JP5186927B2 - 立体プリント配線板 - Google Patents

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Description

本発明は、パソコン、移動体通信用電話機、ビデオカメラ等の各種電子機器に広く用いられる立体プリント配線板に関するものである。
最近、モバイル商品としてパソコン、デジタルカメラ、携帯電話などが普及し、特にその小型、薄型、軽量、高精細、多機能化等の要望が強く、それに対応するため半導体の実装形態も、パッケージの小型・低背化、三次元実装化が進んでいる。このような半導体パッケージの低背化、三次元実装化を容易に実現する方法の一つとして、キャビティすなわち凹部を有する基板を用いる方法が知られている。
以下従来のキャビティ基板を形成する方法について、図8を用いて説明する。
図8(A)において、接続層21を間にして、下側基板22と、上側基板23とを、電極の位置や窓の位置などを位置あわせしながら重ね合わせる。その後、これらを積層するために、離型性を有する解放膜24と熱によって流動可能な層25すなわち熱可塑性樹脂からなるシート26を配置し、加熱圧着する。加熱圧着すると、図8(B)に示すように、接続層21が凹部28内に流入する前にシート26における流動可能な層25が凹部28内に流動して凹部を充填するので、接続層21が流動することなく上側基板23、接続層21、下側基板22を積層する。その後シート26を剥離することにより、多層プリント配線板27を形成している。
なお、この発明の出願に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開昭63−90158号公報
従来の多層プリント配線板27の場合、熱可塑性樹脂を用いて積層するため、上側基板23と接続層21は下側基板22上にほぼ平坦に形成されるので、凹部28の縁を形成する上側基板23のエッジ部29がほぼ直角に形成される。このため、凹部28内のエッジ近傍に部品を実装することが困難であった。また、エッジ部29が直角であることにより、解放膜24が破損しやすくなり、シート26を剥離する際にエッジ部29を含めて凹部28に解放膜24が残留するという課題を有していた。
また、従来の熱可塑性樹脂シート26では、積層時に凹部28そのものの形状に変形し積層終了後もこの形状を維持したままであるので、特に凹部28の深さが深いときに剥離しにくくなっていた。
本発明は、上記課題を鑑みて成されたものであり、多ピンの基板間接続が可能で、かつ基板内での配線密度も高めることのできる立体プリント配線板を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明は上側基板と、下側基板と、これらの基板の間を接続する厚みが30〜300μmの接続層とからなり、前記上側基板と前記下側基板とは互いに異なる形状を有し、前記接続層は、無機フィラーが熱硬化性樹脂に分散されてなる絶縁層からなり、この絶縁層の所定の位置に貫通孔が形成され、この貫通孔に導電性ペーストが充填されたビアを有するとともに、前記上側基板と前記下側基板とを積層することにより凹部が形成されている立体プリント配線板であって、前記凹部の縁から最も近隣の前記ビアのビアランドエッジまでの範囲において前記上側基板と前記接続層が傾斜を有して形成され、前記導電性ペーストは前記接続層に予め形成された貫通孔に充填されたものであることを特徴とする立体プリント配線板である。
このような構成にすることにより、凹部の縁を形成する上側基板のエッジ部が鈍角に形成されるため、エッジ近傍に部品を実装することが可能となり、効率よく部品実装を行うことが可能となる。これにより多ピンの基板間接続が可能で、かつ基板内での配線密度も高めることが可能となり、さらに凹部を有しているので、凹部に部品実装することにより薄型の立体プリント配線板を実現することができる。
