JP5160879B2 - 放送受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル放送の放送受信装置に関し、特に、デジタル放送における字幕を、ユーザに見易いように表示することができる放送受信装置に関する。
日本国において運用されている地上デジタルテレビジョン放送は、ISDB-T(Integrated Services Digital Broadcasting for Terrestrial)方式と呼ばれ、一つのチャンネルの伝送帯域を13個のセグメントに分割し、そのうちの1個のセグメント(中央のセグメント番号0)を、携帯電話機やPDA(PersonalDigital Assistant)などの携帯端末用の地上デジタル放送、いわゆるワンセグメント放送(ワンセグ放送)に、それ以外の12個のセグメントを、据置き型の地上デジタル放送に割り当てている。この地上デジタル放送では、データ放送や、1つのチャンネルで複数の番組を同時に放送するマルチ編成サービス等、アナログ放送では不可能であった様々なサービスを提供することができる。特に字幕放送は、地上デジタル放送では標準規格とされており、アナログ放送と異なり視聴するのに特殊なアダプタを必要としない。従って字幕放送は、地上デジタル放送の様々な視聴スタイルをユーザに提供することができる。例えばユーザは、音声を出力しにくい電車内などで地上デジタル放送番組(ワンセグ放送番組)を視聴する際に、字幕放送でその内容を確認することができる。更に字幕放送は、聴覚障害者がテレビ放送の内容を理解するのに非常に有効な手段であり、バリアフリーの観点からも、字幕が付与された放送番組が着実に増えてきている。
なお、地上デジタル放送における字幕放送は、アナログ放送と異なり、字幕の表示/非表示は、送信側(放送局)及び受信側(ユーザ)の双方が設定することができる。従って、デジタル放送受信装置における字幕の表示モードとしては、送信側で設定された通りに表示する「自動表示」、「自動非表示」、及び、受信側で字幕放送の表示の有無を設定する「選択表示」、「特定条件自動表示/非表示」(例えば、ある番組のみ字幕を表示したり、非表示にしたりすることを指す。)のモードが存在する。
また、地上デジタル放送では、SI情報(Service Information:番組配列情報)がパケット化され、映像・音声データと共にトランスポート・ストリーム信号として放送局から送信されている。SI情報には、各チャンネルの番組名称、放送日時、番組内容、及び現在時刻等が記述されており、受信側は、これらの情報を放送受信装置の画面上に、独自の仕様で表示させることができる。図13に、これらの情報を表示した、放送受信装置の画面の一例を示す。図に示すように、画面上に、チャンネル番号(「36」)、放送事業者名(「Hazard TV」)、現在時刻(「8:30」)、及び番組タイトル(「明日に向かって」)を表示することができる。これらSI情報の表示により、ユーザは、現在視聴中の番組の内容を把握することができる。(なお以下では、これら画面上に表示された情報を、OSD(On Screen Display)表示と呼ぶこともある。)ただし、OSD表示の表示は必須ではなく、表示の有無は、受信装置の仕様及び性能に依存する。また、OSD表示を表示する場合、上述した字幕とは異なり、その画面上での表示位置を送信側で指定することはできない。従って、OSD表示の表示位置も、受信装置の仕様に依存している。
字幕放送は、音声とは異なり、ユーザに、表示された文字の能動的な読解を要求する。しかしながら、画面に表示される字幕は、一定時間の経過後、またはシーンの遷移に伴って、画面から消えてしまう。従って、ユーザがより短時間で字幕の内容を理解できるように字幕を表示しなければならない、という課題がある。従来技術には、この課題を改善するための方法が提案されている。例えば特許文献1には、通常の字幕(送信側で設定された表示形態での字幕)の他に、これと同一言語の、より見易い大文字、子供向けの読み易い文字(平仮名等)、解説文字等を、ユーザにより任意に選択・表示させる技法が提案されている。また、特許文献2には、ユーザが、所定の位置に表示される字幕放送をリモコンなどで任意の位置に移動できるようにして、字幕を主映像の邪魔にならないようにする、あるいは、より読みやすくする技法が提案されている。更に特許文献3では、字幕放送をより見やすくすべく、視聴時の周囲の明るさ、騒音レベルなどの環境や、ユーザの視聴位置、姿勢、動き等の行動に応じて、字幕の表示形式を調整する技術が提案されている。
特開平9−231726号公報 特開2004−320324号公報 特開2006−005418号公報
