JP5178576B2 - 接触子構造体 - Google Patents

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Description

本発明は、電気機器の通電接続部にて用いられる接触子構造体に関する。
電気機器では、機器の輸送や組立を容易にすることを目的に、導体は複数に分割されている。そのため、通電接続部において、導体間を電気的に接続し、良好な通電性能が得られる接触子装置の設置が必要となる。したがって、接触子装置には、導体と同等の通電電流が流れるので、電気抵抗による発熱を抑制するため、安定して低い電気抵抗が求められる。加えて、機器の寸法公差や温度変動による熱伸縮から生じる導体の相対変位を許容する機能が要求される。
例えば、ガス絶縁開閉装置において、上述の要求における低電気抵抗化及び相対変位の許容を達成するため、従来の接触子装置は、同軸上に配置された一対の導体の一方の導体に固定された導電性を有する嵌合部に、他方の導体の軸方向における端部を嵌め込む構成を有する(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1の上記接触子装置に備わる上記嵌合部は、嵌め込まれる導体に対して少なくとも二種類のギャップを有しており、これらのギャップは、筒状の嵌合部の内周部に設けた突起により形成される。また、上記嵌合部には、ばねアクションを持つコイル状で、嵌め込まれる導体に接触する接触子が収納されている。該接触子のばねアクションにより得られる接触荷重にて、嵌合部と導体との安定した接触抵抗が得られる。さらにこのような構造により、一対の導体の接触子装置では、嵌合部に嵌め込まれる導体の挿入角度の変動に対しても安定した接触荷重を得ることができる。
詳しく説明すると、上記ばね状の接触子は、導電性に優れたばね材からなる素線を、その巻回軸に対して90度以内の角度に傾斜させて螺旋状に巻回し、一体の帯状(コイル状)に形成され、その両端部を接合して環状のばね形状の接触子としたものである。このような接触子は、上記嵌合部における内周面に周方向に沿って設けられた溝に配置される。また、上記溝は、導体の軸方向に沿って複数設けられていることから、上記環状でばね状の複数の接触子が上記軸方向に沿って配置されている。
上述のように接触子の素線は、巻回軸に対して90度以内の角度に傾斜させて螺旋状に巻回されているため、巻回軸に垂直な断面は楕円形状になり、その短軸方向にばね弾性を持つ特性を有する。そこで、断面が楕円形状のコイルばね状の接触子の短軸方向の側面を、嵌合部に形成されている溝の底面に対向させて、上記接触子が上記溝に嵌め込まれている。このように構成することで、コイルばね状の接触子は、嵌合される導体と嵌合部との隙間に配置され、コイルばね状の接触子における弾性反発力が嵌合部と導体との間に作用する。よって、嵌合部と導体とは、低接触抵抗にて接触することができる。
特開2005−176536号公報
従来の接触子装置に備わる嵌合部には、上述のように、環状でコイルばね状の複数の接触子が導体の軸方向に沿って隣接して配置されている。したがって、機器の寸法公差や温度変動による熱伸縮によって、接続された導体間に発生する軸方向における相対的変位の変位量が、隣接するばね状接触子の上記軸方向における配置寸法よりも大きい場合には、軸方向における接触子と導体との摺動範囲が、隣接する各接触子で重複してしまう。よって、導体及び嵌合部の周方向における導体と接触子の素線との接触箇所が、隣接する各接触子同士で一致する場合には、上記相対的変位が繰り返されることで、上記一致している接触箇所において導体の摩耗が促進されることになる。その結果、導体と接触子との間の接触抵抗が増加するという問題がある。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたもので、摩耗による導体間の接触抵抗の増加を抑えることが可能な接触子構造体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下のように構成する。
