JP5185997B2 - 通信ネットワークにおける無線リンク障害を取り扱うための技術 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、通信ネットワークにおける無線リンク障害を取り扱う分野に関する。
無線リンク障害(RLF:radio link failure)は、例えば移動電話機等の移動局が、制御されていない様式で通信ネットワークとの接続(コネクション)を失うときに移動通信ネットワークの中で発生する。無線リンク障害は、通常、ランダムに発生することはない。典型的には、無線リンク障害は、ある特定の場所で発生する。または、移動局がセルのネットワークカバーエリアの外に移動して、正しく設定されていない別のセルのネットワークカバーエリアの中へ移動するときに発生する。接続を失う理由は、例えば、移動局が、移動局にサービスを提供している基地局の無線カバーエリアから急速に離れることにある可能性がある。このような状況で、無線リンク障害が回避できない場合、移動局は、極力即座に通信ネットワークに再接続を行って、中断時間、伝送データの損失、および、移動局のユーザが感ずるサービス劣化を最小にできることが望ましい。この目的のために、移動局は、通信ネットワークとの接続を失った後には複数のネットワーク再接続手順を実行する。これらの手順は、新しい基地局およびセルを選定するステップとこの新しい基地局にアクセスして通信ネットワークに再接続するステップを含む。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GP:Third Generation Partnership Project)無線技術の長期的進化(LTE:Long Term Evolution)に従った次世代移動ネットワーク(NGMN:next generation mobile network)に対しては、無線リンク障害を受けたことを検出したユーザ装置(UE)は、LTE_IDLE状態に遷移し、そして、サービス要求を実行してネットワークに再接続し、無線ネットワークベアラを回復すべきことが提案されている。LTEにおけるLTE_IDLE状態はUEについての省電力状態(power conservation state)である。この状態で、UEは、ネットワークとデータパケットの送信も受信も行ってはいない。LTE_IDLE状態で、UEに関するコンテキストは、進化ノードB(eNodeB:evolved Node B)、すなわち、UEにサービスを提供している基地局の中に何も記憶されない。従って、eNodeBは、再接続を可能にする要求を行っているUEに関する情報は何も有してはいない。
UEを通信ネットワークに再接続するためには、通信ネットワークの進化パケットコア(EPC:evolved packet core)が再接続処理に関与する必要がある。すなわち、UEに関するコンテキスト情報がEPCを介してeNodeBによって取得されなければならない。EPCは、eNodeBの背後にある移動パケットバックボーンネットワークである。LTE_IDLE状態からLTE_IDLE活性状態への状態遷移、すなわち、UEが通信ネットワークに登録されてeNodeBとの無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)接続が確立される状態への遷移には約100msがかかるであろう。従って、無線リンク障害の後のこのようなネットワーク再接続には長い時間がかかる可能性があり、他のネットワーク業務のために必要なコアネットワーク要素を占有する可能性がある。
欧州特許出願公開公報EP1720367A1によれば、ユーザ装置の動作方法が開示されている。カバレッジや呼の消失などの障害が発生すると、呼の障害が発生した場所についての情報がユーザ装置のメモリに記憶される。呼の障害からの復帰が成功すると、代わりとなった基地局の情報がメモリに記憶される。次に、同一の場所で同一の障害が発生したときに、ユーザ装置は、前回の情報を使用して障害を解決したり高速な復帰を実行したりする。
従って、通信ネットワークにおける無線リンク障害を取り扱う技術で、上記で概略を述べた問題の少なくともいくつかを回避する技術が必要である。
この目的は、通信ネットワークにおける無線リンク障害を取り扱うための方法による第1の観点に従って達成される。本方法は、ユーザ装置に関する無線リンク障害を検出するステップと、いつ無線リンク障害が検出されたかを示すタイムスタンプと無線リンク障害が検出される以前にユーザ装置にサービスを提供していたセルを示す参照情報とのうち少なくとも1つのデータ項目とともに無線リンク障害を受けているユーザ装置の識別子をログファイルへ記入するステップとを備える。
