JP5185129B2 - 外科手術用広角照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、外科手術用機器に関し、特に、眼科外科手術中にある領域を照明する外科手術用機器に関する。さらに、具体的には、本発明は、医学分野における照明用の可変角度、小型、広角照明装置に関する。
眼科外科手術において、特に、硝子体網膜外科手術において、可能な限り網膜の部分を広く視野に入れるために、外科手術用の広角顕微鏡装置を使用することが望ましい。このような顕微鏡装置用の広角対物レンズはあるが、典型的な光学フィルタ・プローブの照明円錐によって提供される領域よりも、より広い証明領域を必要とする。その結果、光ファイバ照明装置によって供給される比較的インコヒーレントな光の光線を拡げる、様々な技術が開発されている。このように、現行の広角外科手術用の顕微鏡装置で要求に応じて、既知の広角照明装置は、網膜のより広い部分を照明することができる。しかしながら、現存する広角照明装置には、いくつかの不利益(欠点)がある。
いくつかの従来の外科手術用の広角照明装置にみられる、ひとつの欠点は、眼球の硝子体流体の光の屈折率と眼球の硝子体流体に接触する照明装置のレンズの表面の光の屈折率とのマッチングである。このような従来の装置の広角レンズの光を屈折する表面と眼球の硝子体流体が接触することにより、眼球の硝子体流体による屈折率の切替えに起因して、最適以下の屈折に帰着する。“眼科外科手術用の網膜広角照明装置”と題する、スコット・ターナーの特許文献1には、エア・ギャップがあることによってもたらされる高屈折率の部位を使用して、屈折率マッチングの効果を克服する装置が提供されている。エア・ギャップは、光ファイバの末端部と照明装置のレンズの光を屈折する表面との間に現れる。したがって、光学導波管(すなわち、光ファイバ)から出る光は、照明装置のレンズの光を屈折する表面を通過する前に、眼球の硝子体流体を接触することによってもたらされる如何なる屈折率の切替も行わずに、角度的に拡散される。
現行入手可能な広角照明装置の別の欠点は、グレアである。照明源が小さくて明るいとき、グレアは発生し、ユーザ(すなわち、眼科外科医)は小さく明るい光源に向かう線を見ることになる。グレアは、有用な照明を提供しない望まない迷走輻射であって、観察者の気を散らしたり、観察対象を曖昧にする。グレアは、現行の広角照明装置で修正することができるが、通常、トータルの照明光束を低減する場合だけに限られ、外科医による観察に使用できる光の量を低減することとなる。たとえば、テキサス、フォート・ウォースのアルコン・ラボラトリ社で製造されている“バレット・プローブ”は、光ファイバの末端部から出る光を散乱する、拡散仕上げした表面を持つ、バレット(弾丸)形状のファイバを使用して、広角照明を実現している。グレアを低減するために、バレット・プローブは、全体として使用できる光束を減らすことによって照明角を低減する、ジオメトリック・シールドを使用することができる。
従来の広角照明装置は、さらに、光の照明角(角度的な拡がり)を変えて、外科手術部位内で異なる条件に応じてリアルタイムに照明を調整しないという欠点を持っている。
したがって、従来の広角照明装置に伴う課題、特に、リアルタイムで放射光の角度を変化させるという課題、を低減あるいは解決できる、可変角度、広角照明装置に対する必要性は依然として存在する。
米国特許第5,624,438号明細書
本発明の外科手術用の可変角度、広角照明装置の実施態様は、実質的に、これら及びその他の必要性に合致している。1つの実施態様は、光線を供給する、光源と、光線を受光し伝達するために、光源と光学的に結合する、光ケーブルと、光ケーブルに動作可能に連結された、ハンドピースと、ハンドピースに動作可能に連結されて、光ケーブルに光学的に連結されて、光線を受光し伝達する、光ファイバと、光線を受光して供給してある領域を照明するために、光ファイバの末端部に連結された、光アセンブリと、光アセンブリを収容して、ハンドピースと光アセンブリに動作可能に連結され、カニューレとを具備する、小型の外科手術用の可変角度、広角照明装置である。
