JP5162988B2 - 無線icデバイス及びその製造方法 - Google Patents
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送受信信号を処理する無線ICチップと、
インダクタンス素子を含み、該インダクタンス素子が前記無線ICチップと接続されている給電回路基板と、
前記インダクタンス素子と結合するように配置された放射板と、
前記放射板を設けた包装材と、
を備え、
前記無線ICチップを前記給電回路基板上に搭載してモジュールを構成し、
前記モジュールが前記包装材の主面に該主面よりも内側に押し込まれた状態で実装され、
前記給電回路基板の表面に外部電極が形成され、該外部電極は前記放射板と電気的に接続されていること、
を特徴とする。
第2の形態である無線ICデバイスは、
送受信信号を処理する無線ICチップと、
インダクタンス素子を含み、該インダクタンス素子が前記無線ICチップと接続されている給電回路基板と、
前記インダクタンス素子と結合するように配置された放射板と、
前記放射板を設けた包装材と、
を備え、
前記無線ICチップを前記給電回路基板上に搭載してモジュールを構成し、
前記モジュールが前記包装材の主面に該主面よりも内側に押し込まれた状態で実装され、
前記給電回路基板は多層基板で構成されていること、
を特徴とする。
第3の形態である無線ICデバイスは、
送受信信号を処理する無線ICチップと、
インダクタンス素子を含み、該インダクタンス素子が前記無線ICチップと接続されている給電回路基板と、
前記インダクタンス素子と結合するように配置された放射板と、
前記放射板を設けた包装材と、
を備え、
前記無線ICチップを前記給電回路基板上に搭載してモジュールを構成し、
前記モジュールが前記包装材の主面に該主面よりも内側に押し込まれた状態で実装され、
前記モジュールはその実装面が前記包装材の主面側を向くように配置され、
前記放射板は前記包装材の主面上に前記モジュールの実装面を覆うように配置されていること、
を特徴とする。
第4の形態である無線ICデバイスは、
送受信信号を処理する無線ICチップと、
インダクタンス素子を含み、該インダクタンス素子が前記無線ICチップと接続されている給電回路基板と、
前記インダクタンス素子と結合するように配置された放射板と、
前記放射板を設けた包装材と、
を備え、
前記無線ICチップを前記給電回路基板上に搭載してモジュールを構成し、
前記モジュールが前記包装材の主面に該主面よりも内側に押し込まれた状態で実装され、
前記給電回路基板に共振回路及び/又は整合回路を備え、
複数の前記放射板が所定の間隔を保持して配置され、
前記共振回路及び/又は前記整合回路が複数の前記放射板と電磁界結合するように配置されていること、
を特徴とする。
主面上に放射板を形成した包装材を用意する工程と、
インダクタンス素子を有する共振回路及び/又は整合回路を含む給電回路基板上に、送受信信号を処理する無線ICチップを該共振回路及び/又は該整合回路と接続状態で搭載し、モジュールを構成する工程と、
前記モジュールを前記共振回路及び/又は前記整合回路が前記放射板と電磁界結合するように実装する工程と、
を備え、
前記実装工程において、押込み器具を用いて前記モジュールをその主面が前記包装材の主面よりも内側に位置するように押し込むこと、
を特徴とする。
インダクタンス素子を有する共振回路及び/又は整合回路を含む給電回路基板上に、送受信信号を処理する無線ICチップを該共振回路及び/又は該整合回路と接続状態で搭載し、モジュールを構成する工程と、
前記モジュールを包装材の所定位置に実装する工程と、
放射板を前記共振回路及び/又は前記整合回路と電磁界結合するように前記包装材の主面上に形成する工程と、
を備え、
前記実装工程において、前記モジュールをその実装面が前記包装材の主面よりも内側に位置するように押し込むこと、
を特徴とする。
まず、本発明に係る無線ICデバイスを構成する電磁結合モジュールについて図1及び図2を参照して説明する。この電磁結合モジュール1は図1(A),(B),(C)に示すように、所定周波数の送受信信号を処理する無線ICチップ5と、該無線ICチップ5を搭載した給電回路基板10とからなる。
図3に本発明に係る無線ICデバイスの第1実施例を示す。この無線ICデバイスは、ダンボールなどの包装材50の表面(主面とも称する)に放射板21a,21bが導電性ペーストの塗布などによって設けられており、前記電磁結合モジュール1はその裏面(実装面とも称する)を包装材50に向けて包装材50の表面に押し込まれた状態で実装されている。この実装状態において、電磁結合モジュール1は無線ICチップ5の表面(電磁結合モジュールの主面とも称する)が包装材50の表面よりも内側に押し込まれている。
