JP5168424B2 - 撮像装置 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の撮像装置は、請求項1において、距離情報取得手段は、各焦点検出領域に対応する被写体までの距離に関する距離情報を、被写体像の撮影画像データを取得してから、所定時間の間継続して取得することを特徴とする。
請求項3に記載の撮像装置は、請求項1または請求項2において、記録制御手段は、侵入物の被写界への侵入方向または大きさに基づいて、記録媒体への撮影画像データの記録を許可または禁止することを特徴とする。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明の一実施の形態による撮像装置の構成の一例を示すブロックダイアグラムである。図1において、撮像装置は、撮像素子1と、撮影レンズ2と、レンズ駆動回路3と、制御回路5と、操作部材7と、撮像素子駆動回路8と、信号処理回路9と、データ処理回路10と、圧縮/伸張回路11と、モニタ13と、表示制御回路14と、測光回路15と、振れ検出センサ16と、AFセンサ17とを有し、さらに記録媒体12が設けられている。
次に、以上説明した撮像装置が撮影を行う際の全体動作について説明する。操作部材7の操作により、撮影を行うための撮影モードに設定されると、制御回路5において、図2に示すフローチャートの処理が実行される。ステップS10において、制御回路5は、操作部材7のレリーズボタンが撮影者によって半押し操作されたか否かを判定する。半押し操作が行われ、その半押し操作に基づく半押し操作信号が操作部材7から制御回路5へ入力されると、制御回路5は次のステップS20へ進む。
a〜20kから所定の検出タイミングでデフォーカス量が検出されている。
行うマニュアルフォーカス動作としてもよい。この場合、AFセンサ17は、デフォーカス情報を取得して動きベクトルを算出するために利用され、オートフォーカス動作には用いられない。このようなフォーカス調整中の光学像は、不図示の光学ファインダで、撮影者が確認することができる。
次に、図2のステップS50で実行する撮影処理の内容について、図3のフローチャートにより説明する。ステップS505において、制御回路5は、被写界内で主要被写体領域を抽出する。この主要被写体領域の抽出は、たとえば、オートフォーカス用の焦点検出領域の設定位置に基づいて主要被写体の位置を判断し、所定値以下のデフォーカス量が検出された焦点検出領域の範囲を主要被写体領域として抽出することにより、行うことができる。または、人物の顔を認識する顔認識処理の結果などに基づいて主要被写体の領域を抽出しても良い。ステップS510において、制御回路5は、図2のステップS30で算出された動きベクトルに基づいて、被写界への侵入物の有無を判断する。すなわち、ステップS20においてデフォーカス情報として取得した被写体までの距離に関する距離情報
の変化に基づいて、被写界への侵入物の有無を判断する。ここでは、主要被写体以外の物体について時間に応じて変化するデフォーカス情報が取得されることにより、その物体の動きベクトルが算出されていた場合には、その物体が侵入物として検出される。ステップS510で、被写界への侵入物があると判断された場合は、ステップS520の処理へ進む。一方、ステップS510で被写界への侵入物がないと判断された場合にはステップS550の処理へ進む。
ここで所定の条件とは、侵入物が主要被写体を遮る状態である、またはそうなる可能性が高い両者(侵入物と主要被写体)の位置関係や動き関係を満たす条件のことであり、予めカメラ内のメモリに設定されているものである。
このステップS520の判定を行うことにより、撮影動作を行う時点で、主要被写体領域が侵入物の陰になる可能性があるか否か、あるいはステップS520の判断時点で、侵入物が実際に主要被写体の領域内に存在しているか否かを判断することができる。たとえばレンズ光軸方向における侵入物までの撮影距離が主要被写体までの撮影距離に比べて短く、且つレンズ光軸に垂直な面内において侵入物が主要被写体の領域に向かって進んでいる、という被写界状態での撮影において、その侵入物が撮影時点で主要被写体領域を隠す(主要被写体が侵入物の陰になる)可能性があるか否か、あるいは既に隠しているかを自動的に判断する。
