ソースが電源電圧VDD端子112、ドレインがノードBに接続される。ここで、電源電圧VDD端子112は、図1のノードCの電位を利用して電源電圧VDDを供給している。
また、抵抗素子R11〜R15のそれぞれ一方の端子が、ノードBに接続される。また、抵抗素子R11〜R15の他方の端子が、それぞれNMOSトランジスタMN1〜MN5のドレインに接続される。また、NMOSトランジスタMN1〜MN5のソースが接地端子に接続される。抵抗素子R11〜R15の抵抗値は、例えば、2kΩ、1.5kΩ、850Ω、400Ω、70Ω、1Ωのようにそれぞれ異なるよう構成される。なお、NMOSトランジスタMN1〜MN5のオン抵抗を調整して設計することで抵抗素子R11〜R15を省略することもできる。その場合、NMOSトランジスタMN1が最もオン抵抗の高いものとし、NMOSトランジスタMN5まで順にオン抵抗を低くするよう設計する。
容量素子C1は、一方の端子(以後、端子aと称す)がノードB、他方の端子(以後、端子bと称す)が送信回路110の出力端子、つまり、マイクロコントローラ100の電源端子150と接続される。よって、容量素子C1の端子bには電源電圧VDDが印加されている。容量素子C1は、出力データ制御信号Dout1〜Dout5に応じて多段トランジスタ回路111のノードBに現れる信号に対し、ハイパスフィルタとして機能する。例えばノードB、つまり容量素子C1の端子aの電位が急激に立ち上がった場合、その立ち上がりに応じた電位が、端子bにも現れる。この端子bに現れた電位は、所定の時定数をもって徐々に低下し、いずれ電源電圧VDDに戻る。逆に容量素子C1の端子aの電位が急激に立ち下がった場合、その立ち下がりに応じた電位が、端子bにも現れる。この電位も、所定の時定数を持って徐々に上昇し、いずれ電源電圧VDDに戻る。つまり、ハイパスフィルタである容量素子C1は、端子aに印加される急峻な電位変化の信号成分(以後、高周波信号と称す)のみを端子bに伝達する。ここで、容量素子C1の端子aに印加される信号がデジタルデータのような矩形波の場合、そのデジタルデータを微分した波形が端子bに現れるとみなすことができる。以上このように、容量素子C1はノードBの電位の変移に対応した高周波信号を電源端子150側に出力する。よって、送信回路110は、制御回路130からのDout1〜Dout5の出力データ制御信号を、容量素子C1と多段トランジスタ回路111により高周波の送信信号VWAVEに変換し、電源電圧VDDに重畳して電源線300に出力する。
なお、上記のような容量素子C1のハイパスフィルタとしての動作は、容量素子C1が充電状態でも放電状態でもかまわない。例えば、容量素子C1の両端の電位が共に電源電圧VDDで、両端の電位差がなく(放電状態)、端子aの電位を接地電位まで下降させる場合を考える。この場合、容量素子C1の端子aの電位が急激に立ち下がると、端子bの電位も追従して立ち下がり、高周波信号を電源端子150側に出力する。この後、端子bは電源電圧VDDが印加されているため、徐々に上昇する。この上昇時に、容量素子C1は両端の電位差に応じた電荷が充電される。
逆に例えば、容量素子C1の端子aが電源電圧VDD以上の電位が印加されており(充電状態)、電源電圧VDDまで下降させる場合を考える。この場合でも、容量素子C1の端子aの電位が急激に立ち下がると、端子bの電位も追従して立ち下がり、高周波信号を電源端子150側に出力する。この後、端子bは電源電圧VDDが印加されているため、徐々に上昇する。この上昇時に容量素子C1は充電していた電荷を徐々に放電する。
受信回路120は、抵抗素子R1〜R6と、コンパレータ121とを有する。抵抗素子R1とR2は、電源端子150と接地端子間に直列で接続される。抵抗素子R1とR2はノードDで接続される。よって、ノードDには、電源線300に供給される電源電圧VDDと、それに重畳された高周波信号VWAVEを抵抗素子R1とR2とで分圧した電位が生じる。
抵抗素子R3とR4は、ノードCと接地端子間に直列で接続される。抵抗素子R3とR4はノードEで接続される。よって、ノードEには、ノードCに供給される電圧を抵抗素子R3とR4とで分圧した電位が生じる。
