JP5182175B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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本発明は情報処理装置に関し、特にベクトルロード命令などのメモリアクセス命令を命令セットに含む情報処理装置に関する。
情報処理装置の一種に、プロセッサと、1以上のメモリバンクで構成された記憶装置と、プロセッサと記憶装置とを接続するネットワークとで構成され、メモリアクセス命令としてベクトルロード命令やベクトルストア命令などのベクトル命令を命令セットに含む情報処理装置がある。
ベクトルロード命令は、命令コードと、書き込みベクトルレジスタと、ディスタンス(要素間距離)と、開始アドレスとで構成され、記憶装置に記憶された要素データのうち、要素間距離で指定したアドレス間隔で記憶された複数の要素データを1命令でリードできるようになっている。またベクトルストア命令は、命令コードと、読み出しベクトルレジスタと、ディスタンス(要素間距離)と、開始アドレスとで構成され、記憶装置に記憶された要素データのうち、要素間距離で指定したアドレス間隔で記憶された複数の要素データを1命令でライトできるようになっている。
このようなメモリアクセスにかかるベクトル命令がプロセッサの命令発行制御部でデコードされると、アクセス対象となる要素データごとに1つのメモリアクセスリクエストが生成され、発行される。このとき、各メモリアクセスリクエストを複数のポートから同時に発行することで、バンド幅を稼ぐ方法が採られる場合がある。しかし、同一バンクへ向かう複数のメモリアクセスリクエストが同一バンク上で競合すると、スループットが落ち、性能が低下する。そこで、バンク競合を回避するために、複数のメモリアクセスリクエストを1つにまとめて(圧縮して)、圧縮メモリアクセスリクエストとして発行する方法が採られている(例えば特許文献1参照)。
特開2007−249651号公報
バンク競合を起こす可能性のある複数のメモリアクセスリクエストを1つにまとめて発行する方法は、メモリアクセス命令の種類にかかわらずに汎用的に適用できる。しかしながら、ベクトルロード命令などのメモリアクセス命令の場合、プロセッサ内での処理量が増大するという課題がある。その理由は、アクセスする要素データの数に等しいメモリアクセスリクエストを生成した後、それらのうち1つにまとめることができる複数のメモリアクセスリクエストを検出し、その各々について1つの圧縮メモリアクセスリクエストを生成する処理が必要になるためである。
そこで本発明の目的は、命令で指定したアドレス間隔で記憶された複数の要素データを1命令でアクセスできるベクトルロード命令のようなメモリアクセス命令を、圧縮メモリアクセスリクエストを用いて処理する場合のプロセッサ内での処理量を削減することのできる情報処理装置を提供することにある。
本発明の情報処理装置は、プロセッサと、1以上のメモリバンクで構成された記憶装置と、前記プロセッサと前記記憶装置とを接続するネットワークとを備え、前記記憶装置に記憶された要素データのうち、命令で指定したアドレス間隔で記憶された複数の要素データを1命令でアクセスできるメモリアクセス命令を命令セットに含む情報処理装置において、前記プロセッサは、前記メモリアクセス命令がメモリバンクのバンク幅内の複数の要素データをアクセスするか否かを判定する圧縮可否判定手段と、メモリバンクのバンク幅内の複数の要素データをアクセスすると判定された前記メモリアクセス命令について、メモリバンクのバンク幅単位で、当該バンク幅の複数の要素データをアクセスするための圧縮メモリアクセスリクエストを生成し、発行する圧縮メモリアクセスリクエスト生成発行手段とを備える。
本発明によれば、命令で指定したアドレス間隔で記憶された複数の要素データを1命令でアクセスできるベクトルロード命令のようなメモリアクセス命令を、圧縮メモリアクセスリクエストを用いて処理する場合のプロセッサ内での処理量を削減することのできる情報処理装置を提供することができる。
本発明の実施の形態のブロック図である。 メモリアクセス命令によって、バンク幅内の複数の要素データがアクセスされる事例を示す図である。 メモリアクセス命令によって、バンク幅内の複数の要素データがアクセスされない事例を示す図である。 本発明の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 圧縮メモリアクセスリクエストの生成と発行の処理の詳細を示すフローチャートである。 メモリアクセスのパターンの例と使用されるゾーン情報の例とを示す図である。 圧縮メモリアクセスリクエストがプロセッサの複数のリクエスト発行ポートからほぼ同時に発行されて、各メモリバンクで処理される様子を示す図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1を参照すると、本発明の実施の形態に係る情報処理装置は、プロセッサ100と、記憶装置200と、ネットワーク300とで構成される。本実施の形態の情報処理装置は、ベクトルロード命令などのように、命令で指定したディスタンス(要素間距離)間隔で記憶された複数の要素データを1命令でアクセスできるメモリアクセス命令を命令セットに有している。