即ち、本発明の一態様における接触子構造体は、同軸上に配置された一対の第1導体及び第2導体である導体を嵌合した状態において、上記導体間に挟まれて上記導体の周方向に沿って延在しかつ上記導体の軸方向に沿って複数にて配置される接触子を介して上記導体間の通電を行う接触子構造体であって、上記軸方向に配置されたそれぞれの上記接触子において、上記接触子と上記導体との接触位置を上記周方向にて異ならせてそれぞれの上記接触子を配置する接触子配置構造を備え、上記接触子配置構造は、接触子据付溝と、上記接触子据付溝に取り付けられる接触位置規定用部材とを備え、上記接触子据付溝は、上記第1導体及び第2導体の一方に相当する溝付導体に上記周方向に沿って形成され上記接触子を収納して上記溝付導体に取り付ける溝であり、上記接触位置規定用部材は、上記接触子を構成する接触片と、上記第1導体及び第2導体の他方に相当する溝無導体との上記接触位置を、それぞれの上記接触子において上記周方向にて異ならせて各接触子を上記接触子据付溝に位置決めする部材である、ことを特徴とする。

本発明の一態様における接触子構造体によれば、接触子配置構造を備えた。該接触子配置構造では、導体間に挟まれて上記導体の周方向に沿って延在しかつ上記導体の軸方向に沿って複数設けられる接触子において、上記接触子と上記導体との接触位置を上記周方向にて異ならせてそれぞれの上記接触子を配置する。よって、導体同士がその軸方向に相対的に変位したときでも、各接触子における上記接触位置が上記周方向において重なることはなく、導体の摩耗増加を抑制することができる。したがって、接触子と導体との接触抵抗の増加を抑えることができ、長期にわたって導体間の良好な通電性能を得ることができる。
又、導体の摩耗増加を抑制することができることから、接触子構造体の耐久性が増し長寿命化を図ることができる。
又、接触子と導体との接触抵抗の増加が抑制されることから、電力損失が低減されひいては省エネルギーにも寄与することができる。
本発明の実施の形態1における接触子構造体の構造を示す断面図である。 図1に示すA−A部における断面図である。 図1に示す接触子の構成を示す側面図である。 図1に示す接触位置規定用部材の平面図及び側面図である。 図1に示す接触位置規定用部材の変形例を示す平面図及び側面図である。 接触位置規定用部材を用いない状態における、接触子と第2導体との接触位置を説明するための図である。 図1に示す接触位置規定用部材を用いた状態における、接触子と第2導体との接触位置を説明するための図である。 本発明の実施の形態2における接触子構造体の構造を示す断面図である。 図6に示すC−C部における断面図である。 図6に示す接触位置規定用部材の平面図及び側面図である。 図6に示す接触位置規定用部材の変形例における平面図である。 図6に示す接触位置規定用部材の別の変形例における平面図である。 本発明の実施の形態3における接触子構造体の構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態4における接触子構造体の構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態5における接触子構造体の構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態6における接触子構造体に備わる接触子の平面図及び側面図である。
本発明の実施形態である接触子構造体について、図を参照しながら以下に説明する。尚、各図において、同一又は同様の構成部分については同じ符号を付している。
以下に説明する各実施形態における接触子構造体は、従来と同様に、電気機器における2つの導体の通電接続部として設けられ、導体間を電気的に接続し良好な通電性能を得るための構造体である。また、上記接触子構造体は、機器の寸法公差や温度変動による熱伸縮から生じる導体の相対変位を許容する機能を有する。
このような構造、機能を有する下記の各実施形態における接触子構造体は、例えば、ガス絶縁開閉装置において、低電気抵抗化及び相対変位の許容が要求される導体間の通電接続部に採用可能である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における接触子構造体101を示している。接触子構造体101は、その基本的構成部分として、第1導体1と、第2導体2と、接触子3と、接触子配置構造とを備える。上記接触子配置構造は、本実施形態では、以下に説明する接触子据付溝1c及び接触位置規定用部材4を含む構造部分に対応する。
第1導体1と第2導体2とは一対になって通電経路を形成する。第1導体1及び第2導体2は、ともに円柱形状であり、通電経路を構成するために、同軸10上に配置される。第1導体1は、その端部において、第2導体2を挿入可能とする円筒状の中空部1aを形成している。第2導体2は、その端部において、第1導体1の中空部1aに挿入可能なように、中空部1aの内径よりも小さい外径を有する挿入部2aを形成している。
