JP5162474B2 - 基地局装置、移動局、無線通信システム及び通信制御方法 - Google Patents

基地局装置、移動局、無線通信システム及び通信制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、下りリンクにおいて直交周波数分割多重OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を適用する無線通信システムに関し、特に基地局装置及び通信制御方法に関する。
W−CDMAやHSDPAの後継となる通信方式、すなわちロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が、W−CDMAの標準化団体3GPPにより検討され、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDM、上りリンクについてはSC−FDMA(Single−Carrier Frequency Division Multiple Access)が検討されている(例えば、非特許文献1参照)。
OFDMは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各周波数帯上にデータを載せて伝送を行う方式であり、サブキャリアを周波数上に、一部重なりあいながらも互いに干渉することなく密に並べることで、高速伝送を実現し、周波数の利用効率を上げることができる。
SC−FDMAは、周波数帯域を分割し、複数の端末間で異なる周波数帯域を用いて伝送することで、端末間の干渉を低減することができる伝送方式である。SC−FDMAでは、送信電力の変動が小さくなる特徴を持つことから、端末の低消費電力化及び広いカバレッジを実現できる。
LTEでは、上りリンク、下りリンクともに1つないし2つ以上の物理チャネルを複数の移動局で共有して通信を行うシステムである。上記複数の移動局で共有されるチャネルは、一般に共有チャネルと呼ばれ、LTEにおいては、上りリンクにおいてはPhysical Uplink Shared Channel (PUSCH)であり、下りリンクにおいてはPhysical Downlink Shared Channel(PDSCH)である。
そして、上述したような共有チャネルを用いた通信システムにおいては、サブフレーム(Sub−frame)毎に、どの移動局に対して上記共有チャネルを割り当てるかをシグナリングする必要があり、上記シグナリングのために用いられる制御チャネルは、LTEでは、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)と呼ばれる。サブフレームは、送信時間間隔(TTI)と呼ばれてもよい。上記PDCCHの情報には、例えば、Physical
Control Format
Indicator Channel (PCFICH))、Downlink Scheduling Information、ACK/NACK、UL Scheduling Grant、Overload Indicator、Transmission Power Control Command Bitが含まれる(非特許文献2)。また、上記Downlink Scheduling Informationには、例えば、下りリンクのリソースブロック(Resource Block)の割り当て情報、UEのID、ストリームの数、プリコーディングベクトル(Precoding Vector)に関する情報、データサイズ、変調方式、HARQに関する情報が含まれる。また、上記Uplink Scheduling Grantには、例えば、上りリンクのResource Blockの割り当て情報、UEのID、データサイズ、変調方式、上りリンクの送信電力情報、Demodulation Reference Signalの情報が含まれる。
ここで、上記PCFICHは、PDCCHのフォーマットを通知する情報であり、具体的には、このPCFICHにより、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数が通知される。LTEにおいては、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数は1、2、3のいずれかであり、また、PDCCHは、1Sub−frameにおいて、先頭のOFDMシンボルからマッピングされる(非特許文献3)
一方、一般に、移動体通信では、チャネル推定や無線品質の測定に用いるためのパイロット信号が存在し、LTEでは、下りリファレンス信号(DL RS:Downlink Reference Signal)と呼ばれる。上記DL RSは、PDCCHがマッピングされる可能性のある、Sub−frameの先頭から3つ目までのOFDMシンボルの中では、Sub−frameの先頭のOFDMシンボルにマッピングされる。(非特許文献3)
ところで、上記チャネル推定や無線品質の測定の精度を向上させるため、上記DL RSの送信電力を、他の信号の送信電力よりも大きくすることが検討されている(非特許文献4)。また、PDCCHにより伝送される各情報には、送信電力制御が適用されることが検討されている。この場合、1OFDMシンボル内において、上記DL RSの送信電力の和と上記PDCCHにより伝送される各情報の送信電力の和は、基地局の最大電力(定格電力)以下でなければならない。
3GPP TR 25.814 (V7.0.0), "Physical Layer Aspects for Evolved UTRA,"June 2006 R1-070103, Downlink L1/L2 Control Signaling Channel Structure:Coding 3GPP TR 36.211 (V0.2.1), "Physical Channels and Modulation,"November 2006 R1-070088, Power Boosting of Reference Signal in E-UTRA Downlink
しかしながら、上述した背景技術には以下の問題がある。
PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルが1の場合は、基地局の送信電力を、単純に、DL RSとPDCCHにより伝送される各情報とで分け合うため、問題は生じない。
一方、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルが2あるいは3の場合は、DL RSはSub−frameの1つ目のOFDMシンボルにのみマッピングされ、PDCCHにより伝送される各情報のほとんどが、Sub−frameの1つ目のOFDMシンボルと2つ目のシンボルまたは3つ目のシンボルにマッピングされるため、基地局の送信電力を、適切にDL RSとPDCCHにより伝送される各情報とで分け合うことが困難になる。すなわち、DL RSの送信電力が大きい場合には、Sub−frameの1つ目のOFDMシンボルにマッピングされるPDCCHにより伝送される各情報の送信電力は、Sub−frameの2つ目または3つ目のOFDMシンボルにマッピングされるPDCCHにより伝送される各情報の送信電力よりも小さくなる場合がある。伝送特性上は、全てのOFDMシンボルにマッピングされているビットの電力が等しい方が良いため、上述した送信電力の分け合い方は問題となる。制御チャネルが複数のサブフレームにわたって伝送される場合に、制御チャネルの単位帯域当たりの送信電力がその複数のサブフレームで全て同じでないことは好ましくない。
