JP5187754B2 - 医療情報提供システムおよび医療情報提供方法 - Google Patents

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Description

本発明は、アクセスポイントを介してネットワークに接続する無線端末と前記無線端末に対して医療情報を提供するサーバとを有する医療情報提供システムに関する。また、前記医療情報提供システムにおける医療情報提供方法に関する。
電子カルテ等の患者に関する医療情報を、サーバに蓄積して保存し、無線端末を介して前記患者に関する情報を表示する無線システムが提案されている(例えば、特許文献1および特許文献2)。
特許文献1には、医療情報を蓄積する電子カルテサーバと、前記電子カルテサーバに蓄積された医療情報を電波で送信するアクセスポイント(手段)と、電波で送信された医療情報を受信する看護用携帯端末を備える看護支援システムが記載されている。当該看護支援システムは、携帯端末に医療情報を一時保存する一時保存手段を設け、電波の受信状態に基づいて、電波で送信された医療情報もしくは前記一時保存手段に保存されている医療情報の何れかを表示することで、電子カルテサーバにアクセスできない場所からでも、医療情報を参照可能としている。
特許文献2には、特許文献1と同様に、電子カルテ等の医療情報を蓄積するデータベースを備えたホストコンピュータと、前記ホストコンピュータとアクセスポイントを介して無線接続する看護師の携帯情報端末とを備える看護業務安全管理システムが記載されている。当該看護業務安全管理システムでは、携帯情報端末にICタグリーダ(質問器)を備えさせ、患者や薬剤等にICタグを付与し、ホストコンピュータからの指示(オーダ情報)に含まれるIDと、実際に看護師が処理する時に前記リーダで検出するIDとの整合性を判別することによって、患者の取り違え、又は、誤薬の投与を未然に防止している。
特開2006−024049号公報 特開2006−004135号公報
ところで、医療現場では、患者の急変や治療の効率化のため、素早く電子カルテや患者の申し送り事項を確認する必要がある。
また、病室内などでの電子カルテ等の参照に、文字入力又はIDの読取り操作を要する。
具体的には、普及している電子カルテを無線端末から検索可能とする無線システムでは、医師や看護師による文字入力等の電子カルテの選択処理を行っており、医療情報の表示に時間を要している。
尚、特許文献1および特許文献2には、素早く医療情報(電子カルテや患者の申し送り事項)を表示できない。また、医療情報を表示する為に、部屋番号の入力や、ICタグの読取りなどを要する。
本発明は、上記課題に鑑み、携帯端末を用いて医療情報を参照する際、素早くデータベースにアクセス可能なシステムの提供を目的とする。
本発明の別の目的は、携帯端末を用いて医療情報を参照する際、素早くデータベースにアクセス可能な医療情報提供方法を提供することである。
本願発明の医療情報提供システムは、無線インタフェースを備える携帯端末と、前記携帯端末の無線インタフェースと通信可能である複数のアクセスポイントと、前記複数のアクセスポイントの何れかを介して、前記携帯端末と通信可能であるサーバとを備え、前記携帯端末は、前記複数のアクセスポイントの何れかへの接続と共に、接続したアクセスポイント識別子を自動的に前記サーバに通知する通知手段と、接続中のアクセスポイントと異なる別のアクセスポイントとのアクセスポイント識別子を監視する監視手段とを有し、前記サーバは、前記携帯端末から通知されるアクセスポイント識別子に基づいて、当該アクセスポイント識別子に関連付けられて記憶保存されている1ないし複数のエリア情報を参照する手段と、前記アクセスポイント識別子に関連付けられているエリア情報が複数あった際に前記携帯端末に対して複数のエリア情報を提示して選択を受けると共に、選択されたエリア情報に基づいて前記携帯端末に医療情報を提供する手段とを有することを特徴とする。
本願発明の医療情報提供方法は、無線インタフェースを備える携帯端末と、前記携帯端末の無線インタフェースと通信可能である複数のアクセスポイントと、前記複数のアクセスポイントの何れかを介して、前記携帯端末と通信可能であるサーバとを備える医療情報提供システムにおいて用いられる医療情報提供方法であって、前記携帯端末は、前記複数のアクセスポイントの何れかへの接続と共に、接続したアクセスポイント識別子を自動的に前記サーバに通知し、同時的に、接続中のアクセスポイントと異なる別のアクセスポイントとのアクセスポイント識別子を監視し、前記サーバは、前記携帯端末から通知されるアクセスポイント識別子に基づいて、当該アクセスポイント識別子に関連付けられて記憶保存されている1ないし複数のエリア情報を参照し、前記アクセスポイント識別子に関連付けられているエリア情報が複数あった際に前記携帯端末に対して複数のエリア情報を提示して選択を受けると共に、選択されたエリア情報に基づいて前記携帯端末に医療情報を提供することを特徴とする。
