JP5167198B2 - 放電装置及び美容装置 - Google Patents

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本発明は、イオンの生成や静電霧化等を行う放電装置、及びその放電装置を備えた美容装置に関するものである。
従来より、イオンの生成等を行う放電装置が知られており(例えば特許文献1参照)、放電装置は、制御部にて生成した所定の高電圧が放電部に印加されることで放電が生じ、該放電部にてイオンが生成されるようになっている。通常、制御部は、使用者の操作に基づく操作入力部からの操作信号の入力に基づき、その操作信号のレベルが例えばHレベルからLレベルに変化することで装置のオフ時にはオン操作がなされ、また装置のオン時にはオフ操作がなされたと判定し、放電部のオンオフ制御を行っている。
特開2006−73474号公報
ところで、放電部に印加する高電圧の生成時、例えば周期的に高電圧の生成を行うものにおいては、一時的にLレベルとなるような電源ノイズが生じてしまう。すると、操作入力部からの操作信号がその電源ノイズによりLレベルとなり、制御部はそれが使用者のオンオフ操作であると判断し、使用者の意志とは無関係に放電部を動作又は停止してしまう誤作動を発生させる虞があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ノイズによる誤作動を防止することができる放電装置、及びその放電装置を備えた美容装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、放電部とその放電部を制御する制御部とを備え、操作入力部からの操作信号に基づいて前記制御部が前記放電部の制御を行う放電装置であって、前記操作信号が前記操作入力部での操作に伴う正規の信号か否かを判定する判定部を備え、前記制御部は前記判定部にて判定された正規の操作信号に基づいて前記放電部の制御を行うことをその要旨とする。
この発明では、操作入力部からの操作信号が正規の信号か否かが判定部にて判定され、制御部はその判定部を経た正規の操作信号にて放電部の制御を行うため、放電部の放電に基づく電源ノイズ等が判定部にて排除され、装置の誤作動が防止される。
また、前記判定部は、前記操作信号の判定を複数回実施し、全判定が一致するか否かで正規か否かの判定を行うことをその要旨とする。
この発明では、操作入力部からの操作信号が正規の信号か否かが判定部にて判定される際に、信号の判定が複数回実施され、全判定が一致しなければ正規の信号と判定しない。これにより、放電部の放電に基づく電源ノイズ等がより確実に排除され、装置の誤作動がより確実に防止される。
また、前記放電部は、周期的な高電圧の生成に基づいて周期的に放電が行われるものであり、前記判定部は、前記操作信号の判定周期を前記放電部の放電周期とは異なるようにしたことをその要旨とする。
この発明では、操作入力部からの操作信号が正規の信号か否かが判定部にて判定される際に、信号の判定周期が放電部の放電周期と異なるように設定される。これにより、放電部の放電に基づく電源ノイズがより確実に排除され、装置の誤作動がより確実に防止される。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の放電装置において、前記判定部は、前記操作信号の判定を複数回実施するのを複数系統で行うとともに、各系統での前記操作信号の判定タイミングを互いに異なるようにし、これら全判定が一致するか否かで正規か否かの判断を行うことをその要旨とする。
この発明では、信号判定が複数回でかつ複数系統で行われるとともに、各系統での信号の判定タイミングが互いに異なるように設定され、これら全判定が一致しなければ正規の信号と判定しない。これにより、信号の判定機会が増えるため、制御部に入力される操作信号の信頼性が増し、操作の誤作動がより確実に防止される。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の放電装置を備えた美容装置である。
この発明では、ノイズによる誤作動の防止された美容装置の提供が可能となる。
本発明によれば、ノイズによる誤作動を防止することができる放電装置、及びその放電装置を備えた美容装置を提供することができる。
