JP5179826B2 - 携帯端末 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯端末に関し、特に、電子メールの送受信が可能な携帯端末に関するものである。
近年、携帯電話をはじめとする携帯端末は広く一般的に利用されるに至っており、そのユーザ数は増加の一途を辿っている。特に最近では、携帯電話やPDAなどの携帯端末を用いて、電子メールの送受信を行い、メッセージを交換することは広く日常的に行われている。また、携帯端末の本体は、例えばデジタルカメラやGPS、非接触式ICカード機能などの様々な機能部およびアプリケーションが搭載され、ますます多機能化し、ユーザにとっての利便性は格段に向上してきている。
携帯端末に搭載される機能の中でも、特にGPS(Global Positioning System)は、総務省令(事業用電気通信設備規則)の改正により、2007年4月以降に新しく発売される3G(第3世代)端末携帯電話について、緊急通報時に端末の位置情報を関係部署に通知する機能の搭載が義務化されたことを受け、今後ますます普及するものと思われる。このような、GPSによるナビゲーション機能を搭載した携帯端末は、従来から様々なものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載の携帯電話は、通常の携帯電話機として、無線通信による他の携帯電話との通話が可能であると共に、GPS受信部およびGPS画像データ生成ルーチンにより得られた現在地を地図により液晶表示部に表示することができるため、携帯電話のユーザは、自分の現在地をある程度正確に把握することができる。
このような携帯電話を所持して移動し、そのGPS機能を有効な案内として利用することにより、例えば他人との待ち合わせなどで、その待ち合わせ場所として、自分が初めて訪れる未知の場所を指定されたとしても、道に迷って目的地に辿りつけないというリスクを著しく低減させることができる。
しかしながら、通常のGPSの本来的な用途は、自己の位置情報を取得することにあり、したがって上記特許文献1に記載の携帯端末では、自分の現在位置がわかるのみであるため、例えば待ち合わせをしている相手の現在位置までは知ることはできない。
相手の現在位置を知りたい場合には、例えば、相手も携帯電話を持ち歩いていれば、その相手との無線通話、または電子メールにより、現在位置を教えてもらうことも考えられる。しかしながら、相手に無線電話で現在位置を説明してもらうのは、相手にとっては相当な負担になり得るものであり、場合によっては説明が困難なことも想定される。また、電子メールにより現在位置を説明してもらうのも同様に、相手にとっては手間がかかり、さらに文字情報では上手く表現できない場合も考えられる。相手の現在位置が、相手にとって土地勘のない場所である場合には、そもそも相手は自らの現在位置がわからないという場合も考えられる。
このような問題に対処し得るものとして、自分と相手がそれぞれGPS機能を搭載した携帯端末を所持し、その両者の携帯端末がそれぞれにGPS衛星から自端末の位置情報を取得して、自分の所持する携帯端末を使用して、相手の位置情報を位置情報サービスセンターから取得し、さらに地図情報を地図情報データベースから取得することができる携帯端末が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
この特許文献2に記載の携帯通信端末を利用すれば、自分の携帯端末を用いて、自分の携帯端末の現在位置情報と共に相手の携帯端末の現在位置情報も取得し、自分の携帯端末の表示部に表示した地図上に、自分の位置のみならず相手の位置も表示することができるので、相手の現在位置を容易に特定することが可能である。これにより、自己の位置と相手の位置との関係を容易に認識することが可能になる。
特開平10−341476号公報 特開2002−262338号公報
しかしながら、上記特許文献2に記載の技術は、自分の現在位置と相手の現在位置とを知ることができるのみ、すなわち、自分と相手との位置関係を自分が把握するための技術であるので、この技術を相手が自ら用いることにより相手がこちらの位置を取得することは可能であるが、自らの位置をこちらから相手に伝達することはできない。特に、自分が待ち合わせに遅れそうな場合(または現に遅れている場合)などは、自分の現在位置およびこれに基づく予想到着時刻をなるべく正確に、自ら相手に伝えることにより、待たせることになる(または現に待たせている)相手の不安感を払拭し、相手を無駄に待たせる時間を低減させたいと思うことがあり、このような場合には上記特許文献2の技術を直接活用しても意味がない。
このような場合であっても、上述したように、自分から無線通話または電子メールにより、自分の現在位置を相手に伝えることは不可能ではない。しかしながら、やはり上述したような手間および困難性を抱えているという問題がある。
また、自分が電車に乗って移動中の場合には、携帯電話による通話を控えなくてはならない状況も考えられる。さらに、電子メールを利用する場合にしても、自分が電車や自動車などに乗って高速移動中である場合には、電子メールで自分の現在地を伝えようと現在地の文字情報を入力している間にも高速移動しているため、電子メール送信時には、実際の現在地と電子メールに記載した現在地とがかなり異なる位置になってしまうことも考えられる。
したがって、かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、電子メールの送信により、自らの現在位置を簡単な操作で迅速に相手に知らせることができる携帯端末、および、電子メール送信者の現在位置を受信して、その位置情報を認識が容易な態様で表示することができる携帯端末を提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に係る携帯端末の発明は、
電子メールを送信する送信手段と、
自端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
電子メールの送信処理時に、送信する電子メールに所定の特殊文字が含まれている場合、前記位置情報取得手段により自端末の位置情報を取得し、該取得した位置情報を前記特殊文字に関連付けて前記送信する電子メールに付加して、前記送信手段により送信するよう制御する制御手段と、
を備えることを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の携帯端末において、
前記制御手段は、送信する電子メールのデータのエンコード時に前記所定の特殊文字が含まれている場合、自端末の位置情報を取得するよう前記位置情報取得手段を制御することを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の携帯端末において、
前記制御手段は、前記位置情報として、自端末の位置の住所に関する情報を取得するよう前記位置情報取得手段を制御することを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項1または2に記載の携帯端末において、
前記制御手段は、前記位置情報として、自端末の位置から最も近いランドマークに関する情報を取得するよう前記位置情報取得手段を制御することを特徴とするものである。
請求項5にかかる発明は、請求項1または2に記載の携帯端末において、
前記制御手段は、前記位置情報として、自端末の位置から最も近い駅に関する情報を取得するよう前記位置情報取得手段を制御することを特徴とするものである。
また、上記目的を達成する請求項6にかかる携帯端末の発明は、
電子メールを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した前記電子メールを表示する表示手段と、
前記電子メールと共に、該電子メールに含まれる所定の特殊文字に関連付けて付加された、前記電子メールの送信側端末の位置情報を記憶する記憶手段と、
前記電子メールを前記表示手段に表示する際に、前記記憶手段に記憶されている前記送信側端末の位置情報に基づく情報を前記表示手段に表示するよう制御する制御手段と、
位置情報に対応する地図情報を取得する地図情報取得手段と、
自端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、を備え、
前記制御手段は、前記表示手段に表示された前記所定の特殊文字を選択してさらに決定する入力に応じて、前記位置情報取得手段により取得した自端末の位置情報および前記送信側端末の住所情報に応じた縮尺率の地図を表示するように、前記地図情報取得手段により前記送信側端末の位置情報に対応する地図情報を取得し、該取得した地図情報を前記表示手段に表示するよう制御することを特徴とするものである。
さらに、上記目的を達成する請求項に係る携帯端末の発明は、
