JP5173281B2 - elevator - Google Patents
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Description
本発明は、ワイヤーロープの長さを簡易に調整することのできるエレベータに関する。 The present invention relates to an elevator capable of easily adjusting the length of a wire rope.
一般的に、ワイヤーロープトラクション式のエレベータにおいては、ワイヤーロープには乗りかご及び釣り合い重りが結合されることから、ワイヤーロープにテンションが掛かり伸びが発生する。さらに、時間の経過とともにこの伸び量は増大する。 Generally, in a wire rope traction type elevator, a car and a counterweight are coupled to the wire rope, so that the wire rope is tensioned and stretched. Further, the amount of elongation increases with time.
一方、乗りかごと釣り合い重りは昇降路内を昇降工程の範囲内で走行するが、故障等が起きた場合には通常の昇降工程を越えて移動する。このような故障に備えて、昇降路内の乗りかご及び釣り合い重りの下方には緩衝器が設置されている。乗りかご及び釣り合い重りと緩衝器との間は、通常の昇降工程において互いが接触しないように、規定のクリアランスが確保されている。但し、上述のようにワイヤーロープに伸びが発生すると、特に釣り合い重りと緩衝器との間のクリアランスが減少し、規定のクリアランスを確保することができなくなる。 On the other hand, the car and the counterweight travel in the hoistway within the range of the lifting process, but when a failure or the like occurs, it moves beyond the normal lifting process. In preparation for such a failure, a shock absorber is installed below the car and the counterweight in the hoistway. A prescribed clearance is secured between the car and the counterweight and the shock absorber so that they do not come into contact with each other in a normal lifting process. However, when the wire rope is stretched as described above, the clearance between the counterweight and the shock absorber is reduced, and the prescribed clearance cannot be secured.
ワイヤーロープが伸びてクリアランス減少すると、クリアランスを確保するためにワイヤーロープの伸びた分を切り詰める作業が必要となる。通常この切り詰め作業には作業が終了するまでエレベータの運行を止めなければならず、エレベータ使用者に不便を強いることになる。また、作業員にとっても例えば、足下の不安定な乗りかごの上に乗って作業を行うこともあり作業性が悪い。 When the wire rope is stretched and the clearance is reduced, it is necessary to cut off the stretched portion of the wire rope in order to secure the clearance. Usually, this truncation work must stop the elevator operation until the work is completed, which causes inconvenience to the elevator user. For workers, for example, work is often performed on an unstable car under the feet, and workability is poor.
そこで、例えば、釣り合い重りの下方に設けられた緩衝器(以下、「釣り合い重り緩衝器」という。)の真上の当接位置と、この釣り合い重り緩衝器の真上の領域から外れた非当接位置との間で移動可能な可動スペーサを有し、釣り合い重りの下部に搭載されている延長部を備えるエレベータ主索伸び補償装置の提案がなされている(特許文献1参照)。この提案によれば、延長部と緩衝器との間のクリアランスが減少した場合には、この減少幅に応じて可動スペーサを当接位置から非当接位置へと移動させることにより減少したクリアランスを補償することとしている。
しかしながら、特許文献1に開示された発明によれば可動スペーサを移動させることによってクリアランスを補償しているが、延長部を釣り合い重りの下部に搭載することにより、そもそも釣り合い重りと緩衝器との間のクリアランスは減少してしまう。また、釣り合い重りの下部に延長部を設ける必要があり、この延長部の形状によっては釣り合い重りの形状等に制約が出てしまうことも考えられる。
However, according to the invention disclosed in
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、ワイヤーロープの伸びに対する作業において、切り詰め作業の回数を減らすとともに、作業を行うにあたっても作業効率の向上及び作業員の作業安全性に配慮した上で簡易かつ安全に規定のクリアランスを確保することのできるエレベータを提供することができる。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the above-mentioned problems, and an object of the present invention is to reduce the number of truncation operations in an operation for stretching the wire rope, improve work efficiency even when performing the operation, and It is possible to provide an elevator capable of ensuring a prescribed clearance simply and safely in consideration of the work safety.