第1実施形態における放電装置を備えた美顔器の模式図である。 信号の判定を複数回行った場合のフローチャートである。 所定の信号判定に対して異なるタイミングで別の信号判定を行った場合のフローチャートである。 第2実施形態の放電装置を備えた足浴器の模式図である。 第3実施形態の放電装置を備えたヘアードライヤーの模式図である。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、放電装置を備えた美容装置としての美顔器1は、本体ケース2内の所定位置にボイラー3が備えられている。ボイラー3は、ボイラー室4とそのボイラー室4に接触して取り付けられるヒータ5とを備えている。ボイラー室4には、本体ケース2に着脱可能に取り付けられるタンク6から水等の液体が供給され、ヒータ5の加熱によりボイラー室4内にスチーム(温ミスト)が生成される。ヒータ5の加熱制御は、後述の制御部9にて行われる。そして、生成された蒸気は、本体ケース2の上部に設けられるスチーム放出部7から使用者の顔等に向けて放出される。
スチーム放出部7内には、放電部8が設けられている。放電部8は、制御部9の制御に基づいて放電制御がなされ、その放電に基づいてスチーム放出部7内を通過するスチームが静電霧化にてより微細化され、イオン化される。このようなスチームは、スチーム放出部7から使用者に供給され、肌の角質層表面の隙間に浸透可能であるため、肌に潤いを与え、より高い美容作用や健康作用を得られるようになっている。
前記ヒータ5及び放電部8は、制御部9にて制御されている。制御部9には、操作入力部10からの操作信号が判定部11を介して入力され、使用者の操作に応じてヒータ5及び放電部8の制御が行われる。操作入力部10は、作動のオンオフが操作可能となっており、そのオンオフ操作に対応する操作信号が判定部11に出力される。判定部11は、その操作信号が正規のものかノイズ等によるものかを判定し、正規のものである場合にその操作信号を確定して制御部9に出力する。因みに、操作入力部10は、オン操作時及びオフ操作時にHレベルからLレベルに変化する操作信号を判定部11に出力する。そして、制御部9は、判定部11を経た正規の操作信号に基づいて、美顔器1(ヒータ5及び放電部8)がオフの時にはオンさせるべく、ヒータ5に所定電圧を、放電部8に一定周期の高電圧を生成して印加し、美顔器1(ヒータ5及び放電部8)がオン時にはオフされるべく、これらの電圧生成(印加)を停止する。
次に、判定部11にて行われる信号判定処理を図2に示す信号判定フローを用いて説明する。
先ず、ステップS1では、操作入力部10からの操作信号がLレベルか否かが判定される。通常、美顔器1に図示しない電源ケーブルを通じて外部から電源供給がなされているときには、操作入力部10からの操作信号はHレベルとなっており、使用者が操作入力部10にてオン操作又はオフ操作すると、操作信号はLレベルとなる。同ステップS1において、操作入力部10からの操作信号がLレベルでない、即ちHレベルである場合(ステップS1:NO)、ステップS2に進む。
ステップS2では、1回目の操作信号の判定が行われる。ステップS3では、N回目の操作信号の判定が行われる。尚、これらの判定は2回以上のN回行うことが望ましい。ステップS2,S3では、所定のタイミング(所定周期)で信号判定が行われる。本実施形態では放電周期(高電圧の生成周期)と異なる周期に設定されている。
ステップS4では、ステップS2,S3にてそれぞれ判定された操作信号が全てHレベルか否かが判定される。操作信号の各判定が全てHレベルでない場合(ステップS4:NO)、操作信号の各判定に1つでもLレベルの判定がなされると、放電部8の放電に基づく電源ノイズ等が含まれている可能性があるとしてその信号の確定が行われず、前記ステップS1に戻る。一方、操作信号の各判定が全てHレベルである場合(ステップS4:YES)、操作信号に放電部8の放電に基づく電源ノイズ等が含まれていないとしてステップS5に進み、その信号の確定が行われる。
前記ステップS1において、操作入力部10からの操作信号がLレベルである場合(ステップS1:YES)、ステップS6に進む。
ステップS6では、1回目の操作信号の判定が行われる。ステップS7では、N回目の操作信号の判定が行われる。尚、前記と同様に、これらの判定は2回以上のN回行うことが望ましい。ステップS6,S7においても、信号判定周期が放電周期(高電圧の生成周期)と異なる周期に設定されている。
