JP5183629B2 - 流量演算装置および流量演算方法 - Google Patents

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Description

この発明は、流体を搬送する搬送流路上の流体の流量を演算する流量演算装置および流量演算方法に関する。
従来より、化学や薬品などの分野においては、化学薬品や薬剤などを搬送して様々な化学製品を製造するために、種々の流体を搬送流路に供給する供給ポンプが用いられている。このような供給ポンプとしては、例えばダイヤフラムやプランジャなどを往復動させて流体を搬送する往復動ポンプが多用されている。
そして、このような往復動ポンプを用いて流体を定量搬送するものとして、下記特許文献1に開示されている定量搬送装置が知られている。この定量搬送装置は、流体を搬送する搬送流路上に往復動ポンプを備え、この往復動ポンプの下流側の搬送流路上に吐出量チェッカを設け、この吐出量チェッカの下流側の搬送流路上に定圧弁を設けて構成されている。
この定量搬送装置は、吐出量チェッカの検知信号に基づいて、往復動ポンプの駆動状態が制御され、これにより、特に調整などを行うことなく、あらかじめ定めた流体の吐出流量を長時間維持することができる構成とされている。しかし、この定量搬送装置では、吐出量チェッカ(すなわち、流量センサ)が往復動ポンプの実際の吐出量(すなわち、流量)を検出しているが、通常の往復動ポンプにおいてはその吐出量は均一ではなく、脈動状態の流量を正確に認識することは困難であるといえる。
これは、往復動ポンプの構造上の特性であり、往復動ポンプの動作原理が吸込行程(ポンプ内に流体を吸い込む行程)と吐出行程(ポンプ内の流体を吐き出す行程)とに分かれて動作するものであるため、吸込行程分の期間(時間)を空けて間欠的に継続する吐出行程にて0%〜100%の吐出量で流体が一気に吐出され続け、これが繰り返されるからである。
したがって、この定量搬送装置のような通常の流量センサを用いた構成では、流量表示値や出力などを安定させるために、急激な流量変動に対していわゆるダンピングをかけて変動を鈍らせている。そして、通常の流量センサは、原則として安定した一定の流量が流れ続ける搬送流路の流量を測定する設計となっている(すなわち、脈動流を計測などする仕様にはなっていない)。
すなわち、通常の流量センサは、搬送流路上で流体が一定流量だけ流れることを前提として、あらゆる配管条件や測定条件下においてもある程度の精度で流量を計測できるように設計されており、脈動流のような急激な変動のある場合の流量測定を想定した設計とはなっていない。
特開2004−52748号公報
したがって、ダンピングをかけるときのダンピング方法は、主に(1)移動平均、(2)指数平均の二通りがあるが、例えば脈動流に追従できる流量センサを設置したとしても流量演算や流量表示などにおいてはダンピングされるため、定量搬送装置では、各種条件を絞ることによって流量を導出するようにしている。しかしながら、このようにしてもやはり流量を正確に算出することができないという問題がある。また、流量を表示する場合は、ある程度平均化された値で吐出量の0%〜50%程度を表示するに止まる。このため、定量搬送装置では、正確な実吐出量が表示される訳ではなく、表示態様も安定しておらずに読み取りにくいものとなる場合があるという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、往復動ポンプの実吐出量を正確に演算出力することができる流量演算装置および流量演算方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係る流量演算装置は、流体を搬送する搬送流路上に設けられた流量センサから出力されたパルス信号により前記流体の瞬時流量値を取得する流量値取得手段と、前記搬送流路上に設けられた往復動ポンプの動作タイミングを取得するタイミング取得手段と、前記流量値取得手段によって取得された前記瞬時流量値および前記タイミング取得手段によって取得された前記動作タイミングに基づいて、前記流体の流量値を演算する演算手段とを備えたことを特徴とする。
この請求項1の発明に係る流量演算装置によれば、流量センサから流体の瞬時流量値を取得し、往復動ポンプの動作タイミングを取得して、流体の流量値を演算する。このため、例えば往復動ポンプの一往復動動作(1ショット)ごとなどに流体の流量を正確に演算することができる。よって、往復動ポンプの正確な実吐出量を表示などによって認識させることが可能となる。