電子メールを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した前記電子メールを表示する表示手段と、
自端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
路線情報取得手段と、
前記電子メールと共に、該電子メールに含まれる所定の特殊文字に関連付けて付加された、送信側端末の位置から最も近い駅に関する第1の情報を記憶する記憶手段と、
前記電子メールを前記表示手段に表示する際に、前記所定の特殊文字を選択可能に表示するよう制御し、当該所定の特殊文字の選択入力に応じて、自端末の現在の位置から最も近い駅に関する第2の情報を取得するよう前記位置情報取得手段を制御すると共に、当該取得した第2の情報および前記第1の情報に基づく路線情報を前記路線情報取得手段から取得して前記表示手段に表示するよう制御する制御手段と、
を備えることを特徴とするものである。
請求項に係る発明は、請求項に記載の携帯端末において、
前記制御手段は、前記表示手段に表示された前記所定の特殊文字を選択した時点で、前記第1の情報を表示するよう前記表示手段を制御することを特徴とするものである。
請求項に係る発明は、請求項に記載の携帯端末において、
前記制御手段は、前記特殊文字として、前記第1の情報を表示するよう制御することを特徴とするものである。
本発明によれば、送信側の端末は、送信する電子メールに含まれる所定の特殊文字に、取得した自端末の現在位置情報を関連付けて、電子メールに付加して送信するようにしたので、自端末の位置を簡単な操作で迅速に相手にわかり易く送信することができる。また、受信側の端末は、受信した電子メールに含まれる所定の特殊文字が選択され決定されると、送信側端末の位置情報に基づく情報を表示するようにしたので、送信側の現在位置およびこれに基づく付加情報を認識容易に表示することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各実施の形態においては、本発明の携帯端末の一例として携帯電話を挙げて説明するが、本発明の携帯端末は携帯電話に限定されるものではなく、例えばPDAなどの任意の携帯通信端末に適用することが可能である。また、以下の説明では、自分の位置情報を相手に送信する端末を「送信側」端末とし、送信された位置情報を受信して表示する端末を「受信側」端末として説明するが、本発明の各実施の形態では、同じ仕様の携帯電話10を2つ用いて、片方を送信側端末、もう片方を受信側端末とすることができるため、送信側および受信側の双方で同じ仕様の携帯電話10を使用するものとして説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本発明の第1実施の形態に係る携帯電話10の概略構成を示す機能ブロック図である。
図1に示すように、携帯電話10は、ユーザの入力を受け付ける操作キー群などにより構成される入力部12と、入力結果など各種情報を表示する例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどで構成される表示部14と、音声入力を受け付けるマイク16と、音声を出力するスピーカ18と、アンテナを介して基地局との間で音声データおよび電子メールのデータを含む情報を送受信する送信手段兼受信手段である通信部20と、GPSアンテナを介してGPS情報(例えば緯度、経度データ)を受信して携帯電話10にて使用可能なデータに変換処理するGPS処理部22と、入力情報およびアプリケーションなど各種情報を記憶する記憶部24と、これら各機能部をはじめとして携帯電話10全体を制御する制御部26と、を備えている。
入力部12は、携帯電話10の仕様によって、複数の機械的なキーを有するキー操作部(図示せず)とすることもできるし、または表示部14の前面に重ねるように配設するタッチパネル(図示せず)等とすることもできる。また、記憶部24は、説明の便宜上、入力した情報および各種アプリケーション等を記憶するだけでなくワークメモリやバッファなども兼ねるものとして説明する。なお、本発明の携帯電話10の各機能部は、一般的なGPS機能を搭載した従来の携帯電話の各機能部と同じ構成とすることができるため、それら各機能部の詳細については説明を省略する。
以下、図2のフローチャートおよび図3の表示画面例を参照しながら、本実施の形態に係る携帯電話10の電子メール送信時の動作について説明する。本実施の形態では、送信側端末の携帯電話10は、自端末の位置を相手に伝えるにあたり、所定の特殊文字を含む電子メールの送信時に自らの位置情報として住所情報を取得して電子メールと共に送信するようにする。
まず、ユーザが電子メールの作成を開始する操作に基づき、送信側端末である携帯電話10の制御部26は、記憶部24から電子メール作成アプリケーションを読み出して実行し、ユーザによる入力部12への文字の入力に応じて表示部14に電子メール本文の文字を表示させる。本実施の形態では、ユーザが自らの現在位置を電子メールの受信者に伝えたい場合に、送信する電子メールに予め定めた所定の特殊文字を含ませるようにする。この所定の特殊文字とは、例えば特殊な文字、記号、絵文字、絵、マークおよびアイコンなど、電子メールに用いる通常の文字と見分けが付くものであれば任意のものとすることができる。ここでは説明の便宜上、図3(a)に示すように、例えば「ここ」という文字が描かれた絵文字を所定の特殊文字として、これを、特殊文字を入力するモードにて各種特殊文字の中からユーザが選択するなどして入力し、その前後には通常の電子メールに用いる文字を入力することにより、「今、『ここ』です。」という文面の電子メールを作成したものとする。
電子メールの入力が行われた後、完成した電子メールの送信処理を開始するユーザによる入力が入力部12により行われたか否かを制御部26が判定する(ステップS101)。このとき、表示部14には、例えば図3(b)のような画面を表示することができる。電子メール送信処理開始の入力が行われたら、すなわち、図3(b)においてYesが選択されたら、制御部26は、この電子メールのデータのエンコードを行うが、その際に、電子メールの本文内で、上述した所定の特殊文字を検索して(ステップS102)、この所定の特殊文字が含まれているか否かを判定する(ステップS103)。
ステップS103にて、送信する電子メールに所定の特殊文字が含まれていることが検出されたら、制御部26は、携帯電話10の現在位置としてGPSによる位置情報を取得するようにGPS処理部22を制御する(ステップ104)。この時、GPS処理部22は、制御部26の制御によって、GPSアンテナを用いてGPS衛星からの電波を受信することにより自分の位置情報(例えば緯度および経度)を演算する。なお、GPSを用いる測位システムにより自端末の位置情報を取得する技術は公知であるので、詳細な説明は省略する。
次に、制御部26は、GPSにより取得した位置情報を、通信部20のアンテナから基地局(図示せず)を介して外部サーバ(図示せず)に送信するよう制御する。外部サーバは、携帯電話10からのGPSに基づく位置情報を受信したら、この位置情報に対応する住所情報を検索して、基地局を介して携帯電話10に返信する。これにより、携帯電話10は、自端末の住所情報を取得する(ステップS105)。ステップS104およびS105の処理中、表示部14には、例えば図3(c)のような画面を表示することにより、GPSの機能を用いて現在位置を取得し、さらに現在位置情報に基づく住所情報を取得している最中である旨をユーザに知らせるようにすることもできる。
携帯電話10の現在位置として住所情報が取得できたら、次に、制御部26は、取得した住所情報を、電子メール中の前述の所定の特殊文字に関連付けて、当該電子メールのデータに付加して(ステップS106)エンコードしてから、この住所情報を付加した電子メールを、基地局を介して受信側端末に送信するように通信部20を制御する(ステップS107)。このとき、表示部14には、例えば図3(d)のような画面を表示することにより、電子メール本文と共に、この端末の現在位置の情報も相手に送信されたことをユーザに示すようにすることもできる。
なお、ステップS103にて、送信する電子メールに所定の特殊文字が含まれていない場合には、自分の位置情報を付加しない通常の電子メールの送信となるため、この場合は、公知である通常の電子メール送信処理と同様に、この電子メールを通信部20によりエンコードして受信側端末に送信するように制御部26が制御を行い(ステップS107)、電子メール送信処理を終了する。
