JP5168060B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、誘電泳動現象を利用する表示装置に関する。
電気泳動現象を利用して像を表示する表示装置が知られている(例えば特許文献1、2参照)。この表示装置では、例えば溶媒中に電気泳動性の顔料微粒子が分散された表示液(分散系)が用いられる。この表示液は、適度なスペーサを介して対向配置された一対の電極基板の間に封入されている。一対の電極基板のうち、少なくとも一方は透明である。これら電極基板を介して電圧を印加すると、表示液中の顔料微粒子の分布が電気泳動現象により変化し、透明な電極基板側から前記顔料微粒子の分布に応じた前記顔料微粒子の色、又はその色の濃淡が観察され、電極基板の表示面に所定の表示が得られる。この表示装置によれば、高いコントラストを実現することができるとともに、メモリー性が有ることから、低消費電力で長時間表示を維持することができる。
この表示装置の駆動方式は、直接印加方式と、間接印加方式とに分類される。
直接印加方式は、分散系に接する一対の電極から分散系に、画像信号に対応する電圧を直接印加する方式である(例えば、特許文献3参照)。間接印加方式は、電極と分散系との間に絶縁板を設け、前記分散系に間接的に画像信号を印加するものである。また、電極と分散系との間に設けた絶縁板の外側の表面にイオン流照射手段によりイオン流を照射して絶縁板の外部から分散系に画像信号を間接的に印加する方式も知られている(例えば、特許文献4、5参照)。
これらの電気泳動現象を利用した表示装置では、電極間に印加される電圧が直流であるため、分散媒中に溶存した水分や基板の吸湿等によって分散媒に侵入した水分が電極反応を起こす。この電極反応により、水素が発生し、結果的に、表示品質の低下や電極の劣化などの不都合が生じる。
一方、電気泳動現象ではなく、誘電泳動現象を利用して像を表示する表示装置も知られている(例えば特許文献6参照)。この表示装置は、誘電泳動現象を利用して前記誘電体粒子を前記基板間で凝集させた凝集状態と、誘電泳動現象を利用して前記誘電体粒子を前記基板間で分散させた分散状態と、をそれぞれ異なる表示状態とするものであり、前記凝集状態を得るために、電極に印加する電圧を交流としているので、上述した電極反応や、表示特性の劣化などを低減することができる。
米国特許第3668106号明細書 特許第3421494号公報 特開平6−148693号公報 特開昭61−86780号公報 特開平6−202168号公報 特開2003−270675号公報
上記特許文献6に記載の表示装置は、誘電体粒子の凝集状態を誘電泳動現象により実現し、誘電体粒子の分散状態を電気泳動現象により実現して、表示を行うものであり、また、画素を行及び列方向に複数配列したドットマトリックス表示を行うことが困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、誘電泳動現象を用いて良好な表示を行う表示装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、この発明の表示装置は、第1の基板と、前記第1の基板と対向配置された第2の基板と、前記第2の基板の前記第1の基板と対向する面に設けられた第1の電極と、前記第1の基板の前記第2の基板と対向する面に設けられた第2の電極と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に封入され、分散媒と、この分散媒中に分散され前記分散媒の誘電率とは異なる誘電率を有する微粒子と、を含む分散系と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に印加するための、前記分散系のCM(Clausius-Mossotti)因子の実数部の値が0となる交差周波数よりも低い周波数の低周波交流信号と、前記交差周波数よりも高い周波数の高周波交流信号とを発生する電源部と、前記電源部によって発生された高周波交流信号を前記第の電極と前記第2の電極との間に選択的に印加する駆動回路と、を備え、前記第1の電極は、前記第1の基板と対向する面に設けられた透明導電膜からなる共通電極であり、前記第2の電極は、前記第1の基板の前記第2の基板と対向する面に、行及び列方向に複数配列される表示要素の1つを形成するために予め定めた画素毎に、その画素の面積より小さい面積に形成され、前記共通電極と対向する複数の制御電極であり、前記駆動回路は、前記行及び列方向に複数配列された複数の画素のうち、各行ごとに表示データに対応する前記高周波交流信号と前記低周波交流信号とのいずれかを選択して順次前記制御電極へ供給して、前記複数の画素を時分割駆動する、ことを特徴とする。