記憶装置200は、バンク0からバンクNまでの複数のメモリバンク210と、各メモリバンク210に対応するメモリポート220とで構成される。本実施の形態の場合、メモリアクセスの最小単位である要素データのサイズは8B(バイト)、メモリバンク210のバンク幅は64Bである。また、メモリインターリーブを行うために、アドレス0〜63をバンク0に割り当て、アドレス64〜127をバンク1に割り当てるというように、複数のメモリバンク210に対して、連続したアドレスを交互に割り当てている。メモリバンク210は、情報処理装置のキャッシュメモリの各バンクに相当し、キャッシュメモリを有しない情報処理装置の場合は、主記憶装置の各バンクに相当する。
プロセッサ100は、命令発行制御部110と複数のリクエスト発行ポート120とを備えている。命令発行制御部110は、図示しないプログラムの命令をその実行順にデコードして実行に必要な信号を発行する手段である。命令発行制御部110は、圧縮可否判定部130と圧縮メモリアクセスリクエスト生成発行部140とを有する。
圧縮可否判定部130は、デコードされた命令がベクトルロード命令などのメモリアクセス命令であった場合に、メモリバンク210のバンク幅内の複数の要素データをアクセスするか否かを判定する手段である。具体的には、命令内で指定されたディスタンス(要素間距離)とメモリバンク210のバンク幅とを比較し、ディスタンスがバンク幅より小さければ、バンク幅内の複数の要素データをアクセスすると判定し、ディスタンスがバンク幅以上であれば、バンク幅内の複数の要素データをアクセスしないと判定する。
例えば、図2に示すように、ディスタンスが16Bの場合、1バンク幅64Bあたり4個の要素データをアクセスすることになる。このような場合に、圧縮可否判定部130は、バンク幅内の複数の要素データをアクセスすると判定する。他方、図3に示すように、ディスタンスが80Bの場合、1バンク幅64Bあたり1個の要素データしかアクセスしない。このような場合に、圧縮可否判定部130は、バンク幅内の複数の要素データをアクセスしないと判定する。
圧縮メモリアクセスリクエスト生成発行部140は、バンク幅内の複数の要素データをアクセスすると判定されたメモリアクセス命令について、メモリバンク210のバンク幅単位で、当該バンク幅の複数の要素データをアクセスするための圧縮メモリアクセスリクエストを生成し、リクエスト発行ポート120から発行する手段である。圧縮メモリアクセスリクエスト生成発行部140は、リクエストコマンド生成部150と、アドレス計算部160と、ゾーン情報生成部170と、出力部180とで構成される。
リクエストコマンド生成部150は、メモリアクセス命令に応じたリクエストコマンドを生成する部分である。例えば、ベクトルロード命令であれば、メモリリードリクエストを生成し、ベクトルストア命令であれば、メモリライトリクエストを生成する。1つのメモリリードリクエストおよび1つのメモリライトリクエストによってアクセスするデータサイズ(データ幅)は、バンク幅と同じ64Bである。
アドレス計算部160は、アクセス対象となるメモリバンク210のバンクの先頭アドレスを算出する部分である。
ゾーン情報生成部170は、バンク内のアクセス対象とする要素データを指定するゾーン情報を生成する部分である。ゾーン情報は、バンク幅に含まれる要素データに1対1に対応し、その値によって対応する要素データへのアクセスの有無を表示するビットにより構成される。本実施の形態の場合、バンド幅は64B、要素データは8Bなので、ゾーン情報は8ビットで構成される。
出力部180は、リクエストコマンド生成部150で生成されたリクエストコマンドと、アドレス計算部160で算出されたアドレスと、ゾーン情報生成部170で生成されたゾーン情報とから、1つの圧縮メモリアクセスリクエストを組立てて、何れかのリクエスト発行ポート120を通じてネットワーク300へ発行する部分である。
ネットワーク300は、プロセッサ100と記憶装置200との間を接続するクロスバスイッチなどで構成される。ネットワーク300は、プロセッサ100から発行されたリクエストを、そのリクエスト内のアドレスを参照して、該当するメモリバンク210のメモリポート220へと転送する。なお、メモリアクセスのリプライは、リクエストと逆のルートで記憶装置200からネットワーク300経由でプロセッサ100へ戻される。
次に本実施の形態の動作を説明する。