第1導体1の中空部1aにおける内周面1bには、接触子据付溝1cが第1導体1及び第2導体2つまり導体の周方向11(図2)に沿って全周にわたり形成され、また、本実施形態では、第1導体1及び第2導体2の軸方向12に沿って互いに平行に2箇所に形成されている。尚、このように本実施形態では第1導体1に接触子据付溝1cを設けたことから、第1導体1が溝付導体に相当し、一方、第2導体2には接触子据付溝1cを形成していないので、第2導体2が溝無導体に相当する。また、本実施形態では上述のように軸方向12の2箇所に接触子据付溝1cを形成したが、3箇所以上に形成してもよい。
接触子据付溝1cは、上記導体の軸方向12に直交する、導体の直径方向13に沿って、中空部1aの内周面1bから掘り下げられた凹状で矩形の収納部であり、以下に詳しく説明する接触子3を収納して第1導体1に取り付けるための収納溝である。よって接触子据付溝1cは、接触子収納部と表現することもできる。また、接触子据付溝1cは、接触子3を収納したとき、第1導体1の中空部1aの内周面1bを超えて中空部1aの中心側へ接触子3の一部分を突出させる程度の深さを有する。また、詳細後述するが、本実施形態において接触子据付溝1cには接触位置規定用部材4が設置されるが、接触位置規定用部材4の設置箇所では、図1に「1c−1」を付して図示するように、接触子据付溝1cは、軸方向12において2箇所に分離されず軸方向12に沿ってつながった一つの凹部として形成される。本実施形態では、接触子据付溝1c−1は、図2に示すように、第1導体1の周方向11における一箇所に形成されている。
接触子3は、本実施形態では図3に示すように、例えばクロム銅のような導電性のばね材からなり、接触片に相当する素線3aを、その巻回軸3bに対して90度以内の角度αに傾斜させて、ピッチPの間隔にて、螺旋状に巻回して、一本のコイルばね状に形成したものである。また、上記角度αにて傾斜させて螺旋状に巻回していることから、接触子3は、巻回軸3bに直交する直交方向3cにおいて楕円形状の断面を有する。
このように形成された一本のコイルばね状の接触子3は、上述したそれぞれの接触子据付溝1cに、巻回軸3bを上記周方向11に沿わせて嵌め込まれる。このとき、上述したように、接触子3は、巻回軸3bに直交する直交方向3cにおいて楕円形状の断面を有する。よって、楕円形状の断面における短軸方向を上記直径方向13に沿わせるようにして、換言すると、上記短軸方向に位置する接触子3の側面3dを接触子据付溝1cの底面1dに接触させて、接触子3は、接触子据付溝1cに嵌め込まれる(図1)。
このようにして本実施形態では、上記周方向11に沿って接触子据付溝1cに配置された接触子3が上記軸方向12における2箇所にて第1導体1に設置される。勿論、接触子据付溝1cの数に対応して設置される接触子3の数も増減する。
接触子3が接触子据付溝1cに設置されたとき、上述のように、接触子3における接触子据付溝1cへの収納部分は第1導体1と接触しており、また、接触子3は第1導体1の中空部1aの内周面1bを超えて中空部1aの中心側へ突出している。この突出部分における接触子3の先端部3eは、第1導体1の中空部1aに第2導体2の挿入部2aが挿入された状態では、挿入部2aの外周面2bに接触する。詳しく説明すると、接触子3の突出部分における先端部3eは、一対の第1導体1と第2導体2との隙間14、つまり上記中空部1aの内周面1bと、該内周面1bに対向する上記挿入部2aの外周面2bとの隙間14に位置して、挿入部2aの外周面2bに接触する。
このようにして、第1導体1と第2導体2とは、各接触子3を介して通電されることになる。
尚、接触子3は、本実施形態では上述のように素線3aをコイルばね状に巻回した形態である。よって、図2に示すように、1本の接触子3を構成する各素線3aにおけるそれぞれの先端部3eが、第2導体2の挿入部2aの外周面2bにおけるそれぞれの接触位置15にて接触することになる。
又、上述したように、接触子3は、楕円形状の断面を有し、その短軸方向を上記直径方向13に沿わせるようにして接触子据付溝1cに嵌め込まれている。よって、接触子3は、上記短軸方向つまり直径方向13に作用する弾性力を有し、接触子3を介して第1導体1と第2導体2とが嵌合されている状態において、この弾性反発力が接触子3と第1導体1との間、及び接触子3と第2導体2との間に作用する。したがって、接触子3を介した第1導体1と第2導体2との通電状態では、低接触抵抗を得ることができる。
さらに、このように接触子3と導体1,2との接触抵抗の増加が抑制されることから、電気機器における電力損失が低減され、ひいては省エネルギーにも寄与することができる。