本方法は、eNodeB等の基地局、または他の任意の適切なネットワーク要素によって実行することができる。特に、本方法は、無線リンク障害が発生したときにユーザ装置が接続されている基地局によって実行することができる。ユーザ装置は任意の種類の通信端末であってよい。例を挙げれば、通信ネットワークと通信を行うことができる移動電話機である。
更なる観点に従えば、通信ネットワークにおける無線リンク障害を取り扱うための1つの方法が提供される。本方法は、無線リンク障害情報を保持するステップと、ユーザ装置が通信ネットワークに再接続された後に再接続情報を受信するステップと、無線リンク障害情報と再接続情報との相関を取って相関結果を得るステップとを備える。無線リンク障害情報は、無線リンク障害を受けているユーザ装置の識別子と、いつ無線リンク障害が検出されたかを示すタイムスタンプおよび無線リンク障害が検出される以前にユーザ装置にサービスを提供していたセルを示す参照情報のデータ項目の内の少なくとも1つとを含む。再接続情報は、無線リンク障害を受けていて再接続されたユーザ装置の識別子を含む。相関結果は、例えば、多くの回数の無線リンク障害を起こすセルと、無線リンク障害が発生した後に移動端末が高い頻度で再接続するセルとの間の関係であってよい。
本方法は、eNodeB等の基地局、または他の任意の適切なネットワーク要素によって実行することができる。特に、本方法は、無線リンク障害が発生した後にユーザ装置が再接続されている基地局によって実行することができる。ユーザ装置がサービスを提供されているセルを離れない場合、この基地局は、無線リンク障害が発生する以前にユーザ装置が接続されていた基地局と同じ基地局であってよい。本法はまた、例えば、コアネットワーク要素等の、基地局でないネットワーク要素によって実行することもできる。この場合に、このネットワーク要素は、無線リンク障害以前にユーザ装置が接続されていた基地局と無線リンク障害以後にユーザ装置が再接続されている基地局とから無線リンク障害情報と再接続情報とを受信する。
識別子は、ユーザ装置を不明確でない形で識別可能な任意の種類の識別情報であってよい。この識別子は、例えば、セルRNTI(C−RNTI:Cell RNTI)、ランダムアクセスRNTI(RA−RNTI:Random Access RNTI)、ページングRNTI(P−RNTI:Paging RNTI)またはBCCHRNTI等の無線ネットワーク一時識別子(RNTI:Radio Network Temporary Identity)や、パケットTSMI(P−TMSI:Packet TMSI)またはS−TMSI等の一時移動加入者識別子(TMSI:Temporary Mobile Subscriber Identity)や、GUTI(Globally Unique Temporary Identity)である。相関結果を得るために無線リンク障害情報と再接続情報との相関を取るには、多くの場合、ユーザ装置の識別子と、いつ無線リンク障害が検出されたかを示すタイムスタンプまたは無線リンク障害が検出される以前にユーザ装置にサービスを提供していたセルを示す参照情報とだけが必要である。換言すれば、無線リンク障害を受けているユーザ装置の識別子およびいつ無線リンク障害が検出されたかを示すタイムスタンプだけ、または、無線リンク障害を受けているユーザ装置の識別子および無線リンク障害が検出される以前にユーザ装置にサービスを提供していたセルを示す参照情報だけが保持されることで十分である。セル参照情報は、例えば、いつ無線リンク障害が検出されたかを示す、異なる複数の基地局からのタイムスタンプの相関を取ることが可能である状況下では、必ずしも必要ではない。無線リンク障害情報と再接続情報との相関を取って相関結果を得ることを容易にするために、タイムスタンプとセル情報との両方を識別子とともに保持することができる。
再接続情報は、いつユーザ装置が通信ネットワークに再接続されたかを示すタイムスタンプと通信ネットワークに再接続された後にユーザ装置にサービスを提供しているセルを示す参照情報との内の少なくとも1つをさらに含むことができる。無線リンク障害情報の保持と同様に、いつユーザ装置が通信ネットワークに再接続されたかを示すタイムスタンプと通信ネットワークに再接続された後にユーザ装置にサービスを提供しているセルを示す参照情報との内の少なくとも1つだけを、再接続されたユーザ装置の識別子とともに受信することができる。タイムスタンプとセル情報との両方を受信することにより、無線リンク障害情報と再接続情報との相関を取って相関結果を得ることを容易にすることができる。
本方法の1つの実施形態においては、相関結果を評価して、この評価に基づいて、多くの回数の無線リンク障害を起こすセルを特定することができる。換言すれば、受信されてログファイルに記入された無線リンク障害に基づいて通信ネットワークの他のセルとの比較を行い、通信ネットワークのどのセルにおいてより多くの無線リンク障害が発生するかを判定することができる。この判定の結果は、絶対数値または比率として表現することができる。