そこで、本発明は、上述した課題に鑑み、その目的は、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数に関係なく、適切なPDCCHの情報の送信電力を設定することのできる基地局装置、移動局、無線通信システム及び通信制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の無線通信システムは、
移動局と、前記移動局と下りリンクにおいてOFDM方式を用いて通信を行う基地局装置とを具備する無線通信システムであって:
前記基地局装置は、第1の信号と第2の信号を送信し、
前記第2の信号がマッピングされるOFDMシンボルの数に基づいて、前記第2の信号のサブキャリアを決定するサブキャリア決定部、
を備えることを特徴の1つとする。
このように構成することにより、第2の信号がマッピングされるOFDMシンボルの数に関係なく、第2の信号に適切な送信電力制御を適用することができる。
本発明の他の無線通信システムは、
移動局と、前記移動局と下りリンクにおいてOFDM方式を用いて通信を行う基地局装置とを具備する無線通信システムであって:
前記基地局装置は、第1の信号と第2の信号を送信し、
前記第2の信号がマッピングされるOFDMシンボルの数と、前記第1の信号の送信電力とに基づいて、前記第2の信号のサブキャリアを決定するサブキャリア決定部
を備えることを特徴の1つとする。
このように構成することにより、第2の信号がマッピングされるOFDMシンボルの数に関係なく、第2の信号に適切な送信電力制御を適用することができる。
本発明の基地局装置は、
移動局と、前記移動局と下りリンクにおいてOFDM方式を用いて通信を行う基地局装置とを具備する無線通信システムにおける基地局装置であって、:
第1の信号と第2の信号を送信する送信手段と、
を有し、前記第2の信号がマッピングされるOFDMシンボルの数に基づいて、前記第2の信号のサブキャリアが決定される
ことを特徴の1つとする。
本発明の移動局は、
下りリンクにおいてOFDM方式を用いて通信を行う基地局装置を具備する無線通信システムにおける移動局であって、:
第1の信号と第2の信号を受信する受信手段と、
を有し、前記第2の信号がマッピングされるOFDMシンボルの数に基づいて、前記第2の信号のサブキャリアが決定される
ことを特徴の1つとする。
本発明の通信制御方法は、
移動局と、前記移動局と下りリンクにおいてOFDM方式を用いて通信を行う基地局装置とを具備する無線通信システムにおける通信制御方法であって:
前記基地局装置は、第1の信号と第2の信号を送信し、
前記第2の信号がマッピングされるOFDMシンボルの数に基づいて、前記第2の信号のサブキャリアを決定するサブキャリア決定ステップ、
を有することを特徴の1つとする。
本発明の実施例によれば、第2の信号がマッピングされるOFDMシンボルの数に関係なく、第2の信号に適切な送信電力制御を適用することのできる基地局装置、移動局、無線通信システム及び通信制御方法を実現できる。
本発明の実施例にかかる無線通信システムの構成を示すブロック図である。 Sub-frameの構成を示す説明図である。 図2に示すSub-frameの構成を持つ場合の、OFDMシンボル#1及び#2におけるサブキャリアマッピングを示す説明図である。 本発明の一実施例に係る基地局装置を示す部分ブロック図である。 本発明の一実施例に係る基地局装置のベースバンド部を示すブロック図である。 物理下りリンク制御チャネルがマッピングされるOFDMシンボルの数が1の場合のサブキャリアマッピングを示す説明図 物理下りリンク制御チャネルがマッピングされるOFDMシンボルの数が2の場合のサブキャリアマッピングを示す説明図である。 マッピングされるサブキャリア番号の例を示す説明図である。 ダウンリンクスケジューリングインフォメーションとアップリンクスケジューリンググラントがマッピングされるサブキャリアの数を示す説明図である。 ダウンリンクスケジューリングインフォメーションとアップリンクスケジューリンググラントがマッピングされるサブキャリアの数を示す説明図である。 本発明の一実施例に係る移動局を示す部分ブロック図である。 本発明の一実施例に係る通信制御方法を示すフロー図である。 本発明の一実施例に係る通信制御方法を示すフロー図である。
符号の説明
50 セル
100,100,100,100 移動局
102 送受信アンテナ
104 アンプ部
106 送受信部
108 ベースバンド処理部
110 呼処理部
112 アプリケーション部
200 基地局装置
202 送受信アンテナ
204 アンプ部
206 送受信部
208 ベースバンド処理部
210 呼処理部
212 伝送路インターフェース
2081 レイヤー1処理部
2082 MAC処理部
2083 RLC処理部
2084 サブキャリアマッピング決定部
2085 PDCCH送信電力制御部
300 アクセスゲートウェイ装置
400 コアネットワーク
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明する。なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
本発明の実施例に係る基地局装置が適用される無線通信システムについて、図1を参照して説明する。
無線通信システム1000は、例えばEvolved UTRA and UTRAN(別名:Long Term Evolution,或いは,Super 3G)が適用されるシステムであり、基地局装置(eNB: eNode B)200と複数の移動局(UE: User Equipment)100(100、100、100、・・・100、nはn>0の整数)とを備える。基地局装置200は、上位局、例えばアクセスゲートウェイ装置300と接続され、アクセスゲートウェイ装置300は、コアネットワーク400と接続される。ここで、移動局100はセル50において基地局装置200とEvolved UTRA and UTRANにより通信を行う。
以下、移動局100(100、100、100、・・・100)については、同一の構成、機能、状態を有するので、以下では特段の断りがない限り移動局100として説明を進める。
無線通信システム1000は、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDM(直交周波数分割多元接続)、上りリンクについてはSC−FDMA(シングルキャリア−周波数分割多元接続)が適用される。上述したように、OFDMは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各周波数帯上にデータを載せて伝送を行う方式である。SC−FDMAは、周波数帯域を分割し、複数の端末間で異なる周波数帯域を用いて伝送することで、端末間の干渉を低減することができる伝送方式である。
ここで、Evolved UTRA and UTRANにおける通信チャネルについて説明する。
