JP5169848B2 - サーバー装置における省電力方法、省電力制御プログラム及びサーバー装置 - Google Patents

サーバー装置における省電力方法、省電力制御プログラム及びサーバー装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5169848B2
JP5169848B2 JP2009003507A JP2009003507A JP5169848B2 JP 5169848 B2 JP5169848 B2 JP 5169848B2 JP 2009003507 A JP2009003507 A JP 2009003507A JP 2009003507 A JP2009003507 A JP 2009003507A JP 5169848 B2 JP5169848 B2 JP 5169848B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bandwidth
network interface
power saving
communication
server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009003507A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010161705A (ja
Inventor
一廣 江頭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2009003507A priority Critical patent/JP5169848B2/ja
Publication of JP2010161705A publication Critical patent/JP2010161705A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5169848B2 publication Critical patent/JP5169848B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

本発明はサーバー装置における省電力方法、省電力制御プログラム及びサーバー装置に関し、特に複数のネットワークインタフェースを有するサーバー装置における省電力方法、省電力制御プログラム及びサーバー装置に関する。
近年、ネットワーク技術の高度化によりネットワークの大規模化やネットワークを介して伝送されるデータの大容量化が顕著になってきている。このような、ネットワーク技術の高度化に伴いネットワークに接続されるサーバー装置の高性能化も進んでいる。一方、高性能なサーバー装置では、高い処理能力を実現するために消費電力が著しく増大しており、サーバー装置及びネットワークに接続される機器の省電力化が課題となっている。
そこで、ネットワークに接続されるサーバー装置又はネットワークに接続される機器において省電力化を実現する技術が多く提案されている。特許文献1には、ネットワーク上でデータの中継を行うネットワーク中継装置に関する省電力化技術の一例が開示されている。特許文献1に記載のネットワーク中継装置は、インタフェース部と、第1中継処理部と、1つ以上の第2中継処理部とを有する。インタフェース部は、回線との接続のための物理インタフェース部を複数有する。第1中継処理部は、パケットに関連付けられた宛先情報に基づいて、パケットを送出すべき回線を決定する中継決定処理を実行する。第2中継処理部は、第1中継処理部の代わりに中継決定処理を実行する。ここで、特許文献1に記載のネットワーク中継装置では、第1中継処理部が中継決定処理を担当している間に、第2中継処理部の中の対象中継処理部の動作モードを第1中継処理部の動作モードとは異なるモードに設定し、この設定処理の完了の後に、第1中継処理部の代わりに対象中継処理部による中継決定処理を開始させる。これにより、特許文献1に記載のネットワーク中継装置では、中継処理の中断時間が過剰に長くなることを抑制しつつ、消費電力を制御する。
しかしながら、大容量のデータの送受信を行うサーバー装置が接続されるネットワークでは、ネットワーク上に常時大容量のデータが伝送される。つまり、このようなネットワークではデータの伝送が途切れることがない。そのため、常時大容量のデータが伝送されるネットワークでは、特許文献1に記載されたような動作モードの切り換えを行うことができず、ネットワークに接続される機器の省電力化を実現することができない問題がある。一方、サーバー装置における省電力化技術が特許文献2に開示されている。
特許文献2では、サーバー装置等の本体機器に接続されるネットワークインタフェースにおける省電力方法の一例が開示されている。特許文献2に記載のネットワークインタフェースは、ネットワークを介して送受信されるパケット信号を検出する。そして、パケットの検出結果に応じて、ネットワークインタフェースに搭載されるCPUのクロック周波数を制御する。これにより、特許文献2では、パケット通信量に応じたネットワークインタフェースの省電力化を実現する。
特開2007−228490号公報 特開2004−48532号公報
しかし、特許文献1に記載された省電力化方法のように、ネットワークインタフェースの動作モードを変更することで省電力化を実現する場合、動作モードの切り替わり時にネットワークを介した通信が中断されることがある。高い処理能力が要求されるサーバー装置では、通信の中断は処理能力の低下の一因となるため、特許文献1に記載の省電力化方法は採用できない問題がある。
本発明にかかるサーバー装置における省電力方法の一態様は、プログラムに応じたプロセスを実行する演算部からの指示に基づきデータの送受信を行う第1、第2のネットワークインタフェースを有するサーバー装置における省電力方法であって、前記第1のネットワークインタフェースの通信帯域を広帯域に設定し、前記第2のネットワークインタフェースの通信帯域を狭帯域に設定し、前記演算部において実行中の前記プロセスを予め設定されたプロセス帯域定義情報に応じて前記第1、第2のネットワークインタフェースのいずれかに割り当て、前記第1、第2のネットワークインタフェースにおけるデータの送受信量に応じて前記第1、第2のネットワークインタフェースの通信帯域を制御する。