更なる観点に従えば、相関結果を評価し、この評価に基づいて、無線リンク障害が発生した後に高い頻度でユーザ装置により再接続されるセルを特定することができる。これによって、通信ネットワークにおけるセルの間での接続解除と再接続との関係を求めることができる。例えば、セルAの中で多くの(例えば、単位時間に対して所定の閾値より高い値の)回数の無線リンク障害が発生して、その場合のどのくらいかの比率で、無線リンク障害の後にユーザ装置がセルBに再接続された場合には、それらの関係を求めることができる。このような接続解除と再接続との関係は全てのセルに対して求めることができる。
無線リンク障害を受けるユーザ装置の中断時間を最小にするために、無線リンク障害が発生した後にユーザ装置が高い頻度で再接続するセルにサービスを提供している基地局に対して、ユーザ装置コンテキスト情報(user equipment context information)を送信することができる。高い頻度で再接続するということは、例えば、無線リンク障害が発生した後に、ユーザ装置がそのセルに、所定の時間間隔の中で所定の回数(または所定の比率)よりも多く再接続を行うということを意味する。しかしながら、ユーザ装置コンテキスト情報が送信される基地局は、ネットワーク事業者が決定することもできる。
ユーザ装置コンテキスト情報は、基地局がユーザ装置と通信を行うために必要とするデータを備えることができる。このようなユーザ装置コンテキスト情報は、例えば、ユーザ装置の識別子(例えば、基地局自身が更なる情報を調査するための)、安全鍵材料情報(security keying material)、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)コンテキスト、システムアーキテクチャエボリューション(SAE:System Architecture Evolution)ベアラコンテキスト、または、S1インタフェースコンテキスト参照情報(context reference)であってよい。
無線リンク障害が発生した後にユーザ装置が高い頻度で再接続するセルにサービスを提供している基地局へユーザ装置コンテキスト情報を送信するステップは、ユーザ装置が、多くの回数の無線リンク障害を起こすセルによってサービスを提供される時毎に実行することができる。これによって、無線リンク障害が発生した後にユーザ装置が高い頻度で再接続するセルにおける安全策(セキュリティメジャー)が提供される。これは、基地局は利用可能なユーザ装置コンテキスト情報を既に有していて、ユーザ装置がネットワーク再接続を要求した後にユーザ装置コンテキスト情報を要求する必要はないからである。これによって、無線リンク障害が発生した後のネットワーク再接続時間を低減することができる。
無線リンク障害が発生した後にユーザ装置が高い頻度で再接続するセルにサービスを提供している基地局へユーザ装置コンテキスト情報を送信するステップはまた、ユーザ装置の無線リンク障害が検出された後に実行することもできる。これによって、無線リンク障害の検出と通信ネットワークへの再接続との時間区間を使用して、要求される可能性のあるユーザ装置コンテキスト情報を、無線リンク障害が発生した後にユーザ装置が高い頻度で再接続するセルに提供することができる。
将来のハンドオーバの試行を行いやすくするために、基地局間のインタフェースを設定することができる。これによって、異なる基地局の間でのハンドオーバに対する時間を低減することができる。
将来のハンドオーバの試行を行いやすくするために、関連するセル(関連セル)を、近傍セルとして定義することもできる。このような関連セルは、例えば、高い頻度で無線リンク障害が発生しているセル、および、無線リンク障害が発生した後にユーザ装置が高い頻度で再接続するセルであるとすることができる。将来のハンドオーバの試行は進化パケットコア(evolved packet core)を介して実行することができる。
1つの観点に従えば、多くの回数の無線リンク障害を起こすセルと無線リンク障害が発生した後にユーザ装置が高い頻度で再接続するセルとの間のハンドオーバパラメータは、調整することができる。ある近傍セルの中では接続の喪失と再接続とが高い頻度で生ずることが分かっているので、ネットワークパラメータを調整して、多くの回数の無線リンク障害を起こすセルと無線リンク障害が発生した後にユーザ装置が高い頻度で再接続するセルとの間のハンドオーバに要する時間を最適化することができる。ハンドオーバパラメータは、例えば、同一搬送波周波数(intra−frequency)ハンドオーバパラメータを含むことができる。ハンドオーバパラメータを調整することにより、脱落する呼の数を低減することさえも可能である。