下りリンクについては、各移動局100で共有して使用される下り共有物理チャネル(PDSCH: Physical Downlink Shared Channel)と、LTE用の下り制御チャネルとが用いられる。上記LTE用の下り制御チャネルは、物理下りリンク制御チャネルPhysical Downlink Control Channel (PDCCH)、あるいは、Downlink L1/L2 Control Channel (DL L1/L2 Control Channel)と呼ばれる。PDCCHの情報(以下、「PDCCHの情報」と呼ぶ)は、Physical
Control Format
Indicator Channel (PCFICH)、Downlink Scheduling Information、ACK/NACK、UL Scheduling Grant、Overload Indicator、Transmission Power Control Command Bit等である。また、上記Downlink Scheduling Informationには、例えば、下りリンクのResource Blockの割り当て情報、UEのID、ストリームの数、Precoding Vectorに関する情報、データサイズ、変調方式、HARQに関する情報等が含まれ、上記Uplink Scheduling Grantには、例えば、上りリンクのResource Blockの割り当て情報、UEのID、データサイズ、変調方式、上りリンクの送信電力情報、Demodulation Reference Signalの情報等が含まれる。
上りリンクについては、各移動局100で共有して使用される上り共有物理チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)と、LTE用の上り制御チャネルとが用いられる。尚、上り制御チャネルには、上り共有物理チャネルと時間多重されるチャネルと、周波数多重されるチャネルの2種類がある。
上りリンクでは、LTE用の上り制御チャネルにより、下りリンクにおける共有物理チャネルのスケジューリング、適応変復調・符号化(AMC: Adaptive Modulation and Coding)に用いるための下りリンクの品質情報(CQI: Channel Quality Indicator)及び下りリンクの共有物理チャネルの送達確認情報(HARQ ACK information)が伝送される。また、上り共有物理チャネルによりユーザデータが伝送される。
下りリンク伝送では、図2に示すように、1Sub−frameは1msであり、1Sub−frameの中に14個のOFDMシンボルが存在する。1Sub−frameの先頭からいくつかのOFDMシンボルには、上記PDCCHがマッピングされる。PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの最大数は3である。すなわち、PDCCHは、OFDMシンボル#1にマッピングされる、OFDMシンボル#1と#2にマッピングされる、OFDMシンボル#1と#2と#3にマッピングされる、の3通りでマッピングされる。図2においては、1Sub−frameの先頭の2個のOFDMシンボル、すなわち、OFDMシンボル#1及び#2に上記PDCCHがマッピングされている。そして、上記PDCCHがマッピングされるOFDMシンボル以外のOFDMシンボルにおいて、データ信号やSCH、BCH等が送信される。また、周波数方向においては、M個のResource Blockが定義される。ここで、1Resource Blockあたりの周波数帯域は180kHzであり、1つのResource Blockの中に12個のサブキャリアが存在する。また、Resource Blockの数Mは、システム帯域幅が5MHzの場合には25であり、システム帯域幅が10MHzの場合には50であり、システム帯域幅が20MHzの場合には100である。
図3に、図2に示すSub−frameの構成を持つ場合の、OFDMシンボル#1及び#2におけるサブキャリアマッピングを示す。尚、同図において、1OFDMシンボルのサブキャリアの数をLとし、周波数の小さい方から、サブキャリア#1、#2、…、#Lと番号付けを行っている。システム帯域幅が5MHzの場合には、L=300であり、システム帯域幅が10MHzの場合には、L=600であり、システム帯域幅が20MHzの場合には、L=1200である。同図に示すように、OFDMシンボル#1のサブキャリアには、Downlink Reference Signal(DL RS)とPDCCHがマッピングされる。DL RSは、6個のサブキャリアに1個の割合で送信される。図においては、サブキャリア#6×d−5(但し、d:1、2、…)にDL RSがマッピングされている。PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数が3の場合のOFDMシンボル#3の構成は、図3におけるOFDMシンボル#2の構成と基本的に同じである。
次に、本発明の実施例に係る基地局装置200について、図4を参照して説明する。
本実施例に係る基地局装置200は、送受信アンテナ202と、アンプ部204と、送受信部206と、ベースバンド信号処理部208と、呼処理部210と、伝送路インターフェース212とを備える。
下りリンクにより基地局装置200から移動局100に送信されるパケットデータは、基地局装置200の上位に位置する上位局、例えばアクセスゲートウェイ装置300から伝送路インターフェース212を介してベースバンド信号処理部208に入力される。
ベースバンド信号処理部208では、パケットデータの分割・結合、RLC(radio link control)再送制御の送信処理などのRLC layerの送信処理、MAC再送制御、例えばHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)の送信処理、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT: Inverse Fast Fourier Transform)処理が行われて、送受信部206に転送される。また、ベースバンド信号処理部208では、後述するように、Sub−frame毎に、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボル数の決定や、PDCCHの情報のサブキャリアへのマッピング、PDCCHの情報に関する送信電力制御、が行われる。
送受信部206では、ベースバンド信号処理部208から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する周波数変換処理が施され、その後、アンプ部204で増幅されて送受信アンテナ202より送信される。
一方、上りリンクにより移動局100から基地局装置200に送信されるデータについては、送受信アンテナ202で受信された無線周波数信号がアンプ部204で増幅され、送受信部206で周波数変換されてベースバンド信号に変換され、ベースバンド信号処理部208に入力される。
ベースバンド信号処理部208では、入力されたベースバンド信号に対して、FFT処理、IDFT処理、誤り訂正復号、MAC再送制御等の受信処理、RLC layerの受信処理がなされ、伝送路インターフェース212を介してアクセスゲートウェイ装置300に転送される。
呼処理部210は、無線基地局200の状態管理やリソース割り当てを行う。
