JP5179830B2 - タイヤフック、及びこれを備えた車両ハンガー - Google Patents

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本発明は、タイヤがロックされた状態の故障車、事故車等を吊り上げる際に、タイヤに簡単に取り付けることができるタイヤフック、及びこれを備えた車両ハンガーに関する。
故障車や事故車と吊り上げるクレーンが知られている(例えば、特許文献1)。
このようなクレーンのうち、故障車や事故車を搬送する際、タイヤがロックされている場合には、例えば、牽引車で車体の前輪側を吊り上げて、後輪を接地させた状態で、又はこの逆に後輪側を吊り上げて、前輪を接地させた状態で牽引することができないため、故障車等の全体を吊り上げることになる。故障車等の強度部分や車輪のホイールにフックやチェーン等の吊り具をかけて、クレーンで吊り上げて、搬送車両の荷台に積載するものである。
特開平H8−91777号公報
故障車等をチェーン等で吊り上げる際、車体から飛び出している部分(例えば、サイドスポイラーやオーバーフェンダー)を吊り具によって傷つけるおそれがある。また、故障車や事故車は、前後及び左右の中心に重心がないのが普通であり、吊り上げる際にバランスを保った状態で、速やかに吊り上げて搬送車両の荷台に積載するのは難しい。
そこで、本発明は、故障車や事故車に簡単に取り付けることができるタイヤフック、及び車体を傷つけることなく、また、バランスを保った状態で、速やかに吊り上げて移動させることができる車両ハンガーを提供することを目的とするものである。
請求項1に係る発明は、車両を吊下するために前記車両のタイヤに取り付けるタイヤフックに関する。この発明に係るタイヤフックは、タイヤの外側側面近傍に配置されるとともに、上端側にフックを有し、前記フックよりも下側にアーム支持部を有する支持部材と、上端側が前記アーム支持部によって揺動自在に支持されるとともに前側の斜め下方に向かって延びる前アーム部と前記前アーム部の下端の屈曲部を介してタイヤの外周面に沿ってタイヤの幅方向内側に延びる前タイヤ支持部とを有する前アームと、上端側が前記アーム支持部によって揺動自在に支持されるとともに後側の斜め下方に向かって延びる後アーム部と前記後アーム部の下端の屈曲部を介してタイヤの外周面に沿ってタイヤの幅方向内側に延びる後タイヤ支持部とを有する後アームと、タイヤの内側側面に沿って前後方向に配置されるとともに、前端側が前記前タイヤ支持部に係合され、後端側が前記後タイヤ支持部に係合されて前記前アームの前タイヤ支持部と前記後アームの後タイヤ支持部との距離を規制する連結部材と、を備え、前記前アームの屈曲部と前記後アームの屈曲部とを結ぶ仮想直線と、前記前タイヤ支持部と、前記後タイヤ支持部と、前記連結部材とによって構成される長方形状のタイヤ保持空間によりタイヤの下部を支持し、前記支持部材は、前記フックを有するベース部材と前記ベース部材によって昇降可能に支持された前記アーム支持部とを有し、前記ベース部材の上下方向に複数設けられた調整孔から選択した1つと前記アーム支持部に設けられた調整孔とを合わせてこれら調整孔にピンを挿入することで、前記ベース部材に対して前記アーム支持部の上下方向の位置を調整する、ことを特徴としている。
請求項2に係る発明は、請求項1に係るタイヤフックにおいて、前記連結部材は、前記前タイヤ支持部に係合される前側部分と前記後タイヤ支持部に係合される後側部分とが、一方が他方に対して前後方向にスライド可能に構成され、一方の前後方向に複数設けられた調整孔から選択した1つと他方に設けられた調整孔とを合わせてこれら調整孔にピンを挿入することで、前後方向の長さ調整を可能とする、ことを特徴としている。
請求項3に係る発明は、請求項2に係るタイヤフックにおいて、前記連結部材は、前記前側部分に前記前タイヤ支持部が左右方向に挿入される前環状係合部を有し、前記後タイヤ支持部が左右方向に挿入される後環状係合部を有し、前記前タイヤ支持部及び前記後タイヤ支持部によって左右方向移動自在に支持される、ことを特徴としている。
