JP5185612B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
従来、ヒストリカル法により、VaR(バリュー・アット・リスク)を算出する方法が知られている(非特許文献1参照)。
「ヒストリカル法によるバリュー・アット・リスクの計測:市場価格変動の非定常性への実務的対応」、日本銀行金融研究所/金融研究、2004年11月、p.5〜p.7
しかしながら、従来のヒストリカル法によるVaRの算出方法(フルバリュエーションという)では、正確なリスク指標を算出することが出来る反面、計算量が多く、VaRを算出する速度に問題があった。頻繁にVaRを算出したいような場合に特に影響が大きくなる。
そこで、VaRを算出する時間を短縮するために、感応度法なども提案されている。感応度法は、損益がテイラー展開によって微分係数と金利変動幅を用いて近似的に評価できることを利用して簡易的にVaRを算出するものであり、フルバリュエーションよりも高速に算出することが出来る反面、精度が粗くなってしまうという問題があった。特に、感応度を算出する際に設定する金利シフト量はVaRの算出精度に影響するが、どの程度に設定するべきかという目安も無く試行錯誤が繰り返されている。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、感応度法を用いてVaRを算出する際の金利シフト量を的確に設定でき、フルバリュエーションで算出されるVaRとの誤差を最小化すると共に、速やかにVaRを算出することを目的とする。
そこで、本発明は、金利rにおける価値P(r)と、金利rからの金利シフト量Δrにおける価値P(r+Δr)とを用いて金利種別及びグリッドポイント毎の金利に係る感応度を算出するΔr感応度算出手段と、Δr感応度算出手段で算出された感応度の中で、絶対値が最大の感応度の金利種別及びグリッドポイントを決定する決定手段と、決定手段で決定された金利種別及びグリッドポイントについて、観測期間分の変動幅を計算する変動幅計算手段と、変動幅計算手段で計算された観測期間分の変動幅をソートして、損失側からの上位100×α%点(0<α<1)の変動幅を金利シフト量Δsとして算出するΔs算出手段と、Δs算出手段で算出された金利シフト量Δsを用いて金利種別毎及びグリッドポイント毎の金利に係る感応度を計算するΔs感応度計算手段と、Δs感応度計算手段で計算された金利種別毎及びグリッドポイント毎の金利に係る感応度と、記憶装置に記憶されている観測期間分の金利過去データと、に基づいて、観測期間分の損益を計算する損益計算手段と、損益計算手段で計算された損益を用いてVaRを算出するVaR算出手段と、を有するを有することを特徴とする。
また、本発明は、金利rにおける価値P(r)と、金利rからの金利シフト量Δrにおける価値P(r+Δr)とを用いて金利種別及びグリッドポイント毎の金利に係る感応度を算出するΔr感応度算出手段と、Δr感応度算出手段で算出された感応度の中で、絶対値が最大の感応度の金利種別及びグリッドポイントを決定する決定手段と、決定手段で決定された金利種別及びグリッドポイントについて、観測期間分の変動率を計算する変動率計算手段と、変動率計算手段で計算された観測期間分の変動率をソートして、損失側からの上位100×α%点(0<α<1)の変動率を基に金利シフト量Δsとして算出するΔs算出手段と、Δs算出手段で算出された金利シフト量Δsを用いて金利種別毎及びグリッドポイント毎の金利に係る感応度を計算するΔs感応度計算手段と、Δs感応度計算手段で計算された金利種別毎及びグリッドポイント毎の金利に係る感応度と、記憶装置に記憶されている観測期間分の金利過去データと、に基づいて、観測期間分の損益を計算する損益計算手段と、損益計算手段で計算された損益を用いてVaRを算出するVaR算出手段とを有することを特徴とする。
係る構成とすることにより、感応度法を用いてVaRを算出する際の金利シフト量を的確に設定でき、フルバリュエーションで算出されるVaRとの誤差を最小化すると共に、速やかにVaRを算出することができる。
本発明によれば、感応度法を用いてVaRを算出する際の金利シフト量を的確に設定でき、フルバリュエーションで算出されるVaRとの誤差を最小化すると共に、速やかにVaRを算出することができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
図1は、情報処理装置(コンピュータ)のハードウェア構成の一例を示す図である。図1に示されるように情報処理装置1は、ハードウェア構成として、CPU11を含む。