本発明にかかる省電力制御プログラムの一態様は、プログラムに応じたプロセスを実行する演算部からの指示に基づきデータの送受信を行う第1、第2のネットワークインタフェースを有するサーバー装置において、前記演算部上で実行される省電力制御プログラムであって、メモリに格納されるデフォルト帯域情報に基づき前記第1のネットワークインタフェースの通信帯域を広帯域に設定し、前記デフォルト帯域情報に基づき前記第2のネットワークインタフェースの通信帯域を狭帯域に設定し、前記演算部において実行中の前記プロセスを前記メモリに格納されたプロセス帯域定義情報に応じて前記第1、第2のネットワークインタフェースのいずれかに割り当て、前記第1、第2のネットワークインタフェースにおけるデータの送受信量に応じて前記第1、第2のネットワークインタフェースの通信帯域を制御する。
本発明にかかるサーバー装置の一態様は、プログラムに応じたプロセスを実行する演算部と、プロセス毎に必要な通信帯域を定義したプロセス帯域情報を格納するメモリと、前記演算部からの指示に基づき広帯域でデータの送受信を行う第1のネットワークインタフェースと、前記演算部からの指示に基づき狭帯域でデータの送受信を行う第2のネットワークインタフェースと、前記演算部において実行中の前記プロセスの状態を監視するプロセス監視部と、前記プロセス監視部による監視結果及び前記プロセス帯域定義情報に応じて前記第1、第2のネットワークインタフェースのいずれかに前記プロセスを割り当てるプロセス割り当て部と、前記第1、第2のネットワークインタフェースにおけるデータの送受信量を監視する通信状態監視部と、前記通信状態監視部による監視結果に応じて前記第1、第2のネットワークインタフェースの通信帯域を制御する帯域制御部と、を有する。
本発明にかかるサーバー装置における省電力方法、省電力制御プログラム及びサーバー装置によれば、通信を途切れさせることなくサーバー装置の省電力化を実現できる。
実施の形態1にかかるサーバー装置のブロック図である。 実施の形態1にかかるサーバー装置のメモリに格納されるプロセス帯域定義テーブルの一例を示す図である。 実施の形態1にかかるサーバー装置のメモリに格納される閾値情報の一例を示す図である。 実施の形態1にかかるサーバー装置のメモリに格納されるデフォルト帯域情報の一例を示す図である。 実施の形態1にかかるサーバー装置の動作手順を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかるサーバー装置におけるサーバー状態監視処理の詳細な動作手順を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかるサーバー装置におけるプロセス監視処理の詳細な動作手順を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかるサーバー装置における通信状態監視処理の詳細な動作手順を示すフローチャートである。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態にかかるサーバー装置の省電力方法は、サーバー装置に搭載される省電力制御プログラムがサーバー装置のハードウェアを制御することにより実現されるものである。なお、省電力制御プログラムにより実現される機能をハードウェアとしてサーバー装置上に搭載してもよい。
図1に本実施の形態にかかるサーバー装置のブロック図を示す。図1では、サーバー装置として、サーバー1a及びサーバー1bとが示されている。このサーバー1aとサーバー1bは、ともに同一構成である。本発明にかかるサーバー装置の省電力方法は、1台のサーバー装置のみであっても適用可能であるが、サーバー装置の状態に応じて処理内容が変わるため、説明のために図1では2台のサーバー装置を示した。なお、以下の説明において、サーバー1aとサーバー1bとにおいて同じものには同一の符号を付し、サーバー1a側の構成要素には符号の最後にaを付し、サーバー1b側の構成要素には符号の最後にbを付す。
以下でサーバー装置について説明するが、サーバー1aとサーバー1bは同一構成であるため、サーバー1aについて説明を行い、サーバー1bについては説明を省略する。なお、サーバー1aは実際にサーバー装置としての動作を行っている運用系のサーバー装置であって、サーバー1bはサーバー装置としての動作を行っていない待機系のサーバー装置である。つまり、図1に示されるサーバー装置は、サーバー1a及びサーバー1bによる冗長構成を有する。
図1に示すように、サーバー1aは、メモリ2a、演算部(例えば、CPU:Central Processing Unit)3a、ネットワークインタフェース(以下の説明では場合に応じてNIC(Network Interface Card)と称す)4a、5aを有する。サーバー1aは、ネットワークインタフェース4a、5aを介してネットワーク6に接続されているものとする。本実施の形態にかかるサーバー装置では、ネットワークインタフェース4a、5aにより、ネットワーク接続が冗長化されており、この冗長構成されたネットワークインタフェースを用いてサーバー装置の省電力化を実現する。
メモリ2aは、サーバー装置において用いられる各種データが格納される。このメモリ2aは、記憶装置であればよく、例えば、ハードディスク等であっても構わない。また、メモリ2aは、サーバー装置に対して外付けされる記憶装置であってもよく、サーバー装置により用いられるデータが格納されるものであればよい。本実施の形態では、メモリ2aには、省電力制御プログラムと、ユーザー定義情報30a、システム情報40aが格納される。なお、本実施の形態において用いられる省電力制御プログラムは、制御プログラム10aと、監視プログラム20aを含む。これらのプログラム及び情報についての詳細は後述する。
CPU3aは、プログラムを実行してサーバー1aの各種機能を実現する。このとき、CPU3aは、プログラムに基づく動作をプロセスとして扱う。また、CPU3aは、メモリ2aから制御プログラム10aと監視プログラム20aとを読み出し、これらプログラムに基づく動作をプロセスとして実行する。さらに、CPU3aは、プログラムの実行に伴いメモリ2aを一時記憶装置として用いる。つまり、メモリ2aには、CPU3aで使われる各種データ又は情報が保存される。なお、CPU3a、メモリ2a、ネットワークインタフェース4a、5aは、互いに内部バスを介して接続される。
ネットワークインタフェース4a、5aは、サーバー1aとネットワーク6とを接続するためのインタフェースである。本実施の形態では、ネットワークインタフェース4a、5aは、それぞれCPU3aにおいて実行される制御プログラム10aにより使用帯域が設定される。このとき、ネットワークインタフェース4a、5aは異なる使用帯域が設定される。本実施の形態では、広帯域設定側のネットワークインタフェースを第1のネットワークインタフェース(例えば、ネットワークインタフェース4a)と称し、狭帯域設定側のネットワークインタフェースを第2のネットワークインタフェース(例えば、ネットワークインタフェース5a)と称す。
