JP5176877B2 - 構成定義情報生成プログラム、構成定義情報生成装置、構成定義情報生成方法および監視プログラム - Google Patents

構成定義情報生成プログラム、構成定義情報生成装置、構成定義情報生成方法および監視プログラム Download PDF

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Description

この発明は、ITサービス監視に用いられる構成定義情報を生成する構成定義情報生成プログラム、構成定義情報生成装置、構成定義情報生成方法および構成定義情報を用いてITサービスを提供するサーバの動作状況を監視する監視プログラムに関する。
従来より、互いに通信可能な状態で接続された複数のサーバからなるITシステムがあり(例えば、特許文献1参照)、ITシステムの管理者であるシステム管理者は、いずれかのサーバ上に導入したアプリケーションを用いて、ユーザに対してITサービスを提供している。
そして、ITサービスを提供するサーバの動作状況を監視するために、ITシステムを構成する各サーバとの間で通信可能な状態で接続された監視サーバに監視コンソール(プログラム)が導入されている。この監視サーバは、アプリケーションが導入されたサーバのサーバ識別情報と、アプリケーションに対応するプロセスのプロセス識別情報とを対応付けたITシステムの構成定義情報をシステム管理者から受け付ける。そして、監視サーバは、アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理中に、構成定義情報の中にある各プロセス識別情報に対応するプロセスが全て動作されたか否かを監視し、監視結果をシステム管理者に対して出力する。
特開2000−3347号公報
ところで、上記した従来の監視サーバでは、ITサービスを提供するサーバの動作状況を監視するために、上述した構成定義情報の入力を受け付ける必要がある。したがって、システム管理者が構成定義情報を入力できない場合には、ITサービスの動作状況を自動的に監視することができないという課題があった。
そこで、開示の構成定義情報生成プログラム等は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、構成定義情報を自動的に生成することが可能な構成定義情報生成プログラム、構成定義情報生成装置、構成定義情報生成方法を提供すること目的とする。
また、構成定義情報生成プログラム、構成定義情報生成装置、構成定義情報生成方法により生成された構成定義情報を用いて、ITサービスの動作状況を自動的に監視することが可能な監視プログラムを提供すること目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、開示の構成定義情報生成プログラムは、ITシステムを構成する各サーバの内、いずれかのサーバにおいてITサービスを提供するためのアプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理が開始される前に、前記各サーバそれぞれから、サーバ上で動作中のプロセス情報を取得する処理開始前プロセス情報取得手順と、前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理の実行開始から終了までの間に、複数回に渡って、前記複数のサーバそれぞれから、前記プロセス情報を取得する処理中プロセス情報取得手順と、前記処理中プロセス情報取得手順によって取得されたプロセス情報の中から、前記処理開始前プロセス情報取得手順によって取得されたプロセス情報に対応するプロセス情報を取り除いて、前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理が実行されている時のプロセス情報を特定するプロセス情報特定手順と、前記プロセス情報特定手順によって特定された前記プロセス情報から、前記アプリケーションに対応するプロセス名と、前記アプリケーションに対応するプロセスが実行されたサーバの識別情報とを抽出して、当該抽出されたプロセス名および識別情報を紐付けて、前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理の処理状況を監視するための構成定義情報を生成する構成定義情報生成手順とをコンピュータに実行させることを要する。
また、開示の構成定義情報生成装置は、ITシステムを構成する各サーバの内、いずれかのサーバにおいてITサービスを提供するためのアプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理が開始される前に、前記各サーバそれぞれから、サーバ上で動作中のプロセス情報を取得する処理開始前プロセス情報取得部と、前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理の実行開始から終了までの間に、複数回に渡って、前記複数のサーバそれぞれから、前記プロセス情報を取得する処理中プロセス情報取得部と、前記処理中プロセス情報取得部によって取得されたプロセス情報の中から、前記処理開始前プロセス情報取得部によって取得されたプロセス情報に対応するプロセス情報を取り除いて、前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理が実行されている時のプロセス情報を特定するプロセス情報特定部と、前記プロセス情報特定部によって特定された前記プロセス情報から、前記アプリケーションに対応するプロセス名と、前記アプリケーションに対応するプロセスが実行されたサーバの識別情報とを抽出して、当該抽出されたプロセス名および識別情報を紐付けて、前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理の処理状況を監視するための構成定義情報を生成する構成定義情報生成部とを有することを要する。
また、開示の構成定義情報生成方法は、ITシステムを構成する各サーバの内、いずれかのサーバにおいてITサービスを提供するためのアプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理が開始される前に、前記各サーバそれぞれから、サーバ上で動作中のプロセス情報を取得する処理開始前プロセス情報取得ステップと、前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理の実行開始から終了までの間に、複数回に渡って、前記複数のサーバそれぞれから、前記プロセス情報を取得する処理中プロセス情報取得ステップと、前記処理中プロセス情報取得ステップによって取得されたプロセス情報の中から、前記処理開始前プロセス情報取得ステップによって取得されたプロセス情報に対応するプロセス情報を取り除いて、前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理が実行されている時のプロセス情報を特定するプロセス情報特定ステップと、前記プロセス情報特定ステップによって特定された前記プロセス情報から、前記アプリケーションに対応するプロセス名と、前記アプリケーションに対応するプロセスが実行されたサーバの識別情報とを抽出して、当該抽出されたプロセス名および識別情報を紐付けて、前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理の処理状況を監視するための構成定義情報を生成する構成定義情報生成ステップとを含むことを要する。
