JP5179412B2 - 処理デバイス、電子筆記システムおよびストロークデータ補正方法 - Google Patents

処理デバイス、電子筆記システムおよびストロークデータ補正方法 Download PDF

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Description

本発明は、電子筆記システムにおいてストロークデータを補正する技術に関する。
デジタルペンとは、実際に用紙に筆記する筆記デバイスと、筆記デバイスのストロークをデータ化して記憶するセンサデバイスとを有するユニットである。現在製造、販売されているデジタルペンとしては、ぺんてる株式会社製「Airpen(登録商標)」、MVPenテクノロジーズ株式会社製「MVPen」などがある(特許文献1参照)。
デジタルペンが登場した当時は、たとえば大学生が講義ノートをレジュメ化するために用いるなど、個人的な用途での使用が多かった。最近では、技術の進歩からデジタルペンの低廉化が進み、また文字認識技術の向上もあって、デジタルペンを業務で使用する企業、団体も増えている。
特開2009−3531号公報
企業におけるデジタルペンの利用の一態様としては、帳票の記入にデジタルペンを用い、得られたストロークのデータをOCR(光学文字認識:Optical Character Recognition)技術を用いてデータ化することがある。この文字認識を行う際にはストロークのデータを精度良く得る必要がある。しかしながら現状、その精度が十分に高いとは言い難い。
なお、ここでストロークデータの精度とは、帳票上に実際に描かれたストロークと、ストロークデータが示すストロークとの一致の度合いである。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的は、ストロークデータの精度を上げる補正技術の提供にある。
本発明のある態様は処理デバイスに関する。この処理デバイスは、筆記デバイスのストロークを無線で検出することによって得られるストロークデータを処理する処理デバイスであって、筆記対象の用紙上の事前に指定された校正用の4点であってその校正用の4点のうちのどの3点も一直線上にない校正用の4点、に筆記デバイスが触れた場合に、その校正用の4点のそれぞれに対応する、筆記デバイスが触れた4つの実測上の位置をストロークデータから取得する4点位置取得部と、4つの実測上の位置の関係からストロークデータのひずみ成分を打ち消すようにストロークデータを補正する補正部と、を備える。
「ストローク」とは、筆記デバイスが用紙に筆記する際の軌跡であってもよい。
この態様によると、ストロークデータのひずみ成分による誤差を低減できる。
本発明の別の態様は、電子筆記システムである。この電子筆記システムは、用紙に筆記する筆記デバイスと、筆記デバイスのストロークを無線で検出してストロークデータに変換するセンサデバイスと、ストロークデータを処理する処理デバイスと、を備える。処理デバイスは、用紙上の事前に指定された校正用の4点であってその校正用の4点のうちのどの3点も一直線上にない校正用の4点、に筆記デバイスが触れた場合に、その校正用の4点のそれぞれに対応する、筆記デバイスが触れた4つの実測上の位置をストロークデータから取得する4点位置取得部と、4つの実測上の位置の関係からストロークデータのひずみ成分を打ち消すようにストロークデータを補正する補正部と、を含む。
この態様によると、ストロークデータのひずみ成分による誤差を低減できる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を装置、方法、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、ストロークデータの精度を上げることができる。
実施の形態に係るストロークデータ処理部を含む電子筆記システムの構成を示す概念図である。 ストロークデータセットを示すデータ構造図である。 図3(a)〜(b)は、ストロークデータに生じるひずみ成分を示す模式図である。 図4(a)〜(b)は、第1補正方法を示す概念図である。 第2補正方法を示す概念図である。 実施の形態に係るストロークデータ処理部を含むASPサーバの機能および構成を示すブロック図である。 帳票イメージDBのデータ構造図である。 ストロークデータ処理部における一連の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面において本発明に係る実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