このようにすることで、自分の現在位置を相手に伝えたいユーザは、通常の電子メール作成時に所定の特殊文字をひとつ含ませる操作を行うだけで、GPS情報に基づく正確な自分の現在位置を相手に伝えることができる。さらに、この現在位置は電子メール送信処理時に取得するものであるため、まさに電子メールを送信する時点での最新の現在位置の情報を相手に送信することができ、電子メール作成中に高速移動していても、作成した電子メールに記載した現在地の地名が、その電子メール送信時の実際の現在地と異なるということもなくなる。したがって、本実施の形態における送信側端末である携帯電話10では、通信部20およびGPS処理部22ならびにそれぞれのアンテナを含んで、位置情報取得手段を構成している。
次に、図4のフローチャートおよび図5の表示画面例を参照しながら、本実施の形態に係る携帯電話10の電子メール受信時の動作について説明する。本実施の形態では、受信側端末の携帯電話10は、送信側端末からの所定の特殊文字を含む電子メールを受信すると、表示された特殊文字を選択することにより送信側端末の位置の住所を表示し、さらに特殊文字の選択を決定することで送信側端末の位置の地図を表示するようにする。
まず、携帯電話10の制御部26は、送信側端末から送信された電子メールを、基地局からアンテナを経て受信するよう通信部20を制御して(ステップS201)、受信した電子メールを記憶部24に記憶するようにする。この際、この電子メールに送信側端末の住所情報が所定の特殊文字に関連付けられて付加されている場合には、これも合わせて記憶部24に記憶する。ここでは、受信した電子メールが、所定の特殊文字を含むものとして以下説明する。
電子メールが記憶されると、制御部26は、その電子メールを受信側端末のユーザが閲覧するため、受信メール表示モードに移行する操作が入力部12により行われたか否を判定し(ステップS202)、この操作が行われた場合には、制御部26は、その電子メールの内容を記憶部24から読み出して表示部14に表示するよう制御する(ステップS203)。このとき、表示部14には、例えば図5(a)のような画面を表示して、表示する電子メールの中に上述した所定の特殊文字が含まれている場合には、受信側の端末においても、通常の電子メールに用いる文字と見分けがつくような態様で表示する。
なお、図5(a)では、送信者をFrom欄に表示することで、この電子メールの送信者はMr.Aという名称で登録されていることを示している。また、図5(a)では、この送信者の名称Mr.Aの表示を強調表示または反転表示などすることによって、この名称を表示選択領域により選択している状態を図示してある。表示選択領域とは、表示部14に表示される情報の一部分を強調表示または反転表示またはアンダーラインを施すなどすることによって、当該領域には表示されていない何らかの関連情報が付加されていることを示している領域のことであり、この領域を選択しさらに決定する操作に応じて、その関連情報を表示する動作を開始するようにしてある。この表示選択領域を方向キーなどの操作により移動させて所定の情報箇所を選択し、さらに決定キーの押下などによりその選択部分を決定すると、当該関連情報を表示するアプリケーションが起動されるようにするなど、予め何らかの動作の開始と関連付けるようにしておく。
図5(a)においては、送信者の名称が表示選択領域により選択されており、この状態で入力部12の決定キーを押下するなどしてこの選択された名称が決定されると、制御部26は、例えば送信者の電子メールアドレスなど送信者について登録されている付加情報を表示部14に表示するように制御する。
ステップS203にて表示部14に電子メール本文を表示した後、制御部26は、ユーザの操作に基づいて、表示選択領域により、電子メール本文に含まれる所定の特殊文字が選択されたか否かを判定する(ステップS204)。ユーザの操作により表示選択領域が移動されて、電子メール本文の中で、「ここ」という絵文字により示される所定の特殊文字が選択された状態を図5(b)に示す。このようにして所定の特殊文字が選択されると、制御部26は、当該特殊文字に関連付けて記憶された送信側端末の住所情報を記憶部24から読み出し、表示部14上にて、例えば図5(c)に示すように、所定の特殊文字である「ここ」という絵文字のそばに住所情報をポップアップ表示するように制御する(ステップS205)。なお、説明のために、図5(b)の状態から図5(c)の状態は、短時間で連続する動作を段階的に示している。また、図5(b)および図5(c)の時点では、表示選択領域により所定の特殊文字(「ここ」)が選択されてはいるが、まだ決定はされていない。
この後、ステップS206にて、ユーザが入力部12の決定キーを押下する操作などに基づいて、表示選択領域が「ここ」の特殊文字を選択した状態のままさらに決定する入力が行われると、制御部26は、記憶部24に記憶されている地図表示アプリケーションを起動させる(ステップS207)。続いて、制御部26は、すでに受信してある上述した送信側端末の住所情報を、通信部20のアンテナから基地局(図示せず)を介して外部サーバ(図示せず)に送信するよう制御する。外部サーバは、この住所情報に対応する地図情報を選定して携帯電話10に送信し、この地図情報を、アンテナを経て通信部20が受信すると(ステップS208)、制御部26は、例えば図5(d)に示すように、送信側端末の位置を示す地図を、地図表示アプリケーションにより表示部14に表示するように制御する(ステップS209)。
このようにすることで、受信側端末を所持するユーザは、電子メール送信者が所定の特殊文字を含ませて送信した電子メールを受信した際に、簡単な操作を行うのみで、送信者が電子メールを送信した瞬間の現在位置の住所を知ることができ、さらにその位置の周辺地図を見ることができる。したがって、本実施の形態では、通信部20が地図情報取得手段として機能する。
なお、本実施の形態の変形例として、図4のステップS204およびS205を省略することにより、さらにユーザ操作を簡単にして地図を即座に表示させるようにすることもできる。すなわち、ステップS203にて電子メール本文を表示部14に表示する際に、最初から表示選択領域を特殊文字の位置に移動させて既に選択している状態で表示するようにし、その際に住所のポップアップ表示はしないようにして、ユーザの決定キー押下などによる表示選択領域の選択の決定に基づいて地図を表示するようにする。
このようにすれば、電子メールを受信した受信側の携帯電話10では、その受信メールを表示する操作が行われたら、表示部14には例えば図5(b)に示すような表示が最初から現れ、ユーザの決定キー押下などによる表示選択領域の選択の決定を行うと、例えば図5(d)に示すような表示になる。受信側のユーザが、電子メール送信者の現在位置の地図をすぐに見たい場合には、受信側の携帯電話10にこのような設定を施しておくのが好適である。
また、図4のステップS208にて、表示部14に地図を表示する際には、送信側端末と受信側端末との位置関係に応じて、表示する地図の縮尺を調整するようにすることもできる。例えば、図4のステップS208を、図6のフローチャートに示す処理に置換するなどの態様が考えられる。すなわち、受信側端末が外部サーバに接続して地図表示用のデータ(地図情報)を取得する際に、受信側端末の携帯電話10のGPS処理部22により自端末の位置情報を取得し(ステップS1201)、この取得した自端末の位置情報と、すでに取得済みの送信側端末の住所情報を共に通信部20により外部サーバに送信し(ステップS1202)、外部サーバでは両者の位置関係から適切な地図を選定して、この地図情報を返信し、その地図情報を携帯電話10では通信部20により受信するようにする(ステップS1203)。
この際に、外部サーバで行われる処理の一例を、図7のフローチャートに示す。受信側端末から送信された、送信側端末の住所情報および受信端末の位置情報を外部サーバが受信すると(ステップS2201)、受信側端末の位置情報を対応する住所情報に変換して(ステップS2202)、これらの両住所情報を比較する(ステップS2203)。両端末の住所が同一の都道府県でないならば(ステップS2204のNo)、送信側端末の住所の都道府県を中心としたその周辺地図の情報を返信する(ステップS2205)。両端末の住所が同一の都道府県であり(ステップS2204のYes)、同一の市区町村ではないならば(ステップS2206のNo)、送信側端末の住所の市区町村を中心としたその周辺地図の情報を返信する(ステップS2207)。両端末の住所が同一の都道府県であり(ステップS2204のYes)、さらに同一の市区町村である場合には(ステップS2206のYes)、送信側端末の住所の市区町村内の地図を返信するようにする(ステップS2208)。
このような処理を行うことで、受信側端末の表示部14には、相手との距離に応じて適切な地図を表示させることができる。すなわち、相手の送信側端末が自分の受信側端末と同一都道府県にない場合には、図8(a)に示すように、県をまたぐような縮尺(例えば100万分の1など)の地図により相手の位置を表示するようにし、相手の送信側端末が自分の受信側端末と同一都道府県にある場合には、図8(b)に示すように、市や区をまたぐような縮尺(例えば10万分の1など)の地図により相手の位置を表示するようにし、相手の送信側端末が自分の受信側端末と同一市区町村内にある場合には、図8(c)に示すように、市区町村内の詳細を示すような縮尺(例えば1万分の1など)の地図により相手の位置を表示するようにすることができる。