また、請求項2の発明に係る流量演算装置は、前記タイミング取得手段が、例えば前記往復動ポンプから出力されたポンプ同期パルス信号、および前記搬送流路上に設けられた圧力センサから出力された圧力波形信号のうちの少なくとも一つにより前記動作タイミングを取得するように構成される。
この請求項2の発明に係る流量演算装置によれば、往復動ポンプのポンプ同期パルス信号や圧力センサの圧力波形信号により得られる動作タイミングにて流体の流量を正確に演算することができる。
また、請求項3の発明に係る流量演算装置は、前記タイミング取得手段が、例えば前記往復動ポンプから出力されたポンプ同期パルス信号、前記搬送流路上に設けられた圧力センサから出力された圧力波形信号、前記流量センサから出力された前記往復動ポンプの流量波形信号、およびあらかじめ設定された単位時間ごとのタイミング情報のうちの少なくとも一つにより前記動作タイミングを取得するように構成される。
この請求項3の発明に係る流量演算装置によれば、往復動ポンプのポンプ同期パルス信号や圧力センサの圧力波形信号、流量センサの流量波形信号、あらかじめ設定されたタイミング情報などにより得られる動作タイミングにて流体の流量を正確に演算することができる。
請求項4の発明に係る流量演算装置は、例えば前記演算手段によって演算された前記流量値を表示画面に表示する表示手段をさらに備える。
この請求項4の発明に係る流量演算装置によれば、正確に演算した流体の流量値を表示画面に表示することができる。
請求項5の発明に係る流量演算装置は、例えば前記演算手段によって演算された前記流量値に基づいて、前記往復動ポンプの動作を制御する制御手段をさらに備える。
この請求項5の発明に係る流量演算装置によれば、正確に演算した流体の流量値に基づいて、往復動ポンプの動作を正確に制御することができる。
また、請求項6の発明に係る流量演算装置は、前記演算手段が、例えば前記往復動ポンプの往復動動作ごとに前記流量値を演算するように構成される。
この請求項6の発明に係る流量演算装置によれば、往復動ポンプの往復動動作ごと(ショットごと)に流体の流量を正確に演算することができる。
請求項7の発明に係る流量演算装置は、前記表示手段が、例えば前記タイミング取得手段によって取得された前記動作タイミングに基づいて、前記演算手段によって演算された前記流量値を演算が行われた動作タイミングの次の動作タイミングにて表示するように構成される。
この請求項7の発明に係る流量演算装置によれば、往復動ポンプの動作タイミングに基づき演算した流量値を次の動作タイミングにて正確かつ直ぐに表示することができる。
請求項8の発明に係る流量演算装置は、前記演算手段が、例えば前記タイミング取得手段によって取得された前記動作タイミングの間隔が所定時間よりも短い場合に、あらかじめ設定された回数分の前記往復動ポンプの往復動動作ごとの前記流量値の平均値を算出し、前記表示手段が、前記演算手段によって算出された前記平均値を流量表示値として所定の動作タイミングにて表示するように構成される。
この請求項8の発明に係る流量演算装置によれば、往復動ポンプの往復動動作が短い間隔の動作タイミングで行われている場合に、流量値として表示される流量表示値の表示態様が、例えば頻繁に流量値が更新されることにより見にくいものとならないようにすることができる。
請求項9の発明に係る流量演算方法は、流体を搬送する搬送流路上に設けられた流量センサから出力されたパルス信号により前記流体の瞬時流量値を取得し、前記搬送流路上に設けられた往復動ポンプの動作タイミングを取得し、取得した前記瞬時流量値および前記動作タイミングに基づいて、前記流体の流量値を演算することを特徴とする。
この請求項9の発明に係る流量演算方法によれば、流量センサから流体の瞬時流量値を取得し、往復動ポンプの動作タイミングを取得して、流体の流量値を演算する。このため、例えば往復動ポンプの一往復動動作(1ショット)ごとなどに流体の流量を正確に演算(認識)し、往復動ポンプの実吐出量を正確に認識することができる。
請求項10の発明に係る流量演算方法では、前記動作タイミングは、前記往復動ポンプから出力されたポンプ同期パルス信号、および前記搬送流路上に設けられた圧力センサから出力された圧力波形信号のうちの少なくとも一つにより取得される。