本発明によれば、携帯端末を用いて医療情報を参照する際、素早くデータベースにアクセス可能な医療情報提供システムを提供できる。
また、本発明によれば、携帯端末を用いて医療情報を参照する際、素早くデータベースにアクセス可能な医療情報提供方法を提供できる。
本発明の実施の一形態を図1ないし図6に基づいて説明する。
図1は、実施の一形態の医療情報提供システムを例示する構成図である。
図1を参照すると、本実施の一形態の医療情報提供システムは、無線インタフェースを備える携帯端末100と、前記携帯端末100と通信可能である複数のアクセスポイント210、220、230、240と、アクセスポイントの何れかを介して、携帯端末100と通信可能であるサーバ300とを備えて成る。
携帯端末100は、一般的なPDA等の情報処理装置であって、電子カルテや申し送り事項等の医療情報を表示可能とし、更に、無線LAN機能を有している。尚、無線LANに変えて、Bluetooth等の短距離無線インタフェースを用いても良い。また、無線インタフェースは、外部接続を用いて実現しても良い。
図2は、携帯端末100の構成を例示する機能ブロック図である。
携帯端末100は、各種情報処理を行う制御部、基本制御プログラムが格納されているROM、記憶部としてのRAM110、使用者によって情報を入力される入力部、医療情報等を出力する出力部、および、無線を介し通信を行うための無線インタフェース120がバスによって接続されている。尚、入力部には、タッチスクリーンや、キーパットなどが含まれる。出力部には、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示部や、スピーカなどが含まれる。
無線インタフェース120は、各種通信規格(プロトコル)に準拠し、無線を用いて、アクセスポイント210等と通信可能とする。
RAM110には、様々なプログラムやデータファイルなどが記憶されている。また、OS(Operating System)も格納されている。制御部はOSの指示に基づいて動作する。RAM110には、OSの他にも通信プログラム111や、アクセスポイント接続プログラム112、アクセスポイント監視プログラム113、識別子送信プログラム114等が格納されており、必要に応じてRAM110上に展開されて使用される。
アクセスポイント接続プログラム112は、アクセスポイントから送信されるアクセスポイント識別子を含む電波を検出して接続するプログラムである。
アクセスポイント識別子とは、アクセスポイントを一意に識別可能である識別子(ID)であって、例えば、無線LAN の場合、BSSID(Basic Service Set Identifier)やESSID(Extended Service Set Identifier)、アクセスポイントのMACアドレスなどである。また、アクセスポイント識別子は、ネットワーク識別子とも言える。
アクセスポイント監視プログラム113は、接続前又は接続中に、周囲のアクセスポイントの電波を監視するプログラムである。尚、電波の強度等も監視する。
識別子送信プログラム114は、アクセスポイントに接続後、サーバ300にアクセスポイント識別子を自動的に送信するプログラムである。
尚、各種プログラムは共に協調し、制御部や、出力部、記憶部、無線インタフェース120などのハードウェアを、通信手段や、表示手段、識別子を監視する監視手段、識別子を送信する通知手段等として機能させる。
アクセスポイント210、220、230、240は、LAN等のネットワークを介してサーバ300に通信可能に接続されている。
また、アクセスポイント210、220、230は、夫々部屋A410、部屋B420、リハビリルーム430をカバーエリアとし、アクセスポイント240は病室をカバーエリアとしていないものとする。
サーバ300は、一般的なサーバを用いて実現される。即ち、制御部や記憶部、入力部、出力部、ネットワークインタフェース等を備え、後述するアクセスポイント識別子−エリア情報データベース310、医療情報データベース320を備える。
アクセスポイント識別子−エリア情報データベース310には、アクセスポイントを個別に識別できるID(識別子)とそれに対応したエリア情報とが登録されて記憶されている。
