JP5164442B2 - ストレスの改善剤 - Google Patents

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Description

本発明は、オールスパイス及び/又はクローブを有効成分として含有する家禽・家畜類のストレス(但し、ワクチンストレスを除く)の改善剤(以下、単に「ストレスの改善剤」という場合がある)、オイゲノール及び/又はβ−カリオフィレンを有効成分として含有する家禽・家畜類のストレスの改善剤、さらにビタミンB群を添加する家禽・家畜類のストレスの改善剤、及び前記ストレスの改善剤を含有する飼料に関する。
近年、ヒトや家禽・家畜においては、取り巻く環境の変化や悪化によるストレスに対応できずに、様々な症状、例えば、食欲不振、体重の減少等を呈し、その数は増加の一途をたどっている。このような事情に鑑み、ヒトや家畜・家禽等のストレス改善剤又はストレス緩和剤として、高グルタチオン含量或いはグルタチオンと酵母との混合物を含有してなる家畜、家禽のストレス緩和飼料(例えば、特許文献1参照)や、ビオチン並びにヒスチジン、アルギニン、メチオニン及びグルタミン酸からなる群から選ばれる1種または2種以上のアミノ酸を有効成分とするストレス改善剤(例えば、特許文献2参照)や、植物生薬を起源とする特定構造の化合物を有効成分とするストレス緩和用の経口投与組成物(例えば、特許文献3参照)等が知られている。さらに、キンポウゲ科に属する植物から得られるブラックコホシュを有効成分とするストレス緩和剤(例えば、特許文献4参照)や、烏薬、独活、白朮より得られた精油のいずれか1種以上等を含有するストレス緩和用組成物(例えば、特許文献5参照)や、γ−オリザノールなどのフェニールプロパノイドを有効成分とする養殖魚の酸化ストレス抑制剤(例えば、特許文献6参照)、アクティンを含有する植物抽出物(キンポウゲ科)を有効成分とするストレス緩和剤(例えば、特許文献7参照)等が知られている。
また、最近では、ハーブ類を添加した飼料が開発され、ハーブ類を含む免疫賦活剤(例えば、特許文献8参照)、ペパーミント等のハーブを給与して飼養する高機能性牛乳の生産方法(例えば、特許文献9参照)、アニス、ガーリック、コロハ、マリアアザミを豚に給与して飼育する方法(例えば、特許文献10参照)、ブラックペッパー、クローブ、ジンジャー、ガーリック及びオニオンを含有する畜肉矯臭用飼料添加剤(例えば、特許文献11参照)や、ハーブ類を有効成分とする反芻動物用発育促進剤(例えば、特許文献12参照)が知られている。
一般的に、家禽・家畜、特に採卵鶏は夏期の暑熱ストレスを受け、食下量、産卵率、日卵量が減少し、斃死率も増加するため、この防止を目的として、グルコースと重炭酸ソーダを配合した飼料を給与する方法(例えば、特許文献13参照)が知られている。また、家禽・家畜、特に鶏の飼育において避けることのできない移動によるストレス、並びにその移動に伴う総合ビタミン剤の投与がニューカッスル病ワクチンにどのように影響するかについての報告(例えば、非特許文献1参照)がされている。さらに、家禽・家畜、特に採卵鶏はケージ当りの収容密度を上げて鶏舎当りの生産性を高める飼育方法があるが、高い収容密度による個体間の相互苦痛(密飼ストレス)による生産性の低下、産卵率の低下、斃死率の増加が見られ、この防止の目的として、トリプトファンを増量した飼料給与による成績改善効果についての報告がされている(例えば、非特許文献2参照)。一方、家禽・家畜、特に採卵鶏は、大雛後期に光線刺激により卵巣から分泌される性ホルモンの影響により成鶏へと体が著しく発達していく、その過程で生理的(例えば、鶏冠の発達、卵巣・卵管の発達、腹腔内脂肪の蓄積、骨髄骨形成、産卵など)ストレスが発生する。また、産卵率の急激な上昇、卵重の増加、体重の増加を少ない飼料摂取量で補うため、栄養的過不足による生産性の低下、免疫力の低下による疾病の問題等がある。