コンパレータ121は、ノードDとEの電位の差を増幅し、それを受信信号Dinとして制御回路130へ送る。なお、便宜上、記号「Din」は、コンパレータ121が出力する受信信号を示すと同時に、制御回路130のデータ入力端子名を示すものとする。
制御回路130は、データ送信時に、送信回路110に対してハイレベル又はロウレベルの制御信号Dout1〜Dout5を出力する。また、受信回路120から受信信号Vinを入力し、受信データとして処理する。また、制御回路130は、マイクロコントローラ100のコアロジック回路でもあり、送信回路110の送信信号制御や、受信回路120からの受信信号処理以外の処理も行っている。よって、制御回路130の電源入力端子Vinに供給される電圧が、最低動作電圧以下になるとマイクロコントローラ100全体にパワーオンリセットがかかるものとする。
なお、マイクロコントローラ100は、接地電位供給用の接地電源端子160を有する。この接地端子160は、特に図示しないが、マイクロコントローラ100内の各回路の接地端子と接続され、接地電位を供給している。
次に、マイクロコントローラ100の送信部110の動作を図面を参照しながら詳細に説明する。図4にマイクロコントローラ100の送信部110の動作のタイミングチャートを示す。なお、ここでは時刻t1〜t12まで送信データ「1」、時刻t12〜t19まで送信データ「0」を、マイクロコントローラ100がマイクロコントローラ200に送信するものとする。また、容量素子C1は、時刻t1までに充電されているものとする。
まず、時刻t1〜t13までの送信データ「1」の送信信号VWAVEの生成動作を説明する。
時刻t1に制御回路130からロウレベルの制御信号Dout1〜Dout5が出力される。これにより、PMOSトランジスタMP1がオンとなり、NMOSトランジスタMN1〜MN5がオフになる。よって、電源電圧VDDが容量素子C1の端子aと接続され、電源電圧VDDが容量素子C1の端子aにかかる。一方、容量素子C1は充電されているため、容量素子C1の端子b側に、電源電圧VDDを中心電位とした正電位側のパルス状の信号Aが発生する。この信号Aは徐々に電位が下がり、所定の時定数を持って電源電圧VDDとなる。
その後、時刻t2に制御信号Dout1がハイレベルになる。これにより、PMOSトランジスタMP1がオフ、NMOSトランジスタMN1がオンとなる。よって、電源電圧VDDとノードBとが遮断され、接地電位とノードBが抵抗素子R11を介して接続される。このことにより、電源電圧VDDを中心電位とした負電位側のパルス状の信号B1が発生する。この信号B1は、徐々に電位が上がり、所定の時定数を持って電源電圧VDDとなる。
時刻t3に制御信号Dout2がハイレベルになる。これにより、NMOSトランジスタMN2がオンとなる。よって、このとき接地電位とノードBが並列接続の抵抗素子R11、R12を介して接続される。このことにより、負電位側のパルス状の信号B2が発生する。この信号B2も、信号VWAVE3と同様、徐々に電位が上がり、所定の時定数を持って電源電圧VDDとなる。
以後、時刻t4〜t6の各時刻において、それぞれ制御信号Dout3〜Dout5がハイレベルになる。これにより、各時刻において、NMOSトランジスタMN3〜MN5がオンとなる。よって、各時刻において、接地電位とノードBが、それぞれ並列接続の抵抗素子R11〜R13、R11〜R14、R11〜R15を介して接続される。このことにより、時刻t4〜t6の各時刻において、それぞれ負電位側のパルス状の信号B3〜B5が発生する。なお、信号B3〜B5も、徐々に電位が上がり、所定の時定数を持って電源電圧VDDとなる。
そして以後、時刻t7〜t12において、上述した時刻t1〜t6と同様の動作が行われ、時刻t12で送信データ「1」の送信信号VWAVEの生成動作が終了する。
次に、時刻t13〜t20までの送信データ「0」の送信信号VWAVEの生成動作を説明する。但し、時刻t13〜t18までは、時刻t1〜t6と同様の動作を行うため、説明は省略する。時刻t18からは制御信号Dout1〜Dout5がロウレベルにならず、ハイレベルを保持する。つまり、時刻t19からt20までの期間、送信信号VWAVEは、信号A、B1〜B5が発生せず、電源電圧VDDのままである。
