JP5188518B2 - 流量計 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、計測対象の流体の流量に応じて回転する回転子を有する流量計に関するものである。
従来の流量計100は、図6に示すように、上下に配管が取り付けられて計測対象の流体が流れ、本体中央の収納部103と連通した流路104a,104bが形成されたハウジング101と、このハウジング101に着脱自在に取り付けられた流量計ユニット102とから構成される。流量計ユニット102は、流体の流量に応じて回転する回転子105を有し、収納部103に収納される計量部106と、計量部106に封印されて取り付けられ、回転子105の回転数を検出する計数部107とから構成される(例えば、特許文献1参照)。
この流量計100では、ハウジング101の流入流路104aと計量部106の流入口106a、及びハウジング101の流出流路104bと計量部106の流出口106bとをそれぞれ連通させるように、計量部106を予め決められた向きに位置決めして、ハウジング101の収納部103に流量計ユニット102を取り付けている。
このように構成することで、上部に取り付けられた配管から流入流路104aに流入した流体は、流入口106aを介して計量部106内を通過して、流出口106b、流出流路104bを介して下部に取り付けられた配管に排出される。
この際、計量部106内の回転子105は通過する流体の流量に応じて回転し、計数部107によりその回転数が計数される。これにより、計量部106を通過した流体の流量を計測することができる。
特開平4−34316号公報
特許文献1に開示された従来の流量計100では、上下に取り付けられた配管から流体を縦方向に流すことを前提としており、この場合には、良好に流量の計測を行うことができる。しかしながら、この流量計100を横に倒して流体を横方向に流した場合には、流体は、横方向から計量部106内に流入して、上下に配置された回転子105により上下に分断された後に排出される。この際、流体に含まれる微小なごみが排出されずに計量部106内の下部に溜まり、これによって回転子105の動きが妨げられ、正確に流量を計測することができなくなるという課題があった。
また、流量計100内を流体が流入する流入側と流出する流出側とに分断させるため、収納部103と計量部106との間に、計量部106の軸線に沿ってシール部材108が設けられている。しかしながら、このシール部材108は、流体の流れ方向に対して垂直な方向に沿って設けられているため、気密性が弱くなるという課題があった。
また、この流量計100は、縦方向に流体を流すために上下に配管を取り付ける必要があり、取り付け作業に手間がかかるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、流体が流れる方向に関わらず良好に流量を計測することができる流量計を提供することを目的としている。
この発明に係る流量計は、収納部と連通し、流体が流れる流路が形成されるハウジングと、前記収納部に収納される際に水平に位置決めされる一対の軸に設けられ、前記流体の流量に応じて回転する回転子を有し、外周面に前記流体の流入側と流出側を分断する隔壁が形成されるカートリッジホルダと、前記カートリッジホルダと一体化して構成され、前記回転子の回転を計数する計数部とを備え、少なくとも、前記隔壁は、前記外周面の、前記カートリッジホルダの軸心方向に垂直な面との交線に沿って形成され、Oリングを介して前記ハウジングの前記収納部と当接するものである。

この発明によれば、上記のように構成したので、回転子を有するカートリッジホルダと計数部とを一体化させて、回転子の一対の軸を水平に位置決めしてハウジングの収納部に収納し、隔壁により流入側と流出側を分断することにより、流体が流れる方向に関わらず良好に流量を計測することができる。
この発明の実施の形態1に係る流量計の構成を示す(a)組立て前の縦断面図であり、(b)組立て後の縦断面図である。 この発明の実施の形態1に係る流量計に縦配管が取り付けられた場合の動作を説明する縦断面図である。 この発明の実施の形態1に係る流量計に縦配管が取り付けられた場合の動作を説明する(a)図2のA−A線縦断面図であり、(b)図2のB−B線縦断面図である。 この発明の実施の形態1に係る流量計に横配管が取り付けられた場合の動作を説明する縦断面図である。 この発明の実施の形態1に係る流量計に横配管が取り付けられた場合の動作を説明する(a)図4のC−C線縦断面図であり、(b)図2のD−D線縦断面図である。 従来の流量計の構成を示す(a)断面図であり、(b)(a)のE−E線断面図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る流量計1の構成を示す図であり、図1(a)は組立て前の流量計1の構成を示す縦断面図であり、図1(b)は組立て後の流量計1の構成を示す縦断面図である。