更なる観点に従えば、多くの回数の無線リンク障害を起こすセルにサービスを提供している基地局と無線リンク障害が発生した後にユーザ装置が高い頻度で再接続されるセルにサービスを提供している基地局との間のX2インタフェースを規定することができる。特に、X2インタフェースは、LT_ACTIVE状態にある複数の基地局の間でユーザ装置のハンドオーバをサポートすることができる。
更なる観点に従えば、基地局の配置を調整して、多くの回数の無線リンク障害を起こすセルと無線リンク障害が発生した後にユーザ装置が高い頻度で再接続されるセルが同一の基地局によってサービスが提供されるようにすることができる。基地局の配置のこのような調整によって、無線リンク障害の発生の後の再接続に対する時間を低減することができる。これは、基地局が、利用可能な全ての必要なユーザ装置コンテキスト情報を既に有していて、再接続要求を受信したときにユーザ装置コンテキスト情報を要求する必要がないからである。
更なる観点に従えば、通信ネットワークにおける無線リンク障害を取り扱うための方法が提供される。本方法のステップはユーザ装置によって実行される。本方法は、ユーザ装置の識別子を第1の基地局に送信するステップと、無線リンク障害を検出するステップと、ユーザ装置の無線リンク障害が検出されて、ユーザ装置が通信ネットワークに再接続された後に、または再接続しているときに、同じ識別子を第1の基地局または第2の基地局に送信するステップとを備える。この方法によって、ユーザ装置は、無線リンク障害情報と再接続情報との相関を取るために基地局またはネットワーク要素が必要とする全ての情報を基地局に提供する。
更なる観点に従えば、ユーザ装置は、無線リンク障害が発生する以前にユーザ装置にサービスを提供していたセルを示す参照情報を、第1の基地局および第2の基地局の内の少なくとも1つに送信することができる。無線リンク障害が発生した後は、ユーザ装置は、無線リンク障害が発生する以前にユーザ装置が接続されていた基地局に再接続することができる。または、例えば、ユーザ装置が別のセルのネットワークカバーエリアに移動してしまった場合、または、元のセルにおけるネットワーク接続が一時的に不可能になった場合には、ユーザ装置は別の基地局に再接続することができる。
本発明は、ハードウェアの形式、ソフトウェアの形式、および、ハードウェア/ソフトウェアの組み合わせた形式による手法で実行することができる。ソフトウェアの観点に関しては、コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラム製品が、1つ以上のネットワーク要素の上で動作するときに、上記で記述した本方法の1つ以上のステップを実行するためのプログラムコード部を備える。コンピュータプログラム製品は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体の上に記憶することができる。
ハードウェアの観点に関しては、基地局が提供される。基地局は、ユーザ装置に関する無線リンク障害を検出するための検出ユニットと、ロギング(ログ作成)ユニットとを備える。ロギングユニットは、無線リンク障害を受けているユーザ装置の識別子を、いつ無線リンク障害が検出されたかを示すタイムスタンプと無線リンク障害が検出される以前にユーザ装置にサービスを提供していたセルを示す参照情報とのデータ項目の内の少なくとも1つとともに、ログファイルに記入するためのユニットである。特に、基地局はeNodeBであってよい。
ハードウェアの更なる観点に従えば、ネットワーク要素が提供される。ネットワーク要素は、無線リンク障害情報を保持するための保持ユニットと、ユーザ装置が通信ネットワークに再接続された後に再接続情報を受信するための受信ユニットと、無線リンク障害情報と再接続情報との相関を取って相関結果を得るための相関ユニットとを備える。ここで、無線リンク障害情報は、無線リンク障害を受けているユーザ装置の識別子と、いつ無線リンク障害が検出されたかを示すタイムスタンプおよび無線リンク障害が検出される以前にユーザ装置にサービスを提供していたセルを示す参照情報のデータ項目の内の少なくとも1つとを含む。再接続情報は、無線リンク障害を受けていて通信ネットワークに再接続されたユーザ装置の識別子を含む。ネットワーク要素は、基地局、eNodeB、または、例えばコアネットワークの中に位置する他の任意の適切なネットワーク要素であってよい。
ハードウェアの更なる観点に従えば、ユーザ装置が提供される。ユーザ装置は、ユーザ装置の識別子を基地局に送信するための送信ユニットと、無線リンク障害を検出するための検出ユニットとを備える。ここで、ユーザ装置の無線リンク障害が検出されてユーザ装置が通信ネットワークに再接続された後には、同じ識別子が同じ基地局または別の基地局に送信される。
以下では、本発明は図面に示された典型的な実施形態を参照して記述される。
