JP5171835B2 - 水抜きシステム - Google Patents

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Description

本発明は、燃料タンクから水を排除する方法及び装置に関するものである。
米国特許第4809934号明細書には、航空機の燃料タンク内の水を機内排除するシステムが開示されている。水はジェットポンプ内に引かれ、航空エンジンにより消費させるために燃料タンク内に分散される。
米国特許第4809934号明細書
この米国特許第4809934号明細書の構成の場合、燃料タンクが空になった場合のみしか、水が完全に排除されないという問題がある。又、燃料タンク内に分散された水は、低温時にタンク内で“雪”状又は着氷状態となるおそれがある。
本発明の第1の態様によれば、燃料ラインと、燃料タンクに結合された入口及び前記燃料ラインに結合された出口を有する燃料ポンプと、前記燃料タンクから水を収集する入口及び前記燃料ポンプと並列に前記燃料ラインに結合された出口を有する水抜きシステムと
を備える燃料システムを提供する。
本発明の第2の態様によれば、燃料タンクから水を除去する方法であって、この方法が、前記燃料タンクから水抜きする過程と、この水抜きした水を燃料ポンプの下流で燃料ライン内に注入する過程と、この水を前記燃料ラインからエンジン内に送給する過程とを有する方法を提供する。
(水を燃料タンク内に分散させる代わりに)水を燃料ライン内に直接注入させることにより、前述した問題点が無くなるか、又は少なくとも低減される。
水抜きシステムは電気的に附勢させることができるが、より好ましくは、例えば、ベンチュリ構造又はモータ/ポンプの組み合わせ構造を用いる、燃料ライン内の燃料の液圧作用により附勢させる。
本発明の実施例を以下に添付図面を用いて説明する。
図1は、航空機を示す線図である。 図2は、航空機の燃料システムの一部を示す線図である。 図3は、モータと水抜きシステムとを詳細に示す線図である。 図4は、喉部でタッピングを行なう単一ベンチュリを有するベンチュリシステムを示す線図である。 図5は、喉部でタッピングを行なうとともに、第2のベンチュリを有するベンチュリシステムを示す線図である。 図6は、喉部でタッピングを行なうインテグラル二重ベンチュリを有するベンチュリシステムを示す線図である。 図7は、ジェットパイプを有するインテグラル二重ベンチュリを備えるベンチュリシステムを示す線図である。 図8Aは、ジェットパイプ及び第2のベンチュリを有するベンチュリシステムを示す線図である。 図8Bは、図8Aのシステムの一部を通る断面図である。
図1を参照するに、航空機1は、一対の翼を有する胴体2を備えており、左翼に符号3を付してある。各翼にはエンジンがあり、図1では、左側のエンジンに符号4を付してある。エンジンには高圧燃料ポンプ(図示せず)が設けられており、この高圧燃料ポンプには、代表的に5〜10psig(1psigは約6895パスカルである)の最小吸入圧力が必要である。
各エンジンに対する燃料は、中央のタンクと、1つ以上の翼内タンクとに蓄積されている。以下に示す例では、1つのみの翼内タンクにつき説明するが、実際には追加の翼内タンクが存在するものである。
図2は、中央のタンク10と、左翼3に対する翼内タンク11とを示す線図である。
中央のタンク10は、このタンク10から燃料を収集する吸入口13と、エンジン4に導かれる燃料送給ライン15と直列に結合された排出口14とを有する燃料ポンプ12を備えており、排出口14には、ポンプ内に燃料が逆流するのを阻止する逆止め弁が設けられている。
