JP5190090B2 - 通信端末及びその動作方法 - Google Patents

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本発明は、予め定めた外部装置のみが接続されるインタフェースに対応する識別子を相手に頻繁に知らせる不便さを解消できる通信端末及びその動作方法に関するものである。
近年にあっては、近距離通信を行う通信端末が増えている。例えば、携帯電話におけるNFC、Bluetooth、IrDA、電界通信等であり、特許文献1にも関連技術が開示されている。
近距離通信では、独自のネットワークトポロジーがあり、そのネットワーク内でルーティングを行っている(非特許文献1、非特許文献2を参照)。
近距離通信を様々なサービス(入退室管理、名刺交換、置忘れ防止等)へ適用させるため、近距離通信モジュールは、近距離通信間インタフェースと端末接続用インタフェースとは別に、複数のサービスに応じた外部装置(例えば携帯電話、他PC、他マイコンチップ)との接続用に複数のインタフェースを用意するケースも考えられる。
既存の近距離通信(BluetoothやZigBee等)のプロトコルは、近距離通信ネットワーク上では電文を直接振り分けることができるが、近距離通信モジュールに接続された複数の外部装置へ直接振り分けることを想定してはおらず、上位のアプリケーションを作るか、または、別通信手段を使い間接的に電文を振り分けている。
特開2000−341762号公報
"ZigBeeとは?"、[online]、ZigBee SIGジャパン、[平成22年5月14日検索]、インターネット<URL:http://www.zbsigj.org/outline.htm> "Bluetooth"、[online]、Bluetooth.org、[平成22年5月14日検索]、インターネット<URL:http://www.bluetooth.com/Japanese/Technology/Works/Pages/Architecture__Baseband.aspx> "Redtacton 利用シーン"[online]、日本電信電話株式会社、インターネット<URL:http://redtacton.com/jp/field/03.html> "IT用語辞典バイナリ 電界通信とは"[online]、インターネット<URL:http://www.sophia−it.com/content/%E9%9B%BB%E7%95%8C%E9%80%9A%E4%BF%A1>
既存の携帯電話やパーソナルコンピュータ(PC)は、外部装置を接続するとき、物理的なインタフェースに空いたCOMポートを割り当てている。COMポートは可変であるため接続するたびに番号が変わる可能性があり、送信先のアドレスとしてCOMポートを使用する場合は、外部装置へアドレスを割り当ててもアドレスが変わり接続できない問題がある。
そのため、外部装置を物理的に接続した後に新たに割り当てられたCOMポートの番号を確認してソフトウェアレベルで接続する必要と、そのアドレスを相手に知らせる必要がある。
つまり、インタフェースへ接続する外部装置が予め定まっている場合であっても、COMポートを使用すると、同じ外部装置であっても、異なる番号が使用され、その都度、番号を相手に知らせるといった不便が生じる。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、予め定めた外部装置のみが接続されるインタフェースに対応する識別子を相手に頻繁に知らせる不便さを解消できる通信端末及びその動作方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、第1の本発明は、近距離通信ネットワークを介して電文を送受信する通信端末であって、前記近距離通信ネットワークを介して電文を送受信する第1のパス識別部と、前記通信端末に設けられた1以上のインタフェースのそれぞれに対応して設けられるとともに不変のパス識別子を付与された第2のパス識別部と、前記インタフェースに接続される外部装置に組み込まれたドライバ部と、前記第1のパス識別部と前記第2のパス識別部の間での電文を送受信する通信制御部とを備え、前記