JP5174254B1 - 携帯用座布団 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来、携帯用座布団といっても手荷物が一つ増えるだけのものであったが、それをもっとコンパクトにしたものであり、手荷物の中に収める方法を取ることを考えた。
【解決手段】 先ず、お尻の乗る面積はB4〜A3用紙までの大きさで十分である事が判ったので、その範囲の大きさで、断熱性が高くしかも柔軟性もたかく、そして軽い材料で出来た携帯用座布団を作る事にした。先ず、B4〜A3用紙のままでは折り畳めないので最小の折り畳みである四つに分割してそれを重ねておよそ単行本の大きさにした事と、布一枚で谷折りヒンジと山折りヒンジが出来る事を特徴とする。その結果、通勤用バッグや、ハンドバッグに収容することのできる、携帯用座布団
【選択図】図1

Description

本発明は、軽くて嵩の低い携帯に便利な携帯用座布団に関する発明である。
従来の座布団は、クッション性に重きを置いて嵩の高いものが多かった。座敷用の分厚いしかも、重量のあるものもあり、また(実登第3042337)の様なものもあるがこれは折り曲げ低抗を防ぐため、弾性材と弾性材の間が長いので、硬く冷たいベンチの放射熱を受けやすい。
それと、携行する時に座布団を一つ別に持たねばならない、いわゆる、手荷物が一つふえるのである、また、(特許第3713395)は空気を入れなければ使用することが出来ない。
特開2000−354526号広報
実登−3020826号広報
以上述べたように、座布団を携帯するには軽装で行動することが多いので、例えば鞄やハンドバッグの中に入れやすいようにする必要がある、そのためには単行本程度の大きさになり、しかも軽いと云うメリット性が求められる。
そこで特開2000−354526を見よう、吸排気栓を備えた空気袋の中に複数個に分割して形成した合成樹脂発泡板を並べて収容したことを特徴とする・・・云々とあるが、これは製造過程の中で一番難しいもので、各個に気密にしなければ成らないものであるが、どうやって合成樹脂発泡板を空気袋に入れるのかが書いていない。
次に、実登3020826を見よう、図をみるときれいに六つに折れ畳んでいるが実際には折れ目が元の形に復元反応が強く出てくるので嵩高くなり、手で押さえながら小さな袋に入れなければならない。この場合折りたたんだ座布団を入れる袋は不可欠である。
本発明は、上記のように嵩低くするために、すべての要求に答えるようにしたものであって、お尻の乗る面積はB4〜A3用紙の大きさで十分である。
そして、本発明は上記目的を果たすため断熱性が高く、柔軟性があって、しかも軽い材料で作る必要があるので、フエルト、発泡スチロール等、その他段ボールの様なものでも良い、それを単行本の大きさにできた物を四つ互いの2辺が接する様に、漢字の田の字形に平面に並べると丁度お尻が乗る面積ができる、これを座面と呼ぶ。これと対照する面つまりベンチに触れる面を底面と呼ぶ。
それを具体的に製造する時の方法をつぎに述べる。厚みを仮に8mmのフエルト、発泡スチロール等、その他段ボールの様なもので断熱性が高く、柔軟性があって、しかも軽い材料を選び、その、単行本の大きさの四枚の板状の材料をこれから単に、板と表現する。その枚の板の田の字の縦の真ん中を丁度鉄板を突合せ溶接するように、1,2,3,4の板の互いの突合せ部分の5の厚みが8mmの板の端面を斜角にマイナス20度ほどずつ左右に広げると板の底面は鈍角になり座面は鋭角になる。この斜角は毛細管現象を防ぐためにある
その鋭角部分を中心に山折りにして座面同士を背中合わせにすると、底面の左右のどちらから見ても漢字の日の字に見える。この場合、板の厚みは二つ重なるので合計16mmになる。
次に、最良の材料としては撥水加工を施した布帛を用意しその片面に接着剤を塗り(板の方に塗っても良い)その布を片方の底面の端から突合せ部分の鈍角部分から鋭角部分また鈍角部分へと跨り、もう片方の底面の端まで覆うように満遍なく接着する。
それから、そのままでは四つに折れないので、田の字形の中心から縦の線の後端部までを、布帛を切断しそれを手前の二枚の板に谷折りに重ねる。
その後、田の字形の縦の線の残った布で再度山折りにすると、四枚の板が重なるようになって丁度単行本の大きさになる。この場合、板の厚みは合計で32mmになる。
その後また展開すると四枚の板は布帛につながって一枚の板になる。その大きさは丁度お尻の乗る面積になるのである。
実際に使用するときには、天地逆にする、即ち、撥水加工を施した布側を下にして底面にする。その結果、ベンチや、椅子等雨で多少濡れていても構わない、また田の字形の中心を通って前後に三角の空間が出来るので、それが巾2mm以上あれば毛細管現象による水分の上昇を防げるのである。これは、この座布団に座っているときに知らぬ間に座面に座っているお尻が濡れるのを防ぐためである。