翼内タンク11は、構造が互いに同じ(且つ燃料ポンプ12とも同じ)一対の燃料ポンプ20及び21を備えており、従って、等価な部分には同じ符号を付してある。燃料ポンプ20及び21の各々は、タンクから燃料を収集する吸入口22と、ポンプ内に燃料が逆流するのを阻止する逆止め弁が設けられている主要の第1の排出口23とを備えており、この第1の排出口23は燃料送給ライン24と直列に結合されている。この燃料送給ライン24は、中央のタンク10におけるポンプ12と並列となるように燃料送給ライン15に結合されている。ポンプ20及び21の各々は更に、主要の第1の排出口23及びその逆止め弁と並列となるように吸入口22に結合された第2の排出口25を有している。この第2の排出口25は圧力逃がし弁26に繋がっており、この圧力逃がし弁26は、燃料圧力が24psigを超えた場合に燃料を燃料タンク内に再循環させるように開放する。この圧力逃がし弁26は、弁座に係合するばね荷重部材を有し、このばね荷重部材は、圧力が24psigを超えた場合にばね力に抗して開放する。従って、圧力逃がし弁が開放する圧力点は、ばねの圧縮度を調整することにより調整しうる。
翼内タンクには、冗長目的で2つのポンプ20及び21が設けられている。すなわち、一方のポンプが故障した場合に、他方のポンプのみが、離陸時に必要とする燃料比を提供しうるようにする。
タンクは以下の順序で動作する。
(1)中央のタンクは、飛行がほぼ2時間を超える場合にのみ用いられる。このタンクが用いられない場合、このタンクは空であり、ポンプはスイッチオンされない。その理由は、全ての燃料が翼内タンクから供給されている為である。
(2)離陸前にエンジンが起動される場合、中央のタンクのポンプ12と翼内タンクのポンプ20及び21とが動作している。中央のタンクのポンプ12からの燃料送給圧力は約40psigであり、この圧力は、圧力逃がし弁26を自動的に完全に解放させて翼内タンクのポンプ20及び21を“デレート”(出力レベルの低下)させる圧力である。すなわち、中央のタンクのポンプが動作している場合、圧力逃がし弁26が開放し、中央のタンクからの流れが翼内タンクからの流れに優先する。その理由は、翼内タンクのポンプ20及び21は単に燃料を翼内タンク11内に再循環させるだけである為である。排出口23の逆止め弁は、中央のタンクからのいかなる高圧燃料も翼内タンクに流れ込まないようにする。
(3)離陸時には、中央のタンクのポンプ12がスイッチオフされ、圧力の降下に応答して圧力逃がし弁26が自動的に閉じ、全ての燃料が翼内タンクから送給される。離陸から僅かの時間後、中央のタンクのポンプ12がスイッチオンされ、圧力逃がし弁26が再び開放して翼内タンク内での燃料の再循環を達成し、エンジンに中央のタンクからのみ燃料の送給が行われるようにする。中央のタンクが空になると、燃料送給ライン15内の圧力が降下し、圧力逃がし弁26を自動的に閉じる。従って、燃料の送給は翼内タンクから継続され、中央のタンクのポンプ12が再びスイッチオフされる。
再循環するポンプ20及び21に対する問題は、ポンプ吸入口内に供給される水のいくらかが霧化されてタンク11内に再分配され、高所で生じる低温度で“雪”状又は着氷状態を生ぜしめるということである。航空機が一旦巡航高度に到達すると、外部温度は極めて低く、タンク温度は約30分で水の氷点よりも低い温度まで冷却される。水が凍ると、航空機が暖まるまでタンクからこの水の少しも除去することができない。
図2に示す水抜きシステム30は、翼内タンク11の水だめから水を収集し、この水を、ポンプ12、20及び21よりも下流のジャンクション39で、燃料送給ライン15内に注入する。これにより、水が燃料タンク内に再循環するのを阻止するとともに、場合に応じ前述した“雪”状又は着氷状態を生ぜしめるのを阻止する。水抜きシステム30は、翼内タンクの水だめから水を収集するための吸入口32と、ポンプ12、20及び21に対し並列となるように燃料送給ライン15に結合された排出口33とを有するポンプ31を備えている。この水抜き用のポンプ31は、その入力軸に機械的に結合された出力軸35を有するモータ34により駆動される。このモータ34は、2方向ジャンクションを介して燃料送給ライン15に結合された流体注入口37と、燃料タンク11内に開放された流体排出口38とを有する。このモータ34は、図3に更に詳細に示すように、燃料送給ライン15から引き出される燃料の液圧作用により駆動される。
図3に示すように、モータは、断面で示すチャンバ42内に一対の歯合歯車(回転歯車40及び遊び歯車41)を有する。流体注入口37内に流入する流体は、チャンバ42の周囲に沿って流れ、流体排出口38から流出し、歯車40及び41を図示のように互いに逆方向に回転させる。出力軸35はポンプ31の回転歯車40とポンプ31の歯車43とに連結されている。この歯車43はチャンバ45内で歯車44と歯合している。歯車43が回転することにより、歯車44を図示のように逆回転させ、水/燃料の混合液を注入口32からチャンバ45の周囲に沿って引き込み、排出口33から排出させる。