地上デジタル放送における字幕放送では、字幕の表示位置を送信側で指定するため、セリフ等の字幕を、映像に合わせて話者の近傍に表示することができ、ユーザにとって番組の内容を分かり易くすることができる。しかしながら、次に表示される字幕が、その直前の字幕の表示位置からかけ離れた位置に突如表示されることもしばしばある。図20は、この現象を説明する図である。図の上段のように、画面の下端には、字幕CAP1(「あああ いいい ううう!」)が表示されている。その後、時間が経過し、字幕CAP1の次に表示される字幕CAP2(「かかか ききき くくく けけけ…」)が、図の下段のように、画面の上端に表示されたとする。この場合ユーザは、次に表示された字幕CAP2が、その直前の字幕CAP1と離れた位置に表示されたために、字幕CAP2を見落としてしまい、番組の内容を把握しづらくなるおそれがある。更に、近年の放送受信装置の表示画面の大型化に伴い、字幕の表示位置間の距離も大きくなってくるため、ユーザが、字幕の位置及びその内容をますます認識しづらくなるおそれがある。しかしながら、表示位置が突然変更された場合に、ユーザが字幕放送の内容を即座に認識できるような技法の提案は行われていない。
また、SI情報を用いたOSD表示は、その表示位置を放送受信装置が独自の仕様で設定しており、放送側では表示位置を指定することが出来ない。そのため、放送受信装置が独自の仕様で表示しているOSD表示は、しばしば、送信者側によって表示位置を指定された字幕と重複してしまうことがある。図15(a)は、この現象を説明する図である。図の上段のように、送信側で指定された位置に表示された字幕CAP3は、放送受信装置が独自に表示するOSD表示(番組タイトルTIL、チャンネル表示CH)と重複してしまい、見づらくなっている。この場合ユーザは、字幕の内容を把握しにくい。しかしながら、上述の従来技術では、映像データに埋め込まれたテロップなどの文字情報や人物などと字幕が重ならないようにして表示する技法は提案されているものの、OSD表示の表示領域と字幕データとの表示領域が重複した場合に対する技法は提案されていない。
従って、本発明の目的は、字幕の表示位置が、その直前に表示されていた字幕の表示位置と異なる場合、または、画面に表示される番組名称やチャンネル番号に字幕が重複する場合でも、ユーザに、字幕を簡単に認識させることができる放送受信装置を提供することにある。
上述した諸課題を解決すべく、本発明による放送受信装置は、
デジタル放送のストリーム信号を受信する受信部と、
前記ストリーム信号に含まれるコンテンツ(番組映像、字幕、データ放送データ等)を表示する表示部と、
前記受信部により受信されたストリーム信号から字幕データを分離する分離部と、
前記分離部で分離された前記字幕データの前記表示部における表示位置を判定する判定部と、
前記表示部に現在表示されている字幕データの表示位置と、当該(現在前記表示部に表示されている)字幕データの次に表示される字幕データの表示位置との距離が所定値以上の場合、前記次に表示される字幕データを強調して表示するように、前記表示部を制御する制御部と、
を具えることを特徴とする。
また、本発明の一実施態様による放送受信装置は、
前記制御部は、
前記現在表示されている字幕データの表示位置と、前記次に表示される字幕データの表示位置との距離に応じて、前記次に表示される字幕データの強調の度合いを変更するように、前記表示部を制御する、
ことを特徴とする。
更に、本発明の別の実施態様による放送受信装置は、
デジタル放送のストリーム信号を受信する受信部と、
前記デジタル放送のストリーム信号に含まれるコンテンツ(番組映像、字幕、データ放送データ等)を表示する表示部と、
前記受信部により受信されたストリーム信号から字幕データを分離する分離部と、
前記表示部を複数の領域に(仮想的に)分割し、前記分離部で分離された前記字幕データの、前記複数の領域における表示領域を判定する判定部と、
前記判定部により判定された、前記表示部に現在表示されている字幕データの表示領域と、当該(現在前記表示部に表示されている)字幕データの次に表示される字幕データの表示領域とが異なる場合、前記次に表示される字幕データを強調して表示するように、前記表示部を制御する制御部と、
を具え、
前記制御部は、
前記現在表示されている字幕データの表示領域と、前記次に表示される字幕データの表示領域との距離に応じて、前記次に表示される字幕データの強調の度合いを変更するように、前記表示部を制御する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、表示される字幕の表示位置が、その直前に表示されていた字幕の表示位置と異なる場合、または、画面に表示される番組名称やチャンネル番号に字幕が重複する場合でも、ユーザに、字幕を容易に認識させることができる。
これ以下に、諸図面を参照しながら、本発明の実施態様を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施態様による放送受信装置のブロック図である。図に示すように、放送受信装置100は、アンテナANT、チューナ部110、復調部120、多重分離部130、音声デコーダ部140、映像デコーダ部142、字幕デコーダ部144、データ放送デコーダ部146、表示制御部150、メモリ160、制御部170、及び字幕表示位置検出部180を具える。また、放送受信装置100は、スピーカSP、表示部DIS、及びシステムバスSBも具える。メモリ160は、録画データ格納部162及びテーブル格納部164を含む。また、制御部170は、SI情報解析部172及び判定部174を含む。