次に、接触位置規定用部材4について説明する。
接触位置規定用部材4は、例えばPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)のような電気絶縁性に優れた材料にて、図4A及び図4Bに示すような形状の板材から形成される部材であり、各接触子3の周方向11における据付位置を設定するための部材である。詳しくは、接触子3を構成する接触片に相当する素線3aと、第2導体2との接触位置15を、各接触子3において上記周方向11にて異ならせて各接触子3を各接触子据付溝1cに位置決めする部材である。
尚、図4Aは、本実施形態にて使用した接触位置規定用部材4を示しており、図4Bは、その変形例の一例を示している。又、図4A及び図4Bにおいて、(a)は接触位置規定用部材4の平面図を、(b)はその側面図を示す。
本実施形態では、接触位置規定用部材4は、主として上述の接触子据付溝1c−1に嵌合され、その一部は、各接触子据付溝1cにも嵌合される。即ち、図4Aに示す接触位置規定用部材4を例に採ると接触位置規定用部材4は、各接触子据付溝1cに嵌合され接触子3の据付位置を設定する設定部4aと、接触子据付溝1c−1に嵌合され設定部4aを連結する連結部4bとを有し、これらが一体的に成形されたものである。設定部4aの上記周方向11に位置する側面4c−1,4c−2には、1本のコイルばね状の接触子3の一端部及び他端部がそれぞれ接触する。
また、図4Bに示す接触位置規定用部材4−1では、連結部4bは、設定部4aに比べて凸状に形成されている。このように接触位置規定用部材に凸部を設けることで、接触子3の軸方向に対して固定しやすくなる効果がある。
上述のような構成を有する接触位置規定用部材4では、例えば図4Aの(a)に示すように、図示の左側の設定部4aにおける側面4c−1,4c−2と、図示の右側の設定部4aにおける側面4c−1,4c−2とは、周方向11において互いにずれて形成されている。このずれにより、接触子3の各素線3aと第2導体2との各接触位置15は、周方向11においてそれぞれの接触子3で相対的にずれることになる。
接触子3同士での周方向11のずれ量は、(a+n)×Pで規定することができる。ここで、a、nは定数で、0<a<1であり、n=0、1、2、…であり、Pは、上述のように素線3aのピッチである。このように設定したずれ量に基づいて、接触位置規定用部材4の周方向11の長さ、即ち、周方向11における設定部4aの側面4c−1,4c−2間の寸法を変更することで、各接触子3における接触位置15のずれを調節することが可能である。
図面を参照して説明する。上述のように、接触子3と、第2導体2の挿入部2aの外周面2bとの接触は、接触子3を構成する各素線3aと外周面2bとの各接触位置15にてなされる。又、それぞれの接触子3における素線3aのピッチPは、同一又はほぼ同一である。よって、図5Aに点線で示すように、上記軸方向12において2箇所に配置されるそれぞれの接触子3における各素線3aの各接触位置15が上記軸方向12において互いに一致して各接触子3がそれぞれの接触子据付溝1cに設置された場合には、機器の寸法公差や温度変動による熱伸縮により第1導体1と第2導体2とが軸方向12に相対的に変位することで、従来技術における上述の課題のように、接触位置15での第2導体2の摩耗が発生してしまう。
これに対し、接触位置規定用部材4を接触子据付溝1c−1、1cに設けることで、図5Bに点線で示すように、2箇所に配置されるそれぞれの接触子3における各素線3aの各接触位置15は、意図的に、周方向11において各接触子3でずれる。したがって、第1導体1と第2導体2とが軸方向12に相対的に変位した場合でも、接触位置15での第2導体2の摩耗発生を低減することが可能となる。
尚、図5A及び図5Bは、両接触子3における接触位置15を説明するために模式的に各導体等を図示し平面的に図示したものであり、図示等において不適正な点がある。
以上のような構成を有する接触子構造体101では、第1導体1の接触子据付溝1c、1c−1に接触位置規定用部材4を取り付け、さらに各接触子据付溝1cに接触子3を収納する。そして、第1導体1の中空部1aに第2導体2の挿入部2aを挿入する。これにより、第1導体1と第2導体2とは接触子3を介して電気的に接続される。また、接触子3はコイルばね状であることから、第1導体1と第2導体2との導通を確保しながら、両者の相対的な変位が可能となる。