モータ供給圧に対するポンプ出力圧の比は極めて重要である。その理由は、水/燃料の排除流を高圧の燃料送給ライン15内に戻るように注入する必要がある為に、ポンプ31がモータ供給圧よりも僅かに高い圧力(代表的に2〜5psigだけ高い圧力)を達成する必要がある為である。ジャンクション39は、水/燃料の混合液を細かい噴霧として燃料送給ライン15内に注入させる細い開口を有する。
モータ34により移送される流体の容積をポンプ31により移送される流体の容積よりも多くすることにより、ポンプ出力圧をモータ供給圧よりも高くする。このことは、モータ歯車40及び41の直径と軸方向の長さとの双方又はいずれか一方をポンプ歯車40及び43に比べて増大させることにより達成しうる。例えば、軸方向の長さが2倍になり、この場合モータとポンプとが100%有効であるものとすると、ポンプの圧力はモータの圧力の2倍となり、流量は半分となる。摩擦や漏洩による効率の悪さの為に、ポンプの圧力はモータ供給圧の約1.5倍となる。
従って、モータの歯車とポンプの歯車との比は、ポンプの出力圧とモータの供給圧との比を所望通りにするように微調整しうる。
歯車のモータ34及びポンプ31を用いることにより、これらの双方が容積移送式(軸35の各回転当り固定容積の流体が移送される)となり、ポンプ圧に対するモータ圧の比を容易に固定にでき、モータ及びポンプが極めて簡単であり、少数の部品しか有さず、1000〜3000rpm の比較的低速で動作し、寿命が長くなるという利点が得られる。
モータ/ポンプの組み合わせの他の重要な特徴は、自始動しうるということである。これにより、動作を完全に自動化でき、その結果、水抜きシステム30に対し電力ライン又はデータラインを燃料タンクに与える必要がない。
一連の他の実施例では、モータ駆動式の水抜きシステム30をベンチュリ駆動式の水抜きシステムに変える。種々のベンチュリ駆動式の水抜きシステムを図4〜8に示す。
図4を参照するに、燃料送給ライン15内にベンチュリを形成する。ベンチュリは、急峻な円錐台(切頭錐体)の入口壁50と、緩やかな円錐台の出口壁51とを有する。ベンチュリの喉部(すなわち、最も細くなった個所)には、環状の溝52が配置されている。この溝52は環状チャンバ53に連通している。翼内タンク11の水だめには一対の吸入口54及び55が位置しており、これらはフィルタ54´及び55´を有している。これらの吸入口54及び55からは、送給ライン56及び57が、ストレーナ/トラップ59を有するチャンバ58に通じている。
ベンチュリは、水/燃料の混合液をライン60を介して吸込み、水を燃料送給ライン15中の燃料に分散させる。ベンチュリの上流における燃料送給ライン15の圧力(P1)は代表的に、主たるタンクの燃料ポンプ12が動作している場合に、40psig程度であり、主たるタンクの燃料ポンプ12が動作していない場合に、24psig程度である。ベンチュリの上流における燃料送給ライン15のエンジン燃料の流量(Q1)は、(航空機が巡航速度にある場合の)0.2リットル/秒から(航空機が離陸する場合の)2.2リットル/秒までの範囲内としうる。ベンチュリの喉部における圧力(P2)は、翼内タンク11内の圧力(約0psig)に等しくするか又はそれよりも僅かに低くして、水/燃料の混合液を燃料送給ライン内に吸い込むようにする必要がある。ベンチュリの下流における燃料送給ラインの圧力(P3)は代表的に、P1よりも10%程度低い。従って、ベンチュリ内に入った場合の圧力降下(P1−P2)や、ベンチュリから出た際の圧力上昇はP1程度とする必要がある。このような大きな圧力変化を達成するためには、ベンチュリの直径を約38mmから6〜7mm程度の喉部の直径まで減少させる必要がある。このような小さな直径は、粒子又は氷により閉塞されやすい。