流量計1は、内部に流入した計測対象の流体の流量を計測するものであり、図1に示すように、ハウジング2とカセット部3から構成される。
ハウジング2は、図1に示すように、ハウジング2前面に開口を有し、カセット部3を収納する収納部21と、計測対象の流体が流入する流入流路22と、この流体を排出する流出流路23とが形成されるものである。
また、収納部21の内周面には、収納部21の軸心方向に垂直な面との交線に沿って、隔壁24が形成されている。この隔壁24は、収納部21にカセット部3が収納された際に、カセット部3の後述する隔壁38とOリング39を介して当接して、流体が流入する流入側と流体が流出する流出側とを前後に分断するためのものである。
また、流入流路22は、収納部21に形成された隔壁24の前側に、収納部21と連通する流入口25を有している。一方、流出流路23は、隔壁24の後側に、収納部21と連通する流出口26を有している。
カセット部3は、内部に流入した計測対象の流体の流量を計測するものであり、ハウジング2に着脱自在に取り付けられる。このカセット部3は、図1に示すように、カートリッジホルダ31、後蓋32、前蓋33及び計数部34が一体化されて構成されている。
カートリッジホルダ31は、流体の流量に応じて回転する回転子35が一対の軸36に設けられた計量部37を有するものである。なお、実施の形態1では、一対の軸36に1組の回転子35が設けられたシングル型の流量計1について示すが、一対の軸36に2組の回転子35が前後に設けられたデュアル型に構成してもよい。
また、カートリッジホルダ31の外周面には、カートリッジホルダ31の軸心方向に垂直な面との交線に沿って、隔壁38が形成されている。この隔壁38は、カセット部3をハウジング2の収納部21に収納する際に、ハウジング2の隔壁24とOリング39を介して当接して、流体が流入する流入側と流体が流出する流出側とを前後に分断するためのものである。なお、隔壁38にはOリング39が取り付けられている。
さらに、カートリッジホルダ31に形成された隔壁38の上部前側には、流体が流入する流入口40が形成され、隔壁38の下部後側には、流体が流出する流出口41が形成されている。
後蓋32は、回転子35の軸36の一端部側でカートリッジホルダ31を閉塞するものである。
前蓋33は、回転子35の軸36の他端部側でカートリッジホルダ31を閉塞するものである。
計数部34は、回転子35の回転数を計数するものであり、前蓋33の前面に取り付けられている。
次に、上記のように構成された流量計1の組立てについて説明する。
まず、ハウジング2の流入流路22及び流出流路23にそれぞれ配管を取り付ける。ここで、配管の向きは設置環境等によって決められ、縦方向または横方向のどちらであってもよい。また、横配管を取り付ける場合には、流入流路22及び流出流路23が横方向に向くように、ハウジング2を横に倒して設置して取り付けを行う。
次いで、縦配管または横配管が取り付けられたハウジング2にカセット部3を取り付ける。ここで、カセット部3は、配管の向きが縦方向であるか横方向であるかに関わらず、回転子35の一対の軸36が水平になるように位置決めして取り付けを行う。その後、カセット部3とハウジング2とをネジ止めする。
次に、上記のようにして配管が取り付けられた流量計1の動作について説明する。
まず、この流量計1に縦配管が取り付けられて流体が縦方向に流れる場合の動作について説明する。
図2,3はこの発明の実施の形態1に係る流量計1に縦配管が取り付けられた場合の動作を説明する図であり、図2は縦断面図、図3(a)は図2のA−A線縦断面図、図3(b)は図2のB−B線縦断面図である。
縦配管が取り付けられた流量計1では、図2,3(a)に示すように、計測対象の流体は、上部に取り付けられた配管(不図示)及び流入流路22を介して、カートリッジホルダ31の上部前側に形成された流入口40から計量部37内に流入する。
次いで、図2に示すように、流体は計量部37内を通過する。この際、計量部37の回転子35はこの流体の流量に応じて回転して、この回転数は計数部34により計数されて計量部37内を通過した流体の流量を計測する。