医療情報データベース320には、患者毎に保存された、電子カルテや申し送り事項、投薬情報、リハビリ経過情報等の医療情報が記録されている。
サーバ300は、内蔵する補助記憶装置(記憶部)に記憶された各種プログラムに従って、後述する各種データベースからエリア情報を参照する手段や携帯端末に医療情報を提供する手段を実現する。
エリア情報を参照する手段は、アクセスポイント識別子−エリア情報データベース310から、携帯端末100等から通知されるアクセスポイント識別子に基づいてアクセスポイント識別子に関連付けられて記憶保存されている。
携帯端末に医療情報を提供する手段は、医療情報データベース320から参照したエリア情報に基づいて携帯端末に医療情報を提供する。また、各種情報を携帯端末100に提示可能に加工処理する。
ここで、アクセスポイント識別子−エリア情報データベース310および医療情報データベース320に記憶保存される情報を例示して説明する。
図3は、アクセスポイント識別子−エリア情報データベース310に記録保存されるテーブル情報を例示する図である。アクセスポイント識別子−エリア情報データベース310には、アクセスポイント識別子としてのBSSIDとエリア情報とが関連付けられて記憶保存されている。
図4は、医療情報データベース320に記録保存されるテーブル情報を例示する図である。医療情報データベース320には、個人(患者)の電子カルテ、申し送り事項321、322、323、324、325のように、エリア情報(部屋番号)と患者の医療情報とが関連付けられて記憶保存されている。
このような構成において、本発明の実施の一形態である医療情報提供システムは、携帯端末を用いて医療情報を参照する際、素早く医療情報にアクセスできる。また、部屋番号の入力やIDタグの検出を行なわずに、医療情報にアクセスできる。
次に、図5を参照して、医療情報提供システムの動作を説明する。尚、説明を明瞭とするため、通信規格に起因する詳細な動作は、省略して記載する。また、携帯端末100は、部屋Aに在るものとして説明する。
図5は、医療情報提供システムの動作を示すフローチャートである。図6は、携帯端末に表示される表示画面例を示す図である。尚、ステップA1〜Anは、携帯端末100の処理動作を示し、ステップB1〜Bnは、サーバ300の処理動作を示す。
電源が入れられた携帯端末100の制御部は、起動後、通信プログラム111、アクセスポイント接続プログラム112、アクセスポイント監視プログラム113等に従い、ビーコン信号を取得して、接続可能なアクセスポイントの検出を試みる。その後、制御部は、検出したアクセスポイントに帰属(接続)し、当該アクセスポイントのBSSID(10:5e:3f:fa:01)を取得する(ステップA1)。
携帯端末100の制御部は、識別子送信プログラム114に基づいて、入手したBSSIDを、アクセスポイント210を介して、サーバ300に通知する(ステップA2)。
携帯端末100から通知されたBSSIDを受信したサーバ300は、アクセスポイント識別子−エリア情報データベース310から、受信したBSSID(10:5e:3f:fa:01)に対するエリア情報が存在するか検索する(ステップB1)。
受信したBSSIDに対するエリア情報が存在した場合(はい)には、制御部は、参照したエリア情報(部屋A)を取得する(ステップB2)。
その後、制御部は、取得したエリア情報に基づいて、医療情報データベース320から、該当する医療情報の取得を試みる(ステップB3)。
ステップB3にて該当するエリア情報の医療情報が存在した場合(はい)には、制御部は、取得したデータを必要に応じて変更し、アクセスポイント210を介して携帯端末100に送信する(ステップB4)。
サーバ300からデータを受信した携帯端末100は、例えば、図6(a)に示す様に、エリア情報から部屋番号(部屋A)111を取得し、氏名(名前A)112等の医療情報を取得し、表示画面を構築して出力する(ステップA3)。
尚、携帯端末100が部屋Bから、アクセスポイント220を介して通信した場合は、例えば、図6(b)に示す様に、サーバ300通知されたデータを元に携帯端末100は、エリア情報から部屋番号(部屋B)111を取得し、当該エリア情報に関連する全ての医療情報から氏名(名前B、名前C、名前D)113ないし115を取得し、表示画面を構築して出力する(ステップA3)。尚、利用者(医師や看護師)が入力部を用いて携帯端末100の表示画面の中の氏名を選択することによって、該当する電子カルテ、申し送り事項を表示用にしても良い。