ステップS520において、上記所定の条件を満たす、と判定されるのは、この判定動作に続く撮影動作によって得られる撮影画像(撮影画面)内にその侵入物が存在し、かつ当該侵入物による主要被写体の隠れが発生する、と推察される場合である。ステップS520で肯定判定された場合には、引き続くステップS540の動作に移行する。
一方、撮影される画像内に侵入物が存在するが、その侵入物による主要被写体の隠れは発生しないと推察される場合には、ステップS520で否定判定(所定の条件を満たさない)されて、ステップS550に移行する。
ステップS520における上記のような判定動作は、主要被写体と侵入物のそれぞれに対応して取得されたデフォーカス情報と、前述の動きベクトルとに基づいて行う。
なお、上記の所定の条件としては、撮影距離に関する条件を除外して、侵入物が主要被写体領域に向かって進んでおり、撮影時点で侵入物が主要被写体領域に侵入する可能性(主要被写体が侵入物の陰になる可能性)があるか否か、あるいはステップS520の判断時点で、侵入物が実際に主要被写体の領域内に存在するか否か、のみを判断するものであっても良い。
侵入物までの撮影距離が主要被写体までの撮影距離よりも短く、且つその侵入物が主要被写体の領域内に向かって進んでおり、撮影時点に主要被写体領域が侵入物の陰に隠れる可能性がステップS520の判断時点から継続している場合、或いはステップS520の判断時点から侵入物が実際に主要被写体の領域内に存在する状態が継続しているような場合には、ステップS540での判断動作を繰り返し行う(すなわち次のステップS550における撮影動作への移行を禁止する)。
そして、主要被写体が侵入物の陰に隠れなくなったら、あるいはその可能性がなくなったら、ステップS540を否定判断して、次のステップS550へ進む。
なお、上記ステップS540での判定動作は、ステップS520での判定動作と同様に、主要被写体と侵入物のそれぞれに対応して取得されたデフォーカス情報と、前述の動きベクトルとに基づいて行う。
次に、図2のステップS80で実行する侵入物除去処理の内容について、図4のフローチャートにより説明する。ステップS810において、制御回路5は、図3のステップS
560で記録された侵入物の検出結果に基づいて、本撮影により得られた撮影画像データにおいてクロップ領域を決定する。すなわち、主要被写体に侵入物による隠れが発生しないまでも、撮影画像内に侵入物が存在すると判定された場合(ステップS520が否定判定された場合)に、侵入物のうつっている領域を除外した画像を生成するクロップ処理を行う。なお、クロップ領域とは、撮影画像において侵入物が写ってしまっている不要な部分を除外した部分のこと(記録すべき部分のこと)である。
(1)制御回路5は、撮影者の操作に応じて被写体像の撮影画像データを取得して記録媒体12に記録することにより撮影を行う(ステップS50)。この撮影を行う前に、制御回路5は、被写界に設定された複数の焦点検出領域について、デフォーカス情報を取得する(ステップS20)ことにより、各焦点検出領域に対応する被写体までの距離に関する距離情報をそれぞれ取得する。そして、このデフォーカス情報の時間に応じた変化に基づいて動きベクトルを算出し(ステップS30)、算出した動きベクトルに基づいて様々なデータの記録制御(例えば上述の如く、画像データの記録を許可したり禁止したり、更には侵入物の検出結果を記録したりしなかったり、など)を行うことにより、ステップS20においてデフォーカス情報として取得された距離情報の変化に基づくデータの記録を記録媒体12に対して行うこととした。このようにしたので、被写体までの距離が変化したときに、その変化に応じて撮影時に上述の如き様々なデータの記録制御を行うことができる。
(1)一般的に大きさ(被写界画面内での面積)の大きい侵入物の侵入方向(進行方向)は、被写界内での横方向であることが多い。このため、上記実施形態の図3のステップS510の被写界内への侵入物の検出方向を横方向のみに限定し、被写界の横方向から侵入する侵入物のみを検出する構成にしても良い。このような構成とすれば、侵入物の検出をより迅速に行うことができる。