特開平9−262061号公報 特開2000−319177号公報 特開2003−321369号公報 特開2004−196750号公報 特開2004−284974号公報 特開2005−29553号公報 特開2005−104877号公報 特開2002−370993号公報 特開2002−78455号公報 特開2003−88302号公報 特開2004−135686号公報 特開2004−236552号公報 特許第2916880号公報 相馬文彦・浜口充・小林正樹・浅見清 埼玉県養鶏試験場研究報告Vol.18,p55−64(1984) Laycock, S.D. & Bell, S.O. 「Can.J.Vet.Res 」(1990),54, 291-295
本発明の課題は、家禽・家畜等のストレスを改善するため、特に家禽類のストレスを改善するためのストレスの改善剤やストレスの改善剤を含有する飼料を提供することにある。
家禽・家畜において、飼育環境、飼育密度、輸送及び移動、捕獲及び拘束、絶食・絶水などは、大きなストレスとなり食下量の減少、体重の減少及び停滞、増体重の減少及び停滞、減耗率の増加、生産量の低下、産卵率の低下、卵重の低下等の生産性に大きな影響を及ぼしている。本発明者らは、家禽・家畜類への各種ストレスをできるだけ小さくし、かつ安全なストレスの改善剤を多数の植物又は植物由来の種、果実、精油成分等について鋭意、検討したところ、オイゲノールやβ−カリオフィレン、又はこれらを含有する植物であるオールスパイスやクローブを単独又は組み合わせて用いることにより家禽・家畜類のストレス(但し、ワクチンストレスを除く)を顕著に減少させることを見い出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、(1)オールスパイス及び/又はクローブを有効成分として含有し、前記オールスパイス又は前記クローブが飼料質量に対して0.025〜0.2質量%となるように添加されて用いられることを特徴とする家禽類のストレス(但し、ワクチンストレスを除く)の改善剤や、(2)オイゲノール及び/又はβ−カリオフィレンを有効成分として含有し、前記オイゲノールが飼料質量に対して0.0006〜0.0175質量%又は前記β−カリオフィレンが飼料質量に対して0.0002〜0.00375質量%となるように添加されて用いられることを特徴とする家禽類のストレス(但し、ワクチンストレスを除く)の改善剤や、(3)さらに、ビタミンB群を含有することを特徴とする前記(1)又は(2)記載の家禽類のストレス(但し、ワクチンストレスを除く)の改善剤に関する。
本発明によれば、家禽・家畜類への各種ストレス(但し、ワクチンストレスを除く)による、食欲不振、体重の減少、産卵率の低下等の症状に対し極めて有効に作用し、発育、増体重等の生産成績の改善に顕著な効果を奏することができる。
本発明の家禽・家畜類のストレス(但し、ワクチンストレスを除く)の改善剤としては、オールスパイス及び/又はクローブを有効成分として含有するもの、あるいはオイゲノール及び/又はβ−カリオフィレンを有効成分として含有するものであれば特に制限されないが、さらにビタミンB群を含有させることにより、ストレスの改善効果を増強させることができる。また、本発明において、家禽・家畜類としては、鶏(採卵鶏、ブロイラーの両方が望ましいが、好ましくは採卵鶏)、七面鳥、アヒル、ウズラ、カモ、キジ、ダチョウ、ガチョウ等の家禽類や、豚、牛、馬、ヤギ、鹿、ウサギ、ミンク、羊、山羊等の家畜類を挙げることができるが、本発明の家禽・家畜類のストレスの改善剤は、鶏のストレスの改善に特に有利に用いることができる。
上記オイゲノール(4−アリル−2−メトキシフェノール、C1212)は多数の精油の構成成分であって、例えば、クローブ精油(チョウジ精油)、オールスパイス精油中のオイゲノールの含有量はそれぞれ70〜90%、50〜90%である。オイゲノールは従来バニリン製造の原料として用いられ、香料、化粧料として、或いは胃潰瘍、十二指腸潰瘍の治療に用いられる成分であり、抗菌性を示す化合物である。また、上記β−カリオフィレンは、セスキテルペン炭化水素の一つであり、クローブのつぼみ及び花の精油から単離される。これらオイゲノールやβ−カリオフィレンの代わりに、これら成分を含有するオールスパイスやクローブも用いることができる。