また、開示の監視プログラムは、ITシステムを構成する各サーバの内、いずれかのサーバにおいてITサービスを提供するためのアプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理が開始される前に、前記各サーバそれぞれから、サーバ上で動作中のプロセス情報を取得する処理開始前プロセス情報取得手順と、前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理の実行開始から終了までの間に、複数回に渡って、前記複数のサーバそれぞれから、前記プロセス情報を取得する処理中プロセス情報取得手順と、前記処理中プロセス情報取得手順によって取得されたプロセス情報の中から、前記処理開始前プロセス情報取得手順によって取得されたプロセス情報に対応するプロセス情報を取り除いて、前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理が実行されている時のプロセス情報を特定するプロセス情報特定手順と、前記プロセス情報特定手順によって特定された前記プロセス情報から、前記アプリケーションに対応するプロセス名と、前記アプリケーションに対応するプロセスが実行されたサーバの識別情報とを抽出して、当該抽出されたプロセス名および識別情報を紐付けて、前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理の処理状況を監視するための構成定義情報を生成する構成定義情報生成手順と、前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理が次に実行された際に、前記構成定義情報生成手順によって生成された構成定義情報を用いて、前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理の処理状況を監視する処理状況監視手順とをコンピュータに実行させることを要する。
開示の構成定義情報生成プログラム、構成定義情報生成装置、構成定義情報生成方法によれば、ITサービスの動作状況を監視するために必要な構成定義情報を自動的に生成することが可能である。また、開示の監視プログラムによれば、構成定義情報生成プログラムなどにより生成された構成定義情報を用いて、ITサービスの動作状況を自動的に監視することが可能である。
以下に添付図面を参照して、構成定義情報生成プログラム、構成定義情報生成装置、構成定義情報生成方法および監視プログラムの一実施形態を詳細に説明する。なお、以下では、ITサービス監視用の構成定義情報を生成する構成定義生成サーバを含んだサービス監視システムを例に挙げて説明する。
[実施例1に係るサービス監視システムの概要]
図1は、実施例1に係るサービス監視システムにおける構成定義情報を作成する処理の概要を説明するための図である。実施例1に係るサービス監視システムは、ITサービスを提供するための複数のサービス提供サーバと、各サービス提供サーバとの間で通信可能な状態で接続された構成定義生成サーバと、各サービス提供サーバおよび構成定義生成サーバに接続された監視サーバとを有する。そして、実施例1に係るサービス監視システムは、サービス提供サーバの動作状況を監視することを概要とし、特に、構成定義情報を自動的に生成し、ITサービスの動作状況を監視する。
すなわち、システム管理者は、各サービス提供サーバの内で、いずれかのサービス提供サーバにITサービスを提供するためのアプリケーションを導入する。ここで、構成定義生成サーバは、図1の(A)に示すように、ITシステムを構成するいずれかのサーバにおいて、ITサービスを提供するためのアプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理が開始される前に、各サービス提供サーバそれぞれから、サーバ上で動作中のプロセス情報を取得する。
その後、アプリケーションが導入されたサービス提供サーバは、ユーザからサービス要求を受け付けると、アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理を実行する。ここで、構成定義生成サーバは、図1の(B)に示すように、アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理の実行開始から終了までの間に、複数回に渡って、複数のサービス提供サーバそれぞれから、プロセス情報を取得する。
サービス提供サーバからユーザに対してITサービスが提供されると、構成定義生成サーバは、一連の処理の実行開始から終了までの間に取得されたプロセス情報の中から、一連の処理が開始される前に取得されたプロセス情報に対応するプロセス情報を取り除く。そして、構成定義生成サーバは、図1の(C)に示すように、アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理が実行されている時のプロセス情報を特定する。
次に、構成定義生成サーバは、特定されたプロセス情報から、アプリケーションに対応するプロセス名と、アプリケーションに対応するプロセスが実行されたサービス提供サーバの識別情報とを抽出する。そして、構成定義生成サーバは、抽出されたプロセス名および識別情報を紐付けて、図1の(D)に示すように、アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理の処理状況を監視するための構成定義情報を生成する。
その後、監視サーバは、サービス提供サーバにより一連の処理が実行されると、一連の処理中に、構成定義情報の中にある各プロセス識別情報に対応するプロセスが全て動作されたか否かを監視し、監視結果をシステム管理者に対して出力する。
このようなことから、実施例1に係るサービス監視システムは、構成定義情報を自動的に生成し、ITサービスの動作状況を監視することが可能である。
[ITサービス監視システムの構成]
図2は、ITサービス監視システムの構成を示すブロック図である。図3は、構成定義生成サーバの構成を示すブロック図である。図4は、資産マネージャによる処理を説明するための図である。図5、図6および図7は、性能マネージャによる処理を説明するための図である。図8は、監視マネージャによる処理を説明するための図である。
図2に示すように、ITサービス監視システムは、ロードバランサを介して、互いに通信可能な状態で接続された複数のサービス提供サーバ10と、構成定義生成サーバ20と、監視サーバ30とを有する。
このうち、サービス提供サーバ10は、Webサーバやアプリケーションサーバ、データベースサーバなどの各種サーバに相当し、ハードウェア上でOS(Operating System)を動作し、OS上でアプリケーションを動作する。
構成定義生成サーバ20は、ITサービス監視に用いられる構成定義情報を生成する。特に、構成定義生成サーバ20は、図3に示すように、構成管理DB(データベース)21と、資産マネージャ22と、ネットワークマネージャ23と、性能マネージャ24と、監視マネージャ25とを有する。なお、性能マネージャ24は、処理開始前プロセス情報取得部もしくは処理中プロセス情報取得部ともいう。また、監視マネージャ25は、プロセス情報特定部、もしくは、構成定義情報生成部ともいう。
構成管理DB21は、性能マネージャ24および監視マネージャ25による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納する。なお、以下で用いる、CI−ID(Configuration Item ID)とは、構成管理DB21に格納された情報を一意に識別するための情報であり、構成管理DB21に情報が格納されるごとに新たなるCI−IDが付与される。
資産マネージャ22は、各サービス提供サーバ10から、サービス提供サーバ10に一意に付与されているサーバ識別情報を収集する。具体的には、資産マネージャ22は、ITサービスを提供するためのアプリケーションがいずれかのサービス提供サーバ10に導入されると、各サービス提供サーバ10からサーバ情報(例えば、サーバ名やIPアドレスなど)を収集する。そして、資産マネージャ22は、図4に示すように、収集したサーバ情報に対してCI−IDを付与し、論理サーバCIとして、構成管理DB21に格納する。
ネットワークマネージャ23は、各サービス提供サーバ10におけるITサービスを提供するためのトランザクション処理の開始および終了を検知する。