さらに、外部サーバが行う処理の別の例として、図7のフローチャートに示した処理に替えて、サーバが受信した送信側端末の住所情報および受信側端末の住所情報から、両方の端末の位置が1つの地図に収まるような縮尺および範囲の地図を選定して、その地図情報を受信側端末に返信するようにすることもできる。このようにすれば、送信側端末と受信側端末との相対的な位置関係が把握し易い地図を表示させることができる。
(第2実施の形態)
次に、本発明の第2実施の形態に係る携帯電話10について説明する。
本実施の形態では、送信側端末の携帯電話10は、上述の第1実施の形態と同じく、所定の特殊文字を含む電子メールの送信時に自端末の位置情報として住所情報を取得して電子メールと共に送信するようにする。受信側端末の携帯電話10は、第1実施の形態とは異なり、送信側端末からの所定の特殊文字を含む電子メールを受信すると、電子メールの本文を表示する際にその特殊文字を住所の一部に変更して表示し、さらにその表示の選択を決定することで送信側端末の位置の地図を表示するようにする。
本実施の形態は、送信側および受信側の端末双方共に、上述した携帯電話10と同じ構成とすることができるため、第1実施の形態と同じ説明は省略する。また、送信側端末の携帯電話10は第1実施の形態と同じ動作を行うため、その説明は省略する。
以下、図9のフローチャートおよび図10の表示画面例を参照しながら、本実施の形態に係る受信側端末である携帯電話10における、電子メール受信時の動作について説明する。
まず、携帯電話10は、送信側端末から送信された電子メールを受信したら(ステップS301)、受信した電子メールを記憶部24に記憶する。この際、この電子メールに送信側端末の住所情報が所定の特殊文字に関連付けられて付加されている場合には、これも合わせて記憶部24に記憶する。ここでは、受信した電子メールが、所定の特殊文字を含むものとして以下説明する。
電子メールを記憶したら、制御部26は、その電子メールを受信側端末のユーザが閲覧するため、受信メール表示モードに移行する操作が入力部12により行われたか否を判定する(ステップS302)。受信メール表示モードへの移行操作が行われたら、制御部26は、その電子メールの内容を記憶部24から読み出して表示部14に表示する際に、所定の特殊文字に関連付けられている住所情報を記憶部24から読み出して、例えばその住所の市または区の名称の後であって番地の前までの地名部分を選択し、これを特殊文字として表示部14に表示するように制御する(ステップS303)。この部分的な住所表示は、表示する際に、表示選択領域により選択された状態になるように制御部26により制御する。
このような処理により、送信側端末では、図3(a)に示したように、単に「ここ」という特殊文字を電子メールに含ませて送信するだけで、受信側端末でその電子メールを受信して表示部14に表示させると、図10(a)に示すように、最初から、特殊文字が位置の概略を示す住所の部分表示になって、さらに表示選択領域により選択された状態で表示される。
ステップS303にて表示部14に電子メール本文を表示した後は、ステップS304にて、ユーザが入力部12の決定キーを押下する操作などに基づいて、表示選択領域が住所の部分表示を選択した状態のままさらに決定する入力が行われると、制御部26は、記憶部24に記憶されている地図表示アプリケーションを起動させる(ステップS305)。
この後は第1実施の形態による受信側端末の地図表示の動作と同様に、記憶部24に記憶されている送信側端末の住所情報を、通信部20から基地局(図示せず)を経て外部サーバ(図示せず)に送信する。外部サーバは、この住所情報に対応する地図情報を選定して携帯電話10に返信し、制御部26は、この地図情報を、通信部20が取得するよう制御し(ステップS306)、例えば図10(b)に示すように、地図表示アプリケーションにより送信側端末の位置を示す地図を表示部14に表示するように制御する(ステップS307)。なお、この場合も第1実施の形態にて説明したのと同様に、送信側端末と受信側端末との位置関係に応じて、表示する地図の縮尺および範囲を調整するようにしてもよい。
このようにすることで、送信側端末のユーザは、通常の電子メール作成時に所定の特殊文字をひとつ含ませる操作を行うだけで、電子メール送信処理時の自分の現在位置を相手に伝えることができ、さらに受信側端末のユーザは、受信した電子メールを表示した瞬間に相手の現在位置の住所の概略がわかり、さらに、簡単な操作でその住所に対応する位置の周辺地図を見ることができる。
また、図9のステップS303にて、表示部14に住所の部分的表示をする際に、送信側端末と受信側端末との位置関係に応じて、表示する住所の部分を選択するようにすることもできる。例えば、図9のステップS303を、図11のフローチャートに示す処理に置換するなどの態様が考えられる。すなわち、携帯電話10は、特殊文字を含んだ電子メール本文を表示部14に表示する際に、受信側端末の携帯電話10のGPS処理部22により自端末の位置情報を取得し(ステップS1301)、取得した自端末の位置情報と、すでに取得済みの送信側端末の住所情報を共に通信部20により外部サーバに送信する(ステップS1302)。外部サーバは、携帯電話10より受信した両者の位置関係を比較して、適切な住所の部分を選定し、選定した住所の部分情報を返信する。携帯電話10は、外部サーバから住所情報を受信すると(ステップS1303)、受信した住所の部分情報を特殊文字として、電子メール本文を表示するようにする(ステップS1304)。
この際に、外部サーバで行われる処理の一例を、図12のフローチャートに示す。受信側端末から送信された、送信側端末の住所情報および受信端末の位置情報を外部サーバが受信すると(ステップS2301)、受信側端末の位置情報を対応する住所情報に変換して(ステップS2302)、これらの両住所情報を比較する(ステップS2303)。両端末の住所が同一の都道府県でないならば(ステップS2304のNo)、送信側端末の住所の都道府県名を比較結果として返信する(ステップS2305)。両端末の住所が同一の都道府県であり(ステップS2304のYes)、同一の市区町村ではないならば(ステップS2306のNo)、送信側端末の住所の市区町村名を比較結果として返信する(ステップS2307)。両端末の住所が同一の都道府県であり(ステップS2304のYes)、さらに同一の市区町村である場合には(ステップS2306のYes)、送信側端末の住所の市区町村名の後であって番地の前までの部分の地名を比較結果として返信するようにする(ステップS2308)。
このような処理を行うことで、受信側端末の表示部14には、相手との距離に応じて適切な住所の部分表示をさせることができる。すなわち、相手の送信側端末が自分の受信側端末と同一都道府県にない場合には、図13(a)に示すように、相手の位置を都道府県名で表示するようにし、相手の送信側端末が自分の受信側端末と同一都道府県にある場合には、図13(b)に示すように、相手の位置を市区町村名で表示するようにし、相手の送信側端末が自分の受信側端末と同一市区町村内にある場合には、図13(c)に示すように、相手の位置をより詳細な地名で表示するようにすることができる。
(第3実施の形態)
次に、本発明の第3実施の形態に係る携帯電話10について説明する。本実施の形態では、ユーザが自分の現在位置を相手に伝えたい場合に、電子メールに所定の特殊文字を含ませることで、自分の周囲に存在する目印になりそうな建物等(以下、適宜、ランドマークという)の情報を相手に伝えることができるようにする。なお、本実施の形態も、送信側および受信側の端末双方共に、上述した携帯電話10と同じ構成とすることができるため、上述の実施の形態と同じ説明は省略する。また、送信側および受信側の端末による動作および処理も大筋では前述の各実施の形態と同じになるため、異なる点について中心的に説明し、上述したのと同じ説明は適宜省略する。
以下、図14のフローチャートを参照しながら、本実施の形態に係る携帯電話10の電子メール送信時の動作について説明する。本実施の形態による送信側端末の携帯電話10では、所定の特殊文字を含む電子メールの送信時に、自端末の位置情報として、付近にあるランドマークの情報を取得して電子メールと共に送信するようにする。