ステップS8では、ステップS6,S7にてそれぞれ判定された操作信号が全てLレベルか否かが判定される。操作信号の各判定が全てLレベルでない場合(ステップS8:NO)、操作信号に1つでもHレベルの判定がなされると、放電部8の放電に基づく電源ノイズ等が含まれている可能性があるとしてその信号の確定が行われず、前記ステップS1に戻る。一方、操作信号が全てLレベルである場合(ステップS8:YES)、操作信号に放電部8の放電に基づく電源ノイズ等が含まれていないとしてステップS5に進み、その信号の確定が行われる。そして、このような信号判定がなされた正規の操作信号が制御部9に入力され、制御部9はヒータ5及び放電部8の制御を行うようになっている。
尚、別例として、図3に示す信号判定フローに従って信号判定を行ってもよい。この図3の信号判定フローでは、ステップS11〜S16が新たに加えられている。
ステップS1では、操作入力部10からの操作信号がLレベルか否かが判定される。同ステップS1において、操作入力部10からの操作信号がLレベルでない、即ちHレベルである場合(ステップS1:NO)、ステップS2に進む。
ステップS2では、1回目の操作信号の判定が行われる。ステップS3では、N回目の操作信号の判定が行われる。尚、これらの判定は2回以上のN回行うことが望ましい。ステップS2,S3では、所定タイミング(所定周期)で信号判定が行われる。本実施形態では放電周期(高電圧の生成周期)と異なる周期に設定されている。そして、ステップS2,S3での信号判定後、ステップS4に進む。
また、前記ステップS2からステップS11に進んで一定期間後に、前記ステップS2,S3とは別系統で信号判定が行われ、ステップS12においては1回目の操作信号の判定が行われる。ステップS13では、N回目の操作信号の判定が行われる。尚、前記と同様に、これらの判定は2回以上のN回行うことが望ましい。ステップS12,S13においても、信号判定周期が放電周期(高電圧の生成周期)と異なる周期に設定されている。また、ステップS2から一定時間待機することで、前記ステップS2,S3とステップS12,S13との判定タイミングが異なるように設定されている。因みに、ステップS2よりも前に分岐させてもよい。そして、ステップS12,S13での信号判定後、ステップS4に進む。
ステップS4では、ステップS2,S3及びステップS12,S13にてそれぞれ判定された操作信号が全てHレベルか否かが判定される。操作信号の各判定が全てHレベルでない場合(ステップS4:NO)、操作信号の各判定に1つでもLレベルの判定がなされると、放電部8の放電に基づく電源ノイズ等が含まれている可能性があるとしてその信号の確定が行われず、前記ステップS1に戻る。一方、操作信号の各判定が全てHレベルである場合(ステップS4:YES)、操作信号に放電部8の放電に基づく電源ノイズ等が含まれていないとしてステップS5に進み、その信号の確定が行われる。
前記ステップS1において、操作入力部10からの操作信号がLレベルである場合(ステップS1:YES)、ステップS6に進む。
ステップS6では、1回目の操作信号の判定が行われる。ステップS7では、N回目の操作信号の判定が行われる。尚、前記と同様に、これらの判定は2回以上のN回行うことが望ましい。ステップS6,S7においても、信号判定周期が放電周期(高電圧の生成周期)と異なる周期に設定されている。そして、ステップS6,S7での信号判定後、ステップS8に進む。
また、前記ステップS6からステップS14に進んで一定期間後に、前記ステップS6,S7とは別系統で信号判定が行われ、ステップS15においては1回目の操作信号の判定が行われる。ステップS16では、N回目の操作信号の判定が行われる。尚、前記と同様に、これらの判定は2回以上のN回行うことが望ましい。ステップS15,S16においても、信号判定周期が放電周期(高電圧の生成周期)と異なる周期に設定されている。また、ステップS6から一定時間待機することで、前記ステップS6,S7とステップS15,S16との判定タイミングが異なるように設定されている。因みに、上記と同様に、ステップS6よりも前に分岐させてもよい。そして、ステップS15,S16での信号判定後、ステップS8に進む。