ここで、時刻t1〜t7までの期間を期間Aとすると、時刻t7〜t13、時刻t13〜t19では、期間Aと同様の動作を行っている。つまり、送信回路110は、送信信号VWAVEを生成するにあたり、送信データが「1」のとき、期間Aの信号A、B1〜B5が2回発生し、送信データが「0」のとき、期間Aの信号A、B1〜B5が前半の1回しか発生しない。
ここで、期間Aにおける、信号A、B1〜B5の発生動作を図面を参照しながら詳細に説明する。図5に期間Aの容量素子C1の端子bに発生する電位Vc1、つまり、信号VWAVEの電位波形と、端子aに流れる電流Ic1の絶対値の電流波形を示す。
まず、時刻t1以前は、容量素子C1は充電されている。このため、容量素子C1の両端子a、b間には所定の電位差Vaが生じている。端子b側の電位はVDDである。端子bに流れる電流は0Aとなっている。
時刻t1において、図4でも説明したが、PMOSトランジスタMP1のみオンで、NMOSトランジスタMN1〜MN5は全てオフである。よって、容量素子C1の端子aに電源電圧VDDの電位が印加される。このとき、容量素子C1は充電済みのため、Vc1は、VDD+Vaの電位となる。このVc1の電位は、所定の時定数をもって、VDDへと降下して行く。この端子bに発生する正電位側のパルス状の電圧を信号Aとして利用する。
同じく、時刻t1に端子bと同電位の電源電圧VDDが端子aにかかるため、容量素子C1の放電が開始され、容量素子C1の正極である端子bから電流が放出される。つまり、容量素子C1の端子aに電流Ic1が流れる。この電流Ic1は、容量素子C1の放出する電荷量が減少するため、所定の時定数をもって減少する。なお、時刻t2付近では、容量素子C1がほぼ放電状態となるため、電流Ic1は流れなくなる。
次に、時刻t2において、PMOSトランジスタMP1がオフとなり、NMOSトランジスタMN1がオンとなる。よって、容量素子C1の端子aと接地電位が接続され、容量素子C1の充電が開始される。しかし、端子aと接地電位間には、比較的大きい抵抗値の抵抗素子R11が存在するため、大きな電流は流れず、時刻t3までに図中の電流Ib1程度の電流が流れる。
電位Vc1においても、時刻t2に容量素子C1の端子aと接地電位が接続され、抵抗素子R11と上記電流Ib1に応じて、端子aの電位が所定の電位Vb1程度下降する。この容量素子C1の端子aの電位の下降により、端子bの電位も電位Vb1程度まで下降する。この端子bのVb1の電位は、所定の時定数をもって、VDDへと上昇する。この端子bに発生する負電位側のパルス状の電圧を信号B1として利用する。なお、図5では、下降電位Vb1を「ΔVb1」と記載する。
以降、時刻t3においても同様の動作が行われる。つまり、時刻t3では、抵抗素子R11とR12の合成抵抗を経て容量素子C1の端子aと接地電位が接続され、容量素子C1が充電される。このときの抵抗素子R11とR12の合成抵抗に流れる電流により生じる増加分を電流をIb2とする。また、この電流Ib2と抵抗素子R11とR12の合成抵抗により生じる電圧降下をVb2とすると、端子bの電位もVb2下降する。この端子bのVb2の電位は、所定の時定数をもって、VDDへと上昇する。この端子bに発生する負電位側のパルス状の電圧を信号B2として利用する。なお、図5では、降下電位Vb2を「ΔVb2」と記載する。
以下、時刻t4〜t6まで、同様の動作が行われる。時刻t4では、容量素子C1の端子bに、抵抗素子R11〜R13の合成抵抗に流れる増加電流Ib3により電圧降下Vb3が生じる。この電圧降下Bb3を信号B3として利用する。時刻t5では、容量素子C1の端子bに、抵抗素子R11〜R14の合成抵抗に流れる増加電流Ib4より電圧降下Vb4が生じる。この電圧降下Bb4を信号B4として利用する。時刻t6では、容量素子C1の端子bに、抵抗素子R11〜R15の合成抵抗に流れる増加電流Ib5より電圧降下Vb5が生じる。この電圧降下Bb5を信号B5として利用する。そして、最終的に時刻t7で生じた電流Ic1は、時刻t1で生じた電流と同じになり、再び容量素子C1の再充電が完了する。
なお、上述した動作からもわかるように、時刻t1においてPMOSトランジスタMP1がオンになることからノードBの電位は、所定の電位(VDD−Va)から電源電圧VDDまで上昇する。そして、時刻t2〜t7にかけて、NMOSトランジスタMN1〜MN5が順にオンになり、再びノードBの電位を所定の電位(VDD−Va)に下降させる。送信回路110は、データ送信時に、このサイクルを繰り返す。このことから、送信回路110の多段トランジスタ回路111は、一旦上昇させたノードBの電位を、複数回に分けて下降させる機能を有するともいえる。また、上記所定の電位(VDD−Va)を接地電位としてもよい。
以上、送信回路110は、送信信号VWAVEとして、正電位側に大きなパルス状の信号Aを発生させることができる一方、負電位側には、小さなパルス状の信号B1〜B5しか発生させない。つまり、送信回路110は、電源線300に供給される電源電圧VDDに対し、負電位側に大きな電圧降下を起こさずに、容量素子C1の充放電動作を行うことが可能となっている。
ここで、マイクロコントローラ100、200は、電源線300に供給される電源電圧VDDを電源として各種の処理動作を行っている。しかし、この電源電圧VDDが短時間でも、マイクロコントローラ100、200の最低動作電圧以下になった場合、パワーオンリセットがかかり誤動作を起こす可能性がある。つまり、電源線通信において、電源電圧VDDより、低電位側には可能な限り電圧降下を発生させないようにする必要がある。
ここで、本実施の形態の多段トランジスタ回路の効果を説明するため、図6に示すようなPMOSトランジスタMP1とNMOSトランジスタMN1のみで構成されている場合の送信回路110の電位Vc1と、電流Ic1の波形を図7に示す。なお、図7の時刻t1では、PMOSトランジスタMP1がオンとなり、NMOSトランジスタMN1がオフであるため図5の時刻t1と同様の動作となり、説明は省略する。
時刻t2において、PMOSトランジスタMP1がオフ、NMOSトランジスタMN1がオンとなり、容量素子C1の端子aと接地電位が接続され、容量素子C1の充電が開始される。このとき、図7に示すように、端子aには大きな電圧降下が発生し、端子bにも同様の電圧降下が発生する。この電圧降下は、ローパスフィルタ140を超えて制御回路130の電源入力端子に供給される可能性が高く、マイクロコントローラ100、200にパワーオンリセットがかかってしまう。
本実施の形態では、上述したように、送信回路110の多段トランジスタ回路111が、容量素子C1の充電時の電圧降下の発生を複数回に分散させるため、電源線300に供給される電源電圧VDDに対し、図7で説明した負電位側に大きな電圧降下を起こさない。つまり、電源線300に供給される電源電圧VDDが、マイクロコントローラ100、200の最低動作電圧以下になるのを防ぐことができる。この効果は、近年のマイクロコントローラの微細化や省電力化により、低電圧化した電源電圧において非常に有効となる。
また、図8に示すように、負電位側に大きな電圧降下を起こさせないために、ノードBとNMOSトランジスタMN1の間に抵抗素子R20を加えることも考えられる。しかし、負電位側に大きな電圧降下を起こさせないために比較的大きな抵抗値の抵抗素子が必要なため、充電のための時間が長くなり、データの送信能力に悪影響が生じる。
次に、受信回路120の動作を図面を参照しながら詳細に説明する。図9に受信回路120の動作のタイミングチャートを示す。なお、以下の説明では、マイクロコントローラ100の送信回路110から送信された送信信号VWAVEをコントローラ200の受信回路120が受信する場合を想定する。また、この関係はマイクロコントローラ200からマイクロコントローラ100へ送信信号VWAVEが送信された場合でも同様である。
まず、時刻t1にマイクロコントローラ100の送信回路110からの信号Aが、マイクロコントローラ200の受信回路120に入力される。受信回路120は、この信号Aを抵抗素子R1とR2で分圧し、この電位をノードDの電位としてコンパレータ121の非反転入力端子へ供給する。更に、受信回路120は、ノードCの電位を抵抗素子R3とR4で分圧し、この電位をノードEの電位としてコンパレータ121の反転入力端子へ供給する。よって、コンパレータ121は、ノードEを基準電圧Veとして、この基準電圧Veより高い電圧が入力される期間ΔTeにおいて、ハイレベルの受信信号Dinを制御回路130へ出力する。なお、このコンパレータ121は、抵抗素子R5、R6の抵抗値に応じて決まる増幅率でノードDとEの電位差を増幅している。
