JP5159644B2 - 映像記録装置および映像記録方法 - Google Patents

映像記録装置および映像記録方法 Download PDF

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Description

本発明は、撮像部と記録部を別構成とする映像記録装置及びその映像記録方法に関するものである。
従来、取材現場などで撮影された映像は、その記録媒体を放送局に運搬し、編集作業を経てニュース番組などで放送されていた。速報性が求められるニュース番組では、撮影から運搬、編集、放送までの作業が短時間に行われることが望ましい。
このため、撮影部と記録部を別構成とし、撮影部で撮影した映像を無線伝送し、遠隔地に置かれた記録部でこれを受信して記録する映像記録装置が考案されている(特許文献1参照)。このような装置を利用すれば、撮影、運搬、編集、放送という一連の作業のうち、記録媒体の運搬を省略することができ、放送までの作業時間を短縮することができる。
特開2001−313930号公報
しかしながら、取材現場では重要なシーンがいつ発生するか予測できない場合もあり、あらかじめカメラレコーダなどの映像記録装置を稼動させ続け、録画状態を長時間継続しておくことがある。さらには撮像部と記録部とが別構成であることを活用すれば、これまで取材現場に持って行くことが困難だった大容量ハードディスク等を多数備えたサーバ装置などを遠隔地に記録部として構えることが可能となる。これにより、記録時間や記憶容量を気にせず、常に取材現場からの映像を録画状態で稼動させておくような利用形態も可能となる。このような利用形態では、記録部に長時間の映像ファイルが生成されることになる。
図9は従来の映像記録装置で記録された映像ファイルを表した図である。図9において、300は1つの映像ファイル、310は重要なシーンが記録された部分、320は重要なシーンが始まる前の部分、330は重要なシーンが終わった後の部分を表している。
録画状態を長時間継続したことで、映像ファイル300は巨大なサイズのファイルとなっており、そのファイルの中に重要なシーン310が記録されている。
ここで、ニュース番組などの放送で使用するのは、重要なシーン310の部分だけであり、重要なシーン310というのは、多くの場合、数秒から数十秒程度の映像に過ぎない。編集者は、長時間録画された映像の中から編集作業で不要な部分をカットし、映像を加工する必要がある。
例えば、図9において映像ファイル300から重要なシーン310だけを別ファイルとして取り出す場合、まず始めに編集作業のミス(誤ってファイルの削除やデータの上書きなど)に備えて、映像ファイル300を丸ごとコピーしておく。その後で、目的の重要なシーン310をファイル300の先頭からサーチする。そして、目的のシーンを見つけたら、そのシーンを別ファイルとして取り出し、不要な部分を削除する等の作業を行なう。
しかし、図9のファイル300は長時間録画された映像ファイルであるため、巨大なファイルサイズになっており、ニュース番組などでは速報性が求められるにもかかわらず、コピーやサーチなどを伴う編集作業では多くの処理時間を要するという問題がある。
本発明ではこの課題を解決し、長時間の録画を行なっても、編集しやすい映像ファイルを作成することができる映像記録装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、別体で構成される撮像装置と記録装置とを備える映像記録装置であって、前記撮像装置は、撮影中の映像データを前記記録装置に連続的に送信するとともに、前記映像データの撮影中に、前記映像データのファイルの区切りを指示する区切り指示情報を、前記記録装置に送信し、前記記録装置は、前記撮像装置から送信されてくる前記映像データを、記録媒体に1つのファイルとして連続的に記録し、前記撮像装置から前記区切り指示情報を受信すると、前記区切り指示情報以降の前記映像データを別のファイルとして記録し、前記撮像装置と前記記録装置とは、互いに異なる2つの通信網を介して接続され、前記撮像装置は、撮影中の映像データを、伝送遅延の大きい第1の通信網を介して前記記録装置に送信する第1の送信部と、前記映像データの重要部分開始後に、ユーザからの前記区切り指示情報の入力を受け付ける区切り指示情報入力部と、前記区切り指示情報入力部で受け付けた前記区切り指示情報を、前記映像データの重要部分より先に前記記録装置に到達させるために、前記第1の通信網より伝送遅延の小さい第2の通信網を介して前記記録装置に送信する第2の送信部とを備え、前記記録装置は、前記撮像装置から前記第1の通信網を介して送信されてくる前記映像データを、記録媒体に1つのファイルとして連続的に記録する記録部と、前記撮像装置から前記第2の通信網を介して前記区切り指示情報を受信すると、前記記録部を制御して、前記記録部に前記区切り指示情報以降の前記重要部分を含む前記映像データを別のファイルとして記録させる機器制御部とを備える。