放送受信装置100の各部の機能を詳細に説明する。放送受信装置100は、デジタル放送の放送波(ストリーム信号)をアンテナANTで受信する。チューナ部110は、受信された放送波を、装置全体の制御を司る制御部170からの周波数(チャンネル)指定命令に基づいてチューニングする。チューナ部110によってチューニングされた放送波は、復調部120によって、MPEG形式のTS(Transport Stream)信号に復調される。多重分離部130は、復調されたTS信号内のパケットIDに基づき、音声パケット、映像パケット、データ放送パケット、及び字幕放送パケットに分離する。検出された音声パケットは音声デコーダ部140に、映像パケットは映像デコーダ部142に、字幕放送パケットは字幕デコーダ部144、更に、データ放送パケットはデータ放送デコーダ部146に、それぞれ入力される。音声デコーダ部140は、入力された音声パケット内の音声データをデコードし、スピーカSPに出力する。映像デコーダ部142は、入力された映像パケット内の映像データをデコードし、表示制御部150に出力する。字幕デコーダ部144は、入力された字幕放送パケット内の字幕データをデコードし、表示制御部150に出力する。データ放送デコーダ部146は、受信したデータ放送パケットに含まれるBML(Broadcast Markup Language)を基に画面イメージを作成し、表示制御部150に出力する。
また、字幕表示位置検出部180は、字幕デコーダ部144によってデコードされた字幕データを解析して、個々の字幕の表示部DISにおける表示位置を検出し、検出結果を制御部170へ出力する。制御部170は、字幕表示位置検出部180からの検出結果に基づき、字幕の強調表示、OSD表示の表示位置の変更等の指示(命令)を、表示制御部150へ出力する。表示制御部150は、制御部170からの指示に基づき、字幕デコーダ部144から出力された字幕データに対して強調処理を施して字幕を表示すべく、表示部DISを制御する。また、表示制御部150は、映像デコーダ部142、データ放送デコーダ部146から出力された各データの表示部DISへの表示も制御する。録画データ格納部162は、放送受信装置100で録画(記録)した番組コンテンツを格納する。また、テーブル格納部164は、各種テーブルを格納する。
<字幕強調処理>
ここでは、放送受信装置100による字幕の強調処理について説明する。なお、以下に説明する強調処理は、リアルタイムで視聴中のデジタル放送及び録画したデジタル放送の双方に対して適用することが可能である。なお、これ以降に、放送受信装置100による処理フローを説明するが、放送受信装置100は、字幕データを受信し且つ字幕表示が有効になっている場合(例えば、ユーザにより字幕表示がオフにされていない場合)に、これ以降に説明する処理フローを行うものとする。
<実施例1>
実施例1では、直前の字幕の表示位置との距離により、強調処理の有無を切り替える。図3に、本実施例による、放送受信装置100の強調処理のフローチャートの一例を示す。
字幕表示位置検出部180は、TS信号から多重分離部130により字幕データを含む字幕放送パケットが分離されると、その字幕の、表示部DISにおける表示位置を検出する(ステップS11)。なお、個々の字幕の表示形態及び表示位置は、送信側により、ARIB(Association of Radio Industries And Businesses:社団法人電波産業会)に定められた標準規格に基づいて設定される。例えば、資料番号ARIB TR-B14(地上デジタルテレビジョン放送規定)、標準規格ARIB STD-B24(デジタル放送におけるデータ放送符号化方式と伝送方式)には、字幕(及び文字スーパー)の符号化・伝送方式について規定されている。これによれば、字幕として使用できる表示形態、すなわち、書式(縦書き、横書き、混在)、文字種(漢字、かななど)、フォント指定、外字、文字サイズ、文字色(256色)、文字属性(反転、フラッシング、アンダーラインなど)等が規定されている。また、字幕の表示タイミング、消去タイミング、カット、ディゾルブ等の、表示制御手法も規定されている。なお、字幕データは、一般的に8単位符号と呼ばれる制御符号と字幕文字列とで構成されており、字幕文字列は、制御符号によって制御される。制御符号には、表示構成ドット指定(SDF)、表示位置指定(SDP)、字間隔指定(SHS)、行間隔指定(SVS)、文字構成ドット指定(SSM)、動作位置指定(APS)、改行、前進等がある。放送受信装置100の表示部DISにおける字幕の表示位置は、上記制御符号に基づいて決定される。