光アセンブリは、たとえば、光ニードルに光学的に連結された、ポリマ拡散液晶(“PDLC”)拡散器/硝子ニードル、あるいは、入れ子構造をなす合成二次曲面集光器(“CPC”)円錐体を具備することができる。PDLC拡散/硝子ニードル実施態様において、そのファイバは、標準的な、約0.50NAを持つ照明装置内光ファイバであることができる。光源からの光は、光ファイバによって伝達され、さらに伝達されて光線を拡散するためにPDLC拡散器へ供給される。PDLC拡散器での光線の拡散の程度は、電気的に制御することができ、拡散が全くない状態から拡散の程度が非常に高い状態まで変化させることができる。PDLC拡散器を通過後、光線は、光線を眼の中の外科手術部位のような所望の領域を照明するように伝達する、光ニードルあるいはファイバ(たとえば、硝子)ニードルあるいはファイバに供給される。
CPC円錐体の実施態様では、光学ファイバの末端部は、光を大きく軸から外れて角度的に拡げて、光をカニューレの末端部から高効率で放射する、CPC円錐形状内で終端している。ほとんどすべての光線は、平面的な末端面を通して光学ファイバ及びCPC円錐体を避ける。雄CPC円錐体は、先端を切られた雌CPC円錐体から小さなエア・ギャップだけ離れている。雄CPC円錐体、雌CPC円錐体が、一緒に引張られて、光学的に接触したとき、雄CPC円錐体部材からの光は、自由に雌CPC円錐体部材の中へ伝達されて、残留光は大きく低減された角度的な拡がりに渡って放射される。
カニューレ、光アセンブリ、および、ハンドピースは、生体適合性物質からなることができる。光ケーブルは、(光ケーブルを、ハンドピースとカニューレの内に収納されている光ファイバに動作可能に連結するように)光源に動作可能に連結されている、第一の光コネクタと、ハンドピースに動作可能に連結されている、第二の光コネクタを具備することができる。これらのコネクタは、SMA光ファイバ・コネクタであることができる。光アセンブリ、光ファイバと光ケーブル、(すなわち、光ケーブル内の光ファイバ)は、光線を光源から外科手術部位へ伝達するように、互換性を持つゲージであることができる。たとえば、3部材は、同じゲージであることができる。
本発明の別の実施態様は、本発明の教示にしたがった可変角度照明装置、および、眼科外科手術で使用される本発明の可変角度照明装置の外科手術用ハンドピースの実施態様を使用した、外科手術分野の広角照明方法を含むことができる。さらに、本発明の実施態様は、眼科外科手術あるいはその他の外科手術に使用する外科手術機械あるいは装置の内に組み込むことが出来る。本発明の教示にしたがって可変角度、広角照明装置と称する装置のその他の使用方法は、当業者には知られることになろう。
本発明の実施態様は、図の類似し対応する部分に類似の参照番号を使用した図に示されている。
本願のさまざまな実施態様で、硝子体網膜/後房部位の外科手術のような、外科手術の過程で使用される、小寸法(たとえば、19、20、あるいは、25ゲージ)光ファイバー・ベースの内部照明装置を提供する。本発明の実施態様は、テキサス、フォート・ウォースのアルコン社から販売されている、ALCON−Grieshaber Revolution−DSP(商標)ハンドピースのような、小寸法カニューレ(たとえば、19、20、あるいは、25ゲージ)に接続されているハンドピースを具備することができる。本発明の教示にしたがって、カニューレの内部は、1つあるいは複数の光ファイバ、および/あるいは、光拡散部材を収容することに使用できる。広角照明装置の実施態様は、眼科外科手術分野一般に使用できるように構成されることができる。しかしながら、本発明の範囲は眼科に限定されず、広角、および、あるいは、可変角度照明装置が必要とされる、他の外科手術に一般的に適用できることは、当該分野の当業者には理解できるであろう。
本発明の可変角度、広角照明装置の実施態様は、光拡散光アセンブリ、ステム、および、生体適合性ポリマ物質から製造されたハンドピースを具備することができ、広角照明装置の侵入部分は廃棄可能な外科手術用品である。生体適合性ポリマ物質から製造された本発明の実施態様は、低価格な関節付のハンドピースと一体成形されることができ、これらの実施態様は、高価ではない廃棄可能な機器を含むことが出来る。