性能マネージャ24は、ITシステムを構成する各サービス提供サーバ10の内、いずれかのサービス提供サーバ10において、ITサービスを提供するためのアプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理が開始される前に、各サービス提供サーバ10それぞれから、サーバ上で動作中のプロセス情報を取得する。具体的には、性能マネージャ24は、ITサービスを提供するためのアプリケーションがいずれかのサービス提供サーバ10に導入されると、各サービス提供サーバ10からプロセス情報を収集する。ここで、プロセス情報とは、各サービス提供サーバ10上で動作中のプロセス(処理)のプロセス名と、CPU利用率と、メモリ使用量とを対応付けてなる情報である。そして、性能マネージャ24は、図5に示すように、収集したプロセス情報に対してCI−IDを付与し、アプリケーション導入直後プロセス情報CIとして、対応するサービス提供サーバ10の論理サーバCIに紐付けて構成管理DB21に格納する。
また、性能マネージャ24は、ITサービスを提供するためのアプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理の実行開始から終了までの間に、複数回に渡って、サービス提供サーバ10それぞれから、プロセス情報を取得する。具体的には、性能マネージャ24は、トランザクション処理開始直後と、トランザクション処理終了時とにおいて、各サービス提供サーバ10それぞれからプロセス情報を収集する。また、性能マネージャ24は、トランザクション処理が終了するまでの間、予め設定されている設定時間が経過するごとに、各サービス提供サーバ10それぞれからプロセス情報を収集する。
そして、性能マネージャ24は、プロセス情報を収集するごとに、図6に示すように、プロセス情報に対してCI−IDを付与し、プロセス情報CIの1つとして、対応するサービス提供サーバ10の論理サーバCIに紐付けて構成管理DB21に格納する。なお、図6に示したプロセスIDとは、プロセス名を識別するための情報であり、性能マネージャ24により各プロセス名に対してそれぞれ付与される情報である。
また、性能マネージャ24は、トランザクション処理が実行されている最中に収集した全てのプロセス情報の中から、トランザクション処理が開始される前に収集したプロセス情報に対応する情報を取り除く。そして、性能マネージャ24は、ITサービスを提供するためのアプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理が実行されている時のプロセス情報を特定する。
具体的には、性能マネージャ24は、トランザクション処理が終了すると、同一のサービス提供サーバ10に対応するプロセス情報と、アプリケーション導入直後プロセス情報とを構成管理DB21から読み出す。続いて、性能マネージャ24は、トランザクション処理が実行されている時のプロセス情報として、プロセス情報CIに対応するプロセス情報からアプリケーション導入直後プロセス情報CIに対応するプロセス情報を差し引いた差分のプロセス情報を抽出する。そして、性能マネージャ24は、図7に示すように、抽出した差分のプロセス情報に対してCI−IDを付与し、プロセス情報の差分CIとして、対応するサービス提供サーバ10の論理サーバCIに紐付けて構成管理DB21に格納する。
例えば、性能マネージャ24は、プロセス情報CIに列挙されている各プロセス名の中で、アプリケーション導入直後プロセス情報CIに列挙されていないプロセス名に対して、出現「○」を付与して構成管理DB21に格納する。また、性能マネージャ24は、トランザクションの開始によりCPU利用率またはメモリ使用量に変化があったプロセス名に対して出現「×」を付与し、CPU利用率の変化量およびメモリ使用率の変化量を対応付けて構成管理DB21に格納する。
監視マネージャ25は、トランザクション処理の実行開始から終了までの間に取得されたプロセス情報と、一連の処理が開始される前に取得されたプロセス情報との間の差分のプロセス情報から、アプリケーションに対応するプロセス名と、アプリケーションに対応するプロセスが実行されたサーバの識別情報とを抽出する。そして、監視マネージャ25は、抽出されたプロセス名および識別情報を紐付けて、ITサービス監視に用いられる構成定義情報を生成する。
具体的には、監視マネージャ25は、同一の論理サーバCIに対応する差分のプロセス情報をマージする。続いて、監視マネージャ25は、マージ結果を、図8に示すように、マージ結果をサーバごとの差分マージCIとして、対応するサービス提供サーバ10の論理サーバCIに関連付けて構成管理DB21に格納する。例えば、監視マネージャ25は、差分のプロセス情報の中にある全てのプロセス名を列挙し、CPU利用率の変化量、メモリ使用率の変化量および出現「○(もしくは、×)」を対応付けて構成管理DB21に格納する。ここで、CPU利用率の変化量やメモリ使用率の変化量には、差分のプロセス情報の中の最大値を格納する。
そして、監視マネージャ25は、サーバごとの差分マージCIの中にあるプロセス名(プロセス識別情報)と、サーバごとの差分マージCIに関連付けられている論理サーバCIの中にあるサーバ名と(サーバ識別情報)とを対応付けたITシステムの構成定義情報を生成して、監視サーバ30に対して出力する。
監視サーバ30は、サービス提供サーバ10によりトランザクション処理が行われると、トランザクション処理中に、構成定義情報の中にある全てのプロセス名のプロセスが動作されたか否かを監視し、監視結果をシステム管理者に対して出力する。
[ITサービス監視システムによる処理]
図9は、構成定義生成サーバによる処理の流れを示すフローチャート図である。なお、以下では、システム管理者によりいずれかのサービス提供サーバ10にアプリケーションが導入された直後から、構成定義情報を監視サーバ30に対して出力するまでの、構成定義生成サーバ20による処理の流れを説明する。
図9に示すように、いずれかのサービス提供サーバ10にアプリケーションが導入されると(ステップS101肯定)、性能マネージャ24は、各サービス提供サーバ10からプロセス情報を収集する(ステップS102)。
その後、ネットワークマネージャ23がトランザクション処理の開始を検知すると(ステップS103肯定)、性能マネージャ24は、各サービス提供サーバ10からプロセス情報を収集する(ステップS104)。
その後、ネットワークマネージャ23がトランザクション処理の終了を検知すると(ステップS105肯定)、性能マネージャ24は、トランザクション処理中のプロセス情報から、アプリケーション導入直後のプロセス情報を取り除いてプロセス情報の差分を抽出する(ステップS106)。
続いて、監視マネージャ25は、抽出されたプロセス情報の差分からプロセス名を抽出し(ステップS107)、プロセス名と、サーバ名とを対応付けたITシステムの構成定義情報を生成する(ステップS108)。そして、監視マネージャ25は、監視サーバ30に対して生成した構成定義情報を出力する(ステップS109)。
[実施例1の効果]
上記したように、実施例1によれば、構成定義情報を自動的に生成し、ITサービスの動作状況を監視することが可能である。また、実施例1によれば、人手を介さずに構成定義情報を自動で生成することができるので、構成定義情報を生成する手間を省くことができる。また、実施例1によれば、システム管理者が構成定義情報を生成しなくても良いので、構成定義情報の生成ミスを防止することができる。
ところで、実施例1では、トランザクション処理が1回実効された際に収集したプロセス情報を用いて構成定義情報を生成する場合を説明した。これに対し、例えば、図10に示すように、プロセス情報を複数回のトランザクション処理に渡って収集し、複数回分のプロセス情報を用いて構成定義情報を生成するようにしてもよい。
[ITサービス監視システムの構成]
(サービス提供サーバ10)
図11は、サービス提供サーバの構成を示すブロック図である。サービス提供サーバ10は、図11に示すように、サーバ情報を収集するための資産エージェント11と、プロセス情報を収集するための性能エージェント12と、ネットワーク情報を収集するためのネットワークエージェント13とを有する。
資産エージェント11は、いずれかのサービス提供サーバ10にITサービスを提供するためのアプリケーションが導入されると、サーバ情報を収集して、収集したサーバ情報を資産マネージャ22に対して送信する。