次に、メモリ2aに格納されているプログラム及び情報の詳細について説明する。まず、省電力制御を行うために用いられる省電力制御プログラムについて説明する。省電力制御プログラムは、制御プログラム10aと、監視プログラム20aとを含む。この監視プログラム20aは、サーバー1aの状態を監視し、その監視結果を制御プログラム10aに通知するものである。また、制御プログラム10aは、監視プログラム20aからの通知に応じてネットワークインタフェース4a、5aを制御することでネットワークインタフェース4a、5aの消費電力の最適化を行う。
制御プログラム10aは、帯域制御部11aとプロセス割り当て部12aを有する。監視プログラム20aは、プロセス監視部21a、サーバー状態監視部22a、通信状態監視部23a、使用帯域算出部(pps(packet per second)算出部)24aを有する。これら各部は、プログラムであって、CPU3aにおいて実行されることでそれぞれの機能が実現される。
帯域制御部11aは、監視プログラム20aにより実現される各機能からの通知に基づきネットワークインタフェース4a、5aの使用帯域設定を変更する。また、帯域制御部11aは、サーバー1aの起動時にデフォルト帯域情報33aを参照し、ネットワークインタフェース4a、5aの使用帯域の初期値を設定する。この初期化後にサーバー1aの運用が開始されるが、運用中の帯域制御部11aの動作は、監視プログラム20aの通知に基づき行われる。
ここで、ユーザー定義情報30aに含まれるデフォルト帯域情報33aの一例を図2に示す。図2に示すように、デフォルト帯域情報33aには、ネットワークインタフェース毎に使用帯域の初期値が定義される。図2に示す例では、ネットワークインタフェース4aの使用帯域の初期値は10Gbpsであって、ネットワークインタフェース5aの使用帯域の初期値は1000Mbpsである。つまり、本実施の形態では、ネットワークインタフェース4aが広帯域側のネットワークインタフェースとして用いられ、ネットワークインタフェース5aが狭帯域側のネットワークインタフェース5aとして用いられる。
プロセス割り当て部12aは、監視プログラム20aのプロセス監視部21aから通知されるプロセスを当該通知内容に応じてネットワークインタフェース4a、5aのいずれかに割り当てる。これにより、各プロセスが利用するネットワークインタフェースは、ネットワークインタフェース4a、5aのいずれか一方に決定される。
プロセス監視部21aは、CPU3aにおいて実行されているプロセスの状態を監視する。より具体的には、CPU10は、実行中のプロセスを特定するための情報をシステム情報40aとしてメモリ2aに格納し、プロセス監視部21aはメモリ2aに格納されたプロセス情報を参照する。これにより、プロセス監視部21aは、CPU3aにおいて実行されているプロセスの状態を検知する。図1に示されるシステム情報40aのプロセス41aがプロセス情報である。また、プロセス監視部21aは、ユーザー定義情報30aに含まれるプロセス必要帯域情報(例えば、プロセス必要帯域定義テーブル31a)を参照する。そして、プロセス監視部21aは、検知したプロセスがプロセス必要帯域定義テーブル31aに定義されたプロセスであるか否かを判断し、検知したプロセスがプロセス必要帯域定義テーブル31aに定義されたプロセスである場合は、プロセス必要帯域定義テーブル31aに定義された必要帯域の情報と共に検知したプロセスの情報をプロセス割り当て部に通知する。
ここで、ユーザー定義情報30aに含まれるプロセス必要帯域定義テーブル31aの一例を図3に示す。図3に示すように、プロセス必要帯域定義テーブル31aには、プロセス毎に必要となる通信帯域が定義される。図3に示す例では、プロセスAには1000Mbpsが必要であり、プロセスBには10Gbpsが必要であり、プロセスCには100Mbpsが必要である。つまり、本実施の形態では、プロセスAが検知された場合には、プロセスAは10Gbpsの使用帯域が設定されるネットワークインタフェース4aに割り当てられる。また、プロセスB、Cが検知された場合には、プロセスB、Cは、1000Mbpsの使用帯域が定義されるネットワークインタフェース5aに割り当てられる。
プロセス割り当て部12aは、監視プログラム20aのプロセス監視部21aから通知されるプロセスを当該通知内容に応じてネットワークインタフェース4a、5aのいずれかに割り当てる。これにより、各プロセスが利用するネットワークインタフェースは、ネットワークインタフェース4a、5aのいずれか一方に決定される。
サーバー状態監視部22aは、システム情報40aに含まれるサーバー状態情報44aを参照してサーバー1aの状態に変更が生じたことを検知する。そして、サーバー状態監視部22aは、サーバー1aの状態の変更に応じてネットワークインタフェース4a、5aの使用帯域設定を変更するように制御プログラムに通知する。このサーバー状態情報44aは、システム情報40aに含まれる情報であって、CPU3aがサーバー1aの運用状態に応じて格納する情報である。
帯域制御部11aは、サーバー状態監視部22aからの通知に基づきネットワークインタフェース4a、5aの使用帯域設定を変更する。より具体的には、サーバー1aが待機状態に移行したことが通知された場合、帯域制御部11aは、ネットワークインタフェース4a、5aをともに狭帯域設定に変更する。一方、サーバー1aが運用状態に移行したことが通知された場合、帯域制御部11aは、デフォルト帯域情報33aの初期値(デフォルト値)に従ってネットワークインタフェース4a、5aの使用帯域を設定する。
通信状態監視部23aは、システム情報40aに定義される通信バッファ、及び、pps算出部24aから提供される実使用帯域情報を監視し、帯域制御部11aにネットワークインタフェース4a、5aの使用帯域設定の変更を通知する。
より具体的には、通信状態監視部23aは、デフォルト値に従い狭帯域設定がなされたネットワークインタフェース5aに対応した通信バッファに蓄積されるデータ量を検知する。そして、通信状態監視部23aは、検知したデータ量がユーザー定義情報30aに含まれる閾値情報32aに定義されるデータ量の閾値を上回った場合に帯域制御部11aにネットワークインタフェース5aの帯域を広げる指示を通知する。通信状態監視部23aは、ネットワークインタフェース5aの帯域を広げた後、検知したデータ量がユーザー定義情報30aに含まれる閾値情報に定義されるデータ量の閾値を下回った場合には帯域制御部11aにネットワークインタフェース5aの帯域をデフォルト値に戻す指示を通知する。