請求項4に係る発明は、請求項3に係るタイヤフックにおいて、前記前アームの屈曲部近傍と前記連結部材の前記前側部分の前記環状係合部近傍とを連結する前側索状体と、前記後アームの屈曲部近傍と前記連結部材の前記後側部分の前記環状係合部近傍とを連結する後側索状体と、を備え、前記前側索状体と前記後側索状体とは、前記前タイヤ支持部と後タイヤ支持部から前記連結部材が脱落することを防止するとともに、長さ調整可能に構成されている、ことを特徴としている。
請求項5に係る発明は、少なくとも左右の前輪と左右の後輪との4輪を有する車両を吊り上げるために使用する車両ハンガーに関する。この発明に係る車両ハンガーは、左右の前輪と左右の後輪とに取り付けるタイヤフックと、一端が前記左前輪の前記タイヤフックのフックに係合され、他端が左後輪の前記タイヤフックのフックに係合されて前記タイヤフックを介して左前輪及び左後輪を吊り上げる左の索状体と、一端が前記右前輪の前記タイヤフックのフックに係合され、他端が右後輪の前記タイヤフックのフックに係合されて前記タイヤフックを介して右前輪及び右後輪を吊り上げる右の索状体と、左端側に前記左の索状体の中間部が引っ掛けられる左係止部を有し、右端側に前記右の索状体の中間部が引っ掛けられる右係止部を有し、左右方向の中間部における前記左係止部及び前記右係止部よりも高い位置に、吊り上げ装置によって吊り上げられる吊り上げフックを有する吊り上げハンガーと、を備え、前記タイヤフックが、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のタイヤフックである、ことを特徴としている。
請求項6に係る発明は、請求項5に係る車両ハンガーにおいて、前記左の索状体及び前記右の索状体は、少なくとも前記左係止部及び前記右係止部に引っ掛けられる部分が複数のリングを連結したチェーンによって形成されていて、前記左係止部及び前記右係止部に引っ掛けて、前記リング間の位置を調整することで、車両吊下時の前後のバランスをとる、ことを特徴としている。
請求項7に係る発明は、請求項5又は6に係る車両ハンガーにおいて、前記吊り上げハンガーは、前記左係止部及び前記右係止部が、左右方向に複数、設けられている、ことを特徴としている。
請求項1の発明によると、前アームの前タイヤ支持部をタイヤと地面との接地部の前側に外側から内側に向けて挿入することができる。同様に、後アームの後タイヤ支持部をタイヤの接地部の後側に外側から内側に向けて挿入することができる。そして、前アーム支持部の先端側(タイヤの内側に位置する部分)に連結部材の前端側を係合させ、後アーム支持部の先端側(タイヤの内側に位置する部分)に連結部材の後端側を係合させることで、前アームの屈曲部と後アームの屈曲部とを結ぶ仮想直線と、前タイヤ支持部と、後タイヤ支持部と、連結部材とによって囲まれた長方形状のタイヤ支持空間に、タイヤの下部を嵌め込むことができる。これにより、タイヤが接地され、ロックされている場合であっても、タイヤ保持空間に、タイヤの下部を簡単に嵌め込むことができる。また、支持部材は、上端にフックを有するベース部材に対して、アーム支持部が上下方向の位置を調整できるので、タイヤの大きさ(直径)に応じて、フック及びアーム支持部の位置を適宜な位置に配置することができる。
請求項2の発明によると、連結部材は、前後方向の長さ調整が可能であるので、支持部材のアーム支持部によって揺動自在に支持された前アームの前タイヤ支持部と後アームの後タイヤ支持部との距離、つまり、タイヤ保持空間の前後方向の長さ(距離)を調整することができる。これにより、直径の異なるタイヤに対して、容易に対応することができる。
請求項3の発明によると、前タイヤ支持部及び後タイヤ支持部に対して、連結部材を左右方向(タイヤ幅方向)に移動させることができるので、前アームの屈曲部及び後アームの屈曲部から連結部材までの距離、すなわち、タイヤ支持空間の左右方向の長さ(距離)を調整することができる。これにより、太さ(タイヤの幅)の異なるタイヤに対して、容易に対応することができる。
請求項4の発明によると、前索状体及び後索状体により、連結部材が、タイヤの内側側面から離れて内側に移動するのを防止することができる。