装置の実施形態を含む通信ネットワークを示すブロック図である。 図1の通信ネットワークにおいて使用することができるeNodeBを示すブロック図である。 図1の通信ネットワークにおいて使用することができるユーザ装置を示すブロック図である。 本方法の第1の実施形態を示すフローチャートである。 本方法の第2の実施形態を示すフローチャートである。 本方法の第3の実施形態を示すフローチャートである。
以下では、本発明の十分な理解を提供するために、ステップの特定なシーケンス(順序)、インタフェース、および、構成等の、具体的詳細が記述される。これは、説明のためであって、限定する目的ではない。これらの具体的詳細と異なる他の実施形態においても、本発明を実行することが可能であることは当業者には明白であろう。
さらに、当業者は、本明細書において以下で説明される機能および処理は、プログラムされたマイクロプロセッサ、または汎用のコンピュータと結合したソフトウェア機能によって実行することができると理解するであろう。また、実施形態は主として、方法と装置の形で記述されるが、本発明は、コンピュータプログラム製品の中で、またさらに、コンピュータプロセッサおよびそのプロセッサに結合したメモリを備えるシステムの中で実施することも可能であると理解されるであろう。ここで、メモリは、本明細書において開示する機能を実行することができる1つ以上のプログラムを使用して符号化される。
以下の実施形態においては、通信ネットワークにおける無線リンク障害を取り扱う種々の典型的なシナリオが開示される。これらの典型的な実施形態は、LTEに従ったNGMNを基本としている。しかしながら、本発明はLTEに限定はされない。本発明は、汎用移動通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)標準規格に従ったネットワーク等の、他の任意の通信ネットワークにおいても同様に使用することができる。
図1は通信ネットワーク10のブロック図を示す。通信ネットワーク10は、第1のセルC1にサービスを提供している第1のeNodeB(eNB1)と第2のセルC2にサービスを提供している第2のeNodeB(eNB2)を含む。第1および第2のeNodeB、eNB1およびeNB2は、回線またはエアインタフェース13および14によってネットワーク要素18に接続される。ネットワーク要素18はさらに、コアネットワーク(図示せず)に接続される。X2インタフェース12は第1のeNodeB(eNB1)と第2のeNodeB(eNB2)との間に提供される。
ユーザ装置UEはセルC1の中に位置し、エアインタフェース16を介して第1のeNodeB(eNB1)と通信を行っている。ユーザ装置UEのユーザは、高速列車(図示せず)に搭乗して旅行をしていると仮定する。ユーザ装置UEが第1のeNodeB(eNB1)に接続されている間に、すなわち、ユーザ装置UEがエアインタフェース16を通してデータ伝送を行っている間に、UEを積載した高速列車はセルC1を離れて、高速度でセルC2のネットワークカバーエリアの中に侵入する。これは矢印15で示されている。高速な再配置によって、すなわちセルC1からセルC2への高速な移動によって、無線リンク障害が発生する。従って、UEは、エアインタフェース16を通しての第1のeNodeB(eNB1)との接続を失おうとしている。
無線リンク障害が発生すると、eNB1はその無線リンク障害を検出する。第1のeNodeB(eNB1)は、UEの識別子を、いつ無線リンク障害が検出されたかを示すタイムスタンプと無線リンク障害が検出される以前にUEにサービスを提供していたセルC1を示す参照情報との内の少なくとも1つとともにログファイルに記入する。第1のeNodeB(eNB1)はこのログ情報をネットワーク要素18に提供する。
無線リンク障害が発生した後には、UEは第2のeNodeB(eNB2)のネットワークカバーエリア、すなわち、セルC2の中に位置する。従って、UEは、通信ネットワーク10との再接続を行うためにこのセルを選定し、エアインタフェース17を介して第2のeNodeB(eNB2)との再接続を試みる。再接続は成功する。第2のeNodeB(eNB2)は、UEの識別子をログファイルに記入する。また、オプションとして、いつUEが第2のeNodeB(eNB2)に接続されたかを示すタイムスタンプと通信ネットワーク10に再接続された後にUEにサービスを提供しているセルC2を示す参照情報も一緒にログファイルに記入する。第2のeNodeB(eNB2)は、この情報を、接続14を介してネットワーク要素18に提供する。