図5は、二重ベンチュリシステムを示す。図4のベンチュリと同じベンチュリ(第1のベンチュリ)が燃料送給ライン15内に形成されているが、その喉部における直径は(12〜14mm程度の)大きな直径としている。(ベンチュリの上流における)燃料送給ラインの壁部における入口穴71と環状チャンバ53との間に分路ライン70が通っている。このライン70にはスクリーン/トラップ72が設けられている。燃料送給ラインにおけるベンチュリは、0.5P1(すなわち、主たるタンクの燃料ポンプ12が動作していない場合の約12psig)程度の喉部圧力を有する。これにより、(圧力がP1である)入口穴71からライン70を経てチャンバ53内に燃料を引き込む。ライン70内には第2のベンチュリ73が設けられ、且つジェットパイプ74が設けられ、その入口(図示せず)は翼内タンク11の水だめにあり、その出口はベンチュリ73の上流に位置している。ベンチュリ73の喉部における圧力は、翼内タンク11内の圧力(約0psig)に等しくするか又はそれよりも僅かに低くして、水/燃料の混合液をライン70内に吸い込むようにする。従って、図5の二重ベンチュリ構成では、並列に作用する2つのベンチュリにより作業が行なわれ、主たる燃料送給ライン15におけるベンチュリを、図4に示す単一のベンチュリよりも細くしうる。
他の二重ベンチュリシステムの実施例(図示せず)では、ジェットパイプ74を、ライン70と燃料送給ライン15におけるベンチュリとの間の喉部結合に類似する喉部結合構成に代えることができる。
図6は、喉部でタッピングを行なうインテグラル二重ベンチュリを示す。インテグラルベンチュリ80は、燃料送給ライン15において主たるベンチュリの上流に位置する。このベンチュリ80は、支持構造体81により燃料送給ライン15に装着されている。燃料は、ベンチュリ80を通って流れるとともに、ベンチュリ80と燃料送給ライン15との間の環状空隙を通って流れる。又、ライン82が設けられ、その入口(図示せず)は翼内タンク11の水だめにあり、出口はベンチュリ80の喉部に結合されている。フィルタ83により、ベンチュリ80が粒子状の物質により閉塞されるのを防いでいる。
図7は、ジェットパイプを有するインテグラル二重ベンチュリを示す。インテグラルベンチュリ90は、燃料送給ライン15において主たるベンチュリの上流に位置する。このベンチュリ90は、支持構造体91により燃料送給ライン15に装着されている。燃料は、ベンチュリ90を通って流れるとともに、ベンチュリ90と燃料送給ライン15との間の環状空隙を通って流れる。又、ジェットパイプ92が設けられ、その入口(図示せず)は翼内タンク11の水だめにあり、出口はベンチュリ90の喉部の上流にある。フィルタ93により、ベンチュリ90が粒子状の物質により閉塞されるのを防いでいる。
図8A及び8Bは、更なる実施例を示す。ライン100は、燃料送給ライン15においてベンチュリの上流の入口101と、同じく燃料送給ライン15においてベンチュリの上流の出口102との間に通じている。このライン100には3mmのスクリーン/トラップ103が設けられている。ベンチュリ効果により、燃料が入口101からライン100を通って出口102に引かれる。ライン100内には第2のベンチュリ104が設けられており、ジェットパイプ105も設けられており、その入口(図示せず)は翼内タンク11の水だめに位置し、出口は図示のようにベンチュリ104の上流に位置している。図8Bは、ライン100の断面を示している。ライン100は、テーパ上流端106を有する支持構造体(図8Aには図示せず)により支持されている。
他の実施例(図示せず)では、ジェットパイプ105をベンチュリ104の喉部に結合されたラインに変えることができる。
図4〜8に示すベンチュリ駆動式の水抜きシステムは全て完全に自動式であり、燃料送給ライン中の燃料の液圧作用により附勢される。その結果、電力又はデータラインを水抜きシステムに対し燃料タンクに送る必要がない。
上述した種々の実施例では、水抜きシステムがポンプ20及び21の下流のジャンクション39で燃料送給ラインに水を導入する。他の実施例(図示せず)では、水抜きシステムにより、ポンプ20の上流及びポンプ21の上流の双方又はいずれか一方におけるジャンクションで燃料送給ライン15内に水を導入するようにしうる。