本発明に係る表示装置によれば、誘電泳動現象を用いた良好な表示を行う表示装置を得ることができる。
(実施形態1)
次に、本発明の実施形態1について図面を参照して詳細に説明する。本実施形態に係る表示装置は、誘電泳動現象を利用した表示装置である。
図1は、本実施形態に係る表示装置100の概略構成を示し、図2は、図1に示した表示部10の一部の断面を示している。図1に示されるように、表示装置100は、一つの表示要素を形成する画素が行及び列方向に複数配列され、それぞれの画素ごとに誘電泳動現象を利用した表示を行い、前記複数の画素部11により画像を表示する表示部10と、この表示部10を駆動するために、前記複数の画素部11を行ごとに走査するための第1のシフトレジスタ21、各列毎にその列の各画素部11へ表示データ信号に対応した信号を供給するための第2のシフトレジスタ22及び各画素部11へ供給される複数の信号を選択するスイッチ群31有する駆動回路33と、高い周波数の交流信号f1低い周波数の交流信号f2を発生する電源部34とからなっている。
前記表示部10は、図2に示すように、基板1と、制御電極2と、隔壁3と、透明共通電極4と、透明基板5とが設けられている。基板1上には、周辺回路部9が設けられている。この周辺回路部9には、表示部10を駆動する電気回路群が設けられている。このような電気回路群には、例えば、後述する信号処理部20、シフトレジスタ21、22等が含まれる。
基板1と透明基板5とは、互いに平行に配置、すなわち対向配置されている。透明基板5が設けられている側が、表示面である。この表示面には、後述する分散系6等の色がそのまま表示される。
基板1の前記透明基板5に対向する面には、複数の画素部11に対応させて複数の制御電極2が形成されている。そして、各画素部11は、隣接する画素の電極に印加される電圧によって発生する電界の影響を低減するための隔壁3によってそれぞれ仕切られている。また、透明基板5の前記基板1に対向する面には、透明共通電極4が形成されている。透明共通電極4は、例えばITO(インジウム・ティン・オキサイド)である。制御電極2と透明共通電極4とは、互いに対向するように配置されている。透明共通電極4は、全ての画素についての共通の電極であり、電圧Vcomの共通信号線に接続されている。
制御電極2は、1つの画素を形成する領域に対応する透明共通電極4の面積よりも小さくなっている。このため、制御電極2と透明共通電極4との間に電圧が印加されると、その間に形成される電場は、図3に示されるように不均一となる。
より具体的には、制御電極2側では、電気力線41が密となって電界強度が大きくなり、強電界領域42が形成される。一方、透明共通電極4側では、電気力線41が疎となって電界強度は小さくなり、弱電界領域43が形成される。
隔壁3は、基板1と透明基板5との間に挿入され、それらの間隔を一定に保つとともに、基板1と透明基板5との間に液体を充填するための密閉空間を形成している。
基板1と透明基板5と隔壁3との間によって仕切られる空間には、分散系6が充填されている。この空間が、表示部10における各画素部11a、11bを形成している。この分散系6は、分散媒と、この分散媒中に分散された微粒子とから構成されている。分散媒としては白色液体7が用いられる。この白色液体7は、例えば着色されていない分散媒の誘電率と実質的に等しい誘電率を有する微細な白色顔料によってその分散媒を着色したものである。前記白色液体7中に分散される微粒子としては、前記分散媒としての白色液体7の誘電率とは異なる誘電率を持った微粒子として黒色微粒子8が用いられている。
上述した制御電極2と透明共通電極4の間に形成される不均一な電場中に、白色液体7の誘電率と異なる誘電率を持った黒色微粒子8を分散させた分散系6を配置することにより、分散系6内の黒色微粒子8に誘電泳動現象が発生する。例えば、高周波数f1の交流信号が制御電極2と透明共通電極4との間に印加されると、図2の左側の画素部11bのように、黒色微粒子8が透明共通電極4側に移動し、その画素部11bの表示色が黒色となる。一方、低周波数f2の交流信号が制御電極2と透明共通電極4との間に印加されると、図2の右側の画素部11aのように、黒色微粒子8が制御電極2側に移動し、その画素部11aの表示色が白色となる。
次に誘電泳動の原理について詳しく説明する。
誘電泳動は、電気泳動とは異なり、微粒子自体が有している電荷に依存せず、印加電圧の周波数や大きさ、溶媒と微粒子それぞれの導電性や誘電性及び微粒子の大きさに依存する誘電泳動力によって発生する。この誘電泳動力をFDEPとすると、FDEPは次式で与えられる。
Figure 0005168060
上記式(1)におけるK(ω)は、次式で定義される。
Figure 0005168060