従って、ネットワーク要素18は、第1のeNodeB(eNB1)から無線リンク障害情報を、第2のeNodeB(eNB2)から再接続情報を取得することができる。ネットワーク要素18は、通信ネットワーク10の他のeNodeB(図示せず)から対応する情報を受信することもできる。これにより、ネットワーク要素18は、無線リンク障害情報と再接続情報との相関を取って相関結果を得る。その後に、ネットワーク要素18はそれぞれの相関結果を評価して、多くの回数の無線リンク障害を起こすセルと、無線リンク障害が発生した後にユーザ装置が高い頻度で再接続するセルとを特定する。この情報に基づいて、ある特定のセルの間(本実施形態においてはセルC1とセルC2との間)のネットワークパラメータを最適化することができる。
図1に従った実施形態においては、ネットワーク要素18は、無線リンク障害はセルC1の中で高い頻度で発生する、そしてユーザ装置は、無線リンク障害が発生した後に、セルC2において通信ネットワーク10に高い頻度で再接続することを、相関結果に基づいて判定を行った。従って、UEがセルC1に中に位置するときはいつも、このUEのユーザ装置コンテキスト情報が第1のeNodeB(eNB1)から第2のeNodeB(eNB2)へ送信されることにより、セルC1とセルC2との間のネットワークパラメータは最適化される。セルC1の中で無線リンク障害が発生する可能性が高く、また、セルC1の中で無線リンク障害が発生した後には、UEはセルC2の第2のeNodeB(eNB2)に再接続するであろう可能性が同様に高いので、第2のeNodeB(eNB2)は、利用可能なUEのユーザ装置コンテキスト情報を既に有していることになる。従って、第2のeNodeB(eNB2)は、例えば通信ネットワーク10からの、更なる再接続情報を得る、または要求する必要がないので、通信ネットワーク10へのUEの再接続は加速される。
さらに、ユーザ装置コンテキスト情報は、無線リンク障害が発生する以前に、第1のeNodeB(eNB1)から第2のeNodeB(eNB2)へ送信されることが望ましく、この場合には無線リンク障害の検出と再接続要求とによる遅延を回避することができる。図1には示されていないが、UEは、セルC1における無線リンク障害の発生の後に、再び同じeNodeB、すなわち、eNB1に再接続することも可能である。これは、例えば、第1のeNodeB(eNB1)が一時的にサービスを提供できなくなる場合に発生する可能性がある。
図2は、eNodeB(eNB)のブロック図を示す。eNodeBは図1に示す通信ネットワーク10において使用することができる。eNodeBは、複数のユーザ装置と通信を行うためのアンテナ29を備える。さらに、eNodeB(eNB)は、検出ユニット20と、ロギングユニット(logging unit)22と、保持ユニット24と、受信ユニット26と、相関ユニット28とを備える。検出ユニット20はユーザ装置に関連した無線リンク障害を検出するためのユニットである。ロギングユニット22は、無線リンク障害を受けているユーザ装置の識別子を、いつ無線リンク障害が検出されたかを示すタイムスタンプと無線リンク障害が検出される以前にユーザ装置にサービスを提供していたセルを示す参照情報との内の少なくとも1つとともに、ログファイルに記入するためのユニットである。保持ユニット24は、無線リンク障害を受けているユーザ装置の識別子と、いつ無線リンク障害が検出されたかを示すタイムスタンプおよび無線リンク障害が検出される以前にユーザ装置にサービスを提供していたセルを示す参照情報の内の少なくとも1つとを含む無線リンク障害情報を保持するためのユニットである。受信ユニットは、ユーザ装置が通信ネットワークに再接続された後に再接続情報を受信するためのユニットであり、再接続情報は、無線リンク障害を受けていて再接続されたユーザ装置の識別子を含む。相関ユニット28は、無線リンク障害情報と再接続情報との相関を取って相関結果を得るためのユニットである。
図2に従ったこの実施形態においては、eNodeB(eNB)は無線リンク障害情報と再接続情報とを受信しており、これらの情報の相関を取って相関結果を得ることができる。図2に従った実施形態は、図1に従った実施形態と比べて異なる。図1に従った実施形態では、ネットワーク要素18が無線リンク障害情報と再接続情報との相関を取る事例である。しかしながら、図2に従った実施形態では、この相関をeNodeB(eNB)が提供する。ネットワーク要素18およびeNBの双方が相関結果を提供することも可能である。
図3はユーザ装置UEのブロック図を示す。ユーザ装置UEは、エアインタフェースを介して、例えばeNodeB(図示せず)等の基地局と通信を行うためのアンテナ34を備える。さらに、ユーザ装置UEは、ユーザ装置UEの識別子を基地局に送信するための送信ユニット30と無線リンク障害を検出するための検出ユニット32とを備える。ユーザ装置UEは、ユーザ装置UEの無線リンク障害が検出された後に、ユーザ装置が通信ネットワークに既に再接続されているか、または通信ネットワークに再接続したかにより、同じ識別子を同じ基地局または別の基地局に送信する。