また、通信状態監視部23aは、デフォルト値に従い広帯域設定がなされたネットワークインタフェース4aの実使用帯域情報の通知を受ける。そして、通信状態監視部23aは、実使用帯域情報の値がユーザー定義情報30aに含まれる閾値情報32aに定義される使用帯域の閾値を下回った場合に帯域制御部11aにネットワークインタフェース4aの帯域を狭くする指示を通知する。通信状態監視部23aは、ネットワークインタフェース5aの帯域を広げた後、実使用帯域情報の値がユーザー定義情報30aに含まれる閾値情報32aに定義される使用帯域の閾値を上回った場合には帯域制御部11aにネットワークインタフェース4aの帯域をデフォルト値に戻す指示を通知する。
なお、本実施の形態では、通信バッファは、システム情報40aに含まれる情報の1つとして扱われる。また、通信バッファは、ネットワークインタフェース4aに対して設けられるNIC4a用通信バッファ42aと、ネットワークインタフェース5aに対して設けられるNIC5a用通信バッファ43aを含む。
ここで、ユーザー定義情報30aに含まれる閾値情報32aの一例を図4に示す。図4に示すように、閾値情報32aには、通信バッファ(NICバッファ)の使用率の閾値情報及びネットワークインタフェースの使用帯域(NIC使用帯域)の閾値情報が含まれる。つまり、本実施の形態では、通信バッファの容量の80%を超えた場合に、ネットワークインタフェース5aの使用帯域が広げられ、ネットワークインタフェース4aの実使用帯域情報が1000Mbpsを下回った場合にネットワークインタフェース4aの使用帯域が狭められる。
pps算出部24aは、メモリ2aに格納されるNIC4aパケット情報45a及びNICパケット情報46aに基づきネットワークインタフェース4a、5aの使用帯域を算出し、算出結果を制御プログラム10aに通知する。NIC4aパケット情報45a及びNICパケット情報46aには、ネットワークインタフェース4a、5aが送受信するパケット情報が格納される。そして、pps算出部24aは、このパケット情報に基づき1秒当たりの送受信データ量を算出し、これをネットワークインタフェースが実際に利用している使用帯域値(実使用帯域情報)として通信状態監視部23aに通知する。
なお、ユーザー定義情報30aのプロセス必要帯域定義テーブル31a、閾値情報32a、デフォルト帯域情報33aは、それぞれユーザーが任意の値を定義するものである。また、システム情報40aは、プロセス41a、NIC4a用通信バッファ42a、NIC5a用通信バッファ43a、サーバー状態情報44a、NIC4aパケット情報45a、NIC5aパケット情報46aを含む。システム情報40aに含まれるこれらの情報は、CPU3aにて実行されるOS(Operating System)又はミドルウェアによって提供されるものである。
続いて、本実施の形態にかかるサーバー装置の動作について説明する。図1では2つのサーバー装置を示したが、2つのサーバー装置は同じ動作となるためここではサーバー1aの動作についてのみ説明する。
そこで、サーバー1aの動作手順を示すフローチャートを図5に示す。図5に示すように、サーバー1aは、電源が投入され動作が開始されると、まず、制御プログラム10aをCPU3aが読み込んで実行する(ステップS1)。そして、CPU3aは、制御プログラム10aのうち帯域制御部11aを実行し、デフォルト帯域情報33aに定義されるデフォルト値を読み込む(ステップS2)。その後、CPU3aは、帯域制御部11aの機能に基づきネットワークインタフェース4a、5aの使用帯域をデフォルト値に従って設定する(ステップS3)。
ステップS3に続いてサーバー1aは、運用系のサーバー装置として動作を開始する。一方、ステップS3の後、サーバー1bは、待機系のサーバー装置として動作を開始する。なお、このステップS3までの処理は、初期化処理であり、ステップS3の処理が完了するまでの期間にCPU3aは、OSやミドルウェア等の動作に必要なプログラムの読み込みを行う。
サーバー1aは運用系のサーバー装置として動作を開始すると、監視プログラム20aの読み込みを行う(ステップS4)。そして、監視プログラム20aのサーバー状態監視部22aを実行してサーバー状態監視処理を行う(ステップS5)。また、監視プログラム20aのプロセス監視部21aを実行しプロセス監視処理を行う(ステップS6)。また、監視プログラム20aの通信状態監視部23aを実行して通信状態監視処理を行う(ステップS7)。サーバー1aは、ステップS5〜S7の処理を行うことで、CPU3aにおいて実行されているプロセスに応じたネットワークインタフェース4a、5aの使用帯域の制御を行う。このステップS5〜S7の処理はサーバー1aが運用系のサーバー装置として動作している期間繰り返し行われる。
ここで、ステップS5〜S7の処理についての詳細をそれぞれ説明する。まず、ステップS5のサーバー状態監視処理の詳細について説明する。図6にサーバー状態監視処理の動作手順を示すフローチャートを示す。このサーバー状態監視処理は、サーバー状態監視部22a及び帯域制御部11aにより実行される。
図6に示すように、サーバー状態監視処理では、まず、サーバー状態監視部22aがシステム情報40aのサーバー状態情報44aを読み込む(ステップS10)。続いて、サーバー状態監視部22aは、サーバー1aの現状態が待機系であるか否かをサーバー状態情報44aに基づき判断する(ステップS11)。ステップS11において、サーバー1aが待機系であると判断された場合(ステップS11のYESの枝)、サーバー状態監視部22aは、さらに、サーバー1aの前状態が運用系であったのか、非動作状態であったのかを判断する(ステップS12)。ステップS12において、サーバー1aの前状態が運用系又は非動作状態であれば(ステップS12のYESの枝)、サーバー状態監視部22aはサーバー1aの状態に変化が生じた結果待機系となった判断し、帯域制御部11aにすべてのネットワークインタフェースの帯域を狭帯域設定に変更する指示を行う(ステップS14)。このステップS14の終了後サーバー監視処理は終了する。一方、ステップS12において、サーバー1aの前状態が運用系又は非動作状態でなければ(ステップS12のNOの枝)、サーバー状態監視部22aはサーバー1aの状態に変化が生じることなくサーバー1aが待機系となっていると判断する。そのため、サーバー状態監視部22aは、帯域制御部11aにネットワークインタフェースの帯域設定の変更指示を通知せずにサーバー監視処理を終了する。