本発明の実施の形態は、ぺんてる株式会社製「Airpen(登録商標)」などのデジタルペンによって得られるストロークデータを好適に補正する処理デバイスを提供する。この処理デバイスは、平行移動成分、回転成分およびスケール成分だけでなくひずみ成分をも打ち消すようにストロークデータを補正する。この際ユーザは帳票上の校正用の4点にタップする。これにより、ストロークデータの精度を上げることができる。またストロークデータと帳票のイメージとのずれを低減できるので、OCRエンジンによる文字認識および文字データの取得がより容易となる。
図1は、実施の形態に係るストロークデータ処理部を含む電子筆記システム9の構成を示す概念図である。電子筆記システム9は、デジタルペン3と、携帯端末5と、ネットワーク6と、ASPサーバ7と、を備える。デジタルペン3は、筆記デバイス1と、センサデバイス2と、を含む。
ユーザは用紙、たとえば帳票4に筆記デバイス1を用いて筆記する。ユーザが筆記する間、筆記デバイス1はその発信部1aから超音波および赤外線を数十Hzの頻度で発信する。発信された赤外線はセンサデバイス2の赤外線センサ2cによって検出され、超音波はセンサデバイス2の第1超音波センサ2aおよび第2超音波センサ2bによって検出される。センサデバイス2は赤外線を検出してから超音波を検出するまでの時間差から筆記デバイス1の位置を2次元座標の形で取得する。
センサデバイス2は図示しないメモリを備え、当該メモリには筆記デバイス1の発信部1aが発信する頻度で筆記デバイス1の位置を示す2次元座標が格納されてゆく。以降では、このようにして取得される2次元座標の集合をストロークデータと呼ぶこととする。この2次元座標の集合を順に直線でつないでゆけばユーザのストロークの情報を得ることができる。
なお、筆記デバイス1およびセンサデバイス2はデジタルペン3を構成する。かかるデジタルペン3は、たとえば上述のぺんてる株式会社製「Airpen(登録商標)」等の既知の技術によって実現される。
ユーザは帳票4一枚への記入を終えると、帳票4上の事前に指定された校正用の4点であってその校正用の4点のうちのどの3点も一直線上にない校正用の4点(以降、B1点、B2点、B3点、B4点と呼ぶ)にタップする。なお、ユーザは帳票4への記入の前にB1点、B2点、B3点、B4点にタップしてもよいし、帳票4への記入中にB1点、B2点、B3点、B4点にタップしてもよい。B1点、B2点、B3点、B4点へのタップは、後述するストロークデータの補正に利用される。
スマートフォンなどの携帯端末5は、Bluetooth、USB(Universal Serial Bus)や赤外線通信などの既知の通信技術を用いてセンサデバイス2と通信し、センサデバイス2のデバイスメモリからストロークデータと使用されたデジタルペン3を一意に特定するデバイスIDとを取得する。携帯端末5は、取得したストロークデータを帳票ごとに分割し、分割されたそれぞれのストロークデータに、帳票が記入された日付と時刻を示すタイムスタンプと、デバイスメモリから取得したデバイスIDと、記入された帳票の種別を一意に特定する帳票種別IDと、を付加する。このようにして携帯端末5によって生成される、帳票ごとにタイムスタンプと、デバイスIDと、ストロークデータと、帳票種別IDと、を対応付けて記憶するテーブルをストロークデータセット8と呼ぶ。
なお、帳票種別IDは、ユーザが携帯端末5に記入対象の帳票の種別を入力することによって得られる。
また、デバイスIDは、携帯端末5内のクライアントプログラムによって付与されてもよい。
携帯端末5は、LAN(Local Area Network)・WAN(Wide Area Network)・インターネット等のネットワーク6を介してアプリケーションサービスプロバイダ(Application Service Provider, ASP)のASPサーバ7と接続される。ASPサーバ7は実施の形態に係るストロークデータ処理部を含み、携帯端末5から取得するストロークデータセット8のストロークデータを補正する。ASPサーバ7は補正されたストロークデータをOCRエンジンを使用して文字列データに変換し、それを帳票に入力されたデータとして入力データDB(Data Base)に格納する。このようにアプリケーションサービスプロバイダは、実施の形態に係るストロークデータ補正技術を使用して文字認識の精度を高めた電子筆記システム9を提供できる。