請求項5の発明によると、左右の前輪及び左右の後輪にタイヤフックを取り付け、左の前輪と左の後輪のタイヤフックのフックに左の索状体を連結し、同様に右の前輪と右の後輪のタイヤフックのフックに右の索状体を連結し、これら左右の索状体の中間部をそれぞれ吊り上げハンガーの左係止部,右係止部に引っ掛け、吊り上げハンガーのフックを、例えば、クレーン等で引き上げることにより、車両を速やかに吊り上げることができる。
請求項6の発明によると、左の索状体及び右の索状体は、左係止部及び右係止部に引っ掛ける部分が、複数のリングを有するチェーンによって形成されているので、左係止部及び右係止部に引っ掛ける、リング間の位置を調整することで、車両を吊り上げる際の前後のバランスを簡単にとることができ、一旦、バランスをとった後は、そのバランスが崩れることはない。
請求項7の発明によると、左係止部及び右係止部が、左右方向(車両の車幅方向)に複数、設けられているので、吊り上げる車両の車幅に応じて、使用する左係止部及び右係止部を適宜に選択することができる。これにより、左右の索状体が車体に接触して、車体を傷つけることを防止することができる。


以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づき詳述する。なお、各図面において、同じ符号を付した部材等は、同じ構成のものであり、これらについての重複説明は適宜省略するものとする。また、各図面においては、説明に不要な部材等は適宜、図示を省略している。
<実施形態1>
図1〜図7を参照して、本発明に係る車両ハンガー10及びタイヤフック11について説明する。このうち図1は、本発明に係る車両ハンガー10を使用して、クレーンKにより、車体Bの前後左右にそれぞれ1つずつ、計4つのタイヤTを有する自動車(車両)Cを吊り上げた状態を模式的に示す図である。図2は、タイヤフック11をタイヤTに装着した状態を示す、タイヤTの外側側面Ta側から見た斜視図である。図3は、タイヤフック11の支持部材20、前アーム21、後アーム22を説明する図であり、(a)は左側面図、(b)は正面図、(c)は(b)中のPで示す部分の拡大図、(d)は(c)中の矢印A方向からフック59を見た図である。図4は、連結部材23の構成を説明する図であり、(a)は左側面図、(b)は上面図である。図5は、連結部材23の前環状係合部63及び後環状係合部66に、前タイヤ支持部52及び後タイヤ支持部55を挿入するようすを説明する斜視図である。図6は、吊り上げハンガー14の構成を説明する正面図である。図7(a)は吊り上げハンガー14の吊り上げフック87を説明する正面図、(b)は同じく右側面図、(c)は固定ピン88を説明する図である。
図1に示すように、車両ハンガー10は、自動車Cの各タイヤTに装着されるタイヤフック11と、左側の前のタイヤTと後のタイヤTとに連結された左の索状体12と、右側の前のタイヤTと後のタイヤTとに連結された右の索状体13と、これら左の索状体12の中間部及び右の索状体13の中間部を吊り上げる吊り上げハンガー14とを備えている。
図2〜図5を参照してタイヤフック11について説明する。なお、これらの図に示すタイヤフック11の構成要素は、タイヤフック11が、図1に示す自動車Cの前側の左のタイヤTに装着するものである場合を例に説明する。図2に示すように、タイヤフック11は、支持部材20と、前アーム21と、後アーム22と、連結部材23とを備えている。ただし、図2では、図4,図5に示すチェーン(前索状体)24及びチェーン(後索状体)25の図示を省略し、また、これらチェーン24,25を介して、連結部材23の位置を調整する長さ調整機構26(図3参照)の図示を省略している。