本実施の形態でも、ユーザが自らの現在位置を電子メールの受信者に伝えたい場合に、送信する電子メールに予め定めた所定の特殊文字を含ませるようにする。ここでは説明の便宜上、例えば「この付近」という文字が描かれた絵文字を所定の特殊文字として、これを、特殊文字を入力するモードにて各種特殊文字の中からユーザが選択するなどして入力し、その前後には通常の電子メールに用いる文字を入力することにより、「今、『この付近』です。」という文面の電子メールを作成したものとする。
電子メールの入力が行われた後、完成した電子メールの送信処理を開始するユーザによる入力が入力部12により行われたか否かを判定する(ステップS401)。電子メール送信処理開始の入力が行われたら、この電子メールのデータのエンコードを行う際に、電子メールの本文内で、所定の特殊文字を検索して(ステップS402)、それが含まれているか否かを判定する(ステップS403)。
ステップS403にて、送信する電子メールに所定の特殊文字が含まれていることが検出されたら、GPS処理部22は、携帯電話10の現在位置としてGPSによる位置情報を取得する(ステップS404)。ここでは、検出された所定の特殊文字が上述の「この付近」という特殊文字である場合に限らず、第1および第2実施の形態で説明したような例えば「ここ」という特殊文字が検出された場合も、GPSによる位置情報を取得するようにする。
次に、ステップS403で検出された所定の特殊文字が、上述の「この付近」という特殊文字であるか否かを判定する(ステップS405)。検出された特殊文字が「この付近」である場合には、GPSにより取得した位置情報と共に、ランドマーク情報返信要求を外部サーバに送信する(ステップS406)。
外部サーバは、送信されたGPSに基づく位置情報から、その位置の付近にあるランドマークに関する情報を検索し、位置情報の表す地点から例えば半径500m以内にランドマークが存在する場合には、最寄りのランドマークの名称および住所情報を含むランドマーク情報を携帯電話10に返信し、ランドマークが存在しない場合には、送信側端末の位置情報に対応する住所情報を返信する。なお、外部サーバでは、例えば送信側端末のユーザによる端末の環境設定に基づいて、どのような建物等をランドマークとして選定するかが定義され、その定義に従って検索を行うようにする。
ステップ407にて、送信側端末である携帯電話10の通信部20が、ランドマーク情報を受信できた場合には、制御部26は、取得したランドマーク情報を、電子メール中の所定の特殊文字(「この付近」の特殊文字)に関連付けて、当該電子メールのデータに付加して(ステップS408)エンコードしてから、このランドマーク情報を付加した電子メールを送信するように通信部20を制御する(ステップS409)。
一方、ステップS405にて、電子メール中の特殊文字の中で、「この付近」の特殊文字が検出されない場合は、第1および第2実施の形態と同様に、外部サーバに位置情報を送信することにより(ステップS410)、自端末の住所情報を取得し(ステップS411)、この住所情報を特殊文字と関連付けて電子メールに付加して(ステップS412)、この電子メールを送信する(ステップS409)。
また、ステップS407にて、例えば送信側端末の近辺にランドマークが存在しないなどの理由で、外部サーバから送信側端末の住所情報が返信された場合には、この住所情報を特殊文字と関連付けて電子メールに付加して(ステップS412)、この電子メールを送信する(ステップS409)。なお、この場合には、好ましくは、ステップS412にて、送信する特殊文字を「この付近」から「ここ」に変更する。
一方、ステップS403にて、送信する電子メールに特殊文字が何も含まれていない場合は、自端末の位置情報を付加しない通常の電子メールの送信となる。
このようにすることで、自分の現在位置を相手に伝えたいユーザは、通常の電子メール作成時に所定の特殊文字をひとつ含ませる操作を行うだけで、GPS情報に基づく正確な自分の現在位置に基づく、自分の現在位置付近にある目印となり得る建物等の情報を相手に伝えることができる。
次に、図15のフローチャートおよび図16の表示画面例を参照しながら、本実施の形態に係る携帯電話10の電子メール受信時の動作について説明する。本実施の形態では、受信側端末の携帯電話10は、送信側端末からの所定の特殊文字(「この付近」の特殊文字)を含む電子メールを受信すると、表示された特殊文字を選択することにより送信側端末の位置の近くにあるランドマークの名称を表示し、さらに特殊文字の選択を決定することで、そのランドマークの位置の地図を表示するようにする。
本実施の形態に係る受信側端末である携帯電話10の動作は、第1実施の形態と概ね似たものになるため、重複する説明は適宜省略する。
ステップS501で送信側端末から送信された電子メールを受信して記憶部24に記憶し、ステップS502で受信メール表示モードに移行したら、ステップS503で電子メールの内容を記憶部24から読み出して表示部14に表示するまでは、第1実施の形態と同様である。なお、ここでも、受信した電子メールは所定の特殊文字を含むものとして、以下説明する。
ステップS503にて電子メール本文を表示した後は、ユーザの操作に基づいて、表示選択領域により、電子メール本文に含まれる所定の特殊文字が選択されたか否かを判定する(ステップS504)。ユーザの操作により表示選択領域が移動されて、例えば送信者表示部分(From欄)から、電子メール本文中の「この付近」の特殊文字に表示選択領域を移動した状態を、図16(a)から連続して図16(b)に示す。このようにして所定の特殊文字が選択されると、記憶部24から送信側端末のランドマーク情報を読み出し、表示部14上にて、例えば図16(c)に示すように、所定の特殊文字である「この付近」という絵文字のそばに、ランドマーク情報のうち、例えばそのランドマークの名称をポップアップ表示する(ステップS505)。なお、説明のために、図16(b)の状態から図16(c)の状態は、短時間で連続する動作を段階的に示している。また、図16(b)および図16(c)の時点では、表示選択領域により所定の特殊文字(「この付近」)が選択されてはいるが、まだ決定はされていない。
この後、ステップS506にて、ユーザが入力部12の決定キーを押下する操作などに基づいて、表示選択領域が「この付近」の特殊文字を選択した状態のままさらに決定する入力が行われたら、地図表示アプリケーションを起動させる(ステップS507)。続いて、上述したランドマーク情報のうちランドマークの住所情報を、通信部20のアンテナから基地局(図示せず)を介して外部サーバ(図示せず)に送信する。外部サーバは、このランドマークの住所情報に対応する地図情報を選定して携帯電話10に返信する。通信部20は、外部サーバからの地図情報をアンテナを経て取得して(ステップS508)、例えば図16(d)に示すように、地図表示アプリケーションにより送信側端末付近のランドマークの位置を示す地図を表示部14に表示する(ステップS509)。なお、この場合も第1実施の形態にて説明したのと同様に、送信側端末と受信側端末との位置関係に応じて、表示する地図の縮尺および範囲を調整するようにしてもよい。
このようにすることで、受信側端末を所持するユーザは、電子メール送信者が所定の特殊文字を含ませて送信した電子メールを受信した際に、簡単な操作を行うのみで、送信者が電子メールを送信した瞬間の現在位置付近にあるランドマークを知ることができ、さらにその位置の周辺地図を見ることができる。
なお、本実施の形態においても、第1実施の形態で説明した変形例と同様に、図15のステップS504およびS505を省略することにより、さらにユーザ操作を簡単にして地図を即座に表示させるようにすることもできる。このようにすると、電子メールを受信した受信側の携帯電話10では、その受信メールを表示する操作が行われたら、表示部14には例えば図16(b)に示すような表示が最初から現れ、ユーザの決定キー押下などによる表示選択領域の選択の決定を行うと、例えば図16(d)に示すような表示になる。
また、送信側端末が電子メールを送信する際、付近にランドマークがなかった場合には(図14のステップS407のNo)、送信側端末からランドマーク情報が送られて来ずに、送信側端末の住所情報が返信されてくるため、この場合には以後第1実施の形態と同じ処理が行われて、送信側端末の現在位置の住所を表示し、さらにその住所周辺の地図を表示することができるようにする。
(第4実施の形態)
次に、本発明の第4実施の形態に係る携帯電話10について説明する。本実施の形態では、送信側端末の携帯電話10は第3実施の形態と同じ動作を行い、受信側端末の携帯電話10は、第2実施の形態と似た動作を行うが、処理する情報を送信者の現在位置の住所情報にするのではなく、送信者の現在位置付近のランドマーク情報を処理するようにする。