図2は、ストロークデータセット8を示すデータ構造図である。ストロークデータセット8の行のそれぞれは、ユーザによって記入された帳票一枚分のストロークデータに対応する。ストロークデータセット8は、タイムスタンプ202と、デバイスID204と、帳票一枚分のストロークデータである一枚分ストロークデータ206と、帳票種別ID208と、を対応付けて記憶する。
ここで本実施の形態におけるストロークデータの補正の原理を説明する。本発明者は、ストロークデータには少なくとも以下の3種類の理由による誤差が生じることを見出した。
(1)筆記デバイス1の傾き
筆記デバイス1は実際に帳票4に触れるボール部分よりおよそ5mm上部に発信部1aを搭載している。したがって記入時の筆記デバイス1の傾きによって誤差が生じ、また傾き具合によってその誤差が変動する。特に右利きの場合と左利きの場合との間の差が大きい。
(2)帳票4とセンサデバイス2の関係
センサデバイス2は、筆記デバイス1とセンサデバイス2との相対位置を取得するので、センサデバイス2を帳票4の適切な位置に置かないとその分ずれが生じる。
(3)センサデバイス2の特性
センサデバイス2は、超音波を使用してセンサデバイス2の位置を特定する。しかしながら周囲の温度や湿度により超音波の伝わり方は変わってくる。これにより、特にセンサデバイス2から離れるにつれて、帳票4の中心に向かうずれの量が大きくなる、つまりひずみ成分が大きくなる。さらにこのひずみ成分は線対称となる。この線対称の基準となる線の位置は、センサデバイス2の構成、たとえば第1超音波センサ2aおよび第2超音波センサ2bの位置によって異なる。またこの線の位置は、周囲の温度や湿度の変化による超音波の伝搬の特性の変化にも起因して変動する。
図3(a)〜(b)は、ストロークデータに生じるひずみ成分を示す模式図である。図3(a)〜(b)は発明者の実測値に基づいている。図3(a)は、帳票110およびその上に筆記デバイスによって実際に互いに平行に描かれた3本の線114、116、118を示す。センサデバイス2は帳票110の1辺112に取り付けられる。線114は帳票110の中心付近に描かれた線である。図3(b)は、図3(a)のストロークをセンサデバイス2が検出することで得られたストロークデータの画像表示120を示す。ここでは本実施の形態に係る補正を行っていない。線124は線114に、線126は線116に、線128は線118に対応する。1辺122は1辺112に対応する。図3(a)および図3(b)から分かるとおり、帳票110には3本の線114、116、118が互いに平行に描かれていても、ストロークデータではそれらの線がセンサデバイス2が取り付けられた1辺から離れるほど中心に寄っていくひずみが生じる。
本発明者は、ストロークデータに生じる上述の3種類の誤差の影響を打ち消すため、以下の原理に基づくストロークデータの第1補正方法および第2補正方法を考案した。
図4(a)〜(b)は、第1補正方法を示す概念図である。図4(a)は、センサデバイス2によって定義される2次元座標空間を示す。以降、(3)のひずみ成分が所定の環境において第1超音波センサ2aの位置と第2超音波センサ2bの位置との間を等分する線に対して線対称となると仮定する。
矩形枠300はセンサデバイス2が定義する帳票4の外周を示す。センサデバイス2は帳票4の1辺302に取り付けられる。ここではB1点、B2点、B3点、B4点のうちB1点、B2点、B3点を用いて補正する場合を考える。以降、B1点、B2点、B3点は帳票4の4隅のうち、1辺302の両端の2隅を含む3隅にそれぞれ位置する場合を考える。図4(a)〜(b)で示されるB1、B2、B3は、センサデバイス2によって定義される2次元座標空間内で、帳票4上のB1点、B2点、B3点があるべき位置を示す。B1、B2はx軸上にあり、線分B1B2と線分B2B3とのなす角は90度である場合を考える。
帳票4の記入後に筆記デバイス1がタップしたB1点、B2点、B3点のそれぞれに対応する、センサデバイス2が取得した3つの実測上の筆記デバイス1の位置を以降P1、P2、P3と呼ぶ。図4(a)は、B1を用いた誤差の平行移動成分の補正、B1およびB2を用いた誤差の回転成分の補正、B1およびB2を用いた誤差のx方向のスケール成分の補正およびB2およびB3を用いた誤差のy方向のスケール成分の補正を行った後の状態を示す。これらの補正により、上述の(1)および(2)の理由による誤差はほぼ打ち消すことができ、B1とP1、B2とP2は良く一致する。またy軸(x=0)と第1超音波センサ2aの位置と第2超音波センサ2bの位置との間を等分する線とが一致する。つまり所定の環境においては(3)の理由によるひずみ成分はy軸に対して線対称となる。