その後、携帯端末100の制御部は、アクセスポイント監視プログラム113に従って、利用者が移動することにより帰属するアクセスポイントが変化した場合に、監視結果を用いて、変化したBSSIDをサーバ300に通知する(ステップA2)一連の動作を再度行う(ステップA4)。
次に準正常系について説明する。
まず、アクセスポイント識別子‐エリア情報データベース310にて携帯端末100が送信したBSSIDに対応するエリア情報が存在しなかった場合について説明する。
例えば、携帯端末100がアクセスポイント240を介してサーバ300にBSSIDを通知した場合、BSSIDに対応するエリア情報が存在しないので、ステップB1のいいえに進む。このときサーバ300の制御部は、アクセスポイント240のBSSID(10:5e:3f:aa:10)をアクセスポイント識別子‐エリア情報データベース310から検出し、該当するエリア情報が無いことを検出して、該当する部屋番号が存在しない旨の通知を行なう(ステップB5)。
その後、携帯端末100は、BSSIDの変化を監視(ステップA5) し、変化を検知するとBSSIDをサーバ300に自動的に送信 (ステップA2) し、一連の動作を再度行う。
次にアクセスポイント識別子‐エリア情報データベース310にはデータが存在するが、医療情報データベース320にデータが存在しない場合について説明する。
例えば、携帯端末100がアクセスポイント230を介してサーバ300にBSSIDを通知した場合、エリア情報に対する医療情報が存在しないので、ステップB3のいいえに進む。このときサーバ300の制御部は、アクセスポイント230のBSSID(10:5e:3f:fa:04)をアクセスポイント識別子‐エリア情報データベース310から検出し、該当するエリア情報がリハビリルームであることを検出し、リハビリルームに該当する医療情報が存在しない旨の通知を行なう(ステップB6)。
その後、携帯端末100は、BSSIDの変化を監視 (ステップA6) し、変化を検知するとBSSIDをサーバ300に自動的に送信 (ステップA2) し、一連の動作を再度行う。
以上説明したように本実施の一形態の医療情報提供システムによれば、携帯端末を用いて医療情報を参照する際、素早く医療情報にアクセスできる。また、部屋番号の入力やIDタグの検出を行なわずに、医療情報にアクセスできる。
本発明の別の実施の一形態を図7ないし図10に基づいて説明する。別の実施の一形態は、先に説明した実施の一形態と同様な構成(配置)であり、アクセスポイント識別子−エリア情報データベース310に格納される情報とサーバ300の動作に差がある。尚、配置等の同一部分については、説明を省略する。
図7は、別の実施の一形態のアクセスポイント識別子−エリア情報データベース310aに記録保存されるテーブル情報を例示する図である。
アクセスポイント識別子−エリア情報データベース310aには、アクセスポイント識別子としてのBSSIDとエリア情報とが関連付けられて記憶保存されている。また、項目によっては、BSSIDに複数のエリア情報(関連エリア情報)が関連付けられて記憶保存されている。尚、関連エリア情報は、他のエリア情報と対応している。当該関連エリア情報は、BSSIDのアクセスポイントの周囲のエリア情報を関連付けても良いし、所望するエリア情報を関連付けても良い。
このように、エリア情報を複数関連付けすることによって、アクセスポイントの周囲の部屋(所望の部屋)のBSSIDを取得可能にできる。具体的な例を挙げれば、廊下に設置されたアクセスポイントのBSSIDに基づき、周囲数メートルの部屋に設置されているアクセスポイントのBSSIDを取得できる。
また、他の例を挙げれば、複数のリハビリルームがあって、夫々にアクセスポイントが設置されている場合に、一つのリハビリルームのBSSIDに対応付けられて、別のリハビリルームのBSSIDが対応付けられている。
図8は、サーバ300のステップB1後の処理動作を示すフローチャートである。また、本動作では、携帯端末10が廊下に設置されたアクセスポイント(ネットワーク識別子:10:5e:3f:aa:10)の接続範囲内に在るものとする。
携帯端末100からBSSID(10:5e:3f:aa:10)の通知を受けた受信したサーバ300は、アクセスポイント識別子−エリア情報データベース310a から、受信したBSSIDに対するエリア情報が存在するか検索する。尚、受信したBSSIDに対するエリア情報が存在しない場合(いいえ)には、B5の処理に移行する(ステップB1)。