また、本発明は、前記撮像装置と前記記録装置とは、互いに異なる2つの通信網を介して接続され、前記撮像装置は、撮影中の映像データを、伝送遅延の大きい第1の通信網を介して前記記録装置に送信する第1の送信部と、ユーザからの前記区切り指示情報の入力を受け付ける区切り指示情報入力部と、前記区切り指示情報入力部で受け付けた前記区切り指示情報を、伝送遅延の小さい第2の通信網を介して前記記録装置に送信する第2の送信部とを備え、前記記録装置は、前記撮像装置から前記第1の通信網を介して送信されてくる前記映像データを、記録媒体に1つのファイルとして連続的に記録する記録部と、前記撮像装置から前記第2の通信網を介して前記区切り指示情報を受信すると、前記記録部を制御して、前記記録部に前記区切り指示情報以降の前記映像データを別のファイルとして記録させる機器制御部とを備えるとしてもよい。
さらに、本発明は、前記撮像装置と前記記録装置とは、互いに1つの通信網を介して接続され、前記撮像装置は、撮影中の前記映像データを、あらかじめ定められた時間遅延させた後に前記通信網を介して前記記録装置に連続的に送信する送信部と、ユーザからの前記区切り指示情報の入力を受け付ける区切り指示情報入力部とを備え、前記送信部は、前記区切り指示情報入力部で受け付けた前記区切り指示情報を、前記通信網を介して前記記録装置に送信し、前記記録装置は、前記撮像装置から前記通信網を介して送信されてくる前記映像データを、記録媒体に1つのファイルとして連続的に記録する記録部と、前記撮像装置から前記通信網を介して前記区切り指示情報を受信すると、前記記録部を制御して、前記記録部に前記区切り指示情報以降の前記映像データを別のファイルとして記録させる機器制御部とを備えるとしてもよい。
また、本発明は、前記撮像装置と前記記録装置とは、互いに1つの通信網を介して接続され、前記撮像装置は、撮影中の前記映像データを、前記通信網を介して前記記録装置に連続的に送信する送信部と、ユーザからの前記区切り指示情報の入力を受け付ける区切り指示情報入力部とを備え、前記送信部は、前記区切り指示情報入力部で受け付けた前記区切り指示情報を、前記通信網を介して前記記録装置に送信し、前記記録装置は、前記撮像装置から前記通信網を介して送信されてくる前記映像データを、あらかじめ定められた時間遅延させた後に、記録媒体に1つのファイルとして連続的に記録する記録部と、前記撮像装置から前記通信網を介して前記区切り指示情報を受信すると、前記記録部を制御して、前記記録部に前記区切り指示情報以降の前記映像データを別のファイルとして記録させる機器制御部とを備えるとしてもよい。
さらに、本発明は、前記撮像装置は、撮影された前記映像データの重要部分開始点を示す第1区切り指示情報と、撮影された前記映像データの重要部分終了点を示す第2区切り指示情報とのいずれかである前記区切り指示情報を前記記録装置に送信し、前記記録装置は、前記撮像装置から前記第1区切り指示情報と前記第2区切り指示情報とのいずれかである前記区切り指示情報を受信すると、前記第1又は第2区切り指示情報以降の前記映像データを別のファイルとして記録するとしてもよい。
また、本発明は、前記記録装置は、前記第2区切り指示情報を受信した場合、前記第2区切り指示情報を受信してからあらかじめ定められた待機時間だけ待機した後、前記第2区切り指示情報以降の前記映像データを別のファイルとして記録するとしてもよい。
なお、本発明は、装置として実現できるだけでなく、その装置を構成する処理手段をステップとする方法として実現したり、それらステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したり、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体として実現したり、そのプログラムを示す情報、データ又は信号として実現したりすることもできる。そして、それらプログラム、情報、データ及び信号は、インターネット等の通信ネットワークを介して配信してもよい。
本発明によれば、異なる2つの通信網の遅延時間の差や、撮像部または記録部に設けられた遅延処理部で映像データのみを遅延させることで、ファイルの区切り指示情報が同時刻の映像よりも先に記録部に伝わるため、録画中でも重要なシーンが新しいファイルに含まれるように切り替えて記録することが可能となる。これによって、最初の重要なシーンは長時間録画された巨大な映像ファイルとは別のファイルになり、2番目以降のファイルでは、重要シーンが常にファイルの冒頭部分に存在することになるため、ファイルサイズが小さく、素早い編集に適した映像ファイルを記録できるという効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1の映像記録装置の概要を示す図である。図1に示すように、実施の形態1の映像記録装置10は、互いに伝送速度の異なる2つの通信網を介して接続される撮像側ユニット100と記録側ユニット200とから構成される。2つの通信網は、第1の通信網900と第2の通信網950とで構成される。例えば、第1の通信網900は遅延の大きなIP(Internet Protocol)通信網を表しており、第2の通信網950は遅延の小さな携帯電話通信網を表している。撮像側ユニット100は、例えば、無線通信機を備えたビデオカメラなどで実現され、記録側ユニット200は、例えば、多数の大容量ハードディスクなどからなる記録部230を備えた記録装置によって実現される。