以上のように本発明は、多ピンの基板間接続が可能で、かつ基板内での配線密度も高めることが可能となるため、モバイル機器の小型、薄型、軽量、高精細、多機能化等を実現するために必要な、半導体の高機能・多ピン化に対応した小型、低背、三次元実装化を容易に実現する実装形態を提供することが可能となる。
(実施の形態1)
以下本発明の実施の形態1について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態における立体プリント配線板の斜視図と断面図である。本実施の形態の立体プリント配線板は、表層に配線が形成され互いに形状の異なる上側基板1と、下側基板2と、厚みが30〜300μmの接続層3で構成され、上側基板1と下側基板2とが異なる形状を有しているために、図1(A)に示すようにキャビティとなる凹部4が形成されることになる。
図1(B)に示すように、この凹部4に実装部品5を実装することによって、実装体としての総厚を薄くすることが可能となる。
本発明における接続層3の拡大断面図を図1(C)に示す。本発明の接続層3は、無機フィラーがたとえばエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂に分散されてなる絶縁層からなり、この絶縁層の所定の位置に貫通孔9が形成され、この貫通孔9に導電性ペースト6が充填されたビア7を有している。また、接続層3は織布、不織布、フィルムなどの芯材を含まない構成となっている。
本発明において、絶縁層における無機フィラーは、シリカ、アルミナ、チタン酸バリウムの内少なくとも一種以上のもので構成されていることが好ましい。また、絶縁層における無機フィラーの粒径は1〜15μm、無機フィラーの含有率は70〜90重量%であることが好ましい。無機フィラーの含有量が70%未満ならば、接続層3を形成する無機フィラー量が熱硬化性樹脂の量に対して少なく粗な状態となり、熱硬化性樹脂がプレス中に流動する際に、同時に無機フィラーも流動してしまい、90%を超えると、接続層3の樹脂量が少なくなり過ぎ、配線の埋込性や密着性が損なわれるため不適切である。
本発明のプリント配線板に使用される導電性ペースト6は、銅、銀、金、パラジウム、ビスマス、錫およびこれらの合金の内から構成され、粒径は1〜20μmであることが好ましい。
本発明の立体プリント配線板について、図2を用いてさらに詳細に説明する。図2は、本発明の立体プリント配線板の一例を示す断面図である。本発明では、図2に示すように、キャビティとなる凹部4の近傍における接続層3が下側基板2上に傾斜を有して形成されている。このため、接続層3上に形成される上側基板1が傾斜を有する状態で形成されることになる。これにより、凹部4の縁を形成する上側基板1のエッジ部が鈍角に形成されるため、積層工程後にプレスシートを基板上に残留することなく剥離することができる。なお、本発明における凹部4の縁の傾斜を形成する上側基板1の厚みは、傾斜のない部分とほぼ同じ厚さに形成されている。
また、凹部4の縁を形成する部分における上側基板と接続層の厚さの和が、凹部内に実装する部品の高さよりも低く形成されているため、部品の実装時において、実装部品および実装時に使用するツールが物理的に挿入しやすくなり、効率よく部品実装を行うことが可能となる。本発明において、傾斜部の長さは、実装時に使用するツールのつかみしろの長さよりも大きく形成され、長さは具体的には1.0mm以下、より好ましくは0.3mm以下で形成される。
また、傾斜が形成された範囲にビアが形成されていると、ビア倒れが発生するおそれがあるため、上側基板1と接続層3の傾斜が形成される範囲は、最長で凹部4の縁から最も近隣のビアランドエッジまでの範囲で形成される。
次に、本実施の形態の立体プリント配線板の製造プロセスについて、図3〜5を用いて詳細に説明する。