すなわち、送信側端末の携帯電話10は、所定の特殊文字を含む電子メールの送信時に自端末の位置情報に基づくランドマーク情報を取得して電子メールと共に送信するようにし、受信側端末の携帯電話10は、送信側端末からの所定の特殊文字を含む電子メールを受信すると、電子メールの本文を表示する際にその特殊文字をランドマーク名称に変更して表示し、さらにその表示の選択を決定することでランドマークの位置の地図を表示するようにする。送信側端末の携帯電話10の動作については、第3実施の形態と同じになるため、その説明は省略する。
以下、図17のフローチャートおよび図18の表示画面例を参照しながら、本実施の形態に係る受信側端末である携帯電話10における、電子メール受信時の動作について説明する。
ステップS601で送信側端末から送信された電子メールを受信して記憶部24に記憶し、ステップS602で受信メール表示モードに移行したら、ステップS603で電子メールの内容を記憶部24から読み出して表示部14に表示する。この際、表示する電子メールに所定の特殊文字(「この付近」の特殊文字)が含まれている場合には、この特殊文字に関連付けられているランドマーク情報のうちランドマーク名称を記憶部24から読み出して特殊文字として表示する。このランドマーク名称が表示される際には、表示選択領域により選択された状態になるようにする。以下、受信した電子メールが、所定の特殊文字を含むものとして説明する。
このような処理により、送信側端末では、図18(a)に示すように、単に「この付近」という特殊文字を電子メールに含ませて送信するだけで、受信側端末でその電子メールを受信して表示部14に表示させると、図18(b)に示すように、最初から、特殊文字がランドマーク名称の表示になって、さらに表示選択領域により選択された状態で表示される。
この後、ステップS604にて、ユーザが入力部12の決定キーを押下などして、表示選択領域がランドマーク名称を選択したままさらに決定されたら、地図表示アプリケーションを起動させる(ステップS605)。続いて、上述したランドマーク情報のうちランドマークの住所情報を、通信部20から基地局(図示せず)を経て外部サーバ(図示せず)に送信する。外部サーバは、このランドマークの住所情報に対応する地図情報を選定して携帯電話10に返信し、通信部20は、アンテナを経てこの地図情報を取得して(ステップS606)、例えば図18(c)に示すように、地図表示アプリケーションにより送信側端末付近のランドマークの位置を示す地図を表示部14に表示する(ステップS607)。なお、この場合も第1実施の形態にて説明したのと同様に、送信側端末と受信側端末との位置関係に応じて、表示する地図の縮尺および範囲を調整するようにしてもよい。
このようにすることで、送信側端末のユーザは、通常の電子メール作成時に所定の特殊文字をひとつ含ませる操作を行うだけで、電子メール送信処理時の自分の現在位置付近にあるランドマークを相手に伝えることができ、さらに受信側端末のユーザは、受信した電子メールを表示した瞬間に相手の現在位置付近にあるランドマークの名称がわかり、さらに、簡単な操作でそのランドマークの位置の周辺地図を見ることができる。
なお、送信側端末が電子メールを送信する際、付近にランドマークがなかった場合には(図14のステップS407のNo)、送信側端末からランドマーク情報が送られて来ずに、送信側端末の住所情報が送信されてくるため、この場合には以後第2実施の形態と同じ処理が行われて、送信側端末の現在位置の住所の一部を表示し、さらにその住所周辺の地図を表示することができるようにする。
(第5実施の形態)
次に、本発明の第5実施の形態に係る携帯電話10について説明する。本実施の形態では、ユーザが自分の現在位置を相手に伝えたい場合に、電子メールに所定の特殊文字を含ませることで、自分の現在地から最も近い駅の情報を相手に伝えることができるようにする。なお、本実施の形態も、送信側および受信側の端末双方共に、上述した携帯電話10と同じ構成とすることができるため、上述の各実施の形態と同じ説明は省略する。また、送信側および受信側の端末による動作および処理も大筋では上述の実施の形態と似たものになるため、異なる点について中心的に説明し、上述したのと同じ説明は適宜省略する。
以下、図19のフローチャートを参照しながら、本実施の形態に係る携帯電話10の電子メール送信時の動作について説明する。本実施の形態による送信側端末の携帯電話10でも、ユーザが自らの現在位置を電子メールの受信者に伝えたい場合に、送信する電子メールに予め定めた所定の特殊文字を含ませるようにする。ここでは説明の便宜上、例えば「この駅付近」という文字が描かれた絵文字を所定の特殊文字として、これを、特殊文字を入力するモードにて各種特殊文字の中からユーザが選択するなどして入力し、その前後には通常の電子メールに用いる文字を入力することにより、「今、『この駅付近』です。」という文面の電子メールを作成したものとする。
電子メールの入力が行われた後、ステップS701にて、電子メール送信処理が開始されたら、この電子メールのデータのエンコードを行う際に、電子メールの本文内で、所定の特殊文字(「この駅付近」の特殊文字)を検索する(ステップS702)。
ステップS703にて、送信する電子メールに所定の特殊文字が含まれていることが検出されたら、GPS処理部22は、携帯電話10の現在位置としてGPSによる位置情報を取得する(ステップ704)。ここでは、検出された所定の特殊文字が上述の「この駅付近」という特殊文字である場合に限らず、第1および第2実施の形態で説明したような例えば「ここ」という特殊文字が検出された場合も、GPSによる位置情報を取得するようにする。
次に、ステップS703で検出された所定の特殊文字が、上述の「この駅付近」という特殊文字であるか否かを判定する(ステップS705)。検出された特殊文字が「この駅付近」である場合には、GPSにより取得した位置情報と共に、駅情報の返信要求を外部サーバに送信する(ステップS706)。
外部サーバは、送信されたGPSに基づく位置情報から、その位置から例えば半径1km以内の最も近くにある駅に関する情報を検索し、そのような駅が存在する場合には、その駅の名称を含む最寄駅情報を携帯電話10に返信し、そのような駅が存在しない場合には、送信側端末の位置情報に対応する住所情報を返信する。なお、外部サーバでは、例えば送信側端末のユーザによる端末の環境設定に基づいて、どの程度の距離までの範囲を検索対象として最寄りの駅を選定するか等が定義され、その定義に従って検索を行うようにする。
ステップ707にて、送信側端末の携帯電話10の通信部20が、最寄駅の情報を受信できた場合には、その最寄駅情報を、電子メール中の所定の特殊文字(「この駅付近」の特殊文字)に関連付けて、当該電子メールのデータに付加して(ステップS708)エンコードしてから、この最寄駅情報を付加した電子メールを送信する(ステップS709)。
一方、ステップS705にて、電子メール中の特殊文字の中で、「この駅付近」の特殊文字が検出されない場合は、第1および第2実施の形態と同様に、外部サーバに位置情報を送信することにより(ステップS710)、自端末の住所情報を取得し(ステップS711)、この住所情報を特殊文字と関連付けて電子メールに付加して(ステップS712)、送信する(ステップS709)。
また、ステップS707にて、例えば送信側端末のそばに駅が存在しないなどの理由で、外部サーバから送信側端末の住所情報が返信された場合には、この住所情報を特殊文字と関連付けて電子メールに付加して(ステップS712)、送信する(ステップS709)。なお、この場合には、好ましくは、ステップS412にて、送信する特殊文字を「この駅付近」から「ここ」に変更する。
一方、ステップS703にて、送信する電子メールに特殊文字が何も含まれていない場合は、自端末の位置情報を付加しない通常の電子メールの送信となる。
このようにすることで、自分の現在位置を相手に伝えたいユーザは、通常の電子メール作成時に所定の特殊文字をひとつ含ませる操作を行うだけで、GPS情報による正確な自分の現在位置に基づいて、自分の現在位置から最も近い駅を相手に伝えることができるため、特に電車に乗って移動中の場合などで、通話を控えなくてはならない状況においては極めて有利である。
次に、図20のフローチャートおよび図21の表示画面例を参照しながら、本実施の形態に係る携帯電話10の電子メール受信時の動作について説明する。本実施の形態では、受信側端末の携帯電話10は、送信側端末からの所定の特殊文字(「この駅付近」の特殊文字)を含む電子メールを受信すると、表示された特殊文字を選択することにより送信側端末の位置から最も近くにある駅の名称を表示し、さらに特殊文字の選択を決定することで、その駅から受信側端末の位置に最も近い駅までの経路検索結果を表示するようにする。
本実施の形態に係る受信側端末である携帯電話10の動作は、全体的には第3実施の形態と似たものになるため、重複する説明は適宜省略する。
ステップS801で送信側端末から送信された電子メールを受信して記憶部24に記憶し、ステップS802で受信メール表示モードに移行したら、ステップS803で電子メールの内容を記憶部24から読み出して表示部14に表示するまでは、第3実施の形態と同様である。なお、ここでも、受信した電子メールは所定の特殊文字を含むものとして、以下説明する。