図2は本実施の形態1の映像記録装置の撮像側ユニット100の構成を表したブロック図である。図2に示すように、撮像側ユニット100は、撮像処理部110、信号処理部120、第1の無線通信部130、第1のアンテナ140、機器操作部150、指示生成部160、第2の無線通信部170、第2のアンテナ180を備えている。また、例えば、第1の通信網900は遅延の大きなIP通信網を表しており、第2の通信網950は遅延の小さな携帯電話通信網を表している。
図3は本実施の形態1の映像記録装置の記録側ユニット200の構成を表したブロック図である。図3に示すように、記録側ユニット200は、第1の通信処理部210、信号処理部220、記録部230、第2の通信処理部250、指示処理部260、および機器制御部270を備えている。また、第1の通信網900及び第2の通信網950は図2で示したものと同じである。
以上のように構成された映像記録装置10について、その動作を説明する。
図2の撮像側ユニット100では、撮像処理部110はカメラマンの操作に従って動画像を撮像し、映像データを生成する。信号処理部120は、MPEGやH.264などの符号化方式に従って映像データを圧縮符号化する。符号化された映像データは、第1の無線通信部130に伝達される。第1の無線通信部130は、第1のアンテナ140を介して符号化された映像データを第1の通信網900へ送信する。なお、第1のアンテナ140から送信された映像データは、最寄りの基地局などの設備で受信され第1の通信網900に伝わる。第1の通信網900は、例えばインターネットなどのIP網であり、送信したデータが相手に届くまでの遅延時間が大きい通信網である。
図3の記録側ユニット200では、第1の通信網900に接続された第1の通信処理部210が、映像データを受信する。受信された映像データは信号処理部220で所定の処理を経た後に、記録部230に映像ファイルとして記録する。録画状態では映像データが連続的に届くので、記録部230に生成される映像ファイルは、徐々にファイルサイズが大きくなっていく。
このように遠隔された2つのユニット間で映像データの記録動作が実行されている状態で、図2の撮像側ユニット100で重要なシーンが始まったとする。この時、撮像側ユニット100を操作するカメラマンは、図2の機器操作部150を操作し、ファイルの区切り指示を装置に伝える。機器操作部150には例えばボタンなどの入力手段が装備され、カメラマンのボタン操作の情報が機器操作部150から指示生成部160へ伝えられる。すなわち、カメラマンがどのボタンを押したかを示す情報が、機器操作部150から指示生成部160へ伝えられる。指示生成部160はボタン操作の情報から指示情報を生成する。この場合では、ファイルの区切り指示に相当するボタンが押され、そのボタンに対応した区切り指示情報が生成される。指示生成部160で生成された区切り指示情報は、第2の無線通信部170に伝達される。第2の無線通信部170は、指示生成部160で生成された区切り指示情報を、第2のアンテナ180に送信する。第2の無線通信部170は、第2のアンテナ180を介して、区切り指示情報を第2の通信網950へ送信する。第2の通信網950は、例えば携帯電話などの回線網であり、送信したデータが相手に届くまでの遅延時間が小さい通信網である。
図3の記録側ユニット200では、第2の通信網950に接続された第2の通信処理部250が、区切り指示情報を受信する。受信された区切り指示情報は指示処理部260で解釈される。指示処理部260は受信された区切り指示情報を解釈し、現在実行中の映像データのファイル記録を新しいファイルに切替えるよう、機器制御部270に指示する。機器制御部270は記録部230の記録動作を制御し、映像データの記録を新しいファイルに切替える。この直後から映像データはこれまで記録してきた映像ファイル(第1の映像ファイル)ではなく、新しい映像ファイル(第2の映像ファイル)の方へ記録される。
IP通信網などにより実現される第1の通信網900は、携帯電話通信網などにより実現される第2の通信網950よりも伝送遅延が大きいので、撮像側ユニット100から映像データがリアルタイムで送信され、かつ、区切り指示情報が生成された時点の映像データと当該区切り指示情報とが同時に送信された場合であっても、区切り情報の方が同時に送信された映像データよりも先に記録側ユニット200に受信されることになる。この結果、映像データの重要なシーンは、途切れることなく第2の映像ファイルの冒頭部分に記録される。
この後、カメラマンが、撮像側ユニット100を用いて取材現場の状況を撮影し続けることにより、撮影された映像データが第1の通信網900を介して記録側ユニット200に送信され続ける。これに対し、記録側ユニット200で受信された映像データは、第2の映像ファイルに記録され続け、第2の映像ファイルは、徐々にファイルサイズが大きくなっていく。
次に再び、カメラマンが、重要なシーンの開始を判断したとき、撮像側ユニット100に備えられた機器操作部150を操作することにより、区切り指示情報が生成され、第2の通信網950を介して記録側ユニット200に送信される。この指示は前述と同様の処理を経て図3の記録側ユニット200で受信され、映像データの記録がさらに新しいファイル(第3の映像ファイル)に切り替えられ、記録動作はさらに継続する。