各ドライバ部は、相手の通信端末を示す端末識別子と当該相手の通信端末の第2のパス識別部を示すパス識別子とからなる送信先アドレスを含むヘッダ、並びに、当該ドライバ部が組み込まれた外部装置から送信された情報を含むペイロードを有する電文を生成し、当該電文を、当該外部装置が接続されたインタフェースに対応する第2のパス識別部に送信する一方、当該第2のパス識別部から送信された電文のペイロード内の情報を当該外部装置に送信するものであり、前記第2のパス識別部は、当該第2のパス識別部に対応するインタフェースに接続された外部装置に組み込まれたドライバ部から送信された電文を前記通信制御部へ送信する一方、前記通信制御部から送信された電文を当該ドライバ部へ送信するものであり、前記第1のパス識別部は、前記近距離通信ネットワークから送信された電文を前記通信制御部へ送信する一方、前記通信制御部から送信された電文を前記近距離通信ネットワークへ送信するものであり、前記通信制御部は、前記第1または第2のパス識別部から電文が送信された場合、当該電文の送信元が第1のパス識別部なら、当該電文を構成するヘッダ内の送信元アドレスを構成するパス識別子及び端末識別子を有する送信元アドレスを含むヘッダ、並びに、当該電文を構成するペイロードを含む電文を生成し、当該電文を、前記送信された電文を構成するヘッダ内の送信先アドレスを構成するパス識別子により示される第2のパス識別部へ送信する一方、前記送信された電文の送信元が第2のパス識別部なら、当該電文を構成するヘッダ内の送信先アドレスを構成するパス識別子及び端末識別子を有する送信先アドレスと、当該電文の送信元を示すパス識別子及び前記通信端末自身の端末識別子を有する送信元アドレスとを含むヘッダ、並びに、当該電文を構成するペイロードを含む電文を生成し、前記第1のパス識別部へ送信するものである。
第2の本発明は、近距離通信ネットワークを介して電文を送受信する通信端末の動作方法であって、前記通信端末は、前記近距離通信ネットワークを介して電文を送受信する第1のパス識別部と、前記通信端末に設けられた1以上のインタフェースのそれぞれに対応して設けられるとともに不変のパス識別子を付与された第2のパス識別部と、前記インタフェースに接続される外部装置に組み込まれたドライバ部と、前記第1のパス識別部と前記第2のパス識別部の間での電文を送受信する通信制御部とを備え、前記通信端末の動作方法は、前記各ドライバ部は、相手の通信端末を示す端末識別子と当該相手の通信端末の第2のパス識別部を示すパス識別子とからなる送信先アドレスを含むヘッダ、並びに、当該ドライバ部が組み込まれた外部装置から送信された情報を含むペイロードを有する電文を生成し、当該電文を、当該外部装置が接続されたインタフェースに対応する第2のパス識別部に送信する一方、当該第2のパス識別部から送信された電文のペイロード内の情報を当該外部装置に送信し、前記第2のパス識別部は、当該第2のパス識別部に対応するインタフェースに接続された外部装置に組み込まれたドライバ部から送信された電文を前記通信制御部へ送信する一方、前記通信制御部から送信された電文を当該ドライバ部へ送信し、前記第1のパス識別部は、前記近距離通信ネットワークから送信された電文を前記通信制御部へ送信する一方、前記通信制御部から送信された電文を前記近距離通信ネットワークへ送信し、前記通信制御部は、前記第1または第2のパス識別部から電文が送信された場合、当該電文の送信元が第1のパス識別部なら、当該電文を構成するヘッダ内の送信元アドレスを構成するパス識別子及び端末識別子を有する送信元アドレスを含むヘッダ、並びに、当該電文を構成するペイロードを含む電文を生成し、当該電文を、前記送信された電文を構成するヘッダ内の送信先アドレスを構成するパス識別子により示される第2のパス識別部へ送信する一方、前記送信された電文の送信元が第2のパス識別部なら、当該電文を構成するヘッダ内の送信先アドレスを構成するパス識別子及び端末識別子を有する送信先アドレスと、当該電文の送信元を示すパス識別子及び前記通信端末自身の端末識別子を有する送信元アドレスとを含むヘッダ、並びに、当該電文を構成するペイロードを含む電文を生成し、前記第1のパス識別部へ送信する。