CPU11が、記憶装置13に記憶されている、プログラムに基づき処理を行うことによって、後述する機能、又はフローチャートに係る処理を実現する。
また、CPU11には、バス10を介して、入力装置12、記憶装置13及び表示装置14が接続されている。記憶装置13は、例えば、ROM、RAM、ハードディスク装置等からなり、上述した各プログラム以外に、プログラムに基づく処理で用いられるデータ(例えば後述する金利過去データ(金利シナリオ、又は観測データ)等)を記憶する。表示装置14は、情報を表示する例えばディスプレイ等である。入力装置12は、情報を入力する例えば操作キー等である。
図2は、実施形態1における情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。図2に示されるように、情報処理装置1は、機能構成として、Δr感応度計算部21と、決定部22と、変動幅計算部23と、Δs算出部24と、Δs感応度計算部25と、損益計算部26と、VaR算出部27と、を含む。また、図3は、現在の金利rにおける現在価値P(r)と、現在金利rからΔr或はΔsだけ金利が変動(シフト)したときの金利シフト量Δr或は金利シフト量Δsと、そのときの価値と、の関係の一例を示す図である。図3ではΔrよりもΔsの方が、シフト量が多い例を示している。
Δr感応度計算部21は、予め定められた(又は、ユーザが入力装置12等を操作して、表示装置14に表示されている画面等を介して入力、又は設定した)金利シフト量Δrを用いて金利種別毎及びグリッドポイント毎の金利に係るΔr感応度を計算する。ここで、本実施形態では、Δr=10bp(0.1%)とする。なお、bpとは、ベーシスポイントのことである。
より具体的に説明すると、金利rにおける現在価値をP(r)とすると、
Δr感応度計算部21は、以下の(式1)を用いて、金利種別毎及びグリッドポイント毎の金利に係るΔr感応度を計算する。つまり、Δr感応度計算部21は、金利がΔrだけシフトしたときの価値Pの変動度合いをΔr感応度として算出する。
{P(r+Δr)−P(r)}/Δr=Δr感応度 (式1)
ここで、金利種別とは、例えば、円国債、円LIBOR(London Inter Bank Offered Rate)、ドル国債、ドルLIBOR、ユーロ国債、ユーロLIBOR、等である。また、グリッドポイントとは、年限、つまり、1D(1日)、1M(1週間)、1Y(1年)、10Y(10年)、等である。これらは、予め定められていてもよいし、ユーザが入力装置12等を操作して、表示装置14に表示されている画面等を介して設定、又は変更可能としてもよい。
決定部22は、Δr感応度計算部21で計算された金利種別毎及びグリッドポイント毎のΔr感応度の中から、絶対値が最大のΔr感応度の金利種別及びグリッドポイントを決定する。
変動幅計算部23は、決定部22で決定された金利種別及びグリッドポイントについて、観測期間分の金利過去データを用いて、変動幅を計算する。
Δs算出部24は、変動幅計算部23で計算された観測期間分の変動幅をソートして、VaRの信頼水準を100×(1−α)%とした場合、損失側からの上位100×α%点(0<α<1)の変動幅を金利シフト量Δsとして算出する。ここで、本実施形態では、α=0.01とする。なお、αは、ユーザが入力装置12等を操作して、表示装置14に表示されている画面等を介して設定、又は変更可能であるものとする。Δsは、例えば、110bp(1.1%)等と算出される。
Δs感応度計算部25は、Δs算出部24で算出された金利シフト量Δsを用いて金利種別毎及びグリッドポイント毎の全金利に係るΔs感応度を計算する。
より具体的に説明すると、Δs感応度計算部25は、以下の(式2)を用いて、金利種別毎及びグリッドポイント毎の全金利に係るΔs感応度を計算する。なお、この際、決定部22で決定された金利種別及びグリッドポイント以外の各金利種別及び各グリッドポイントでの金利シフト量は、Δs算出部24で算出された値でもよく、或は、それぞれ算出した別の値でもよい。
{P(r+Δs)−P(r)}/Δs=Δs感応度 (式2)
損益計算部26は、Δs感応度計算部25で計算されたΔs感応度と、記憶装置13に記憶されている観測期間分の金利過去データと、に基づいて、観測期間分の損益を計算する。
より具体的に説明すると、損益計算部26は、概念的には以下の(式3)を用いて、観測期間分の金利過去データを用いて損益(ΔP)を計算する。
Δs感応度×(r'−r)=ΔP (式3)