図4は本実施の形態1の映像記録装置10で、記録部230内に記録された映像ファイルを示した図である。図4において、400は第1の映像ファイル、410は第2の映像ファイル、420は第3の映像ファイルおよび、430は第4のファイルを表しており、440、450及び460は重要なシーンが記録された部分を表している。
図4では重要なシーン440が第2の映像ファイル410の先頭部分に記録され、それ以前に記録された不要な長時間の映像データは、第1の映像ファイル410に分離されている。また、重要なシーン440よりも後に記録された重要なシーン450は、第3の映像ファイル420の先頭部分に分離されている。さらに、重要なシーン450よりも後に記録された重要なシーン460は、第4の映像ファイル430の先頭部分に記録される。
従来であれば、図9に示したように、長時間記録した映像ファイル300は巨大なサイズのファイルになる。しかし、図2の撮像側ユニット100でカメラマンが機器操作部150を操作し、重要なシーンの開始時点ごとにファイルの区切り指示を与えることにより、第1の映像ファイル400以外、すべて、先頭部分に重要なシーンを含む複数の映像ファイルに分割して記録部230に記録することができる。しかも、この区切り指示情報が記録側ユニット200に伝達された時点では、記録側ユニット200の記録部230には重要なシーンの映像データが未だ届いておらず、記録部230は重要なシーンの少し前の映像データを記録している。すなわち、図9の映像ファイル300において、320の位置で示された箇所が、区切り指示情報が記録側ユニット200に到着した位置に相当する。ここで、図3の記録部230が機器制御部270の制御に従ってファイルの切り替え動作を行なうことで、図9の映像ファイル300において、320で示された位置よりも後の映像データは、図4の第2の映像ファイル410として新たなファイルに記録されることになる。
以上のように、本発明の実施の形態1の映像記録装置では、映像データが遅延の大きな通信網を介して伝達され、ファイルの区切り指示情報は遅延の小さな通信網を介して伝達されることにより、区切り指示情報の方が先に記録側ユニット200に届く。この2つの通信網の遅延時間の差によって、記録側ユニット200で重要なシーンがファイルに記録される前に、映像データを記録するファイルが新しいファイルに切替えられ、重要なシーンがこれまで記録してきた長時間の映像ファイルとは別の新しいファイルに記録される。
図4の第2の映像ファイル410は、重要なシーン440を含む映像ファイルであり、重要なシーンよりも前に録画された長時間の不要な映像データや、重要なシーン440よりも後に録画された重要なシーン450を含む映像データ、及び重要なシーン460を含む映像データは、いずれも別のファイルに分離されている。しかも、映像ファイル400以外の映像ファイル410、420、430はすべて、重要なシーン440、450、460を映像ファイルの先頭部分に含み、かつ、図9に示した従来の映像ファイル300と比較してファイルサイズが小さいので、編集作業におけるコピー作業やシーンのサーチなどを短時間で行なうことができる。
なお、実施の形態1では撮像側ユニット100から映像データと区切り指示情報とを無線で伝送する例で説明したが、映像データと区切り指示情報のどちらか一方を有線、もしくは、両方とも有線で伝送しても良い。また、撮像側ユニット100と記録側ユニット200とを結ぶ2つの通信網に遅延差があれば、伝送手段が無線であっても有線であっても、どのような通信網の組合せであっても、本発明と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態2)
次に、本実施の形態2について説明する。実施の形態2では1種類の通信網だけを利用して同様の効果が得られる方法について説明する。
図5は本実施の形態2の映像記録装置の撮像側ユニット500の構成を示したブロック図である。図5において、撮像側ユニット500は、撮像処理部510、信号処理部520、遅延処理部525、無線通信部530、アンテナ540、機器操作部550、及び指示生成部560を備える。また、撮像側ユニット500は、第1の通信網900を介して、記録側ユニットと接続される。撮像側ユニット500において、図2に示した撮像側ユニット100と異なる部分は、遅延処理部525、無線通信部530およびアンテナ540である。遅延処理部525は、信号処理部520で処理された映像データを、あらかじめ定められた時間だけ遅延させ、無線通信部530に伝達する。無線通信部530は、遅延処理部525で遅延された映像データとともに、指示生成部560から伝達された区切り指示情報を第1の通信網900に送信する。なお、本実施の形態2の映像記録装置は、遅延処理部525および遅延処理部625は、いずれか一方を備えるだけでよい。撮像側ユニット500において、撮像側ユニット500に遅延処理部525が備えられていない場合には、無線通信部530は、遅延のない映像データとともに、指示生成部560から伝達された区切り指示情報を第1の通信網900に送信する。