上記式(2)に示されるように、K(ω)は、微粒子の複素誘電率と、溶媒の複素誘電率とによって決定される。上記式(2)中の各複素誘電率は、それぞれ次式で表される。
Figure 0005168060
このK(ω)を、CM(Clausius-Mossotti)因子という。CM因子は、分極の程度を表す。
ここで、本実施形態では、黒色微粒子8の誘電率εpと、白色液体7の誘電率εmとを比較すると、εp<εmとなっているものとする。また、黒色微粒子8の導電率σpと、白色液体7の誘電率σmとを比較すると、σp>σmとなっているものとする。
図4には、本実施形態に係る表示装置100におけるCM因子の実数部、すなわちRe[K(ω)]の、印加される交流電圧の周波数に対する周波数特性が示されている。図4に示されるように、出力周波数f2を含む低い周波数帯域では、Re[K(ω)]は正となる。また、出力周波数f1を含む高い周波数帯域では、Re[K(ω)]は負となる。
このように、Re[K(ω)]が交流電源25、26の出力周波数に依存するため、黒色微粒子8に働く誘電泳動力FDEPも、印加される交流電圧の周波数に応じて変化する。
より具体的には、交流電源26からRe[K(ω)]が0となる交差周波数f0よりも低い周波数f2の交流電圧が印加されている場合には、Re[K(ω)]の値が正となる。Re[K(ω)]の値が正であると、式(1)に示されるように、誘電泳動力FDEPも正となる。
図1に示されるように、透明共通電極4と制御電極2とは大きさが異なるため、制御電極2と透明共通電極4との間には、図3に示されるような不均一な電場が生じている。このような電場では黒色微粒子8に正の誘電泳動力FDEPが働き、図2の画素部11aに示されるように、黒色微粒子8が、制御電極2側に引き寄せられる。この結果、画素部11aの表示色は、白色液体7の色、すなわち白色となる。
一方、交流電源25から前記周波数f2よりも高く、且つ前記交差周波数f0よりも高い周波数f1の交流電圧が印加されている場合には、Re[K(ω)]の値が負となる。Re[K(ω)]の値が負であると、式(1)に示されるように、誘電泳動力FDEPも負となる。この場合、黒色微粒子8は、図2の画素部11bに示されるように、電界強度の弱い方、すなわち、透明共通電極4側に移動し、画素部11bの表示色は、黒色となる。
画素部11は、図1に示されるように、上面視で(+Z側から、すなわち表示部10の基板の法線方向から見て)マトリクス状に配置されている。この表示装置100では、それぞれの画素部11について、上述した誘電泳動現象を発生させることにより、白又は黒を表示させ、これらの画素部11全体で画像の表示が行われる。なお、図1では、透明共通電極4の図示が省略されている。
図1に示すように、基板1には、複数の制御電極2ごとにそれぞれ接続されて行及び列方向に複数配置され、表示データに対応した前記高周波交流信号f1と前記低周波交流信号f2のいずれかを、各行ごとに順次供給される走査信号に応じて前記制御電極2に供給するための複数の薄膜トランジスタ(TFT)15と、前記複数のTFT15のゲート電極を各行ごとに接続し、順次走査信号が供給される走査線12と、前記複数のTFT15のドレイン電極を、各列ごとに接続し、前記駆動回路33から表示データに対応した前記高周波交流信号f1と低周波交流信号f2のいずれかが供給される信号線13とが設けられている。前記走査線12は、それぞれX軸方向である行方向に延びており、この行方向と直交するY軸方向である列方向に並べられている。走査線12は、画素部11の各行につき1本設けられている。以下では、走査線12のうち、特に、+Y側からj番目の走査線12を、走査線12(Yj)ともいう。
前記複数の信号線13は、それぞれY軸方向である列方向に延びており、X軸方向である行方向に複数並べられている。信号線13は、画素部11の各列につき1本設けられている。以下では、信号線13のうち、特に、−X側からi番目の信号線13を、信号線13(Xi)ともいう。
各信号線13の一端には、スイッチ31が接続されている。スイッチ31の他端には、2つの端子が設けられている。一方の端子は、アンプ27を介して交流電源25と接続されており、他方の端子は、アンプ28を介して交流電源26と接続されている。アンプ27、28は、交流電源25、26からの交流信号を増幅してスイッチ31に出力している。これらアンプ27、28は、異なる周波数f1、f2の交流電圧が制御電極2と透明共通電極4との間に印加されたときのその実効電圧が互いに同じとなるように調整している。この調整の結果、画素部11間での温度ムラによる表示ムラ、表示コントラストの低下が防止されている。
各スイッチ31は、シフトレジスタ22からの表示データ信号により、切り替えられ、信号線13には、交流電源25から入力される周波数がf1の交流信号もしくは交流電源26から入力される周波数がf2の交流信号のいずれかが選択的に供給される。