また、請求項11の発明に係る流量演算方法では、前記動作タイミングは、前記往復動ポンプから出力されたポンプ同期パルス信号、前記搬送流路上に設けられた圧力センサから出力された圧力波形信号、前記流量センサから出力された前記往復動ポンプの流量波形信号、およびあらかじめ設定された単位時間ごとのタイミング情報のうちの少なくとも一つにより取得される。
この発明に係る流量演算装置および流量演算方法によれば、往復動ポンプの一往復動動作(1ショット)ごとなどに流体の正確な流量を演算することができ、往復動ポンプの正確な実吐出量を演算出力することができるという効果を奏する。
この発明の一実施形態に係る流量演算装置を備えた流体搬送装置の全体構成の例を示す概略構成図である。 同流量演算装置における流量表示値の演算方法を説明するための説明図である。 同流量演算装置における流量表示の遷移を説明するための説明図である。 同流量演算装置における流量表示値の例を示す説明図である。 同流量演算装置における流量制御を説明するための説明図である。 同流量演算装置における流量制御に関する動作の関連値を説明するための説明図である。 同流量演算装置における流量制御に関する演算方法およびその結果を説明するための説明図である。
符号の説明
10 流量演算装置
11 流量表示部
12 操作部
13,14 表示パネル
16〜19 制御配線
20 流体貯留タンク
21 往復動ポンプ
22 圧力センサ
23 流量センサ
24 搬送流路
25 配管部
26 注入点
以下、添付の図面を参照して、この発明に係る流量演算装置および流量演算方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る流量演算装置を備えた流体搬送装置の全体構成の例を示す概略構成図である。
図1に示すように、流体搬送装置100は、本実施形態に係る流量演算装置10と、流体貯留タンク20と、往復動ポンプ21と、圧力センサ22と、流量センサ23とを備えて構成されている。流体貯留タンク20と水ラインの配管部25との間には、流体Wを搬送する搬送流路24が設けられ、往復動ポンプ21、圧力センサ22および流量センサ23はこの搬送流路24上に設けられている。
また、流量演算装置10は、制御配線16,17を介して往復動ポンプ21と電気的に接続され、制御配線18を介して圧力センサ22と、制御配線19を介して流量センサ23と、それぞれ電気的に接続されている。なお、液体搬送装置100は、圧力センサ22を備えなくてもよい。
流体貯留タンク20は、例えばポリエチレン(PE)やポリ塩化ビニル(PVC)などからなり、薬液などの流体Wを注入点26にて配管部25に供給するために一時的に貯留する。往復動ポンプ21は、ダイヤフラム式、プランジャ式およびベローズ式などのポンプ方式を有する定量可変型ポンプからなり、流体貯留タンク20内の流体Wを吸い込んで搬送流路24上に吐き出すことにより搬送する。
なお、ここでいう定量可変型ポンプとは、往復動ポンプ21の一回の往復動動作(1ショット)における吐出量を変えることができるポンプ、あるいは吐出回数を変えることができるポンプのことをいうが、往復動ポンプ21は、定量型ポンプ(一回の往復動動作における吐出量が固定のポンプ)であってもよい。また、往復動ポンプ21は、例えば制御配線16を介して往復動動作に合わせた1ショットごと、あるいは複数ショット(nショット)ごとのポンプ同期パルス信号を流量演算装置10に出力する。往復動ポンプ21が同期パルス信号を出力できない場合は、流量演算装置10は、例えば圧力センサ22や流量センサ23からの往復動ポンプ21の1ショットの往復動動作を認識可能な信号を入力する。
圧力センサ22は、ストレンゲージ式や半導体式などの圧力センサからなり、搬送流路24上を流れる流体Wの圧力波形を測定したアナログの圧力波形信号を、制御配線18を介して流量演算装置10に出力する。流量センサ23は、パルス信号発信型の羽根車式、渦式、電磁式、超音波式および質量式などの流量センサからなり、搬送流路24上を流れる流体Wの瞬時流量値を表すパルス信号を制御配線19を介して流量演算装置10に出力する。
流量演算装置10は、例えば正面側に、搬送流路24上を流れる流体Wの流量の実測値を表示する表示パネル13およびポンプ流量制御を行う際の目標流量値を表示する表示パネル14を有する流量表示部11と、流量演算装置10の操作を行うための各種ボタン類などを有する操作部12とを備え、図示は省略するが、内部にCPUなどを有し、各種演算処理や表示処理、あるいは流体搬送装置100全体の制御処理などを司る制御部が設けられて構成されている。