図6は実施の形態2の映像記録装置の記録側ユニット600の構成を示したブロック図である。図6において、記録側ユニット600は、通信処理部610、信号処理部620、遅延処理部625、記録部630、指示処理部660、機器制御部670を備える。また、第1の通信網900は、図5の第1の通信網900と同じものである。記録側ユニット600において、図3に示した記録側ユニット200と異なる部分は、通信処理部610および遅延処理部625である。通信処理部610は、受信したデータから、映像データと区切り指示情報とを分離する。さらに、通信処理部610は、分離された映像データを、信号処理部620に伝達するとともに、分離された区切り指示情報を指示処理部660に伝達する。遅延処理部625は、信号処理部620で記録用に処理された映像データをあらかじめ定められた時間だけ遅延させ、記録部630に伝達する。撮像側ユニット500に遅延処理部525が備えられている場合には、記録側ユニット600において遅延処理部625は必要なく、通信処理部610で、区切り指示情報に対して相対的に、すでにあらかじめ定められた時間だけ遅延された映像データが受信される。
以上のように構成された映像記録装置について、その動作を説明する。図5の撮像側ユニット500では、撮像処理部510で撮像された映像データが、信号処理部520で圧縮符号化され、実施の形態1と同様のあらかじめ定められた映像データ形式となって、遅延処理部525に伝達される。遅延処理部525は、映像データをあらかじめ定められた時間だけ遅延した後、無線通信部530に伝達する。無線通信部530は、アンテナ540を介して映像データを第1の通信網900へ送信する。なお、図示していないが、アンテナ540から送信された映像データは、最寄りの基地局や無線インターフェースなどの設備で受信され第1の通信網900に伝わる。
図6の記録側ユニット600では、第1の通信網900に接続された通信処理部610が、映像データを受信する。信号処理部620は、受信された映像データに、管理情報を付加するなどのあらかじめ定められた処理を行った後に、遅延処理部625に伝達する。映像データは遅延処理部625であらかじめ定められた時間だけ遅延された後、記録部630に映像ファイルとして記録される。撮像側ユニット500の遅延処理部525ですでに遅延処理が行われている場合には、記録側ユニット600に遅延処理部625が備えられる必要はなく、信号処理部620で処理された映像データは、直接、記録部630に伝達され、映像ファイルとして記録される。
このように遠隔された2つのユニット間で映像データの記録動作が実行されている状態で、図5の撮像側ユニットで重要なシーンが始まったとする。この時、撮像側ユニット500を操作するカメラマンは、図5の機器操作部550を操作し、ファイルの区切り指示を装置に伝える。図5の機器操作部550は、図2に示した機器操作部150と同様であり、カメラマンのボタン操作の情報を指示生成部560へ伝える。指示生成部560はボタン操作の情報から指示情報を生成する。この場合では、ファイルの区切り指示に相当するボタンが押され、そのボタンに対応した区切り指示情報が生成される。指示生成部560で生成された指示情報は、無線通信部530に伝達され、映像データに付加され、アンテナ540を介して第1の通信網900へ送信される。
図6の記録側ユニット600では、第1の通信網900に接続された通信処理部610が、指示情報を受信する。受信された区切り指示情報は指示処理部660で解釈される。指示処理部660は受信された区切り指示情報を解釈し、現在実行中の映像データの記録を新しいファイルに切替える指示を機器制御部670に指示する。機器制御部670は記録部630の記録動作を制御し、映像データの記録を新しいファイルに切替える。この直後から映像データはこれまで記録してきた映像ファイル(第1の映像ファイル)ではなく、新しい映像ファイル(第2の映像ファイル)の方へ記録される。
その後、図5の撮像側ユニット500では重要なシーンが終わり、録画動作を継続したまま、カメラマンが次の重要なシーンが開始したと判断すると、再びカメラマンは図5の機器操作部550を操作し、ファイルの区切り指示を装置に伝える。この指示は前述と同様の処理を経て図6の記録側ユニット600で受信され、映像データの記録がさらに新しいファイル(第3の映像ファイル)に切り替えられ、記録動作はさらに継続する。
図4は本実施の形態2の映像記録装置で記録された映像ファイルを表した図であり、実施の形態1で説明したものと同じであるので、説明を省略する。
従来であれば、図9に示したように、長時間記録した映像ファイル300は巨大なサイズのファイルになる。しかし、図5の撮像側ユニット500でユーザが機器操作部550を操作し、ファイルの区切り指示を与えると、この区切り指示情報は同時刻に撮像された映像データよりも先に図6の記録側ユニット600に伝達される。この理由は、図5の撮像側ユニット500に遅延処理部525が備えられ、映像データはあらかじめ定められた遅延を経てから送信されるためである。または、図5の撮像側ユニット500に遅延処理部525が備えられていない場合には、図6の記録側ユニット600に遅延処理部625が備えられ、撮像側ユニット500から受信した映像データがあらかじめ定められた遅延を経て記録部630に伝達されるからである。このため、区切り指示情報が記録側ユニット600に到達した時点では、未だ記録側ユニット600の記録部630には重要なシーンの映像データが未だ届いておらず、重要なシーンの少し前の映像データを記録していることになる。