本発明によれば、予め定めた外部装置のみが接続されるインタフェースに対応する識別子を相手に頻繁に知らせる不便さを解消することができる。
本実施の形態に係る通信端末による通信システムの構成図である。 本実施の形態の別な一例に係る通信端末による通信システムの構成図である。 通信端末における通信制御部の動作を示すフローチャートである。 通信システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 電文の形態および電文のアドレスが示す内容の変遷を示す図である。 実際の電文の内容の変遷を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る通信端末による通信システムの構成図である。
通信システムは、近距離通信ネットワークを介して通信端末間で電文を送受信する通信システムであって、通信端末1、2及び図示しない他の通信端末を含む。
通信端末1、2は、互いに近距離通信ネットワーク3を介して通信可能となっている。通信端末1は、近距離通信ネットワーク3を介して通信端末2などと電文を送受信するパス識別部11と、通信端末1に設けられたインタフェースIF1Aに対応して設けられるとともに不変のパス識別子「12A」を付与されたパス識別部12Aと、通信端末1に設けられたインタフェースIF1Bに対応して設けられるとともに不変のパス識別子「12B」を付与されたパス識別部12Bと、インタフェースIF1Aに接続された外部装置1Aに組み込まれたドライバ部13Aと、インタフェースIF1Bに接続された外部装置1Bに組み込まれたドライバ部13Bと、パス識別部11とパス識別部12A、12Bの間での電文を送受信する通信制御部14とを備える。
各インタフェースには、予め定めた外部装置のみが接続される。例えば、インタフェースIF1A、IF2Bには、マイコンチップのみが接続される。例えば、インタフェースIF1B、IF2Aには、パーソナルコンピュータのみが接続される。この場合、インタフェースIF1A、IF2Bには、パーソナルコンピュータは接続されず、インタフェースIF1B、IF2Aには、マイコンチップは接続されない。
パス識別部11、12A、12B、は、それぞれ、パス識別部自身を示すパス識別子「11」、「12A」、「12B」を記憶している。これらのパス識別子は、不変であり、例えば、パス識別子「12A」、「12B」は、インタフェースIF1A、IF1Bに外部装置が接続されているか否かに関わらず、変更されないものである。
通信端末1は、通信端末1自身を示す端末識別子「T1」を記憶している。ドライバ部13Aは、通信端末2を示す端末識別子「T2」と後述するパス識別子「22B」を記憶している。
端末識別子「T2」及びパス識別子「22B」は、例えば、通信端末2のユーザから通信端末1のユーザに通知され、ドライバ部13Aにそれぞれ設定される。
通信端末2は、近距離通信ネットワーク3を介して通信端末1などと電文を送受信するパス識別部21と、通信端末2に設けられたインタフェースIF2Aに対応して設けられるとともに不変のパス識別子「22A」を付与されたパス識別部22Aと、通信端末2に設けられたインタフェースIF2Bに対応して設けられるとともに不変のパス識別子「22B」を付与されたパス識別部22Bと、パス識別部21とパス識別部22A、22Bの間での電文を送受信する通信制御部24とを備える。
パス識別部21、22A、22Bは、それぞれ、パス識別部自身を示すパス識別子「21」、「22A」、「22B」を有する。これらのパス識別子は、不変であり、例えば、パス識別子「22A」、「22B」は、インタフェースIF2A、IF2Bに外部装置が接続されているか否かに関わらず、変更されないものである。
通信端末2は、通信端末2自身を示す端末識別子「T2」を記憶している。ドライバ部23Bは、通信端末1を示す端末識別子「T1」とパス識別子「12A」を記憶している。
端末識別子「T1」及びパス識別子「12A」は、例えば、通信端末1のユーザから通信端末2のユーザに通知され、ドライバ部23Bにそれぞれ設定される。
なお、図2に示すように、いずれかの外部装置(図では外部装置1B)は、通信端末内に配置されていてもよい。
図3は、通信制御部14の動作を示すフローチャートである。