基板1に形成されたおのおの制御電極2に対応してTFT15が設けられている。TFT15のゲート電極は、近傍の走査線12に接続されており、ドレイン電極は、近傍の信号線13に接続されており、ソース電極は、対応する制御電極2に接続されている。したがって、走査線12にオン信号が入力されると、そのオン信号でTFT15がオンし、信号線13と制御電極2とが導通し、信号線13に入力された交流信号、すなわち、周波数f1又はf2の交流信号が、制御電極2に供給される。
さらに、表示装置100は、制御部として、信号処理部20と、シフトレジスタ21、22とをさらに備えている。
信号処理部20は、上位装置から入力された画像信号に対応する画像を表示部10で表示させるための信号を生成し、出力する。その信号が、走査信号、表示データ信号、クロック信号である。走査信号は、シフトレジスタ21に入力されており、表示データ信号は、シフトレジスタ22に入力されている。また、クロック信号は、シフトレジスタ21、22に入力されている。
シフトレジスタ21は、走査線12に接続されている。シフトレジスタ21は、信号処理部20から入力された走査信号に従って、オン信号を出力する走査線12を順次切り替える。この走査線12の切り替えは、入力されたクロック信号に同期して行われる。
シフトレジスタ22は、入力された表示データ信号に従って、各信号線13に対応するスイッチ31を切り替え、スイッチ31、信号線13及びTFT15を介して、周波数f1もしくはf2の交流信号を、制御電極2に供給する。
次に、本実施形態に係る表示装置100の動作について説明する。以下では、表示装置100が、5行(Y1〜Y5)4列(X1〜X4)の画素部11を有しており、表示部10では、5×4の画素によって形成される画像が表示されるものとして説明する。
ここで、図5に示されるような画像を表示する場合、この画像を表示するために、信号処理部20は、走査信号、表示データ信号及びクロック信号を、シフトレジスタ21、22に出力することにより、これらを制御する。図6では、この制御により走査線12(Y1〜Y5)に入力される信号と、信号線13(X1〜X4)に入力される信号とが示されている。図6における各期間T1〜T5は、信号処理部20から出力されるクロック信号によって規定される期間であり、この期間を1周期としての各種信号の切り替えが行われる。
図6に示されるように、期間T1では、信号処理部20による制御の下、シフトレジスタ21は、走査線12(Y1)に、オン信号を出力するとともに、他の走査線12(Y2〜Y5)には、オフ信号を出力する。また、これと同時に、シフトレジスタ22は、各スイッチ31を切り替えて、信号線13(X1、X4)を、交流電源25に接続し、信号線13(X2、X3)を、交流電源26に接続する。これにより、信号線13(X1、X4)と接続された制御電極2には、周波数f1の交流信号が入力され、信号線13(X2、X3)と接続された制御電極2には、周波数f2の交流信号が入力される。この結果、図4の1行目(Y1)の画素部11の表示は、図5に示されるように、−X側から順に(黒、白、白、黒)となる。なお、周波数f1の交流信号は、アンプ27で増幅され、周波数f2の交流信号は、アンプ28で増幅され、おのおの制御電極2に印加される実効電圧を等しくしているため、両信号の振幅は一致していない。
次に、期間T2では、信号処理部20による制御の下、シフトレジスタ21は、走査線12(Y2)に、オン信号を出力するとともに、他の走査線12(Y1、Y3〜Y5)には、オフ信号を出力する。また、これと同時に、シフトレジスタ22は、各スイッチ31を切り替えて、信号線13(X1、X3)を交流電源25に接続し、信号線13(X2、X4)を、交流電源26に接続する。これにより、信号線13(X1、X3)と接続された制御電極2には、周波数f1の交流信号が入力され、信号線13(X2、X4)と接続された制御電極2には、周波数f2の交流信号が入力される。この結果、図の2行目(Y2)の画素部11の表示は、−X側から順に、(黒、白、黒、白)となる。
次に、期間T3では、信号処理部20による制御の下、シフトレジスタ21は、走査線12(Y3)にオン信号を出力するとともに、他の走査線12(Y1、Y2、Y4、Y5)には、オフ信号を出力する。また、これと同時に、シフトレジスタ22は、各スイッチ31を切り替えて、信号線13(X1)を、交流電源25に接続し、信号線13(X2、X3、X4)を、交流電源26に接続する。これにより、信号線13(X1)と接続された制御電極2には、周波数f1の交流信号が入力され、信号線13(X2、X3、X4)と接続された制御電極2には、周波数f2の交流信号が入力される。この結果、図5の3行目(Y3)の画素部11の表示は、−X側から順に、(黒、白、白、白)となる。