ここで、r'は、観測日に応じて算出された金利で、複数存在するものとする。よって、損益計算部26によって、観測期間毎のΔPが求められる。なお、実際には、グリッドポイントについて合計したり、外貨の場合は為替レートをかけたりして計算を行う。
VaR算出部27は、損益計算部26で計算された損益(ΔP)を用いてVaRを算出する。より具体的に説明すると、VaR算出部27は、標本分位点法、又はブートストラップ法等を用いて、ΔPからVaR(ヒストリカル法によるVaR)を算出する(求める)。なお、標本分位点法とは、2個の順序統計量から分位点に該当するVaRを求める方法のことである。以下、標本分位点法を用いてVaRを算出する式の一例を示す。
VaR=−ΔP(T+1)α (式4)
なお、ここで、Tとは、観測期間(シナリオの数)である。
VaR算出部27は、上記(式4)を用いて、VaRを算出する。なお、(T+1)αが整数でない場合、
VaR算出部27は、以下の(式5)を用いて、VaRを算出する。
VaR=−{((T+1)α−A{(T+1)α})ΔPB[(T+1)α]+(B{(T+1)α}−(T+1)α)ΔPA[(T+1)α]} (式5)
なお、ここで、A{x}は、x以下の最大の整数、B{x}は、x以上の最小の整数である。
図4は、絶対値が最大のΔr感応度の金利種別及びグリッドポイントを見つける処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS10において、Δr感応度計算部21は、予め定められた金利シフト量Δrを用いて金利種別及びグリッドポイント毎の金利に係るΔr感応度を計算する。
続いて、ステップS11において、決定部22は、ステップS10で計算された金利種別及びグリッドポイント毎のΔr感応度の中から、絶対値が最大のΔr感応度の金利種別及びグリッドポイントを決定する。
図4の処理は、例えば、月に1回、半年に1回など、ユーザからの要求に応じて、実行される。
図5は、実施形態1におけるVaRを算出する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS20において、変動幅計算部23は、図4の処理で決定された金利種別及びグリッドポイントについて、観測期間分の金利過去データを用いて、金利の変動幅を計算する。
ステップS21において、Δs算出部24は、ステップS20で計算された観測期間分の変動幅の計算結果をソートして、損失側からの上位100×α%点(0<α<1)の変動幅を金利シフト量Δsとして算出(計算)する。
ステップS22において、Δs感応度計算部25は、ステップS21で算出された金利シフト量Δsを用いて各金利種別及び各グリッドポイント毎の金利に係るΔs感応度を計算する。なお、この際、決定部22で決定された金利種別及びグリッドポイント以外の各金利種別及び各グリッドポイントでの金利シフト量は、Δs算出部24で算出された値でもよく、或は、それぞれ算出した別の値でもよい。
ステップS23において、損益計算部26は、ステップS22で計算されたΔs感応度と、記憶装置13に記憶されている観測期間分の金利過去データと、に基づいて、観測期間分の損益を計算する。
ステップS24において、VaR算出部27は、ステップS23で計算された損益(ΔP)を用いてVaRを算出する。
図5の処理は、例えば、毎日、予め定められた時間に実行される。
<実施形態2>
上述した実施形態1では、金利の変動幅を計算し、変動幅を用いて、金利シフト量Δsを計算するよう説明を行った。しかしながら、本実施形態では、金利の変動率を計算し、変動率を用いて、金利シフト量Δsを計算する例を示す。
図6は、実施形態2における情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。図6に示されるように、情報処理装置1は、機能構成として、Δr感応度計算部31と、決定部32と、変動率計算部33と、Δs算出部34と、Δs感応度計算部35と、損益計算部36と、VaR算出部37と、を含む。
変動率計算部33及びΔs算出部34以外の構成の機能は、実施形態1の構成の機能と同様である。
変動率計算部33は、決定部32で決定された金利種別及びグリッドポイントについて、観測期間分の金利過去データを用いて、変動率を計算する。
Δs算出部34は、変動率計算部33で計算された観測期間分の変動率をソートして、損失側からの上位100×α%点(0<α<1)の変動率を元に金利シフト量Δsを算出する。
図7は、実施形態2におけるVaRを算出する処理の一例を示すフローチャートである。
なお、絶対値が最大のΔr感応度の金利種別及びグリッドポイントを見つける処理は、実施形態1と同様であるため、説明を省略する。