支持部材20は、図2,図3に示すように、上下に長い角柱状のベース部材30と、このベース部材30によって昇降自在に支持されたアーム支持部材31とを有している。ベース部材30の上端には、二股部32が形成されていて、この二股部32には、左右方向に、傷防止部材33のバー34が貫通されている。傷防止部材33は、バー34と、バー34の右端に固定されたプレート35と、プレート35に貼着されたゴム等の弾性部材36とを有している。この弾性部材36は、自動車Cを吊り上げる際に、図2に示すように、タイヤTの左側側面Taに当接して、タイヤフック11、左の索状体12等がタイヤTのホイール(不図示)や車体Bを傷つけることを防止している。バー34における、二股部32の間に位置する部分には、フック37が取り付けられている。図3に示すように、ベース部材30には、左右方向に貫通された調整孔38が上下方向に複数(本実施形態では3個)設けてある。
アーム支持部材31は、スライドベース40と、このスライドベース40の右側面41に固定された板状の支持板42とを有している。スライドベース40は、四角筒状に形成されていて、上述のベース部材30によって昇降自在に支持されている。スライドベース40には、上部に、前後方向に貫通された調整孔43が設けてある。この調整孔43と、上述のベース部材30の調整孔38とに、調整ピン44を貫通させることで、ベース部材30に対してアーム支持部材31を固定することができる。この際、ベース部材30側の3つの調整孔38のうちから適宜な1つを選択することで、ベース部材30に対して、アーム支持部材31の高さを調整することができる。支持板42は、前端側と後端側とが三角形状に形成されていて、それぞれの頂部45,46によって、次に説明する前アーム21及び後アーム22を揺動自在に支持している。
前アーム21は、図2に示すように、上述の支持板42の頂部45によって揺動自在に支持されている。前アーム21は、タイヤTの外側側面Taに沿って前側の斜め下方に向かって延びる前アーム部50と、前アーム部50の下端の屈曲部51を介して、右方(タイヤTの外周面Tcに沿ったタイヤTの幅方向)に延びる前タイヤ支持部52とを有している。前アーム21は、自動車Cを吊り上げる際、この前タイヤ支持部52がタイヤTの外周面Tcに当接されて、タイヤTを支持することになる。
後アーム22は、前アーム21とほぼ同様に構成されている。すなわち、後アーム22は、図2に示すように、上述の支持板42の頂部46によって揺動自在に支持されている。後アーム22は、タイヤTの外側側面Taに沿って後側の斜め下方に向かって延びる後アーム部53と、後アーム部53の下端の屈曲部54を介して、右方(タイヤTの外周面Tcに沿ったタイヤTの幅方向)に延びる後タイヤ支持部55とを有している。後アーム22は、自動車Cを吊り上げる際、この後タイヤ支持部55がタイヤTの外周面Tcに当接されて、タイヤTを支持することになる。
前アーム21の屈曲部51近傍及び後アーム22の屈曲部54近傍には、図3(b),(c)に示すように、それぞれ長さ調整機構26が設けてある。長さ調整機構26は、図3(c),(d)に示すように、屈曲部51,54に固定されたブラケット56と、このブラケット56を左右方向に貫通するボルト部材57と、このボルト部材57に左側から螺合された蝶ナット58とを有している。ボルト部材57の先端(右端)には、フック59が形成されていて、蝶ナット58を正逆回転させることで、このフック59の左右方向の位置を調整することができる。このフック59には、後述する連結部材23に固定されたチェーン24,25が掛けられるようになる。
以上のように、前アーム21及び後アーム22は、支持部材20によって揺動自在に支持されているので、前タイヤ支持部52と後タイヤ支持部55との間隔を適宜に調整することができる。
連結部材23は、図4,図5に示すように、角筒状の前側部分60と、同じく角筒状の後側部分61とを有しており、前側部分60の内側に、後側部分60の前側に位置する挿入部64を挿入するように構成されている。前側部分60には、上下方向に貫通する調整孔62(図5参照)が1個穿設されており、また、前端側の下面には、「U」字形の前環状係合部63が設けられている。この前環状係合部63には、上述の前支持部材20の前アーム21の前タイヤ支持部52の先端側が挿入される。また、前側部分60の前端には、多数のリングを繋ぎ合わせて構成されたチェーン(前索状体)24の一端が連結されている。このチェーン24の他端側は、図3(c),(d)に示す長さ調整機構26のボルト部材57の先端のフック59にかけられる。チェーン24は、前アーム21の前タイヤ支持部52の先端側を前環状係合部63に挿入した後、複数のリングのうちの適宜なものを上述のフック59に係合させることで、連結部材23が前タイヤ支持部52から脱落することを防止することができる。