まず、図3(A)に示すように、接続層3の両面にPETフィルム8を貼り付ける。次に図3(B)に示すように、凹部4を形成するための所望の形状に切断し、図3(C)に示すように、下側基板2と接着させる面のPETフィルム8を貼り替える。次に図3(D)に示すように、上側基板1と下側基板2の配線とを接続させる位置に貫通孔9を形成する。次に図3(E)に示すように、貫通孔9内に導電性ペースト6を充填し、ビア7を形成する。次に図3(F)に示すように、接続層3を上側基板1または下側基板2のいずれか一方と接着させるために、一方の面のPETフィルム8を剥離する。ここでは、下側基板2と先に接着させる内容で説明したが、上側基板1と先に接着させてもよい。このとき、両面のPETフィルム8を同時に剥離すると、未硬化状態の接着層3は破砕しやすいため、取り扱いが困難となる。よって本実施の形態では、いずれか一方の面のPETフィルム8を剥離する。
次に、図4(A)に示すように、貫通孔9に導電性ペースト6が充填された接続層3を下側基板2の所望の位置に配置し、図4(B)に示すように、仮止めして積層する。そしてこの積層時に配線10は接続層3に埋め込まれる。こうすることにより導電性ペースト6がさらに圧縮されるので、配線10との接続性が大幅に向上する。その後、図4(C)に示すように、先に剥離しなかった面のPETフィルム8を剥離する。
次に、図5(A)に示すように、上側基板1を接続層3上に配置し、さらに基板を積層するためのプレスシート12を用いて、熱プレスにより加熱加圧させながら積層する。本発明に用いられるプレスシート12は、図5(A)に示すように基板に近い側から離型層15、熱により変形する熱可塑性樹脂層13、離型層15、シリコン樹脂層14、離型層15の順に構成されている。本発明では必ず熱可塑性樹脂層13を基板に近い側に配置する。
なお、プレスシート12における熱可塑性樹脂13は、接続層3の樹脂フローを抑制するためすなわち凹部4内に樹脂が流れるのを防止する必要があるため、接続層3の溶融温度よりも低い溶融温度のものを用い、基板表面形状に沿うようにカバーして、プレス時における樹脂の流れをせき止める。これを用いることにより、凹部4の形状が深いものであっても、プレスシート12を凹部4内にほぼ隙間なく充填することができる。
さらにこのプレスシート12がシリコン樹脂層14を有していることにより、図5(B)に示すようにこのシリコン樹脂層14が凹部4内へ押し込まれるとともに接続層3の凹部4の近傍の部分をさらに圧縮させることができるので、図5(B)に示すように積層後に接続層3の凹部4の近傍部分に傾斜を形成することができる。そしてこの積層時に配線10は接続層3に埋め込まれる。こうすることにより導電性ペースト6がさらに圧縮されるので、配線10との接続性がさらに大幅に向上する。上側基板1自体は圧縮されることなく接続層3に追従するように積層されるので、接続層3の傾斜分が上側基板1の傾斜として形成される。このため、傾斜部分における上側基板1の厚みは、傾斜が形成されない部分とほぼ同一に形成される。
その後、積層および冷却が完了した基板からプレスシート12を剥離して、図5(C)に示すように立体プリント配線板16を完成させる。このとき、上側基板1の凹部4の近傍部分に傾斜が形成されているので、積層時に離型層15が破損することなく、かつプレスシート12を凹部4内やエッジ部分に残留させることなく剥離させることができる。ここで、プレスシート12における熱可塑性樹脂13は冷却時および冷却後も加熱により変形された形状のままであるが、シリコン樹脂層14は冷却時に加熱前の形状に戻ろうとするため、熱可塑性樹脂層13がシリコン樹脂層14に引っ張られる状態になるので、凹部4の深さが深い形状であってもプレスシート12は凹部4から剥離されやすくなる。
なお、一般に、窪みすなわち凹部を有する構造の場合、凹部の底部分に無機フィラーの粉末を主とするゴミや基材の粉末等がたまりやすくなる。凹部を有さない平滑なプリント配線板であれば、ゴミ取り用粘着ロールでゴミや粉末等を容易に除去していたが、凹部の底部分は粘着ロールでの除去が困難であった。