受信したBSSIDに対するエリア情報が存在した場合(はい)には、制御部は、参照した項目(10:5e:3f:aa:10)に、複数のエリア情報が存在するか検索する。尚、BSSIDに対する複数のエリア情報が存在しない場合(いいえ)には、B2の処理に移行する(ステップB10)。
複数のエリア情報が存在した場合(はい)には、制御部は、参照した項目のエリア情報を携帯端末100に送信し、関連付けて記憶されているエリア情報を使用者に提示する(ステップB11)。
複数のエリア情報(部屋A、部屋B、リハビリルーム)が提示された携帯端末100の応答(表示エリアの選択)に基づき、サーバ300の制御部は、複数のエリア情報の中から、医療情報を取得するエリア情報を選択する(ステップB12)。
図9は、ステップB11処理中に、携帯電話100の表示部に表示される表示画面を示した図である。図9に示されるように、表示は、部屋A、部屋B、リハビリルームに近い廊下などに設置されたアクセスポイント204に帰属しているために、付近のエリア情報を表示して、使用者(医師や看護師)に提示し、選択処理を待つ。
このように、サーバ300が動作することによって、部屋の外を移動すれば、帰属するアクセスポイントの変化に基づき、それに応じてアクセスポイントに近い部屋番号(所定のエリア情報)を表示可能となる。また、部屋に入る前に、データベースにアクセスする為、データの先読みが可能となり、表示までの表示時間の短縮が可能となる。
即ち、本実施の一形態によれば、患者の病室付近で、電子カルテや申し送り事項等の医療情報を事前に参照する際に、文字入力をすることなく無線端末の移動位置、アクセスポイントに関連して絞込みが容易となる。
具体的には、廊下に設置されているアクセスポイント204に帰属(接続)した場合は、帰属したアクセスポイント204に近い部屋A、部屋B、リハビリルームを表示し、部屋の外において部屋番号の選択を容易とする。尚、図9に示す様に、携帯端末から直接部屋番号を入力可能にしても良い。この場合は、サーバ300が、アクセスポイント識別子−エリア情報データベースに記録されている情報を、逆引きすれば、携帯端末100の入力指示に基づいた医療情報の表示を実現できる。
また、上記説明と同様の技術を用い、ナースステーションに設置されるアクセスポイントを介しての携帯端末からのアクセスや、LANに接続されたナースステーションの端末装置からのアクセスがあった場合、サーバ300は、指定された部屋番号に基づく医療情報にアクセスして、申し送り事項の入力操作を可能とする。
更に、携帯端末からサーバ300に問い合わせがあると、携帯端末の通知したアクセスポイント識別子からエリア情報を特定し、図10に示すように携帯端末に対応したエリア番号を表示し、携帯端末を管理する使用者の位置情報を表示することが可能である。なお、この場合には、配置図(表示する地図)のデータベースを有するようにすれば良い、医療情報を参照する際、利便性の良い医療情報提供システムを提供できる。
以上説明したように、本発明によれば、携帯端末を用いて医療情報を参照する際、素早くデータベースにアクセス可能な医療情報提供システムを提供できる。
尚、上記説明では、同一サーバ上に、複数のデータベースが存在するとしたが、これらのデータベースは分散して構築されてもよい。
また、上記説明は、アクセスポイントの設置位置を何ら限定するものではない。尚、アクセスポイントは、管理した区画毎に設ければそれでよく、台数等は自由である。
また、本発明は、病院のみでなくとも、老人介護施設等の医療施設といった場所での、すばやい個人情報検索用途に適用できる。
実施の一形態の医療情報提供システムを例示する構成図である。 携帯端末の構成を例示する機能ブロック図である。 アクセスポイント識別子−エリア情報データベースに記録保存されるテーブル情報を例示する図である。 医療情報データベースに記録保存されるテーブル情報を例示する図である。 医療情報提供システムの動作を示すフローチャートである。 携帯端末に表示される表示画面例を示す図である。 別の実施の一形態のアクセスポイント識別子−エリア情報データベースに記録保存されるテーブル情報を例示する図である。 サーバのステップB1後の処理動作を示すフローチャートである。 ステップB11処理中の携帯電話の表示画面を示した図である。 端末に表示される表示画面例を示す図である。
符号の説明
100 携帯端末
110 RAM
111 通信プログラム
112 アクセスポイント接続プログラム
113 アクセスポイント監視プログラム(監視手段)
114 識別子送信プログラム(送信手段)
120 無線インタフェース