次に、期間T4では、信号処理部20による制御の下、シフトレジスタ21は、走査線12(Y4)にオン信号を出力するとともに、他の走査線12(Y1〜Y3、Y5)には、オフ信号を出力する。また、これと同時に、シフトレジスタ22は、各スイッチ31を切り替えて、信号線13(X1、X3、X4)を交流電源25に接続し、信号線13(X2)を交流電源26に接続する。これにより、信号線13(X1、X3、X4)と接続された制御電極2には、周波数f1の交流信号が入力され、信号線13(X2)と接続された制御電極2には、周波数f2の交流信号が入力される。この結果、図5の4行目(Y4)の画素部11の表示は、−X側から順に、(黒、白、黒、黒)となる。
次に、期間T5では、信号処理部20による制御の下、シフトレジスタ21は、走査線12(Y5)にオン信号を出力するとともに、他の走査線12(Y1〜Y4)には、オフ信号を出力する。また、これと同時に、シフトレジスタ22は、各スイッチ31を切り替えて、信号線13(X1、X4)を交流電源25に接続し、信号線13(X2、X3)を交流電源26に接続する。これにより、信号線13(X1、X4)と接続された制御電極2には、周波数f1の交流信号が入力され、信号線13(X2、X3)と接続された制御電極2には、周波数f2の交流信号が入力される。この結果、図5の5行目(Y5)の画素部11の表示は、−X側から順に、(黒、白、白、黒)となる。
期間T5の後は、再び期間T1に戻り、期間T1における上述の動作が繰り返される。その後、期間T2〜期間T5における上述の動作が繰り返される。このようにして、期間T1〜期間T5における動作を繰り返すことにより、図5に示される表示が継続される。
このように、表示装置100は、基板1と、前記基板1と対向配置された透明基板5と、前記透明基板5の前記基板1と対向する面に設けられた透明導電膜からなる透明共通電極4と、前記基板1の前記透明基板5と対向する面に、行及び列方向に複数配列される表示要素の1つを形成するための予め定めた画素部11毎に、その画素部11の面積より小さい面積に形成され、透明共通電極4と対向する複数の制御電極2と、前記基板1と前記透明基板5との間に封入され、白色液体7と、この白色液体7中に分散され、前記白色液体7の誘電率とは異なる誘電率を有する黒色微粒子8と含む分散系6と、前記透明共通電極4と前記複数の制御電極2間に印加するための、前記分散系6のCM因子の実数部の値が0となる交差周波数f0よりも低い周波数の低周波交流信号f2と、前記交差周波数f0よりも高い周波数の高周波交流信号f1とを発生する電源部34と、前記行及び列方向に複数配列された複数の画素部11のうち、各行ごとに表示データに対応する前記高周波交流信号f1と低周波交流信号f2とのいずれかを選択して順次前記制御電極2へ供給して、前記複数の画素部11を時分割駆動する駆動回路33と、を備えているので、誘電泳動現象を用いた表示部10をマトリックス駆動することができる。
また、TFT15がオンしていない間には、信号線13から制御電極2への交流信号が入力されないようになっているので、クロストークの発生が防止され、良好なコントラストの下で表示がなされるようになっている。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2について説明する。上記実施形態1に係る表示装置において、制御電極2と透明共通電極4との間に充填された分散系6は、分散媒の白色液体7と黒色微粒子8とから構成されている。このような構成において、一つの画素の等価回路を表す図7のように、電極の面積、電極間の距離、分散媒である白色液体7と誘電泳動粒子である黒色微粒子8の誘電率などに応じた画素容量40(CDEP)が、電極間に発生し、この画素容量CDEPが、表示性能に影響を及ぼす。
すなわち、走査線12の信号がオフになり、TFT15がオフ状態となっても、画素容量40には、電荷が蓄積されたままとなるので、制御電極2と透明共通電極4との間には、電界が継続して発生したままとなる。この状態での電界は静電界であり、低周波領域の正の誘電泳動現象が発生する。よって、透明共通電極4側に移動している黒色微粒子8は強電界領域の制御電極2側に向かう誘電泳動力FDEPが働き、黒色微粒子8が不要に泳動してしまい、黒表示から白表示に移行することにより、画素部11の表示コントラストが低下する。
画素容量40による影響を低減するために、本実施形態では、TFT15から制御電極2に高周波交流信号と低周波交流信号のいずれかが供給されたあと、その制御電極2に透明共通電極4の電位と実質的に等しい電位の信号を供給するようにした。図8(A)は、本実施形態に係る表示装置101の構成を示している。