中央のタンク10は、米国特許第4809934号明細書に記載された種類の水抜きシステム(図示せず)又は図1〜8につき上述した種類の水抜きシステムを有するようにすることができる。
燃料タンク内の燃料は単相燃料を有しているものであることに注意すべきである。又、水抜きラインの入口は、タンク中の燃料の容積に比べて少ない容積の水たまり内に浸漬されている。従って、水抜きラインは第1の段階で水たまりから水を収集し、水たまりのほぼ全ての水が除去された第2の段階で燃料を収集する。
上述したところでは、1つ以上の好適実施例につき本発明を説明したが、特許請求の範囲に規定した本発明の範囲を逸脱することなく、種々の変更を施しうるものであること勿論である。

Claims (12)

  1. 燃料ラインと、
    燃料タンクに結合された入口及び前記燃料ラインに結合された出口を有する燃料ポンプと、
    前記燃料タンクから水を収集する入口及び前記燃料ポンプと並列に前記燃料ラインに結合された出口を有する水抜きシステムと
    を備える燃料システム。
  2. 請求項1に記載の燃料システムにおいて、前記水抜きシステムは、前記燃料ライン内の燃料の液圧作用により附勢されるようになっている燃料システム。
  3. 請求項2に記載の燃料システムにおいて、前記水抜きシステムが前記燃料ライン内に狭窄部を有し、この水抜きシステムの出口がこの狭窄部に隣接して位置し、これにより、前記燃料ライン内の燃料の液圧作用がベンチュリ効果により水をこの燃料ライン内に引き込むようにした燃料システム。
  4. 請求項3に記載の燃料システムにおいて、前記水抜きシステムの出口が、前記燃料ライン内の前記狭窄部内に開口部を有している燃料システム。
  5. 請求項3又は4に記載の燃料システムにおいて、前記燃料ラインにおける前記狭窄部内の前記開口部が前記狭窄部の周囲に沿って延在している燃料システム。
  6. 請求項3〜5のいずれか一項に記載の燃料システムにおいて、前記水抜きシステムが更に、
    前記燃料ラインに結合された入口と、狭窄部と、この水抜きシステムの前記出口を構成する出口とを有する補助的なベンチュリラインと、
    水を収集する入口と、前記補助的なベンチュリライン内の前記狭窄部に隣接して位置する出口とを有する水抜きラインであって、この補助的なベンチュリライン内の燃料の液圧作用がベンチュリ効果により水をこの補助的なベンチュリライン内に引き込むようにする当該水抜きラインと
    を備えている燃料システム。
  7. 請求項6に記載の燃料システムにおいて、前記補助的なベンチュリラインが前記燃料ラインの壁部を貫通している燃料システム。
  8. 請求項6又は7に記載の燃料システムにおいて、前記水抜きラインの前記出口が、前記補助的なベンチュリライン内に延在するジェットパイプを有している燃料システム。
  9. 請求項2に記載の燃料システムにおいて、前記水抜きシステムが、
    水抜きポンプと、
    この水抜きポンプに結合された出力部と、前記燃料ラインに結合された流体入口とを有するモータであって、このモータが前記燃料ラインから引き込まれる燃料の液圧作用により附勢されるようにした当該モータと
    を備えている燃料システム。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の燃料システムにおいて、前記燃料ポンプが更に、再循環出口を有している燃料システム。
  11. 請求項10に記載の燃料システムにおいて、前記再循環出口は前記燃料タンク内に開放している燃料システム。
  12. 燃料タンクから水を除去する方法であって、この方法が、
    前記燃料タンクから水抜きする過程と、
    この水抜きした水を燃料ポンプの下流で燃料ライン内に注入する過程と、
    この水を前記燃料ラインからエンジン内に送給する過程と
    を有する方法であって、
    前記燃料ポンプは、前記燃料タンクから燃料を収集するよう構成された入口と、当該燃料ポンプから前記燃料ラインへ燃料を供給するよう構成された出口とを有する
    方法
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