図9の映像ファイル300において、320の位置で示された箇所が、指示情報が到着した位置に相当する。ここで、図6の記録部630が機器制御部670の制御に従ってファイルの切り替え動作を行なうことで、図9の映像ファイル300において、320で示された位置よりも後の映像データは、図4の第2の映像ファイル410として記録されることになる。
以上のように、本実施の形態2の映像記録装置では、撮像側ユニット500に遅延処理部525を設ける、又は撮像側ユニット500の遅延処理部525の代わりに、記録側ユニット600に遅延処理部625を設けることで、ファイルの区切り指示情報と同時刻の映像データよりも、区切り指示情報の方を先に記録側ユニット600の記録部630に届けることができる。この時間の差によって、重要なシーンがこれまで不要な映像データの記録を続けてきた従前のファイルに記録される前に、新しいファイルに切替えられ、重要なシーンがこれまでの長時間の映像ファイルとは別ファイルに記録される。
図4の第2の映像ファイル410は、重要なシーン440を含む映像ファイルであり、重要なシーン440よりも前に録画された長時間の映像ファイル400は、別のファイルに分離されている。重要なシーンよりも後に録画を継続している映像は、別のファイルに分離されている。従って、映像ファイル400以外の映像ファイル410、420および430はいずれも、重要なシーン440、450及び460を必ず各映像ファイル410、420および430の先頭部分に含み、かつ、図9に示した従来の映像ファイル300と比較してファイルサイズが小さいので、編集作業におけるコピー作業やシーンのサーチなどを短時間で行なうことができるというメリットがある。
なお、実施の形態2では撮像側ユニット500に遅延処理部525を設けて映像データを遅延させる例で説明したが、図6の遅延処理部625のように、記録側ユニット600に遅延処理部625を設けて、受信した映像データを遅延させてから記録しても良い。撮像側ユニット500に遅延処理部525を備える代わりに、記録側ユニット600に遅延処理部625をそなえることにより、放送局毎に遅延処理部625の遅延時間を調整することができる。この場合、放送局毎に遅延時間を一定とすることができる。また、撮像側ユニット500と記録側ユニット600との両方に遅延処理部525、625を備えるとしても問題はない。この場合、例えば、いずれかの遅延処理部の動作を停止させ、遅延時間の長い方に合わせるとしてもよい。撮像側ユニット500と記録側ユニット600の少なくともどちらか一方に映像データを遅延させる仕組みがあれば、重要なシーンが従前の映像ファイルに記録されるよりも前に区切り指示情報が記録部630に届き、図6の機器制御部670が映像データの記録を新しいファイルに切替えることができ、本発明の効果を得ることができる。
なお、上記実施の形態1及び2では、重要シーンの開始毎に映像ファイルを切り替える例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、重要シーンの開始と終了との両方で映像ファイルを切り替えるとしてもよい。すなわち、重要シーンの部分だけをそれぞれ1つの映像ファイルに記録するとしてもよい。図7は、重要シーンの開始と終了との両方で映像ファイルを切り替えた場合に、記録部に記録される映像ファイルの一例を示す図である。同図に示すように、記録部は、録画開始から録画を継続し、重要なシーン310が開始するまでの不要な映像データだけを記録した映像ファイル800と、重要なシーン310を含む映像ファイル810と、重要なシーン310の終了後、録画を継続したことによる不要な映像データを記録した映像ファイル820とを記録することができる。
この場合、実施の形態1及び2において、撮像側ユニット100、500及び記録側ユニット200、600の構成を全く変更せずに実現することができる。具体的には、撮像側ユニット100、500の機器操作部150、550に備えられる、ファイルの区切りを指示するボタンを、カメラマンが重要シーンの開始と、重要シーンの終了とで1回ずつ押すことによって実現することができる。ただし、この場合、カメラマンは、重要シーンの終了時に区切り指示ボタンを押すときは、重要シーンの開始時に押すときよりも時間を置いてから区切り指示ボタンを押さなければならない。理由は、映像データの方が同時刻に生成された区切り指示情報よりも遅く記録部230、630に届くので、重要シーンの終了と同時にボタンを押した場合、重要シーンの終了よりも前に区切り指示情報が届いてしまうからである。この結果、重要シーンの途中で、映像データのファイルが新しい映像ファイルに切り替えられてしまうことになる。しかしながら、カメラマンが適切なタイミングで重要シーンの開始時および終了時にファイルの区切りを指示するボタンを押すことにより、図7に示すような映像ファイルを記録部に記録することができる。