さらに、線分B2P3を線分B2B3に合わせる変換をストロークデータの+xの領域に加える。より具体的には、まず線分B2P3と線分B2B3とがなすひずみ角θを下記の式1により求める。
θ=acos(B2B3/B2P3) …(式1)
次に、補正対象のストロークデータを(x,y)、線分B1B2の長さをLとして、式1で求めたθを用いて補正後のストロークデータ(x’,y’)を下記の式2および式3から求める。
x’=L・x/(L−2・y・sinθ) …(式2)
y’=y …(式3)
-xの領域に対しては、y軸に対する線対称性を仮定して式2および式3を用いて補正する。
しかしながら実際の使用環境は変動するので、その変動に伴いひずみ成分の線対称の基準となる線もy軸からずれることとなる。すると単に式2、式3を用いて変換してもひずみ成分を打ち消すことができない。そこで本発明者は、(3)の理由によるひずみ成分が線対称となる前提で、ストロークデータ上での、その線対称の基準となる線の位置を導出することでこの問題を解決する第2補正方法を見出した。
図5は、第2補正方法を示す概念図である。図5では、センサデバイス2によって定義される2次元座標空間が示される。矩形枠400はセンサデバイス2が定義する帳票4の外周を示す。センサデバイス2は帳票4の1辺402に取り付けられる。第2補正方法では校正用の4点であるB1点、B2点、B3点、B4点全てを使用する。B1点、B2点、B3点、B4点は、帳票4の4隅にそれぞれ位置する。図5で示されるB1、B2、B3、B4は、センサデバイス2によって定義される2次元座標空間内で、帳票4上のB1点、B2点、B3点、B4点があるべき位置を示す。特にB1、B2はx軸上にあり、線分B1B2と線分B2B3とのなす角は90度、線分B1B2と線分B1B4とのなす角は90度である場合を考える。
帳票4の記入後に筆記デバイス1がタップしたB1点、B2点、B3点、B4点のそれぞれに対応する、センサデバイス2が取得した4つの実測上の筆記デバイス1の位置を以降P1、P2、P3、P4と呼ぶ。
図5では、B1を用いた誤差の平行移動成分の補正、B1およびB2を用いた誤差の回転成分の補正、B1およびB2を用いた誤差のx方向のスケール成分の補正およびB2およびB3を用いた誤差のy方向のスケール成分の補正を行った後の状態が示される。これらの補正により、上述の(1)および(2)の理由による誤差はほぼ打ち消すことができ、B1とP1、B2とP2は良く一致する。しかしながら(3)の理由によるひずみ成分のため、P3はB3からx方向にずれ、P4はB4からx方向にずれる。また、ひずみ成分の線対称の基準となる基準線404もy軸からずれる。
基準線404の位置を導出するため、まず線分B2P3と線分B2B3とがなす第1ひずみ角θ1を下記の式4により求める。
θ1=acos(B2B3/B2P3) …(式4)
線分B1P4と線分B1B4とがなす第2ひずみ角θ2を下記の式5により求める。
θ2=acos(B1B4/B1P4) …(式5)
そしてひずみ成分が線対称となることから、基準線404の位置を第1ひずみ角θ1および第2ひずみ角θ2を用いて下記の式6によって導出する。
Figure 0005179412
ここでLは線分B1B2の長さ、L’はB1から基準線404までの距離である。
式6の導出過程を説明する。ひずみ成分が基準線404に対して線対称である場合、B1およびP4を通る直線と基準線404との交点がB2およびP3を通る直線と基準線404との交点と一致する。したがって
Y/L’=tan(90°−θ2) …(式7)
Y/(L−L’)=tan(90°−θ1) …(式8)
が成立する。ここでYはB1およびP4を通る直線と基準線404との交点のy座標である。式7および式8からYを消去すると式6が得られる。
基準線404の位置L’が導出されると、上述の式2および式3と同様にしてストロークデータを補正する。補正対象のストロークデータを(x,y)、補正後のストロークデータを(x’,y’)とすると、+xの領域では
Figure 0005179412
および式6によって補正後のストロークデータ(x’,y’)を求める。-xの領域では、
Figure 0005179412