本発明のPDLC拡散器の実施態様は、電場の存在によって液晶分子が回転する、原理に拠っている。電場が存在しないとき、液晶分子は、ランダムに配向しており、PDLC層は、高度に拡散的である。電場が印加されて強くなるにつれて、液晶分子は、その電場に平行に配向するようになる。十分に電場が強くなると、液晶分子の配向が揃って、PDLC層は、本質的に、非拡散的である。
本発明の入れ子構造のCPC円錐体の実施態様は、光線の内部全反射によって、CPC円錐体内にある光は、表面/空気の界面に閉じ込められる、原理に拠っている。このように、本発明のさまざまな実施態様の雄CPC円錐体が空気に囲まれている限り、CPC円錐体内で伝達される光は、雄CPC円錐体内に閉じ込められ、円錐体の末端から高い角速度で放射される場所である、CPC円錐体の端に注ぎ込まれる。しかしながら、(たとえば、雄、雌のCPC円錐体が接触することによって、)雄、雌CPC円錐体間のエア・ギャップが取除かれると、雄CPC円錐体内で伝達される光はもはや雄CPC円錐体内に閉じ込められず、その収束効果を受けることになる。それどころか、光のいくらかは、雌CPC円錐体の中を通過して、光アセンブリの末端から放射された光は、大幅に角度的な拡がりを減少するであろう。
図1は、光源12からケーブル14を通してステム(カニューレ)16に光を送達するハンドピース10を具備した、外科手術装置2の概略図である。ケ−ブル14は、この分野で知られた、如何なるゲージの光ファイバ・ケーブルであることができるが、好適には、19、20、あるいは、25ゲージのファイバを持つケーブルであることが望ましい。さらに、ケーブル14は、光学的に連通して、光を受光して、光源12からハンドピース10を介してステム16内の光ファイバ22へ伝達する、単一の、あるいは、複数の光ファイバを具備することが出来る。ハンドピース10およびステム16は、光ファイバ22と拡散光アセンブリを収容するように構成され、光ファイバ22と光学的に連通して光源12からの光を受光して、外科手術部位のような所望の領域へ伝達できる。光アセンブリ50(200)の実施態様は、図2−4により明瞭に示されている。以下により完全に議論するように、カップリング装置32は、ケーブル14の各々の端で光ファイバ・コネクタを具備して、ハンドピース10内で光源12を光ファイバ22/14に光学的に連通することができる。
図2は、本発明の光ファイバ/PDLC拡散器/光ニードルの実施態様を表した概略図である。光アセンブリ50は、PDLC拡散器100および光ニードル102を具備している。図3Aおよび3Bに示すように、PDLC拡散器100は、その中には複数の液晶の液滴152が拡散された、硬質ポリマ(たとえば、プラスチック)層150、ポリマ層150の入口(基部)面上の透明な(たとえば、インジウム錫酸化物)基部電極154、ポリマ層150の入口(末端部)面上の透明な末端電極156からなる。電場が存在しないとき(図3A)、液滴152内の液晶分子は、ランダムに配向している。この状態では、各々の液滴の実効屈折率は周囲を取り囲む硬質ポリマのそれと十分に異なっている。それゆえ、光源12からの入射光160の液滴/ポリマ界面で(散乱と同様に)強い反射と屈折が起こっている。この集合的な巨視的効果によって、PDLC拡散器100を通過する光160は十分に拡散される。しかしながら、PDLC拡散器100のポリマ層(図3B)に電圧が印加されると、液滴152内の液晶分子は、それら自身で電場に平行に配向し始める。それらがそのように挙動するので、液晶液滴152の実効屈折率は、それらの周囲のポリマ層150の屈折率に近づきはじめて、結果的に通過光線160の拡散は減少する。印加電圧が増加すると、PDLC拡散器100による拡散は減少する。臨界電圧に達すると、PDLC拡散器100による拡散は、ほぼゼロになり、PDLC拡散器100は、本質的に(ほぼ)透明となる。