(1)表面上に放射板21a,21bを形成した包装材50を用意する工程。
(2)給電回路基板10上に、無線ICチップ5を基板10に内蔵されている共振回路と電気的に導通状態で搭載し、電磁結合モジュール1を構成する工程。
(3)電磁結合モジュール1を共振回路が放射板21a,21bと電磁界結合するように実装する工程。
図9に本発明に係る無線ICデバイスの第1実施例を示す。この無線ICデバイスは、給電回路基板10の裏面(実装面)が包装材50の表面側を向くように配置され、包装材の表面に設けた放射板21a,21bの端部が給電回路基板10の裏面(実装面)に接合されている。他の構成は前記第1実施例と同様であり、作用効果も同様である。特に本第2実施例では、電磁結合モジュール1が放射板21a,21bにて覆われているので、電磁結合モジュール1の耐衝撃性がより向上する。また、包装材50の表面が平坦性を維持できる。
(1)給電回路基板10上に、無線ICチップ5を基板10に内蔵されている共振回路と電気的に導通状態で搭載し、電磁結合モジュール1を構成する工程。
(2)電磁結合モジュール1を包装材50の所定位置に実装する工程。
(3)放射板21a,21bを給電回路基板10の共振回路と電磁界結合するように包装材50の表面上に形成する工程。
給電回路基板10に内蔵された共振回路の一例を図10に示す。この給電回路基板10は、誘電体からなるセラミックシート11A〜11Hを積層、圧着、焼成したもので、シート11Aには接続用電極12a,12bと電極12c,12dとビアホール導体13a,13bが形成され、シート11Bにはキャパシタ電極18aと導体パターン15a,15bとビアホール導体13c〜13eが形成され、シート11Cにはキャパシタ電極18bとビアホール導体13d〜13fが形成されている。さらに、シート11Dには導体パターン16a,16bとビアホール導体13e,13f,14a,14b,14dが形成され、シート11Eには導体パターン16a,16bとビアホール導体13e,13f,14a,14c,14eが形成され、シート11Fにはキャパシタ電極17と導体パターン16a,16bとビアホール導体13e,13f,14f,14gが形成され、シート11Gには導体パターン16a,16bとビアホール導体13e,13f,14f,14gが形成され、シート11Hには導体パターン16a,16bとビアホール導体13fが形成されている。
なお、本発明に係る無線ICデバイス及びその製造方法は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
5…無線ICチップ
10…給電回路基板
19a,19b…外部電極
21a,21b…放射板
23…保護膜
50…包装材
61,62,63…押込み器具
L1,L2…インダクタンス素子
C1,C2…キャパシタンス素子
Claims (13)
- 送受信信号を処理する無線ICチップと、
インダクタンス素子を含み、該インダクタンス素子が前記無線ICチップと接続されている給電回路基板と、
前記インダクタンス素子と結合するように配置された放射板と、
前記放射板を設けた包装材と、
を備え、
前記無線ICチップを前記給電回路基板上に搭載してモジュールを構成し、
前記モジュールが前記包装材の主面に該主面よりも内側に押し込まれた状態で実装され、
前記給電回路基板の表面に外部電極が形成され、該外部電極は前記放射板と電気的に接続されていること、
を特徴とする無線ICデバイス。 - 送受信信号を処理する無線ICチップと、
インダクタンス素子を含み、該インダクタンス素子が前記無線ICチップと接続されている給電回路基板と、
前記インダクタンス素子と結合するように配置された放射板と、
前記放射板を設けた包装材と、
を備え、
前記無線ICチップを前記給電回路基板上に搭載してモジュールを構成し、
前記モジュールが前記包装材の主面に該主面よりも内側に押し込まれた状態で実装され、
前記給電回路基板は多層基板で構成されていること、
を特徴とする無線ICデバイス。 - 前記給電回路基板に共振回路を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無線ICデバイス。
- 前記給電回路基板に整合回路を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の無線ICデバイス。
- 前記放射板はその一部分が前記モジュールの実装面と前記包装材の主面との間に介在されるように配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の無線ICデバイス。