なお、流量演算装置10は、往復動ポンプ21に対して、例えば制御配線17を介して制御信号を出力するようにしてもよい。この場合、流量演算装置10は、搬送流路24上の流体Wの流量があらかじめ設定された目標流量となるように、例えば往復動ポンプ21に対してパルス信号(1パルス=1ショット)もしくはアナログ信号(4〜20mA信号に対してポンプ0〜Maxショット)を出力する。
また、流量演算装置10は、本例では制御配線16〜19を介して往復動ポンプ21、圧力センサ22および流量センサ23とそれぞれ電気的に接続されているが、往復動ポンプ21および圧力センサ22からの信号は、例えば流量演算装置10が往復動ポンプ21の1ショットごとの動作タイミングを認識するために用いるものである。その他、流量演算装置10は、動作タイミングを認識するために、流量センサ23からの流量0ポイントを示すことができる流量波形信号や、制御部にてあらかじめ任意に設定された単位時間ごとのタイミング情報などを用いてもよい。
このため、流量演算装置10は、流量センサ23からの信号と、往復動ポンプ21および圧力センサ22のうちの少なくとも一つからの信号を制御配線16〜19を介して得ることができれば、搬送流路24上の流体Wの流量を正確に演算して流量表示部11の表示パネル13上に正確に表示することができる構成となっている。なお、流量演算装置10が、流量センサ23からの信号のみで往復動ポンプ21の動作タイミングを得て流体Wの流量を演算し表示する場合、及び制御部にてあらかじめ任意に設定された単位時間ごとのタイミング情報を受けて演算する場合は、制御配線16〜18を省略することもできる。ここで、この流量演算装置10における流体Wの流量表示値の演算方法について説明する。
図2は、この発明の一実施形態に係る流量演算装置における流量表示値の演算方法を説明するための説明図である。まず、往復動ポンプ21の1ショットごとの流量表示値の演算方法について説明する。1ショットごとの流量表示値の演算は、流量センサ23から出力されるパルス信号を流量演算装置10にてカウントすることにより行われる。
例えば、流量センサ23が、流量0.1mlに対して1パルス出力する仕様(0.1ml/1P)である場合は、図2(a)に示すように、往復動ポンプ21の1ショット当たりの流体Wの流量aは、1ショットごとの流量センサ23からのパルス信号が10パルスを表していることから、1ml/1ショットであることが分かる。
同様に、流量センサ23が、流量0.1mlに対して1パルス出力する仕様である場合は、同図(b)に示すように、往復動ポンプ21の1ショット当たりの流体Wの流量hは、1ショットごとの流量センサ23からのパルス信号が20パルスを表していることから、2ml/1ショットであることが分かる。
このようにして往復動ポンプ21が1ショット動作する動作タイミングを上記いずれかの方法により認識し、その間に認識された流体Wの流量aや流量hを表示パネル13上に表示するようにすれば、実測値(すなわち、実吐出量)を正確に表示することができる。このように、流量演算装置10は、流量センサ23からのパルス信号、および往復動ポンプ21からのポンプ同期パルス信号、圧力センサ22からの圧力波形信号、流量センサ23からの流量波形信号、フローチェッカによる出力信号、任意のタイミング情報などによって、流体Wの正確な流量を算出し、表示することができる。
上記の場合は、往復動ポンプ21の1ショットごとの流量表示について説明したが、この他、この流量演算装置10では、例えば往復動ポンプ21のnショットごとの流量表示を行うこともできる。nショットごとの流量表示は、例えば次の式1により演算することができる。
Figure 0005183629
すなわち、上記式1を用いて、往復動ポンプ21のnショット分のポンプ同期パルス信号における各ショットごとの流量を積算し、その積算した値をnショットのnの値で割り、算出された流量Xの値をnショットごとに更新して表示するようにすれば、nショットごとの流量表示が可能となる。
ここで、このように構成された流体搬送装置100における流量演算装置10の流量表示の遷移について説明する。図3は、この発明の一実施形態に係る流量演算装置における流量表示の遷移を説明するための説明図である。また、図4は、同流量演算装置における流量表示値の例を示す説明図である。