210、220、230、240 アクセスポイント
300 サーバ
310、310a アクセスポイント識別子‐エリア情報データベース
320 医療情報データベース

Claims (10)

  1. 無線インタフェースを備える携帯端末と、前記携帯端末の無線インタフェースと通信可能である複数のアクセスポイントと、前記複数のアクセスポイントの何れかを介して、前記携帯端末と通信可能であるサーバとを備え、
    前記携帯端末は、
    前記複数のアクセスポイントの何れかへの接続と共に、接続したアクセスポイント識別子を自動的に前記サーバに通知する通知手段と、
    接続中のアクセスポイントと異なる別のアクセスポイントとのアクセスポイント識別子を監視する監視手段とを有し、
    前記サーバは、
    前記携帯端末から通知されるアクセスポイント識別子に基づいて、当該アクセスポイント識別子に関連付けられて記憶保存されている1ないし複数のエリア情報を参照する手段と、
    前記アクセスポイント識別子に関連付けられているエリア情報が複数あった際に前記携帯端末に対して複数のエリア情報を提示して選択を受けると共に、選択されたエリア情報に基づいて前記携帯端末に医療情報を提供する手段と
    を有する
    ことを特徴とする医療情報提供システム。
  2. 前記携帯端末は、アクセスポイントへの接続後、監視したアクセスポイント識別子の変化時に、人為的に操作を要さずに、前記サーバにアクセスポイント識別子を送信することを特徴とする請求項1記載の医療情報提供システム。
  3. 前記携帯端末は、他のアクセスポイントに接続変更した場合に接続したアクセスポイントのアクセスポイント識別子を自動的に前記サーバに通知することを特徴とする請求項記載の医療情報提供システム。
  4. 前記携帯端末は、監視している前記別のアクセスポイントのアクセスポイント識別子の変化を検知して通知する際に、エリア情報若しくは医療情報が無いことを条件としたことを特徴とする請求項1ないし3の何れか一記載の医療情報提供システム。
  5. 前記アクセスポイント識別子は、BSSID(Basic Service Set Identifier)、ESSID(Extended Service Set Identifier)、アクセスポイントのMACアドレスの何れかであることを特徴とする請求項1ないし4の何れか一記載の医療情報提供システム。
  6. 前記アクセスポイントは、無線LAN規格又はBluetooth規格のアクセスポイントであることを特徴とする請求項1ないし4の何れか一記載の医療情報提供システム。
  7. 無線インタフェースを備える携帯端末と、前記携帯端末の無線インタフェースと通信可能である複数のアクセスポイントと、前記複数のアクセスポイントの何れかを介して、前記携帯端末と通信可能であるサーバとを備える医療情報提供システムにおいて用いられる医療情報提供方法であって、
    前記携帯端末は、
    前記複数のアクセスポイントの何れかへの接続と共に、接続したアクセスポイント識別子を自動的に前記サーバに通知し、
    同時的に、接続中のアクセスポイントと異なる別のアクセスポイントとのアクセスポイント識別子を監視し、
    前記サーバは、
    前記携帯端末から通知されるアクセスポイント識別子に基づいて、当該アクセスポイント識別子に関連付けられて記憶保存されている1ないし複数のエリア情報を参照し、
    前記アクセスポイント識別子に関連付けられているエリア情報が複数あった際に前記携帯端末に対して複数のエリア情報を提示して選択を受けると共に、選択されたエリア情報に基づいて前記携帯端末に医療情報を提供する
    ことを特徴とする医療情報提供方法。
  8. 前記携帯端末は、アクセスポイントへの接続後、監視したアクセスポイント識別子の変化時に、人為的に操作を要さずに、前記サーバにアクセスポイント識別子を送信することを特徴とする請求項7記載の医療情報提供方法。
  9. 前記携帯端末は、通信電波を監視して、他のアクセスポイントに接続変更した場合に、接続した前記他のアクセスポイントのアクセスポイント識別子を自動的に前記サーバに通知することを特徴とする請求項記載の医療情報提供方法。
  10. 前記携帯端末は、監視している前記別のアクセスポイントのアクセスポイント識別子の変化を検知して通知する際に、エリア情報若しくは医療情報が無いことを条件としたことを特徴とする請求項7ないし9の何れか一記載の医療情報提供方法。
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