さらに、上述のように接触位置規定用部材4によってそれぞれの接触子3と第2導体2との接触位置15は、周方向11においてずれていることから、第1導体1と第2導体2とが軸方向12に相対的に変位した場合でも、接触位置15での第2導体2の摩耗発生を低減することが可能である。したがって、摩耗による接触抵抗及び摩擦力の増加を抑えることができ、長期に渡り安定した低接触抵抗を得ることが期待できる。
さらに、第1導体1及び第2導体2に用いられるAl合金やCu合金と比較して、内部摩擦の大きなPTFEのような材料を接触位置規定用部材4に用いることで、当該接触子構造体を備えた電気機器の構成部分、例えば遮断器から伝わる振動を抑制することができる。よって、従来、別途設けていた振動低減効果を有する装置を削減することが可能となる。
又、第2導体2の摩耗増加を抑制することができることから、接触子構造体101の耐久性が増し長寿命化を図ることも可能である。
さらに又、接触子3と第2導体2との接触抵抗の増加が抑制されることから、電力損失が低減されひいては省エネルギーにも寄与することができる。
実施の形態2.
上述のように実施の形態1では、第1導体1は、軸方向12に沿った2箇所に、周方向11に延在する接触子据付溝1cを有する。これに対し本実施の形態2では、第1導体1−2は、複数の接触子3を収納する溝で一箇所に形成された接触子据付溝1c−2を設けた構成を有する。さらに、実施の形態1における接触位置規定用部材4に代えて、上記接触子据付溝1c−2に取り付けられる接触位置規定用部材4−2を有する。
尚、第1導体1−2、接触子据付溝1c−2、及び接触位置規定用部材4−2のそれぞれの機能は、実施の形態1で説明した第1導体1、接触子据付溝1c、及び接触位置規定用部材4の各機能と同じである。また、本実施形態2の接触子構造体102におけるその他の構成は、上述の実施形態1の接触子構造体101と同じである。よって以下には、第1導体1−2、接触子据付溝1c−2、及び接触位置規定用部材4−2についてのみ説明を行う。
尚、実施の形態1にて説明した変形例についても本実施の形態2に適用可能である。
第1導体1−2は、図6及び図7に示すように、接触子据付溝1c、1c−1に代えて接触子据付溝1c−2を有する点でのみ第1導体1と相違し、その他の構成で相違する点はない。
接触子据付溝1c−2は、図6及び図7に示すように、第1導体1−2の中空部1aにおける内周面1bの一箇所に、周方向11に沿って内周面1bの全周にわたり形成された凹状の矩形の溝であり、複数の接触子3を収納する。本実施形態では、軸方向12において2本の接触子3を収納している。接触子据付溝1c−2におけるその他の構成は、実施形態1における接触子据付溝1cと同じである。
接触位置規定用部材4−2は、図8Aに示すように、円環部4−2aと、設定部4−2bとを有し、実施形態1における接触位置規定用部材4と同じ材料を用いて、円環部4−2a及び設定部4−2bが一体的に形成されたものである。尚、図8Aの(a)は、接触位置規定用部材4−2の平面図であり、図8Aの(b)は、その側面図である。
円環部4−2aは、接触子据付溝1c−2に沿うように形成された円環形状であり、接触子据付溝1c−2の軸方向12における中央部に配置される。円環部4−2aの厚みtは、つまり上記直径方向13における寸法は、接触子据付溝1c−2の深さに一致又はほぼ一致する。このように構成される円環部4−2aは、接触子据付溝1c−2に設置されることで、接触子据付溝1c−2を軸方向12に2つの領域に分割する。このように分割された2つの領域には、それぞれ、接触子3が配置される。
設定部4−2bは、図8Aに示すように、円環部4−2aの一部分から軸方向12に沿って突設された部分であり、上記一部分から互いに反対方向へ突出した設定部4−2b−1と、設定部4−2b−2とから構成される。設定部4−2b−1及び設定部4−2b−2の厚みは、図7に示すように、円環部4−2aの厚みtよりも小さい。また、軸方向12における設定部4−2b−1及び設定部4−2b−2の長さは、本実施形態では同じである。また、図8Aの(b)に示す、接触位置規定用部材4−2の軸方向12における長さLは、図6及び図7に示すように、接触子据付溝1c−2の軸方向12における長さに一致する。したがって、設定部4−2b−1及び設定部4−2b−2により、円環部4−2aが接触子据付溝1c−2の軸方向12における中央部に配置されることになる。