ステップS803にて電子メール本文を表示した後は、ユーザの操作に基づいて、表示選択領域により、電子メール本文に含まれる所定の特殊文字が選択されたか否かを判定する(ステップS804)。ユーザの操作により表示選択領域が移動されて、例えば送信者表示部分(From欄)から、電子メール本文中の「この駅付近」の特殊文字に表示選択領域を移動した状態を、図21(a)から連続して図21(b)に示す。このようにして所定の特殊文字が選択されると、記憶部24から送信側端末の最寄駅情報を読み出し、例えば図21(c)に示すように、所定の特殊文字である「この駅付近」という絵文字のそばに、最寄駅情報のうち、その駅の名称をポップアップ表示する(ステップS805)。なお、この時点では、表示選択領域により所定の特殊文字(「この駅付近」)が選択されてはいるが、まだ決定はされていない。
この後、ステップS806にて、ユーザが入力部12の決定キーを押下する操作などに基づいて、表示選択領域が「この駅付近」の特殊文字を選択した状態のままさらに決定する入力が行われたら、経路検索アプリケーションを起動させる(ステップS807)。経路検索アプリケーションとは、例えば駅Aから駅Bまでの経路および所要時間を知りたい時に、両駅の名称および現在時刻を入力すると、候補となり得る路線経路を検索して、各路線経路を選択した場合の所要時間、および現在時刻から算出した予想到着時刻などを表示することができるアプリケーションである。なお、このアプリケーションによる路線経路検索は、例えば特開平8−263786号公報や特開2003−323518号公報などに記載されているように公知の技術であるため、その詳細についての説明は省略する。
続いて、制御部26は、携帯電話10の現在位置としてGPSに基づく位置情報を取得するようにGPS処理部22を制御し(ステップS808)、さらに、この受信側端末のGPSに基づく位置情報および送信側端末の最寄駅情報と電子メール送信時の時刻情報(送信メールのヘッダ情報など)とを、基地局(図示せず)を介して外部サーバ(図示せず)に送信するように通信部20を制御する。
外部サーバは、まず、受信側端末のGPSに基づく位置情報から、送信側端末の場合と同様に、受信側端末の最寄りの駅を検索し、受信側端末の最寄駅情報を取得して、次に、この受信側端末の最寄駅情報と送信側端末の最寄駅情報とに基づいて両駅間の路線経路候補を検索し、さらに、送信側端末が受信側端末宛に電子メールを送信した時の時刻情報に基づいて、検索した路線経路に従って送信側端末の最寄駅から受信側端末の最寄駅まで移動した場合の所要時間および予定到着時刻を算出し、その結果を受信側端末の携帯電話10に返信する。受信側端末の携帯電話10は、この路線経路の検索結果などの情報を取得して(ステップS809)、例えば図21(d)に示すように、経路検索アプリケーションにより、表示部14に、この経路検索結果を表示する(ステップS810)。
このようにすることで、受信側端末を所持するユーザは、電子メール送信者が所定の特殊文字を含ませて送信した電子メールを受信した際に、簡単な操作を行うのみで、送信者が電子メールを送信した瞬間の現在位置から最も近い駅を知ることができ、さらに送信側端末の最寄りの駅から自分の最寄りの駅までの路線経路候補と所要時間、および送信側端末を所持するユーザが電車で移動している場合の予定到着時刻を知ることができる。したがって、本実施の形態では、通信部20が路線情報取得手段として機能する。
なお、本実施の形態においても、第1実施の形態で説明した変形例と同様に、図20のステップS804およびS805を省略することにより、さらにユーザ操作を簡単にして経路検索結果を即座に表示させるようにすることもできる。このようにすると、電子メールを受信した携帯電話10では、その受信メールを表示する操作が行われたら、表示部14には例えば図21(b)に示すような表示が最初から現れ、ユーザの決定キー押下などによる表示選択領域の選択の決定を行うと、例えば図21(d)に示すような表示になる。
また、送信側端末が電子メールを送信する際、付近に駅がなかった場合には(図19のステップS707のNo)、送信側端末から最寄駅情報が送られて来ずに、送信側端末の住所情報が返信されてくるため、この場合には以後第1実施の形態と同じ処理が行われて、相手の現在位置の住所を表示し、さらにその住所周辺の地図を表示することができるようにする。
(第6実施の形態)
次に、本発明の第6実施の形態に係る携帯電話10について説明する。本実施の形態では、送信側端末の携帯電話10は第5実施の形態と同じ動作を行い、受信側端末の携帯電話10は、第2実施の形態と大筋で似た動作を行うが、処理する情報を送信者の現在位置の住所情報にするのではなく、送信者の現在位置から最も近い駅に関する情報を処理するようにする。
すなわち、送信側端末の携帯電話10は、所定の特殊文字を含む電子メールの送信時に自端末の位置情報に基づく最寄駅情報を取得して電子メールと共に送信するようにし、受信側端末の携帯電話10は、送信側端末からの所定の特殊文字を含む電子メールを受信すると、電子メールの本文を表示する際にその特殊文字を最寄駅の名称に変更して表示し、さらにその表示の選択を決定することで、その駅から受信側端末に最も近い駅までの経路検索結果を表示するようにする。送信側端末の携帯電話10の動作については、第5実施の形態と同じになるため、その説明は省略する。
以下、図22のフローチャートおよび図23の表示画面例を参照しながら、本実施の形態に係る受信側端末である携帯電話10における、電子メール受信時の動作について説明する。
ステップS901で送信側端末から送信された電子メールを受信して記憶部24に記憶し、ステップS902で受信メール表示モードに移行したら、ステップS903で電子メールの内容を記憶部24から読み出して表示部14に表示する。この際、表示する電子メールに所定の特殊文字(「この駅付近」の特殊文字)が含まれている場合には、この特殊文字に関連付けられている最寄駅情報のうち最寄駅の名称を記憶部24から読み出して特殊文字として表示する。この駅の名称の表示は、表示される際に、表示選択領域により選択された状態になるようにする。以下、受信した電子メールが、所定の特殊文字を含むものとして説明する。
このような処理により、送信側端末では、図23(a)に示すように、単に「この駅付近」という特殊文字を電子メールに含ませて送信するだけで、受信側端末でその電子メールを受信して表示部14に表示させると、図23(b)に示すように、最初から、特殊文字が最寄駅の名称の表示になって、さらに表示選択領域により選択された状態で表示される。
この後、ステップS904にて、ユーザが入力部12の決定キーを押下などして、表示選択領域が最寄駅の名称を選択した状態のままさらに決定されたら、経路検索アプリケーションを起動させる(ステップS905)。
続いて、GPS処理部22は、携帯電話10の現在位置としてGPSに基づく位置情報を取得し(ステップS906)、さらに、通信部20は、この受信側端末のGPSに基づく位置情報および送信側端末の最寄駅情報と電子メール送信時の時刻情報とを、基地局(図示せず)を介して外部サーバ(図示せず)に送信する。
外部サーバは、まず、受信側端末のGPSに基づく位置情報から、受信側端末の最寄りの駅を検索し、受信側端末の最寄駅情報を取得して、次に、この受信側端末の最寄駅情報と送信側端末の最寄駅情報とに基づいて両駅間の路線経路候補を検索し、さらに送信側端末が受信側端末に電子メールを送信した時の時刻情報に基づいて、検索した路線経路に従って送信側端末の最寄駅から受信側端末の最寄駅まで移動した場合の所要時間および予定到着時刻を算出し、その結果を受信側端末の携帯電話10に返信する。受信側端末の携帯電話10は、この路線経路の検索結果などの情報を取得して(ステップS907)、例えば図23(c)に示すように、経路検索アプリケーションにより、表示部14に、この経路検索結果を表示する(ステップS908)。
このようにすることで、送信側端末のユーザは、通常の電子メール作成時に所定の特殊文字をひとつ含ませる操作を行うだけで、電子メール送信処理時の自分の現在位置から最も近い駅を相手に伝えることができ、さらに受信側端末のユーザは、受信した電子メールを表示した瞬間に相手の現在位置から最も近い駅の名称がわかり、さらに、簡単な操作で送信側端末の最寄りの駅から自分の最寄りの駅までの路線経路候補と所要時間、および送信側端末のユーザの予定到着時刻を知ることができる。
また、送信側端末が電子メールを送信する際、付近に駅がなかった場合には(図19のステップS707のNo)、送信側端末から駅情報が送られて来ずに、送信側端末の住所情報が送信されてくるため、この場合には以後第2実施の形態と同じ処理が行われて、送信側端末の現在位置の住所の一部を表示し、さらにその住所周辺の地図を表示することができるようにする。