なお、図2に、字幕表示位置検出部180により検出される表示位置を説明する概略図を示す。図2には、表示部DISに次に表示する字幕CAP2、及びその直前に表示されている(例えば、現在表示されている)字幕CAP1の表示位置が模式的に示されている。デジタル放送では、字幕放送パケットに含まれる字幕データに付与されている上述の制御符号の指定によって、字幕の表示位置を、表示部DIS(表示可能領域)の左上を原点とする座標においてドット単位で指定することができる。従って、字幕表示位置検出部180は、制御符号を検出することで、字幕の表示位置を把握することができる。字幕表示位置検出部180で検出した結果に基づき、制御部170は、次に表示する字幕の表示位置と、その直前に表示されている字幕の表示位置との間の距離を計算する(ステップS12)。なおここでは、上述の制御符号により、表示部DISに表示される字幕文字列の最初の文字の左上が、字幕の表示位置として指定されているとする。すなわち、次に表示する字幕及びその直前に表示されている字幕の表示位置が、図2に示すように、それぞれ、座標(a,b)及び(A,B)で指定されている。従って、ステップS12で計算される、各字幕の表示位置間の距離は、以下に示す式で与えられる。
Figure 0005160879
判定部174は、各字幕の表示位置間の距離が、閾値以上であるかを判定し(ステップS13)、閾値以上であると判定された場合、制御部170は、次に表示する字幕を強調して表示する旨の指示(命令)を、表示制御部150に出力する。ここでは、強調の方法として、次に表示する字幕を拡大して表示する命令が出されたとする。表示制御部150は、制御部170からの命令に基づき、表示部DISを制御して、次に表示する字幕を拡大し、映像やデータ放送と共に表示する(ステップS14)。ステップS13にて、各字幕の表示位置間の距離が閾値以上でないと判定された場合は、制御部170は、次に表示する字幕を、通常通り(送信側の指示通り)に表示するように表示制御部150に命令を出す(ステップS15)。表示制御部150は、制御部170からの命令に基づき、映像やデータ放送と共に、字幕を通常通り表示部DISに表示する。なお、閾値としては、ユーザが、予め設定してメモリ160に格納することができる。
図4は、本実施例による上述の処理を適用した場合に、表示部DISに表示される字幕を示す図である。なお、図では、比較のため、異なるタイミングで表示される字幕が、同一画面に示されている。すなわち、字幕CAP1は、字幕CAP3の直前に表示されていた字幕であり、実際は、字幕CAP3が表示された時には、表示部DISには表示されていない。図のように、字幕CAP3は、送信側で設定された表示位置が、その直前に表示されていた字幕CAP1の表示位置から離れている。従って、字幕CAP1と同じ文字形態(文字書式、フォント)で表示すると、ユーザに見落とされるおそれがある。しかしながら、本発明の放送受信装置100による上述の処理を適用することによって、字幕CAP3は、字幕CAP1のフォントサイズよりも拡大して表示される。その結果、ユーザに即座に字幕の存在を認識させることが可能となり、それまでに見ていた位置から離れた位置に表示された字幕も、ユーザに見落とさせることのない、ユーザビリティのよい放送受信装置が提供される。
<実施例2>
実施例2では、直前の字幕表示位置との距離に応じて強調レベルを切り替える。すなわち、次に表示すべき字幕の表示位置と、その直前に表示されている字幕の表示位置との間の距離に応じて、次に表示すべき字幕に対する強調レベル(強調の程度・度合い)を切り替える場合について説明する。図5は、次に表示すべき字幕の表示位置と、その直前に表示されている字幕の表示位置との間の距離に応じて、次に表示すべき字幕に対する強調レベル(強調の程度)を切り替える処理を説明するフローチャートの一例である。まず、字幕表示位置検出部180は、受信したTS信号から多重分離部130により字幕データを含む字幕放送パケットが分離されると、その字幕の、表示部DISにおける表示位置を検出する(ステップS21)。字幕表示位置検出部180は、上述したように、制御符号を検出して、字幕の表示位置を把握することができる。次に、字幕表示位置検出部180で検出した結果に基づき、制御部170は、次に表示する字幕の表示位置と、その直前に表示されている字幕の表示位置との間の距離を計算する(ステップS22)。この距離の算出については、上述の実施例1、図3のステップS12と同様であるため、説明を省略する。
その後制御部170は、次に表示する字幕を、算出した距離に応じて強調して表示する旨の指示(命令)を、表示制御部150に出力する。ここで、制御部170は、テーブル格納部164に、図6に示すような処理テーブルTB1を格納している。処理テーブルTB1は、字幕間距離と拡大率とを関連付けたテーブルである。図6の例では、例えば各字幕間距離がDIS1未満の場合は、次に表示される字幕を、その直前に表示されていた字幕の1.0倍、すなわち同じ大きさで表示すること、各字幕間距離が、DIS1以上DIS2未満の場合は、次に表示される字幕の大きさを、直前に表示されていた字幕の大きさの1.4倍にして表示することを示している。制御部170は、処理テーブルTB1から、算出した字幕間距離に対応する字幕の拡大率を判定し、その結果に基づいた拡大率で字幕を拡大するように表示制御部150に命令する(ステップS23)。表示制御部150は、制御部170からの命令に基づき、表示部DISを制御して、次に表示する字幕を拡大し、映像やデータ放送と共に表示する。