プロセッサ100の命令発行制御部110は、実行する命令ごとに図4に示した処理を実行する。まず、命令のデコードを行う(S101)。デコードした命令がメモリアクセス命令以外の命令であれば(S102でNO)、メモリアクセス命令以外のその命令に対して従来と同様の処理を行う(S103)。デコードした命令がメモリアクセス命令であれば(S102でYES)、圧縮可否判定部130による判定を行う(S104)。圧縮可否判定部130において、当該メモリアクセス命令が、メモリバンク210のバンク幅内の複数の要素データをアクセスする命令でないと判定された場合(S105でNO)、その命令については従来と同様の処理を行う(S106)。つまり、要素データごとに1つのメモリアクセスリクエストを生成して発行する処理を行う。
他方、メモリアクセス命令が、メモリバンク210のバンク幅内の複数の要素データをアクセスする命令であると判定された場合(S105でYES)、圧縮メモリアクセスリクエスト生成発行部140による処理を行う。具体的には、リクエストコマンド生成部150とアドレス計算部160とゾーン情報生成部170とによる圧縮メモリアクセスリクエストの生成処理(S107)と、出力部180による圧縮メモリアクセスリクエストの発行処理(S108)とを、メモリバンクのバンク幅単位で繰り返す。
圧縮メモリアクセスリクエストの生成と発行を行うステップS107、S108の詳細を図5に示す。圧縮メモリアクセスリクエスト生成発行部140は、まず、命令内で指定された開始アドレスを変数SAに設定し(S201)、命令内で指定されたディスタンスにベクトル長を乗じた値を変数SAに加算した値を、変数EAに設定する(S202)。ベクトル長は、命令によってアクセスする要素データの数であり、プロセッサ100内の図示しないベクトル長レジスタに設定された値を用いる。変数EAは、当該命令によって最後にアクセスする要素データのアドレスを示すことになる。
次に、圧縮メモリアクセスリクエスト生成発行部140は、最初の1つの圧縮メモリアクセスリクエストを以下のようにして生成し、発行する。
まず、アドレス計算部160により、変数SAに設定されたアドレスを含むメモリバンク210のバンクの先頭アドレスSSを算出する(S203)。次に、ゾーン情報生成部170により、当該圧縮メモリアクセスリクエストに使う8ビットのゾーン情報のビットのうち、変数SAの下位3ビットの値に対応するビットを1に設定する(S204)。具体的には、下位3ビットの値が0ならば、8ビットのうちの最左端のビットを1に設定し、下位3ビットの値が1ならば、8ビットのうちの左端から2番目のビットを1に設定する。以下同様に、下位3ビットの値が2、3、4、5、6、7ならば、8ビットのうちの左端から3番目、4番目、5番目、6番目、7番目、8番目のビットを1に設定する。次に、圧縮メモリアクセスリクエスト生成発行部140は、変数SAに保持されたアドレスをディスタンスだけ加算し(S205)、加算後の変数SAのアドレスが変数EAに保持された最終アドレスを超えていないことを確認した上で(S206)、加算後の変数SAのアドレスがバンク境界を超えたかどうかを判定する(S207)。超えていなければ(S207でNO)、ステップS204の処理に戻って、上記と同様の処理を繰り返す。超えていれば(S207でYES)、リクエストコマンド生成部150により、リクエストコマンドを生成する(S208)。そして、出力部180により、ステップS208で生成されたリクエストコマンドと、ステップS203で算出した先頭アドレスSSと、ステップS204〜S207のループ処理で算出した8ビットのゾーン情報とから、1つの圧縮メモリリクエストコマンドを組立て(S209)、何れかのリクエスト発行ポート120から発行する(S210)。
圧縮メモリアクセスリクエスト生成発行部140は、2つ目以降の圧縮メモリアクセスリクエストについても、1つ目の圧縮メモリアクセスリクエストと同様の方法で生成し、発行する。そして、ステップS206により、加算後の変数SAのアドレスが変数EAに保持された最終アドレスを超えていることを確認すると、ステップS208〜S210と同様のステップS211〜S213を実行することにより、最後の1つの圧縮メモリアクセスリクエストを生成し、ネットワーク300へ発行する。
ネットワーク300は、発行された圧縮メモリアクセスリクエストを、そのリクエスト内のアドレスで特定されるメモリバンク210のメモリポート220へと転送する。圧縮メモリアクセスリクエストを受けた各々のメモリバンク210は、リクエストの種別とゾーン情報とに従って、複数の要素データに対する処理を一括して行う。例えば、メモリバンク210がキャッシュのバンクの場合、64B境界内の複数の要素データに対して、1回のアドレスアレイ参照、キャッシュヒット・ミスヒット判定を行う。また、64B境界内のどの要素がアクセスされる有効な要素かをゾーン情報を参照して判別する。そして、リードであれば該当する要素データの値を読み出して、リプライとしてプロセッサ100へ返却し、ライトであれば該当する要素データの値をプロセッサ100から別途送られるライトデータで書き換える。