図8(A)に示されるように、本実施形態に係る表示装置101は、交流電源25からの交流信号f1と、交流電源26からの交流信号f2と、共通電極の電位VCOMとを選択的に前記制御電極2に供給するためのスイッチ32を駆動回路33内に備えている点が、上記実施形態1に係る表示装置100と異なる。
各信号線13の一端には、スイッチ32が接続されている。スイッチ32の他端には、3つの端子が設けられている。1つ目の端子は、アンプ27を介して交流電源25と接続されており、2つ目の端子は、アンプ28を介して交流電源26と接続されている。3つ目の端子は、透明共通電極4と同じ電位の共通信号線35と接続されている。
本実施形態では、図8(B)に示されるように、上記実施形態1の期間T1〜T5のそれぞれに相当する期間、すなわち各走査線にオン信号が入力されている期間(これを期間t11とする)が、前半の期間t12と、後半の期間t13とに分けられている。
信号処理部20の制御の下、シフトレジスタ22は、期間t12では、上記実施形態1と同様に、信号線13(Yj)にも表示データ信号を出力する。そして、期間t13では、その信号線13と共通電極の電位に設定された共通信号線35とが接続されるようにすべての信号線13に対応するスイッチ32を、切換える。これにより、期間t12で制御電極2に蓄積されていた電荷が、期間t13において、共通信号線35を介して放出される。
すなわち、本実施形態では、各TFT15がオンとなっている期間の走査期間の終了前に、信号線13の電位を、透明共通電極4と同電位にするための期間t13が設けられている。すなわち、本実施形態の駆動回路33は、各行ごとに表示データに対応する高周波交流信号f1と低周波交流信号f2のいずれかを選択して順次前記制御電極2へ供給し、分散系6の誘電微粒子8の制御電極2と透明共通電極4間での移動が完了した後、前記制御電極2を透明共通電極4と実質的に同電位にする電圧を前記制御電極2に供給するように駆動する。これにより、画素容量40に蓄積されていた電荷が放出され、内部電界の発生が防止される。この結果、誘電泳動粒子の泳動が停止し、表示コントラストの低下が防止される。
このようにしても、メモリー性により、各画素部11の表示色は維持されたままとなるので、表示性能の低下にはつながらない。
(実施形態3)
次に、本発明の実施形態3について説明する。図9には、本実施形態に係る表示装置102の構成が示されている。図9に示されるように、本実施形態に係る表示装置102は、走査線12に接続されたインバータ36と、インバータ36に接続された副線37とが、走査線12ごとに設けられ、また、副線37からの信号によって動作し、制御電極2を、透明共通電極4の電位と実質的に等しい電位VCOMに設定された配線38と導通させるためのトランジスタ16が画素部11ごとに設けられており、これらによって同電位維持部が構成されている。トランジスタ16は、TFT15と同様の薄膜トランジスタである。
トランジスタ16では、そのゲート電極が副線37に接続され、ソース電極が制御電極2に接続され、ドレイン電極が前記配線38に接続され、この配線38は透明共通電極4に接続されている。トランジスタ16は、信号線37から入力された信号がハイレベルになるとオンになり、制御電極2と前記配線38とを導通させ、透明共通電極4の電位を同電位(VCOM)に維持する。
副線37は、インバータ36を介して、走査線12と接続されている。したがって、走査線12にオン信号(ハイレベル)の信号が入力されるとインバータ36により副線37の信号レベルは、ローレベルとなり、走査線12にオン信号が入力されていない期間には、副線37の信号レベルは、ハイレベルとなる。
これにより、走査線12にオン信号が入力されている期間には、その走査線12に接続されたトランジスタ16はオフとなり、制御電極2には表示データ信号に応じた高周波信号f1又は低周波信号f2のいずれかが供給される。走査線12にオン信号が入力されていない期間には、トランジスタ16はオンとなり、制御電極2と透明共通電極4とが接続されて同電位となる。
このように、この実施形態では、複数の制御電極2ごとに、それぞれの制御電極2と透明共通電極4と実質的に同電位の配線38との間を互いに接続可能に設けられた同電位維持部とを備え、駆動回路33は、一つの走査線12に、その走査線12を選択する期間が経過した後に、前記同電位維持部を動作させて、前記制御電極2を前記配線38に接続させるようにしたので、走査線12の電圧により各画素のスイッチ素子を導通状態にして各制御電極2に高周波信号f1又は低周波信号f2のいずれかが供給される期間以外の期間は、透明共通電極4と制御電極2を同電位に保ち、この電極間の電界を取去り、粒子の不要な泳動を止め、コントラストの低下を防止する。