また、ステップS11において、サーバー1aの状態が運用系であると判断された場合(ステップS11のNOの枝)、サーバー状態監視部22aは、さらに、サーバー1aの前状態が待機系であったのか、非動作状態であったのかを判断する(ステップS13)。ステップS13において、サーバー1aの前状態が待機系又は非動作状態であれば(ステップS13のYESの枝)、サーバー状態監視部22aはサーバー1aの状態に変化が生じた結果運用系となった判断し、帯域制御部11aにすべてのネットワークインタフェースの帯域をデフォルト値に変更する指示を行う(ステップS15)。このステップS15の終了後サーバー監視処理は終了する。一方、ステップS13において、サーバー1aの前状態が待機系又は非動作状態でなければ(ステップS13のNOの枝)、サーバー状態監視部22aはサーバー1aの状態に変化が生じることなくサーバー1aが運用系となっていると判断する。そのため、サーバー状態監視部22aは、帯域制御部11aにネットワークインタフェースの帯域設定の変更指示を通知せずにサーバー監視処理を終了する。
次いで、ステップS6のプロセス監視処理の詳細について説明する。プロセス監視処理の動作手順を示すフローチャートを図7に示す。このプロセス監視処理は、プロセス監視部21aとプロセス割り当て部12aとにより実行される。
図7に示すように、プロセス監視処理では、まず、プロセス監視部21aがシステム情報40aのプロセス41aを読み込む(ステップS20)。そして、プロセス監視部21aは、プロセス情報に変化があるか否かを判断する(ステップS21)。ステップS21においてプロセス情報に変化がないと判断された場合(ステップS21のNOの枝)、プロセス監視部21aは、何らの処理を行うことなくプロセス監視処理を終了させる。一方、ステップS21においてプロセス情報に変化が生じていると判断された場合(ステップS21のYESの枝)、プロセス監視部21aは、ユーザー定義情報30aのプロセス必要帯域定義テーブル31aを参照する(ステップS22)。そして、プロセス監視部21aは、プロセス必要帯域定義テーブル31aに、ステップS21で検知したプロセスが登録されているか否かを判断する(ステップS23)。
ステップS23において検知したプロセスがプロセス必要帯域定義テーブル31aに登録されていない場合(ステップS23のNOの枝)、プロセス監視部21aは、当該プロセスを低帯域設定されたネットワークインタフェース5aに割り当てるようにプロセス割り当て部12aに通知を行う(ステップS26)。ステップS26では、さらに、プロセス割り当て部12aが通知されたプロセスを低帯域設定側のネットワークインタフェース5aに割り当てを行う。このステップS26が完了するとプロセス監視処理は終了する。
一方、ステップS23において検知したプロセスがプロセス必要帯域定義テーブル31aに登録されている場合(ステップS23のYESの枝)、プロセス監視部21aは、当該プロセスが低帯域設定されたネットワークインタフェース5aにおいて実行可能か否かをプロセス必要帯域定義テーブル31aに基づき判断する(ステップS24)。ステップS24において、低帯域設定がなされたネットワークインタフェース5aによって検知されたプロセスが実行可能であると判断された場合(ステップS24のYESの枝)、プロセス監視部21aは、当該プロセスをネットワークインタフェース5aに割り当てるようにプロセス割り当て部12aに通知を行う(ステップS26)。ステップS26では、さらに、プロセス割り当て部12aが通知されたプロセスを低帯域設定側のネットワークインタフェース5aに割り当てを行う。このステップS26が完了するとプロセス監視処理は終了する。一方、ステップS24において、低帯域設定がなされたネットワークインタフェース5aによって検知されたプロセスが実行できないと判断された場合(ステップS24のNOの枝)、プロセス監視部21aは、当該プロセスをネットワークインタフェース4aに割り当てるようにプロセス割り当て部12aに通知を行う(ステップS25)。ステップS25では、さらに、プロセス割り当て部12aが通知されたプロセスを広帯域設定側のネットワークインタフェース4aに割り当てを行う。このステップS25が完了するとプロセス監視処理は終了する。
次いで、ステップS7の通信状態監視処理の詳細について説明する。通信状態監視処理の動作手順を示すフローチャートを図8に示す。この通信状態監視処理は、通信状態監視部23a、pps算出部24a、帯域制御部11aにより実行される。
図8に示すように、通信状態監視処理では、まず、通信状態監視部23aがユーザー定義情報30aのデフォルト帯域情報33aを読み込む(ステップS30)。そして、通信状態監視部23aは、デフォルト値に基づきネットワークインタフェース4a、5aのいずれのネットワークインタフェースが狭帯域設定であるかを判断する(ステップS31)。通信状態監視部23aは、ステップS31の判断処理に基づき設定された使用帯域毎に異なる処理を行う。より具体的には、通信状態監視部23aは、ステップS31において狭帯域設定であると判断されたネットワークインタフェース(本実施の形態ではネットワークインタフェース5a)に対してはステップS32、S33、S36、S37の処理を行い、ステップS31において広帯域設定であると判断されたネットワークインタフェース(本実施の形態ではネットワークインタフェース4a)に対してはステップS34、S35、S37、S38の処理を行う。
狭帯域設定のネットワークインタフェース5aに対する処理では、まず、通信状態監視部23aは、NIC5a用通信バッファに蓄積されたデータ量を参照する(ステップS32)。続いて、参照したデータ量がユーザー定義情報30aの閾値情報32aに含まれるNICバッファのデータ量の閾値以上であるか否かを判断する(ステップS33)。ステップS33の判断において、データ量がデータ量の閾値以上であると判断された場合、通信状態監視部23aは、ネットワークインタフェース5aの使用帯域設定を広げる指示を帯域制御部11aに通知する(ステップS36)。ステップS36では、さらに帯域制御部11aがネットワークインタフェース5aの使用帯域を広げるように制御を行う。一方、ステップS33の判断において、データ量がデータ量の閾値より少ないと判断された場合、通信状態監視部23aは、ネットワークインタフェース5aの使用帯域設定をデフォルト値に基づき設定する指示を帯域制御部11aに通知する(ステップS37)。ステップS37では、さらに帯域制御部11aがネットワークインタフェース5aの使用帯域をデフォルト値に基づき変更する制御を行う。このステップS36、S37の処理のいずれかが終了するとネットワークインタフェース5aに対する通信状態監視理は完了する。