なお、以下の説明では、送信元アドレスや送信先アドレスがパス識別子と端末識別子で構成されるとしているが、実際には、通信端末間でセッションを確立する際に、送信元アドレスや送信先アドレスとして、該当のパス識別子と端末識別子の組に対応する相対アドレスが使用される。説明では、便宜上、パス識別子と端末識別子の語を使用する。
通信制御部14は、パス識別部11、12A、12Bのいずれから電文を送信され、電文の送信元から、その送信元がパス識別部12A、12B、11のいずれであるかを通知されたなら、送信元がパス識別部11つまり近距離通信ネットワーク3側のパス識別部であるか否かを判定する(S1)。
通信制御部14は、送信元がパス識別部11なら、送信された電文を構成するヘッダ内の送信元アドレスを構成するパス識別子及び端末識別子を有する送信元アドレスを含むヘッダ、並びに、送信された電文を構成するペイロードを含む電文を生成する(S3)。
次に通信制御部14は、生成した電文を、パス識別部11、12A、12Bの中の、送信された電文を構成するヘッダ内の送信先アドレスを構成するパス識別子により示されるパス識別部へ送信し(S5)、処理を終える。
一方、通信制御部14は、送信元がパス識別部11でない、つまり、送信元がパス識別部12Aまたはパス識別部12Bなら、送信された電文を構成するヘッダ内の送信先アドレスを構成するパス識別子及び端末識別子を有する送信先アドレスと、電文の送信元を示すパス識別子及び通信端末1つまり当該処理を行っている通信端末自身の端末識別子を有する送信元アドレスとを含むヘッダ、並びに、送信された電文を構成するペイロードを含む電文を生成する(S7)。次に通信制御部14は、生成した電文を、パス識別部11へ送信し(S9)、処理を終える。
なお、通信端末2における通信制御部24の動作は、このフローチャートの説明における通信端末1を通信端末2に、通信制御部14を通信制御部24に、パス識別部11、12A、12Bをそれぞれパス識別部21、22A、22Bに読み替えたものであり、これにて、通信制御部24の動作説明がなされたものとする。
図4は、通信システムの動作の一例を示すシーケンス図であり、図5は、電文の形態および電文のアドレスが示す内容の変遷を示す図である。ここでは、例として、外部装置1A、2B間の1往復の通信について説明する。
外部装置1Aは、コマンドやデータなどをドライバ部13Aに送信する(S101)。
ドライバ部13Aは、パス識別子「22B」及び端末識別子「T2」とを有する送信先アドレスを含むヘッダ、並びに、送信されたコマンドやデータなどを含むペイロードを有する電文を生成し(S103)、パス識別部12Aに送信する(S105)。
パス識別部12Aは、電文を通信制御部14に送信し(S107)、送信元が自身(パス識別部12A)であることを通知する(S109)。
通信制御部14は、図3のフローチャートにしたがい、送信元がパス識別部11であるか否かを判定する(S111)。通信制御部14は、送信元がパス識別部11でないので、送信された電文を構成するヘッダ内の送信先アドレスを構成するパス識別子「22B」及び端末識別子「T2」を有する送信先アドレスと、電文の送信元を示すパス識別子「12A」及び通信端末1の端末識別子「T1」を有する送信元アドレスとを含むヘッダ、並びに、送信された電文を構成するペイロード(前述のコマンドやデータなど)を含む電文を生成する(S113)。通信制御部14は、生成した電文をパス識別部11に送信する(S115)。
パス識別部11は、電文を近距離通信ネットワーク3に送出し、近距離通信ネットワーク3は、電文のヘッダ内の送信先アドレスに含まれる端末識別子「T2」によって示される通信端末2に電文を送信する(S117)。
通信端末2のパス識別部21は、送信された電文を通信制御部24に送信し(S201)、送信元が自身(パス識別部21)であることを通知する(S203)。