このような構成にした場合には、主要被写体上に侵入物による隠れが発生する場合であっても、撮影/記録動作が行われることになるが、ステップS520、S540の処理を行わない分、迅速な撮影/記録動作を行うことができる。なおステップS560で記録された侵入物の検出結果を使って、撮影/記録された画像の中から撮影失敗画像の候補として、侵入物の存在する画像を一括して容易に抽出することができる。
このような構成に代えて、侵入物までの撮影距離が主要被写体までの撮影距離に比べて短いか否かの情報のみに基づいてステップS520、S540での判断を行うようにしても良い。そしてこの場合には、この条件が満足されなくなるまでステップS540の処理を繰り返すことになる。
このような構成に代えたとしても、カメラのAFモードが、至近被写体に優先的に合焦する、いわゆる至近優先AFモードに設定されていたとしても、主要被写体に合焦せずにそれより至近距離に存在する侵入物に合焦した失敗画像を撮影してしまう、という虞を抑制することができる。
易に抽出することができる。
このように構成すれば、当該撮影データを読み出したときに侵入物検出結果が記録されていれば、その撮影画像では主要被写体が侵入物の陰に隠れていると容易に判断することができ、記録画像の中で主要被写体が侵入物の陰に隠れている画像を容易に抽出することができる。
また上記実施形態の図3のステップS560において、制御回路5は、ステップS540の判定による判断の結果そのものを、侵入物検出結果として撮影画像データに関連付けて記録媒体12に記録する構成としても良い。なおこの場合も、ステップS540の判断結果に関わらず(肯定判定であっても)ステップS550に進むようにする。
このような構成にすれば、当該撮影データを読み出したときに、その撮影画像データに関連付けて記録された侵入物検出結果に基づいて、主要被写体が侵入物の陰に隠れているか否かの判断を容易に行うことができると共に、記録画像の中で主要被写体が侵入物の陰に隠れている画像を容易に抽出することができる。
このように構成すれば、撮影画像データに関連付けられて記録されているステップS510、S520、S540の判断結果をもとに、侵入物が存在するが主要被写体には侵入物による隠れが発生していない撮影画像、主要被写体に侵入物による隠れが発生している撮影画像、などというように、上記各判断ステップで設定された判定条件に応じた撮影画像を、それぞれ分離して抽出することができる。
8:撮像素子駆動回路、9:信号処理回路、10:データ処理回路、
11:圧縮/伸張回路、12:記録媒体、13:モニタ、14:表示制御回路、
15:測光回路、16:振れ検出センサ、17:AFセンサ
Claims (3)
- 撮影者の操作に応じて被写体像の撮影画像データを取得して記録媒体に記録することにより撮影を行う撮影手段と、
被写界に設定された複数の焦点検出領域について、各焦点検出領域に対応する被写体までの距離に関する距離情報をそれぞれ所定時間の間継続して取得する距離情報取得手段と、
前記距離情報の時間に応じた変化に基づいて、前記被写界への侵入物を検出する侵入物検出手段と、
前記侵入物検出手段により前記侵入物が検出された場合に、前記侵入物が検出された旨をあらわす検出結果を、前記撮影画像データに関連付けて前記記録媒体に記録する記録制御手段と、
前記被写界内で主要被写体を抽出する抽出手段とを備え、
前記記録制御手段は、前記距離情報取得により取得された距離に基づく、前記侵入物と前記主要被写体との間の距離が、前記所定時間における時間経過と共に離れておらず、前記主要被写体の近傍に留まっている場合には、前記侵入物検出手段により前記侵入物が検出されても、前記検出結果を前記記録媒体に記録しないことを特徴とする撮像装置。 - 請求項1に記載の撮像装置において、
前記距離情報取得手段は、前記各焦点検出領域に対応する被写体までの距離に関する距離情報を、被写体像の撮影画像データを取得してから、所定時間の間継続して取得することを特徴とする撮像装置。 - 請求項1または請求項2に記載の撮像装置において、
前記記録制御手段は、前記侵入物の前記被写界への侵入方向または大きさに基づいて、前記記録媒体への撮影画像データの記録を許可または禁止することを特徴とする撮像装置。
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