本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、エレベータにおいて、昇降路内を昇降する乗りかごと、乗りかごの下部に設けられ当該乗りかごと連結されたかごシーブ取付ビームと、かごシーブ取付ビームに取り付けられて、ワイヤーロープを掛け渡されたかごシーブと、ワイヤーロープを送り動作させて前記乗りかごを昇降させる巻上機と、巻上機に掛かるワイヤーロープに連結される釣り合い重りと、を備え、乗りかごと乗りかごの下部に設けられたかごシーブ取付ビームとは、これら両者の間の距離を所定の方向に変化させることのできる可動装置によって連結されている。 A first feature according to an embodiment of the present invention is that, in an elevator, a car that moves up and down in a hoistway, a car sheave mounting beam provided at a lower part of the car and connected to the car, and a car sheave mounting A car sheave attached to the beam and over which a wire rope is stretched, a hoisting machine that moves the wire rope up and down to raise and lower the car, and a counterweight connected to the wire rope hanging on the hoisting machine, The car sheave mounting beam provided at the lower part of the car and the car is connected by a movable device that can change the distance between the two in a predetermined direction.
本発明によれば、ワイヤーロープの伸びに対する作業において、切り詰め作業の回数を減らすとともに、作業を行うにあたっても作業効率の向上及び作業員の作業安全性に配慮した上で簡易かつ安全に規定のクリアランスを確保することのできるエレベータを提供することができる。 According to the present invention, in the work for the elongation of the wire rope, the number of truncation operations is reduced, and the clearance defined in a simple and safe manner in consideration of the improvement of the work efficiency and the work safety of the worker when performing the work. Can be provided.
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
(第1の実施の形態)
図1は、エレベータ1、中でも特にワイヤーロープトラクション式のエレベータの構成を示す全体図である。このエレベータ1においては、2ヶ所に設けられたロープヒッチRHにその両端を接続されたワイヤーロープ2が、人や荷物等が乗る乗りかご3と釣り合い重り4とに連結されたシーブに巻き掛けられている。また、乗りかご3と釣り合い重り4との間におけるワイヤーロープ2は巻上機5のトラクションシーブ5aに巻き掛けられており、この巻上機5がワイヤーロープ2を巻き上げたり降ろしたりすることで昇降路6内を乗りかご3と釣り合い重り4とが昇降する。
(First embodiment)
FIG. 1 is an overall view showing the configuration of an
また、本発明の実施の形態においては、落下したときの衝撃を和らげるための緩衝器として、乗りかご3の直下に緩衝器7a、7bが、釣り合い重り4の直下には緩衝器7cがそれぞれ設けられている。
In the embodiment of the present invention, the shock absorbers 7a and 7b are provided directly below the
乗りかご3の下部にはかごシーブ3bが取り付けられたシーブ取付ビーム3aが連結されている。このかごシーブ3bにはワイヤーロープ2が掛け渡されている。従って、例えば、巻上機5がワイヤーロープ2を巻き上げると、かごシーブ3b,3b(以下、適宜まとめて「かごシーブ3b」と表わす。)が回転して乗りかご3を上昇させる。
A
また、本発明の第1の実施の形態においては、乗りかご3とこの乗りかご3の下部に設けられているシーブ取付ビーム3aとは可動装置8,8(以下、適宜まとめて「可動装置8」と表わす。)によって接続されている。
In the first embodiment of the present invention, the
この可動装置8は、乗りかご3とシーブ取付ビーム3aとの間を接続するものである。可動装置8によって乗りかご3とシーブ取付ビーム3aに取り付けられたかごシーブ3bとの間の距離を所定の方向、例えば、鉛直方向に変化させることができる。この可動装置8は、本発明の実施の形態においてはジャッキであり、例えば、機械式のねじジャッキ(パンタグラフ式、ボールネジ式、ラチェット式等)やラック駆動ジャッキであっても、或いは、液体作動式ジャッキである油圧ジャッキであっても良い。なお、本発明の実施の形態を説明する際には、パンタグラフ式のジャッキを用いた例を挙げている。
This