ステップS30において、変動率計算部33は、実施形態1図4の処理で決定された金利種別及びグリッドポイントについて、観測期間分の金利過去データを用いて、金利の変動率を計算する。
ステップS31において、Δs算出部34は、ステップS30で計算された観測期間分の変動率の計算結果をソートして、損失側からの上位100×α%点(0<α<1)の変動率を元に金利シフト量Δsを算出(計算)する。
ステップS32において、Δs感応度計算部35は、ステップS31で算出された金利シフト量Δsを用いて各金利種別及び各グリッドポイント毎の金利に係るΔs感応度を計算する。なお、この際、決定部22で決定された金利種別及びグリッドポイント以外の各金利種別及び各グリッドポイントでの金利シフト量は、Δs算出部24で算出された値でもよく、或は、それぞれ算出した別の値でもよい。
ステップS33において、損益計算部36は、ステップS32で計算されたΔs感応度と、記憶装置13に記憶されている観測期間分の金利過去データと、に基づいて、観測期間分の損益を計算する。
ステップS34において、VaR算出部37は、ステップS33で計算された損益(ΔP)を用いてVaRを算出する。
図7の処理は、例えば、毎日、予め定められた時間に実行される。
以上、上述した実施形態によれば、感応度法を用いてVaRを算出することによって、フルバリュエーションに比べて、速やかにVaRを算出することができる。特に、上述した実施形態に示したように、予め定められた金利シフト量Δrを用いるのではなく、フルバリュエーションで算出されるVaRとの誤差を概ね最小化するための適切な金利シフト量Δsを求めて、感応度を計算することにより、フルバリュエーションで算出されるVaRとの誤差を概ね最小化したVaRを算出することができる。
つまり、上述した実施形態によれば、感応度法を用いてVaRを算出する際の金利シフト量を的確に設定でき、フルバリュエーションで算出されるVaRとの誤差を最小化すると共に、速やかにVaRを算出することができる。
なお、情報処理装置1は、上述した実施形態1の処理及び実施形態2の処理を、ユーザの設定に応じて、切り替えてもよい。例えば、情報処理装置1は、ユーザが入力装置12等を操作して、表示装置14に表示されている画面等を介して設定した情報に応じて、動作モード(つまり、実施形態1の処理を行うか、又は実施形態2の処理を行うか)を切り替えるようにしてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
情報処理装置(コンピュータ)のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態1における情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。 現在の金利rにおける現在価値P(r)と、現在金利rからΔr或はΔsだけ金利が変動(シフト)したときの金利シフト量Δr或は金利シフト量Δsと、そのときの価値と、の関係の一例を示す図である。 絶対値が最大のΔr感応度の金利種別及びグリッドポイントを見つける処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態1におけるVaRを算出する処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態2における情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。 実施形態2におけるVaRを算出する処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 情報処理装置
11 CPU
12 入力装置
13 記憶装置
14 表示装置

Claims (4)

  1. 金利rにおける価値P(r)と、金利rからの金利シフト量Δrにおける価値P(r+Δr)とを用いて金利種別及びグリッドポイント毎の金利に係る感応度を算出するΔr感応度算出手段と、
    前記Δr感応度算出手段で算出された前記感応度の中で、絶対値が最大の感応度の金利種別及びグリッドポイントを決定する決定手段と、
    前記決定手段で決定された金利種別及びグリッドポイントについて、観測期間分の変動幅を計算する変動幅計算手段と、
    前記変動幅計算手段で計算された観測期間分の変動幅をソートして、損失側からの上位100×α%点(0<α<1)の変動幅を金利シフト量Δsとして算出するΔs算出手段と、