映像ファイル800は、重要シーン310の開始と同時にカメラマンが区切り指示ボタンを押した場合、映像データを伝送する伝送路の遅延または遅延処理部による遅延により、映像データよりも早く区切り指示情報が記録部に届いた時点320で新たな映像ファイル810に切り替えられる。また、重要シーン310の終了時からこの遅延時間を経過後、さらに待機時間を置いて区切り指示ボタンを押した場合、映像データの記録は、重要シーン310の終了から待機時間を経過した時点330で新たな映像ファイル820にファイルが切り替えられる。その後、重要なシーンがないまま撮影が続けられた場合、不要な映像データのみからなる映像ファイル820が記録部に記録される。
このように、不要な映像データのみからなる映像ファイルと、重要シーンが取り出された映像ファイルとが記録部に記録された場合、重要シーンを含む映像ファイルが必ずしも小さいファイルとは限らないので、編集者にはどの映像ファイルが重要シーンを含む映像ファイルか区別がつかない可能性がある。図8は、不要な映像データのみからなる不要ファイルと重要シーンを含む重要ファイルとをファイル名で識別するためのテーブルの一例を示す図である。同図に示すように、例えば、重要ファイルと不要ファイルとのファイル名をそれぞれテーブルにリストアップすることにより、編集者は容易に記録部から重要ファイルを読み出して編集することができる。また、テーブルを作成しなくてもよく、例えば、図8に示すようにファイル名の先頭2文字が「SG」で始まる映像ファイルは、重要シーンを含むファイルであり、先頭2文字が「NG」で始まる映像ファイルは重要なシーンを含まない不要なファイルであると判断してもよい。また、このように映像ファイルのファイル名により、重要ファイルと不要ファイルとを区別するのでなく、例えば、各映像ファイルの先頭に、重要ファイルであるか不要ファイルであるかを示すフラグを付加しておいてもよい。
なお、上記の例では、撮像側ユニット100、500と記録側ユニット200、600との構成を変更することなく重要なシーンの開始時と終了時とで映像ファイルを切り替える例について説明したが、異なる構成としても実現できることは言うまでもない。例えば、撮像側ユニット100、500の機器操作部150、550に、重要シーン開始ボタンと重要シーン終了ボタンとを備え、指示生成部160、560は重要シーン開始ボタンと重要シーン終了ボタンとにそれぞれ対応する開始区切り情報と終了区切り情報とを生成するとしてもよい。これに対し、記録側ユニット200、600の指示処理部260、660は、開始区切り情報を受け取った場合には、即座に映像ファイルを切り替えるための区切り指示情報を機器制御部270、670に伝達し、終了区切り情報を受け取った場合には、映像データの遅延時間を超えるあらかじめ定められた待機時間だけ待機した後、記録部での映像ファイルを切り替えるための区切り指示情報を機器制御部270、670に伝達するとしてもよい。
また、撮像側ユニット100、500の機器操作部150、550に、重要シーン開始ボタンと重要シーン終了ボタンとを備え、指示生成部160、560は重要シーン開始ボタンが押されたことを示す信号を受け取ったときには即座に区切り指示情報を生成して無線通信部に伝達し、重要シーン終了ボタンが押されたことを示す信号を受け取ったときには、映像データの区切り指示情報に対する遅延時間を越える待機時間だけ待機した後、区切り指示情報を無線通信部に伝達するとしてもよい。
なお、ブロック図(図2、図3、図5、図6など)の各機能ブロックは典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されても良いし、一部又は全てを含むように1チップ化されても良い(例えばメモリ以外の機能ブロックが1チップ化されていても良い。)。
ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用しても良い。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
また、各機能ブロックのうち、符号化または復号化の対象となるデータを格納する手段だけ1チップ化せずに別構成としても良い。
本発明にかかる映像記録装置は、撮像部と記録部とが別構成で通信網を介して遠隔された状態で映像ファイルを記録する映像記録装置に適用でき、特に、即時性を要求される報道用カメラと放送局に設置される記録装置とからなる映像記録装置に適用できる。
本実施の形態1の映像記録装置の外観を示す図である。 本実施の形態1の映像記録装置の撮像側ユニットの構成を表すブロック図である。 本実施の形態1の映像記録装置の記録側ユニットの構成を表すブロック図である。 本発明の映像記録装置で記録された映像ファイルを表す図である。 本実施の形態2の映像記録装置の撮像側ユニットの構成を表すブロック図である。 本実施の形態2の映像記録装置の記録側ユニットの構成を表すブロック図である。 重要シーンの開始と終了との両方で映像ファイルを切り替えた場合に、記録部に記録される映像ファイルの一例を示す図である。 不要な映像データのみからなる不要ファイルと重要シーンを含む重要ファイルとをファイル名で識別するためのテーブルの一例を示す図である。 従来の映像記録装置で記録された映像ファイルを表す図である。