ステップS8では、ステップS6,S7にてそれぞれ判定された操作信号が全てLレベルか否かが判定される。操作信号の各判定が全てLレベルでない場合(ステップS8:NO)、操作信号の各判定に1つでもHレベルの判定がなされると、放電部8の放電に基づく電源ノイズ等が含まれている可能性があるとしてその信号の確定が行われず、前記ステップS1に戻る。一方、操作信号が全てLレベルである場合(ステップS8:YES)、操作信号に放電部8の放電に基づく電源ノイズ等が含まれていないとしてステップS5に進み、その信号の確定が行われる。このように信号判定が互いに判定タイミングの異なる2系統で行われる態様となっている。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態では、操作入力部10からの操作信号が正規の信号か否かが判定部11にて判定され、制御部9はその判定部11を経た正規の操作信号にて放電部8の制御を行うため、放電部8の放電に基づく電源ノイズ等が判定部11にて排除され、装置の誤作動を防ぐことができる。
(2)本実施形態では、操作入力部10からの操作信号が正規の信号か否かが判定部11にて判定される際に、信号の判定が複数回実施され、全判定が一致しなければ正規の信号と判定しない。これにより、放電部8の放電に基づく電源ノイズ等がより確実に排除され、装置の誤作動をより確実に防ぐことができる。
(3)本実施形態では、操作入力部10からの操作信号が正規の信号か否かが判定部11にて判定される際に、信号の判定周期が放電部8の放電周期と異なるように設定される。これにより、放電部8の放電に基づく電源ノイズがより確実に排除され、装置の誤作動をより確実に防ぐことができる。
(4)本実施形態では、信号判定が複数回でかつ複数系統で行われるとともに、各系統での信号の判定タイミングが互いに異なるように設定され、これら全判定が一致しなければ正規の信号と判定しない。これにより、信号の判定機会が増えるため、制御部に入力される操作信号の信頼性が増し、操作の誤作動がより確実に防ぐことができる。
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図面に従って説明する。
図4に示すように、放電装置を備えた美容装置としての足浴器20は、本体ケース21内の所定位置にボイラー22が備えられている。ボイラー22は、ボイラー室23とそのボイラー室23に接触して取り付けられるヒータ24とを備えている。ボイラー室23には、本体ケース21に着脱可能に取り付けられるタンク25から水等の液体が供給され、ヒータ24の加熱によりボイラー室23内にスチーム(温ミスト)が生成される。ヒータ24の加熱制御は、後述の制御部30にて行われる。そして、生成された蒸気は、ボイラー室23に取り付けられたファン26によって、ボイラー室23に隣接する施術部27にスチーム放出部28を介して放出される。施術部27には使用者の足を収容可能な収容空間を有し、生成されたスチームが施術部27に収容された足に供給され、足先から全身を温めることが可能であり、美容作用や健康作用が得られるようになっている。
ボイラー室23と施術部27とを繋ぐスチーム放出部28内には、放電部29が設けられている。放電部29は、制御部30の制御に基づいて放電制御がなされ、その放電に基づいてスチーム放出部28内を通過するスチームが静電霧化にてより微細化され、イオン化される。このようなスチームは、スチーム放出部28から使用者に供給される。
前記ヒータ24、ファン26及び放電部29は、制御部30にて制御されている。制御部30には、操作入力部31からの操作信号が判定部32を介して入力され、使用者の操作に応じてヒータ24及び放電部29の制御が行われる。操作入力部31は、作動のオンオフが操作可能となっており、そのオンオフ操作に対応する操作信号が判定部32に出力される。判定部32は、その操作信号が正規のものかノイズ等によるものかを判定し、正規のものである場合にその操作信号を確定して制御部30に出力する。本実施形態の判定部32においても第1実施形態と同様に、図2又は図3に示す信号判定フローに従って信号判定を行っている。そして、制御部30は、判定部32を経た正規の操作信号に基づいて、足浴器20(ヒータ24、ファン26及び放電部29)がオフの時にはオンさせるべく、ヒータ24に所定電圧を、放電部29に一定周期の高電圧を生成して印加し、足浴器20(ヒータ24、ファン26及び放電部29)がオン時にはオフされるべく、これらの電圧生成(印加)を停止する。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態の判定部32でも、前記第1実施形態の判定部11と同様の信号判定を行うことから、前記第1実施形態の(1)〜(4)と同様の作用効果を得ることができる。