なお、本発明は、上述した各実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば、上述した各実施の形態では、送信側の携帯電話10がGPS処理部22により取得した自端末の位置情報を、電子メール送信前に送信側端末において外部サーバにアクセスして住所情報に変換したが、送信側では住所情報に変換せずにGPSによる位置情報のままで電子メールに付加して送信し、それを受信した受信側の携帯電話10が、適宜外部サーバに接続してGPSによる位置情報を住所情報に変換するようにしてもよい。
また、上述した各実施の形態では、GPSによる位置情報を住所情報に変換する際には、外部サーバにアクセスすることによりサーバにて変換処理を行うように説明したが、送信側または受信側の端末の記憶部24に、GPSによる位置情報と住所情報とを対応付けた情報を予め記憶させておき、外部サーバにアクセスすることなく、各端末において住所情報への変換処理を行うようにしてもよい。住所情報と同様に、地図情報(地図を描画するためのデータ)を端末の記憶部24に予め記憶させておき、外部サーバにアクセスせずに、端末の記憶部24を参照することで、GPSによる位置情報または住所情報から地図を描画するようにすることもできる。
さらに、上述した各実施の形態では、自端末の位置情報を取得する際には、GPS衛星からの電波を受信することにより取得したが、必ずしもGPSを用いることに限定されるものではなく、例えば基地局との通信において受信する情報に含まれる基地局IDなどから特定できる基地局の位置情報に基づいて自端末の位置情報を推定してもよい。GPSによる位置情報と基地局の位置情報とを併用して、GPSによる位置情報が取得できない場合に、基地局の位置情報を用いて自端末の位置情報を推定することもできる。
また、明細書中においては、各特殊文字について、実施の形態を分けて個別に説明したが、上述した各実施の形態を組み合わせて、1つの端末でそれぞれの特殊文字が使えるようにすることもできる。すなわち、状況に応じて、自分の現在値の住所を送信したい場合、近くのランドマークを送信したい場合、最寄りの駅を知らせたい場合など、ユーザの判断で特殊文字を選択して送信するようにすることもできる。
本発明の第1実施の形態に係る図1に示す携帯電話の機能ブロック図である。 第1実施の形態に係る送信側端末の動作を説明するフローチャートである。 第1実施の形態に係る送信側端末の表示部に表示する画面の例を示す図である。 第1実施の形態に係る受信側端末の動作を説明するフローチャートである。 第1実施の形態に係る受信側端末の表示部に表示する画面の例を示す図である。 第1実施の形態に係る受信側端末の動作の変形例を説明するフローチャートである。 第1実施の形態の変形例に係る受信側端末と通信するサーバによる処理の例を説明するフローチャートである。 第1実施の形態の変形例による受信側端末の表示部に表示する画面の例を示す図である。 第2実施の形態に係る受信側端末の動作を説明するフローチャートである。 第2実施の形態に係る受信側端末の表示部に表示する画面の例を示す図である。 第2実施の形態に係る受信側端末の動作の変形例を説明するフローチャートである。 第2実施の形態の変形例に係る受信側端末と通信するサーバによる処理の例を説明するフローチャートである。 第2実施の形態の変形例による受信側端末の表示部に表示する画面の例を示す図である。 第3実施の形態に係る送信側端末の動作を説明するフローチャートである。 第3実施の形態に係る受信側端末の動作を説明するフローチャートである。 第3実施の形態に係る受信側端末の表示部に表示する画面の例を示す図である。 第4実施の形態に係る受信側端末の動作を説明するフローチャートである。 第4実施の形態に係る送信側および受信側端末の表示部に表示する画面の例を示す図である。 第5実施の形態に係る送信側端末の動作を説明するフローチャートである。 第5実施の形態に係る受信側端末の動作を説明するフローチャートである。 第5実施の形態に係る受信側端末の表示部に表示する画面の例を示す図である。 第6実施の形態に係る受信側端末の動作を説明するフローチャートである。 第6実施の形態に係る送信側および受信側端末の表示部に表示する画面の例を示す図である。
符号の説明
10 携帯電話
12 入力部
14 表示部
16 マイク
18 スピーカ
20 通信部
22 GPS処理部
24 記憶部
26 制御部

Claims (9)

  1. 電子メールを送信する送信手段と、
    自端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    電子メールの送信処理時に、送信する電子メールに所定の特殊文字が含まれている場合、前記位置情報取得手段により自端末の位置情報を取得し、該取得した位置情報を前記特殊文字に関連付けて前記送信する電子メールに付加して、前記送信手段により送信するよう制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする携帯端末。
  2. 前記制御手段は、送信する電子メールのデータのエンコード時に前記所定の特殊文字が含まれている場合、自端末の位置情報を取得するよう前記位置情報取得手段を制御することを特徴とする、請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記制御手段は、前記位置情報として、自端末の位置の住所に関する情報を取得するよう前記位置情報取得手段を制御することを特徴とする、請求項1または2に記載の携帯端末。
  4. 前記制御手段は、前記位置情報として、自端末の位置から最も近いランドマークに関する情報を取得するよう前記位置情報取得手段を制御することを特徴とする、請求項1または2に記載の携帯端末。
  5. 前記制御手段は、前記位置情報として、自端末の位置から最も近い駅に関する情報を取得するよう前記位置情報取得手段を制御することを特徴とする、請求項1または2に記載の携帯端末。
  6. 電子メールを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記電子メールを表示する表示手段と、
    前記電子メールと共に、該電子メールに含まれる所定の特殊文字に関連付けて付加された、前記電子メールの送信側端末の位置情報を記憶する記憶手段と、
    前記電子メールを前記表示手段に表示する際に、前記記憶手段に記憶されている前記送信側端末の位置情報に基づく情報を前記表示手段に表示するよう制御する制御手段と、
    位置情報に対応する地図情報を取得する地図情報取得手段と、
    自端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記表示手段に表示された前記所定の特殊文字を選択してさらに決定する入力に応じて、前記位置情報取得手段により取得した自端末の位置情報および前記送信側端末の住所情報に応じた縮尺率の地図を表示するように、前記地図情報取得手段により前記送信側端末の位置情報に対応する地図情報取得し、該取得した地図情報を前記表示手段に表示するよう制御することを特徴とする携帯端末。
  7. 電子メールを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記電子メールを表示する表示手段と、
    自端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    路線情報取得手段と、
    前記電子メールと共に、該電子メールに含まれる所定の特殊文字に関連付けて付加された、送信側端末の位置から最も近い駅に関する第1の情報を記憶する記憶手段と、
    前記電子メールを前記表示手段に表示する際に、前記所定の特殊文字を選択可能に表示するよう制御し、当該所定の特殊文字の選択入力に応じて、自端末の現在の位置から最も近い駅に関する第2の情報を取得するよう前記位置情報取得手段を制御すると共に、当該取得した第2の情報および前記第1の情報に基づく路線情報を前記路線情報取得手段から取得して前記表示手段に表示するよう制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする携帯端末。
  8. 前記制御手段は、前記表示手段に表示された前記所定の特殊文字を選択した時点で、前記第1の情報を表示するよう前記表示手段を制御することを特徴とする、請求項に記載の携帯端末。
  9. 前記制御手段は、前記特殊文字として、前記第1の情報を表示するよう制御することを特徴とする、請求項に記載の携帯端末。
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