図7は、上述の処理を適用した場合に、表示部DISに表示される字幕を示す図である。また、図7に示す字幕の直前には、図4に示す字幕CAP1が表示されていたものとする。なお、図では、比較のため、表示される位置が異なり、本来はそれ単独で表示される字幕が、同一画面に示されている。すなわち、字幕CAP3〜CAP5は、それぞれ、それ単独で画面上に表示される字幕であり、実際は、3つ同時に表示されることはない。図において、例えば字幕CAP5は、図4の字幕CAP1とほぼ同じ位置に表示され、テーブルTB1における「距離 〜DIS1」に対応するものとする。従って、拡大率は1.0倍であり、字幕CAP5は字幕CAP1と同じ大きさで表示される。これに対し、字幕CAP4は、テーブルTB1における「距離〜DIS2」に対応するものとする。従って、拡大率は1.4倍であり、字幕CAP4は、字幕CAP1の1.4倍の大きさで表示される。このように、本処理によれば、拡大化によりユーザに即座に字幕を認識させることができるだけではなく、字幕間距離に応じて字幕の拡大率を変更するため、表示位置が比較的に近い場合には必要以上に字幕を拡大することがない。従って、表示部DISに表示されている、映像等の字幕以外の情報を必要以上に妨害することなく、字幕を効率的に表示することが可能となる。なお、字幕間距離に対する拡大率、すなわちテーブルTB1は、放送受信装置100の製造時に予め設定していてもよいし、ユーザが、所望の値に設定することもできる。
<実施例3>
実施例3では、直前の字幕との表示領域の違いにより強調処理の有無を切り替える。すなわち、次に表示すべき字幕の表示領域と、その直前に表示されている字幕の表示領域とが異なる場合に、次に表示すべき字幕を強調して表示する。まず、表示領域について説明する。図9は、表示部DISの2つの仮想的な表示領域A及びBを示す図である。なおこの図は一例であり、表示領域の分割方法は、図9に限られるものではなく、図11に示すように、より細分化してもよい。この仮想的な表示領域に関する情報は、例えば、表示領域を定義する座標の組として、テーブル格納部164に格納することができる。
図8は、次に表示すべき字幕の表示領域と、その直前に表示されている字幕の表示領域とが異なる場合に、次に表示すべき字幕を強調して表示する処理を説明するフローチャートの一例である。まず、字幕表示位置検出部180は、受信したTS信号から多重分離部130により字幕データを含む字幕放送パケットが分離されると、その字幕の、表示部DISにおける表示位置を検出する(ステップS31)。字幕表示位置検出部180は、上述したように、制御符号を検出して、字幕の表示位置を把握することができる。次に、字幕表示位置検出部180で検出した結果に基づき、判定部174は、各字幕の表示位置が属する表示領域を判定する(ステップS32)。更に、判定部174は、次に表示すべき字幕の表示領域と、その直前に表示されている字幕の表示領域とが異なるか否かを判定する(ステップS33)。例えば、直前の字幕の表示領域が表示領域Aであり、次に表示すべき字幕の表示領域が表示領域Bであるように、各字幕の表示領域が異なる場合は、制御部170は、次に表示する字幕データを強調して表示する旨の指示(命令)を、表示制御部150に出力する。ここでは、強調の方法として、次に表示する字幕を拡大して表示する命令が出されたとする。表示制御部150は、制御部170からの命令に基づき、表示部DISを制御して、次に表示する字幕を拡大し、映像やデータ放送と共に表示する(ステップS34)。ステップS33にて、各字幕の表示領域が同じであると判定された場合は、制御部170は、次に表示する字幕を、通常通り(送信側の指示通り)に表示するように表示制御部150に命令を出す(ステップS35)。表示制御部150は、制御部170からの命令に基づき、映像やデータ放送と共に、字幕を通常通り表示部DISに表示する。
上述の処理を適用した場合の、表示部DISに表示される字幕も、実施例2と同様に、図7に示すようになる。また、図7に示す字幕の直前には、図4に示す字幕CAP1が表示されていたものとする。図7における字幕CAP3(次に表示すべき字幕)は、図4における字幕CAP1(直前に表示されている字幕)のフォントサイズよりも拡大して表示される。従って、ユーザに即座に字幕の存在を認識させることが可能となり、それまでに見ていた位置から離れた位置に表示された字幕も、見落とさせることのない、ユーザビリティのよい放送受信装置が提供される。なお字幕が、異なる表示領域をまたいで表示される場合も考えられる。この場合は例えば、各表示領域における字幕の表示領域を、上述の制御符号から算出し、算出した表示領域が最も多かった表示領域を、その字幕の表示領域として判定することができる。
<実施例4>