一方、連結部材23の後側部分61の挿入部64には、上下方向に貫通された調整孔65が前後方向の3箇所に穿設されている。また、後側部分61の後端側の下面には、「U」字形の後環状係合部66が設けられている。この後前環状係合部66には、上述の前支持部材20の後アーム22の後タイヤ支持部55の先端側が挿入される。また、後側部分61の後端には、多数のリングを繋ぎ合わせて構成されたチェーン(前索状体)25の一端が連結されている。このチェーン25の他端側は、図3(c),(d)に示す長さ調整機構26のボルト部材57の先端のフック59にかけられる。チェーン25は、後アーム21の後タイヤ支持部55の先端側を後環状係合部66に挿入した後、複数のリングのうちの適宜なものを上述のフック59に係合させることで、連結部材23が後タイヤ支持部55から脱落することを防止することができる。
連結部材23は、前側部分60の調整孔62と、後側部分61の3つの調整孔65のうちの1つを合わせて、これら調整孔62,65にピン67を挿入することで、3段階に長さ調整を行うことができる。これにより、図2に示す前タイヤ支持部52と後タイヤ支持部55との距離を、タイヤTの直径に応じて3段階に変更することができる。また、チェーン24,25を構成するリングのうち、図3(c),(d)のフック59に引っかけるリングを適宜に選択することで、タイヤTの幅に応じて、図2に示す前アーム21,後アーム22の屈曲部51,52から連結部材23までの距離を調整するコトができる。すなわち、タイヤフック11は、前アーム21の屈曲部51と後アーム22の屈曲部52とを結ぶ仮想直線Lと、前タイヤ支持部52と、後タイヤ支持部55と、連結部材23とによって長方形状のタイヤ保持空間Hを構成しており、このタイヤ保持空間HによってタイヤTの下部を保持するようになっている。このとき、このタイヤ保持空間Hは、上述のように、前タイヤ支持部52と後タイヤ支持部55との距離が調整可能、つまり前後方向の幅が調整可能であり、また、仮想直線Hと連結部材23との距離が調整可能、つまり左右方向の幅が調整可能となっている。これにより、直径や幅の異なるタイヤTに対して、有効に適用させることができる。以上で、タイヤフック11についての説明を終了する。
左の索状体12は、図1に示すように、前側と後側とに帯状のベルト68を有し、両者を連結する中間部に複数のリングからなるチェーン69を有している。前側のベルト68は、その下端側が左の前輪に取り付けるタイヤフック11のフック37に掛けられ、上端側がチェーン69の前端に連結されている。後側のベルト68は、その下端側が左の後輪に取り付けるタイヤフック11のフック37に掛けられ、上端側がチェーン69の後端に連結されている。チェーン69は、その中間部が後述する吊り上げハンガー14の左端側に位置する係合板85に掛けられる。このとき、チェーン69を構成する複数のリングのうち、隣接する2つのリングの間部分が係合板85に係合されることで、チェーン69、ひいては左の索状体12が不要に移動しないようにしている。左の索状体12は、係合板85に係合する、リングの間部分を変更することにより、つまり係合板85に対してリングを前側又は後側にずらすことで、係合板85から前側に位置する部分の長さと、後側に位置する部分の長さとを調整することができる。これにより、車両ハンガー10によって自動車Cを吊り上げる際の、前後方向のバランスを保つことができる。