広帯域設定のネットワークインタフェース4aに対する処理では、まず、pps算出部24aがシステム情報40aのNIC4aパケット情報45aを参照する。そして、pps算出部24aは、ネットワークインタフェース4aを利用しているプロセスが実際に使用している使用帯域(実使用帯域情報)を算出する(ステップS34)。この実使用帯域情報は通信状態監視部23aに通知される。通信状態監視部23aは、ネットワークインタフェース4aに対応する実使用帯域情報がユーザー定義情報30aの閾値情報32aに含まれるNIC使用帯域に定義される使用帯域の閾値以下であるか否かを判断する(ステップS35)。ステップS35の判断において、実使用帯域情報の値が使用帯域の閾値以下である場合、通信状態監視部23aは、ネットワークインタフェース4aの使用帯域設定を狭める指示を帯域制御部11aに通知する(ステップS38)。ステップS38では、さらに帯域制御部11aがネットワークインタフェース4aの使用帯域を狭めるように制御を行う。一方、ステップS35の判断において、実使用帯域情報の値が使用帯域の閾値よりも大きいと判断された場合、通信状態監視部23aは、ネットワークインタフェース4aの使用帯域設定をデフォルト値に基づき設定する指示を帯域制御部11aに通知する(ステップS37)。ステップS37では、さらに帯域制御部11aがネットワークインタフェース5aの使用帯域をデフォルト値に基づき変更する制御を行う。このステップS37、S38の処理のいずれかが終了するとネットワークインタフェース4aに対する通信状態監視理は完了する。
上記説明より、本実施の形態にかかるサーバー装置の省電力方法では、広帯域設定がなされる第1のネットワークインタフェース(ネットワークインタフェース4a)と、狭帯域設定がなされる第2のネットワークインタフェース(ネットワークインタフェース5a)とを有することで、第2のネットワークインタフェースの消費電力を第1のネットワークインタフェースよりも低減することで、サーバー装置全体の消費電力を削減することができる。このとき、CPU3aにおいて実行されるプロセスは、プロセスの動作に必要な必要帯域毎に第1、第2のネットワークインタフェースに割り当てられる。そのため、本実施の形態にかかるサーバー装置の省電力方法では、サーバー装置の処理能力を低下させることなく、サーバー装置の消費電力を削減することができる。
また、本実施の形態にかかるサーバー装置の省電力方法では、狭帯域設定の第2のネットワークインタフェースにおける通信状態を監視し、通信状態に応じて第2のネットワークインタフェースの使用帯域を広げるため、サーバー装置の処理能力が必要とされる場合において動的に処理能力を向上させることができる。さらに、本実施の形態にかかるサーバー装置の省電力方法では、広帯域設定の第1のネットワークインタフェースの実使用帯域情報に基づき第1のネットワークインタフェースの使用帯域を動的に狭くする。これにより、本実施の形態にかかるサーバー装置では、送受信データが少ないときの第1のネットワークインタフェースの消費電力を低減する。つまり、本実施の形態にかかるサーバー装置の省電力方法では、CPU3aにおいて実行されているプロセスの状態に基づき動的に使用帯域を制御することでネットワークインタフェースにおける消費電力の低減と処理能力の向上を実現することができる。
なお、本実施の形態にかかるサーバー装置の省電力方法では、データ通信が滞っている場合にネットワークインタフェースの使用帯域を広げるため、使用帯域を広げる際に生じる処理能力の低下は、その後の通信状態を含めるとほとんどなく、むしろ処理能力は向上する。また、本実施の形態にかかるサーバー装置の省電力方法では、通信されるデータ量が少ない場合にネットワークインタフェースの使用帯域を狭くするため、使用帯域を狭くする際に生じる処理能力の低下は、ほとんど無視できるものであり、むしろ消費電力を低減する効果の方が大きくなる。
また、本実施の形態にかかるサーバー装置の省電力方法では、サーバー装置が待機系として運用されている場合に第1、第2のネットワークインタフェースの使用帯域設定を狭帯域設定とする。これにより、本実施の形態にかかるサーバー装置では、待機系で運用されている場合のサーバー装置の消費電力を低減することができる。
本実施の形態にかかるサーバー装置の省電力方法は、サーバー装置に搭載される省電力制御プログラム(例えば、制御プログラム10a及び監視プログラム20a)により実現される。つまり、上記において説明した省電力制御プログラムが搭載されるサーバー装置では、上記のようにサーバー装置の処理能力の向上と低消費電力化を実現することができる。また、本実施の形態にかかる省電力制御プログラムの機能を実現できるハードウェアが搭載されたサーバー装置についても本実施の形態にかかる省電力制御プログラムが搭載されたサーバー装置と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、使用帯域算出部24aが計算する実使用帯域情報は、パケット情報に類する情報から算出しても構わない。
1a、1b サーバー
2a、2b メモリ
4a、4b、5a、5b ネットワークインタフェース
6 ネットワーク
10a、10b 制御プログラム
11a、11b 帯域制御部
12a、12b プロセス割り当て部
20a、20b 監視プログラム
21a、21b プロセス監視部
22a、22b サーバー状態監視部
23a、23b 通信状態監視部
24a、24b pps算出部
30a、30b ユーザー定義情報
31a、31b プロセス必要帯域定義テーブル
32a、32b 閾値情報
33a、33b デフォルト帯域情報
40a、40b システム情報
41a、41b プロセス
42a、42b、43a、43b 通信バッファ
44a、44b サーバー状態情報
45a、45b、46a、46b パケット情報

Claims (16)

  1. プログラムに応じたプロセスを実行する演算部からの指示に基づきデータの送受信を行う第1、第2のネットワークインタフェースを有するサーバー装置における省電力方法であって、
    前記第1のネットワークインタフェースの通信帯域を広帯域に設定し、
    前記第2のネットワークインタフェースの通信帯域を狭帯域に設定し、
    前記演算部において実行中の前記プロセスを予め設定されたプロセス帯域定義情報に応じて前記第1、第2のネットワークインタフェースのいずれかに割り当て、
    前記第1、第2のネットワークインタフェースにおけるデータの送受信量に応じて前記第1、第2のネットワークインタフェースの通信帯域を制御するサーバー装置における省電力方法。