時刻t2、t3においても時刻t1と同様の動作となる。よって、制御回路120は、時刻t1、t2において、つまり時刻t1〜t3の間に、ハイレベルの受信信号Dinを2回検出するため、受信データが「1」であると判断する。
また、時刻t3からt4の間では、ハイレベルの受信信号Dinが1回しか検出されなかったため、制御回路120は受信データが「0」であると判断する。なお、時刻t1〜t3、時刻t3〜t4は同じ期間長である
以上の送信回路110と受信回路120の送受信信号、及び送受信データの関係をまとめると図10のようになる。この例では、マイクロコントローラ100の送信回路110から送信データが出力され、マイクロコントローラ200の受信回路120で送信データを受信する。
時刻t1〜t3では、マイクロコントローラ100からの送信データが「1」であるため、制御信号Dout1の信号波形が時刻t1、t2において2回ロウレベルになる。よって、マイクロコントローラ100の送信回路110は、パルス信号Aが時刻t1とt2の2回発生した送信信号VWAVEを電源線300に出力する。
一方、マイクロコントローラ200の受信回路120には、時刻t1、t2に電源線300に伝送された送信信号VWAVEのパルス信号Aに応じて、やはり2回のハイレベルの受信信号Dinがコンパレータ121から制御回路130へ入力される。この受信信号Dinをマイクロコントローラ200の制御回路130は受信データ「1」として検出する。
同様にして、時刻t3からt4では、マイクロコントローラ100からの送信データが「0」であるため、制御信号Dout1の信号波形が時刻t3にロウレベルになる。よって、マイクロコントローラ100の送信回路110は、時刻t3にパルス信号Aを発生した送信信号VWAVEを電源線300に出力する。
マイクロコントローラ200の受信回路120には、時刻t3に電源線300に伝送された送信信号VWAVEのパルス信号Aに応じて、ハイレベルの受信信号Dinがコンパレータ121から制御回路130へ入力される。その後、時刻t4ではハイレベルの信号Dinがコンパレータ121から制御回路130へ入力されないため、この信号をマイクロコントローラ200の制御回路130は受信データ「0」として検出する。
以後は、同様の動作により、マイクロコントローラ100の送信回路110とマイクロコントローラ200の受信回路120が、データ「1」もしくは「0」を送受信し、電源線300によるデータ通信を行う。
以上、本実施の形態の電源線通信システムでは、送信回路110に多段トランジスタ回路111を利用することで、マイクロコントローラ100、200等のチップにパワーオンリセットをかけず、電源線通信を行うことが可能である。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものでなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、送信回路110を図11に示すような、オープンドレイン方式の回路構成としてもよい。この場合、上記実施の形態と比較して低消費電力で動作する。
実施の形態にかかる電源線通信の送受信システムの構成一例である。 実施の形態にかかる電源線通信の送受信システムの具体例の斜視図である。 実施の形態にかかる送信回路の構成一例である。 実施の形態にかかる送信回路の動作のタイミングチャートである。 実施の形態にかかる送信回路の動作のタイミングチャートである。 従来技術の送信回路の構成一例である。 従来技術の送信回路のタイミングチャートである。 従来技術の送信回路の構成一例である。 実施の形態にかかる受信回路の動作のタイミングチャートである。 実施の形態にかかる送受信システムのタイミングチャートである。 他の実施の形態にかかる送信回路の構成一例である。
符号の説明
100、200 マイクロコントローラ
110 送信回路
111 多段トランジスタ回路
120 受信回路
121 コンパレータ
130 制御回路
140、310 ローパスフィルタ
150、160 電源端子