通信制御部24は、図3のフローチャートと同様に、送信元がパス識別部21であるか否かを判定する(S205)。通信制御部24は、送信元がパス識別部21なので、送信された電文を構成するヘッダ内の送信元アドレスを構成するパス識別子「12A」及び端末識別子「T1」を有する送信元アドレスを含むヘッダ、並びに、送信された電文を構成するペイロード(前述のコマンドやデータなど)を含む電文を生成する(S207)。通信制御部24は、生成した電文を、送信された電文を構成するヘッダ内の送信先アドレスを構成するパス識別子「22B」により示されるパス識別部22Bへ送信する(S209)。
パス識別部22Bは、電文をドライバ部23Bへ送信する(S211)。
ドライバ部23Bは、電文のペイロード内の前述のコマンドやデータなどを外部装置2Bに送信する(S213)。
外部装置2Bは、コマンドやデータなどにより、処理(コマンドに応じたデータ分析など)を行う(S215)。
外部装置2Bは、処理の結果などをドライバ部23Bに送信する(S301)。
ドライバ部23Bは、パス識別子「12A」及び端末識別子「T1」とを有する送信先アドレスを含むヘッダ、並びに、送信された処理の結果などを含むペイロードを有する電文を生成し(S303)、パス識別部22Bに送信する(S305)。
パス識別部22Bは、電文を通信制御部24に送信し(S307)、送信元が自身(パス識別部22B)であることを通知する(S309)。
通信制御部24は、図3のフローチャートと同様に、送信元がパス識別部21であるか否かを判定する(S311)。通信制御部24は、送信元がパス識別部21でないので、送信された電文を構成するヘッダ内の送信先アドレスを構成するパス識別子「12A」及び端末識別子「T1」を有する送信先アドレスと、電文の送信元を示すパス識別子「22B」及び通信端末2の端末識別子「T2」を有する送信元アドレスとを含むヘッダ、並びに、送信された電文を構成するペイロード(前述の処理の結果など)を含む電文を生成する(S313)。通信制御部24は、生成した電文をパス識別部21に送信する(S315)。
パス識別部21は、電文を近距離通信ネットワーク3に送出し、近距離通信ネットワーク3は、電文のヘッダ内の送信先アドレスに含まれる端末識別子「T1」によって示される通信端末1に電文を送信する(S317)。
通信端末1のパス識別部11は、送信された電文を通信制御部14に送信し(S401)、送信元が自身(パス識別部11)であることを通知する(S403)。
通信制御部14は、図3のフローチャートにしたがい、送信元がパス識別部11であるか否かを判定する(S405)。通信制御部14は、送信元がパス識別部11なので、送信された電文を構成するヘッダ内の送信元アドレスを構成するパス識別子「22B」及び端末識別子「T2」からなる送信元アドレスを含むヘッダ、並びに、送信された電文を構成するペイロード(前述の処理の結果など)を含む電文を生成する(S407)。通信制御部14は、生成した電文を、送信された電文を構成するヘッダ内の送信先アドレスを構成するパス識別子「12A」により示されるパス識別部12Aへ送信する(S409)。
パス識別部12Aは、電文をドライバ部13Aへ送信する(S411)。
ドライバ部13Aは、電文のペイロード内の前述の処理の結果などを外部装置1Aに送信する(S413)。
外部装置1Aは、処理の結果などにより、処理(表示など)を行う(S415)。
図6は、実際の電文の内容の変遷を示す図である。
S103で生成される電文の送信先アドレスは、パス識別子「22B」と端末識別子「T2」の組に該当する相対アドレス「B」である。
S113で生成される電文の送信先アドレスは、パス識別子「22B」と端末識別子「T2」の組に該当する相対アドレス「B」であり、送信元アドレスは、パス識別子「12A」と端末識別子「T1」の組に該当する相対アドレス「A」である。
S207で生成される電文の送信元アドレスは、パス識別子「12A」と端末識別子「T1」の組に該当する相対アドレス「A」である。
S303で生成される電文の送信先アドレスは、パス識別子「12A」と端末識別子「T1」の組に該当する相対アドレス「A」である。
S313で生成される電文の送信先アドレスは、パス識別子「12A」と端末識別子「T1」の組に該当する相対アドレス「A」であり、送信元アドレスは、パス識別子「22B」と端末識別子「T2」の組に該当する相対アドレス「B」である。
S407で生成される電文の送信元アドレスは、パス識別子「22B」と端末識別子「T2」の組に該当する相対アドレス「B」である。