  2. 前記サーバー装置の自状態が待機状態であるとことが検出された場合、前記第1のネットワークインタフェース及び前記第2のネットワークインタフェースの設定帯域を狭帯域に設定する請求項1に記載のサーバー装置における省電力方法。
  3. 前記第1のネットワークインタフェースに割り当てられたプロセスの使用帯域を計算し、
    前記使用帯域が予め設定された使用帯域の閾値以下である場合は前記第1のネットワークインタフェースの帯域設定を狭くし、
    前記使用帯域が前記使用帯域の閾値よりも広帯域である場合は前記第1のネットワークインタフェースの帯域設定を初期値に戻す請求項1又は2に記載のサーバー装置における省電力方法。
  4. 前記第1、第2のネットワークインタフェースが用いる通信バッファに予め設定されたデータ量の閾値以上のデータ量が蓄積されている場合は前記第2のネットワークインタフェースの帯域設定を広くし、
    前記通信バッファに蓄積されたデータが前記データ量の閾値よりも少ない場合は前記第2のネットワークインタフェースの帯域設定を初期値に戻す請求項1又は2に記載のサーバー装置における省電力方法。
  5. 予め設定されたデフォルト帯域情報に基づき、前記第1、第2のネットワークインタフェースの通信帯域の初期値を設定する請求項1乃至4のいずれか1項に記載のサーバー装置における省電力方法。
  6. プログラムに応じたプロセスを実行する演算部からの指示に基づきデータの送受信を行う第1、第2のネットワークインタフェースを有するサーバー装置において、前記演算部上で実行される省電力制御プログラムであって、
    メモリに格納されるデフォルト帯域情報に基づき前記第1のネットワークインタフェースの通信帯域を広帯域に設定し、
    前記デフォルト帯域情報に基づき前記第2のネットワークインタフェースの通信帯域を狭帯域に設定し、
    前記演算部において実行中の前記プロセスを前記メモリに格納されたプロセス帯域定義情報に応じて前記第1、第2のネットワークインタフェースのいずれかに割り当て、
    前記第1、第2のネットワークインタフェースにおけるデータの送受信量に応じて前記第1、第2のネットワークインタフェースの通信帯域を制御する省電力制御プログラム。
  7. 前記省電力制御プログラムは、
    前記第1、第2のネットワークインタフェースの前記通信帯域を設定する制御プログラムと、
    前記演算部において実行されているプロセスを監視し、監視結果を前記制御プログラムに通知する監視プログラムと、を含む請求項6に記載の省電力制御プログラム。
  8. 前記サーバー装置の自状態が待機状態であることが検出された場合、前記第1のネットワークインタフェース及び前記第2のネットワークインタフェースの設定帯域を狭帯域に設定する請求項6又は7に記載の省電力制御プログラム。
  9. 前記第1のネットワークインタフェースに割り当てられたプロセスの使用帯域を計算し、
    前記使用帯域が予め設定された使用帯域の閾値以下である場合は前記第1のネットワークインタフェースの帯域設定を狭くし、
    前記使用帯域が前記使用帯域の閾値よりも広帯域である場合は前記第1のネットワークインタフェースの帯域設定を初期値に戻す請求項6乃至8のいずれか1項に記載の省電力制御プログラム。
  10. 前記第1、第2のネットワークインタフェースが用いる通信バッファに予め設定されたデータ量の閾値以上のデータ量が蓄積されている場合は前記第2のネットワークインタフェースの帯域設定を広くし、
    前記通信バッファに蓄積されたデータが前記データ量の閾値よりも少ない場合は前記第2のネットワークインタフェースの帯域設定を初期値に戻す請求項6乃至8のいずれか1項に記載の省電力制御プログラム。
  11. 前記メモリに格納されたデフォルト帯域情報に基づき、前記第1、第2のネットワークインタフェースの通信帯域の初期値を設定する請求項6乃至10のいずれか1項に記載の省電力制御プログラム。
  12. プログラムに応じたプロセスを実行する演算部と、
    プロセス毎に必要な通信帯域を定義したプロセス帯域定義情報を格納するメモリと、
    前記演算部からの指示に基づき広帯域でデータの送受信を行う第1のネットワークインタフェースと、
    前記演算部からの指示に基づき狭帯域でデータの送受信を行う第2のネットワークインタフェースと、
    前記演算部において実行中の前記プロセスの状態を監視するプロセス監視部と、
    前記プロセス監視部による監視結果及び前記プロセス帯域定義情報に応じて前記第1、第2のネットワークインタフェースのいずれかに前記プロセスを割り当てるプロセス割り当て部と、
    前記第1、第2のネットワークインタフェースにおけるデータの送受信量を監視する通信状態監視部と、
    前記通信状態監視部による監視結果に応じて前記第1、第2のネットワークインタフェースの通信帯域を制御する帯域制御部と、
    を有するサーバー装置。
  13. 前記帯域制御部は、前記メモリに格納された自状態情報に基づき前記サーバー装置の自状態が待機状態であることが検出された場合、前記第1のネットワークインタフェース及び前記第2のネットワークインタフェースの設定帯域を狭帯域に設定する請求項12に記載のサーバー装置。
  14. 前記第1のネットワークインタフェースに割り当てられたプロセスの使用帯域を計算する使用帯域計算部を有し、
    前記帯域制御部は、前記使用帯域が前記メモリに格納された使用帯域の閾値以下である場合は前記第1のネットワークインタフェースの帯域設定を狭くし、前記使用帯域が前記使用帯域の閾値よりも広帯域である場合は前記第1のネットワークインタフェースの帯域設定を初期値に戻す請求項12又は13に記載のサーバー装置。
  15. 前記帯域制御部は、前記メモリに設定され、前記第1、第2のネットワークインタフェースが送受信するデータを一時的に格納する通信バッファ領域を参照し、前記メモリに格納されたデータ量の閾値以上のデータが前記通信バッファ領域に蓄積されている場合は前記第2のネットワークインタフェースの帯域設定を広くし、前記通信バッファ領域に蓄積されたデータが前記データ量の閾値以下である場合は前記第2のネットワークインタフェースの帯域設定を初期値に戻す請求項12又は13に記載のサーバー装置。
  16. 前記帯域制御部は、前記メモリに格納されたデフォルト帯域情報に基づき、前記第1、第2のネットワークインタフェースの通信帯域の初期値を設定する請求項12乃至15のいずれか1項に記載のサーバー装置。