また、乗りかご3とシーブ取付ビーム3a(かごシーブ3b)との間の距離を変化させるにあたって、据え付けられたジャッキが手動で動かされる形式のものであっても電動で動かされる形式のものであっても構わない。なお、電動式の場合、ジャッキを駆動するための電源は、エレベータ1の制御盤から供給されるものであっても、或いは直接ジャッキに接続して電源を供給するものであっても良い。
Further, in changing the distance between the
釣り合い重り4は、釣り合い重りシーブ4aを介してワイヤーロープ2に釣り下げられており、昇降路6内を乗りかご3とは上下反対方向に移動するようにされている。また、乗りかご3が最上階に上がったときにおいて、釣り合い重り4の下面と緩衝器7cとの間の距離(以下、単に「クリアランスC」という。)は、法令やエレベータ1の設置業者が定める規定により必要なクリアランスCが確保されている。
The
ところで、乗りかご3の位置は各階の乗り場との関係で随時修正されている。そのため、ワイヤーロープ2が伸びたとしても乗りかご3側の一方のロープヒッチRHからかごシーブ3b、巻上機5までのワイヤーロープ2の長さは常に略一定に保たれる。従って、ワイヤーロープ2の伸び分は、巻上機5から釣り合い重りシーブ4a、他方のロープヒッチRHのワイヤーロープ2の長さに現われることになる。このことから、ワイヤーロープ2が伸びると釣り合い重り4が正常な位置よりも下がり、クリアランスCが減少する。このような状態を放置すると、規定のクリアランスCを確保することができず、釣り合い重り4と緩衝器7cとの接触を避けるために切り詰め作業を行う必要が生ずる。
By the way, the position of the
そこで、本発明の第1の実施の形態においては、乗りかご3とかごシーブ3bとの間の距離を可動装置8を用いて鉛直方向に広げるようにしている。すなわち、図2のエレベータ1の全体図に示すように、パンタグラフ式のジャッキの高さを高くして、ワイヤーロープ2の伸び量に合わせて乗りかご3とかごシーブ3bとの距離を調整する。
Therefore, in the first embodiment of the present invention, the distance between the
上述したように乗りかご3は各階の乗り場との関係でその位置が修正される。従って、乗りかご3とかごシーブ3bとの距離が鉛直方向に広がるということは、乗りかご3の位置を基準としてかごシーブ3bが乗りかご3から離れることを意味する。シーブ取付ビーム3aをこのように動かしてかごシーブ3bの位置を変化させることで、乗りかご3側の一方のロープヒッチRHからかごシーブ3b、巻上機5までのワイヤーロープ2の長さをワイヤーロープ2の伸びがない場合の同じ箇所における長さよりも長くすることができる。すなわち、ワイヤーロープ2の伸び量をこの箇所において吸収することによって釣り合い重り4が正常な位置よりも下に下がることを防止することができ、ひいては、クリアランスCを確保することができる。
As described above, the position of the
図1及び図2における乗りかご3とシーブ取付ビーム3a及び可動装置8との部分(破線で示す円内)を拡大して示した図が図3及び図4である。図3は、例えばエレベータ1を設置したばかりでワイヤーロープ2に伸びが発生していない状態における可動装置8の状態を示した図であり、図1に対応する。この場合は、ワイヤーロープ2に伸びはなく、従って釣り合い重り4と緩衝器7cとの間のクリアランスCも規定量確保されていることから、可動装置8を動かして乗りかご3とかごシーブ3b(シーブ取付ビーム3a)との間の距離を広げる必要はない。
FIGS. 3 and 4 are enlarged views of portions of the
一方、図4に示すように、ワイヤーロープ2に伸びが発生した場合には、その伸び量に合わせて可動装置8を用いて乗りかご3とかごシーブ3b(シーブ取付ビーム3a)との間の距離を広げる。図4では、可動装置8であるパンタグラフ式のねじジャッキは、手動で動かす形式であることから、ハンドル8aが取り付けられている。
On the other hand, as shown in FIG. 4, when the
このように、かごシーブを所定の方向に移動させることができるようにすることでワイヤーロープの伸び量に合わせて可動装置を用いて乗りかごとかごシーブとの鉛直方向の距離を調整するだけでワイヤーロープの伸び量を吸収することができることから、切り詰め作業の回数を減らすとともに、作業を行うにあたっても作業効率の向上及び作業員の作業安全性に配慮した上で簡易かつ安全に釣り合い重りと緩衝器との間の規定のクリアランスを確保することのできるエレベータを提供することができる。 In this way, by allowing the car sheave to move in a predetermined direction, it is only necessary to adjust the vertical distance between the car cage and the car sheave using the movable device according to the amount of elongation of the wire rope. Because it can absorb the amount of wire rope stretch, it reduces the number of truncation operations, improves work efficiency when working and considers the work safety of workers in a simple and safe manner, with a balanced weight and buffer. It is possible to provide an elevator that can ensure a prescribed clearance with the machine.