PDLC拡散器100の末端面から放射された拡散光は、円筒形のニードル102(あるいは、クラッドが取外された光ファイバ)の中に伝達される。ニードル102は、ガラス・ニードル/光ファイバであることができる。空気によって取り囲まれたとき、ニードル102は、ほぼ1のNAを持ち、光線を約90°までの半角内に閉じ込めることが出来る。したがって、PDLC拡散器100の場所でも、本質的に、ニードル102に伝達されたすべての拡散光は、ニードル102によってその末端部に伝達されることが出来る。ニードル102は、鋼鉄からなることができる、ステム16内に収納されている。光粘着106は、ニードル102/カニューレ16・アセンブリの末端部で機械的にニードル102をステム16に連結するように装着されて、眼球からの液体がニードル102とステム16との間に来るのを防止することにより、ニードル102がステム16内でエア・ギャップ104よって取り囲まれることを保証する。ニードル102が1つあるいはそれ以上の場所でステム16に接触するのを防止するため、ニードル102をステム16に挿入する前に、(液晶表示装置産業で普通に使用されている)少数のガラスあるいはプラスチックのスペーサ・ボール170を、ニードル102の表面に散布することができる。スペーサ・ボール170は、ニードル102をステム16から分離した状態に保持して、スペーサ・ボール170からの散乱光欠損は無視できると予想される。
PDLC拡散器100に印加された電場は、電気的装置内の電流を制御する、既知の如何なる手段によっても制御されることが出来る。たとえば、ハンドピース10内のスライド機構は可変抵抗器タイプの機構(スイッチ)、あるいは、たとえば、フット・コントローラのような当業者に馴染みのある、その他の電気的制御手段として使用することができる。電場の電気的制御装置は、(PDLC拡散器100の最大透明度での)外科医に狭視野から(PDLC拡散器100の最大拡散での)広視野までの照明装置から放射された光の角速度をリアルタイムに連続的に変化させる能力を提供することができる。
図4および5は、照明装置から放射された光の角度的な拡がりを制御する、本発明の実施態様である、入れ子構造のCPC円錐体光アセンブリである。この実施態様では、光アセンブリ200は、雌のCPC円錐体部材252内で入れ子構造をなしている、雄のCPC円錐体部材250を具備しており、雌のCPC円錐体部材252と雄のCPC円錐体部材250とは、互いに動くことが出来る関係にあるCPC円錐体光アセンブリ200は、光ファイバ22/14の末端部に光学的に連通しており、実質的にすべての入射光を光アセンブリ200(側面からはほとんど放射されない)の平面的な末端部の面210から放射し、最大約90°の半角に渡って光を放射し、そして、高効率で光を放射するように設計されている。雄のCPC円錐体部材250を通過する光は、雄のCPC円錐体部材250の側面のポリマ/空気の界面での内部全反射によって、雄のCPC円錐体部材250内に留まる。雄のCPC円錐体部材250のテーパによって、光は、集中して光が末端部の面210から広い角度に渡って放射されるまでその角速度を増加させる。
雄のCPC円錐体部材250からの角度的に拡がった光は、CPC円錐体部材250を取り囲む(すなわち、円錐と空気の界面に接している)空気に依存する。したがって、雌のCPC円錐体部材252と雄のCPC円錐体部材250との間にエア・ギャップ254が存在しない場合、雄のCPC円錐体部材250による光の角度的な拡がりは起こることができない。エア・ギャップ254を取除くひとつの方法は、図4、5に示してある。雄のCPC円錐体部材250は、わずかに面取りされた雌のCPC円錐体部材252内で、それらの間で可変幅のエア・ギャップ254を持って、入れ子になっている。 図4で、雌のCPC円錐体部材252は、伸張された位置にあり、エア・ギャップ254をCPC円錐体部材250とCPC円錐体部材252の間に存在させて、結果的に雄のCPC円錐体部材250の末端部の面210から放射された光270の光線を角度的に拡げている。図5では、雌のCPC円錐体部材252は、雄のCPC円錐体部材250に接触した、引込んだ状態で示されている。雌のCPC円錐体部材252が完全に引込んだときCPC円錐体部材間のエア・ギャップ254は存在しない。この場合、2つのCPC円錐体部材250、252は、光学的にあたかもそれらの間に接属がないかのように振舞い、それらは実効的に単一のテーパを持たない円柱形状の光学部材である。放射された光272から得られた光線は、角度的には狭く、光ファイバ22/14からCPC円錐体光アセンブリ200なしで放射されたのとほぼ同じ角度的な拡がりである。