上記オールスパイスは、フトモモ科に属し、原産地は西インド諸島であり、ジャマイカ、メキシコ、ハイチ、キューバ、グアテマラにおいて生育されており、利用部位は未熟な果実の部分である。香り成分としての精油分を3〜5%含み、その主成分はオイゲノールで、精油中の50〜90%を占め、そのほか、シネオール、メチルオイゲノール、L−フェランド、β−カリオフィレンなどの香気成分を含んでいる。オールスパイスは、耐寒落葉潅木で、木丈は6〜9mで、例えば、その未熟で緑色の果実を摘み取り、天日乾燥して得られる。この乾燥したオールスパイスの果実を、原形のまま、或いはそれを粉末にしたものを用いることができる。またクローブはフトモモ科に属し原産地はモルッカ諸島であり、ザンジバル、マダガスカル、モルッカ、ペナン等で成育されている。クローブの利用部位は主に開花直前の蕾あるいは葉である。香り成分としての精油の含量は16〜23%で、その内の主成分はオイゲノールであり、70〜90%と大半を占め、その他の成分としては、酢酸オイゲノール、β−カリオフィレンなどのほかケトン、アルコール類及びバニリンを含んでいる。クローブの木は、熱帯、亜熱帯地方の海洋性気候地域で4〜7mに成長する常緑樹で、例えば、その蕾が開花する直前に、萼と共に淡いピンク色を帯びはじめる頃摘み取り、日陰に干して乾燥する。この濃褐色の乾燥したクローブの蕾或いは乾燥した葉を、原形のまま、或いはそれを粉末にしたものを用いることができる。
上記ビタミンB群としては、ビタミンB、ビタミンB、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB、ビタミンB12を具体的に挙げることができ、これらはその誘導体をも含め、1種単独又は2種以上を併用することができる。その他、必要に応じて、ビオチン、コリン、イノシトール、葉酸、パラアミノ安息香酸等をビタミンB群と併用することができる。
ビタミンBはチアミンとも呼ばれ、チアミン(塩酸チアミン、硝酸チアミン)、硝酸ビスチアミン、チアミンジセチル硫酸エステル塩、塩酸フルスルチアミン、オクトチアミン、ベンフォチアミン等を例示することができ、ビタミンBの飼料添加物としては塩酸チアミン及び硝酸チアミンが認められている。ビタミンBはリボフラビンとも呼ばれ、リボフラビン、リン酸リボフラビンナトリウム、酪酸リボフラビンエステル等を例示することができ、ビタミンBの飼料添加物としてはリボフラビン及びリボフラビン酪酸エステルが認められている。ナイアシンは、ニコチン酸、ニコチン酸アミドを例示することができ、これらはいずれも飼料添加物として認められている。パントテン酸は、パントテン酸カルシウム、パントテン酸ナトリウム等を例示することができ、飼料添加物としてD−パントテン酸カルシウム及びDL−パントテン酸カルシウムが認められている。ビタミンBはピリドキシンとも呼ばれ、ピリドキシン(塩酸ピリドキシン)、ピリドキサール(リン酸ピリドキサール)、ピリドキサミン等を例示することができ、飼料添加物として塩酸ピリドキシンが認められている。ビタミンB12はコバラミンとも呼ばれ、シアノコバラミン、塩酸ヒドロキソコバラミン、酢酸ヒドロキソコバラミン等を例示することができる。
本発明の家禽・家畜類のストレス(但し、ワクチンストレスを除く)の改善用飼料としては、上記本発明の家禽・家畜類のストレスの改善剤、すなわちオールスパイス、クローブ、オイゲノール、β−カリオフィレン又はそれらの混合物を含有する飼料であれば特に制限されるものではなく、オールスパイス、クローブ、オイゲノール、β−カリオフィレン又はそれらの混合物が飼料又はその原料に配合されている形態や飼料と併用される形態も、本発明の家禽・家畜類のストレスの改善用飼料に含まれる。さらに、ビタミンB群を含有させることにより、ストレスの改善効果を増強させることができる。また、ここでストレスの改善用とは、飼料の包装袋や添付説明書にストレスの改善に有用であることが表示・説明・宣伝されているものをいう。
本発明の家禽・家畜類のストレスの改善用飼料としては、飼料質量に対して、オールスパイスが0.02〜0.5質量%配合されていることが好ましく、0.05〜0.2質量%配合されていることがより好ましい。また、クローブを0.005〜0.5質量%配合されていることが好ましく、0.01〜0.2質量%配合されていることがより好ましい。
また、本発明の家禽・家畜類のストレスの改善用飼料としては、飼料質量に対し、オイゲノールが0.0006〜0.0175質量%配合されていることが好ましく、0.0015〜0.007質量%配合されていることがより好ましい。また、飼料質量に対して、β−カリオフィレンが0.0002〜0.00375質量%配合されていることが好ましく、0.005〜0.0015質量%配合されていることがより好ましい。さらに、オイゲノール:β−カリオフィレンが、98:2〜60:40の質量比で配合されていることがより効果的である。
本発明において、ストレスの改善剤を飼料に配合して用いる場合、飼料は家禽・家畜の飼料として一般に使用されるものであればいずれでもよい。そのような飼料は、通常、とうもろこし、ふすま、米、麦、綿実粕、マイロ、大豆粕、ゴマ粕、魚粉、脱脂米糠、コーンスティープリカー、コーングルテンフィード、コーンジャームミール、動植物油脂、なたね油粕、海藻粉末、アルファルファ、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、塩化ナトリウム、上記ビタミンB群の外に各種ビタミン剤(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)、無機塩(硫酸マグネシウム、硫酸鉄、硫酸銅、硫酸亜鉛、ヨウ化カリウム、硫酸コバルト)等の一部又は全部を混合して調製される。
本発明の家禽・家畜類のストレス(但し、ワクチンストレスを除く)の改善方法としては、本発明の家禽・家畜類のストレスの改善剤を家禽・家畜類に投与する方法であればどのような方法であってもよく、投与方法としては経口投与が好ましい。また、投与量は有効成分の種類やストレスの種類、家禽・家畜類の種類によって異なるため特に限定されず、投与時期についても限定されるものではないが、少なくともストレスのかかる前に投与することが好ましい。
上記ストレスとしては、家禽・家畜類の種類、発育に伴う生理的反応や季節、気候により種々ストレスが挙げられるが、特に限定されるものではない。例えば、鶏のストレスとして、気温ストレス、暑熱ストレス、寒冷ストレス、産卵開始ストレス、光線ストレス、密飼ストレス、移動ストレス、絶食ストレス、絶水ストレス、強制換羽ストレス、断嘴ストレス、孵卵期ストレス等のストレスを挙げることができ、豚のストレスとして、気温ストレス、暑熱ストレス、寒冷ストレス、拘束ストレス、分娩ストレス、早期離乳ストレス等のストレスを挙げることができ、牛のストレスとして、気温ストレス、気象ストレス(気圧ストレス)、暑熱ストレス、寒冷ストレス、輸送ストレス、出荷ストレス、分娩ストレス、絶食ストレス、制限給餌ストレス、去勢ストレス、騒音ストレス、除角ストレス、捕獲ストレス等のストレスを挙げることができるが、ストレスとして鶏の暑熱ストレス、産卵開始ストレス、移動ストレスを好適に例示することができる。
以下、実施例により具体的に説明するが、本発明の技術範囲はこれらの例示に限定されるものではない。なお、家禽・家畜のストレス、特に鶏のストレスとしては、暑熱ストレス、産卵開始ストレス、移動ストレスなどが挙げられ、これらのストレスは、鶏の生産性に大きな影響を及ぼすことから、実施例では、暑熱ストレス、産卵開始ストレス、移動ストレスを例示した。
ジュリア鶏の鶏60羽(10羽×3種類×2反復)(日令7〜28日令)を3区に分けて供試した。第1区を常温対照区とし、第2区を暑熱対照区とし、第3区を試験区とした。第1区には、表1に示す基礎飼料(幼雛用飼料)を21日間給餌して常温(25〜30℃)で飼育し、第2区には試験1日目から7日間は常温で飼育し、8日目から21日目の14日間は暑熱条件(30〜35℃)で飼育し、基礎飼料を21日間給餌した。第3区も第2区と同様の飼育条件とし、試験飼料(基礎飼料+クローブ)を21日間給餌して、増体重、食下量、要求率(飼料要求率;期間累計相対比)を求めた。その結果を表2に示す。
(区分)
第1区:常温 基礎飼料(常温対照区)
第2区:暑熱条件 基礎飼料(暑熱対照区)
第3区:暑熱条件 基礎飼料+クローブ0.20質量%
表2に示すように、常温対照区である第1区と暑熱対照区の第2区を対比すると、第2区では暑熱ストレスにより増体重は16%減少し、食下量は23%低下していることがわかった。暑熱条件の本発明の第3区(基礎飼料+クローブ0.20質量%)では、第2区(基礎飼料のみ)と比べて増体重は8%、食下量は10%増加していることがわかった。以上のように、クローブを添加した本発明の飼料は、暑熱ストレスによる増体重の減少、食下量の低下を、クローブ無添加の飼料に比して改善できることがわかった。
ジュリア鶏の鶏60羽(10羽×3種類×2反復)(日令11〜25日令)を3区に分けて供試した。第1区を常温対照区とし、第2区を暑熱対照区とし、第3区を試験区とした。第1区には、表1に示す基礎飼料(幼雛用飼料)を14日間給餌して常温(25〜30℃)で飼育し、第2区には基礎飼料を14日間給餌して暑熱条件(30〜35℃)で飼育し、第3区には試験飼料(基礎飼料+オールスパイス)を14日間給餌して暑熱条件で飼育して、増体重、食下量、要求率(期間累計相対比)を求めた。その結果を表3に示す。
(区分)
第1区:常温 基礎飼料(常温対照区)
第2区:暑熱条件 基礎飼料(暑熱対照区)
第3区:暑熱条件 基礎飼料+オールスパイス0.20質量%
表3に示すように、常温対照区である第1区と暑熱対照区の第2区を対比すると、第2区では暑熱ストレスにより増体重は8%減少し、食下量は8%低下していることがわかった。そして、暑熱条件の本発明の第3区(基礎飼料+オールスパイス0.20質量%)では、第2区(基礎飼料のみ)と比べて増体重は4%、要求率は4%改善していることがわかった。以上のように、オールスパイスを添加した本発明の飼料は、暑熱ストレスによる増体重の減少、要求率の悪化を、オールスパイス無添加の飼料に比して改善できることがわかった。
ジュリア鶏の鶏60羽(10羽×3種類×2反復)(日令84〜98日令)を3区に分けて供試した。第1区を暑熱対照区とし、第2区と第3区を試験区とした。第1区には、試験1日目から7日間は常温(25〜30℃)で飼育し、8日目から14日目の7日間は暑熱条件(30〜35℃)で飼育し、表4に示す基礎飼料(大雛用飼料)を14日間給餌して暑熱条件で飼育した。試験区の第2区及び第3区には、試験1日目から7日間は常温で飼育し、8日目から14日目の7日間は暑熱条件で飼育し、試験飼料(基礎飼料+クローブ0.05質量%、基礎飼料+クローブ0.20質量%)を14日間給餌して、増体重、食下量、要求率(期間累計相対比)を求めた。その結果を表5に示す。
(区分)
第1区:暑熱条件 基礎飼料(暑熱対照区)
第2区:暑熱条件 基礎飼料+クローブ0.05質量%
第3区:暑熱条件 基礎飼料+クローブ0.20質量%
表5に示すように、いずれも暑熱条件の第1区と第2区及び第3区を対比すると、第1区(基礎飼料のみ)と比べて、第2区(基礎飼料+クローブ0.05質量%)では増体重は61%、要求率は37%改善し、第3区(基礎飼料+クローブ0.20質量%)では増体重は73%、食下量は4%、要求率は40%改善していることがわかった。以上のように、クローブを添加した本発明の第2区及び第3区は、暑熱ストレスによる増体重の減少、食下量の低下、要求率の悪化を、基礎飼料のみの第1区に比して改善でき、かつクローブ含量が多い第3区においてより良好な改善が認められた。
ジュリア鶏の鶏100羽(25羽×2種類×2反復)(日令148〜175日令)を2区に分けて供試した。第1区を対照区とし、第2区を試験区とした。第1区には表6に示す基礎飼料(成鶏用飼料)を28日間給餌し、第2区には、試験飼料(基礎飼料+ビタミンB群0.02質量%+オールスパイス0.05質量%)を28日間給餌して、産卵率、卵重、日卵量、食下量、要求率、期間増体重(4週間平均及び累計)を求めた。その結果を表7に示す。
(区分)
第1区:基礎飼料(対照区)
第2区:基礎飼料+ビタミンB群0.02質量%+オールスパイス0.05質量%
表7に示すように、第1区(基礎飼料)と第2区(基礎飼料+ビタミンB群0.02質量%+オールスパイス0.05質量%)を対比すると、本発明の第2区は、産卵率3%、卵重1%、日卵量4%、要求率4%、増体重121%の改善がなされていることがわかった。以上のように、本発明によると、産卵開始ストレスによる成績低下が改善できることがわかった。
ジュリア鶏の鶏100羽(25羽×2種類×2反復)(日令148〜203日令)を2区に分けて供試した。第1区を対照区とし、第2区を試験区とした。第1区には表6に示す基礎飼料(成鶏用飼料)を56日間給餌し、第2区には試験飼料(基礎飼料+ビタミンB群0.02質量%+オールスパイス0.05質量%)を56日間給餌した。産卵率、卵重、日卵量、食下量、要求率、期間増体重(8週間平均及び累計)を測定した。その結果を表8に示す。
(区分)
第1区:基礎飼料(対照区)
第2区:基礎飼料+ビタミンB群0.02質量%+オールスパイス0.05質量%
表8に示すように、第1区(基礎飼料)と第2区(基礎飼料+ビタミンB群0.02質量%+オールスパイス0.05質量%)を対比すると、本発明の第2区は、第1区に比べて、産卵率3%、卵重4%、日卵量7%、食下量1%、要求率5%、増体重49%改善されていることがわかった。以上のように、本発明によると、産卵開始ストレスによる成績低下が改善できることがわかった。
ジュリア鶏の鶏100羽(25羽×2種類×2反復)(日令155〜210日令)を2区に分けて供試した。第1区を対照区とし、第2区を試験区とした。第1区には表6に示す基礎飼料(成鶏用飼料)を56日間給餌し、第2区には試験飼料(基礎飼料+ビタミンB群0.02質量%+オールスパイス0.025質量%+クローブ0.025質量%)を56日間給餌した。産卵率、卵重、日卵量、食下量、要求率、増体重(8週間平均及び累計)を測定した。その結果を表9に示す。
(区分)
第1区:基礎飼料(対照区)
第2区:基礎飼料+ビタミンB群0.02質量%+オールスパイス0.025質量%+クローブ0.025質量%
表9に示すように、第1区(基礎飼料)と第2区(基礎飼料+ビタミンB群0.02質量%+オールスパイス0.025質量%+クローブ0.025質量%)を対比すると、本発明の第2区は、卵重2%、日卵量2%、食下量2%、要求率1%、増体重21%の改善がなされていることがわかった。以上のように、本発明によると、産卵開始ストレスによる成績低下を改善できることがわかった。
移動ストレス(移動距離220Km、拘束及び絶水時間:10時間、絶食時間:24時間)を受けた、ジュリア鶏40羽(10羽×2種類×2反復)(日令105〜112日令)を2区に分けて供試した。第1区を対照区とし、第2区を試験区とした。第1区には表10に示す基礎飼料(大雛用飼料)を7日間給餌し、第2区には試験飼料(基礎飼料+オールスパイス0.05質量%)を7日間給餌した。増体重、食下量、要求率を測定した。その結果を表11に示す。
(区分)
第1区:基礎飼料(対照区)
第2区:基礎飼料+オールスパイス0.05質量%
表11の示す第1区と第2区を対比すると、第1区(基礎飼料のみ)と比べて、第2区(基礎飼料+オールスパイス0.05質量%)では、増体重6%、食下量1%、要求率4%改善していることがわかった。以上のようにオールスパイス、ビタミンB群を添加している本発明の第2区は、移動ストレス(移動、拘束、絶水、絶食)による増体重の減少、食下量の低下、要求率の悪化を基礎飼料のみの第1区に比して改善できることがわかった。
移動ストレス(移動距離220Km、拘束及び絶水時間:10時間、絶食時間:24時間)を受けた、ジュリア鶏80羽(10羽×4種類×2反復)(日令105〜112日令)を4区に分けて供試した。第1区を対照区とし、第2区、第3区及び第4区を試験区とした。第1区には表10に示す基礎飼料(大雛用飼料)を7日間給餌し、第2区には試験飼料(基礎飼料+クローブ0.05質量%)を7日間給餌し、第3区には試験飼料(基礎飼料+クローブ0.05質量%+ビタミンB群0.02質量%)を7日間給餌し、第4区には試験飼料(基礎飼料+クローブ0.025質量%+オールスパイス0.025質量%+ビタミンB群0.02質量%)を7日間給餌した。増体重、食下量、要求率を測定した。その結果を表12に示す。
(区分)
第1区:基礎飼料(対照)
第2区:基礎飼料+クローブ0.05質量%
第3区:基礎飼料+クローブ0.05質量%+ビタミンB群0.02質量%
第4区:基礎飼料+オールスパイス0.025質量%+クローブ0.025質量%+ビタミンB群0.02質量%
表12の示す第1区と第2区、第3区及び第4区を対比すると、第1区(基礎飼料のみ)と比べて、第2区(基礎飼料+クローブ0.05質量%)では、増体重7%、要求率7%改善し、第3区(基礎飼料+クローブ0.05質量%+ビタミンB群0.02質量%)では、増体重1%、要求率1%改善し、第4区(基礎飼料+クローブ0.025質量%+オールスパイス0.025質量%+ビタミンB群0.02質量%)では、増体重3%、要求率2%改善していることがわかった。以上のようにクローブ、オールスパイス、ビタミンB群を単体及び組合せて添加している本発明の第2区、第3区及び第4区は、移動ストレス(移動、拘束、絶水、絶食)による増体重の減少、要求率の悪化を基礎飼料のみの第1区に比して改善できることがわかった。
移動ストレス(移動距離220Km、拘束及び絶水時間:22時間、絶食時間:24時間)を受けた、ジュリア鶏100羽(10羽×5種類×2反復)(日令111〜118日令)を5区に分けて供試した。第1区を対照区とし、第2区、第3区、第4区及び第5区を試験区とした。第1区には表10に示す基礎飼料(大雛用飼料)を7日間給餌し、第2区には試験飼料(基礎飼料+クローブ0.025質量%)を7日間給餌し、第3区には試験飼料(基礎飼料+クローブ0.05質量%)を7日間給餌し、第4区には試験飼料(基礎飼料+クローブ0.05質量%+ビタミンB群0.02質量%)を7日間給餌し、第5区には試験飼料(基礎飼料+クローブ0.025質量%+オールスパイス0.025質量%+ビタミンB群0.02質量%)を7日間給餌した。増体重、食下量、要求率を測定した。その結果を表13に示す。
(区分)
第1区:基礎飼料(対照区)
第2区:基礎飼料+クローブ0.025質量%
第3区:基礎飼料+クローブ0.050質量%
第4区:基礎飼料+クローブ0.050質量%+ビタミンB群0.02質量%
第5区:基礎飼料+オールスパイス0.025質量%+クローブ0.025質量%+ビタミンB群0.02質量%
表13の示す第1区と第2区、第3区、第4区及び第5区を対比すると、第1区(基礎飼料のみ)と比べて、第2区(基礎飼料+クローブ0.025質量%)では、増体重11%、食下量2%、要求率8%改善し、第3区(基礎飼料+クローブ0.05質量%)では、増体重16%、食下量5%、要求率9%改善し、第4区(基礎飼料+クローブ0.05%+ビタミンB群0.02質量%)では、増体重5%、要求率5%改善し、第5区(基礎飼料+クローブ0.025質量%+オールスパイス0.025質量%+ビタミンB群0.02質量%)では、増体重13%、食下量7%、要求率6%改善していることがわかった。以上のようにクローブ、オールスパイス、ビタミンB群を単体及び組合せて添加している本発明の第2区、第3区、第4区及び第5区は、移動ストレス(移動、拘束、絶水、絶食)による増体重の減少、食下量の低下、要求率の悪化を基礎飼料のみの第1区に比して改善できることがわかった。