性能エージェント12は、性能マネージャ24からアプリケーション導入直後のプロセス情報の収集要求を受け付けると、プロセス情報を収集して、性能マネージャ24に対して送信する。また、性能エージェント12は、ネットワークエージェント13からトランザクション処理開始直後のプロセス情報の収集依頼を受け付けると、トランザクション処理開始直後のプロセス情報を収集して、性能マネージャ24に対して送信する。
また、性能エージェント12は、トランザクション処理の開始から終了までの間、一定時間(例えば、5秒)が経過するごとに、プロセス情報を収集して、性能マネージャ24に対して送信する。さらに、性能エージェント12は、ネットワークエージェント13からトランザクション終了時のプロセス情報の収集依頼を受け付けると、トランザクション終了時のプロセス情報を収集して、性能マネージャ24に対して送信する。
ネットワークエージェント13は、トランザクション処理が開始すると、トランザクション処理の開始タイミングを示すトランザクション情報(例えば、トランザクション処理の開始時刻)を取得して、構成定義生成サーバ20のネットワークマネージャ23に対して送信する。続いて、ネットワークエージェント13は、性能エージェント12に対してトランザクション処理開始直後のプロセス情報の収集を依頼する。このとき、ネットワークエージェント13は、ITサービス名を示したITサービス種別をネットワークマネージャ23に対して送信する。そして、ネットワークエージェント13は、トランザクション処理開始直後のネットワーク情報を収集して、ネットワークマネージャ23に対して送信する。また、ネットワークエージェント13は、トランザクション処理の開始から終了までの間、一定時間が経過するごとに、ネットワーク情報を収集して、ネットワークマネージャ23に対して送信する。
そして、ネットワークエージェント13は、トランザクション処理が終了すると、トランザクション処理の終了タイミングを示すトランザクション情報(例えば、トランザクション処理の終了時刻)を収集して、ネットワークマネージャ23に対して送信する。続いて、ネットワークエージェント13は、性能エージェント12に対してトランザクション終了時のプロセス情報の収集を依頼する。そして、ネットワークエージェント13は、トランザクション終了時のネットワーク情報を収集して、ネットワークマネージャ23に対して送信する。
(構成定義生成サーバ20)
図12は、構成管理DBの構成を説明するための図である。構成管理DB21は、図12に示すように、各CIに対応する情報と、CI間のリレーションとによって構成される。なお、図12では、一部の情報について省略している。
図13は、資産マネージャによる処理を説明するための図である。資産マネージャ22は、サービス提供サーバ10からサーバ情報を受け付けると、サーバ情報に対してCI−IDを付与し、論理サーバCIとして、構成管理DB21に格納する。続いて、資産マネージャ22は、各ロードバランサからネットワーク機器に関する情報(例えば、負荷分散先のサービス提供サーバ10のIPアドレスなど)を収集する。そして、資産マネージャ22は、図13に示すように、ネットワーク機器に関する情報に対してCI−IDを付与し、ネットワーク機器情報CIとして、構成管理DB21に格納する。
図14、図15および図16は、ネットワークマネージャによる処理を説明するための図である。ネットワークマネージャ23は、ネットワークエージェント13からトランザクション情報を受け付けると、図14に示すように、トランザクション情報に対してCI−ID付与し、トランザクション情報CI(トランザクション開始時刻)として、構成管理DB21に格納する。そして、ネットワークマネージャ23は、同一のITサービスに関するトランザクション情報CIと、ITサービスCIとの関連付けを行う。
ここで、ネットワークマネージャ23は、トランザクション処理が開始したITサービスに関するITサービスCIが構成管理DB21に格納されていない場合には、図15に示すように、ネットワークエージェント13から受け付けたITサービス種別を用いて、新たなるITサービスCIを作成する。そして、ネットワークマネージャ23は、トランザクション情報CIと、ITサービスCIとの関連付けを行う。
また、ネットワークマネージャ23は、ネットワークエージェント13からネットワーク情報を受け付けるごとに、図16に示すように、ネットワーク情報に対してCI−IDを付与し、ネットワーク情報CIとして、構成管理DB21に格納する。そして、ネットワークマネージャ23は、同一のサービス提供サーバ10に対応するネットワーク情報CIと、論理サーバCIと、トランザクション情報CIとの間で関連付けを行う。
その後、ネットワークマネージャ23は、ネットワークエージェント13からトランザクション処理の終了を示すトランザクション情報を受け付けると、構成管理DB21に格納されているトランザクション情報CI(トランザクション終了時刻)を更新する。
次に、性能マネージャ24の構成を説明する。性能マネージャ24は、システム管理者から構成定義生成コマンドを受け付けると、全てのサービス提供サーバ10の性能エージェント12に対して、アプリケーション導入直後のプロセス情報の収集要求を送信する。続いて、性能マネージャ24は、アプリケーション導入直後のプロセス情報の収集要求に対する応答として、各サービス提供サーバ10の性能エージェント12からプロセス情報を受け付けると、アプリケーション導入直後プロセス情報CIとして、構成管理DB21に格納する。そして、性能マネージャ24は、同一のサービス提供サーバ10に対応するアプリケーション導入直後プロセス情報CIと、論理サーバCIとの間で関連付けを行う。
また、性能マネージャ24は、性能エージェント12からトランザクション処理開始直後のプロセス情報を受け付けると、トランザクション処理開始直後のプロセス情報に対してCI−IDを付与し、プロセス情報CIの1つとして、構成管理DB21に格納する。続いて、性能マネージャ24は、同一のサービス提供サーバ10に対応するプロセス情報と、アプリケーション導入直後プロセス情報CIとを構成管理DB21から読み出し、プロセス情報の差分を抽出する。次に、性能マネージャ24は、抽出したプロセス情報の差分に対してCI−IDを付与し、プロセス情報の差分CIとして、構成管理DB21に格納する。そして、性能マネージャ24は、同一のサービス提供サーバ10に対応するプロセス情報CI、プロセス情報の差分CI、論理サーバCIおよびトランザクションCIとの間で関連付けを行う。
また、性能マネージャ24は、性能エージェント12からプロセス情報を受け付けるごとに、受け付けたプロセス情報に対してCI−IDを付与し、プロセス情報CIの1つとして、構成管理DB21に格納する。そして、性能マネージャ24は、トランザクション処理開始直後のプロセス情報を受け付けたときと同様に、プロセス情報の差分を抽出して、プロセス情報の差分CIとして構成管理DB21に格納し、論理サーバCIと、トランザクションCIとの間で関連付けを行う。
その後、性能マネージャ24は、性能エージェント12からトランザクション終了時のプロセス情報を受け付けると、トランザクション処理終了時のプロセス情報に対してCI−IDを付与し、プロセス情報CIの1つとして、構成管理DB21に格納する。そして、性能マネージャ24は、トランザクション処理開始直後のプロセス情報を受け付けたときと同様に、プロセス情報の差分を抽出して、プロセス情報の差分CIとして構成管理DB21に格納し、論理サーバCIと、トランザクションCIとの間で関連付けを行う。
図17〜図20は、監視マネージャによる処理を説明するための図である。監視マネージャ25は、ネットワークマネージャ23によるトランザクション終了時のネットワーク情報CIの関連付けが完了すると、同一の論理サーバCIに対応する差分のプロセス情報をマージし、マージ結果をサーバごとの差分マージCIとして、構成管理DB21に格納する。次に、監視マネージャ25は、各サービス提供サーバ10の中から、最初にアプリケーションに対応するトランザクション処理を実行したサービス提供サーバ10を特定する。