図6にメモリアクセスのパターンの例と使用されるゾーン情報の例とを示す。図6(a)は、0番地(0B)から始まる連続アクセス(ディスタンス=8B)のパターンであり、バンク0に存在する8個の要素データの全てをアクセスするため、バンク0をアクセスする圧縮メモリアクセスリクエストのゾーン情報の全てのビットが1に設定されている。バンク1等、バンク0以外のバンクをアクセスするリクエストのゾーン情報も、バンク0をアクセスするゾーン情報と全く同じである。
図6(b)は、0番地(0B)から始まる2飛びストライドアクセス(ディスタンス=16B)のパターンであり、バンク0に存在する8個の要素データのうち、0B、16B、32B、48Bの4個の要素データをアクセスするため、バンク0をアクセスする圧縮メモリアクセスリクエストのゾーン情報は「10101010」に設定されている。バンク1等、バンク0以外のバンクをアクセスするリクエストのゾーン情報も、バンク0をアクセスするゾーン情報と全く同じである。
図6(c)は、0番地(0B)から始まる3飛びストライドアクセス(ディスタンス=24B)のパターンであり、バンク0に存在する8個の要素データのうち、0B、24B、48Bの3個の要素データをアクセスするため、バンク0をアクセスする圧縮メモリアクセスリクエストのゾーン情報は「10010010」に設定されている。バンク1については、8個の要素データのうち、8B、32B、54Bの3個の要素データをアクセスすることになるため、バンク1をアクセスする圧縮メモリアクセスリクエストのゾーン情報は「01001001」に設定されている。
図6(d)は、0番地(0B)から始まる4飛びストライドアクセス(ディスタンス=32B)のパターンであり、バンク0に存在する8個の要素データのうち、0B、32Bの2個の要素データをアクセスするため、バンク0をアクセスする圧縮メモリアクセスリクエストのゾーン情報は「10001000」に設定されている。バンク1等、バンク0以外のバンクをアクセスするリクエストのゾーン情報も、バンク0をアクセスするゾーン情報と全く同じである。
5飛びストライドアクセス、6飛びストライドアクセス、7飛びストライドアクセスについても、同様の方法により、各ディスタンスに応じた位置のビットが1に設定される。
図7に、圧縮メモリアクセスリクエストがプロセッサ100の複数のリクエスト発行ポート120からほぼ同時に発行されて、各メモリバンク210で処理される様子を示す。
次に本実施の形態の効果を説明する。
本実施の形態によれば、命令で指定したディスタンスのアドレス間隔で記憶された複数の要素データを1命令でアクセスできるベクトルロード命令のようなメモリアクセス命令を、圧縮メモリアクセスリクエストを用いて処理する場合のプロセッサ100内での処理量を削減することができる。その理由は、命令発行制御部110において、メモリアクセス命令がメモリバンク210のバンク幅内の複数の要素データをアクセスするか否かを判定し、メモリバンク210のバンク幅内の複数の要素データをアクセスする命令であれば、メモリバンクのバンク幅単位で、当該バンク幅の複数の要素データをアクセスするための圧縮メモリアクセスリクエストを生成し、発行するため、特許文献1に示すように、要素データ毎のメモリアクセスリクエストを一旦生成して発行した後に、圧縮メモリアクセスリクエストにまとめるという冗長な処理が無くなるためである。
また、プロセッサ100内での処理量を削減することができるため、その分だけ消費電力を低減することができる効果がある。
[その他の実施の形態]
上述の実施の形態では、ディスタンスの方向を+方向(アドレスが増加する方向)としているが、−方向(アドレスが減少する方向)のディスタンスについても、先の実施の形態と同様の方法にて処理することが可能である。
また、上述の実施の形態では、要素データのサイズを8Bとしているが、4B等の他のデータ幅であっても、ゾーン情報の解像度(ビット数)を増加させることで、柔軟に対応することが可能である。
また、命令発行制御部110の圧縮可否判定部130および圧縮メモリアクセスリクエスト生成発行部140は、ハードウェア的に実現することは勿論、プロセッサ100上で稼動するファームウェア等のプログラムで実現することができる。
100…プロセッサ
110…命令発行制御部
120…リクエスト発行ポート
130…圧縮可否判定部
140…圧縮メモリアクセスリクエスト生成発行部
150…リクエストコマンド生成部
160…アドレス計算部
170…ゾーン情報生成部
180…出力部
200…記憶装置
210…メモリバンク
220…メモリポート
300…ネットワーク

Claims (8)