実施例4では、直前の字幕との表示領域の差に応じて強調レベルを切り替える。すなわち、次に表示すべき字幕の表示領域と、その直前に表示されている字幕の表示領域との差に応じて、次に表示すべき字幕に対する強調レベル(強調の程度・度合い)を切り替える。ここでは、図11のように、表示部DISをより細かい表示領域(図の場合、表示領域A〜Pの16分割)に仮想的に分割し、直前の字幕の表示領域との間隔に応じて、字幕の拡大率をより柔軟に制御する。なお、図11の16分割された表示領域に関する情報としては、例えば、各表示領域を定義する座標の組を、テーブル格納部164に格納しておくことができる。
図10は、この場合の処理を説明するフローチャートの一例である。まず、字幕表示位置検出部180は、受信したTS信号から多重分離部130により字幕データを含む字幕放送パケットが分離されると、その字幕の、表示部DISにおける表示位置を検出する(ステップS41)。字幕表示位置検出部180は、上述したように、制御符号を検出して、字幕の表示位置を把握することができる。次に、字幕表示位置検出部180で検出した結果に基づき、判定部174は、各字幕の表示位置が属する表示領域を判定する(ステップS42)。更に、判定部174は、次に表示する字幕を、各字幕の表示領域の差に応じて強調して表示する旨の指示(命令)を、表示制御部150に出力する。ここで、制御部170は、テーブル格納部164に、図12に示すような処理テーブルTB2を格納している。処理テーブルTB2は、各表示領域と拡大率(図の例では、1.0倍、1.4倍、及び1.8倍)とを関連付けたテーブルである。例えば、次に表示すべき字幕の表示領域(テーブルTB2における「字幕表示領域」)が、表示領域Aであり、その直前に表示されている字幕の表示領域(「直前の字幕表示領域」)が、表示領域Nであったとする。これらは、図11に斜線で示す2つのエリアである。ここで、図12のテーブルTB2を参照すると、次に表示すべき字幕の拡大率は、「字幕表示領域」がAの行と、「直前の字幕表示領域」がNの列との交差点P1の、「1.8倍」となる。また、次に表示すべき字幕及びその直前に表示されている字幕の表示領域が、共に、表示領域Nであった場合は、次に表示すべき字幕の拡大率は、処理テーブルTB2における交差点P2の「1.0倍」となる。このように、制御部170は、処理テーブルTB2に基づいて、字幕の拡大率を判定し、その結果に基づいた拡大率で字幕を拡大するように表示制御部150に命令する(ステップS43)。表示制御部150は、制御部170からの命令に基づき、表示部DISを制御して、次に表示する字幕を拡大し、映像やデータ放送と共に表示する。
このように、字幕の表示が、図11において、「表示領域N」から「表示領域A」に移動すると、ユーザは、「表示領域A」に表示された字幕を、即座に認識できないおそれがある。しかしながら、本実施例によれば、例えば図4に示すように、次に表示される字幕CAP3は、直前に表示されている字幕CAP1よりも拡大されて表示されるため、ユーザは、即座に字幕の存在を認識することができる。
このように、本処理によれば、拡大化によりユーザに即座に字幕を認識させることができるだけではなく、各字幕の表示領域の差に応じて字幕の拡大率を変更するため、表示位置が比較的に近い場合には必要以上に字幕を拡大することがない。従って、表示部DISに表示されている、映像等の字幕以外の情報を必要以上に妨害することなく、字幕を効率的に表示することが可能となる。なお、表示領域に対する拡大率、すなわちテーブルTB2は、放送受信装置100の製造時に予め設定していてもよいし、ユーザが、所望の値に設定することもできる。また、表示部DISの仮想的な表示領域は、図11に示す16分割に限られるものではなく、より細分化してもよい。なお、字幕が、異なる表示領域をまたいで表示される場合も考えられる。この場合は、例えば、各表示領域における字幕の表示領域を、上述の制御符号から算出し、算出した表示領域が最も多かった表示領域を、その字幕の表示領域として判定することができる。
なお、実施例1〜4において、字幕表示位置検出部180で検出される表示位置は、図2のような、ひとまとまりの文字列の先頭文字の左上に限られるものではなく、例えば、ひとまとまりの文字列の中心位置及び最終文字の位置等でもよい。また、上述の説明では、字幕データに行う強調処理を、字幕サイズの拡大化として説明したが、強調処理はこれに限られるものではない。例えば、字幕の背景色や文字色を変化させてもよい。また、字幕文字列の書体を、例えばゴシック体から明朝体へ変化させたり、文字の太さを太くすることもできる。更に、字幕を見落とさないように陰影を付けて表示させたり、ブライトネスを変化させて、より明るく表示させてもよい。また、字幕の拡大・縮小をしばらく繰り返させて表示させたりすることもできる。加え、コントラスト、シャープネス等の、文字の表示形態に関わるあらゆるパラメータを、単独でまたは組み合わせて変化させることによって、字幕を強調して表示することもできる。