図4は、本発明による方法の第1の実施形態を示すフローチャート400である。本方法の本実施形態は、通信ネットワークにおける無線リンク障害の取り扱いに関するものであり、図1に示されるeNodeB(eNB1)、図2に示されるeNodeB(eNB)、または、他の装置によって実行することができる。
本方法はステップ405で開始され、ステップ405においては、ユーザ装置に関する無線リンク障害を検出する。次のステップ410においては、無線リンク障害を受けているユーザ装置の識別子を、いつ無線リンク障害が検出されたかを示すタイムスタンプと無線リンク障害が検出される以前にユーザ装置にサービスを提供していたセルを示す参照情報との内の少なくとも1つともにログファイルに記入する。
図5は本方法の更なる実施形態のフローチャート500を示す。本方法の本実施形態は、通信ネットワークにおける無線リンク障害の取り扱いに関するものであり、図1に示されるeNodeB(eNB1)、図2に示されるeNodeB(eNB)、または、他の装置によって実行することができる。
図5に示されるように、本方法はステップ505で開始される。ステップ505においては無線リンク障害情報を保持する。無線リンク障害情報は、無線リンク障害を受けているユーザ装置の識別子と、いつ無線リンク障害が検出されたかを示すタイムスタンプおよび無線リンク障害が検出される以前にユーザ装置にサービスを提供していたセルを示す参照情報の内の少なくとも1つとを含む。次にステップ510において、無線リンク障害を受けていて再接続されたユーザ装置の識別子を含む再接続情報を、ユーザ装置が通信ネットワークに再接続された後に受信する。その後に、ステップ515で示されるように、無線リンク障害情報と再接続情報との相関が取られて相関結果が得られる。
図6は本方法の更なる実施形態のフローチャート600を示す。本実施形態は、通信ネットワークにおける無線リンク障害の取り扱いに関するものであり、図1または図3に示されるユーザ装置UE、または、他の装置によって実行することができる。
本方法はステップ605で開始され、ステップ605では、ユーザ装置の識別子が基地局に送信される。識別子を基地局に送信するこのステップは通常の操作の間に、すなわち、ユーザ装置が基地局と通常の通信を行っている間に実行することができる。その後に、ステップ610において、ユーザ装置によって無線リンク障害が検出される。次のステップ615において、ユーザ装置の無線リンク障害が検出されてユーザ装置が通信ネットワークに再接続された後に、同じ識別子が同じ基地局または別の基地局に送信される。識別子は、ユーザ装置が同じ基地局のネットワークカバーエリアの中にまだ位置している場合には、この同じ基地局に送信される。しかし、ユーザ装置が別の基地局のネットワークカバーエリア、すなわち、別のセルに移動してしまっている場合には、ユーザ装置は同じ識別子をこの別の基地局に送信する。
上記の実施形態から明らかになったように、通信ネットワークにおける無線リンク障害を取り扱うための本技術は、無線リンク障害が発生した後の中断時間区間を最小にできるという利点を提供する。これによって、中断時間の間のデータ損失を最小にする、または回避することができる。そして、ユーザ装置のユーザが感じるサービス劣化を低減することができる。通信ネットワークのネットワークパラメータを最適化することができ、ユーザ装置のユーザは、無線リンク障害による呼の脱落を認識することはない。
本発明の実施形態は、添付の図面に図示され、記載文によって説明されたが、本発明は本明細書に開示された実施形態に限定されるものではないことが理解されるであろう。特に、本発明は、以下に示すクレームによって記述され画定される本発明の範囲から逸脱することなく、多くの再構成、変形、および、置換することが可能である。

Claims (11)

  1. 通信ネットワークにおける無線リンク障害を取り扱うための方法であって、
    ユーザ装置に関する無線リンク障害を検出するステップと、
    前記無線リンク障害がいつ検出されたかを示すタイムスタンプと前記無線リンク障害が検出される以前に前記ユーザ装置にサービスを提供していたセルを示す参照情報とのうち少なくとも1つのデータ項目とともに前記無線リンク障害を受けている前記ユーザ装置の識別情報をログファイルへ記入するステップと
    を備えるともに、
    無線リンク障害が発生した後にユーザ装置によって多い頻度で再接続されるセルにサービスを提供している基地局へユーザ装置コンテキスト情報を送信するステップと、
    無線リンク障害が多く発生しているセルと、無線リンク障害が発生した後に多い頻度でユーザ装置により再接続されるセルとの間におけるハンドオーバパラメータを調整するステップと、
    無線リンク障害が多く発生しているセルにサービスを提供している基地局と、無線リンク障害が発生した後に多い頻度でユーザ装置により再接続されるセルにサービスを提供している基地局との間におけるX2インタフェースを定義するステップと、