右の索状体13は、上述の左の索状体12とほぼ同様である。すなわち、右の索状体13は、図1に示すように、前側と後側とに帯状のベルト68を有し、両者を連結する中間部に複数のリングからなるチェーン69を有している。前側のベルト68は、その下端側が右の前輪に取り付けるタイヤフック11のフック37に掛けられ、上端側がチェーン69の前端に連結されている。後側のベルト68は、その下端側が右の後輪に取り付けるタイヤフック11のフック37に掛けられ、上端側がチェーン69の後端に連結されている。チェーン69は、その中間部が後述する吊り上げハンガー14の右端側に位置する係合板86に掛けられる。このとき、チェーン69を構成する複数のリングのうち、隣接する2つのリングの間部分が係合板86に係合されることで、チェーン69、ひいては右の索状体13が不要に移動しないようにしている。右の索状体13は、係合板86に係合する、リングの間部分を変更することにより、つまり係合板86に対してリングを前側又は後側にずらすことで、係合板85から前側に位置する部分の長さと、後側に位置する部分の長さとを調整することができる。これにより、車両ハンガー10によって自動車Cを吊り上げる際の、前後方向のバランスを保つことができる。
吊り上げハンガー14は、図6に示すように、左右対称に構成されており、3本の柱状部材、すなわち中央の柱状部材80、これよりも短い左側及び右側の柱状部材90と、3本の梁状部材、すなわち左右に長い水平な梁状部材83,外側ほど低く傾斜した左側及び右側の梁状部材82とを備えている。柱状部材80は、ほぼ四角筒状に形成されていて、上端側の左側面及び右側面には、それぞれセンタープレート81が固定されている。2枚のセンタープレート81の上部には、ピン孔81aが穿設されていて、図7(c)に示すピン88が挿入されていて、ピン88の両端には、抜け止め89が嵌められている。このピン88は、図7(a),(b)に示す吊り上げフック87の透孔87aに挿入されている。柱状部材80の下端には、左右方向に貫通された四角形の透孔80aが形成されていて、この透孔80aには、梁状部材83が左右方向に貫通されている。2本の梁状部材82は、基端側がそれぞれ上述のセンタープレート81に固定されており、先端側ほど下方に下がるように配設されている。梁状部材82の先端には、サイドプレート84が固定されており、サイドプレート84の下端側に穿設された四角の窓84aには、梁状部材83の左端側及び右端側が貫通されている。梁状部材83における左端側及び右端側は、サイドプレート84から突出されていて、必要に応じてベルト(不図示)が掛けられるベルト掛け83aを構成している。上述の左側及び右側の柱状部材90は、サイドプレート84よりも少し内側において、梁状部材83と、梁状部材82とを連結している。これらサイドプレート84と梁状部材90と梁状部材82,83とによって、閉空間が形成されており、この閉空間に係合板85,86が配設されている。係合板85,86は、それぞれ左右方向の2箇所に係合凹部85a(左係止部),86a(右係止部)が形成されている。これら左右の係合凹部85a,86aには、上述の左の索状体12及び右の索状体13のチェーン69が係合される。この際、各索状体12,13のチェーン69は、上述の閉空間内を通されることになるので、自動車Cを吊り上げている途中で、各索状体12,13が吊り上げハンガー14から脱落するおそれはない。図1に示すように、吊り上げハンガー14のフック87に、クレーンCのフックが掛けられる。
以上説明したタイヤフック11及び車両ハンガー10は、クレーンKによって自動車Cを吊り上げる際に以下のようにして使用される。
まず、各タイヤTにタイヤフック11を取り付ける。タイヤフック11は、連結部材23を取り外しておくと、前アーム21及び後アーム22がそれぞれ揺動自在であるので、前タイヤ支持部52と後タイヤ支持部55との間隔(距離)を適宜に調整することができる。この間隔を、タイヤTと地面との接地面の前後方向の長さよりも、少し長くした状態で、前アーム支持部52及び後アーム支持部55をタイヤTの外側から内側に外周面Tcに沿って挿入する。タイヤTの直径に合わせて、連結部材23の長さを調整した後、連結部材23をタイヤTの内側に配置し、連結部材23の前環状係合部63に前タイヤ支持部52の先端を挿入し、同様に、連結部材23の後環状係合部66に後タイヤ支持部55の先端を挿入する。その後、連結部材23の前端及び後端に連結されているチェーン24,25の他方の端部側のリングを長さ調整機構26のボルト部材57のフック59に掛け、さらに、蝶ナット58を回して、連結部材23の左右方向の位置を適宜に設定する。以上により、タイヤTの直径や幅に応じて、図2に示すタイヤ保持空間Hの前後方向及び左右方向の寸法を適宜に設定することができる。同様の作業を4本のタイヤTについて行うことで、4本のタイヤTのそれぞれにタイヤフック11を取り付けることができる。
