JP5176946B2 - 微細気泡発生装置 - Google Patents
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Description
上記オリフィス部(12,24,33)と上記衝突部(13)との間を流れる。すなわち、上述の構成により、オリフィス部(12,24,33)を通過して衝突部(13)に衝突した後に放射状に流れる気体溶解液の流量のバラツキが少なくなり、上記吐出ノズル(10)から吐出される微細気泡の気泡径のバラツキを少なくすることができる。
を備え、上記入口側部材(15)及び上記出口側部材(16)は、上記吐出部材(11,21,31)を挟持した状態で、互いに係合可能に構成されているものとする(第3の発明)。
れるとともに、該吐出部材(11,21,31)の出口側に出口側流路(16b)が構成される。し
たがって、簡単な構成によって、吐出部材(11,21,31)の入口側流路(15b)及び出口側
流路(16b)を有する吐出ノズル(10)を構成することができる。
とにより、容易に且つ確実に係合することができる。したがって、上記吐出ノズル(10)を容易に且つ確実に組み立てることができる。
)において、オリフィス部(12,24,33)と衝突部(13)とを一体化して吐出部材(11,21,31)としたため、吐出ノズル(10)の組み立てを容易に行うことができるとともに、上記オリフィス部(12,24,33)と上記衝突部(13)との相対的な位置関係を一定に保つことができ、上記吐出ノズル(10)から吐出される微細気泡の気泡径のバラツキを少なくすることができる。
)で螺合する構成としたため、吐出ノズル(10)を容易に且つ確実に組み立てることができる。
図1に本発明の実施形態に係る吐出ノズル(10)を有する微細気泡発生装置(1)の概
略構成を示す。
なる気液混合流体を加圧するための加圧ポンプ(6)と、水に対する空気の溶解を促進さ
せて空気溶解水(気体溶解液)を生成するための気体溶解器(7)と、該空気溶解水から
微細気泡を発生させるとともに、該微細気泡を浴槽(4)内へ向かって吐出するための吐
出ノズル(10)と、を備えている。そして、これらの吸込部(3)、空気導入部(5)、加圧ポンプ(6)、気体溶解器(7)及び吐出ノズル(10)を配管(2)によって接続するこ
とで、上記微細気泡発生装置(1)内には、上記浴槽(4)内の水を循環させる循環流路が形成されている。
水に空気導入部(5)で空気を導入し、それらの水及び空気からなる気液混合流体を加圧
ポンプ(6)によって気体溶解器(7)へ圧出した後、該気体溶解器(7)内において空気
を水に溶解させて上記気液混合流体を空気溶解水とする。また、上記微細気泡発生装置(1)は、気体溶解器(7)において、空気溶解水内で溶解されずに残った余剰空気を取り除いた後、空気溶解水を吐出ノズル(10)へ送り出すように構成されている。このようにして送り出された空気溶解水は、上記吐出ノズル(10)で減圧等されて内部に微細気泡が発生した状態で浴槽(4)内に吐出される。
気の流量を調整するための吸気量調整弁(8c)と、上記空気導入部(5)内の空気が上記
吸入管(8b)の上流側へ逆流するのを防止するための逆止弁(8d)とが設けられている。
止する前に、吸気フィルタ(9b)を介して吸気した空気中にオゾンを生成するように構成されている。上記オゾン発生機構(9a)で発生したオゾンは、上記空気導入部(5)へ導
入され、空気とともに水に混合され、気液混合流体として加圧ポンプ(6)によって気体
溶解器(7)へ圧送される。これにより、微細気泡発生装置(1)が停止して上記気体溶解器(7)内に水が残留した場合であっても、上記オゾンによって残留水は除菌される。な
お、上記微細気泡発生装置(1)の運転時は、上記オゾン発生機構(9a)は作動しないた
め、空気導入部(5)にはオゾンの含まれていない空気が導入される。
た状態で気体溶解器(7)へ送り出すように構成されている。
るようになっている。
から排出された空気溶解水を減圧等して、該空気溶解水から微細気泡を発生させて浴槽(4)内へ吐出するように構成されている。
以下で、上記吐出ノズル(10)の構成について図2及び図3に基づいて詳細に説明する。
記空気溶解水に微細気泡を発生させる概略円柱状の吐出部材(11)と、該吐出部材(11)の入口側流路(15b)を形成するための有底円筒状の入口側部材(15)と、上記吐出部材
(11)の出口側流路(16b)を形成するための円筒状の出口側部材(16)と、を備えてい
る。すなわち、上記吐出ノズル(10)は、吐出部材(11)が入口側部材(15)と出口側部材(16)との間に配置されてなるもので、上記入口側部材(15)の入口側流路(15b)を
介して上記吐出部材(11)に導入された空気溶解水に、該吐出部材(11)内で微細気泡を発生させて、該空気溶解水を微細気泡とともに上記出口側部材(16)の出口側流路(16b
)を介して吐出するように構成されている。
)の外周面上には、上記入口側部材(15)のネジ部(15a)と螺合可能なネジ部(16a)が形成されている。
の3つの部材を容易に一体化することができる。
れた有底円筒状の上記オリフィス部(12)の開口部分に、その開口部分の内径よりも外径の小さい円板状の上記衝突部(13)が取り付けられてなる。
れている。このオリフィス孔(12a)は、上記オリフィス部(12)の底部の厚み方向中央
部から該底部の表面に向かって徐々に径が大きくなるように設けられている。すなわち、上記オリフィス孔(12a)は、その内部で流路断面積をさらに絞るように形成されている