孵化日当日に飼料を与えずに1日間絶食したチャンキー種の雄鶏120羽(10羽×6種類×2反復)(日令O〜14日令)を6区に分けて供試した。第1区を対照区とし、第2区、第3区、第4区、第5区及び第6区を試験区とした。第1区には表14に示す基礎飼料(ブロイラー前期用飼料)を1日目から14日目まで給餌し、第2区には試験飼料(基礎飼料+β−カリオフィレン0.003質量%)を1日目から7日目まで給餌した後、基礎飼料を8日目から14日目まで給餌し、第3区には試験飼料(基礎飼料+オイゲノール0.01質量%)を1日目から7日目まで給餌した後、基礎飼料を8日目から14日目まで給餌し、第4区には試験飼料(基礎飼料+オイゲノ−ル0.01質量%+β−カリオフィレン0.003質量%)を1日目から7日目まで給餌した後、基礎飼料を8日目から14日目まで給餌し、第5区には試験飼料(基礎飼料+β−カリオフィレン0.003質量%+ビタミンB群0.02質量%)を1日目から7日目まで給餌し、基礎飼料を8日目から14日目まで給餌し、第6区には試験飼料(基礎飼料+オイゲノール0.01質量%+ビタミンB群0.02質量%)を1日目から7日目まで給餌した後、基礎飼料を8日目から14日目まで給餌した。増体重、食下量、要求率を測定した。その結果を表15に示す。
(区分)
第1区:対照区(基礎飼料)
第2区:基礎飼料+β−カリオフィレン0.003質量%
第3区:基礎飼料+オイゲノール0.01質量%
第4区:基礎飼料+オイゲノール0.01質量%+β−カリオフィレン0.003質量%
第5区:基礎飼料+β−カリオフィレン0.003質量%+ビタミンB群0.02質量%
第6区:基礎飼料+オイゲノール0.01質量%+ビタミンB群0.02質量%
表15の示す第1区と第2区、第3区、第4区、第5区及び第6区を対比すると、第1区(基礎飼料のみ)と比べて、第2区(基礎飼料+β−カリオフィレン0.003質量%)では、増体重7%、要求率11%改善し、第3区(基礎飼料+オイゲノール0.01質量%)では、増体重4%、要求率4%改善し、第4区(基礎飼料+オイゲノール0.01質量%+β−カリオフィレン0.003質量%)では、増体重4%、要求率7%改善し、第5区(基礎飼料+β−カリオフィレン0.003質量%+ビタミンB群0.02質量%)では、増体重6%、要求率10%改善し、第6区(基礎飼料+オイゲノール0.01質量%+ビタミンB群0.02質量%)では、増体重10%、要求率11%改善していることがわかった。以上のようにオイゲノール、β−カリオフィレン、ビタミンB群を単体及び組合せて添加している本発明の第2区、第3区、第4区、第5区及び第6区は、絶食ストレスによる増体重の減少、要求率の悪化を基礎飼料のみの第1区に比して改善できることがわかった。

Claims (3)

  1. オールスパイス及び/又はクローブを有効成分として含有し、前記オールスパイス又は前記クローブが飼料質量に対して0.025〜0.2質量%となるように添加されて用いられることを特徴とする家禽類のストレス(但し、ワクチンストレスを除く)の改善剤。
  2. オイゲノール及び/又はβ−カリオフィレンを有効成分として含有し、前記オイゲノールが飼料質量に対して0.0006〜0.0175質量%又は前記β−カリオフィレンが飼料質量に対して0.0002〜0.00375質量%となるように添加されて用いられることを特徴とする家禽類のストレス(但し、ワクチンストレスを除く)の改善剤。
  3. さらに、ビタミンB群を含有することを特徴とする請求項1又は2記載の家禽類のストレス(但し、ワクチンストレスを除く)の改善剤。
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