また、設定部4−2b−1及び設定部4−2b−2は、上述のように円環部4−2aによってそれぞれ配置された2つの接触子3におけるそれぞれの一端部及び他端部と接触する。さらに、設定部4−2b−1と設定部4−2b−2とは、図6及び図8Aの(a)に示すように、周方向11においてずれて形成されている。したがって、接触位置規定用部材4−2は、実施形態1における接触位置規定用部材4が奏する作用と同様に、2つの接触子3が第2導体2と接触するそれぞれの接触位置15を、周方向11において互いに異ならせるという作用を行う。
以上説明したように、実施の形態2における接触子構造体102においても、上述した実施の形態1における接触子構造体101が奏する効果と同じ効果を奏することができる。
さらに、実施の形態2における接触子構造体102では、第1導体1に対して接触子据付溝1c−2を一箇所に形成することから、加工工程を削減することができるという効果がある。
尚、上述の実施形態2では、接触位置規定用部材4−2は、周方向11に連続した円環部4−2aを有するが、図8Bに示す接触位置規定用部材41のように、円環部4−2aの一部を切断した形状でもよい。このように円環部4−2aの一部を切断した形状によれば、第1導体1の中空部1aの直径に比べて円環部4−2aの直径が小さい場合において、接触子据付溝1c−2への設置が容易となるという効果がある。
また、図8Cに示す接触位置規定用部材42のように、複数の板状のガイド片にて円周方向に配置する構造でもよい。板状のガイド片を用いる場合、円環部4−2aと比較して接触位置規定用部材4−2の作製が容易になるという効果がある。
実施の形態3.
上述の実施形態1,2では、上記接触子配置構造として、接触子据付溝1c、1c−1、1c−2と、これら接触子据付溝1c、1c−1、1c−2に取り付けられる接触位置規定用部材4、4−2とを備えた構造を採用している。これに対し本実施形態では、上記接触子配置構造として、例えば接触子据付溝1cと、固定溝16とを備えた構造を採る。上記固定溝16は、実施形態1にて示した接触子据付溝1c、及び実施形態2にて示した接触子据付溝1c−2のいずれに対しても適用可能である。尚、以下では、接触子据付溝1cを例に採り説明を行う。又、本実施形態において、上記接触子配置構造以外の構成は、上述の実施形態1,2に示す構成に同じであるので、ここでの説明は省略する。また、実施の形態1、2にて説明した変形例についても本実施の形態3に適用可能である。
図9に示すように、固定溝16は、接触子据付溝1cの底面1dに形成され、接触子3を構成する接触片つまり素線3aを収納する溝であり、接触片3aと、上記溝無導体に相当する第2導体2との上記接触位置15を、軸方向12に配置されるそれぞれの接触子3において上記周方向11にて互いに異ならせて、各接触子3を接触子据付溝1cに位置決めする溝である。
即ち、上述したように例えば実施形態1では、それぞれの接触子3における一端部及び他端部が接触する接触位置規定用部材4により、上記一端部及び上記他端部の周方向11における位置をそれぞれの接触子3で相違させることで、2つの接触子3間で、素線3aの接触位置15を、互いに意図的に周方向11にずらせている。これに対し本実施形態では、図9に示すように、接触片に相当する接触子3のそれぞれの素線3aを固定溝16へ入れ込み保持し、かつ固定溝16の周方向11における位置を、それぞれの接触子据付溝1cにおいて互いに異ならせている。この構成により、接触子3における素線3aそのものの位置が規定され、かつ素線3aと第2導体2との接触位置15を、2つの接触子3間で、意図的に周方向11にずらすものである。
尚、図9において、実線にて示した接触子3が軸方向12(図示では、紙面に垂直な方向)において手前側に配置した接触子を示し、一部点線で示した接触子3が奥側に配置した接触子を示している。この図9に示すように、2つの接触子3間で、素線3aの接触位置15は周方向11にずれている。
ここで2つの接触子据付溝1cにおける固定溝16の周方向11におけるずれ量は、実施形態1における接触位置規定用部材4の場合と同様に、(a+n)×Pで規定することができる。ここで、a、nは定数で、0<a<1であり、n=0、1、2、…であり、Pは、上述のように素線3aのピッチである。
以上のように構成される本実施形態における接触子構造体103においても、上述した実施の形態1における接触子構造体101が奏する効果と同じ効果を奏することができる。
さらに、本実施形態における接触子構造体103では、一つの接触子3を構成するそれぞれの素線3aの周方向11における位置が規定できることから、実施の形態1の構成に比べて、2つの接触子3が第2導体2と接触するそれぞれの接触位置15を、周方向11において互いに、より確実に異ならせることができる。
実施の形態4.