光ファイバ14/22とCPC円錐体部材250によって伝達された光線がCPC円錐体部材250内の円錐体/空気の界面で反射されたときCPC円錐体250の表面/空気の界面を超えて周囲の空気媒体の中へ、非常に短い距離(たとえば、数ミクロン)だけ拡がるエバネッセンス波が発生される。雌のCPC円錐体部材252がエバネッセンス波領域の外側に留まる限り、雄のCPC円錐体部材250の内で、内部全反射が起こるであろう。しかしながら、雌のCPC円錐体部材252が、その表面がエバネッセンス波領域内に侵入する程度に十分に近ければ、いくらかの光線のエネルギーは雌のCPC円錐体部材252内に伝播波として横切るCPC円錐体間のエア・ギャップ254が減少するにつれて、光の雌のCPC円錐体部材252への透過量が増加する。エア・ギャップ254が取り除かれると、本質的に、100%の伝達された光が、雄のCPC円錐体部材250から雌のCPC円錐体部材252の中に伝達される。したがって、雌のCPC円錐体部材252をその光軸にそって長手方向にほんのわずかだけ動かすと、放射された光は、最大の角度的な拡がりから最小の角度的な拡がりに切り替わる。理論的には、エア・ギャップ254を2つ極値の間のどこかの中間の光線の拡がりにすることは可能であるが、実際には、遷移領域内のエア・ギャップの大きさに対する光線の拡がりの感度を高くするように達成することは非常に困難である。
1つの実施態様では、雌のCPC円錐体部材252は、光ファイバ22(14)CPC円錐体光アセンブリ200を完全に覆う、ステム16に動作可能に連結されることができる。このような実施態様では、少なくとも2つ(下記の(1)、(2))の異なる選択肢を採用することができる。
(1)ステム16と雌のCPC円錐体部材252は、ハンドピース10に(たとえば、互いに)しっかりと取付けることができ、光ファイバ22(14)/雄のCPC円錐体部材250は、その光軸に沿って長手方向に動くことが出来る。
(2)光ファイバ22(14)と雄のCPC円錐体部材250は、ハンドピース10にしっかりと取付けることができ、ステム16と雌のCPC円錐体部材252は、その光軸に沿って長手方向に動くことが出来る。どちらの場合も、光線の状態の切り替え(移動可能な部材の長手方向の動き)は、当業者に知られた態様で、ハンドピース10に設けられたスライドあるいはトグル・スイッチ機構によって制御されることが出来る。
ある実施態様で使用されるとき、光ファイバ22は、光ファイバ・ケーブル14に動作可能に連結されることができる。しかしながら、いくつかの実施態様では、光ファイバ・ケーブル14は、ハンドピース10を通して伸びることができ、PDLC拡散器100あるいはCPC円錐体部材250/252を具備する、光アセンブリ50(200)に、直接、光学的に連結できる。これらの実施態様では、独立した光ファイバ22は使用されない。ハンドピース10内に実装されるとき、光ファイバ22のゲージは、光ファイバ・ケーブル14のゲージと互換性があり、光ファイバ22は、光ファイバ・ケーブル14からの光を受光して伝達できる。ハンドピース10は、テキサス、フォート・ウォースのアルコン社から販売されているRevolution−DSP(商標)ハンドピースのような、この分野で知られている、如何なる外科手術用のハンドピースであることもできる。光源12は、キセノン光源、ハロゲン光源、あるいは、光ファイバ・ケーブルを通して光を送達できるその他すべての光源であることができる。ステム16は、小寸法のカニューレであることができ、好適には、この分野の当業者に知られた、19、20、あるいは、25ゲージのオーダーであることが望ましい。ステム16は、この分野の当業者に知られた、ステンレス鋼、あるいは、適当な生体適合性ポリマ(たとえば、PEEK、ポリイミド他)であることができる。