そこで、凹部4内へのゴミや粉末が入るのを防止するために、上側プリント配線板1、下側プリント配線板2、接続層3の凹部4への粉末の飛散、凹部4へのゴミ等の付着およびそれによる実装の不具合を防止するために、図6に示すように、絶縁性被膜として、5〜30μmの厚みのドライフィルム状の永久レジスト11を貼り付け凹部4の底を被覆することが、本発明の立体プリント配線板としてより好ましい。なお、永久レジスト11は凹部4の底だけでなく、上側プリント配線板1、下側プリント配線板2、接続層3の壁面を被覆していてもよい。これにより凹部4内の底部分への粉末やゴミの付着の防止を図ることができる。ここで永久レジスト11の厚みが5μm未満の場合ピンホールが発生しやすくなるのでコーティングが不十分となり、30μmを超えると基板への追従性が悪くなるので不適切である。
本発明の接続層3の熱膨張係数は、上側基板1および下側基板2の熱膨張係数以下、すなわち4〜65ppm/℃もしくはプリント配線板の熱膨張係数よりも低いということが望ましい。
熱膨張係数が4ppm/℃未満の場合、シリコンなどの実装部品5の熱膨張係数よりも小さくなるので不適切である。65ppm/℃を超える場合、または上側基板1および下側基板2の熱膨張係数よりも高い場合、接続層3の変形により立体プリント配線板のそりや変形が発生しやすくなるので不適切である。
また、接続層3のガラス転移点(DMA法(Dynamic Mechanical Analysis 動的粘弾性測定法))は、185℃以上もしくは上側基板1および下側基板2と比較して10℃以上高いことが望ましい。185℃未満または差が10℃未満ならば、導電性ペースト6が硬化をはじめ、形状を維持できるようになる前に積層時に接続層3が溶融しやすくなり、その結果ビア流れが発生しやすくなるので不適切である。
また、接続層3は、織布、不織布、フィルムなどの芯材を含まない構成のものを用いる。芯材を含む場合、上述の通り上側および下側のプリント配線板表面に形成された配線パターンの埋め込みが困難となるので不適切である。
接続層3の最低溶融粘度は、図7の溶融粘度曲線に示すように、1000〜100000Pa・sが適切である。1000Pa・s未満の場合、樹脂流れが大きくなり、凹部4内への流れ込みが発生するおそれがあり、100000Pa・sを超える場合、プリント配線板との接着不良や配線10への埋め込み不良が発生するおそれがあるので不適切である。
また、接続層3は、着色剤を含有していてもよい。この場合、実装性、光反射性が向上する。
プレスシート12は、接続層3の樹脂フローを抑制するためすなわち凹部4内に樹脂が流れるのを防止する必要があるため、接続層3の溶融温度よりも低い溶融温度のものを用い、基板表面形状に沿うようにカバーして、プレス時における樹脂の流れをせき止める。また、接続層3は、樹脂フローを抑制するためにさらにエラストマー成分を含有していることが好ましい。
なお、上側基板1および下側基板2は、スルーホール配線板や全層IVH構造のALIVH配線板など、樹脂基板であれば特に限定されるものではなく、両面基板であっても多層基板であってもよい。また、基板と接続層を交互に複数層積層してもよい。
また、上側基板1および下側基板2に用いる絶縁材料は、ガラス織布とエポキシ系樹脂の複合材としたが、アラミド、全芳香族ポリエステルから選ばれる有機質繊維およびガラス繊維、アルミナ繊維より選ばれる無機質繊維のいずれかで構成される織布と熱硬化性樹脂の複合材からなる場合、p−アラミド、ポリイミド、ポリ−p−フェニレンベンゾビスオキサゾ−ル、全芳香族ポリエステル、PTFE、ポリエーテルスルフォン、ポリエーテルイミドから選ばれる有機質繊維およびガラス繊維、アルミナ繊維より選ばれる無機質繊維のいずれかで構成される不織布と熱硬化性樹脂の複合材からなる場合および、p−アラミド、ポリ−p−フェニレンベンゾビスオキサゾール、全芳香族ポリエステル、ポリエーテルイミド、ポリエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエチレンテレフタレート、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエーテルサルフォン、ポリエステルテレフタレート、ポリイミドおよびポリフェニレンサルファイドの少なくともいずれかの合成樹脂フィルムの両面に熱硬化性樹脂層を形成した複合材を用いて絶縁材料を形成してもよい。
熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、ポリブタジエン樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、およびシアネート樹脂から選ばれる少なくとも一つの熱硬化性樹脂を利用することができる。
本発明にかかる立体プリント配線板は、部品実装後の実装体としての基板総厚を薄く形成することができるため、パソコン、デジタルカメラ、携帯電話など小型、薄型、軽量、高精細、多機能化等に対応するためのパッケージ基板として用いることができ、半導体パッケージの低背化、三次元実装化を容易に実現する方法の一つとして、これらの実装基板に関する用途に適用できる。
本発明の実施の形態1における立体プリント配線板の一例を示す斜視図と断面図 本発明の実施の形態1における立体プリント配線板の一例を示す断面図 本発明の実施の形態1における立体プリント配線板の製造工程断面図 本発明の実施の形態1における立体プリント配線板の製造工程断面図 本発明の実施の形態1における立体プリント配線板の製造工程断面図 本発明の実施の形態1における立体プリント配線板の製造工程断面図 本発明の実施の形態1における立体プリント配線板の接続層の溶融粘度を示す図 従来のプリント配線板の製造工程断面図
符号の説明
1 上側基板
2 下側基板
3 接続層
4 凹部
5 実装部品
6 導電性ペースト
7 ビア
8 PETフィルム
9 貫通孔
10 配線
11 永久レジスト
12 プレスシート
13 熱可塑性樹脂層
14 シリコン樹脂層
15 離型層
16 立体プリント配線板

Claims (11)

  1. 上側基板と、下側基板と、これらの基板の間を接続する厚みが30〜300μmの接続層とからなり、前記上側基板と前記下側基板とは互いに異なる形状を有し、前記接続層は、無機フィラーが熱硬化性樹脂に分散されてなる絶縁層からなり、この絶縁層の所定の位置に貫通孔が形成され、この貫通孔に導電性ペーストが充填されたビアを有するとともに、前記上側基板と前記下側基板とを積層することにより凹部が形成されている立体プリント配線板であって、前記凹部の縁から最も近隣の前記ビアのビアランドエッジまでの範囲において前記上側基板と前記接続層が傾斜を有して形成され、前記導電性ペーストは前記接続層に予め形成された貫通孔に充填されたものであることを特徴とする立体プリント配線板。
  2. 凹部の縁を形成する部分における上側基板と接続層の厚さの和が、凹部内に実装する部品の高さよりも低いことを特徴とする、請求項1に記載の立体プリント配線板。
  3. 凹部の縁の傾斜を形成する部分における上側基板の厚さは、傾斜のない部分と同じ厚さになっていることを特徴とする、請求項1に記載の立体プリント配線板。
  4. 上側基板と接続層の傾斜が形成される範囲は、ビアが形成されていないことを特徴とする、請求項1に記載の立体プリント配線板。
  5. 接続層のガラス転移点以下の温度における熱膨張係数は、4〜65ppm/℃もしくは前記複数の基板の熱膨張係数よりも低いことを特徴とする、請求項1に記載の立体プリント配線板。
  6. 接続層のガラス転移点(DMA法)は、185℃以上もしくは前記複数の基板のガラス転移点よりも10℃以上高いことを特徴とする、請求項1に記載の立体プリント配線板。
  7. 接続層は、芯材を含まない請求項1に記載の立体プリント配線板。
  8. 接続層の最低溶融粘度は、1000〜100000Pa・sである請求項1に記載の立体プリント配線板。
  9. 接続層は、着色剤が含有されている請求項1に記載の立体プリント配線板。
  10. 凹部の底は、5〜30μmの厚みの絶縁性被膜で被覆されている請求項1に記載の立体プリント配線板。
  11. 絶縁性被膜は耐電防止剤が含有されている請求項10に記載の立体プリント配線板。
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