つづいて、クレーンKを操作して、吊り上げハンガー14を、図1に示すように、自動車Cの少し上方で、前後のタイヤTのほぼ中央に位置するように移動させる。左の索状体12及び右の索状体13のチェーン69を係合板85,86の左右の係合凹部85a,86aに掛け、さらに、ベルト68の下端をタイヤフック11のフック37に掛ける。クレーンKにより、吊り上げハンガー14を引き上げ、左及び右の索状体12,13を介して、タイヤフック11を引き上げて、自動車Cをわずかに地面から浮かす。そして、前後方向のバランスを見る。バランスがとれていないときには、一旦、自動車Cを着地させ、左及び右の索状体12,13の、係合板85,86に係合させる部分をずらす。同様の動作を繰り返して、前後のバランスがとれたところで、自動車Cと吊り上げる。
本発明によると、タイヤフック11は、直径や幅が異なる種々のタイヤTに適用させることができ、また、簡単に取り付けることができる。また、自動車Cの車体Bを傷つけることなく、バランスを保った状態で、速やかに吊り上げて移動させることができる。
本発明に係る車両ハンガーを使用して、クレーンにより、車体の前後左右にそれぞれ1つずつ、計4つのタイヤを有する自動車(車両)を吊り上げた状態を模式的に示す図である。 タイヤフックをタイヤに装着した状態を示す、タイヤの外側側面側から見た斜視図である タイヤフックの支持部材20、前アーム、後アームを説明する図であり、(a)は左側面図、(b)は正面図、(c)は(b)中のPで示す部分の拡大図、(d)は(c)中の矢印A方向から見た図である。 連結部材の構成を説明する図であり、(a)は左側面図、(b)は上面図である。 連結部材の前環状係合部及び後環状係合部に、前タイヤ支持部及び後タイヤ支持部を挿入するようすを説明する斜視図である。 吊り上げハンガーの構成を説明する正面図である。 a)は吊り上げハンガーの吊り上げフックを説明する正面図、(b)は同じく右側面図、(c)は固定ピンを説明する図である。
符号の説明
10 車両ハンガー
11 タイヤフック
12 左の索状体
13 右の索状体
14 吊り上げハンガー
20 支持部材
21 前アーム
22 後アーム
23 連結部材
24 チェーン(前側索状体)
25 チェーン(後側索状体)
30 ベース部材
31 アーム支持部
37 フック
38,43 調整孔
44 ピン
51,54 屈曲部
52 前タイヤ支持部
55 後タイヤ支持部
60 前側部分
61 後側部分
62,65 調整孔
63 前環状係合部
66 後環状係合部
67 ピン
69 チェーン
85a 係合凹部(左係止部)
85b 係合凹部(右係止部)
87 吊り上げフック
C 自動車(車両)
H タイヤ保持空間
L 仮想直線
T タイヤ
Ta タイヤの外側側面
Tb タイヤの内側側面
Tc タイヤの外周面

Claims (7)

  1. 車両を吊下するために前記車両のタイヤに取り付けるタイヤフックにおいて、
    タイヤの外側側面近傍に配置されるとともに、上端側にフックを有し、前記フックよりも下側にアーム支持部を有する支持部材と、
    上端側が前記アーム支持部によって揺動自在に支持されるとともに前側の斜め下方に向かって延びる前アーム部と前記前アーム部の下端の屈曲部を介してタイヤの外周面に沿ってタイヤの幅方向内側に延びる前タイヤ支持部とを有する前アームと、
    上端側が前記アーム支持部によって揺動自在に支持されるとともに後側の斜め下方に向かって延びる後アーム部と前記後アーム部の下端の屈曲部を介してタイヤの外周面に沿ってタイヤの幅方向内側に延びる後タイヤ支持部とを有する後アームと、