そして、監視マネージャ25は、特定したサービス提供サーバ10の論理サーバCIに関連付けられたプロセス情報の差分CIと、ネットワーク機器情報CIと、ネットワーク情報CIとを用いて、次にトランザクション処理を実行したサービス提供サーバ10を特定する。ここで、監視マネージャ25は、次にトランザクション処理を実行したサービス提供サーバ10が特定できた場合には、サービス提供サーバ10の間のリレーション関係を生成する。
具体的には、監視マネージャ25は、最初に処理を実行したサービス提供サーバ10の論理サーバCIに関連付けられたプロセス情報の差分CIと、2番目に処理を実行したサービス提供サーバ10の論理サーバCIに関連付けられたプロセス情報の差分CIとを関連付ける。そして、監視マネージャ25は、関連付けを行った各プロセス情報の差分CIに付与されているCI−IDを対応付けてなるリレーションオブジェクトを生成し、図17に示すようにCI−IDを付与し、リレーションオブジェクトCIとして、構成管理DB21に格納する。
なお、図17のオブジェクトAIDは、最初に処理を実行したサービス提供サーバ10の論理サーバCIに関連付けられたプロセス情報の差分CIに付与されているCI−IDに相当する。また、図17のオブジェクトBIDは、2番目に処理を実行したサービス提供サーバ10の論理サーバCIに関連付けられたプロセス情報の差分CIに付与されているCI−IDに相当する。
その後、監視マネージャ25は、トランザクション処理を実行したサービス提供サーバ10が特定できなくなるまで、トランザクション処理を実行した順番に、サービス提供サーバ10を特定して、サービス提供サーバ10の間のリレーション関係を生成する。そして、監視マネージャ25は、サービス提供サーバ10が特定できなくなった、言い換えると、最後にアプリケーションに対応するトランザクション処理を実行したサービス提供サーバ10を特定すると、構成定義情報が既に存在しているか否かを判断する。
ここで、監視マネージャ25は、構成定義情報が既に存在していると判断した場合には、サービス提供サーバ10ごとに、サービス提供サーバ10の論理サーバCIに関連付けられた差分のプロセス情報を構成管理DB21から読み出す。続いて、監視マネージャ25は、差分のプロセス情報に含まれているプロセス名を列挙して、図18に示すように、プロセス情報マージCIとして構成管理DB21に格納する。そして、監視マネージャ25は、既存の構成定義情報に列挙されている全てのプロセス名が、プロセス情報マージCIの中に列挙されているか否かを判断する。
ここで、監視マネージャ25は、列挙されていないと判断した場合には、既存の構成定義情報が正しくないことを通知するために、プロセス情報マージCIの中に列挙されていなかったプロセス名を監視サーバ30に対して通知する。一方では、監視マネージャ25は、全て列挙されていると判断した場合には、既存の構成定義情報が正しいものであると判断し、正常稼動であることを示す判断結果を監視サーバ30に対して通知する。
そして、監視マネージャ25は、構成定義情報を生成する。具体的には、監視マネージャ25は、集積結果CI内(図19参照)にある集積回数が予め設定されている規定回数(例えば、100回)に既に到達しているか否かを判断する。ここで、監視マネージャ25は、規定回数に到達していないと判断した場合には、集積結果CI内にある集積回数に1を加算する。続いて、監視マネージャ25は、構成管理DB21から差分のプロセス情報内にあるプロセス名を読み出し、読み出したプロセス名に一致する集積結果CI内におけるプロセス名の出現回数に1を加算する。
続いて、監視マネージャ25は、集積結果CI内の各プロセス名それぞれについて、出現回数を集積回数で除算して出現確率を算出する。続いて、監視マネージャ25は、出現確率が予め設定されている閾値以上のプロセス名を列挙して、サービス提供サーバ10ごとの構成定義情報を生成し、サービス提供サーバ10ごとの構成定義情報に対してCI−IDを付与して、サービス提供サーバごとの構成定義情報CIとして、構成管理DB21に格納する。次に、リレーションオブジェクトCIを参照して、サービス提供サーバ10ごとの構成定義情報CI間のリレーション関係を生成し、ITサービス監視に用いられる構成定義情報を生成する(図20参照)。
そして、監視マネージャ25は、生成した構成定義情報を監視サーバ30に対して出力する。その後、監視マネージャ25は、構成管理DB21に格納されているプロセス情報CI、プロセス情報の差分CI、リレーションオブジェクトCIおよびサービス提供サーバ10ごとの構成定義情報CIを削除する。
[ITサービス監視システムによる処理]
図21〜図26は、ITサービス監視システムによる処理の流れを示すフローチャート図である。なお、以下では、システム管理者によりいずれかのサービス提供サーバにアプリケーションが導入されてから、ITサービス監視システムにより構成定義情報が生成されるまでの、サービス提供サーバ10および構成定義生成サーバ20による処理を説明する。
図21に示すように、いずれかのサービス提供サーバ10にアプリケーションが導入されると、各サービス提供サーバ10の資産エージェント11は、サーバ情報を収集して、資産マネージャ22に対して送信する(ステップS1001)。サービス提供サーバ10からサーバ情報を受け付けた資産マネージャ22は、サーバ情報に対してCI−IDを付与し、論理サーバCIとして、構成管理DB21に格納する(ステップS1002)。
続いて、資産マネージャ22は、各ロードバランサからネットワーク機器に関する情報を収集し、ネットワーク機器に関する情報に対してCI−IDを付与し、ネットワーク機器情報CIとして、構成管理DB21に格納する(ステップS1003)。ここで、性能マネージャ24は、システム管理者から構成定義生成コマンドを受け付けると、アプリケーション導入直後のプロセス情報の収集要求を全てのサービス提供サーバ10の性能エージェント12に対して送信する(ステップS1004)。
アプリケーション導入直後のプロセス情報の収集要求を受け付けた性能エージェント12は、応答として、プロセス情報を収集して、性能マネージャ24に対して送信する(ステップS1005)。ここで、性能マネージャ24は、プロセス情報を受け付けると、アプリケーション導入直後プロセス情報CIとして、構成管理DB21に格納する(ステップS1006)。続いて、性能エージェント12は、同一のサービス提供サーバ10に対応するアプリケーション導入直後プロセス情報CIと、論理サーバCIとの間で関連付けを行う(ステップS1007)。
その後、トランザクション処理が開始すると、ネットワークエージェント13は、図22に示すように、トランザクション情報を取得して、ネットワークマネージャ23に対して送信する(ステップS1008)。トランザクション情報を受け付けたネットワークマネージャ23は、トランザクション情報に対してCI−IDを付与し、トランザクション情報CIとして、構成管理DB21に格納し、トランザクション情報CIと、ITサービスCIとの関連付けを行う(ステップS1009)。
そして、ネットワークエージェント13からトランザクション処理開始直後のプロセス情報の収集依頼を受け付けた性能エージェント12は、トランザクション処理開始直後のプロセス情報を収集して、性能マネージャ24に対して送信する(ステップS1010)。トランザクション処理開始直後のプロセス情報を受け付けた性能マネージャ24は、トランザクション処理開始直後のプロセス情報に対してCI−IDを付与し、プロセス情報CIの1つとして、構成管理DB21に格納する(ステップS1011)。
続いて、性能マネージャ24は、同一のサービス提供サーバ10に対応するプロセス情報と、アプリケーション導入直後プロセス情報CIに対応するプロセス情報との差分を抽出して、プロセス情報の差分CIとして、構成管理DB21に格納する(ステップS1012)。そして、性能マネージャ24は、同一のサービス提供サーバ10に対応するプロセス情報CI、プロセス情報の差分CI、論理サーバCIおよびトランザクションCIとの間で関連付けを行う(ステップS1013)。そして、ネットワークエージェント13は、トランザクション処理開始直後のネットワーク情報を収集して、ネットワークマネージャ23に対して送信する(ステップS1014)。トランザクション処理開始直後のネットワーク情報を受け付けたネットワークマネージャ23は、ネットワーク情報に対してCI−IDを付与し、ネットワーク情報CIとして、構成管理DB21に格納して、ネットワーク情報CIと、論理サーバCIと、トランザクション情報CIとの間で関連付けを行う(ステップS1015)。