図3および図4に示すように、流量演算装置10における流体Wの流量の遷移は、例えば次のようなものとなる。まず、往復動ポンプ21の実吐出量(すなわち、流量)a〜jは、往復動ポンプ21からのポンプ同期パルス信号(もしくは、圧力センサ22からの圧力波形信号や流量センサ23からの流量波形信号など)A〜Kに基づき流量センサ23からのパルス信号を演算(カウント)することにより、図3中a〜jで示す半楕円の面積で示され、各流量a〜jの計測開始点が上述したように往復動ポンプ21から受信したポンプ同期パルス信号(もしくは、圧力波形信号や流量波形信号など:図3における入力信号)A〜K(すなわち、動作タイミングポイントA〜K)により表される。
ここでは、動作タイミングポイントA〜Jの間に、往復動ポンプ21は9ショット分動作し、各動作タイミングポイントA〜J間のショット時間はT1〜T9で表される。なお、ショット時間T1〜T3はそれぞれ2秒(2sec)であり、ショット時間T4〜T9はそれぞれ1秒(1sec)である。また、流量a〜gは1mlであり、流量h〜jは2mlである。
このような条件の下、流量演算装置10の表示パネル13には、例えば図4に示すような流量の表示が行われる。すなわち、往復動ポンプ21の動作タイミングポイントAにおいては、1ショットごとの流量表示値および1分間当たりの流量表示値は、それぞれ流量表示値の更新前であるため表示パネル13上に0と表示される。
続いて、動作タイミングポイントB〜Dにおいては、1ショットごとの流量表示値は1mlと表示され、1分間当たりの流量表示値は30mlと表示される。さらに、動作タイミングポイントE〜Hにおいては、1ショットごとの流量表示値は1mlと表示され、1分間当たりの流量表示値は60mlと表示される。
そして、動作タイミングポイントI〜Kにおいては、1ショットごとの流量表示値は2mlと表示され、1分間当たりの流量表示値は120mlと表示される。このように、流量演算装置10では、1ショットごと(nショットごと)の流量表示や単位時間(例えば1分間)当たりの流量表示を行うことができる。なお、単位時間当たりの流量表示は、例えば次の式2により演算することができる。
Figure 0005183629
この式2は、例えば上述した動作タイミングポイントBにおける1分間当たりの流量表示値を演算するための式を表すもので、動作タイミングポイントA〜Bまでの間における1ショット当たりの流量a(ml)をショット時間T1(2sec)で割ったものに、1分間(60sec)の単位時間をかけることにより求めることができる。上記式2によると、動作タイミングポイントBにおける1分間当たりの流量表示値は30(ml/min)となる。
また、この流量演算装置10では、例えばnショットごとの単位時間当たりの流量表示も行うことができる。このnショットごとの単位時間当たりの流量表示は、例えば次の式3により演算することができる。
Figure 0005183629
この式3は、例えば上述した動作タイミングポイントDにおける1分間当たりの流量表示値を演算するための式を表すものである。この式3によると、動作タイミングポイントA〜Dまでの間における1ショット当たりの流量の合計値(流量a+流量b+流量cの値:ml)を動作タイミングポイントA〜D間のショット時間の合計値(T1+T2+T3の値:sec)で割ったものに、1分間(60sec)の単位時間をかけることにより求めることができる。これによると、動作タイミングポイントDにおける1分間当たりの流量表示値は30(ml/min)となる。また、他の動作タイミングポイントにおける流量表示は、制御部によって上記いずれかの方法にて演算を行うことにより可能となる。
なお、上述したように、この流量演算装置10では、往復動ポンプ21のポンプストローク数が速い場合(すなわち、ショット時間が短い場合)は、1ショットごとに流量表示を更新するのではなく、任意に設定したショット数ごとに流量表示を更新するようにしてもよい。この場合においては、表示パネル13に表示される流量表示値は、任意のショット数の合計の流量を任意のショット数で割った値(すなわち、平均値)として算出されたものでもよい。
また、この流量演算装置10では、往復動ポンプ21のポンプストローク数が遅い場合(すなわち、ショット時間が長い場合)は、例えば図3中矢印Mで示すポイントまでに流量センサ23から得られたパルス信号により算出した流量を、例えば動作タイミングポイントAから所定時間経過後(10秒経過後など)に表示パネル13上において「○○ml/1ショット」と表示するようにしてもよい。
このとき、1分間当たりの流量表示値を表示するように設定されている場合は、演算が完了する次の動作タイミングポイントBまでの流量を仮に表示するようにしてもよい。同様に、流量演算装置10は、任意の動作タイミングポイントまでの積算流量を表示することも可能である。このように、本例の流量演算装置10によれば、少なくとも往復動ポンプ21の一往復動動作(1ショット)ごとに流体Wの流量を正確に演算し、往復動ポンプ21の実吐出量を正確に表示することができる。
図5は、この発明の一実施形態に係る流量演算装置における流量制御を説明するための説明図である。また、図6は、同流量演算装置における流量制御に関する動作の関連値を説明するための説明図である。また、図7は、同流量演算装置における流量制御に関する演算方法およびその結果を説明するための説明図である。なお、以降において、既に説明した部分と重複する箇所には同一の符号を付して説明を省略する。
上述した流量演算装置10は、制御配線16を介して往復動ポンプ21からポンプ同期パルス信号を得るとともに、制御配線18を介して圧力ポンプ22から圧力波形信号および制御配線19を介して流量センサ23からパルス信号(図5における入力信号)を得ることができるように構成されている。
したがって、これらの各種信号によって演算された流量表示に関する情報を用いれば、往復動ポンプ21の制御を行うことも可能である。具体的には、演算された流量表示に関する情報に基づいて、流量演算装置10から制御配線17を介して往復動ポンプ21に対してパルスあるいはアナログの制御信号(図5における出力信号)を出力し、往復動動作を制御することができる。
すなわち、流量演算装置10における流体Wの流量の制御は、例えば次のようなものとなる。まず、図5中矢印Mの動作タイミングポイントにおいて、流量演算装置10の制御部により往復動ポンプ21の1ショットの流量が1ml/1ショットと仮に認識する。そして、1分間当たりの目標とする流量の設定値を各動作タイミングポイントA〜Jにおいて設定する。
ここでは、図6に示すように、動作タイミングポイントA〜Cにおいては流量設定値は30(ml/min)とし、動作タイミングポイントD〜Gにおいては流量設定値は60(ml/min)および動作タイミングポイントH〜Jにおいては流量設定値は120(ml/min)とする。
このように設定すると、あらかじめ設定された時間ではなく制御部の演算により算出された時間に基づき往復動ポンプ21が動作することとなり、その結果、各動作タイミングポイントA〜J間のショット時間はT1〜T9となり、ショット時間T1〜T3はそれぞれ2秒(2sec)、ショット時間T4〜T7はそれぞれ1秒(1sec)、およびショット時間T8〜T9はそれぞれ0.5秒(0.5sec)となる。また、流量a〜j(1ショット当たりの吐出量)はすべて1mlとなる。
具体的には、図6に示すように流量の制御に関して設定された場合、流量演算装置10は、図7に示すような演算を行って制御信号の出力間隔時間を算出し、制御信号を制御配線17を介して往復動ポンプ21に出力する。まず、上述した動作タイミングポイントMにおいては、ポンプ動作間隔時間(すなわち、制御信号の出力間隔時間:秒)は、単位時間(60秒)を、単位時間当たりの流量設定値(30ml/min)を1ショットの吐出量(1ml)で割ったものとさらに割ることにより求めることができる。
したがって、動作タイミングポイントMおよびB〜Cにおいては、図6および図7に示すように、ポンプ動作間隔時間は2(秒)となる。同様に動作タイミングポイントD〜Gにおいては、ポンプ動作間隔時間は1(秒)となり、動作タイミングポイントH〜Jにおいては、ポンプ動作間隔時間は0.5(秒)となる。このようにして求められたポンプ動作間隔時間ごとに往復動ポンプ21の往復動動作を制御する制御信号を出力して往復動動作を行わせるようにすれば、設定した流量設定値分の流体Wの吐出量を確実に流すことができる。
以上説明したように、この発明の実施形態に係る流量演算装置および流量演算方法によれば、往復動ポンプ21の一往復動動作(1ショット)ごとの正確な流体Wの流量a〜jを演算することができ、往復動ポンプ21の正確な実吐出量を表示することができる。
なお、この実施の形態で説明した流量演算方法は、例えばあらかじめ用意されたプログラムを流量演算装置10の制御部などのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されるとともに、これらの記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、この発明に係る流量演算装置および流量演算方法は、流体の流量を正確に演算して把握し、表示したりする分野の産業に有用であり、特に、化学や薬品の分野における製造工程での流量表示や流量制御などに適している。

Claims (10)

  1. 流体を搬送する搬送流路上に設けられた往復動ポンプの各往復動動作の動作タイミングを取得するタイミング取得手段と、
    前記搬送流路上に設けられた流量センサから出力されたパルス信号を前記往復動ポンプの各往復動動作の動作タイミングに基づいて計数して1往復動動作当たりの流体の流量値を取得する流量値取得手段と、
    前記流量値取得手段によって取得された前記1往復動動作当たりの流量値および前記タイミング取得手段によって取得された前記動作タイミングに基づいて、所定数の往復動動作当たり又は所定単位時間当たりの流体の流量値を演算する演算手段とを備え、
    前記演算手段は、前記往復動ポンプの往復動動作ごとに前記流量値を演算する
    ことを特徴とする流量演算装置。
  2. 前記タイミング取得手段は、前記往復動ポンプから出力されたポンプ同期パルス信号、および前記搬送流路上に設けられた圧力センサから出力された圧力波形信号のうちの少なくとも一つにより前記動作タイミングを取得することを特徴とする請求項1記載の流量演算装置。
  3. 前記タイミング取得手段は、前記往復動ポンプから出力されたポンプ同期パルス信号、前記搬送流路上に設けられた圧力センサから出力された圧力波形信号、前記流量センサから出力された前記往復動ポンプの流量波形信号、およびあらかじめ設定された単位時間ごとのタイミング情報のうちの少なくとも一つにより前記動作タイミングを取得することを特徴とする請求項1記載の流量演算装置。
  4. 前記演算手段によって演算された前記流量値を表示画面に表示する表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の流量演算装置。
  5. 前記演算手段によって演算された前記流量値に基づいて、前記往復動ポンプの動作を制御する制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の流量演算装置。
  6. 前記表示手段は、前記タイミング取得手段によって取得された前記動作タイミングに基づいて、前記演算手段によって演算された前記流量値を演算が行われた動作タイミングの次の動作タイミングにて表示することを特徴とする請求項4〜のいずれか1項記載の流量演算装置。
  7. 前記演算手段は、前記タイミング取得手段によって取得された前記動作タイミングの間隔が所定時間よりも短い場合に、あらかじめ設定された回数分の前記往復動ポンプの往復動動作ごとの前記流量値の平均値を算出し、
    前記表示手段は、前記演算手段によって算出された前記平均値を流量表示値として所定の動作タイミングにて表示することを特徴とする請求項4〜のいずれか1項記載の流量演算装置。
  8. 流体を搬送する搬送流路上に設けられた往復動ポンプの各往復動動作の動作タイミングを取得し、
    前記搬送流路上に設けられた流量センサから出力されたパルス信号を前記往復動ポンプの各往復動動作の動作タイミングに基づいて計数して1往復動動作当たりの流体の流量値を取得し、
    取得した前記1往復動動作当たりの流量値および前記動作タイミングに基づいて、前記往復動ポンプの往復動動作ごとに所定数の往復動動作当たり又は所定単位時間当たりの流体の流量値を演算することを特徴とする流量演算方法。
  9. 前記動作タイミングは、前記往復動ポンプから出力されたポンプ同期パルス信号、および前記搬送流路上に設けられた圧力センサから出力された圧力波形信号のうちの少なくとも一つにより取得されることを特徴とする請求項記載の流量演算方法。
  10. 前記動作タイミングは、前記往復動ポンプから出力されたポンプ同期パルス信号、前記搬送流路上に設けられた圧力センサから出力された圧力波形信号、前記流量センサから出力された前記往復動ポンプの流量波形信号、およびあらかじめ設定された単位時間ごとのタイミング情報のうちの少なくとも一つにより取得されることを特徴とする請求項記載の流量演算方法。
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