次に、ベースバンド信号処理部208の構成について、図5を参照して説明する。
ベースバンド信号処理部208は、レイヤー1処理部2081と、MAC(Medium Access Control)処理部2082と、RLC処理部2083と、サブキャリアマッピング決定部2084とPDCCH送信電力制御部2085を備える。
ベースバンド信号処理部208におけるレイヤー1処理部2081とMAC処理部2082とRLC処理部2083とサブキャリアマッピング決定部2084とPDCCH送信電力制御部2085と呼処理部210とは、互いに接続されている。
レイヤー1処理部2081では、下りリングで送信されるデータのチャネル符号化やIFFT処理、上りリンクで送信されるデータのチャネル復号化やFFT処理、IDFT処理などが行われる。レイヤー処理部2081は、サブキャリアマッピング決定部2084から通知されたサブキャリア情報に基づいて、PDCCHの情報をサブキャリアにマッピングする。DL RSが送信されるOFDMシンボルにおいては、DL RSを所定のサブキャリアにマッピングする。また、レイヤー1処理部2081は、PDCCH送信電力制御部2085から通知された送信電力情報に基づいて、PDCCHの情報がマッピングされるサブキャリアの送信電力を設定する。さらに、レイヤー1処理部2081は、DL RSがマッピングされるサブキャリアの送信電力を設定する。ここで、上記DL RSがマッピングされるサブキャリアの送信電力は、例えば、上位ノードからシグナリングされることにより設定されてもよいし、あるいは、基地局装置200の装置内のパラメータとして保持された値を参照することにより設定されてもよい。
MAC処理部2082は、下りデータのMAC再送制御、例えばHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)の送信処理や、スケジューリング、伝送フォーマットの選択、周波数リソースの割り当て等を行う。ここで、スケジューリングとは、当該Sub−frameにおいて共有チャネルを用いてデータ信号の送信を行う移動局を選別する処理のことを指し、例えば、そのアルゴリズムとして、ラウンドロビンやプロポーショナルフェアネスが存在する。また、伝送フォーマットの選択とは、スケジューリングにおいて選別された移動局に送信するデータ信号に関する変調方式や符号化率、データサイズを決定することを指す。上記変調方式、符号化率、データサイズの決定は、例えば、移動局から上りリンクにおいて報告されるCQIに基づいて行われる。さらに、上記周波数リソースの割り当てとは、スケジューリングにおいて選別された移動局に送信するデータ信号の送信に用いられるResource Blockを決定する処理のことを指す。上記Resource Blockの決定は、例えば、移動局から上りリンクにおいて報告されるCQIに基づいて行われる。
また、MAC処理部2082は、上りデータのMAC再送制御の受信処理やスケジューリング、伝送フォーマットの選択、周波数リソースの割り当て等を行う。
RLC処理部2083では、下りリンクのパケットデータに関する、分割・結合、RLC再送制御の送信処理等のRLC layerの送信処理や、上りリンクのデータに関する、分割・結合、RLC再送制御の受信処理等のRLC layerの受信処理が行われる。
サブキャリアマッピング決定部2084は、Sub−frame毎に、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボル数の決定や、PDCCHの情報がマッピングされるサブキャリアの決定を行い、決定したPDCCHの情報がマッピングされるサブキャリアを、サブキャリア情報として、レイヤー1処理部2081に通知する。また、サブキャリアマッピング決定部2084は、上記PDCCHがマッピングされるOFDMシンボル数も、レイヤー1処理部2081に通知する。
例えば、サブキャリアマッピング決定部2084は、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数を、当該Sub−frameにおいてPDCCHにより伝送されるDownlink Scheduling Information及びUplink Scheduling Grantの数に基づいて決定する。
そして、サブキャリアマッピング決定部2084は、上記PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数に基づいて、PDCCHの情報がマッピングされるサブキャリアの決定を行う。
例えば、サブキャリアマッピング決定部2084は、上記PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数が1である場合に、図6に示すように、OFDMシンボル#1における、DL RSがマッピングされるサブキャリア以外の全てのサブキャリアに、PDCCHの情報をマッピングしてもよい。一方、サブキャリアマッピング決定部2084は、上記PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数が2である場合に、図7に示すように、OFDMシンボル#1において、PDCCHの情報のマッピングを行わないサブキャリアを設定してもよい。この時、PDCCHの情報のマッピングを行わないサブキャリアは送信をオフされる(送信されない)ことになる、すなわち、どのような信号も送信されないことになる。そして、OFDMシンボル#1において、上記送信をオフされる(送信されない)サブキャリアとDL RSが送信されるサブキャリア以外のサブキャリアにおいて、PDCCHの情報がマッピングされる。尚、OFDMシンボル#2においては、全てのサブキャリアにPDCCHの情報をマッピングする。
上述した例において、結果的に、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数が1である場合の、OFDMシンボル#1においてPDCCHの情報がマッピングされるサブキャリアの数は、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数が2である場合の、OFDMシンボル#1においてPDCCHの情報がマッピングされるサブキャリアの数よりも大きくなる。
PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数が1である場合と、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数が2である場合との比較を行ったが、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数が1である場合と、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数が3である場合との比較においても同様である。
以下に、さらに具体的に説明する。基地局の最大送信電力を20Wとし、1OFDMシンボル内の全サブキャリア数を300とする。この時、各サブキャリアの送信電力が等しいとすると、1サブキャリアあたりの送信電力Psubcarrierは、
Psubcarrier=20/300=0.066666 (W)
となる。ここで、DL RSの1サブキャリアあたりの送信電力PDLRSを、
PDLRS=2×0.066666=0.133333 (W)
とした場合、上述したOFDMシンボル#1において送信をオフされる(送信されない)サブキャリアの数を50個とすると、OFDMシンボル#1においてPDCCHがマッピングされるサブキャリアの数は、300−50−50=200である。上記の計算は、全サブキャリアの数から、DL RSのサブキャリアの数と送信をオフされる(送信されない)サブキャリアの数を引くことを意味する。この時、OFDMシンボル#1においてPDCCHがマッピングされる各サブキャリアの送信電力が等しいとすると、OFDMシンボル#1における1サブキャリアあたりの送信電力Psubcarrier (1)は、
Psubcarrier (1)=(20-0.133333×50)/200=0.066666
となる。
一方、OFDMシンボル#2においては、全てのサブキャリアにPDCCHがマッピングされるため、OFDMシンボル#2においてPDCCHがマッピングされる各サブキャリアの送信電力が等しいとすると、OFDMシンボル#2における1サブキャリアあたりの送信電力Psubcarrier (2)は、
Psubcarrier (2)=
Psubcarrier=20/300=0.066666
となる。すなわち、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数が2の場合に、OFDMシンボル#1におけるPDCCHの情報の送信電力と、OFDMシンボル#2におけるPDCCHの情報の送信電力とを同程度にすることが可能となる。すなわち、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数が2以上の場合には、DL RSが送信されるOFDMシンボル、すなわち、OFDMシンボル#1におけるPDCCHがマッピングされるサブキャリアの数を減らすことにより、効率の良い送信電力の設定が可能となる。
ここで、例えば、サブキャリアマッピング決定部2084は、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数と、DL RSの送信電力の大きさとに基づいて、上記サブキャリアマッピングを行ってもよい。
すなわち、DL RSの1サブキャリアあたりの送信電力PDLRSが、
PDLRS=0.066666 (W)
である場合には、PDCCHの情報がマッピングされるOFDMシンボルの数に関係なく、DL RSが送信されない全てのサブキャリアを用いて、PDCCHの情報が送信される。
一方、DL RSの1サブキャリアあたりの送信電力PDLRSが、
PDLRS=0.133333 (W)
であり、かつ、PDCCHの情報がマッピングされるOFDMシンボルの数が1の場合には、OFDMシンボル#1におけるPDCCHの情報がマッピングされるサブキャリアの数を250とする。これは、1OFDMシンボル内の全サブキャリア数300から、DL RSがマッピングされるサブキャリア数50を引いた値である。そして、DL RSの1サブキャリアあたりの送信電力PDLRSが、
PDLRS=0.133333 (W)
であり、かつ、PDCCHの情報がマッピングされるOFDMシンボルの数が2の場合には、OFDMシンボル#1におけるPDCCHの情報がマッピングされるサブキャリアの数を200とする。これは、1OFDMシンボル内の全サブキャリア数300から、DL RSがマッピングされるサブキャリア数50と、送信をオフされる(送信されない)サブキャリア数50を引いた値である。
さらに、DL RSの1サブキャリアあたりの送信電力PDLRSが、
PDLRS=0.266666 (W)
であり、かつ、PDCCHの情報がマッピングされるOFDMシンボルの数が1の場合には、OFDMシンボル#1におけるPDCCHの情報がマッピングされるサブキャリアの数を250とする。これは、1OFDMシンボル内の全サブキャリア数300から、DL RSがマッピングされるサブキャリア数50を引いた値である。そして、DL RSの1サブキャリアあたりの送信電力PDLRSが、
PDLRS=0.266666 (W)
であり、かつ、PDCCHの情報がマッピングされるOFDMシンボルの数が2の場合には、OFDMシンボル#1におけるPDCCHの情報がマッピングされるサブキャリアの数を150とする。これは、1OFDMシンボル内の全サブキャリア数300から、DL RSがマッピングされるサブキャリア数50と、送信をオフされる(送信されない)サブキャリア数100を引いた値である。
すなわち、上述した例においては、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数と、DL RSの送信電力の大きさとに基づいて、DL RSがマッピングされるOFDMシンボルにおけるPDCCHのサブキャリアの数が決定される。より具体的には、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数が1の場合には、異なるOFDMシンボルの間で、PDCCHに割り当てられる送信電力のバランスを取る必要がないため、DL RSの送信電力の大きさに関係なく、PDCCHのサブキャリア数を定義し、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数が2の場合には、異なるOFDMシンボルの間で、PDCCHに割り当てられる送信電力のバランスを取るために、DL RSの送信電力が大きい場合には、PDCCHのサブキャリア数を小さく設定する。
上述した例においては、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数が1である場合と、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数が2である場合とで、PDCCHの情報がマッピングされるサブキャリアの数およびサブキャリアのマッピングを変更する例を提示したが、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数が1である場合と、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数が3である場合とでも同様に、PDCCHの情報がマッピングされるサブキャリアの数およびサブキャリアのマッピングを変更することができる。
さらに、上述した例においては、DL RSの送信電力を考慮して、サブキャリアマッピングが行われたが、さらに、PCFICHの送信電力が考慮されてもよい。
上述した例において、PDCCHの情報として、例えば、Downlink Scheduling Information、ACK/NACK、UL Scheduling Grant、Overload Indicator、Transmission Power Control Command Bit等が考えられる。
以下には、特に、Downlink Scheduling InformationとUplink Scheduling Grantがマッピングされるサブキャリアの数およびマッピングのパターンが、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルに基づいて決定されることを示す。
前提条件として、システム帯域幅を5MHzとする。このとき、1OFDMシンボルにおけるサブキャリアの数Lは300であり、また、OFDMシンボル#1にのみ、50個のDL RSが送信される。DL RSのサブキャリアへのマッピングは、図3に示すマッピングと同様とする。さらに、PCFICHがマッピングされるサブキャリアを4とし、OFDMシンボル#1にのみマッピングされることとする。ACK/NACK、Overload Indicator、Transmission Power Control Commandは、PDCCHがマッピングされる全てのOFDMシンボルにおいて送信されることとし、マッピングされるサブキャリア番号は、全てのOFDM信号において同一とする。例えば、ACK/NACK、Overload Indicator、Transmission Power Control Commandがマッピングされるサブキャリアの数を、それぞれ、8、4、8とする。尚、上述したPCFICH、ACK/NACK、Overload Indicator、Transmission Power Control Commandは、周波数ダイバーシチ効果を得るため、周波数方向に分散するようにマッピングされる。図8に、この場合の、PCFICH、ACK/NACK、Overload Indicator、Transmission Power Control Commandがマッピングされるサブキャリア番号の例を示す。また、図8においては、図3に示すDL RSがマッピングされるサブキャリア番号も例として示す。
このとき、Downlink Scheduling InformationとUplink Scheduling Grantは、図8において示されていないサブキャリアにマッピングされる。ここで、例えば、Downlink Scheduling InformationとUplink Scheduling Grantがマッピングされるサブキャリアの数は、図9に示すように、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数に応じて設定されてもよい。すなわち、DL RSがマッピングされるOFDMシンボル#1における、Downlink Scheduling InformationとUplink Scheduling Grantのサブキャリアの数を、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数が1の場合に大きくし、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数が2または3の場合に小さくする。このとき、DL RSがマッピングされるOFDMシンボル#1における、Downlink Scheduling InformationとUplink Scheduling Grantのサブキャリアの数を、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数が2または3の場合に小さくした場合、OFDMシンボル#1において、送信をオフされる(送信されない)サブキャリア数が大きくなる。
尚、Downlink Scheduling Information及びUplink Scheduling Grantは、リソースエレメントグループと呼ばれる、複数のリソースエレメントから成るリソースグループにより構成されていてもよい。例えば、1リソースエレメントグループは4個のリソースエレメントから構成され、1個のDownlink
Scheduling Informationが、5個のリソースエレメントグループから構成されるといった場合がある。尚、リソースエレメントとは、1OFDMシンボルにおける1サブキャリアを示す。また、リソースエレメントグループは、ミニ制御チャネルエレメントと呼ばれてもよい。よって、上述した例においては、Downlink Scheduling InformationとUplink Scheduling Grantがマッピングされるサブキャリアの数が、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数に応じて設定されたが、代わりに、Downlink Scheduling InformationとUplink Scheduling Grantがマッピングされるリソースエレメントグループの数が、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数に応じて設定されてもよい。
さらに例えば、Downlink Scheduling InformationとUplink Scheduling Grantがマッピングされるサブキャリアの数は、図10に示すように、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数とDL RSの送信電力とに応じて設定されてもよい。すなわち、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数が1の場合には、DL RSの送信電力に関係なく、OFDMシンボル#1にマッピングされる、Downlink Scheduling InformationとUplink Scheduling Grantのサブキャリアの数は一定であるが、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数が2または3の場合には、DL RSの送信電力が大きい場合に、OFDMシンボル#1にマッピングされる、Downlink Scheduling InformationとUplink Scheduling Grantのサブキャリアの数は小さく設定する。ここで、OFDMシンボル#1は、DL RSがマッピングされるOFDMシンボルのことである。DL RSがマッピングされるOFDMシンボル#1における、Downlink Scheduling InformationとUplink Scheduling Grantのサブキャリアの数を、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数が2または3で、かつ、DL RSの送信電力が大きい場合に、小さくした場合、OFDMシンボル#1において、送信をオフされる(送信されない)サブキャリア数が大きくなる。
上述した例においては、Downlink Scheduling InformationとUplink Scheduling Grantがマッピングされるサブキャリアの数が、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数とDL RSの送信電力に応じて設定されたが、代わりに、Downlink Scheduling InformationとUplink Scheduling Grantがマッピングされるリソースエレメントグループの数が、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数とDL RSの送信電力に応じて設定されてもよい。