また、字幕の文字の形態に対する処理に限らず、字幕とは別の記号(シンボル)を用いることによって強調してもよい。図16〜図19に、強調処理の例を説明する図を示す。例えば、図16のように、字幕の最後に、次に表示される字幕の表示位置の方向を示す矢印記号SB1を付与したり、図17のように、直前の字幕から離れた位置に表示された字幕の近傍に、目立つ記号SB2(図では、星型で示されている。)を付与したりすることもできる。または、図18のように、次に表示される字幕の表示位置に、予め目立つ記号SB3を付与したり、図19のように、次に表示される字幕の表示領域を予め示したり、点滅させたりすることによって、次に表示される字幕をユーザに認識し易いようにすることも可能である。
<OSD表示変更処理>
上述した実施例では、表示すべき字幕の位置が、その直前に表示されていた字幕の位置と大幅に異なる場合に、当該表示すべき字幕を強調して表示させることにより、ユーザに字幕を認識させ、結果として字幕の内容を把握させることを目的としていた。他に、ユーザが字幕の内容を把握できない要因として、画面上のOSD表示と字幕との重複がある。上述のように、SI情報を用いたOSD表示は、その表示位置を受信装置が独自の仕様で設定しており、放送側では表示位置を指定することが出来ない。そのため、図15(a)に示すように、受信装置が独自の仕様で表示しているOSD表示は、しばしば、送信者側によって表示位置を指定された字幕と重複してしまう。よってこれ以降に、放送受信装置100による、OSD表示と字幕との重複を回避するための処理を説明する。
実施例5:OSD表示を、字幕と重複しないように表示する場合
図14に、本実施例による放送受信装置100のフローチャートの一例を示す。なお、放送受信装置100は、字幕データを受信し、放送受信装置100の字幕表示が有効であり、更に、SI情報(番組タイトル、放送事業者名、チャンネル、または時刻等)が、表示部DIS上に表示されている場合(放送受信装置100が、SI情報を表示するように設定されている場合)に限り、本フローチャートによる処理を行うものとする。
字幕表示位置検出部180は、受信したTS信号から多重分離部130により字幕データを含む字幕放送パケットが分離されると、その字幕の、表示部DISにおける表示位置を検出する(ステップS51)。なお、字幕表示領域の検出は、字幕データに付与されている制御符号を検出することで行うことができ、上述した実施例と同様であるため、説明を省略する。次に、字幕表示位置検出部180で検出した結果に基づき、制御部170は、次に表示する字幕の表示領域と、現在表示されているSI情報の表示領域とが、重複するか否かを判定する(ステップS52)。次に表示する字幕の表示領域が、現在表示されているSI情報の表示領域に重なると判定された場合、制御部170は、字幕の表示形態(文字サイズ等)を送信側の指示通りに表示(通常表示)し、SI情報を次に表示する字幕に重ならないように表示する旨の指示(命令)を、表示制御部150に出力する。この指示は、例えば、SI情報の表示領域の変更及び/または縮小等である。その後、表示制御部150は、制御部170からの命令に基づき、表示部DISを制御して、SI情報を字幕に重ならないように縮小して、映像やデータ放送と共に字幕を表示する(ステップS53)。ステップS52にて、SI情報が字幕の表示領域と重ならないと判定された場合は、制御部170は、SI情報及び次に表示する字幕を、通常通り(送信側の指示通り)に表示するように表示制御部150に命令を出す。表示制御部150は、制御部170からの命令に基づき、映像やデータ放送と共に、SI情報及び字幕を通常通り表示部DISに表示する(ステップS54)。
なお、SI情報の表示領域が字幕と重複しないようにする処理としては、上述のような、表示領域の変更、縮小に限られるものではない。例えば、SI情報の表示を一時的に停止したり、字幕の下に表示させたりといった処理を行うこともできる。
なお、上述の実施例1〜4による字幕の強調表示と、実施例5によるSI情報の表示変更処理とを組み合わせて用いることもできる。このようにすれば、ユーザにとって有益な情報であるSI情報をユーザに認識させつつ、ユーザが字幕を認識しやすくすることができる。
本発明の利点を再度述べる。本発明による放送受信装置によれば、次に表示される字幕の表示位置が、その直前に表示されていた字幕の表示位置と離れている場合でも、ユーザに即座に字幕の存在を認識させることが可能となり、それまでに見ていた位置から離れた位置に表示された字幕も、ユーザに見落とさせることのない、ユーザビリティのよい放送受信装置が提供される。また、本処理によれば、拡大化によりユーザに即座に字幕を認識させることができるだけではなく、字幕間距離に応じて字幕の拡大率を変更するため、表示位置が比較的に近い場合には必要以上に字幕を拡大することがない。従って、表示部DISに表示されている、映像等の字幕以外の情報を必要以上に妨害することなく、字幕を効率的に表示することが可能となる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部、各手段などに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