。
)から均等な距離の位置に扇状の4つの導出口(13a)が形成される。
でオリフィス孔(12a)から均等な距離の位置に設けられているため、微細気泡を含んだ
気体溶解水は、上記各導出口(13a)から均等な流量で上記吐出部材(11)の軸線方向に
吐出される。これにより、上記吐出部材(11)の隙間(18)内では、衝突部(13)に衝突した空気溶解水が上記各導出口(13a)まで流れる距離が均一になるため、該空気溶解水
中により均一な微細気泡を発生させることができる。しかも、上記空気溶解水は、上記吐出部材(11)の軸線方向に吐出されるため、該吐出部材(11)の出口側に形成された出口側流路(16b)をそのまま軸線方向に流れて、浴槽(4)内に効率良く吐出される。
の溝部(11a)が形成されている。
以上より、この実施形態によれば、空気溶解水を減圧するためのオリフィス孔(12a)
が形成されたオリフィス部(12)と、該オリフィス孔(12a)を通過した空気溶解水を衝
突させて微細気泡を発生させるための衝突部(13)とを一体化して吐出部材(11)としたため、オリフィス部や衝突部を別々に組み付ける必要がなくなり、吐出ノズルの組立を容易に行うことができる。しかも、上述のように、オリフィス部(12)と衝突部(13)とを一体化することで、両者の間隔を均一にすることができ、吐出部材(11)から吐出される微細気泡の気泡径のバラツキを少なくすることができる。
って微細気泡を吐出する吐出ノズル(10)を容易に得ることができる。
図4に、上記実施形態の変形例1に係る吐出部材(21)の概略構成を示す。この吐出部材(21)は、衝突部(13)とオリフィス部(24)との接続構造が上記実施形態とは異なるだけなので、以下の説明では、異なる部分についてのみ説明する。
は、上記オリフィス部(24)に対して嵌合によって接続されている。
図5に、上記実施形態の変形例2に係る吐出部材(31)の概略構成を示す。この吐出部材(31)は、上記変形例1と同様、衝突部(13)とオリフィス部(33)との接続構造が異なるだけなので、以下の説明では、異なる部分についてのみ説明する。
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
厚み方向中央部分に向かって徐々に径が小さくなるように形成されているが、この限りでなく、流路断面積を小さくして、該オリフィス孔を通過する空気溶解水を減圧するような構成であれば、どのような大きさや形状であってもよい。
10 吐出ノズル
11,21,31 吐出部材
12,24,33 オリフィス部
12a,24c,33b オリフィス孔
13 衝突部
13a 導出口
15 入口側部材
15a ネジ部
15b 入口側流路
15c 貫通穴(通路)
16 出口側部材
16a ネジ部
16b 出口側流路(通路)
Claims (4)
- 気体が液体中に加圧溶解された気体溶解液を減圧して微細気泡を吐出するように、内部に流路が形成された吐出ノズル(10)を有する微細気泡発生装置であって、
上記吐出ノズル(10)は、
上記流路の流路断面積を小さくするためのオリフィス孔(12a,24c,33b)が形成され
たオリフィス部(12,24,33)と、
上記オリフィス孔(12a,24c,33b)から流出する気体溶解液が衝突して該気体溶解液
内で微細気泡を小径化するように、上記オリフィス孔(12a,24c,33b)の流路出口側に設
けられた衝突部(13)とを備え、
上記オリフィス部(12,24,33)及び衝突部(13)は、互いに接続されて一体化されることにより、上記微細気泡を吐出する吐出部材(11,21,31)を構成し、
上記衝突部(13)は、略円板状の本体部と、該本体部から径方向外方に突出し且つ周方向に互いに等間隔に配置される複数の接続部(17)とを有し、
上記衝突部(13)の各接続部(17)の径方向外方端部が、上記オリフィス部(12,24,33)の内周縁部と上記接続部(17)との間にそれぞれ導出口(13a)を形成するように、該オリフィス部(12,24,33)の内周縁部に接続されることを特徴とする微細気泡発生装置。 - 請求項1に記載の微細気泡発生装置において、
上記オリフィス部(12,24,33)は、底部に上記オリフィス孔(12a,24c,33b)が形成される有底筒状に形成されることを特徴とする微細気泡発生装置。 - 請求項1,2に記載の微細気泡発生装置において、
上記吐出ノズル(10)は、
上記オリフィス孔(12a,24c,33b)の入口側流路(15b)を形成するための通路(15c
)が内部に形成された入口側部材(15)と、
上記導出口(13a)の出口側流路を形成するための通路(16b)が内部に形成された出口側部材(16)とを備え、
上記入口側部材(15)及び上記出口側部材(16)は、上記吐出部材(11,21,31)を挟持した状態で、互いに係合可能に構成されていることを特徴とする微細気泡発生装置。 - 請求項3に記載の微細気泡発生装置において、
上記入口側部材(15)及び上記出口側部材(16)は、それぞれ円筒状の部材からなり、一方の部材(16)の外周面上に他方の部材(15)の内周面が係合するように、該一方の部材(16)の外径が他方の部材(15)の内径と同等になるよう形成されているとともに、該一方の部材(16)の外周面上及び他方の部材(15)の内周面上に互いに螺合可能なネジ部(15a,16a)が形成されていることを特徴とする微細気泡発生装置。
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