    タイヤの内側側面に沿って前後方向に配置されるとともに、前端側が前記前タイヤ支持部に係合され、後端側が前記後タイヤ支持部に係合されて前記前アームの前タイヤ支持部と前記後アームの後タイヤ支持部との距離を規制する連結部材と、を備え、
    前記前アームの屈曲部と前記後アームの屈曲部とを結ぶ仮想直線と、前記前タイヤ支持部と、前記後タイヤ支持部と、前記連結部材とによって構成される長方形状のタイヤ保持空間によりタイヤの下部を支持し、
    前記支持部材は、前記フックを有するベース部材と前記ベース部材によって昇降可能に支持された前記アーム支持部とを有し、前記ベース部材の上下方向に複数設けられた調整孔から選択した1つと前記アーム支持部に設けられた調整孔とを合わせてこれら調整孔にピンを挿入することで、前記ベース部材に対して前記アーム支持部の上下方向の位置を調整する、
    ことを特徴とするタイヤフック。
  2. 前記連結部材は、前記前タイヤ支持部に係合される前側部分と前記後タイヤ支持部に係合される後側部分とが、一方が他方に対して前後方向にスライド可能に構成され、一方の前後方向に複数設けられた調整孔から選択した1つと他方に設けられた調整孔とを合わせてこれら調整孔にピンを挿入することで、前後方向の長さ調整を可能とする、
    ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤフック。
  3. 前記連結部材は、前記前側部分に前記前タイヤ支持部が左右方向に挿入される前環状係合部を有し、前記後タイヤ支持部が左右方向に挿入される後環状係合部を有し、前記前タイヤ支持部及び前記後タイヤ支持部によって左右方向移動自在に支持される、
    ことを特徴とする請求項2に記載のタイヤフック。
  4. 前記前アームの屈曲部近傍と前記連結部材の前記前側部分の前記環状係合部近傍とを連結する前側索状体と、
    前記後アームの屈曲部近傍と前記連結部材の前記後側部分の前記環状係合部近傍とを連結する後側索状体と、を備え、
    前記前側索状体と前記後側索状体とは、前記前タイヤ支持部と後タイヤ支持部から前記連結部材が脱落することを防止するとともに、長さ調整可能に構成されている、
    ことを特徴とする請求項3に記載のタイヤフック。
  5. 少なくとも左右の前輪と左右の後輪との4輪を有する車両を吊り上げるために使用する車両ハンガーにおいて、
    左右の前輪と左右の後輪とに取り付けるタイヤフックと、
    一端が前記左前輪の前記タイヤフックのフックに係合され、他端が左後輪の前記タイヤフックのフックに係合されて前記タイヤフックを介して左前輪及び左後輪を吊り上げる左の索状体と、
    一端が前記右前輪の前記タイヤフックのフックに係合され、他端が右後輪の前記タイヤフックのフックに係合されて前記タイヤフックを介して右前輪及び右後輪を吊り上げる右の索状体と、
    左端側に前記左の索状体の中間部が引っ掛けられる左係止部を有し、右端側に前記右の索状体の中間部が引っ掛けられる右係止部を有し、左右方向の中間部における前記左係止部及び前記右係止部よりも高い位置に、吊り上げ装置によって吊り上げられる吊り上げフックを有する吊り上げハンガーと、を備え、
    前記タイヤフックが、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のタイヤフックである、
    ことを特徴とする車両ハンガー。
  6. 前記左の索状体及び前記右の索状体は、少なくとも前記左係止部及び前記右係止部に引っ掛けられる部分が複数のリングを連結したチェーンによって形成されていて、前記左係止部及び前記右係止部に引っ掛けて、前記リング間の位置を調整することで、車両吊下時の前後のバランスをとる、
    ことを特徴とする請求項5に記載の車両ハンガー。
  7. 前記吊り上げハンガーは、前記左係止部及び前記右係止部が、左右方向に複数、設けられている、
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の車両ハンガー。
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