上述の実施の形態1では、第1導体1に接触子据付溝1cを設けた構成を示したが、本実施形態における接触子構造体104は、図10に示すように、接触子据付溝17を第2導体2の挿入部2aの外周面2bに形成した構成である。このように本実施の形態4では、第2導体2に接触子据付溝17を設けたことから、第2導体2が溝付導体に相当し、一方、第1導体1には接触子据付溝17を形成していないので、第1導体1が溝無導体に相当する。
接触子据付溝17は、上述した接触子据付溝1cと同じ構成及び機能を有し、接触子据付溝1cと同様にして上記外周面2bに形成される。また、接触子据付溝17には、実施の形態1で説明した接触位置規定用部材4が取り付けられる。尚、実施の形態1における構成と同様に、接触位置規定用部材4が設置される接触子据付溝は、2つの接触子据付溝17が軸方向12につながった接触子据付溝17−1(図10)となっている。
接触子据付溝17には、接触子3が嵌め込まれ、第1導体1と第2導体2とは接触子3を介して電気的に接続される。
本実施形態の接触子構造体104におけるその他の構成は、実施の形態1における接触子構造体101における構成と同じである。また、実施の形態1にて説明した変形例についても本実施の形態4に適用可能である。
以上のように構成される本実施形態の接触子構造体104においても、上述した実施の形態1における接触子構造体101が奏する効果と同じ効果を奏することができる。
また、本実施形態の接触子構造体104についても、接触子据付溝17に代えて、実施の形態2で説明した接触子据付溝1c−2のような接触子据付溝を第2導体2の挿入部2aの外周面2bに形成することもできる。この構成では、さらに上述した実施の形態2における接触子構造体102が奏する効果と同じ効果を奏することができる。
実施の形態5.
上述の実施形態4では、上記接触子配置構造として、接触子据付溝17、17−1と、これら接触子据付溝17,17−1に取り付けられる接触位置規定用部材4とを備えた構造を採用している。これに対し本実施の形態5の接触子構造体105では、図11に示すように、上記接触子配置構造として、接触子据付溝17と、固定溝16とを備えた構造を採る。即ち、上述の実施形態4の構成の変形例として上述の実施形態3の構成を採用したものである。
ここで、固定溝16は、接触子据付溝17の底面17dに形成される。その形成位置は、実施の形態3で説明したものと同じである。また、その他の構成は、上述の実施形態4における構成に同じである。また、実施の形態3,4にて説明した変形例についても本実施の形態5にも適用可能である。
以上のように構成される本実施形態の接触子構造体105においても、上述した実施の形態1、3、4における接触子構造体101、103、104が奏する効果と同じ効果を奏することができる。
実施の形態6.