(第2の実施の形態)
次に本発明における第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態において、上述の第1の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、同一の構成要素の説明は重複するので省略する。
(Second Embodiment)
Next, a second embodiment of the present invention will be described. In the second embodiment, the same components as those described in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and the description of the same components is omitted because it is duplicated.
本発明の第2の実施の形態においては、第1の実施の形態におけるエレベータ1とは異なり、図5、図6に示すように、乗りかご3の上部にシーブ取付ビーム3a、かごシーブ3bが設けられていることを特徴とする。
In the second embodiment of the present invention, unlike the
第2の実施の形態においては、予め乗りかご3とかごシーブ3bとの間の距離を広げておき、この状態を正常な状態としておく。このような状態の下でワイヤーロープ2の伸びが発生すると、上述した第1の実施の形態同様、その伸び量は釣り合い重り4と緩衝器7cとの間のクリアランスCに影響する(クリアランスが減少する)。
In the second embodiment, the distance between the
そこで、ワイヤーロープ2に伸びが発生した場合には、可動装置8を用いて乗りかご3とかごシーブ3bとの間の距離を縮める。すなわち、ワイヤーロープ2が伸びても乗りかご3は各階の乗り場との関係でその位置が大きく変化することはない。従って、ワイヤーロープ2の伸び量に合わせて可動装置8を縮めて乗りかご3にかごシーブ3bを近づけることで、乗りかご3側の一方のロープヒッチRHからかごシーブ3b、巻上機5までのワイヤーロープ2の長さをワイヤーロープ2の伸びがない場合の同じ箇所における長さよりも長くすることができる。
Therefore, when elongation occurs in the
第1の実施の形態の説明で用いた図3、図4を用いて説明すると、第2の実施の形態においては、可動装置8が図4に示すような状態であることが正常な状態、すなわちワイヤーロープ2に伸びが発生していない状態である。一方、図3に示すように可動装置8を図4に示す場合よりも縮めるのは、ワイヤーロープ2に伸びが発生し、その伸び量に合わせて可動装置8を動かしているからである。
3 and 4 used in the description of the first embodiment, in the second embodiment, it is normal that the
このように、かごシーブを鉛直方向に移動させることができるようにすることでワイヤーロープの伸び量に合わせて可動装置を用いて乗りかごとシーブ取付ビームとの鉛直方向の距離を調整するだけでワイヤーロープの伸び量を吸収することができることから、切り詰め作業の回数を減らすとともに、作業を行うにあたっても作業効率の向上及び作業員の作業安全性に配慮した上で簡易かつ安全に釣り合い重りと緩衝器との間の規定のクリアランスを確保することのできるエレベータを提供することができる。さらに、かごシーブ3bが乗りかご3の上部に配置されることにより、作業状態及び移動距離を乗りかごの上に載った作業員が容易に確認することが可能となる。
In this way, by allowing the car sheave to move in the vertical direction, it is only necessary to adjust the vertical distance between the car and the sheave mounting beam using a movable device according to the amount of elongation of the wire rope. Because it can absorb the amount of wire rope stretch, it reduces the number of truncation operations, improves work efficiency when working and considers the work safety of workers in a simple and safe manner, with a balanced weight and buffer. It is possible to provide an elevator that can ensure a prescribed clearance with the machine. Furthermore, by arranging the
(第3の実施の形態)
次に本発明における第3の実施の形態について説明する。なお、第3の実施の形態において、上述の第1、第2の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、同一の構成要素の説明は重複するので省略する。
(Third embodiment)
Next, a third embodiment of the present invention will be described. In the third embodiment, the same components as those described in the first and second embodiments are denoted by the same reference numerals, and the description of the same components is duplicated. Omitted.