その後、性能エージェント12は、図23に示すように、一定時間が経過するごとに、プロセス情報を性能マネージャ24に対して送信し(ステップS1016)、ネットワークエージェント13は、ネットワーク情報をネットワークマネージャ23に対して送信する(ステップS1017)。そして、性能マネージャ24は、プロセス情報を受け付けるごとに、プロセス情報CIを格納し(ステップS1018)、プロセス情報の差分CIを格納し(ステップS1019)、関連付けを行う(ステップS1020)。また、ネットワークマネージャ23は、ネットワーク情報を受け付けるごとに、ネットワーク情報CIを構成管理DB21に格納して、関連付けを行う(ステップS1021)。
その後、トランザクション処理が終了すると、ネットワークマネージャ23は、トランザクション処理の終了を示すトランザクション情報を収集して、ネットワークマネージャ23に対して送信する(ステップS1022)。ネットワークマネージャ23は、トランザクション情報を受け付けると(ステップS1023肯定)、構成管理DB21に格納されているトランザクション情報CIを更新する(ステップS1024)。
そして、ネットワークエージェント13からトランザクション処理終了時のプロセス情報の収集依頼を受け付けた性能エージェント12は、図24に示すように、トランザクション処理開始直後のプロセス情報を収集して、性能マネージャ24に対して送信する(ステップS1025)。トランザクション終了時のプロセス情報を受け付けた性能マネージャ24は、トランザクション処理終了時のプロセス情報に対してCI−IDを付与し、プロセス情報CIの1つとして格納する(ステップS1026)。そして、性能マネージャ24は、差分を収集して、プロセス情報の差分CIを格納し(ステップS1027)、関連付けを行う(ステップS1028)。
続いて、ネットワークエージェント13は、トランザクション終了時のネットワーク情報を収集して、ネットワークマネージャ23に対して送信し(ステップS1029)、トランザクション処理の開始を待機する。トランザクション終了時のネットワーク情報を受け付けた、ネットワークエージェント13は、ネットワーク情報CIを構成管理DB21に格納して、関連付けを行う(ステップS1030)。
続いて、監視マネージャ25は、図25に示すように、同一の論理サーバCIおよびトランザクションCIに関連付けられた全てのプロセス情報をマージして、マージ結果をサーバごとの差分マージCIとして、構成管理DB21に格納する(ステップS1031)。さらに、監視マネージャ25は、最初にトランザクション処理を実行したサービス提供サーバ10を特定し(ステップS1032)、2番目にトランザクション処理を実行したサービス提供サーバ10を特定する(ステップS1033)。ここで、2番目にトランザクション処理を実行したサービス提供サーバ10が特定できた場合には(ステップS1033肯定)、サービス提供サーバ10間のリレーション関係を生成する(ステップS1034)。
そして、監視マネージャ25は、トランザクション処理を実行したサービス提供サーバ10が特定できなくなるまで、サービス提供サーバ10の間のリレーション関係を生成する。サービス提供サーバ10が特定できなくなった場合には(ステップS1033否定)、監視マネージャ25は、構成定義情報が既に存在しているか否かを判断する(ステップS1035)。ここで、構成定義情報が既に存在していると判断した場合には(ステップS1035肯定)、監視マネージャ25は、差分のプロセス情報に含まれているプロセス名を列挙して、プロセス情報マージCIとして構成管理DB21に格納する(ステップS1036)。
続いて、監視マネージャ25は、既存の構成定義情報に列挙されている全てのプロセス名が、プロセス情報マージCIの中に列挙されているか否かを判断する(ステップS1037)。ここで、列挙されていないと判断した場合には(ステップS1037否定)、監視マネージャ25は、既存の構成定義情報が正しくないことを通知する(ステップS1038)。一方では、監視マネージャ25は、全て列挙されていると判断した場合には(ステップS1037肯定)、ITサービスが正しく稼動しているもとの判断し、既存の構成定義情報が正しいものであることを監視サーバ30に対して通知する(ステップS1039)。
その後、監視マネージャ25は、図26に示すように、集積結果CI内にある集積回数が予め設定されている規定回数に到達しているか否かを判断する(ステップS1040)。ここで、規定回数に到達していると判断した場合には(ステップS1040肯定)、監視マネージャ25は、集積結果CI内にある集積回数に1を加算し(ステップS1041)、差分のプロセス情報内にあるプロセス名を読み出して、読み出したプロセス名の出現回数に1を加算する(ステップS1042)。
そして、監視マネージャ25は、出現確率が予め設定されている閾値以上のプロセス名を列挙した構成定義情報を生成し、生成した構成定義情報を監視サーバ30に対して出力する(ステップS1043)。続いて、監視マネージャ25は、プロセス情報CI、プロセス情報の差分CI、リレーションオブジェクトCIおよびサービス提供サーバ10ごとの構成定義情報CIを削除し(ステップS1044)、構成定義生成サーバ20は、処理を終了する。なお、トランザクションCIおよびプロセス情報マージCIは、予め設定されている日数(例えば、1日)が経過した後に、削除されるものとする。
[実施例2の効果]
上記したように、実施例2によれば、より正確な構成定義情報を生成することが可能である。例えば、実施例2によれば、トランザクション処理中にたまたま動作が開始されたプロセスのプロセス名が構成定義情報に列挙されてしまうことを防止することができる。
以下に、構成定義情報生成プログラム、構成定義情報生成装置、構成定義情報生成方法および監視プログラムの他の実施形態を説明する。
例えば、実施例1では、アプリケーションが導入された直後のプロセス情報と、トランザクション処理中のプロセス情報との間の差分のプロセス情報から、構成定義情報を生成する場合を説明した。しかしながら、トランザクション処理前にプロセス情報を収集し、このプロセス情報と、トランザクション処理中のプロセス情報との間の差分のプロセス情報から、構成定義情報を生成するようにしてもよい。
また、構成定義生成サーバ20や、監視サーバ30は、生成された構成定義情報をシステム管理者が確認できるように、各サーバに接続された表示装置を介して、構成定義情報を出力表示するようにしてもよい。
また、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報(例えば、図4などに示した記憶情報)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図2、図3、および図11で示した各サーバの接続関係および各サーバの構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図3に示した資産マネージャ22と、性能マネージャ24とを統合して構成することができる。
さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
ところで、本発明はあらかじめ用意されたプログラムを構成定義生成サーバ20としてのコンピュータで実行することによって実現するようにしてもよい。そこで、以下では、図27を用いて、上記の実施例に示した構成定義生成サーバ20と同様の機能を有する構成定義生成プログラムを実行するコンピュータを一例として説明する。図27は、構成定義生成プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