    前記Δs算出手段で算出された金利シフト量Δsを用いて金利種別毎及びグリッドポイント毎の金利に係る感応度を計算するΔs感応度計算手段と、
    前記Δs感応度計算手段で計算された前記金利種別毎及びグリッドポイント毎の金利に係る感応度と、記憶装置に記憶されている観測期間分の金利過去データと、に基づいて、前記観測期間分の損益を計算する損益計算手段と、
    前記損益計算手段で計算された前記損益を用いてVaRを算出するVaR算出手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 金利rにおける価値P(r)と、金利rからの金利シフト量Δrにおける価値P(r+Δr)とを用いて金利種別及びグリッドポイント毎の金利に係る感応度を算出するΔr感応度算出手段と、
    前記Δr感応度算出手段で算出された前記感応度の中で、絶対値が最大の感応度の金利種別及びグリッドポイントを決定する決定手段と、
    前記決定手段で決定された金利種別及びグリッドポイントについて、観測期間分の変動率を計算する変動率計算手段と、
    前記変動率計算手段で計算された観測期間分の変動率をソートして、損失側からの上位100×α%点(0<α<1)の変動率を基に金利シフト量Δsとして算出するΔs算出手段と、
    前記Δs算出手段で算出された金利シフト量Δsを用いて金利種別毎及びグリッドポイント毎の金利に係る感応度を計算するΔs感応度計算手段と、
    前記Δs感応度計算手段で計算された前記金利種別毎及びグリッドポイント毎の金利に係る感応度と、記憶装置に記憶されている観測期間分の金利過去データと、に基づいて、前記観測期間分の損益を計算する損益計算手段と、
    前記損益計算手段で計算された前記損益を用いてVaRを算出するVaR算出手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  3. コンピュータを、
    金利rにおける価値P(r)と、金利rからの金利シフト量Δrにおける価値P(r+Δr)とを用いて金利種別及びグリッドポイント毎の金利に係る感応度を算出するΔr感応度算出手段と、
    前記Δr感応度算出手段で算出された前記感応度の中で、絶対値が最大の感応度の金利種別及びグリッドポイントを決定する決定手段と、
    前記決定手段で決定された金利種別及びグリッドポイントについて、観測期間分の変動幅を計算する変動幅計算手段と、
    前記変動幅計算手段で計算された観測期間分の変動幅をソートして、損失側からの上位100×α%点(0<α<1)の変動幅を金利シフト量Δsとして算出するΔs算出手段と、
    前記Δs算出手段で算出された金利シフト量Δsを用いて金利種別毎及びグリッドポイント毎の金利に係る感応度を計算するΔs感応度計算手段と、
    前記Δs感応度計算手段で計算された前記金利種別毎及びグリッドポイント毎の金利に係る感応度と、記憶装置に記憶されている観測期間分の金利過去データと、に基づいて、前記観測期間分の損益を計算する損益計算手段と、
    前記損益計算手段で計算された前記損益を用いてVaRを算出するVaR算出手段と、
    して機能させるプログラム。
  4. コンピュータを、
    金利rにおける価値P(r)と、金利rからの金利シフト量Δrにおける価値P(r+Δr)とを用いて金利種別及びグリッドポイント毎の金利に係る感応度を算出するΔr感応度算出手段と、
    前記Δr感応度算出手段で算出された前記感応度の中で、絶対値が最大の感応度の金利種別及びグリッドポイントを決定する決定手段と、
    前記決定手段で決定された金利種別及びグリッドポイントについて、観測期間分の変動率を計算する変動率計算手段と、
    前記変動率計算手段で計算された観測期間分の変動率をソートして、損失側からの上位100×α%点(0<α<1)の変動率を基に金利シフト量Δsとして算出するΔs算出手段と、
    前記Δs算出手段で算出された金利シフト量Δsを用いて金利種別毎及びグリッドポイント毎の金利に係る感応度を計算するΔs感応度計算手段と、
    前記Δs感応度計算手段で計算された前記金利種別毎及びグリッドポイント毎の金利に係る感応度と、記憶装置に記憶されている観測期間分の金利過去データと、に基づいて、前記観測期間分の損益を計算する損益計算手段と、
    前記損益計算手段で計算された前記損益を用いてVaRを算出するVaR算出手段と、
    して機能させるプログラム。
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