尚、上述したDownlink Scheduling InformationとUplink Scheduling Grantがマッピングされるサブキャリアにおいて、複数のDownlink Scheduling Grant及び複数のUplink Scheduling Grantは、例えば、コード多重されてもよいし、周波数多重されてもよいし、あるいは、コード多重と周波数多重をハイブリッドした方法で多重されてもよい。 また、上述した例において、PCFICH、ACK/NACK、Overload Indicator、Transmission Power Control Command、Downlink Scheduling InformationとUplink Scheduling Grant等のPDCCHの情報は、それぞれ個別に送信電力が設定されてもよい、すなわち、それぞれ個別に送信電力制御が適用されてもよい。尚、上記送信電力制御は、後述するPDCCH送信電力制御部2085で行われる。この時、図9、図10に示すように、Downlink Scheduling InformationとUplink Scheduling Grantがマッピングされるサブキャリアの数を、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数に基づいて、あるいは、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数と、DL RSの送信電力とに基づいて、決定することにより、各OFDMシンボルにおけるDownlink Scheduling InformationとUplink Scheduling Grantがマッピングされるサブキャリアの送信電力を出来る限り同じになるようにすることができる。
PDCCH送信電力制御部2085は、PDCCHの情報の送信電力を決定し、上記PDCCHの情報の送信電力を、送信電力情報として、レイヤー1処理部2081に通知する。ここで、例えば、上記PDCCHの情報の送信電力は固定電力としてもよいし、CQIに基づいてSub-frame毎に設定される電力としてもよい。また、上記PDCCHの情報の送信電力の設定は、PDCCHの情報毎に行われる。
次に、本発明の実施例に係る移動局100nについて、図11を参照して説明する。
同図において、移動局100は、送受信アンテナ102と、アンプ部104と、送受信部106と、ベースバンド信号処理部108と、呼処理部110と、アプリケーション部112とを具備する。
下りリンクのデータについては、送受信アンテナ102で受信された無線周波数信号がアンプ部104で増幅され、送受信部106で周波数変換されてベースバンド信号に変換される。このベースバンド信号は、ベースバンド信号処理部108でFFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理等がなされた後、アプリケーション部112に転送される。
一方、上りリンクのパケットデータについては、アプリケーション部112からベースバンド信号処理部108に入力される。ベースバンド信号処理部108では、再送制御(H−ARQ (Hybrid ARQ))の送信処理や、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、DFT処理、IFFT処理等が行われて送受信部106に転送される。
送受信部106では、ベースバンド信号処理部108から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する周波数変換処理が施され、その後、アンプ部104で増幅されて送受信アンテナ102より送信される。
また、ベースバンド信号処理部108において、PDCCHの復調・復号を行い、PDCCHの情報を取得する処理が行われる。ここで、PDCCHの情報がどのサブキャリアにマッピングされているかの情報は、移動局100は事前に取得しており、上記PDCCHの情報がどのサブキャリアにマッピングされているかの情報に基づいて、PDCCHの情報を取得する処理が行われる。そして、上記PDCCHの情報がどのサブキャリアにマッピングされているかの情報は、基地局装置200が送信する、PDCCHの情報のサブキャリアマッピングと同一でなければならない。すなわち、上記PDCCHの情報がどのサブキャリアにマッピングされているかの情報は、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数に基づいて、あるいは、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数と、DL RSの送信電力とに基づいて、決定される。尚、PDCCHの情報がどのサブキャリアにマッピングされているかの情報に関する説明は、必然的に、基地局装置200における説明と同一であるため、省略する。
呼処理部110は、基地局200との通信の管理等を行い、アプリケーション部112は、物理レイヤーやMACレイヤーより上位のレイヤーに関する処理等を行う。
尚、上述したPDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数に基づいて、あるいは、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数と、DL RSの送信電力とに基づいて決定される、PDCCHの情報のサブキャリアマッピングに関する情報は、基地局装置200と移動局100とで、一致していなければならず、システム共通のパラメータ、あるいは、固定値として定義されていることが望ましい。
次に、本実施例に係る無線通信システム1000における通信制御方法について、図12を参照して説明する。
PDCCHの情報がマッピングされるOFDMシンボルの数が1であるか否かを判定する(ステップS1202)。PDCCHの情報がマッピングされるOFDMシンボルの数が1でない場合(ステップS1202:NO)、ステップS1204に進み、PDCCHの情報がマッピングされるOFDMシンボルの数が1である場合(ステップS1202:YES)、ステップS1206に進む。
PDCCHの情報がマッピングされるOFDMシンボルの数が1でない場合(ステップS1202:NO)、OFDMシンボル#1にマッピングされるPDCCHの情報のサブキャリア数を小さくする(ステップS1204)。ここで、OFDMシンボル#1には、DL RSもマッピングされる。
PDCCHの情報がマッピングされるOFDMシンボルの数が1である場合(ステップS1202:YES)、OFDMシンボル#1にマッピングされるPDCCHの情報のサブキャリア数を大きくする(ステップS1206)。ここで、OFDMシンボル#1には、DL RSもマッピングされる。
ここで、上述した例において、PDCCHの情報として、例えば、Downlink Scheduling Information、ACK/NACK、UL Scheduling Grant、Overload Indicator、Transmission Power Control Command Bit等が考えられる。
上述した例においては、Downlink Scheduling InformationとUplink Scheduling Grantがマッピングされるサブキャリアの数が、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数に応じて設定されたが、代わりに、Downlink Scheduling InformationとUplink Scheduling Grantがマッピングされるリソースエレメントグループの数が、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数に応じて設定されてもよい。