同図に示すように、構成定義生成サーバ20としてのコンピュータ110は、入力部120、ROM130、CPU140、構成管理DB150、RAM160および出力部170をバス180などで接続して構成される。
ROM130には、上記の実施例1に示した構成定義生成サーバ20と同様の機能を発揮する構成定義生成プログラム、つまり、図27に示すように処理開始前プロセス情報取得プログラム130aと、処理中プロセス情報取得プログラム130bと、プロセス情報特定プログラム130cと、構成定義情報生成プログラム130dとがあらかじめ記憶されている。なお、これらのプログラム130a〜プログラム130dについては、適宜統合または、分散してもよい。
そして、CPU140がこれらのプログラム130a〜プログラム130dをROM130から読み出して実行することで、図27に示すように、プログラム130a〜プログラム130dは、処理開始前プロセス情報取得プロセス140aと、処理中プロセス情報取得プロセス140bと、プロセス情報特定プロセス140cと、構成定義情報生成プロセス140dとして機能するようになる。なお、処理開始前プロセス情報取得プロセス140aおよび処理中プロセス情報取得プロセス140bは、性能マネージャ24に対応し、プロセス情報特定プロセス140cおよび構成定義情報生成プロセス140dは、監視マネージャ25に対応する。また、CPU140は、構成管理DB150から読み出され、RAM160に格納された各種CIに基づいて処理を実行する。
なお、上記した各プログラム130a〜プログラム130dについては、必ずしも最初からROM130に記憶させておく必要はなく、例えば、コンピュータ110に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、またはコンピュータ110の内外に備えられるHDDなどの「固定用の物理媒体」、さらには公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ110に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ110がこれから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
なお、上記の実施例1で説明した構成定義生成サーバ20により、以下のような構成定義生成方法が実現される。すなわち、ITシステムを構成する各サーバの内、いずれかのサーバにおいてITサービスを提供するためのアプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理が開始される前に、各サーバそれぞれから、サーバ上で動作中のプロセス情報を取得する処理開始前プロセス情報取得ステップ(図9のステップS102に相当する)と、アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理の実行開始から終了までの間に、複数回に渡って、複数のサーバそれぞれから、プロセス情報を取得する処理中プロセス情報取得ステップ(図9のステップS104に相当する)と、処理中プロセス情報取得ステップによって取得されたプロセス情報の中から、処理開始前プロセス情報取得ステップによって取得されたプロセス情報に対応するプロセス情報を取り除いて、アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理が実行されている時のプロセス情報を特定するプロセス情報特定ステップ(図9のステップS106に相当する)と、プロセス情報特定ステップによって特定されたプロセス情報から、アプリケーションに対応するプロセス名と、アプリケーションに対応するプロセスが実行されたサーバの識別情報とを抽出して、当該抽出されたプロセス名および識別情報を紐付けて、アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理の処理状況を監視するための構成定義情報を生成する構成定義情報生成ステップ(図9のステップS107およびステップS108に相当する)とを含む構成定義生成方法が実現される。
実施例1に係るサービス監視システムにおける構成定義情報を作成する処理の概要を説明するための図である。 ITサービス監視システムの構成を示すブロック図である。 構成定義生成サーバの構成を示すブロック図である。 資産マネージャによる処理を説明するための図である。 性能マネージャによる処理を説明するための図である。 性能マネージャによる処理を説明するための図である。 性能マネージャによる処理を説明するための図である。 監視マネージャによる処理を説明するための図である。 構成定義生成サーバによる処理の流れを示すフローチャート図である。 実施例2に係るサービス監視システムの概要を説明するための図である。 サービス提供サーバの構成を示すブロック図である。 構成管理DBの構成を説明するための図である。 資産マネージャによる処理を説明するための図である。 ネットワークマネージャによる処理を説明するための図である。 ネットワークマネージャによる処理を説明するための図である。 ネットワークマネージャによる処理を説明するための図である。 監視マネージャによる処理を説明するための図である。 監視マネージャによる処理を説明するための図である。 監視マネージャによる処理を説明するための図である。 監視マネージャによる処理を説明するための図である。 ITサービス監視システムによる処理の流れを示すフローチャート図である。 ITサービス監視システムによる処理の流れを示すフローチャート図である。 ITサービス監視システムによる処理の流れを示すフローチャート図である。 ITサービス監視システムによる処理の流れを示すフローチャート図である。 ITサービス監視システムによる処理の流れを示すフローチャート図である。 ITサービス監視システムによる処理の流れを示すフローチャート図である。 構成定義生成プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
符号の説明
10 サービス提供サーバ
11 資産エージェント
12 性能エージェント
13 ネットワークエージェント
20 構成定義生成サーバ
21 構成管理DB
22 資産マネージャ
23 ネットワークマネージャ
24 性能マネージャ
25 監視マネージャ
30 監視サーバ
110 コンピュータ
120 入力部
130 ROM(Read Only Memory)
130a 処理開始前プロセス情報取得プログラム
130b 処理中プロセス情報取得プログラム
130c プロセス情報特定プログラム
130d 構成定義情報生成プログラム
140 CPU(Central Processing Unit)
140a 処理開始前プロセス情報取得プロセス
140b 処理中プロセス情報取得プロセス
140c プロセス情報特定プロセス
140d 構成定義情報生成プロセス
150 構成管理DB(データベース)
160 RAM(Random Access Memory)
170 出力部
180 バス

Claims (8)

  1. ITシステムを構成する各サーバの内、いずれかのサーバにおいてITサービスを提供するためのアプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理が開始される前に、前記各サーバそれぞれから、サーバ上で動作中のプロセス情報を取得する処理開始前プロセス情報取得手順と、
    前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理の実行開始から終了までの間に、複数回に渡って、前記複数のサーバそれぞれから、前記プロセス情報を取得する処理中プロセス情報取得手順と、
    前記処理中プロセス情報取得手順によって取得されたプロセス情報の中から、前記処理開始前プロセス情報取得手順によって取得されたプロセス情報に対応するプロセス情報を取り除いて、前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理が実行されている時のプロセス情報を特定するプロセス情報特定手順と、