上述した実施の形態1〜5では、接触子3として、コイルばね状の接触子を用いる構成を示した。接触子の形態は、上記コイルばね状に限定するものではなく、他の形態の接触子を接触子3に代えて使用することも可能である。本実施形態では、そのような他の形態の接触子の一例を示す。
即ち、接触子として、例えば図12に示すような板ばね状の接触子18を用いることもできる。接触子18は、導電性材料にてなり、マルチコンタクト(ソルトン社商品名)のようなばね弾性を有する接触子であり、柔軟性を有する板材18aと、該板材18aに形成され板ばね状の第1接触片18bと、板材18aを挟んで第1接触片18bとは反対側にて板材18aに形成される第2接触片18cとを有する。ここで、第1接触片18bが第1導体1及び第2導体2のいずれか一方に接触し、第2接触片18cが第1導体1及び第2導体2のいずれか他方に接触する。
尚、各実施形態において、接触子18以外の構成部分は、上述した構成をそのまま使用される。
上述したような接触子18を用いることでも、実施の形態1〜6のそれぞれは、上述した効果を奏することができる。
1 第1導体、1c 接触子据付溝、2 第2導体、3 接触子、3a 素線、
4 接触位置規定用部材、15 接触位置、16 固定溝、
101〜105 接触子構造体。

Claims (5)

  1. 同軸上に配置された一対の第1導体及び第2導体である導体を嵌合した状態において、上記導体間に挟まれて上記導体の周方向に沿って延在しかつ上記導体の軸方向に沿って複数にて配置される接触子を介して上記導体間の通電を行う接触子構造体であって、
    上記軸方向に配置されたそれぞれの上記接触子において、上記接触子と上記導体との接触位置を上記周方向にて異ならせてそれぞれの上記接触子を配置する接触子配置構造を備え
    上記接触子配置構造は、接触子据付溝と、上記接触子据付溝に取り付けられる接触位置規定用部材とを備え、
    上記接触子据付溝は、上記第1導体及び第2導体の一方に相当する溝付導体に上記周方向に沿って形成され上記接触子を収納して上記溝付導体に取り付ける溝であり、
    上記接触位置規定用部材は、上記接触子を構成する接触片と、上記第1導体及び第2導体の他方に相当する溝無導体との上記接触位置を、それぞれの上記接触子において上記周方向にて異ならせて各接触子を上記接触子据付溝に位置決めする部材である、
    ことを特徴とする接触子構造体。
  2. 上記接触位置規定用部材は、上記導体の材料に比して内部摩擦の大きな材料にてなり、上記接触子据付溝に上記周方向に沿った円環形状にてなる、請求項記載の接触子構造体。
  3. 同軸上に配置された一対の第1導体及び第2導体である導体を嵌合した状態において、上記導体間に挟まれて上記導体の周方向に沿って延在しかつ上記導体の軸方向に沿って複数にて配置される接触子を介して上記導体間の通電を行う接触子構造体であって、
    上記軸方向に配置されたそれぞれの上記接触子において、上記接触子と上記導体との接触位置を上記周方向にて異ならせてそれぞれの上記接触子を配置する接触子配置構造を備え、
    上記接触子配置構造は、接触子据付溝と、上記接触子据付溝の底面に形成される固定溝とを備え、
    上記接触子据付溝は、上記第1導体及び第2導体の一方に相当する溝付導体に上記周方向に沿って形成され上記接触子を収納して上記溝付導体に取り付ける溝であり、
    上記固定溝は、上記接触子を構成する接触片を収納する溝であって、上記接触片と、上記第1導体及び第2導体の他方に相当する溝無導体との上記接触位置を、それぞれの上記接触子において上記周方向にて異ならせて各接触子を上記接触子据付溝に位置決めする溝である、
    ことを特徴とする接触子構造体。
  4. それぞれの上記接触子は、接触片に相当する素線を巻回軸に対して傾斜して螺旋状に巻回して形成されて上記巻回軸に直交する直交方向における断面が楕円形状にてなる、コイルばね状の部材である、請求項1からのいずれか1項に記載の接触子構造体。
  5. 同軸上に配置された一対の第1導体及び第2導体である導体を嵌合した状態において、上記導体間に挟まれて上記導体の周方向に沿って延在しかつ上記導体の軸方向に沿って複数にて配置される接触子を介して上記導体間の通電を行う接触子構造体であって、
    上記軸方向に配置されたそれぞれの上記接触子において、上記接触子と上記導体との接触位置を上記周方向にて異ならせてそれぞれの上記接触子を配置する接触子配置構造を備え、
    それぞれの上記接触子は、接触片を有し板ばね状の部材である、
    ことを特徴とする接触子構造体。
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