JP2009003507A 2009-01-09 2009-01-09 サーバー装置における省電力方法、省電力制御プログラム及びサーバー装置 Expired - Fee Related JP5169848B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009003507A JP5169848B2 (ja) 2009-01-09 2009-01-09 サーバー装置における省電力方法、省電力制御プログラム及びサーバー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009003507A JP5169848B2 (ja) 2009-01-09 2009-01-09 サーバー装置における省電力方法、省電力制御プログラム及びサーバー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010161705A JP2010161705A (ja) 2010-07-22
JP5169848B2 true JP5169848B2 (ja) 2013-03-27

Family

ID=42578515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009003507A Expired - Fee Related JP5169848B2 (ja) 2009-01-09 2009-01-09 サーバー装置における省電力方法、省電力制御プログラム及びサーバー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5169848B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8724465B2 (en) * 2009-10-28 2014-05-13 International Business Machines Corporation Zero packet loss energy efficient ethernet link transition via driver fast failover
JP7067164B2 (ja) * 2018-03-20 2022-05-16 日本電気株式会社 通信制御装置、通信制御方法、及び制御プログラム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004112225A (ja) * 2002-09-17 2004-04-08 Ricoh Co Ltd 情報通信装置
JP4532421B2 (ja) * 2006-02-27 2010-08-25 アラクサラネットワークス株式会社 ネットワーク中継装置
JP4876810B2 (ja) * 2006-09-15 2012-02-15 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置および節電プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010161705A (ja) 2010-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5365211B2 (ja) パケット転送システム、パケット転送装置、代理装置、プログラム、及びパケット転送装置の制御方法
US7773526B2 (en) Network interface control program and network interface controller
EP3090513A1 (en) Adaptive traffic engineering configuration
JP2011160140A (ja) 通信装置およびその制御方法
US11588736B2 (en) Communication apparatus, communication method, and program
US20180248784A1 (en) Communication apparatus, communication method, and storage medium
JP5169848B2 (ja) サーバー装置における省電力方法、省電力制御プログラム及びサーバー装置
JP5341809B2 (ja) 無線通信装置およびその制御プログラム
JP2009278532A (ja) 送信装置及び輻輳制御方法
JP2008147835A (ja) データ伝送装置およびデータ伝送方法
CN115801642A (zh) 基于状态控制的rdma通讯管理模块、方法、设备及介质
JP2011188100A (ja) 通信システム及び通信システム制御方法並びにプログラム
WO2017022235A1 (ja) 伝送装置、伝送制御方法、及び、記録媒体
JP7090423B2 (ja) 通信装置、通信方法、及びプログラム
JP5846018B2 (ja) データ伝送装置、データ伝送システム及びデータ伝送方法
CN103098513A (zh) 通信节点设备、通信系统和选择用于通信系统的目的地接收接口的方法
JP2012114742A (ja) 無線通信装置および通信方法
JP4952435B2 (ja) リソース管理装置及びそれを用いた無線ネットワーク制御装置
CN101984586A (zh) 一种多链监测方法及装置
JP2014103439A (ja) 通信装置、通信システム、通信装置の制御方法及び通信装置の制御プログラム
US20170063725A1 (en) Control method, control device, and storage medium
JP2009060283A (ja) 輻輳制御方法、輻輳制御方式、輻輳制御ノード装置、ノード装置及び制御プログラム
JP2010034974A (ja) 通信装置、通信システム、および通信チャネル切換方法
WO2016051498A1 (ja) サーバシステム
WO2006087868A1 (ja) マルチモード通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120925

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121107

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121217

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees