JP5167063B2 - 細胞培養装置 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱装置および細胞培養装置に関するものである。
空気などの層を媒介として生体試料を暖める細胞培養装置において、従来、装置内の急激な温度変化を抑える方法が知られている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
特許文献1には、生体試料の培養環境を維持するための密封構造と、個別に開閉可能な積層された2枚の大扉とを有する細胞培養装置が開示されている。2枚の大扉には開閉可能な小扉がそれぞれ対向する位置に設けられており、この小扉から試料の出し入れをすることで、試料交換時の開口面積を最小限にし、装置内の温度変化を抑制している。
特許文献2には、試料の出し入れ用の開口部を開放する際にエアーカーテンを作り出し、装置内への外気の侵入を防ぐことで、装置内の温度変化を抑制する細胞培養装置が開示されている。
特開2007−209257号公報 特開2006−166747号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2に開示されている方法では、試料出し入れのための開口部の面積を小さくする必要があり、試料を出し入れする際の作業性が悪化してしまう。一方、作業性を向上させるために開口部を大きくした場合には、開口部を開放した際に装置内の温度が低下してしまう。この際、温度制御系は、加熱を行っているにも関わらず装置内の温度が上昇しないと認識してしまい、加熱部への出力を増大させる。この状態から扉を閉じると、扉が開かれている状態で目標温度を達成しようとする加熱部による訂正動作が、扉が閉じられた状態においてもそのまま適用されてしまう。その結果、温度復帰時に装置内の温度がオーバーシュートしてしまい、試料にダメージを与えてしまうという不都合があった。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、試料出し入れ時の作業性を確保しつつ、温度復帰時のオーバーシュートを防止することができる加熱装置および細胞培養装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明の第1の態様は、試料を収納する密閉構造の筐体と、該筐体に設けられ、前記筐体内に試料を出し入れするための扉と、該扉の開閉状態を検出する開閉センサと、前記筐体内を加熱する加熱部と、前記筐体内の温度を検出する温度センサと、該温度センサにより検出された温度に基づいて前記加熱部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記開閉センサが、前記扉が開状態から閉状態に変化したことを検出した場合に、積分制御の積分偏差を初期化することにより温度復帰時の積分制御によるオーバーシュートを防止することを特徴とする、加熱装置を有する細胞培養装置である。
上記態様によれば、温度センサにより検出された筐体内の温度に基づいて、制御部により加熱部が制御され、筐体内の試料が加熱される。また、筐体内に試料を出し入れするために扉を開き、その後扉を開状態から閉状態とすると、開閉センサにより扉が閉じられたことが検出される。
ここで、扉を開いたことによって筐体内の温度が低下すると、積分制御の積分偏差が増大して筐体内を迅速に加熱しようとするが、この状態から扉を閉じると、制御部によって積分制御の積分偏差がリセットされる。これにより、扉が開かれている状態で目標温度を達成しようとする加熱部による訂正動作が、扉が閉じられた状態においてもそのまま適用されてしまうという不都合を防止し、筐体内の温度のオーバーシュートを抑制して、試料にダメージを与えてしまうことを防止することができる。
上記態様において、前記制御部は、前記開閉センサにより前記扉の開状態が検出された場合には積分制御を停止し、前記開閉センサにより前記扉の閉状態が検出された場合には積分制御を開始することとしてもよい。
このようにすることで、扉の開状態において積分制御を停止することによって積分偏差を一定に維持し、扉が閉状態となった際に、一定に維持された積分偏差で積分制御を再開することができる。これにより、加熱部に対して偏差を過剰に出力することを防止することができ、筐体内の温度のオーバーシュートを抑制して、試料にダメージを与えてしまうことを防止することができる。
上記態様において、前記制御部は、前記温度センサにより検出された温度と設定温度との偏差に基づいて制御量を演算する演算部と、該演算部において用いられる制御ゲインおよび設定温度を格納する不揮発メモリと、積分偏差を格納する揮発メモリとを有し、前記揮発メモリに格納された積分偏差を消去することで、積分制御の積分偏差を初期化することとしてもよい。
このようにすることで、扉を開状態から閉状態とした際に、揮発メモリに格納された積分偏差が消去され、新たに積分される積分偏差および温度センサにより検出された温度と不揮発メモリに格納された設定温度との偏差に基づいて、演算部により制御量を演算することができる。これにより、加熱部に対して偏差を過剰に出力することを防止することができ、筐体内の温度のオーバーシュートを抑制して、試料にダメージを与えてしまうことを防止することができる。
上記態様において、前記制御部は、前記扉の開状態を前記開閉センサにより検出した場合に、前記加熱部の制御を停止することとしてもよい。
このようにすることで、制御を容易なものとすることができるとともに、扉の外部へ逃げてしまう熱量を抑えることでエネルギーの損失を低減することができる。
本発明の第2の態様は、試料を収納する密閉構造の筐体と、該筐体に設けられ、前記筐体内に試料を出し入れするための扉と、該扉の開閉状態を検出する開閉センサと、前記筐体内を加熱する加熱部と、前記筐体内の温度を検出する温度センサと、該温度センサにより検出された温度に基づいて前記加熱部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記開閉センサにより前記扉の開状態が検出されている間には、前記加熱部の目標温度を前記温度センサにより検出された温度に設定する細胞培養装置である。
上記態様によれば、温度センサにより検出された筐体内の温度に基づいて、制御部により加熱部が制御され、筐体内の試料が加熱される。また、筐体内に試料を出し入れするために扉を開き、その後扉を開状態から閉状態とすると、開閉センサにより扉が閉じられたことが検出される。
ここで、扉を開いたことによって筐体内の温度が低下すると、積分制御の積分偏差が増大して筐体内を迅速に加熱しようとするが、この状態において開閉センサにより扉の開状態が検出されている間には、加熱部の目標温度が温度センサにより検出された温度に設定される。これにより、扉が開かれている状態で積分制御の積分偏差が累積してしまうことを防止し、扉を閉じた際に加熱部による急激な加熱を防止することができる。その結果、筐体内の温度がオーバーシュートして試料にダメージを与えてしまうことを防止することができる。
また、扉の開閉状態に関わらず、制御部による加熱部の制御を継続することができるため、安定的な温度制御が可能となる。
本発明の第3の態様は、上記のいずれかの加熱装置を備える細胞培養装置である。
上記態様によれば、筐体内の温度のオーバーシュートを抑制し、熱に敏感な細胞に対してダメージを与えてしまうことを防止することができる。
本発明によれば、試料出し入れ時の作業性を確保しつつ、温度復帰時のオーバーシュートを防止することができるという効果を奏する。
〔第1の実施形態〕
本発明の第1の実施形態に係る細胞培養装置1について、図面を参照して以下に説明する。
図1に示すように、細胞培養装置1は、生体試料を収納し培養環境を保つために密閉構造とされた筐体101と、筐体101の内部温度を制御する温度制御ユニット(制御部)106と、筐体101と温度制御ユニット106とを接続する外部制御ユニット107とを主な構成要素として備えている。
筐体101は、筐体101の内部温度を上昇させる加熱ユニット(加熱部)105と、筐体101の内部温度を検出する温度センサ104と、筐体101の内部に試料を出し入れするために筐体101の外面に設けられた扉102と、扉102の開閉状態を検出する開閉センサ103とを有している。
温度制御ユニット106は、パラメータなどの変更や初期化を行うための信号を外部と通信する外部通信部106aと、温度センサ104により検出された温度と予め設定された設定温度との偏差に基づいてPID制御量を演算するPID制御演算部(演算部)106bと、PID制御演算部106bで用いられるPID制御パラメータおよび設定温度などを格納する不揮発メモリ106cと、積分制御の積分偏差を格納する揮発メモリ106dとを有している。
加熱ユニット105および温度センサ104は、温度制御ユニット106に接続されている。外部通信部106aは外部制御ユニット107に接続されており、外部制御ユニット107は開閉センサ103に接続されている。
温度制御ユニット106は、温度センサ104により検出された筐体101の内部温度に基づいて加熱ユニット105を制御すると共に、扉102が開状態となった場合に、揮発メモリ106dに格納された積分偏差を消去することで、積分制御の積分偏差を初期化するようになっている。
上記構成を有する細胞培養装置1の作用について以下に説明する。
細胞培養装置1の電源が投入されると、温度制御ユニット106により、温度センサ104により検出された筐体101の内部温度が読み取られる。この温度データと不揮発メモリ106cに保存されているPID制御パラメータおよび設定温度とに基づいて、PID制御演算部106bにより加熱ユニット105の出力値が決定される。温度制御ユニット106は、加熱ユニット105の出力値を制御することで、筐体101の内部温度を所定の温度に維持する。
この状態において、試料の出し入れなどのために扉102が開かれると、開閉センサ103は、扉102が開かれたことを外部制御ユニット107に通知する。外部制御ユニット107は、扉102が開状態であることを認識すると、外部通信部106aを介して揮発メモリ106dの内容を初期化する。ここで、初期化される内容は、揮発メモリ106dに格納されている少なくとも積分偏差の情報である。外部制御ユニット107は、積分偏差の情報を初期化することで、温度制御ユニット106の温度制御を停止させると共に、加熱ユニット105の出力を低下あるいはOFFにする。
そして、再び扉102が閉められると、開閉センサ103は外部制御ユニット107に扉が閉められたことを通知する。外部制御ユニット107は、扉102が閉状態であることを認識すると、外部通信部106aを介して揮発メモリ106dの初期化を解除すると共に、温度制御ユニット106の温度制御を再開させて筐体101の内部温度を所定の温度に復帰させる。
ここで、比較例として、従来の細胞培養装置における扉開閉時の温度変化を図5に示す。
図5に示すように、従来の細胞培養装置においては、試料出し入れのために開口部を開けると筐体内の温度が低下してしまう(図5のA部分)。ここで、従来の細胞培養装置は、開口部の開状態においても閉状態と同様の温度制御を行っているため、開口部の開放中には、温度制御ユニットはヒータによる加熱を行っているにも関わらず筐体内の温度が上がらないと認識をしてしまい、ヒータ出力が常に高い状態になる(図5のB部分)。この状態から扉を閉じると、扉を開いている状態において累積されたヒータ出力の積分偏差が、扉が閉じられた状態においてもそのまま適用されてしまう。その結果、筐体内を温度が急激に上昇して(図5のC部分)、温度復帰時に装置内の温度がオーバーシュートしてしまい(図5のD部分)、試料にダメージを与えてしまうという不都合があった。
これに対して、本実施形態に係る細胞培養装置1によれば、図2に示すように、扉102を開くことにより、加熱ユニット105の出力が低下あるいはOFFにされると共に、揮発メモリ106dの積分制御の積分偏差がリセットされる。これにより、扉102が開かれている状態で目標温度を達成しようとする加熱ユニット105による訂正動作が、扉102が閉じられた状態においてもそのまま適用されてしまうという不都合を防止することができる。その結果、筐体101内の温度のオーバーシュートを抑制して、試料にダメージを与えてしまうことを防止することができる。
なお、本実施形態において、揮発メモリ106dの積分制御の積分偏差をリセットするタイミングは、扉102が開状態とされた際であるとして説明したが、これに代えて、扉102が開状態から閉状態に変化した際としてもよい。
また、本実施形態の第1の変形例として、図3に示すように、外部制御ユニット107を省略して、開閉センサ103と温度制御ユニット106とを直接接続し、開閉センサ103により温度制御ユニット106の電源制御を行うこととしてもよい。
このような構成を有する細胞培養装置2によれば、扉102が開かれると開閉センサ103が温度制御ユニット106の電源を切ることで、扉102開放中の温度制御を停止することができる。これにより、装置構成をより簡易なものとすることができる。
また、本実施形態の第2の変形例として、図4に示すように、開閉センサ103を直接温度制御ユニット106に接続し、開閉センサ103が扉102の開状態を温度制御ユニット106に通知すると、温度制御ユニット106が加熱ユニット105の温度制御を停止することとしてもよい。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態に係る細胞培養装置について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る細胞培養装置が第1の実施形態と異なる点は、扉の開状態が検出されている間には、加熱ユニットの目標温度を温度センサにより検出された温度に設定する点である。以下、本実施形態の細胞培養装置4について、第1の実施形態と共通する点については説明を省略し、異なる点について主に説明する。なお、装置構成は図1に示す第1の実施形態と同様であるため、第1の実施形態と同一の符号を用いて説明する。ただし、外部制御ユニット107は温度センサ104および開閉センサ103に接続されている。
本実施形態に係る細胞培養装置4の作用について以下に説明する。
外部制御ユニット107は、開閉センサ103から扉102が開いたことが通知されると、温度センサ104より筐体101の内部温度を読み込み、温度制御ユニット106に出力する。温度制御ユニット106は、外部制御ユニット107から出力された内部温度を不揮発メモリ106cに格納して目標温度として設定し、加熱ユニット105の温度制御を行う。開閉センサ103により扉102が開状態であることが検出されている間には、上記の動作を所定の周期で繰り返す。
そして、再び扉102が閉められると、開閉センサ103は外部制御ユニット107に扉が開いたことを通知する。外部制御ユニット107は、扉102が閉状態であることを認識すると、外部通信部106aを介して不揮発メモリ106cの目標温度を、扉102を開く前の目標温度に変更し、筐体101の内部温度を復帰させる。
以上のように、本実施形態に係る細胞培養装置4によれば、開閉センサ103により扉102の開状態が検出されている間には、加熱ユニット105の目標温度が温度センサ104により検出された温度に設定される。これにより、扉102が開かれている状態で積分制御の積分偏差が累積してしまうことを防止し、扉102を閉じた際に加熱ユニット105による急激な加熱を防止することができる。その結果、筐体101内の温度がオーバーシュートして試料にダメージを与えてしまうことを防止することができる。
また、扉102の開閉状態に関わらず、温度制御ユニット106による加熱ユニット105の温度制御を継続することができるため、安定的な温度制御が可能となる。
なお、本実施形態に係る細胞培養装置4についても、前述の第1の実施形態における各変形例を適用して同様の効果を得ることも可能である。
本発明の実施形態に係る細胞培養装置の全体構成を示すブロック図である。 図1の細胞培養装置の内部温度の変化状態を説明する図である。 第1の変形例に係る細胞培養装置の全体構成を示すブロック図である。 第2の変形例に係る細胞培養装置の全体構成を示すブロック図である。 従来の細胞培養装置の内部温度の変化状態を説明する図である。
符号の説明
1,2,3,4 細胞培養装置
101 筐体
102 扉
103 開閉センサ
104 温度センサ
105 加熱ユニット
106 温度制御ユニット
106a 外部通信部
106b PID制御演算部
106c 不揮発メモリ
106d 揮発メモリ
107 外部制御ユニット

Claims (5)

  1. 試料を収納する密閉構造の筐体と、
    該筐体に設けられ、前記筐体内に試料を出し入れするための扉と、
    該扉の開閉状態を検出する開閉センサと、
    前記筐体内を加熱する加熱部と、
    前記筐体内の温度を検出する温度センサと、
    該温度センサにより検出された温度に基づいて前記加熱部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記開閉センサが、前記扉が開状態から閉状態に変化したことを検出した場合に、積分制御の積分偏差を初期化することにより温度復帰時の積分制御によるオーバーシュートを防止することを特徴とする、加熱装置を有する細胞培養装置
  2. 前記制御部は、前記開閉センサにより前記扉の開状態が検出された場合には積分制御を停止し、前記開閉センサにより前記扉の閉状態が検出された場合には積分制御を開始する請求項1に記載の細胞培養装置
  3. 前記制御部は、前記温度センサにより検出された温度と設定温度との偏差に基づいて制御量を演算する演算部と、該演算部において用いられる制御ゲインおよび設定温度を格納する不揮発メモリと、積分偏差を格納する揮発メモリとを有し、
    前記揮発メモリに格納された積分偏差を消去することで、積分制御の積分偏差を初期化する請求項1に記載の細胞培養装置
  4. 前記制御部は、前記扉の開状態を前記開閉センサにより検出した場合に、前記加熱部の制御を停止する請求項1に記載の細胞培養装置
  5. 試料を収納する密閉構造の筐体と、
    該筐体に設けられ、前記筐体内に試料を出し入れするための扉と、
    該扉の開閉状態を検出する開閉センサと、
    前記筐体内を加熱する加熱部と、
    前記筐体内の温度を検出する温度センサと、
    該温度センサにより検出された温度に基づいて前記加熱部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記開閉センサにより前記扉の開状態が検出されている間には、前記加熱部の目標温度を前記温度センサにより検出された温度に設定する細胞培養装置
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