(第3実施形態)
以下、本発明を具体化した第3実施形態を図面に従って説明する。
図5に示すように、放電装置を備えたヘアードライヤー40は、本体ケース41内の所定位置にヒータ42が備えられ、その後段にファン43が備えられている。また、本体ケース41の上部には放電部44が備えられている。
放電部44は、制御部45の制御に基づいて放電制御がなされ、コロナ放電により、イオンを発生させる。本体ケース41の前方開口部に形成された吹出部48からファン43により吹き出される送風を髪に吹き付ける際に、放出されたイオンに結合した空気中の微粒子水分が髪に付着する。そして、微粒子水分が髪に付着することにより、髪に潤いを与え、より高い美容作用が得られるようになっている。
制御部45では、操作入力部46からの操作信号が判定部47を介して入力され、使用者の操作に応じてヒータ42、ファン43及び放電部44の制御が行われる。操作入力部46は、作動のオンオフが操作可能となっており、そのオンオフ操作に対応する操作信号が判定部47に出力される。判定部47は、その操作信号が正規のものかノイズ等によるものかを判定し、正規のものである場合にその操作信号を確定して制御部45に出力する。本実施形態の判定部47においても第1実施形態と同様に、図2又は図3に示す信号判定フローに従って信号判定を行っている。そして、制御部45は、判定部47を経た正規の操作信号に基づいて、ヘアードライヤー40(ヒータ42、ファン43及び放電部44)がオフの時にはオンさせるべく、ヒータ42に所定電圧を、放電部44に一定周期の高電圧を生成して印加し、ヘアードライヤー40(ヒータ42、ファン43及び放電部44)がオン時にはオフされるべく、これらの電圧生成(印加)を停止する。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態の判定部47でも、前記第1実施形態の判定部11と同様の信号判定を行うことから、前記第1実施形態の(1)〜(4)と同様の作用効果を得ることができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、信号判定を2回行うようにしているが、1回又は3回以上としてもよい。
・上記実施形態では、信号の判定周期を放電部の放電周期(高電圧の生成周期)と異なる周期に設定されているが、判定周期の設定はこれには限らない。
・上記実施形態では、信号判定を2系統で実施したが、3系統以上で実施してもよい。
・上記実施形態では、オンオフ操作の操作信号の判定について記載したが、オンオフ操作以外の操作に基づく操作信号の判定を行ってもよい。また、信号の論理は逆であってもよい。
・上記実施形態では、放電装置を備えた美顔器1、足浴器20又はヘアードライヤー40に適用したが、これ以外の美容装置や美容装置以外の装置に適用してもよい。尚、上記実施形態の美顔器1はスチーム(温ミスト)を放出するものであったが、冷ミストを放出する美顔器に適用してもよい。
8,29,44…放電部、9,30,45…制御部、10,31,46…操作入力部、11,32,47…判定部。

Claims (3)

  1. 放電部とその放電部を制御する制御部とを備え、操作入力部からの操作信号に基づいて前記制御部が前記放電部の制御を行う放電装置であって、
    前記放電部は、周期的な高電圧の生成に基づいて周期的に放電が行われるものであり、
    前記操作信号が前記操作入力部での操作に伴う正規の信号か否かを判定する判定部を備え、
    前記判定部は、前記操作信号の判定を複数回実施し、全判定が一致するか否かで正規か否かの判定を行うとともに、前記操作信号の判定周期を前記放電部の放電周期とは異なるようにし、
    前記制御部は前記判定部にて判定された正規の操作信号に基づいて前記放電部の制御を行うことを特徴とする放電装置。
  2. 請求項に記載の放電装置において、
    前記判定部は、前記操作信号の判定を複数回実施するのを複数系統で行うとともに、各系統での前記操作信号の判定タイミングを互いに異なるようにし、これら全判定が一致するか否かで正規か否かの判定を行うことを特徴とする放電装置。
  3. 請求項1又は2に記載の放電装置を備えた美容装置。
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