  1. プロセッサと、1以上のメモリバンクで構成された記憶装置と、前記プロセッサと前記記憶装置とを接続するネットワークとを備え、前記記憶装置に記憶された要素データのうち、命令で指定したアドレス間隔で記憶された複数の要素データを1命令でアクセスできるメモリアクセス命令を命令セットに含む情報処理装置において、
    前記プロセッサは、
    プログラムの命令をデコードする命令発行制御部を備え、
    前記命令発行制御部は、
    前記デコードされた命令が前記メモリアクセス命令であった場合、前記メモリアクセス命令がメモリバンクのバンク幅内の複数の要素データをアクセスするか否かを判定する圧縮可否判定手段と、
    メモリバンクのバンク幅内の複数の要素データをアクセスすると判定された前記メモリアクセス命令について、メモリバンクのバンク幅単位で、当該バンク幅の複数の要素データをアクセスするための圧縮メモリアクセスリクエストを生成し、発行する圧縮メモリアクセスリクエスト生成発行手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記圧縮メモリアクセスリクエストは、バンク内のアクセス対象とする要素データを指定するゾーン情報を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記圧縮可否判定手段は、前記メモリアクセス命令で指定されたアドレス間隔とメモリバンクのバンク幅とを比較し、アドレス間隔がバンク幅より小さければ、前記メモリアクセス命令がメモリバンクのバンク幅内の複数の要素データをアクセスすると判定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記ゾーン情報は、バンク幅に含まれる要素データに1対1に対応し、その値によってアクセスの有無を表示するビットにより構成されることを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. 前記圧縮メモリアクセスリクエスト生成発行手段は、リクエストコマンドを生成するリクエストコマンド生成手段と、アクセスするメモリバンクのバンクを特定するアドレスを算出するアドレス計算手段と、前記ゾーン情報を生成するゾーン情報生成手段と、前記リクエストコマンドと前記アドレスと前記ゾーン情報とから前記圧縮メモリアクセスリクエストを組立てて発行する出力手段とを備えることを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記メモリアクセス命令が、ベクトルロード命令またはベクトルストア命令であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. プログラムの命令をデコードする命令発行制御部を備えるプロセッサと、1以上のメモリバンクで構成された記憶装置と、前記プロセッサと前記記憶装置とを接続するネットワークとを備え、前記記憶装置に記憶された要素データのうち、命令で指定したアドレス間隔で記憶された複数の要素データを1命令でアクセスできるメモリアクセス命令を命令セットに含む情報処理装置におけるメモリアクセス方法において、
    前記命令発行制御部が、前記メモリアクセス命令がメモリバンクのバンク幅内の複数の要素データをアクセスするか否かを判定するステップと、
    前記命令発行制御部が、メモリバンクのバンク幅内の複数の要素データをアクセスすると判定された前記メモリアクセス命令について、メモリバンクのバンク幅単位で、当該バンク幅の複数の要素データをアクセスするための圧縮メモリアクセスリクエストを生成し、発行するステップと、
    を含むことを特徴とするメモリアクセス方法。
  8. プロセッサと、1以上のメモリバンクで構成された記憶装置と、前記プロセッサと前記記憶装置とを接続するネットワークとを備え、前記記憶装置に記憶された要素データのうち、命令で指定したアドレス間隔で記憶された複数の要素データを1命令でアクセスできるメモリアクセス命令を命令セットに含む情報処理装置における前記プロセッサを、
    プログラムの命令をデコードする命令発行制御部として機能させるためのプログラムであって、
    前記命令発行制御部は、
    前記メモリアクセス命令がメモリバンクのバンク幅内の複数の要素データをアクセスするか否かを判定する圧縮可否判定手段と、
    メモリバンクのバンク幅内の複数の要素データをアクセスすると判定された前記メモリアクセス命令について、メモリバンクのバンク幅単位で、当該バンク幅の複数の要素データをアクセスするための圧縮メモリアクセスリクエストを生成し、発行する圧縮メモリアクセスリクエスト生成発行手段と
    を有することを特徴とするプログラム。
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