および式6によって補正後のストロークデータ(x’,y’)を求める。この補正により(3)の理由によるひずみ成分を打ち消すことができる。
図6は、実施の形態に係るストロークデータ処理部100を含むASPサーバ7の機能および構成を示すブロック図である。ここに示す各ブロックは、ハードウェア的には、コンピュータのCPUをはじめとする素子や機械装置で実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。
ASPサーバ7は、通信部10と、ストロークデータDB20と、実施の形態に係るストロークデータ処理部100と、OCRエンジン70と、入力データDB80と、を含む。もちろんASPサーバ7は、サーバとしての機能を実現するための他の図示しない構成を有する。
通信部10は、携帯端末5との通信を制御する。通信部10は、携帯端末5からストロークデータセット8を取得し、ストロークデータDB20へ格納する。
ストロークデータ処理部100は、所望の一枚分ストロークデータ206をストロークデータDB20から取得する。ストロークデータ処理部100は、B1点、B2点、B3点、B4点へのタップに対応する実測上の2次元座標を用いて一枚分ストロークデータ206を補正する。ストロークデータ処理部100は、4点位置取得部30と、帳票イメージDB40と、第1補正部50と、第2補正部60と、を含む。
図7は、帳票イメージDB40のデータ構造図である。帳票イメージDB40は、帳票種別ID208と、その帳票種別ID208によって指定される種類の帳票で定義されるB1点、B2点、B3点、B4点が持つべき校正点2次元座標群210と、その帳票種別ID208によって指定される種類の帳票のイメージを保持するファイルのパスであるイメージファイルパス212と、を対応付けて記憶する。B1点が持つべき校正点2次元座標がB1、B2点が持つべき校正点2次元座標がB2、B3点が持つべき校正点2次元座標がB3、B4点が持つべき校正点2次元座標がB4である。
図6に戻る。4点位置取得部30は、ストロークデータ取得部32と、連続タップ抽出部34と、タップ位置比較部36と、を有する。
ストロークデータ取得部32は、ユーザからのストロークデータの処理要求を受けると、ストロークデータDB20からタイムスタンプ202およびデバイスID204をキーとして処理対象の一枚分ストロークデータ206およびその帳票種別ID208を取得する。
連続タップ抽出部34は、ストロークデータ取得部32によって取得された一枚分ストロークデータ206から、連続する4回のタップの2次元座標を抽出する。
ここで、1回のタップとは筆記デバイス1が帳票4に軽く触れた後すぐに離す動作である。ストロークデータは数十Hzでサンプリングされた2次元座標の集合であることを考えると、ストロークデータ上では1回のタップは、所定の個数以上連続した、所定の範囲内にある2次元座標の組と捉えられる。この所定の個数および所定の範囲は実験により定めればよい。一例としては、所定の個数とはセンサデバイス2が0.1秒間にストロークデータをサンプリングする回数である。また、所定の範囲とは、平均的な筆圧を有する人が用紙にタップした際にペン先が動きうる範囲、たとえば2mmである。
連続タップ抽出部34は、一枚分ストロークデータ206のなかに、所定の個数以上連続した、所定の範囲内にある2次元座標の組を検出した場合、1回のタップを検出したと判断し、その2次元座標の組の中心に当たる2次元座標、たとえばそれらの組の平均の2次元座標、を抽出する。
連続タップ抽出部34は、連続する4回のタップが検出された場合、その4回のタップのそれぞれに対応して抽出された4つの候補2次元座標(x1,y1)、(x2,y2)、(x3,y3)、(x4,y4)をタップ位置比較部36へ渡す。なお連続タップ抽出部34は、連続する4回のタップが検出できなかった場合は処理を中断し、図示しない表示デバイスを通じてユーザに警告を示す。または、ユーザが補正を望んでいないと判断して一枚分ストロークデータ206を補正せずにOCRエンジン70へ渡してもよい。
タップ位置比較部36は、ストロークデータ取得部32によって取得された帳票種別ID208をキーとして対応する校正点2次元座標群B1、B2、B3、B4を帳票イメージDB40から取得する。タップ位置比較部36は、取得された校正点2次元座標群B1、B2、B3、B4と、連続タップ抽出部34によって渡された4つの候補2次元座標(x1,y1)、(x2,y2)、(x3,y3)、(x4,y4)とを比較する。タップ位置比較部36は、B1と4つの候補2次元座標(x1,y1)、(x2,y2)、(x3,y3)、(x4,y4)のそれぞれとの距離を順に計算する。そしてその距離が所定の範囲内に収まる候補2次元座標があればその候補2次元座標をP1点の2次元座標P1とする。B2、B3、B4についても同様な計算を行いP2、P3、P4を決める。以降P1、P2、P3、P4をまとめて実測点2次元座標群と呼ぶ。