また、本実施例に係る無線通信システム1000におけるもう1つの通信制御方法について、図13を参照して説明する。
PDCCHの情報がマッピングされるOFDMシンボルの数が1であるか否かを判定する(ステップS1302)。PDCCHの情報がマッピングされるOFDMシンボルの数が1でない場合(ステップS1302:NO)、ステップS1304に進み、PDCCHの情報がマッピングされるOFDMシンボルの数が1である場合(ステップS1302:YES)、ステップS1306に進む。
PDCCHの情報がマッピングされるOFDMシンボルの数が1でない場合(ステップS1302:NO)、DL RSの送信電力が大きいか否かを判定する(ステップS1304)。DL RSの送信電力が大きくない場合(ステップS1304:NO)、ステップS1306に進み、DL RSの送信電力が大きい場合(ステップS1304:YES)、ステップS1308に進む。
ステップS1306において、OFDMシンボル#1にマッピングされるPDCCHの情報のサブキャリア数を大きくする。ここで、OFDMシンボル#1には、DL RSもマッピングされる。
ステップS1308において、OFDMシンボル#1にマッピングされるPDCCHの情報のサブキャリア数を小さくする。ここで、OFDMシンボル#1には、DL RSもマッピングされる。
ここで、上述した例において、PDCCHの情報として、例えば、Downlink Scheduling Information、ACK/NACK、UL Scheduling Grant、Overload Indicator、Transmission Power Control Command Bit等が考えられる。
尚、上述した例においては、Downlink Scheduling InformationとUplink Scheduling Grantがマッピングされるサブキャリアの数が、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数とDL RSの送信電力に応じて設定されたが、代わりに、Downlink Scheduling InformationとUplink Scheduling Grantがマッピングされるリソースエレメントグループの数が、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数とDL RSの送信電力に応じて設定されてもよい。
本発明の実施例によれば、PDCCHがマッピングされるOFDMシンボルの数に関係なく、適切なPDCCHの情報の送信電力を設定することのできる基地局装置、移動局、無線通信システム及び通信制御方法を実現できる。
尚、上述した実施例においては、Evolved UTRA and UTRAN(別名:Long Term Evolution,或いは,Super 3G)が適用されるシステムにおける例を記載したが、本発明に係る基地局装置及び通信制御方法は、下りリンクにおいて直交周波数分割多重OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式を用いる全てのシステムにおいて適用することが可能である。
以上本発明は特定の実施例を参照しながら説明されてきたが、実施例は単なる例示に過ぎず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。説明の便宜上、本発明の実施例に係る装置は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウエアで、ソフトウエアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明は上記実施例に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が本発明に包含される。
本国際出願は2007年1月12日に出願した日本国特許出願第2007−005197号に基づく優先権を主張するものであり、その全内容を本国際出願に援用する。

Claims (8)

  1. 移動局と、前記移動局と下りリンクにおいてOFDM方式を用いて通信を行う基地局装置とを具備する無線通信システムであって
    前記基地局装置は、第1の信号と第2の信号を送信する手段と、
    前記第2の信号がマッピングされるOFDMシンボルの数と、前記第1の信号の送信電力とに基づいて、前記第2の信号のサブキャリアを決定するサブキャリア決定手段と、
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  2. 請求項に記載の無線通信システムであって、
    前記サブキャリア決定手段は、前記第1の信号と同一のOFDMシンボルで送信される前記第2の信号のサブキャリアの数を、前記第2の信号がマッピングされるOFDMシンボルの数が少ない場合に増やし、前記第2の信号がマッピングされるOFDMシンボルの数が多い場合に減らすことを特徴とする無線通信システム。
  3. 請求項1又は2に記載の無線通信システムであって、
    前記第2の信号は、上りリンクのデータチャネルの送信のための制御信号、下りリンクのデータチャネルの送信のための制御信号、上りリンクのデータチャネルの送達確認情報、オーバーロードインジケータ、送信電力制御のためのコマンドの少なくとも1つであることを特徴とする無線通信システム。
  4. 請求項1又は2に記載の無線通信システムであって、
    前記第1の信号は、下りリンクのリファレンス信号であることを特徴とする無線通信システム。
  5. 請求項1又は2に記載の無線通信システムであって、
    前記第2の信号は、下りリンクの制御チャネルであることを特徴とする無線通信システム。
  6. 移動局と、前記移動局と下りリンクにおいてOFDM方式を用いて通信を行う基地局装置とを具備する無線通信システムにおける基地局装置であって、:
    第1の信号と前記第1の信号を用いて復元される第2の信号を送信する送信手段
    を有し、前記第2の信号がマッピングされるOFDMシンボルの数と、前記第1の信号の送信電力とに基づいて、前記第2の信号のサブキャリアが決定される
    ことを特徴とする基地局装置。
  7. 下りリンクにおいてOFDM方式を用いて通信を行う基地局装置を具備する無線通信システムで使用される移動局であって:
    第1の信号と第2の信号を受信する受信手段と、
    前記第1の信号を用いて前記第2の信号を復元する手段と、
    を有し、前記第2の信号がマッピングされるOFDMシンボルの数と、前記第1の信号の送信電力とに基づいて、前記第2の信号のサブキャリアが決定される
    ことを特徴とする移動局。
  8. 移動局と、前記移動局と下りリンクにおいてOFDM方式を用いて通信を行う基地局装置とを具備する無線通信システムにおける通信制御方法であって
    第1の信号を用いて復元される第2の信号がマッピングされるOFDMシンボルの数と、前記第1の信号の送信電力とに基づいて、前記第2の信号のサブキャリアを決定するサブキャリア決定ステップと、
    前記第1の信号及び前記第2の信号を送信するステップと
    を有することを特徴とする通信制御方法。
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