    前記プロセス情報特定手順によって特定された前記プロセス情報から、前記アプリケーションに対応するプロセス名と、前記アプリケーションに対応するプロセスが実行されたサーバの識別情報とを抽出して、当該抽出されたプロセス名および識別情報を紐付けて、前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理の処理状況を監視するための構成定義情報を生成する構成定義情報生成手順と、
    をコンピュータに実行させる構成定義情報生成プログラム。
  2. 前記構成定義情報生成手順は、前記プロセス情報特定手順によって複数のサーバの識別情報を含むプロセス情報が特定された場合に、サーバの識別情報ごとに前記新たなるアプリケーションに対応するプロセス名を抽出して、各サーバの識別情報それぞれに対応する複数の構成定義情報を生成し、当該複数の構成定義情報を纏めた構成定義情報を生成する請求項1に記載の構成定義情報生成プログラム。
  3. 前記処理中プロセス情報取得手順は、前記新たなるアプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理が実行されるたびに前記プロセス情報を取得し、
    前記処理中プロセス情報取得手順による前記プロセス情報の取得回数を計測する取得回数計測手順をさらにコンピュータに実行させ、
    前記構成定義情報生成手順は、前記アプリケーションに対応するプロセス名として抽出した回数を示す抽出回数をプロセス名ごとに計測し、前記取得回数計測手順により計測された前記取得回数に対する前記抽出回数の比率が予め設定されている閾値を満たすプロセス名と、サーバの識別情報とを紐付けて、前記構成定義情報を生成する請求項1または2に記載の構成定義情報生成プログラム。
  4. ITシステムを構成する各サーバの内、いずれかのサーバにおいてITサービスを提供するためのアプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理が開始される前に、前記各サーバそれぞれから、サーバ上で動作中のプロセス情報を取得する処理開始前プロセス情報取得部と、
    前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理の実行開始から終了までの間に、複数回に渡って、前記複数のサーバそれぞれから、前記プロセス情報を取得する処理中プロセス情報取得部と、
    前記処理中プロセス情報取得部によって取得されたプロセス情報の中から、前記処理開始前プロセス情報取得部によって取得されたプロセス情報に対応するプロセス情報を取り除いて、前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理が実行されている時のプロセス情報を特定するプロセス情報特定部と、
    前記プロセス情報特定部によって特定された前記プロセス情報から、前記アプリケーションに対応するプロセス名と、前記アプリケーションに対応するプロセスが実行されたサーバの識別情報とを抽出して、当該抽出されたプロセス名および識別情報を紐付けて、前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理の処理状況を監視するための構成定義情報を生成する構成定義情報生成部と、
    を有する構成定義情報生成装置。
  5. ITシステムを構成する各サーバの内、いずれかのサーバにおいてITサービスを提供するためのアプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理が開始される前に、前記各サーバそれぞれから、サーバ上で動作中のプロセス情報を取得する処理開始前プロセス情報取得ステップと、
    前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理の実行開始から終了までの間に、複数回に渡って、前記複数のサーバそれぞれから、前記プロセス情報を取得する処理中プロセス情報取得ステップと、
    前記処理中プロセス情報取得ステップによって取得されたプロセス情報の中から、前記処理開始前プロセス情報取得ステップによって取得されたプロセス情報に対応するプロセス情報を取り除いて、前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理が実行されている時のプロセス情報を特定するプロセス情報特定ステップと、
    前記プロセス情報特定ステップによって特定された前記プロセス情報から、前記アプリケーションに対応するプロセス名と、前記アプリケーションに対応するプロセスが実行されたサーバの識別情報とを抽出して、当該抽出されたプロセス名および識別情報を紐付けて、前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理の処理状況を監視するための構成定義情報を生成する構成定義情報生成ステップと、
    を含む構成定義情報生成方法。
  6. ITシステムを構成する各サーバの内、いずれかのサーバにおいてITサービスを提供するためのアプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理が開始される前に、前記各サーバそれぞれから、サーバ上で動作中のプロセス情報を取得する処理開始前プロセス情報取得手順と、
    前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理の実行開始から終了までの間に、複数回に渡って、前記複数のサーバそれぞれから、前記プロセス情報を取得する処理中プロセス情報取得手順と、
    前記処理中プロセス情報取得手順によって取得されたプロセス情報の中から、前記処理開始前プロセス情報取得手順によって取得されたプロセス情報に対応するプロセス情報を取り除いて、前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理が実行されている時のプロセス情報を特定するプロセス情報特定手順と、
    前記プロセス情報特定手順によって特定された前記プロセス情報から、前記アプリケーションに対応するプロセス名と、前記アプリケーションに対応するプロセスが実行されたサーバの識別情報とを抽出して、当該抽出されたプロセス名および識別情報を紐付けて、前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理の処理状況を監視するための構成定義情報を生成する構成定義情報生成手順と、
    前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理が次に実行された際に、前記構成定義情報生成手順によって生成された構成定義情報を用いて、前記アプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理の処理状況を監視する処理状況監視手順と、
    をコンピュータに実行させる監視プログラム。
  7. 前記構成定義情報生成手順は、前記プロセス情報特定手順によって複数のサーバの識別情報を含むプロセス情報が特定された場合に、サーバの識別情報ごとに前記新たなるアプリケーションに対応するプロセス名を抽出して、各サーバの識別情報それぞれに対応する複数の構成定義情報を生成する請求項6に記載の監視プログラム。
  8. 前記処理中プロセス情報取得手順は、前記新たなるアプリケーションに対応するプロセスを含む一連の処理が実行されるたびに前記プロセス情報を取得し、
    前記処理中プロセス情報取得手順による前記プロセス情報の取得回数を計測する取得回数計測手順をさらにコンピュータに実行させ、
    前記構成定義情報生成手順は、前記アプリケーションに対応するプロセス名として抽出した回数を示す抽出回数をプロセス名ごとに計測し、前記取得回数計測手順により計測された前記取得回数に対する前記抽出回数の比率が予め設定されている閾値を満たすプロセス名と、サーバの識別情報とを紐付けて、前記構成定義情報を生成する請求項6または7に記載の監視プログラム。
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