なお、上述のタップ位置比較部36によれば、ユーザがどの順番にB1点、B2点、B3点、B4点をタップしたとしても、その順番に関係なくP1点、P2点、P3点、P4点の2次元座標を定めることができる点に注意すべきである。これにより、ユーザにとってより使いやすい補正手段を提供できる。
また、タップ位置比較部36は校正点2次元座標の少なくともひとつについて、それとの距離が所定の範囲内に収まる候補2次元座標が見つからなかった場合は処理を中断し、図示しない表示デバイスを通じてユーザに警告を示す。
4点位置取得部30では、ユーザによる補正動作が行われたか否かを、連続した4回のタップを検出することで判別している。この点について、本発明者は当業者としての経験から以下を認識するに至った。
一般的な帳票に記入する際に、タップを行うことはまれである。したがってストロークデータからのタップの検出精度は高い。これによりタップを補正動作の検出に用いることで、補正動作の誤検出や検出漏れを低減できる。また、一般的な帳票の記入に際し、タップが4回連続して行われることはほぼ無いに等しい。したがって、実施の形態のように連続した4回のタップを補正動作に割り当てておけば、やはり補正動作の誤検出や検出漏れを低減できる。
第1補正部50は、タップ位置比較部36から校正点2次元座標群B1、B2、B3、B4および実測点2次元座標群P1、P2、P3、P4を取得する。第1補正部50は、P1およびP2がB1およびB2にそれぞれ一致するよう一枚分ストロークデータ206を平行移動し回転変換しx方向にスケール変換する。第1補正部50は、P3のy座標がB3のy座標と一致するよう一枚分ストロークデータ206をy方向にスケール変換する。
第2補正部60は、P1点、P2点、P3点、P4点の位置の関係から一枚分ストロークデータ206のひずみ成分を打ち消すように一枚分ストロークデータ206を補正する。第2補正部60は、第1ひずみ角導出部62と、第2ひずみ角導出部64と、基準位置導出部66と、データ変換部68と、を有する。
第1ひずみ角導出部62は、上述の式4により第1ひずみ角θ1を導出する。第2ひずみ角導出部64は、上述の式5により第2ひずみ角θ2を導出する。基準位置導出部66は、ひずみ成分の線対称の基準となる基準線の位置L’を上述の式6によって導出する。データ変換部68は、+xの領域では上述の式9および式10により、-xの領域では上述の式11および式12により、一枚分ストロークデータ206を変換する。
OCRエンジン70は、帳票種別ID208をキーとして対応するイメージファイルパス212を帳票イメージDB40から取得する。OCRエンジン70は、第2補正部60によって補正された一枚分ストロークデータ206と、取得したイメージファイルパス212によって指定される帳票イメージとをつきあわせる。OCRエンジン70はたとえば、補正された一枚分ストロークデータ206から、帳票イメージにおいて名前の入力個所となっている領域に当たるストロークデータを抽出する。OCRエンジン70は、抽出されたストロークデータを公知の文字認識技術を用いて解析し、ユーザが名前の入力個所に書き込んだ文字列を、名前を示す文字データとして取得する。
OCRエンジン70は、補正された一枚分ストロークデータ206を文字列データに変換し、それを帳票4に入力されたデータとして入力データDB(Data Base)に格納する。
以上の構成によるストロークデータ処理部100の動作を説明する。図8は、ストロークデータ処理部100における一連の処理を示すフローチャートである。
ストロークデータ処理部100はストロークデータを取得する(S702)。取得したストロークデータに4つの連続するタップを検出しなかった場合(S704のN)、処理を終了する。取得したストロークデータに4つの連続するタップを検出した場合(S704のY)、校正用の4点の2次元座標を取得する(S706)。タップに対応する2次元座標が校正用の2次元座標から遠い場合(S708のN)、処理を終了する。タップに対応する2次元座標が校正用の2次元座標に十分近い場合(S708のY)、ストロークデータに平行移動、回転およびスケーリングの補正を行う(S710)。+xの領域の第1ひずみ角θ1を導出する(S712)。-xの領域の第2ひずみ角θ2を導出する(S714)。ひずみ成分が線対称となる基準線の位置を導出する(S716)。導出された第1ひずみ角θ1、第2ひずみ角θ2および基準線の位置を用いて誤差のひずみ成分を打ち消すようストロークデータを補正する(S718)。