100、500 撮像側ユニット
110、510 撮像処理部
120、520 信号処理部
130 第1の無線通信部
140 第1のアンテナ
150、550 機器操作部
160、560 指示生成部
170 第2の無線通信部
180 第2のアンテナ
200、600 記録側ユニット
210 第1の通信処理部
220、620 信号処理部
230、630 記録部
250 第2の通信処理部
260、660 指示処理部
270、670 機器制御部
525、625 遅延処理部
530 無線通信部
540 アンテナ
610 通信処理部
900 第1の通信網
950 第2の通信網

Claims (4)

  1. 別体で構成される撮像装置と記録装置とを備える映像記録装置であって、
    前記撮像装置は、撮影中の映像データを前記記録装置に連続的に送信するとともに、前記映像データの撮影中に、前記映像データのファイルの区切りを指示する区切り指示情報を、前記記録装置に送信し、
    前記記録装置は、前記撮像装置から送信されてくる前記映像データを、記録媒体に1つのファイルとして連続的に記録し、前記撮像装置から前記区切り指示情報を受信すると、前記区切り指示情報以降の前記映像データを別のファイルとして記録し、
    前記撮像装置と前記記録装置とは、互いに異なる2つの通信網を介して接続され、
    前記撮像装置は、
    撮影中の映像データを、伝送遅延の大きい第1の通信網を介して前記記録装置に送信する第1の送信部と、
    前記映像データの重要部分開始後に、ユーザからの前記区切り指示情報の入力を受け付ける区切り指示情報入力部と、
    前記区切り指示情報入力部で受け付けた前記区切り指示情報を、前記映像データの重要部分より先に前記記録装置に到達させるために、前記第1の通信網より伝送遅延の小さい第2の通信網を介して前記記録装置に送信する第2の送信部とを備え、
    前記記録装置は、
    前記撮像装置から前記第1の通信網を介して送信されてくる前記映像データを、記録媒体に1つのファイルとして連続的に記録する記録部と、
    前記撮像装置から前記第2の通信網を介して前記区切り指示情報を受信すると、前記記録部を制御して、前記記録部に前記区切り指示情報以降の前記重要部分を含む前記映像データを別のファイルとして記録させる機器制御部とを備える
    映像記録装置。
  2. 前記撮像装置は、撮影された前記映像データの重要部分開始点を示す第1区切り指示情報と、撮影された前記映像データの重要部分終了点を示す第2区切り指示情報とのいずれかである前記区切り指示情報を前記記録装置に送信し、
    前記記録装置は、前記撮像装置から前記第1区切り指示情報と前記第2区切り指示情報とのいずれかである前記区切り指示情報を受信すると、前記第1又は第2区切り指示情報以降の前記映像データを別のファイルとして記録する
    請求項に記載の映像記録装置。
  3. 前記記録装置は、前記第2区切り指示情報を受信した場合、前記第2区切り指示情報を受信してからあらかじめ定められた待機時間だけ待機した後、前記第2区切り指示情報以降の前記映像データを別のファイルとして記録する
    請求項記載の映像記録装置。
  4. 別体で構成される撮像装置と記録装置とを備える映像記録装置における映像記録方法であって、
    前記撮像装置は、映像データを撮影しながら、撮影される前記映像データを前記記録装置に連続的に送信し、前記映像データの撮影中に、前記映像データのファイルの区切りを指示する区切り指示情報を、前記記録装置に送信し、
    前記記録装置は、前記撮像装置から送信されてくる前記映像データを、記録媒体に1つのファイルとして連続的に記録し、前記撮像装置から前記区切り指示情報を受信すると、前記区切り指示情報以降の前記映像データを別のファイルとして記録し、
    前記撮像装置と前記記録装置とは、互いに異なる2つの通信網を介して接続され、
    前記撮像装置において、
    撮影中の映像データを、伝送遅延の大きい第1の通信網を介して前記記録装置に送信する第1の送信ステップと、
    前記映像データの重要部分開始後に、ユーザからの前記区切り指示情報の入力を受け付ける区切り指示情報入力ステップと、
    前記区切り指示情報入力ステップで受け付けられた前記区切り指示情報を、前記映像データの重要部分より先に前記記録装置に到達させるために、前記第1の通信網より伝送遅延の小さい第2の通信網を介して前記記録装置に送信する第2の送信ステップとを含み、
    前記記録装置において、
    前記撮像装置から前記第1の通信網を介して送信されてくる前記映像データを、記録媒体に1つのファイルとして連続的に記録する記録ステップと、
    前記撮像装置から前記第2の通信網を介して前記区切り指示情報を受信すると、前記記録部を制御して、前記記録部に前記区切り指示情報以降の前記重要部分を含む前記映像データを別のファイルとして記録させる機器制御ステップとを含む
    映像記録方法。
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