(まとめ)
以上詳細に説明したように、上記各実施形態によれば、基板1と透明基板5との間に、白色液体7と、この白色液体7の誘電率とは異なる誘電率を有する黒色微粒子8と含む分散系6を封入し、電源部34からCM因子の実数部の値が0となる交差周波数f0よりも低い周波数f2の低周波電圧と、前記交差周波数f0よりも高い周波数f1の高周波交流電圧を発生させ、前記行及び列方向に複数配列された複数の画素部11のうち、各行ごとに表示データに対応する前記高周波交流電圧と前記低周波交流電圧とのいずれかを選択して順次前記制御電極2へ供給して、前記複数の画素部11を時分割駆動するから、誘電泳動現象を用いたマトリックス状の表示部10を、マトリックス駆動することができる。
また、制御電極2と信号線13との間をTFT15で接続し、TFT15をオンした場合にのみ、制御電極2と透明共通電極4との間に交流電圧が印加される。すなわち、制御電極2と信号線13との間にTFT15が挿入されているため、画素部11が表示対象となっていない場合には、その画素部11の制御電極2と透明共通電極4との間には電圧が印加されなくなる。この結果、画素部11の数を増やして表示画像を高解像度としても、不要な信号の漏れが防止され、表示特性が良好なものとなる。
また、上記実施形態2によれば、信号処理部20の制御の下、シフトレジスタ22は、表示対象の制御電極2に対応する走査線12にオン信号を入力する期間に、その制御電極2の表示色に対応する特定の周波数の交流信号をその制御電極2に対応する信号線13に入力した後、スイッチ32を切り替えて、その信号線13を透明共通電極4と同電位の共通信号線35と接続する。このようにしたので、制御電極2と透明共通電極4は、表示後には同電位となり、制御電極2に溜まった電荷が放出されるので、分散系6中の誘電泳動粒子である8の不要な泳動がなくなり、表示コントラストの低下が防止される。
また、上記実施形態3によれば、信号線13にオン信号が入力されていない期間に、制御電極2と透明共通電極4とを接続するトランジスタ16をさらに備え、走査線12と、インバータ36を介して接続される副線37により走査されるので、走査線12にオン信号が入力されていない期間には、トランジスタ16がオンとなり、制御電極2と透明共通電極4とが接続されてそれらが同電位となり、走査時間以外は制御電極2と透明共通電極4を同電位に保ち、この電極間の電界を取去り、粒子の不要な泳動を止め、コントラストの低下を防止する。
なお、上記各実施形態では、微粒子を黒色とし、液体(分散媒)を白色としたが、逆であってもよい。もちろん、白黒以外の色に着色された微粒子、液体を用いるようにしてもよい。また、色が異なる微粒子を2種類備えるようにしてもよい。この場合、2種類の微粒子を、それぞれ分散媒に対して誘電率の高いものと低いものとすれば、両微粒子は、逆方向に誘電泳動するようになり、各微粒子の色による表示が可能となる。
本発明の実施形態1に係る表示装置の全体構成を示す模式図である。 図1の表示装置の表示部の断面図である。 表示液中に生じる電界の分布の一例を示す図である。 CM因子の実数部の周波数特性を示すグラフである。 表示画像の一例を示す図である。 走査信号及びデータ信号を示すタイミングチャートである。 本発明の実施形態2に係る表示装置における各画素の等価回路図である。 図8(A)は、本発明の実施形態2に係る表示装置の全体構成を示す模式図であり、図8(B)は、図8(A)の表示装置における走査信号及びデータ信号のタイミングチャートである。 本発明の実施形態3に係る表示装置の全体構成を示す模式図である。
符号の説明
1…基板、2…制御電極、3…隔壁、4…透明共通電極、5…透明基板、6…分散系、7…白色液体、8…黒色微粒子、9…周辺回路部、10…表示部、11、11a、11b…画素部、12…走査線、13…信号線、15…TFT、16…トランジスタ、20…信号処理部、21、22…シフトレジスタ、31、32…スイッチ、33…駆動回路、34…電源部、35…共通信号線、36…インバータ、37…副線、38…配線、40…画素容量、41…電気力線、42…強電界領域、43…弱電界領域、100、101、102…表示装置

Claims (6)

  1. 第1の基板と、
    前記第1の基板と対向配置された第2の基板と、
    前記第2の基板の前記第1の基板と対向する面に設けられた第1の電極と、
    前記第1の基板の前記第2の基板と対向する面に設けられた第2の電極と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に封入され、分散媒と、この分散媒中に分散され前記分散媒の誘電率とは異なる誘電率を有する微粒子と、を含む分散系と、