本実施の形態において、ストロークデータDB20、帳票イメージDB40および入力データDB80の例は、コンピュータに内蔵されたハードディスクやメモリである。また、4点位置取得部30、第1補正部50、第2補正部60は、図示しないCPUと、OS(operating system)によって管理されているサーバにインストールされたアプリケーションプログラムのモジュールと、システムプログラムのモジュールと、ハードディスクから読み出したテーブルの内容を一時的に記憶するメモリなどにより実現できることは当業者には理解されるところである。
本実施の形態に係るストロークデータ処理部100によれば、ストロークデータに発生する誤差を打ち消すことができる。特に誤差のひずみ成分を打ち消すことができる。これにより、ユーザが帳票4に記入する際の実際のストロークと、ASPサーバ7に取得されるストロークデータによって示されるストロークとを精度良く一致させることができる。したがって、たとえばOCRエンジン70によってストロークデータから文字認識および文字列入力を行う場合は、文字の読み取り精度を高めることができる。
また、本実施の形態に係るストロークデータ処理部100によれば、図5に見られるように帳票4の4隅を校正用の4点としている。これにより、ひずみ成分の計算が簡単になる。
また、本実施の形態に係るストロークデータ処理部100によれば、ひずみ成分が線対称となる前提で、ストロークデータ上での、その線対称の基準となる基準線の位置を導出し、その基準線の位置を用いてひずみ成分を打ち消す。したがって、使用環境の変動に伴い基準線がずれたとしても、そのずれを修正した上でひずみ成分を打ち消すことができる。これにより使用環境によらずに、実際のストロークと、ストロークデータによって示されるストロークとを精度良く一致させることができる。
また、本実施の形態に係るストロークデータ処理部100によれば、ひずみ成分がセンサデバイス2が取り付けられた1辺から離れるほど大きくなる前提で、そのひずみ成分を打ち消すようにストロークデータを補正する。図3(a)〜(b)で本発明者が見出したとおり、このようなひずみ成分は実際に発生するので、それを打ち消すことで実際のストロークとストロークデータが示すストロークとの一致の精度をさらに高めることができる。
以上、実施の形態に係るストロークデータ処理部100、ストロークデータ処理部100が含まれるASPサーバ7およびASPサーバ7が含まれる筆記デバイス1の構成と動作について説明した。この実施の形態は例示であり、その各構成要素や各処理の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態では、校正用の4点であるB1点、B2点、B3点、B4点は、帳票4の4隅に位置する場合について説明したが、これに限られない。たとえば帳票4の隅に限らず、校正用の4点はそのうちの任意の3点が一直線上になければ帳票4のどこにあってもよい。校正用の4点のうちの任意の3点が一直線上になければ、その校正用の4点から独立な角度を2つ定義できるからである。言い換えると、第2補正部は、一直線上にない校正用の4点のそれぞれに対応する4つの実測上の位置の関係から、ストロークデータのひずみ成分を打ち消すようにストロークデータを補正してもよい。
実施の形態ではセンサデバイス2が取り付けらた1辺から離れるほど大きくなるひずみ成分を補正する場合について説明したが、これに限られない。図3(a)〜(b)で説明されたひずみ成分について考察すると、ストロークデータがひずむ方向(x軸方向)と、ひずみ量が変化する方向(y軸方向)とが存在する。したがって実施の形態で説明されたひずみ成分とは異なるひずみ成分であっても、ストロークデータがひずむ方向とひずみ量が変化する方向とを有するひずみ成分であれば、実施の形態に係る補正技術で精度良く補正できることは、本明細書の記載から当業者には明らかである。特に、ストロークデータがひずむ方向の軸と、ひずみ量が変化する方向の軸とが定義されるように校正用の4点を選ぶと補正の精度のさらなる向上が期待できる。言い換えると、ひずみ成分の表れ方に応じて校正用の4点の位置を決めればストロークデータの補正の精度は向上しうる。