したがって、本実施の形態によれば、各通信端末1、2は、近距離通信ネットワーク3を介して電文を送受信する通信端末であって、前記近距離通信ネットワークを介して電文を送受信する第1のパス識別部(11、21)と、前記通信端末に設けられた1以上のインタフェースのそれぞれに対応して設けられるとともに不変のパス識別子を付与された第2のパス識別部(12A、12B、22A、22B)と、前記インタフェースに接続される外部装置に組み込まれたドライバ部(13A、13B、23A、23B)と、
前記第1のパス識別部と前記第2のパス識別部の間での電文を送受信する通信制御部(14、24)とを備え、前記各ドライバ部は、相手の通信端末を示す端末識別子と当該相手の通信端末の第2のパス識別部を示すパス識別子とからなる送信先アドレスを含むヘッダ、並びに、当該ドライバ部が組み込まれた外部装置から送信された情報を含むペイロードを有する電文を生成し、当該電文を、当該外部装置が接続されたインタフェースに対応する第2のパス識別部に送信する一方、当該第2のパス識別部から送信された電文のペイロード内の情報を当該外部装置に送信するものであり、前記第2のパス識別部は、当該第2のパス識別部に対応するインタフェースに接続された外部装置に組み込まれたドライバ部から送信された電文を前記通信制御部へ送信する一方、前記通信制御部から送信された電文を当該ドライバ部へ送信するものであり、前記第1のパス識別部は、前記近距離通信ネットワークから送信された電文を前記通信制御部へ送信する一方、前記通信制御部から送信された電文を前記近距離通信ネットワークへ送信するものであり、前記通信制御部は、前記第1または第2のパス識別部から電文が送信された場合、当該電文の送信元が第1のパス識別部なら、当該電文を構成するヘッダ内の送信元アドレスを構成するパス識別子及び端末識別子を有する送信元アドレスを含むヘッダ、並びに、当該電文を構成するペイロードを含む電文を生成し、当該電文を、前記送信された電文を構成するヘッダ内の送信先アドレスを構成するパス識別子により示される第2のパス識別部へ送信する一方、前記送信された電文の送信元が第2のパス識別部なら、当該電文を構成するヘッダ内の送信先アドレスを構成するパス識別子及び端末識別子を有する送信先アドレスと、当該電文の送信元を示すパス識別子及び前記通信端末自身の端末識別子を有する送信元アドレスとを含むヘッダ、並びに、当該電文を構成するペイロードを含む電文を生成し、前記第1のパス識別部へ送信するものであるので、予め定めた外部装置のみが接続されるインタフェースに対応する識別子(本実施の形態の場合におけるパス識別子)を相手に頻繁に知らせる不便さを解消することができる。
なお、本実施の形態に係る通信端末としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録でき、また、インターネットなどの通信網を介して伝送させて、広く流通させることができる。
1、2…通信端末
1A、1B、2A、2B…外部装置
3…近距離通信ネットワーク
11、12A、12B、21、22A、22B…パス識別部
13A、13B、23A、23B ドライバ部
14、24…通信制御部
IF1A、IF1B、IF2A、IF2B…インタフェース

Claims (2)

  1. 近距離通信ネットワークを介して電文を送受信する通信端末であって、
    前記近距離通信ネットワークを介して電文を送受信する第1のパス識別部と、
    前記通信端末に設けられた1以上のインタフェースのそれぞれに対応して設けられるとともに不変のパス識別子を付与された第2のパス識別部と、
    前記インタフェースに接続される外部装置に組み込まれたドライバ部と、
    前記第1のパス識別部と前記第2のパス識別部の間での電文を送受信する通信制御部とを備え、
    前記各ドライバ部は、相手の通信端末を示す端末識別子と当該相手の通信端末の第2のパス識別部を示すパス識別子とからなる送信先アドレスを含むヘッダ、並びに、当該ドライバ部が組み込まれた外部装置から送信された情報を含むペイロードを有する電文を生成し、当該電文を、当該外部装置が接続されたインタフェースに対応する第2のパス識別部に送信する一方、当該第2のパス識別部から送信された電文のペイロード内の情報を当該外部装置に送信するものであり、