- 送受信信号を処理する無線ICチップと、
インダクタンス素子を含み、該インダクタンス素子が前記無線ICチップと接続されている給電回路基板と、
前記インダクタンス素子と結合するように配置された放射板と、
前記放射板を設けた包装材と、
を備え、
前記無線ICチップを前記給電回路基板上に搭載してモジュールを構成し、
前記モジュールが前記包装材の主面に該主面よりも内側に押し込まれた状態で実装され、
前記モジュールはその実装面が前記包装材の主面側を向くように配置され、
前記放射板は前記包装材の主面上に前記モジュールの実装面を覆うように配置されていること、
を特徴とする無線ICデバイス。 - 送受信信号を処理する無線ICチップと、
インダクタンス素子を含み、該インダクタンス素子が前記無線ICチップと接続されている給電回路基板と、
前記インダクタンス素子と結合するように配置された放射板と、
前記放射板を設けた包装材と、
を備え、
前記無線ICチップを前記給電回路基板上に搭載してモジュールを構成し、
前記モジュールが前記包装材の主面に該主面よりも内側に押し込まれた状態で実装され、
前記給電回路基板に共振回路及び/又は整合回路を備え、
複数の前記放射板が所定の間隔を保持して配置され、
前記共振回路及び/又は前記整合回路が複数の前記放射板と電磁界結合するように配置されていること、
を特徴とする無線ICデバイス。 - 前記無線ICチップ及び/又は前記給電回路基板が保護膜により覆われていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の無線ICデバイス。
- 主面上に放射板を形成した包装材を用意する工程と、
インダクタンス素子を有する共振回路及び/又は整合回路を含む給電回路基板上に、送受信信号を処理する無線ICチップを該共振回路及び/又は該整合回路と接続状態で搭載し、モジュールを構成する工程と、
前記モジュールを前記共振回路及び/又は前記整合回路が前記放射板と電磁界結合するように実装する工程と、
を備え、
前記実装工程において、押込み器具を用いて前記モジュールをその主面が前記包装材の主面よりも内側に位置するように押し込むこと、
を特徴とする無線ICデバイスの製造方法。 - 前記押込み器具により前記包装材の主面であって前記モジュールの近傍に切込みを形成することを特徴とする請求項9に記載の無線ICデバイスの製造方法。
- インダクタンス素子を有する共振回路及び/又は整合回路を含む給電回路基板上に、送受信信号を処理する無線ICチップを該共振回路及び/又は該整合回路と接続状態で搭載し、モジュールを構成する工程と、
前記モジュールを包装材の所定位置に実装する工程と、
放射板を前記共振回路及び/又は前記整合回路と電磁界結合するように前記包装材の主面上に形成する工程と、
を備え、
前記実装工程において、前記モジュールをその実装面が前記包装材の主面よりも内側に位置するように押し込むこと、
を特徴とする無線ICデバイスの製造方法。 - 前記実装工程において、押込み器具を用いて前記モジュールを前記包装材に押し込むことを特徴とする請求項11に記載の無線ICデバイスの製造方法。
- 前記押込み器具により前記包装材の主面であって前記モジュールの近傍に切込みを形成することを特徴とする請求項12に記載の無線ICデバイスの製造方法。
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JP2007186534A JP5162988B2 (ja) | 2007-07-18 | 2007-07-18 | 無線icデバイス及びその製造方法 |
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JP2009025930A JP2009025930A (ja) | 2009-02-05 |
JP5162988B2 true JP5162988B2 (ja) | 2013-03-13 |
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Family Applications (1)
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JP2007186534A Active JP5162988B2 (ja) | 2007-07-18 | 2007-07-18 | 無線icデバイス及びその製造方法 |
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-
2007
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