C1 容量素子
R1〜R6 抵抗素子

Claims (11)

  1. 電源電位にデータを重畳させて通信を行う通信処理装置であって、
    前記電源電位を受ける端子と、
    前記データの送信時に、複数のデジタル制御信号を出力する通信回路と、
    前記複数のデジタル制御信号に基づいて電位が調整された信号が一端に入力され、前記一端に入力された信号を微分した波形を他端から前記端子に出力する容量素子を有する出力回路と、を備え、
    前記出力回路は、前記複数のデジタル制御信号に基づいて、一つの正電位側の微分波形と、前記正電位側の微分波形よりも振幅の小さい複数の負電位側の微分波形と、を所定時間内に前記容量素子から出力し、
    前記正電位側の微分波形の出力時に前記容量素子の一端に発生する電流の絶対値と、前記複数の負電位側の微分波形のうちの最後の微分波形の出力時に前記容量素子の一端に発生する電流の絶対値と、が略等しい、
    通信処理装置。
  2. 前記出力回路は、
    前記容量素子の一端に接続され、前記データの出力時に、前記容量素子の一端に電位の変化を与える充放電回路を備え、
    前記充放電回路は、
    前記容量素子の一端の電位を下降させる場合には、前記容量素子に対する充電若しくは放電時の時定数を大きい値から小さい値に段階的に変化させる請求項1に記載の通信処理装置。
  3. 前記充放電回路は、
    接地電圧と前記容量素子の一端とを導通状態とする複数のトランジスタとを有し、
    前記複数のトランジスタは、前記容量素子に対する充電若しくは放電時の時定数の段階的な変化に応じて順に導通状態にされる、請求項2に記載の通信処理装置。
  4. 前記充放電回路は、
    前記容量素子の一端と、前記複数のトランジスタのそれぞれとの間に、異なる抵抗値の抵抗素子が接続される請求項3に記載の通信処理装置。
  5. 前記端子と対向装置を接続する電力線の電位が、前記電源電位より高い場合、前記電力線上の送信信号を検出したと判断する受信部を更に有する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の通信処理装置。
  6. 電源電圧が印加された電力線を介して通信を行う通信処理装置であって、
    一端が前記電力線に接続される容量素子と、
    前記容量素子の他端に接続され、送信信号を出力時に、前記容量素子の他端の電位を上昇させ、その後、前記上昇させた前記容量素子の他端の電位を、複数回に分けて下降させる充放電回路と、
    を有する通信処理装置。
  7. 前記充放電回路は、
    前記容量素子の他端の電圧を上昇させる場合に、第1の電源電圧と前記容量素子の他端を導通状態とする第1導電型のトランジスタと、
    前記容量素子の他端の電圧を下降させる場合に、前記第1の電源電圧より低電位の第2の電源電圧と前記容量素子の他端を導通状態とする複数の第2導電型のトランジスタとを有し、
    前記複数の第2導電型のトランジスタは、前記複数回の回数に応じて分けた所定の時間間隔で順に導通状態にされる請求項6に記載の通信処理装置。
  8. 前記充放電回路は、
    前記容量素子の他端と、前記複数の第2導電型のトランジスタのそれぞれとの間に、異なる抵抗値の抵抗素子が接続される請求項7に記載の通信処理装置。
  9. 前記電力線の電圧が、前記電源電圧より高い電圧である場合、前記電力線上の送信信号を検出したと判断する受信部を更に有する請求項6乃至請求項8のいずれか1項に記載の通信処理装置。
  10. 前記充放電回路は、前記容量素子の他端の電位を下降させる場合には、前記容量素子に対する充電若しくは放電時の時定数を大きい値から小さい値に段階的に変化させる請求項6乃至請求項9のいずれか1項に記載の通信処理装置。
  11. 前記充放電回路は、
    接地電圧と前記容量素子の他端とを導通状態とする複数のトランジスタとを有し、
    前記複数のトランジスタは、前記容量素子に対する充電若しくは放電時の時定数の段階的な変化に応じて順に導通状態にされる請求項10に記載の通信処理装置。
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