光ファイバ・ケーブル14、あるいは、光ファイバ22CPC円錐体部材250/252および/あるいは、ステム16(上に記載したような組合せで)は、例えば、図7に示すように、調整手段40を介して、動作可能にハンドピース10に連結されることができる。調整手段40は、たとえば、動くことができる部品が連結されたピストンのような、この分野の当業者に知られた、プッシュ/プル機構を具備することができる。このピストンは、この分野の当業者に知られた、ピストンを動かす手動の機械的装置、あるいは、ピストンを動かす電気機械的手段を制御する電気機械的アクチュエータ(スイッチ)であることができる、調整手段40を介して、制御されることができる。光源12は、例えば、光ファイバ・ケーブル14の末端で、標準SMA(Scale Manufacturers Association)光ファイバ・コネクタを使用した、ハンドピース10(たとえば、ファイバ22)に動作可能に連結されることができる。このことによって、光源12から、光ファイバ・ケーブル14/光ファイバ22及びハンドピース10を介して、最終的にはステム16の末端で光アセンブリ50(200)から出る、光は、効率的なカップリングができる。光源12は、この分野の当業者に知られているように、光源からの遠赤外輻射の吸収による熱効果による損傷を低減するフィルタを具備することが出来る。光源12フィルタは、外科手術用染料を励起するような、異なる色の光による選択的な外科手術領域の照明に使用され得る。ファイバ22(および/あるいは、実施態様に依存して)は、PDLC拡散器100/ニードル102あるいはCPC円錐体部材250/252を具備する、光アセンブリ50(200)への光学的な結合によって終端される。
図6は、眼科外科における本発明の可変角度、広角照明装置のひとつの実施態様の使用を示している。手術中、ハンドピース10は、ステム16を通して(光ファイバ・ケーブル14、および/あるいは、光ファイバ22を通して)かつ光アセンブリ50(200)を通して光線を送達して、眼30の網膜28を照明する。ハンドピース10を通して光アセンブリ50(200)に送達された、平行にされた光は、光源12によって発生させられ、光ファイバ・ケーブル14とカップリング装置32によって網膜28を照明するように送達される。光アセンブリ50(200)は、たとえば、外科医が顕微鏡の広角対物レンズを使用して視られるように、光源12から送達された光線を網膜28の広い領域に渡って拡げることができる。
本発明の可変角度、広角照明装置のひとつの実施態様では、この分野の当業者に知られた、簡単な機械的ロック機構によって、ユーザによって調整手段40を介して解放および/あるいは再調整されるまで、照明角度を固定できる。
本発明の可変角度、広角照明装置の実施態様の有利な効果は、外科手術部位内で視野の条件をリアルタイムで最適化するようにオペレータが照明装置の末端から放射される光の照明の角度を変えることができることである。このように、放射光の角度的な拡がりは、オペレータが望むように制御されることができる。
図7は、本発明の教示にしたがった広角照明装置の、調整手段40をより明確に示した別の外観である。この実施態様では、調整手段40は、この分野の当業者に知られた、スライド・ボタンを具備している。たとえば、穏やかに可逆的なスライディング動作で、ハンドピース10の調整手段40を作動させて、上に記載した態様で、PDLC拡散器の拡散率を変化させる、あるいは、雄のCPC円錐体部材250と雌のCPC円錐体部材252との間の相対的な位置を変化させることができる。調整手段40は、例えば、動くことができる部品が連結されたピストンのような、この分野の当業者に知られた、プッシュ/プル機構を具備することができる。このピストンは、この分野の当業者に知られた、ピストンを動かす手動の機械的装置、あるいは、ピストンを動かす電気機械的手段を制御する電気機械的アクチュエータ(スイッチ)であることができる、調整手段40を介して、制御されることができる。調整手段40は、別の実施態様では、この分野の当業者に知られた、PDLC拡散器100の拡散を最大から最小まで(等、諸々)変える、単純なON/OFFスイッチを具備することもでき、あるいは、PDLC拡散器100の拡散率を連続的に変化させる、可変抵抗器タイプの機構を制御することができる。