    前記第2のパス識別部は、当該第2のパス識別部に対応するインタフェースに接続された外部装置に組み込まれたドライバ部から送信された電文を前記通信制御部へ送信する一方、前記通信制御部から送信された電文を当該ドライバ部へ送信するものであり、
    前記第1のパス識別部は、前記近距離通信ネットワークから送信された電文を前記通信制御部へ送信する一方、前記通信制御部から送信された電文を前記近距離通信ネットワークへ送信するものであり、
    前記通信制御部は、前記第1または第2のパス識別部から電文が送信された場合、当該電文の送信元が第1のパス識別部なら、当該電文を構成するヘッダ内の送信元アドレスを構成するパス識別子及び端末識別子を有する送信元アドレスを含むヘッダ、並びに、当該電文を構成するペイロードを含む電文を生成し、当該電文を、前記送信された電文を構成するヘッダ内の送信先アドレスを構成するパス識別子により示される第2のパス識別部へ送信する一方、前記送信された電文の送信元が第2のパス識別部なら、当該電文を構成するヘッダ内の送信先アドレスを構成するパス識別子及び端末識別子を有する送信先アドレスと、当該電文の送信元を示すパス識別子及び前記通信端末自身の端末識別子を有する送信元アドレスとを含むヘッダ、並びに、当該電文を構成するペイロードを含む電文を生成し、前記第1のパス識別部へ送信するものである
    ことを特徴とする通信端末。
  2. 近距離通信ネットワークを介して電文を送受信する通信端末の動作方法であって、
    前記通信端末は、
    前記近距離通信ネットワークを介して電文を送受信する第1のパス識別部と、
    前記通信端末に設けられた1以上のインタフェースのそれぞれに対応して設けられるとともに不変のパス識別子を付与された第2のパス識別部と、
    前記インタフェースに接続される外部装置に組み込まれたドライバ部と、
    前記第1のパス識別部と前記第2のパス識別部の間での電文を送受信する通信制御部とを備え、
    前記通信端末の動作方法は、
    前記各ドライバ部は、相手の通信端末を示す端末識別子と当該相手の通信端末の第2のパス識別部を示すパス識別子とからなる送信先アドレスを含むヘッダ、並びに、当該ドライバ部が組み込まれた外部装置から送信された情報を含むペイロードを有する電文を生成し、当該電文を、当該外部装置が接続されたインタフェースに対応する第2のパス識別部に送信する一方、当該第2のパス識別部から送信された電文のペイロード内の情報を当該外部装置に送信し、
    前記第2のパス識別部は、当該第2のパス識別部に対応するインタフェースに接続された外部装置に組み込まれたドライバ部から送信された電文を前記通信制御部へ送信する一方、前記通信制御部から送信された電文を当該ドライバ部へ送信し、
    前記第1のパス識別部は、前記近距離通信ネットワークから送信された電文を前記通信制御部へ送信する一方、前記通信制御部から送信された電文を前記近距離通信ネットワークへ送信し、
    前記通信制御部は、前記第1または第2のパス識別部から電文が送信された場合、当該電文の送信元が第1のパス識別部なら、当該電文を構成するヘッダ内の送信元アドレスを構成するパス識別子及び端末識別子を有する送信元アドレスを含むヘッダ、並びに、当該電文を構成するペイロードを含む電文を生成し、当該電文を、前記送信された電文を構成するヘッダ内の送信先アドレスを構成するパス識別子により示される第2のパス識別部へ送信する一方、前記送信された電文の送信元が第2のパス識別部なら、当該電文を構成するヘッダ内の送信先アドレスを構成するパス識別子及び端末識別子を有する送信先アドレスと、当該電文の送信元を示すパス識別子及び前記通信端末自身の端末識別子を有する送信元アドレスとを含むヘッダ、並びに、当該電文を構成するペイロードを含む電文を生成し、前記第1のパス識別部へ送信する
    ことを特徴とする通信端末の動作方法。
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