    前記第1の電極と前記第2の電極との間に印加するための、前記分散系のCM(Clausius-Mossotti)因子の実数部の値が0となる交差周波数よりも低い周波数の低周波交流信号と、前記交差周波数よりも高い周波数の高周波交流信号とを発生する電源部と、
    前記電源部によって発生された高周波交流信号を前記第の電極と前記第2の電極との間に選択的に印加する駆動回路と、
    を備え
    前記第1の電極は、前記第1の基板と対向する面に設けられた透明導電膜からなる共通電極であり、
    前記第2の電極は、前記第1の基板の前記第2の基板と対向する面に、行及び列方向に複数配列される表示要素の1つを形成するために予め定めた画素毎に、その画素の面積より小さい面積に形成され、前記共通電極と対向する複数の制御電極であり、
    前記駆動回路は、前記行及び列方向に複数配列された複数の画素のうち、各行ごとに表示データに対応する前記高周波交流信号と前記低周波交流信号とのいずれかを選択して順次前記制御電極へ供給して、前記複数の画素を時分割駆動する、
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記複数の制御電極にそれぞれ接続され、制御部から供給される前記表示データに対応した前記高周波交流信号と前記低周波交流信号のいずれかを、各行ごとに順次供給される走査信号に応じて前記制御電極に供給するための複数の薄膜トランジスタをさらに備えることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  3. 前記駆動回路は、各行ごとに前記表示データに対応する前記高周波交流信号と前記低周波交流信号のいずれかを選択して順次前記制御電極へ供給し、前記分散系の前記微粒子の前記制御電極と前記共通電極との間での移動が完了した後、前記制御電極を前記共通電極と実質的に同電位にする電圧を前記制御電極に供給することを特徴とする請求項又はに記載の表示装置。
  4. 前記制御電極と、前記共通電極と実質的に同電位の配線との間に設けられ、前記駆動回路から各行ごとに前記表示データに対応する前記高周波交流信号と前記低周波交流信号とのいずれかが選択されて順次前記制御電極へ供給され、前記分散系の前記微粒子の前記制御電極と前記共通電極との間での移動が完了した後、前記制御電極と前記配線とを電気的に接続する同電位維持部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の表示装置。
  5. 前記複数の制御電極ごとにそれぞれ接続されて前記行及び列方向に複数配置され、前記駆動回路から供給される前記表示データに対応した前記高周波交流信号と前記低周波交流信号のいずれかを、各行ごとに順次供給される走査信号に応じて前記制御電極に供給するための複数の薄膜トランジスタと、
    前記複数の薄膜トランジスタのゲート電極を各行ごとに接続し、順次走査信号が供給される走査線と、
    前記複数の薄膜トランジスタのドレイン電極を各列ごとに接続し、制御部から前記表示データに対応した前記高周波交流信号と前記低周波交流信号のいずれかが供給されるデータ線と
    を備え、
    前記駆動回路は、一つの走査線に走査信号が供給されて、その走査線を選択する期間の前半に、前記表示データに対応した前記高周波交流信号と前記低周波交流信号のいずれかを供給し、前記選択する期間の後半に共通電極と実質的に同電位にする電圧を供給することを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  6. 前記複数の制御電極ごとにそれぞれ接続されて前記行及び列方向に複数配置され、前記駆動回路から供給される前記表示データに対応した前記高周波交流信号と前記低周波交流信号のいずれかを、各行ごとに順次供給される走査信号に応じて前記制御電極に供給するための複数の薄膜トランジスタと、
    前記複数の薄膜トランジスタのゲート電極を各行ごとに接続し、順次走査信号が供給される走査線と、
    前記複数の薄膜トランジスタのドレイン電極を各列ごとに接続し、駆動回路から表示データに対応した前記高周波交流信号と前記低周波交流信号のいずれかが供給されるデータ線と
    前記複数の制御電極ごとに、それぞれの前記制御電極と前記共通電極と実質的に同電位の配線との間を互いに接続可能に設けられた同電位維持部と
    を備え、
    前記駆動回路は、一つの走査線にその走査線を選択する期間が経過した後に、前記同電位維持部を動作させて、前記制御電極を前記配線に接続させることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
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