次いで、計量部37を通過した流体は、図2,3(b)に示すように、カートリッジホルダ31の下部後側に形成された流出口41から、流出流路23を介して、下部に取り付けられた配管(不図示)に排出される。
次に、流量計1に横配管が取り付けられて流体が横方向に流れる場合の動作について説明する。
図4,5はこの発明の実施の形態1に係る流量計1に横配管が取り付けられた場合の動作を説明する図であり、図4は縦断面図、図5(a)は図4のC−C線縦断面図であり、図5(b)は図4のD−D線縦断面図である。
横配管が取り付けられた流量計1では、図5(a)に示すように、計測対象の流体は、左部に取り付けられた配管(不図示)及び流入流路22を介して、カートリッジホルダ31に対して横方向から流入する。
次いで、流体は、カートリッジホルダ31に衝突して上下に分断された後、カートリッジホルダ31の上部前側に形成された流入口40から計量部37内に流入する。
次いで、図4に示すように、流体は計量部37内を通過する。この際、計量部37の回転子35はこの流体の流量に応じて回転して、この回転数は計数部34により計数されて計量部37内を通過した流体の流量を計測する。
次いで、計量部37を通過した流体は、図4,5(b)に示すように、カートリッジホルダ31の下部後側に形成された流出口41から、流出流路23を介して、右部に取り付けられた配管(不図示)に排出される。
ここで、カセット部3をハウジング2に取り付ける際に、流量計1に取り付けられた配管の方向に関わらず、回転子35の一対の軸36を常に水平に位置決めして取り付けを行うことで、流体が流れる方向に関わらず、この流体を、計量部37の上部から流入させて、回転子35を通過後、下部から排出させることができる。そのため、流体に含まれる微小なごみが計量部37内に溜まることを防ぐことができ、回転子35の動きが妨げられることを防止することができる。
なお、図4,5では、流体を左側から流入させて、計量部37を通過した後、右側に排出させる場合について示したが、流体を右側から流入させて、計量部37を通過した後、右側に排出させるように構成してもよい。
以上のように、この実施の形態1によれば、回転子35を有するカートリッジホルダ31と計数部34とを一体化させて、回転子35の一対の軸36を水平に位置決めしてハウジング2に取り付け、隔壁24,38により流入側と流出側を分断するようにしたので、流体が流れる方向に関わらず良好に流量を計測することができる。
また、ハウジング2の内周面及びカートリッジホルダ3の外周面の、軸心方向に垂直な面との交線に沿って形成された隔壁24,38を、Oリング39を介して当接させて、流体が流入する流入側と流体が流出する流出側とを前後に分断させることによって、流体の流れ方向に対して水平な方向でシールすることができるため、気密性を高めることができる。
また、カセット部3とハウジング2とをネジ止めにより着脱自在に構成したので、流量計1の設置作業を行う際に、ハウジング2に配管を取り付けた後に、カセット部3を取り付けることで、作業を簡便化させることができ、また、カセット部3をメンテナンス、故障等により交換する際にも作業効率を向上させることができる。
なお、この実施の形態1に係る流量計1では、流入口25,40を隔壁24,38の前側に形成して、流出口26,41を隔壁24,38の後側に形成するように構成したが、流入口25,40を隔壁24,38の後側に形成して、流出口26,41を隔壁24,38の前側に形成するように構成してもよい。
1 流量計
2 ハウジング
3 カセット部
21 収納部
22 流入流路
23 流出流路
24,38 隔壁
25,40 流入口
26,41 流出口
31 カートリッジホルダ
32 後蓋
33 前蓋
34 計数部
35 回転子
36 軸
37 計量部
39 Oリング

Claims (1)

  1. 収納部と連通し、流体が流れる流路が形成されるハウジングと、
    前記収納部に収納される際に水平に位置決めされる一対の軸に設けられ、前記流体の流量に応じて回転する回転子を有し、外周面に前記流体の流入側と流出側を分断する隔壁が形成されるカートリッジホルダと、
    前記カートリッジホルダと一体化して構成され、前記回転子の回転を計数する計数部と
    を備え
    少なくとも、前記隔壁は、前記外周面の、前記カートリッジホルダの軸心方向に垂直な面との交線に沿って形成され、Oリングを介して前記ハウジングの前記収納部と当接することを特徴とする流量計。
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