この座布団を畳むときには、先ず田の字の前後の線を谷折りにし、横の線を左右に山折りにすると丁度単行本の大きさになる。
それと撥水加工を施した布一枚で山折りと谷折りのヒンジの役を担うのでこの座布団を作るとき製造がしやすくコストが掛らない。
又、このヒンジが耐久力が強くてなかなか折れたり千切れたりしないのである、丁度、風呂敷やハンカチのように、実に布地全体の寿命が尽きるまでのそれに近い耐久性がある事が、実験の結果判った。
次に、ダイビングスーツを作る材料でゴム質の単独発泡のスポンジで作る場合は、田の字の中央の縦の線の座面からカッター入れ中心まで切り離す、残りは底面まで約1mmの厚みを残しカッターで切る、これが山折りのヒンジになり、田の字の中央のの線は底面からカッターを入れ座面を1mm残して端から端まで切る、その約1mmの残りがカッターで切った反対側に折れ曲がる谷折りのヒンジになるのである。このヒンジは復元反応が非常に少ない。
また、嵩高くしないために出来るだけ薄く携帯に便利なように作るのであるが、スポーツ観戦の時に座高が高くなり、後部の人の迷惑にならないようにする必要がある。
そのため出来るだけ薄く断熱効果の高い材料が必要なことは云うまでもない。また撥水加工した布一枚で谷折りと山折りのヒンジの方法で作ると、板の厚みをいくらでも厚くすることもできる利点もある。
お尻の乗る面積はかなり広いので不織布や、(絵やマークを印刷した)風合いの良い布で座面に接着させて宣伝に使っても良い。この場合撥水加工を施した布はそのままで、四枚の板の中心を丁度Tの字型にその張り付けた布を切り離さなければならない、Tの字の縦の線は撥水加工の布と上下一緒に切り離す、切り離したTの字の横線は山折りになり、縦の線は谷折りになるのである。
発明の効果
この発明をバス停で使ってみたところ,気温2度、ベンチは冷たく硬い熱伝導のよいアルミ製であったが、携帯用座布団を同じ作り方で厚みが5mmの発泡スチロールで作ったが、この座布団は断熱性が高くて、丁度分厚い外套を尻に敷いている様で快適であった。
この結果、手提げかばんの中に入れていた携帯用座布団を取りだして広げて座って、また畳んで手提げバッグの中へ入れる作業が僅か数秒で出来る。
又、折りたたむ時のヒンジになる部分が布一枚で行われるので、非常に折れ目がきれいに折りたためるので、つまり圧縮変形が非常に少なく、折りたたんだ時の元に戻る圧力がゼロに等しいからである。
折り畳んだ時には、ベンチに触れる底面は隠れ、座面が表面になるのでバッグの中は汚れない、それと手に触れる座面は感触のよい素材で出来ているため心地よくいかにも暖かそうである。又、輪ゴムのようなゴムバンドで結束しても良い。
また逆に、夏の暑い日に、日に焼けたベンチに座るときには、この座布団を敷くとそのベンチの熱を遮断して快適に過ごせる。
本発明の実施形態を示す携帯座布団の斜視図 撥水性のヒンジになる布を張るところを示す斜視図 携帯座布団をバッグに出し入れするところを示す図
以下、本発明の実施の形態を図によって説明する。
面積が単行本の大きさの、断熱性の高いしかも柔軟性のある材料で出来た板、(符号1)(符号2),(符号3),(符号4)を用い、それぞれの一部の端面をマイナス20度ほどの斜角(符号5)とし、それに別に用意した撥水性の布(符号6)で、(符号2),(符号3)、のもう一方の端面より斜角を通り、(符号1)、(符号4)の他端まで全体を覆うよう満遍なく接着する。その後(符号1)と、(符号2)を繋いでいる撥水性の布帛を切り離す、(べつに撥水性の布でなくとも普通の布でもよいまた、フイルム状のものでもよい)そして(符号3)と(符号4)の間は切らずに残す、これが谷折りのヒンジ(符号7)になるのである。
符号1符号4を繋いでいる布と、符号2符号3とを繋いでいる布はそのまま山折りのヒンジになるのである、符号8,8。
座面に宣伝要素を入れるためには、布または不織布全体に印刷して張り付けたり、各板の大きさに切っても良く、(符号3)と(符号4)との部分は繋げたままでもよい。
もう一つの方法は、宣伝要素の入った布を座面に張り付けた場合、その布で(符号3)と(符号4)と繋げたままで谷折りのヒンジ(符号7)にしても良い、その場合、底面のヒンジは切り離して無くしても良い。
1,2,3,4、は、素材の板
5、は、毛細管現象を防ぐための斜角
6、は、撥水性の布
7、は、谷折りのヒンジ
8、8、は山折りのヒンジ

Claims (1)

  1. 断熱性の高い、しかも、柔軟性のある板1、2、3、4を、田の字形に突合せるように並べ、1、2と3、4の間の斜角5を撥水性のある布帛6で2、3の底面より5の斜角を通り1、4の底面を満遍なく接着して1と2の間の布帛を切り離し一枚の布帛で、谷折り7のヒンジと山折り8、8のヒンジができ、しかも毛細管現象を防ぐ三角の空間5ができた携帯用座布団。
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