本発明の第3の実施の形態においては、第1及び第2の実施の形態におけるエレベータ1とは異なり、図7、図8に示すように、可動装置8が釣り合い重り4と釣り合い重りシーブ4aとの間に設けられていることを特徴とする。なお、第3の実施の形態においては、シーブ取付ビーム3aは乗りかご3の下部に設けられているが、第2の実施の形態のように乗りかご3の上部に設けられていても良い。
In the third embodiment of the present invention, unlike the
第3の実施の形態においては、予め釣り合い重り4と釣り合い重りシーブ4aとの間の距離を広げておき、この状態を正常な状態としておく。このような状態の下でワイヤーロープ2の伸びが発生すると、上述した第1及び第2の実施の形態同様、その伸び量は釣り合い重り4と緩衝器7cとの間のクリアランスCに影響する(クリアランスが減少する)。
In the third embodiment, the distance between the
そこで、ワイヤーロープ2に伸びが発生した場合には、可動装置8を用いて釣り合い重り4と釣り合い重りシーブ4aとの間の距離を縮める。すなわち、ワイヤーロープ2の伸び量に合わせて可動装置8を縮めて釣り合い重り4に釣り合い重りシーブ4aを近づけることで、巻上機5から釣り合い重りシーブ4a、他方のロープヒッチRHまでのワイヤーロープ2の長さをワイヤーロープ2の伸びがない場合の同じ箇所における長さよりも長くすることができる。
Therefore, when elongation occurs in the
このように、かごシーブを鉛直方向に移動させることができるようにすることでワイヤーロープの伸び量に合わせて可動装置を用いて乗りかごとシーブ取付ビームとの鉛直方向の距離を調整するだけでワイヤーロープの伸び量を吸収することができることから、切り詰め作業の回数を減らすとともに、作業を行うにあたっても作業効率の向上及び作業員の作業安全性に配慮した上で簡易かつ安全に釣り合い重りと緩衝器との間の規定のクリアランスを確保することのできるエレベータを提供することができる。 In this way, by allowing the car sheave to move in the vertical direction, it is only necessary to adjust the vertical distance between the car and the sheave mounting beam using a movable device according to the amount of elongation of the wire rope. Because it can absorb the amount of wire rope stretch, it reduces the number of truncation operations, improves work efficiency when working and considers the work safety of workers in a simple and safe manner, with a balanced weight and buffer. It is possible to provide an elevator that can ensure a prescribed clearance with the machine.
なお、この発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。上述した各実施の形態においては、特に可動装置8の設置位置を限定していないが、例えば、乗りかご3とシーブ取付ビーム3aとの間に設置する場合、乗りかご3側に可動装置8を設けても、或いはシーブ取付ビーム3a側に設けても良い。
Note that the present invention is not limited to the above-described embodiment as it is, and can be embodied by modifying the constituent elements without departing from the scope of the invention in the implementation stage. In each of the above-described embodiments, the installation position of the
また、かごシーブ3b及び釣り合い重りシーブ4aのいずれも動かすことができるように可動装置を乗りかご3とシーブ取付ビーム3aとの間、及び釣り合い重り4と釣り合い重りシーブ4aとの間の両方に設けることも可能である。
Further, a movable device is provided both between the
さらに、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。 Furthermore, various inventions can be formed by appropriately combining a plurality of constituent elements disclosed in the above embodiments. For example, some components may be deleted from all the components shown in the embodiment. Furthermore, you may combine the component covering different embodiment suitably.
1 エレベータ
2 ワイヤーロープ
3 乗りかご
3a シーブ取付ビーム
3b かごシーブ
4 釣り合い重り
4a 釣り合い重りシーブ
5 巻上機
5a トラクションシーブ
6 昇降路
7a、7b、7c 緩衝器
8 可動装置
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記乗りかごの下部に設けられ当該乗りかごと連結されたかごシーブ取付ビームと、
前記かごシーブ取付ビームに取り付けられて、ワイヤーロープを掛け渡されたかごシーブと、
前記ワイヤーロープを送り動作させて前記乗りかごを昇降させる巻上機と、
前記巻上機に掛かる前記ワイヤーロープに連結される釣り合い重りと、を備え、
前記乗りかごと乗りかごの下部に設けられた前記かごシーブ取付ビームとは、これら両者の間の距離を所定の方向に変化させることのできる可動装置によって連結されていることを特徴とするエレベータ。 A car that goes up and down in the hoistway,
A car sheave mounting beam provided at a lower portion of the car and connected to the car;
A car sheave attached to the car sheave mounting beam and laid over a wire rope;
A hoisting machine that moves the wire rope to raise and lower the car;
A counterweight connected to the wire rope hanging on the hoisting machine,
An elevator characterized in that the car sheave mounting beam provided at the lower part of the car and the car is connected by a movable device capable of changing the distance between them in a predetermined direction.
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