以上、実施の形態にもとづき本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎないことはいうまでもなく、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能であることはいうまでもない。
1 筆記デバイス、 2 センサデバイス、 3 デジタルペン、 4 帳票、 5 携帯端末、 6 ネットワーク、 7 ASPサーバ、 9 電子筆記システム、 10 通信部、 20 ストロークデータDB、 30 4点位置取得部、 40 帳票イメージDB、 50 第1補正部、 60 第2補正部、 70 OCRエンジン、 100 ストロークデータ処理部。

Claims (5)

  1. 筆記デバイスのストロークを無線で検出することによって得られるストロークデータを処理する処理デバイスであって、
    筆記対象の用紙上の事前に指定された校正用の4点であってその校正用の4点のうちのどの3点も一直線上にない校正用の4点、に前記筆記デバイスが触れた場合に、その校正用の4点のそれぞれに対応する、前記筆記デバイスが触れた4つの実測上の位置を前記ストロークデータから取得する4点位置取得部と、
    前記4つの実測上の位置の関係から前記ストロークデータのひずみ成分を打ち消すように前記ストロークデータを補正する補正部と、を備え
    前記4点位置取得部における前記校正用の4点は、前記用紙の4隅にそれぞれ位置し、
    前記補正部は、前記ひずみ成分が線対称となる前提で、前記ストロークデータ上での、その線対称の基準となる線の位置を導出することを特徴とする処理デバイス。
  2. 前記筆記デバイスのストロークは前記用紙の1辺に取り付けられたセンサデバイスによって前記ストロークデータに変換され、
    前記補正部は、前記ひずみ成分が前記1辺から離れるほど大きくなる前提で、前記ひずみ成分を打ち消すように前記ストロークデータを補正することを特徴とする請求項1に記載の処理デバイス。
  3. 前記4点位置取得部は、連続する4回のタップ動作に対応する位置を、前記4つの実測上の位置として取得することを特徴とする請求項1または2に記載の処理デバイス。
  4. 用紙に筆記する筆記デバイスと、
    前記筆記デバイスのストロークを無線で検出してストロークデータに変換するセンサデバイスと、
    前記ストロークデータを処理する処理デバイスと、を備え、
    前記処理デバイスは、
    前記用紙上の事前に指定された校正用の4点であってその校正用の4点のうちのどの3点も一直線上にない校正用の4点、に前記筆記デバイスが触れた場合に、その校正用の4点のそれぞれに対応する、前記筆記デバイスが触れた4つの実測上の位置を前記ストロークデータから取得する4点位置取得部と、
    前記4つの実測上の位置の関係から前記ストロークデータのひずみ成分を打ち消すように前記ストロークデータを補正する補正部と、を含み、
    前記4点位置取得部における前記校正用の4点は、前記用紙の4隅にそれぞれ位置し、
    前記補正部は、前記ひずみ成分が線対称となる前提で、前記ストロークデータ上での、その線対称の基準となる線の位置を導出することを特徴とする電子筆記システム。
  5. 筆記デバイスのストロークを無線で検出することによって得られるストロークデータを補正するストロークデータ補正方法であって、
    筆記対象の用紙上の事前に指定された校正用の4点であってその校正用の4点のうちのどの3点も一直線上にない校正用の4点、に前記筆記デバイスで触れるステップと、
    前記校正用の4点のそれぞれに対応する、前記筆記デバイスが触れた4つの実測上の位置を前記ストロークデータから取得するステップと、
    前記4つの実測上の位置の関係から前記ストロークデータのひずみ成分を打ち消すように前記ストロークデータを補正するステップと、を含み、
    前記校正用の4点は、前記用紙の4隅にそれぞれ位置し、
    前記補正するステップは、前記ひずみ成分が線対称となる前提で、前記ストロークデータ上での、その線対称の基準となる線の位置を導出するステップを含むことを特徴とするストロークデータ補正方法。
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