    無線リンク障害が多く発生しているセルと、無線リンク障害が発生した後に多い頻度でユーザ装置により再接続されるセルとが同一の基地局によってサービスを提供されるようにするために基地局の配置を調整するステップと
    のうち少なくとも1つのステップをさらに備えることを特徴とする方法。
  2. 無線リンク障害がいつ検出されたかを示すタイムスタンプと前記無線リンク障害が検出される以前にユーザ装置にサービスを提供していたセルを示す参照情報とのうち少なくとも1つのデータ項目とともに前記無線リンク障害を受けている前記ユーザ装置の識別情報を含む無線リンク障害情報を保持するステップと、
    ユーザ装置が前記通信ネットワークに再接続された後に、無線リンク障害を受けて再接続した該ユーザ装置の識別情報を含む再接続情報を受信するステップと
    前記無線リンク障害情報と前記再接続情報との相関の結果を求めるステップと
    さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記再接続情報は、前記ユーザ装置が前記通信ネットワークにいつ再接続したかを示すタイムスタンプと、前記ユーザ装置が前記通信ネットワークに再接続した後に前記ユーザ装置にサービスを提供しているセルを示す参照情報とのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  4. 前記相関の結果を評価するステップと、
    前記評価に基づいて無線リンク障害を多く起こしているセルを特定するステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項または3に記載の方法。
  5. 前記相関の結果を評価するステップと、
    前記無線リンク障害が発生した後にユーザ装置によって多い頻度で再接続されるセルを特定するステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項、3および4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記ユーザ装置コンテキスト情報は、前記基地局が前記ユーザ装置と通信するために必要となるデータを備えていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記ユーザ装置のコンテキスト情報の送信は、無線リンク障害の多いセルによって前記ユーザ装置がサービスを提供されるときに毎回実行されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記ユーザ装置のコンテキスト情報の送信は、前記ユーザ装置の無線リンク障害が検出された後に実行されることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項のいずれか1項に記載の方法。
  9. コンピュータプログラムであって、
    請求項1ないし8のいずれか1項に記載の方法を、ネットワークを構成する要素となる1つ以上の装置によって実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  10. 基地局であって、
    ユーザ装置に関する無線リンク障害を検出する検出ユニットと、
    前記無線リンク障害がいつ検出されたかを示すタイムスタンプと前記無線リンク障害が検出される以前に前記ユーザ装置にサービスを提供していたセルを示す参照情報とのうち少なくとも1つのデータ項目とともに前記無線リンク障害を受けている前記ユーザ装置の識別情報をログファイルへ記入するロギングユニットと、
    前記無線リンク障害が発生した後にユーザ装置によって多い頻度で再接続されるセルにサービスを提供している基地局へユーザ装置コンテキスト情報を送信する送信ユニットと
    を備えることを特徴とする基地局。
  11. 無線リンク障害がいつ検出されたかを示すタイムスタンプと前記無線リンク障害が検出される以前にユーザ装置にサービスを提供していたセルを示す参照情報とのうち少なくとも1つのデータ項目とともに前記無線リンク障害を受けている前記ユーザ装置の識別情報を含む無線リンク障害情報を保持する保持ユニットと、
    前記ユーザ装置が通信ネットワークに再接続された後に、無線リンク障害を受けて再接続した前記ユーザ装置の識別情報を含む再接続情報を受信する受信ユニットと、
    前記無線リンク障害情報と前記再接続情報との相関を求める相関ユニットと
    をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の基地局。
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