図8は、本発明の教示にしたがって、可変、広角照明を提供できる方法を示したフローチャートである。操作800はステップ802の光線の発生で始まる。この光線は、先行する図を参照して記載した光源12のような光源から発生される。ステップ804では、光ケーブルは、光線を受光する。そして、ステップ806で、光ケーブルによって受光された光線は、光ファイバに伝達される。ステップ808で、光アセンブリは、光アセンブリが光線を受光する、光ファイバの末端に連結される。ステップ810で、光アセンブリは、ステップ810で選択された領域を照明するように方向付けられる。光アセンブリは、光源から送達された光線を広い領域に渡って拡げることができる。たとえば、眼科外科で使用されるとき、この光線は、網膜の領域に送達されて顕微鏡の広角対物レンズによって外科医がこの外科手術部位を見られるようにすることができる。光アセンブリによって送達された放射光の角度的な拡がりは、外科手術部位を最適化視野条件にするために所望されたように制御されることができる。光アセンブリは、本発明にしたがった、ここに記載された如何なる実施態様も含むことができる。
本発明は、ここでは、図示された実施態様を参照して詳細に記載されたが、その記載は単に例示であって如何なる限定的な意味とも解されないものと理解されるべきである。したがって、さらに、本記載を参照して、本発明の実施態様の詳細における多くの変更および本発明の追加の実施態様は当業者には明らかであって当業者によって行われることができると理解されるべきである。このようなすべての変更と実施態様への追加は請求項に記載の本発明の思想と真の範囲に属すると解されるべきである。このように、本発明は、眼科外科手術分野の一般的な領域を特に参照して記載されたが、ここに含まれた教示は、外科手術部位に広角で可変の照明が望まれる分野ならどこでも等しく適用することができる。
本発明の教示にしたがった、可変、広角照明用の装置のひとつの実施態様の概略図である。 本発明の光学ファイバ/PDLC拡散器の実施態様の概略図である。 図2のPDLC拡散器の拡大図である。 図2のPDLC拡散器の拡大図である。 本発明の可変角度照明装置の入れ子構造のCPC円錐体光アセンブリの実施態様の概略図である。 本発明の可変角度照明装置の入れ子構造のCPC円錐体光アセンブリの実施態様の概略図である。 本発明の可変角度照明装置のひとつの実施態様の眼科外科手術での使用を示す図である。 本発明の教示にしたがった、調整手段40のひとつの実施態様を示す図である。 本発明の方法のひとつの実施態様のステップを示すフローチャートである。

Claims (5)

  1. 外科手術用の可変角度照明装置であって、
    光線を供給する、光源と、
    前記光線を受光し伝達するために、前記光源と光学的に結合する、光ケーブルと、
    前記光ケーブルに連結された、ハンドピースと、
    前記ハンドピースに連結されて前記ハンドピース内に少なくとも部分的に収容された光ファイバであって、前記光ケーブルに光学的に連結されて、前記光線を受光し伝達する、光ファイバと、
    光ニードルに光学的に連結された、ポリマ拡散液晶(“PDLC”)拡散器を具備して、前記光線を受光して供給してある領域を照明するために、前記ハンドピースから延在して前記光ファイバの末端部に光学的に連結された、光アセンブリと、
    前記光ニードルと前記ポリマ拡散液晶拡散器とを備える前記光アセンブリを収容して前記領域を照明するように向けるために、前記ハンドピースと前記光アセンブリに連結されたカニューレと、
    前記光線の拡散の程度を制御することができる、拡散制御装置と、
    を具備した、外科手術用の可変角度照明装置。
  2. 前記領域は、外科手術部位を含む、請求項1に記載の外科手術用の可変角度照明装置。
  3. 前記光ファイバは、0.50NAを持つ、照明装置内光ファイバを含む、請求項1に記載の外科手術用の可変角度照明装置。
  4. 前記カニューレ、前記光アセンブリ、前記ハンドピースは、生体適合性物質から製造されている、請求項1に記載の外科手術用の可変角度照明装置。
  5. 前記光ケーブルは、
    前記光源に連結されている、第一の光コネクタと、
    前記ハンドピースに連結されている第二の光コネクタであって、該第二の光コネクタと前記第一の光コネクタとの間に延在する前記光ケーブルを前記光ファイバに光学的に連結するように形成される第二の光コネクタとを具備する、請求項1に記載の外科手術用の可変角度照明装置。
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