例えば、上述の実施例では、表示部DISに表示される映像等に同期した字幕に関して説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、文字スーパーに適用することも可能である。文字スーパーは、例えば地震速報等として用いられており、映像とは非同期の、独立した、字幕のみで情報を提供するものである。この文字スーパーにも、上述の実施例と同様に、強調して表示させる等、SI情報と重ならないように制御することができる。このようにすれば、映像と同期しておらず、見過ごすとその内容を把握することができなくなる文字スーパーを、ユーザに確実に認識させることが可能となる。なお、本発明による放送受信装置は、据置き型のものに適用することもできるし、携帯電話及びPDAのような、地上デジタル放送を受信可能な携帯受信端末に適用することもできる。
本発明の一実施態様による放送受信装置のブロック図である。 字幕表示位置検出部180により検出される表示位置を説明する概略図である。 放送受信装置100の強調処理のフローチャートの一例である。 表示部DISに表示される字幕の一例を示す図である。 次に表示すべき字幕の表示位置と、その直前に表示されている字幕の表示位置との間の距離に応じて、次に表示すべき字幕に対する強調レベル(強調の程度)を切り替える処理フローチャートの一例である。 処理テーブルを示す図である。 表示部DISに表示される字幕の一例を示す図である。 次に表示すべき字幕の表示領域と、その直前に表示されている字幕の表示領域とが異なる場合に、次に表示すべき字幕を強調して表示する場合の放送受信装置100による処理を説明するフローチャートの一例である。 表示部DISの2つの仮想的な表示領域A及びBを示す図である。 放送受信装置100による処理フローチャートの一例である。 表示部DISの16分割した仮想的な表示領域を示す図である。 処理テーブルを示す図である。 SI情報を表示した、放送受信装置の画面の一例を示す。 放送受信装置100による処理フローチャートの一例を示す。 OSD表示と字幕とが重複している状況を説明する図である。 強調処理の例を説明する図である。 強調処理の例を説明する図である。 強調処理の例を説明する図である。 強調処理の例を説明する図である。 次に表示される字幕が、その直前の字幕の表示位置から離れた位置に表示される状況を示す図である。
符号の説明
100 放送受信装置
110 チューナ部
120 復調部
130 多重分離部
140 音声デコーダ部
142 映像デコーダ部
144 字幕デコーダ部
146 データ放送デコーダ部
150 表示制御部
160 メモリ
162 録画データ格納部
164 テーブル格納部
170 制御部
172 SI情報解析部
174 判定部
180 字幕表示位置検出部
ANT アンテナ
SP スピーカ
SB システムバス
DIS 表示部
A〜P 表示領域
CAP1〜CAP5 字幕
CH チャンネル表示
P1,P2 交差点
SB1〜SB3 記号
TB1,TB2 処理テーブル
TIL 番組タイトル

Claims (3)

  1. デジタル放送のストリーム信号を受信する受信部と、
    前記ストリーム信号に含まれるコンテンツを表示する表示部と、
    前記受信部により受信されたストリーム信号から字幕データを分離する分離部と、
    前記分離部で分離された前記字幕データの前記表示部における表示位置を判定する判定部と、
    前記表示部に現在表示されている字幕データの表示位置と、当該字幕データの次に表示される字幕データの表示位置との距離が所定値以上の場合、前記次に表示される字幕データを強調して表示するように、前記表示部を制御する制御部と、
    を具えることを特徴とする放送受信装置。
  2. 請求項1に記載の放送受信装置において、
    前記制御部は、
    前記現在表示されている字幕データの表示位置と、前記次に表示される字幕データの表示位置との距離に応じて、前記次に表示される字幕データの強調の度合いを変更するように、前記表示部を制御する、
    ことを特徴とする放送受信装置。
  3. デジタル放送のストリーム信号を受信する受信部と、
    前記デジタル放送のストリーム信号に含まれるコンテンツを表示する表示部と、
    前記受信部により受信されたストリーム信号から字幕データを分離する分離部と、
    前記表示部を複数の領域に分割し、前記分離部で分離された前記字幕データの、前記複数の領域における表示領域を判定する判定部と、
    前記判定部により判定された、前記表示部に現在表示されている字幕データの表示領域と、当該字幕データの次に表示される字幕データの表示領域とが異なる場合、前記次に表示される字幕データを強調して表示するように、前記表示部を制御する制御部と、
    を具え、
    前記制御部は、
    前記現在表示されている字幕データの表示領域と、前記次に表示される字幕データの表示領域との距離に応じて、前記次に表示される字幕データの強調の度合いを変更するように、前記表示部を制御する、
    ことを特徴とする放送受信装置。
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